ワインヲタ入門生のチラシの裏

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2018年11月06日
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カテゴリ: 日本ワイン

今回から、先日行いました オレンジワイン飲み比べ会 のワインです。先ずは日本の甲州から。
甲州オランジュ・グリ2017 ​。生産者はマルスワインです。焼酎造りでお馴染みの本坊酒造が、1960年に山梨県の石和に山梨ワイナリーを設立したのが始まりで、石和は勿論、穂坂、牧丘、御坂、白根のブドウを使ってワイン造りを行っています。また、穂坂には日之城農場を開園、トップキュヴェの為のブドウを栽培しています。加えて、2017年にはその穂坂に醸造の新拠点となる穂坂ワイナリーを新設されました。
セパージュは勿論甲州100%。醸しとスキンコンタクトのブレンドだそう。価格は1598円程度です。

はオレンジカラーですが淡い感じで、明るさのあるものです。

香り は甲州らしいリンゴや和梨、洋ナシ、それに軽いバナナっぽさや酵母、白い花のニュアンスが出ています。が、そこはやはりオレンジワイン、柑橘っぽさもあるのですが、らしいミカンっぽさに加えてオレンジやオレンジピール、それにブンタンのような雰囲気が。その他、ハーブっぽさや軽いハチミツの気配もあったでしょうか。

味わい は柔らかく優しいものながらも果実味がメインの要素としてきます。そこに、しっとりながらも明るさのある酸が入り、さらに、白の甲州に感じられる軽い苦み、とは少し趣の違う渋みも後口にかけてほんのり感じられました。ボディはライトでキレイさがあります。

会では、最初の1本と言う事でチーズプレートのところで飲みました。やはり、ブルやウォッシュなど個性の強いものには負け気味ですが、生クリームを使ったブリーチーズとの相性はバッチリ。チーズのクリーミーさ、塩気と旨みに対し、ワインの果実味や軽い渋み、それにフルーティな香りがバッチリでした。
このワインでしたら、今回のような素直なチーズから、お刺身お寿司などの和食系、鶏肉や魚のグリル+ハーブなど、濃いいものでなければ幅広い食事に合わせられそうです。

甲州のオレンジワインも色々ありますが、 ワイナリーのページ にもやや辛口と表記されていたりと比較的飲みやすいタイプ、白ワインとしての特性がしっかりあるタイプのものだったかなと。
フルーティで親しみやすく、それでいて甲州らしさもあり、ワインの入り口、甲州の入り口としても面白いワインなのかなと思います。

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最終更新日  2018年11月06日 23時53分10秒
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