青木智仁氏を偲んで | ｕｎｊｏｕｌ★多趣味な雪女★

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2006年07月13日

　あたくし、遅すぎました（涙。
少し音楽から離れていたと思っていたのに・・・
そのほんの少しの間で、こんなに悲しいことがあったなんて（号泣。

　角松さんのコメントの「短さ」から「身近さ」を感じました。
とっても大切にしていたから、何も公の場で言う必要はないですよね。
あたくしも以前大好きなアーティストが亡くなった時、そして１０年以上経った今でも
その想いを口に出せません。

「悲しい」「どうして」「まだ若いのに」「会いたい」

　口に出したら認めてしまう気がするというよりも、
あたくしの中では生き続けているので、亡くなった今でも
側にいそうな温もりは感じられると言うかなんと言うか・・・。
　ただ、違うのは「成長しない」ということ。
あたくしだけ「成長」してしまって、そのアーティストはあの時のまま・・・。
　でも、あたくしの「成長」と共に残してくれた「音楽」は一緒に
「成長」していると思っています。

　リズム隊が大好きで、ベース、ドラムの音だけ察知してしまうほど。
ベーシストは頑固で絶対信念を曲げないっ！
って感じの方が見た目で多い中、青木氏は笑顔で楽しそうに演奏している姿が
印象的でした。いろんな気遣いをしながら演奏しているのだと。
自分の位置をしっかりと把握しているからこそ、出来ることなのなぁと
思っておりました。

　人間の死には二つあります。
ひとつは「肉体の死」。
もうひとつは「記憶の死」。
　「肉体の死」はどうすることも出来ませんが
「記憶の死」をさせることはありません！
青木氏のベース音を聞いてベーシストを目指したりした方も
沢山いらっしゃると思います。
そういう方がまた次世代へ繋いで行く。
語り継ぐことで青木氏への記憶を死なせることはないと思っています。

　今、角松さんの「AUGUST　RAIN」を聞いています。
青木氏のベースを聞きながら。
６月に誕生し、その誕生した日に去っていった青木氏。

「もしもあなたと出会えなければ　今の僕はなかった」

　このフレーズが今のあたくしの気持ちにはピッタリだと思っています。

　よし！オット君のベースを眺めながら一杯いただくとしよう♪(*￣ー￣)ｖ

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