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明日は国慶節、各地で観光客を誘致したり、食事券を配布したりと消費を増やそうとして、なんとかこのチャンスに経済をよくしたいという願いが現れているような気がします。北京の天安門広場の大きな花籠の飾りつけは終わり、すでに見物人が集まっています。 また昨日は習近平さんが国家勲章、国家栄誉称号を授与し、重要講話をしました。栄誉称号には人民科学者、人民兵士、人民芸術家、スポーツ貢献者などがあり、豪華車で送迎しました。 先日、集団結婚式について書きましたが、9月22日には全国各地で5000組、10000人の集団結婚式がありました。どうやって全国的に組織するのか知りませんが、とにかくすごいです。 少し遅れて鉄道関係者の集団結婚式があり、男性は鉄道の制服、女性は中国式礼服を着ました。礼服は主催側が貸してくれるのだと思いますが、他にもきっと特典があるのでしょう。 さて今日の話題ですが、最近、日本人の子供が通学時に襲われた事件がありました。動機は分かりませんが、中国の子供も襲われる心配があるのか、北京では学校の警備を強化しました。幼稚園、小中学校の警備の新しい規定を10月1日から実施 北京警察は、幼稚園、小中学校の新しい保安サービス規定を10月1日から実施する。 新規定では、警備員は学校の規則を守り、教師と学生、学校の情報を集めたり漏らしてはならないなどの規定を追加した。警備会社は警備員の心理健康を監視し、半年に一度は全員の心理テストを実施しなければならない。 警備員は最低16時間の保安業務訓練を受け、また毎年最低16時間のOJTを受ける。 警備サービスと緊急対応では、ピーク時に勤務と待機の量を最大にし、各校門に最低2人を配備し、パトロール警備員も2人以上とし、校門、巡視、セキュリティ監視室は24時間勤務とする。 警備員は外来者、車両を確認し、疑問があれば学校のセキュリティ部門に報告、処理する。毎日5回以上巡視し、記録し、0時から6時の間に少なくとも1回は巡視しなければならない。 違法侵入があれば警備員は制止し、学校の警備と公安に連絡する。火災、爆発などの事故も学校の警備に連絡し、事態拡大を防止し、負傷者を救助する。 若者のよい仕事がないことが事件発生に関係しているとも言われ、そのためか「意見」が発表されましたが、この内容では効果が出るのはだいぶん先になるでしょう。質が高く十分な就職を促進するために、中共中央と国務院が「意見」を発表 ■ マクロ経済の観点から、質が高く、十分な就職を経済社会発展の優先目標とする■ 教育側の供給と人材需要をマッチし、理学、工学、農学、医学類の募集規模を拡大する■ 生涯に渡る職業技能訓練制度を改善し、企業の新しい徒弟制度育成を推進する■ 青年のキャリアと成長のチャンスを拡大し、困難家庭の卒業生などの就職支援を強化する■ 組織的な指導を強化し、就職工作を県級以上の指導部の成績評価の重要な内容とする
2024年09月30日
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私はスマホは一応持っていますが、外出時に持って出ることは滅多になく、外から、家の中のエアコンを制御するとか、ペットの様子を見る必要性を感じず、スマート家電には縁がありません。科沃斯は中国の企業の名前です。 世界最高峰のセキュリティコンテストDef Conで、二人のセキュリティ専門家が科沃斯(Ecovacs)傘下の掃除ロボットや芝刈り機などに安全上の問題があると指摘した。 ハッカーがブルートゥースを介してデバイスに侵入して部屋の地図情報を読み取ったり、カメラ、マイクなどの機能を操作できるのだという。 科沃斯は、そのような攻撃には多くの特殊な前提条件があり、再現性が低いので、日常生活で攻撃を受ける確率は低く、仮に発生してもユーザのプライバシー侵害の程度は大きくないと答えた。 5G技術の広まりで、全てのものをインターネットにつなぐことが可能になり、スマート家電が誕生し、中国では歓迎されている。 IDCの統計では、2022年の中国のスマート家電は2.6億台、2026年には5億台を突破すると予測している。スマート家電の便利さの基礎は情報収集技術にある。 センサーでユーザの使用習慣、周辺環境とその変化の情報を集め、設備間で情報を交換し、よりユーザの習慣を理解し、より正確なサービスを提供するのである。 だがこれらの情報はユーザのプライバシー情報で、音声、指紋、顔などの生物学的情報以外に、リアルタイムの位置情報、家庭環境、各種パスワードはユーザの人身安全や財産安全に関係する。 