ワインヲタ入門生のチラシの裏

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2008年02月07日
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カテゴリ: イタリアワイン

今日はちょっと久々のイタリアワインです。ルブラート アリアニコ・イルピニア04。生産者はフェウディ・ディ・サン・グレゴリオ。カンパーニャ州の旧アッピア街道沿い一帯にブドウ栽培を奨励し、 ワイン造りの伝統を築いた6世紀末の教皇グレゴリオ1世に敬意を表し、聖グレゴリオの領地という言葉を社名にしているのだそうです。地元の品種にこだわったワイン造りを行っています。
セパージュは南イタリアの品種アリアーニコに少量のピエディ・ロッソを加えているそうです。価格は写真のお店で2205円ですが、ビンテージ違いで、写真のお店のものは05です。

色はガーネット。深く、透明度は極めて低いです。ただ、エッジは鮮やかなルビーです。

香りはプラム、熟した黒ベリー、煮詰めたチェリーといった濃厚なフルーツ香が先にたちますが、それだけでなく土やトリュフ、スパイス、シガーといった香りやミネラルも感じられます。また、時間経過とともにストロベリーやラズベリーといった赤ベリー、イチジクといった風味も表われてきます。

味わいは、しっかりした果実味とそれに負けない酸味があり甘酸っぱ系です。また、タンニンもコシが強く、目鼻立ちのはっきりしたタイプのワインです。ボディはフルボディ。ただ、まろやかさと滑らかさがあるタイプなので飲みやすさはあります。
余韻には少しのスミレっぽさと赤い果実を感じます。

食事にあわせるなら、赤身のお肉がいいタイプでしょう。ローストビーフやステーキ(ただ、脂は少な目のフィレくらいがいいと思います)、ラムや鹿肉のソテーといったものにはよく合いそうです。鳥だと、鴨や山鳩といったこちらも鉄分の多いものがいいでしょう。
和食だとちょっと厳しそうですが、肉じゃがなどの牛肉を使った煮込みや豚の角煮くらいならいけそうです。特に、バルサミコ酢を少し使ってやると相性がアップしそう。

フルボディの味わいながら、赤い果実のニュアンスもあり結構すいすい飲めてしまうかもしれません。ただ、度数が13,5度あるので飲みすぎには注意です。
流石、フェウディ・ディ・サン・グレゴリオといったワインです。コスパもあると思いますしリピートしたいワインでした。





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最終更新日  2008年02月08日 00時12分29秒
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