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2008.07.29
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カテゴリ:
暇と少しばかり金銭的余裕ができたので、
かねてから行きたいと思っていた伊勢神宮に行くことにした。

品川駅から初めて乗る新幹線ひかりでまずは名古屋まで行く。
そこから近鉄特急ビスタカーで伊勢市駅まで1時間半。

途中の景色で工場排煙がやけにもくもくと出ていて見ているだけで
咳き込んでしまうようなところがあった。そのときに停車した駅が四日市。

そういえば小学校の頃、公害の勉強をしたとき四日市喘息について学習したっけ!

と思い出した。

今は公害問題は解決したのだろうか?しかし私なんぞは窓外の景色を
見ているだけで咳き込んでしまったのだから、今現在そこに住んで
いる方々は大丈夫なのであろうか? と心配になる。

やがて農村部に入りしばらくすると伊勢市に。

伊勢市駅前はシャッターが下りている店が割と多かった。
伊勢神宮参拝で景気がいい所なのかと思っていたが。

伊勢市から歩いて5分ぐらいのところに外宮(げくう)がある。

伊勢神宮という名は通称であり、正式名称は

「神宮」

である。しかも外宮と内宮(ないくう)二つあわせて「神宮」である。

内宮はおかげ横丁もあって有名で、祭神は皇室の先祖神天照大御神。
外宮の祭神は豊受御大神で天照大御神に食事を供する神である。

日本書紀によると天照大御神が雄略天皇の枕元に現れておっしゃるには、

「食事を供してくれるものがなく、私は伊勢の地で一人いるのは
 苦しいから、丹後にいる豊受大御神を私の近くによびよせよ」

とのことで、食事担当の神である豊受御大神が今の外宮の地に移られた
ということになっている。

が、食事担当の神であれば同じ内宮に一緒にお祭りしたほうがいい
ような気がするのだが、実際には内宮から数キロ離れた地に大だい的に祭られている。

不思議である。

豊受御大神は記紀神話にも詳細な記述がない謎の神である。
本当に外宮の祭神は天照大御神の食事を提供する神なのであろうか?

木々の圧倒的な存在感を感じる。遠くから外宮を見ているだけで
神聖な感じがする。入り口で案内の資料をもらい鳥居をくぐり
手水舎で清める。

まず最初に向かったのは、別宮の一つであり豊受御大神の荒魂を
お祭りしている多賀宮(たかのみや)である。

この宮だけ小高い所にあるので石段を登っていく。

1993年5月号の『文芸春秋』に面白い記事が載っていた。
ライターの人が書いた記事だが、

「世界一の超能力者日本滞在記」

といった内容のものである。

私は80年代前半のアイドルについて色々書いている最中なので
93年なんかつい最近のような気がしてしまうが、記事を見ると
皇太子の御結婚や宮沢りえと貴乃花の破局の話がところどころに
出ていてやはり時代を感じさせてしまう。
立花隆の『臨死体験』が連載されていて中々面白かった。

特に皇室の方々の結婚は保守系雑誌の『文芸春秋』にとってメインの話題ともいえる。

「世界一の超能力者日本滞在記」について。

「世界一の超能力者」とは、ソ連のアカデミー調査で「世界一」の称号がついたということが売りのブルガリア人の女性のことで、番組企画で来日が決まったそうだ。

彼女は、ブルガリア国家認定のヒーラーだそうでヒーリングで病気治療を行うらしい。

その女性によると前世は日本人だったとのこと。
「ぜひ日本に行きたい」と熱望したことによって来日が実現したそうだ。
そして彼女が来日したら最初に行きたい場所が

伊勢神宮の外宮

であるとのこと。

この記事のライターと番組ディレクターで彼女と一緒に伊勢神宮に行ったのだ。彼女は外宮に到着するや正殿ではなく別宮である多賀宮に向かったそうである。しかも階段を上っていく速さも尋常ではなく誰もその
スピードについていくことはできなかったと。