ネットワーキングはスマート家電の基盤技術だが、データ漏れのリスクがある。2017年にカメラが公共場所や家庭の部屋で撮影した映像が、ユーザが知らない間にネットにライブストリーミングされる事件が起きた。 ネットワーキングはハッカーに違法に侵入するチャンネルを提供し、人身安全に影響する。あるコンピュータセキュリティ会社は、LGのスマートホームの脆弱性を公開した。 ハッカーはその抜け穴を通して家庭の全てのスマート家電をコントロールでき、その中にはリモートで加熱できるオーブンもあり、潜在的なリスクを高めることを示した。 業界トップの科沃斯に脆弱性があると、消費者はどのブランドを信頼できるだろうか。スマート家電のプライバシー保護能力は、ブランド選定時の重要な要素で、メーカーは重視すべきだ。 国の「スマート家電総合標準化体系建設指南」は、ユーザのプライバシー情報の安全、データ安全、システムの安全を高め、産業の基本安全保障能力を高めるべきことを明確にしている。 スマート家電は新興産業で、規範化をするには一定の時間がかかるが、消費者のプライバシー保護には試行錯誤の余地はない。メーカーは強固なシステムのバリアーとファイアウォールを構築しなければならない。 中国には至る所に監視カメラがありますが、自分が悪いことをしなければ関係ないと考える人が多いと言われましたが、だんだんプライバシーに敏感になるのでしょうか。
2024年09月27日
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中国ではエレベータや遊戯設備などは特殊設備として、安全面を厳しく管理していますが、最近、それらの事故に関する記事を連続で見ました。観覧車のドアが空中で開くと怖いでしょうね。突然の恐怖:観覧車のドアが空中で勝手に開いた 広東省清遠市の観覧車が上昇中に突然扉が開いた。高さ101メートル、ゴンドラの数は48、各ゴンドラの定員は6-8人。同市市場監督管理局は、観覧車を営業停止にし、特殊設備の専門家と現場調査をすると発表した。 この時乗っていた人が、ビデオ動画に、「大人は私だけ、二人の子供と一緒だったが、恐怖で手に汗を握った」と書いた。 観覧車の責任者は、「観覧車の上には全て救助電話があり、ドアが開いた時にすぐ運用チームに電話し、すぐに彼らを下ろして助けた。開業以来8年間こんな事故はなかった」 「雨が原因で自動扉のセンサーに異常が起きたのかもしれない」「特殊設備の専門家に調査を依頼しており、後に結果を公表する」 去年の高層エレベータの事故の記事を最近見ました。具体的な状況は書いてありませんが、足を骨折していますから、相当な距離を落下したはずです。90階から地面へ落下したら、骨折どころではないでしょうから、途中で停まったのだと思います。深センのホテルの96階からエレベータに乗ったところ、事故が起きて足を骨折 先日、ある人が、深センの瑞吉ホテルの96階からエレベータが墜落したと動画で発表した。去年11月17日の夜、ホテルの96階で超高層エレベータに乗った時、事故が発生し、右足の7ヶ所で骨折したが、ホテルは事故原因の説明も謝罪もないという。 記者がホテルに質問すると、返信があり、緊急対応して客を救助し、スタッフが病院へ送り、治療を受けたという。ホテルはそのエレベータをすぐに使用停止にし、メンテナンス会社が故障原因を調査し、メンテナンスを行った後、中国特殊設備検査院の合格を得て使用を再開した。 記者が動画の投稿者関さんに連絡すると、「その日は深センへ出張に来て、そのホテルに宿泊した。エレベータが走行中、突然振動し、一瞬で床に倒れた。意識が戻った時、室内は埃と騒音が充満し、何階にいるか分からなかった。その後、病院へ送られた」 関さんは、11月20日に北京の病院へ転院し、11月23日に骨折部の切開、固定手術を受け、2ヶ月ベッドで過ごした。退院後、行動が困難で、4ヶ月リハビリを受けた。 「こんな大きな安全事故が起きたのだから、ホテルから正式の連絡があると思っていたが、10ヶ月経っても事故の発生原因を尋ねても拒否された。エレベータは依然として運転している」 このホテルは2011年12月開業で、ビルの75-100階にあり、中国大陸では最も高い。 関さんは、治療費は全て自分が立て替えており、ホテルの保険部門が払い戻すと言うが、まだ右足の釘を取り出す手術があり、費用の総額が確定していないという。 ホテルは、「お客様の安全と健康は常に私たちの最優先事項です。同様の事故が再び起きないよう、メンテナンス会社と緊密に合作し、国の基準を厳格に守っていきます。負傷されたお客様とは密接にコミュニケーションをとり、必要な支援を提供します」
