ワインヲタ入門生のチラシの裏

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2007年10月15日
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久々の自宅消費ワインです^^フラミンガム ソーヴィニヨン・ブラン06です。ニュージーランド南島の最北端に位置するマールボロ地方のワイナリーで、従業員12名という小規模ないわゆるブティックワイナリーです。栽培している葡萄はソーヴィニヨン・ブランやピノ・ノワールといったニュージーランド定番の品種だそうです。特に、ソーヴィニヨン・ブランに関しては国を挙げて調査、研究をしているようで力入ってます。
価格は、2000円程度のところが多く、私も近所のスーパーで2200円で買いましたが、写真のお店では2047円です。

色は薄い黄色。かなり薄めで樽熟甲州くらいの濃さしかありません。

香りは、まさにこれぞニュージーランドのソーヴィニヨン・ブランといったもので、グレープフルーツやライム、青い草系の香りと鉱物感のあるミネラル、メロンやリンゴといったやや濃い目のフルーツ、そして微かな土っぽさが感じられます。時間が経って温度が上がると、メロンっぽさが少し強くなります。

味わいは、果実味と酸味のバランスがとてもよく、甘酸っぱい良い調和になっています。それぞれの要素の強さも良い具合で味全体が強すぎるということも弱すぎるということもありません。もちろん、ミネラル感もしっかりでやや塩気が感じられます。また、微かな苦味もありました。ボディはこの手のワインの中ではやや柔らかめだと思います。
余韻はミネラル+柑橘がじんわり残ります。

味のバランスがよく、香りも強いため単独でも十分楽しめますが、フードフレンドリーなワインであることも間違いありません。シーフードなら鮮魚にもOKで、にぎり寿司にもいけます。特に貝類やイカよりは魚の方が合うようで、白身赤身ともにいけます。
また、鶏肉にもよく合い(個人的には魚以上に鶏肉と合うと思います)、私がよく作っている肉じゃがの鶏肉版とはかなり良い相性でした。もちろん、定番の焼き鳥(塩)や鶏肉を使った中華風のサラダや野菜炒めにもいいですね。

この国のソーヴィニヨン・ブランのレベルの高さをあらためて感じられる1本でした。流石国家のプロジェクトになるだけあります。クラウディー・ベイだとちょっと高いなというときにはこちらをオススメします^^





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最終更新日  2008年11月28日 08時15分52秒
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