いつまでも…二人で

いつまでも…二人で

2024.05.20
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テーマ: 独り(46)
カテゴリ: 時間



何年も経験を積み重ねても、休日を挟むとまた初心に戻るような
ほんの少しの緊張と不安が入り混じるような、寒くなりかけた初秋の朝のような凛とした清々しさにも似ているように思うのです

夫の療養期間はお仕事をセーブしていて、夫の通院や夫の体調が最優先でしたので
曜日のリズムのようなものもすっかりと忘れていました

死別から一年は、独りで日常生活を送るためのリズムがわからず
二人だったリズムのまま生活していましたけれど

一年を過ぎれば、なんとなく一人の感覚が生まれて来て
二年が過ぎれば、独りのリズムが出来上がりつつあります

そうしたら、お仕事に重心を置いていたころの
仕事のリズムも思い出してきて、懐かしく思うこともあります

これからは、少しずつお仕事の量も減らしていって
いつか迎える人生最後の時に、思い残すことが無いように
有限の人生時間を無駄に使わないようにしていこうと思っています

新しく趣味を見つけるとかサークルに入るとか
そんなに肩に力を入れるようなスタンスではなくて

ふと、したいなぁ~と思えることは
通り過ぎるまでに取り敢えず掴んで、試してみる…

こんな感じで何物にも縛られるのではなくて
心の欲するままに、動いて行きたいな、と思っています

もう、夢や希望なんて大それたものはカケラもなくて
一人だからこそ、できる事があるんじゃないかなとこの頃思うようになったので
その日その日に思いついたことを、迷うことなくしていきたいな、と思っています

そんなことを思いついたのも
母の日に頂いたフラワーアレンジメントも生花だったから、お花も枯れていって
数本だけになって…

生け直してみました ⇩




生あるものは必ず朽ちる…
その当たり前の事を見失うことが多いから…

実は、時間はそんなに残っていないのかもしれないのですよね


~*~*~*~*~*~*~*~*


夫と子供代わりの柴犬もとっくに天寿を全うして、今頃夫と一緒なのだろうし
犬の寿命としては長い方の16歳で旅立ちましたが
人間と比べれば短い一生ですが、与えられた16年間を必死で生きて私達を助けてくれて、笑顔にしてくれて時間を無駄にすることなく、生き抜きました

生きる…という事を教えてくれたと思っています
(そっくりな写真をフリー素材からお借りしました)




こんなことを思い出していると
私の今までの人生は、本当にキラキラと輝いていたし
とても充実した時間を過ごしていたことに気付かされます

胸の中に入る思い出の量が限られているとするならば
私はもしかしたら、もう一杯で入らないくらいたくさんの輝かしい想い出に満ちているのかも知れません

だからこれ以上、無理に輝かしい想い出を入れようと思っていませんから
持っている思い出を忘れないように、大切にして

これまで以上の輝きは無いでしょうが、それなりに笑顔になれるような思い出を作って行ければな、と思っています
こういう風にしていくのが
一人生活のリズムになって、なんとか生きて行けるのではないかと思うのです





今日もお読みくださってありがとうございました(*- -)(*_ _)ペコリ




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最終更新日  2024.05.20 22:05:36
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