2024年09月24日
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前回、配送員などの職業について紹介したばかりですが、直後に無茶な働き方をして大金を稼いだ配送員についての悲惨な記事を見ました。こうした人々の不満が高まって、最近の色々な事件につながっているのではないでしょうか。 その前に、9月18日について書きます。この日は中国では「九一八」と呼ばれ、盧溝橋事件の起きた日です。それに新中国成立75周年ということもあり、最近は中国、中華を讃える記事が多く、19日には北京文化論壇が開かれ、国内、世界に向けて中国の主張を宣伝しています。九一八国旗掲揚式で「中華を愛し、国防を強化」 9月18日、鐘の音と共に「歴史を銘記し、九一八を忘れない」--北京市青少年の国旗掲揚式が中国人民抗日戦争記念館で開かれ、300人以上の青少年が歴史を追体験し、国家への思いを育んだ。 93年前、日本軍は「九一八事変」を起こし、中国人民は14年に及ぶ血生臭い闘争を始めた。 人民解放軍の退役軍人が、南京大虐殺、宛平の城壁の弾痕など歴史の傷口を語った。「今は国は豊かで軍は強い。貧困で外国に蹂躙された中国は歴史の記憶にしかないが、祖国を愛し、自立自強、国家の繁栄に貢献して欲しい」 参加した学生は「九一八の歴史の教訓」の詩で祖国への熱愛を示し、「私はもっと抗戦の歴史を学び、友人に伝えたい。落伍すればひどい目に遭う。努力して勉強し、国をより強くしたい」 このような教育が続き、中国はアヘン戦争など西洋からもひどい目にあったのですが、大きな行事は抗日戦争に関するものだけで、反日教育はずっと続き、「反日無罪」とも言われている状態が、先日の深センでの日本人の子供の虐殺につながったのではないでしょうか。 以下、今日の本題です。配送員たちが社会を支えていますが、労働条件は悪く、この記事を見ると韓国でも死者が出ており、なんとかもう少し改善すべきではないでしょうか。3年で102万元稼いだ上海の「配送キング」が交通事故にあった 配送の運転手はスピードを優先するので、交通安全を無視しがちで、事故に遭いやすい。9月18日、3年間で102万元稼いだと自称する配送員の陳さんが交通事故にあった。 診断書によると、右大腿骨が骨折し、軽い傷ではなく、目下病院で治療を受けている。事故の原因は公式にまだ発表されていないが、多くの人が働き過ぎが大きな原因だと思っている。 陳さんは3年間で102万元を稼いだと自称し、話題になった。彼は1998年に江西省で生まれ、小学校を中途退学した。地元で食堂を開いたが失敗し、借金を背負って上海へ来た。それから3年の努力で上海の「配送王」の一人になった。 彼は朝は5時50分から夜12時まで働き、自分の出費は最低限におさえ、借金を返済したら、飲食業で創業したいと語っていた。だが彼は、他の人はこんなにきつい働き方をせずに、身の丈にあった働き方をした方がよいと話していたという。 ネットには、「彼はすごいが一般の人がやれるわけがない」、「誰もが配送王になれるわけではない」など、普通の人には真似できないとのコメントがあふれている。 陳さんが交通事故にあったことは多くの人の心を揺さぶった。「せっかく稼いだ金はみんな病院へ行ってしまった」「人間はロボットではなく、身体健康が第一だ」 つい先日、韓国の41歳の「配送キング」全さんが交通事故で死去した。彼は毎日16時間働き、月収1200万ウォン(6万元余り)、韓国で収入が最高の配送員と呼ばれていた。 最近、杭州の55歳の配送王もまた突然死したというニュースがあったばかりである。人の一生でお金はもちろん重要だが、健康が全ての基礎であることを忘れないで欲しい。
2024年09月21日
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中国では高齢化が進み、労働年齢人口が減少し、養老年金も不足するのではないかなど以前から問題になっていた退職年齢引上げが決まりましたが、反対の声はなくならないようです。退職年齢引上げ改革は来年1月1日から、15年かけて順次実施 全国人大常委会は退職年齢引上げを来年1月1日から、15年かけて実施すると決定した。同時に毎月支払う養老年金の最低納付年限を、2030年から、毎年6ヶ月引上げ、15年かけて20年に高める。 