多賀宮につくや

「ここに神がおられます」

と言って彼女は涙を流しながらその場にひざまづいたという。
漏れ聞く噂によると彼女は

「そこは『ヤハウェ』が静まる場所である」

とも言ったという。

『ヤハウェ』はユダヤ教の最高神であり創造神、
そしてキリスト教やイスラム教の最高神でもある。

多賀宮は小さな社で、静かな場所でありながらも何か威厳を感じる場所であった。誰もいなかったのでしばらく一人でお参りをする。

私は超能力者でもないので多賀宮にそのような神の姿を感じることは
無かったのだが、ちょっと小高いところにひっそりと佇んでいる
多賀宮にそのような話があったというのは興味深いことである。

「文芸春秋」誌の記事の続き。

この記事のメインは実は多賀宮の話ではない。
この後彼女にメッセージが降りて奈良の飛鳥に行くことになる。

そこで彼女は卑弥呼の霊と交信する。そして飛鳥の石舞台古墳近くの公園で

「ここが卑弥呼のいた場所、ここが邪馬台国!」

と告げ、気分が悪くなって倒れるのであった。

実は同じライターが、同じ年の5月号の『ムー』(学研)に
「邪馬台国は実は奈良だった!?」というような記事を書いているので、その記事を読んだほうがもっと詳細がわかるはずであるが、こちらの方は未読である。

そう、「世界一の超能力者日本滞在記」は『文芸春秋』なんかよりも『ムー』にこそ最もふさわしい記事である。なぜに保守系雑誌の『文芸春秋』にこのような記事が掲載されていたのか。

さらに余談。
この記事では、取材インタビュー中に彼女がついうっかり

「天皇家とユダヤの関係の秘密」

について話してしまったと書かれている(が、その内容は不明)。

「だめだめ、まだこの話をしてはいけないと言われてたのに、
 ついうっかりしゃべってしまった」

と言っていたそうで、後でそのときのビデオを調べてみたら、
その問題のインタビュー部分だけビデオに写っていなかったそうだ。

さらなる余談。

伊勢神宮といえば、三種の神器のひとつ

八咫鏡(やたのかがみ)

が奉納されている。

八咫鏡は天皇陛下でさえ見ることができない秘宝中の秘宝らしいが、
明治政府初代文部大臣だった森有礼がこの八咫鏡を見たという噂がある。

そしてなんと八咫鏡を見た森有礼が、

「鏡の裏面には古代ヘブライ語による文字が書かれていた」

と洩らしたそうだ。

しかもその文字の内容は旧約聖書の

 われは在る、そして在る存在である

という出エジプト記に書かれた有名な一節であると。

あまりにも出来すぎた話であるので信憑性は極めて薄いとは思うが、
その頃の明治政府は廃仏毀釈を行うなど、寺院関係は壊滅の危機に
あったわけで、皇室神に対してこのような不敬なことは行わない
だろうが、明治新政府はその頃とても横暴であったのだろうとは
想像にかたくない。

その森有礼は神道系の若者に暗殺されてしまった。

以上で余談終わり。

外宮の拝殿でお参りする。

隣には2013年に正殿の場所が移る式年遷宮地が広がっている。

正殿だけでなく、さきほど述べた多賀宮などの別宮、そして
周辺の神社の社もみな20年ごとに立て替えられる。

神宮の社は20年に一回すべて隣の空き地に新しく建設し直されるのだ。
それが式年遷宮と呼ばれる行事で2013年に執り行われる。
確か2007年から式年遷宮に向けての行事が始まっており、
それが山口祭と呼ばれるものである。

外宮参拝をすませ、その式年遷宮地の前に行きしばらく空き地を見ていた。
何もない空き地に犬小屋のような掘っ立て小屋が一つぽつんとたって
いる。

そここそに「心の御柱」と呼ばれるものが埋まっているそうである。
その柱は誰も見ることができない秘中の秘でもある。

他の人はさほど遷宮地に関心を示していないようだったが、
私は飽きることもなくいつまでも見ていたい気分になった。

そしてしばらくこの場所を見続けていたのだった。
伊勢神宮 外宮 と 式年遷宮地





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Last updated  2008.07.29 15:41:31
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