ワインヲタ入門生のチラシの裏

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2015年10月07日
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カテゴリ: イタリアワイン

先日の ヴィノムオカヤマ で飲んで印象的だったワイン、先ずは今回の中でもトップレンジのこちらから。
メルロー1999 。生産者はラディコンです。イタリア、フリウリの自然派生産者であり、自然派の中でもビッグネームとして知られています。現在ワイン作りを行っているスタニスラオ氏がワイナリーを任されたのは1980年。当初は、カベルネなどの国際品種を植え、バリックでの醗酵熟成などを行っていたそうですが、1995年からは昔は行われていたという白ワインのマセレーションや大樽での熟成を実践、畑でも有機無農薬栽培を始めています。
価格は、楽天内の写真のお店では19418円。

はガーネット。赤さ、透明度があり熟成感を感じますが、やや濁りも。

香り は、ラズベリーやイチゴなどの赤ベリー感もありますが、チェリーやプラム、それに洋酒、洋酒を使ったフルーツケーキといったメルロー感満載なものです。また、ココアやチョコレート、軽い黒土っぽさもあったでしょうか。また、微かにですが土埃的な還元系の雰囲気も。ただ、甘いニュアンスが強く気になるほどではありませんが。

味わい は、明るくハイトーンな酸主体。驚くほどインパクトあります。果実味は、酸の背景としてほんのりと広がるといった感じ。渋みは程々で、後口にかけて渋みと共にじわじわと印象を増してくる感じです。ボディはクリアーなミディアムライトといったところ。ただ、柔らかさ、丸さは感じました。

イベントでは、ボッリートと合わせてみました。肉の旨みの部分とワインの旨みの引き合いは見られましたが、そこまでバッチリ!という程でも無し。
やはり、酸主体で軽い口当たりだとは言え、トマト系など赤い料理と合わせる方がよさそうです。

香り高く、味わいのバランスも良好で、流石の風格。正直、つまみなしでも十分飲めてしまいました。ゴツさや雄大さはありませんが、これもまた、一つの偉大なワインといえそうです。

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最終更新日  2015年10月08日 21時52分58秒
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