現行の退職年齢は男性職工は60歳、女性幹部は55歳、女性職工は50歳、1950年代の平均寿命、労働条件に応じて決めたものだが、当時と比べ平均寿命、教育程度、人口構造と労働力需給は大きく変化したので、退職年齢引上げは必然の傾向である。 人々は、退職年齢引上げ自体だけでなく、それによる就職の問題も懸念している。「若者の就職が困難になるのではないか」「年齢の高い労働者が雇用機会を得るのが困難になるのではないか」 配送員など肉体労働が増え、彼らがいないと困りますが、敬遠する人も多そうです。新しい就業形態の人々を暖かくケアする必要がある 今は、宅配便、出前、ネット配車の運転手など新しい就業形態が市民生活を助ける重要な力になっており、それらの形態の労働者は8400万人と、全労働者4.02億人の5分の1を占める。 彼らに便利な作業環境を作ろうと、一部の社区が出入口、建物番号、部屋番号などを整理した地図を作り、オンラインで最適配送ルートを示し、配送時間を約20%短縮できた事例がある。 彼らへのケアは衣食住など生活面にも及び、彼らの住宅が普陀区にでき、月550-950元で住めるようになった。静安区には彼らのための食堂ができ、値段が安く、安心して利用できる。出稼ぎの都市建設者のためのアパートを都市の中心部に建設 宅配便の程さんに最近、上海中心部に新しいアパートができた。室内はエアコンで涼しく、テーブルに座って、飲料を手にスマホを操作しながら、昼休みを快適に過ごせるようになった。 ここには196部屋、1310のベッドがあり、ベッドは月800-1000元で提供する。各部屋に洗面所、トイレ、洗濯機、冷蔵庫、洋服ダンス完備で、保安、配送員、介護者など基層労働者が住む。 次は求職などに来るホワイトカラーの一時的な住まいの提供です。上海へ求職に来る時にどこに住むか:人材支援ステーション 求職、インターンの面接を受けに来る新人にとって、最初の挑戦は短期的な住まいをどう確保するかである。短期的に部屋を借りるのは難しく、ホテルは非常に高い。 この問題を解消するために、上海は無料で最大14日滞在できる人材支援ステーションを建設した。目下、浦東区、宝山区、閔行区がこのサービスを提供している。 今年の夏の暑さはひどかったですが、次のような人がいないと都会の生活は回りません。今年の夏は多くの宅配人は真っ黒になった 昼のピーク時には彼らの姿が都市の風景 この夏は高温が続き、午後、43歳の付さんが宅配便の受取り場所へ着いた時には、オーバーオールは汗でびっしょりになった。1.8リットルの水のボトルと宅配便を受け取り、配達に向かった。 彼は山東省出身、上海で宅配便業界で働いてすでに18年になる。「29階建てのオフィスビルと居民区を受け持ち、毎日500件程度を配達します」 防暑のアームカバーをつけて電動自転車で走るが。「汗がすごく、1日にボトル1-2本飲む。会社が作業服を4着支給するので、毎日交換できる。お客さんには少々の遅れなどは理解して欲しい」 でも基層労働者の賃金は安いですから、300円足らずで食事できれば助かります。一食当たり10数元、社区の食堂で若者と老人が食事を共にする 社区の食堂でおすそ分けしてもらうことが若者の新しい選択になった。この食堂は全ての年齢の人に開放されていて、1食の費用が10数元程度だが、高齢者にはさらに優遇がある。 責任者は、仕事の後でやってくる若者は増えていて、食堂の提供する量も増え、経営にも役立っており、今後はさらにメニューを増やし、様々な年齢層の需要に応えたいという。
2024年09月17日
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9月12日に国際サービス貿易交易会が北京でいよいよ開幕しました。このような催しは中国ではとても多いのですが、この会議については何ヶ月も前から力を入れて報道されてきました。 開幕式には習近平主席が、「中国は世界各国と共に、経済のグローバル化の大きな動向に合わせ、チャンスを共有し、合作をはかり、発展を促進し、世界経済を成長させ、各国人民の福祉に貢献する」とメッセージを寄せ、内外各界の人々が熱狂的に反響したと報道されました。 新中国ができた時は、工業、農業の発展が中心で、サービス業は補助的なものだったが、改革開放後は、サービス業は大きく変化した。1978年、2012年、2014年、2023年のGDPに占めるサービス業の割合は28.4%、45.0%、49.9%、60.2%と急速に高まった。 近年、ライブコマースのインフルエンサー、宅配や出前の若者、ネット配車タクシーの運転手、データアナリスト・・・、サービス業の振興と共に新しい職業が庶民の日常生活に身近なものとなった。 