ワインヲタ入門生のチラシの裏

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2018年07月23日
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カテゴリ: 日本ワイン
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今回からは6月に行いました ちょっと熟成したワインの会 のワインです。先ずは甲州から。
アルガブランカ・クラレーザ2013 。生産者は勝沼醸造です。その名の通り、山梨県の勝沼にあるワイナリーです。1937年、製糸業を営んでいた初代有賀義隣氏がワインの個人醸造を行ったのが始まりです。日本の、そして地元勝沼の代表品種である甲州に注力しており、ワイナリーの上級レンジであるアルガシリーズの中のアルガブランカ=有賀の白は、全て甲州100%のワインとなっています。
と言う事で、こちらもセパージュは甲州100%。価格は2000円くらいですが、この2013は楽天内ではもう見かけませんね。

は薄い黄色です。やはり薄いのは薄いですが、それなりに黄色を感じました。

香り は、やはり柑橘のニュアンスはよく出ており、カボスやスダチ、ミカンといったものが感じられますが、他にレモンや微かにですがグレープフルーツの気配もあったでしょうか。また、時間と共に酵母や白い花、それに和梨の雰囲気や、若干の蜜っぽさも。この蜜の要素や、柑橘のグレープフルーツなどは、熟成の影響かも知れません。

味わい は旨みを伴う酸が中心で、その背景にこなれた果実味が拡がるという、トータルとして落ち着いた柔らかな印象を受ける辛口といったところ。ボディはライトですが、ある程度のハリやミネラル感があります。

会では、最初に飲みましたのでチーズプレートやサラダと合わせることになりました。
サラダの野菜のみずみずしさや甘味にも悪く無いですが、若いヴィンテージのものほどは嵌らなかったかも。
良かったのはコンテ。こちらも少し熟成期間の長いものをお出し頂きましたがその旨みや柔らかなミルキーさに、ワインの落ち着いた味わいと酸味がよく馴染みます。まさに珍味とお酒といったいい組み合わ​​せになりました。

野菜より熟成ハードチーズにより合う、味わいの落ち着きや香りの軽い蜜っぽさなど、やはり新しいヴィンテージのものとはちょっと違う部分が見られ、まさに会のタイトル通りのちょっと熟成した部分を感じられたワインだったかなと思います。


アルガブランカ クラレーザ・ディスティンタメンテ [2016] 【勝沼醸造】 750ml
楽天内でも同銘柄はありますが、ヴィンテージはやはり2016ですね。これはこれで勿論、フレッシュな魅力を楽しめるかと思います。

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最終更新日  2018年07月24日 19時21分43秒
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