ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン& オペラとクラシックコンサート通いのblog
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14:00〜 大宮ソニックシティ 大ホール 1階右手 J.シュトラウスII世:「こうもり」序曲 / ワルツ「春の声」 ロッシーニ:「ウィリアム・テル」序曲 / 「セヴィリアの理髪師」 〜 "今の歌声は" ヴェルディ:「運命の力」序曲 / 「椿姫」 〜 "不思議だわ! 〜 花から花へ" サン=サーンス:「パリュサティス」 〜 "ナイチンゲールと薔薇" オッフェンバック:「天国と地獄」序曲 ベッリーニ:「テンダのベアトリーチェ」幕切れ サン=サーンス:「サムソンとデリラ」バッカナール トマ:「ハムレット」〜 オフィーリアの狂乱の場 <アンコール> プッチーニ:「蝶々夫人」第一幕登場の場 J.シュトラウスII世:「こうもり」〜 "公爵様、あなたのようなお方は" ソプラノ:エディタ・グルベローヴァ 東京フィルハーモニー交響楽団 指揮:ペーター・ヴァレントヴィッチ さて。 4ヶ月ぶりの更新であります。 まぁ、正直言うと、その間あまり聞いてなかったというのもあります。例によって夏は出掛けていたし、暑中お見舞いでひとくさり書いても良かったんだけれど、結局すっ飛ばして今日に至ります。先月もねぇ、あんまり聞いてないし、新国の魔笛はめんどくさくなってすっ飛ばしちゃったし..... というわけで、当然書かねばなるまいグルベローヴァで復帰です。 で。 グルベローヴァ......一応、今回が最後の来日だそうです。多分、今度は本当なんじゃないかなぁ。いえね、例えば、マスタークラスなんかで来てくれないかな、とか思ったりはするのですが、でも、正直言うと、もう日本まで来るの、しんどいんじゃないかなぁと。 大宮ソニックシティの大ホール。悪いホールではないです。ただ、収容2,500席で2階建。つまり、広いんですよ。横にも、奥にも。私は前の方の脇だったんですが、前の方だから一応聞こえてたけど、あれ、2階席とかしんどいんじゃないかなぁ。その2階席は結構空いていた様子。1階も、右後方はかなり空席が。で、この公演、実はソニックシティの会員とかだと半額なんですよね。S席16,000円が8,000円。助成が出るから、ってことなんでしょうけど、それもびっくりなら、それでも満席にならないという.....そして、そのせいか、いまいちお客の熱量が低い。 でもねぇ。私みたいに昔から知ってる人ならともかく、そうでなくて、冷静な目を持ってる人なら、確かに行かないかも知れないですね。あと2回の公演のチケットもあるようだし、先週の大阪の公演は安売り券まで出してたし。 実際、今回のグルベローヴァはかなり苦しかった。それでもこのプログラム組むのはさすがですが、正直、いいと思ったのはベッリーニくらい。コントロールしようとする意志とその成果はさすがではありますが、でも、衰えは隠せない、をちょっと通り越している。最初の春の声とか、正直、何をしたいかはよく分かるのだけど、歌になってない。後に進むにつれ、徐々に上げては来ましたが..... 個人的には5年前だったか、ミュンヘンに聞きに行って以来、もうお別れする覚悟は出来ているので、今更ではあるけれど、今回のを聞くと、まぁ、そうだよねぇ、という気はします。 それでもね、聞けば、歌として上手いなぁ、とは思うんですよね。でも、こっちは、数々のグルベローヴァの歌唱が脳裏に残っているから、そこと比べると、ねぇ。 今回アンコールで蝶々夫人やってましたが、正直そんなのいらない。それより、歌曲を歌って欲しいんですけどね。でも、10年以上前だったか、大阪かどこかで歌曲のリサイタルやったらやっぱりお客の入りは良くなかったですしね。 まだ2回あるし、毎回後のコンサートの方が良くなる傾向なので、そこに期待します。
2018年10月21日
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