ということで、この交易会は大規模で、会場もいくつかに分かれ、色々な角度からの報道がありますので、全体を把握することは困難です。いくつか目についたものを写真で紹介します。 目的は中国のサービス貿易を盛んにし、できるものは外国へ売り込み、また外国からの投資を増やしたいのが根本です。一番売りたいのは高速鉄道で、各種高速鉄道の模型が展示されました。 航空宇宙も売り込みたい技術で、北京の第二国際空港である大興空港の模型、海南島にある宇宙発射基地に関する展示もありました。 医療健康に関する展示も色々あり、ダビンチだけでなく自主開発のもあります。次は内視鏡手術のデモンストレーション、その次は膝の手術をするロボットです。 中国だけでなく、海外からのブースもたくさんあり、次はナイジェリアの展示ブースです。シーメンスの医療機器の展示もありましたが、記録するのを忘れていました。日本に関する記事を私は見ていませんが、日本企業の出展も多いでしょう。でも長期的な利益があるかどうか、よく考えて欲しいと思います。
2024年09月15日
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10日は中国では「教師節」でした。習近平さんが全国教育大会で「教育大国から教育強国へ」と発破をかけ、各地で行事があり、9日の夜には上海で学生たちが教師に敬意と祝福を送りました。 最近、「店探しの達人」という言葉を見て、これは食レポをする人なんだろうと思いました。日本でもテレビでグルメや大食い番組、芸能人の食レポなどが多いですが、同じようです。 私はテレビで時々見ますが、うまくコメントするのは簡単ではなさそうです。この記事にも幾人かの達人が紹介されていますが、売れるまでには非常な努力と苦労があったようです。 「新開店の和食ビュッフェを試してみませんか?」「80元のセルフ串焼きは本当に値打ちがあるのか、私が試してみます・・・」など、ショートビデオでは多くの店探しの達人が活躍している。 最近、人社部が新しい職業のリストとして28の職業を発表したが、その中に「店探しの達人」が入り、「生活サービス体験員」と名付けられた。 シンシアは店探しの時には、撮影台本を丁寧に作り、服装や挨拶、セリフには非常にこだわっている。そしてこの業界が発展し、より規範的になることを望んでいる。 「私は食べるのが好きで、最初は評価サイトに書き込んでいたが、ショートビデオの台頭で、この方が店探しの内容をうまく表現できるので、これをメインにするようになりました」 「人気の観光地の招待で、何人かが体験、撮影して、発表したけど、観光地は約束の報酬を払ってくれなかった。またお店でも口頭での約束だと支払ってもらえないことがあります」 劉譯陽は、「私が達人になって最も嬉しいのは、父親と過ごす時間が増えたことです」。ある時、彼女が父親と一緒に店へ行った動画を流すと意外に好評で、父親と一緒に店探しをするようになった。 彼女は舞台演芸を10数年やり、中央テレビにも出たが、コロナで仕事が大幅に減った。「私は美食が好きで、演技もでき、やって見ると34万人ものファンを獲得し、新しいキャリアが開けた」 でも最初からうまく行ったわけではない。「実は、ある店の料理は普通だったが、美味しそうに演じて評価された。でも観衆が見たいのは演技ではなく、真実だと気づいた」 ある火鍋がとても美味しかったので、推薦したところ、客が大幅に増え、待ち時間が長く、メニューの品切れなどの問題が出て、「期待外れ」と文句が出た。「店から金をもらったわけでなく、あの時は確かによかったのだけど・・・」ということもある。 現状、この業界は真実の内容と誇大な内容が混在していて、達人の権益は必ずしも保障されていない。この職業が正式に認められたから、業界も規範的な発展を目指さねばならない。 プラットフォーム側も対応を始め、例えばTIKTOKは、業界初となる「店探し規範」を発表し、虚偽宣伝を取締るために、店と達人が合作する場合に守るべき規範と権利責任を明確にした。
2024年09月12日
