ワインヲタ入門生のチラシの裏

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2011年10月16日
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カテゴリ: おつまみレシピ
ポルトガルワインはネットを使えば勿論ですし、岡山でもワインショップによっては扱っていたりして比較的簡単に手に入れることが出来ます。

しかし、これがポルトガル料理となると、出会える機会は極端に減ってしまい、ポルトガル料理店は大阪の ポルトガリア や東京の クリスチアノ など大都市に数件あるくらいで、他の地方でもないわけではないようですが、ほぼ見ないという状況です。

ポルトガルワイン好きとしては、ポルトガル料理も気軽に食べられる様になって欲しいところですが、上記のお店で頂いた事があるくらいで、自作しようにも、干しタラを使うものなど結構手の込んだものもあったりします。

そんな中、表題のものフライパン一つで簡単に出来て美味しく、かつ、個性的なことから、ちょっと試してみました。
レシピとしましては以下の様な感じです。かなり大雑把ですが^^;

1、フライパンにオリーブオイルを熱し、みじん切りにした玉ネギとニンニクを熱する。
玉ネギは多めにすると美味しいです。1人前でも5分の1個くらい使っていいかなと。飴色になるまで炒めるまでしなくても、透明からちょっと茶色になるくらいで十分。

2、豚肉に火を通す。
玉ネギ、ニンニクを炒めた所に豚肉を加え炒めます。使う豚肉は、肩ロースやヒレなどあっさりしたもののブロック肉を、食べやすいサイズに切って、叩いて柔らかくして使うのが一般的なようですが、今回は手元にバラ肉の細切れしかなかったのでそれを使いました。
ちょっと脂っこくなりはしますが、特段問題はありません。

3、あさりを加え、白ワインで蒸す。
豚肉に軽く火が通ったら、あさりを加え、白ワインを注ぎ、蓋をして蒸します。あさりの口が開けばOKです。塩気は基本あさりから出るものだけで行くので、あさりは一人分8個くらいあってもいいと思います。ワインは、煮込むわけではないので150mlもあればよいかなと。

4、完成。
あさりの口が開いたら、豚肉、玉ネギ、あさりを器に盛り、フライパンに残ったスープを軽く煮詰めて上からかけて完成です。塩気が足りない場合は適宜足してください。
ハーブ、スパイスの類に関しては、ポルトガルはコリアンダーをよく使う国ですので、あればコリアンダー=パクチーを散らせばより本格的になります。パクチーが苦手な場合はローズマリーやタイムでもいいでしょうね。手元には乾燥タイムしかありませんでしたが良く合いました。コショウを振るのも勿論OK。

豚肉とあさりのアレンテージョ風
あさりの旨みと肉の旨み、玉ネギ・ニンニクの旨みと、それぞれが絡み合い、シンプルに見えて実は複雑な味わいを楽しめます。ワインとの相性はもちろん、白いご飯にもよく合います。
豚肉に関しては、白ワインやあっさしたりロゼや赤を合わせるなら肩ロースやヒレ、中重の赤やしっかりしたロゼを合わせるならバラ、なんて使い分けても良さそうです。

フレンチやイタリアンとの大きな違いは肉と魚介をあわせることです。実は、これって欧州ではイベリア半島独特の調理法らしいです。日本でもあまりしませんが、それでも鍋料理などでは一緒に食べますよね。
ヨーロッパは東へ行くほどアジアに近づく、なんて言われていますが、この料理にもそれが現われているのかもしれません。

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最終更新日  2011年10月17日 23時48分11秒
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