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最近上海で「2024 Inclusion·外灘大会」が開かれました。Inclusionは包摂という意味ですが、私は見ていないのでよく分かりません。大規模だし、連日報道されたので写真を主に紹介します。 なおこの直後に浦江創新論壇も開かれ、多くの外国人も出席して、科技創新のフロンティアを論じますが、中国はすでに世界の科技創新の重要な貢献者になったと、自信を示しています。 2024 Inclusion·外灘大会が万博公園で開幕した。テーマは「科技が持続可能な未来を創る」で、1万平米の科技展示を行い、観衆に没入式の体験をもたらした。 復旦大学の金校長は、新しい質の生産力をいかに発展させるかについて述べ、有名な未来学者であるケビン・ケリーは、言語の壁がなくなり、国境を越えた交流で革命が起きるだろうと述べた。将来の交通として展示されたのは空飛ぶ車のようで、ありふれたものだと思いました。次ははるかに離れた人と本当にハグする感じがするというウェアラブルデバイスです。子供や老人と気持ちの交流ができ、生活支援をするというデスクトップロボット 持続可能では、廃棄物の回収再生も大きなテーマです。NIKEが古い靴を粉砕処理して運動場のトラックを作る、卓球台やラケットにするとか、漁網からバッグなどを作るとかも展示されました。靴を再生して作った卓球台とラケット漁網から作ったバッグ類 健康や医療に関する展示も多く、老人の上下肢の筋力を測定し、運動の指導をするとか、ロボットがオンライン問診したり、医者の診察の前に患者の状況を評価して医者に伝えるシステムとか色々ありました。 その他人の相手をする子犬型ペットロボットとか、逆に老齢ペットの体温や姿勢から健康状態を識別し、給餌方法を提案したり、戸外活動の中止を勧告してくれるというのもありました。冷蔵庫の食材の写真をアップロードすると料理の提案をするというのもあります。 フェーク画像が大きな問題になっており、改ざんされた映像を見破る競技もあります。 ちょうどこの時期、日本の大学生たちが上海を訪問し、見学したり、中国の学生と交流したことが何度も報じられましたが、彼らにもこの大会を見て欲しかったと思いました。
2024年09月09日
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2014年に、国際コーヒー展が開かれたが参加したのはほとんどが外国ブランドだという記事を見ました。中国の消費は1人年平均4杯で、日本の340杯とは大違いで、「100杯と言わず、20杯になれば、世界のコーヒーの価格が3倍になる」などと書かれていました。 あれから10年、中国のコーヒーの消費は大きく伸びました。そのせいかどうか、日本はコーヒー豆の入手に苦労するようになり、値段も上がってきました。 次の記事は今年7月のもので、首創郎園駅というのは鉄道の駅ではなく、工業施設をリノベーションして、文化と芸術の複合施設とした所で、様々なイベント、展示会、ワークショップなどが開催される場所だそうです。北京に全国の60以上のコーヒー店が集まり、コーヒーフェスを開催、週末に3万人が来場 7月6日、7日の週末に首創郎園駅で初めてのコーヒーフェスが開かれ3万人が訪れた。フェスは7月14日まで続き、北京の「国際交流センター」と「国際消費中心都市」建設に役立つ。 北京中心街の東北部にあり、40軒のコーヒー店がある。フェスは中央駅で開かれ、全国各地から60以上のコーヒー店が参加し、各国料理、コーヒー豆、コーヒーカップなどの商品も集めた。 現場では全国から数十人のバリスタが集まり、ラテアートの腕前を披露した。市民はお気に入りのコーヒー店へ行って、ラテアートを楽しみ、SNSにアップした。 朝陽区は「コーヒー都市」建設を目指しており、責任者は、このフェスはコーヒーの香りだけでなく、国際的なトレンディなライフスタイルと文化を人々に届けるものだと説明した。 北京は以前に紹介した瑞幸コーヒー発祥の地で、2018年創業、急激に成長しました。 上海は昔は租界があったところですから、中国の中では一番西洋文明にふれたところです。だから至る所にコーヒー店がありますが、次はBBC放送の紹介で、写真はレポーターです。外国人もビックリ! 上海のこの通りには100メートル余りにコーヒー店が18もある イギリスBBCが制作した「Coffee City: Shanghai's Coffee Love」の中で、BBC記者は「わずか100メートル余りの通りになんとコーヒー店が18もある」と紹介した。 実はこの通りは永康路で全長は500メートル余り、、コーヒー店が多いだけでなく、特色のある小さな店の密度もとても高く、とても面白い。すぐに出かけて色々と食べてみませんか。 最初に思い浮かぶのは海外のBig 7 Travelのサイトでアジアのコーヒー店ベスト50に選ばれたCafe del Volcanである。他にも熊爪コーヒー、BATHE COFFEE、雷米コーヒーなど特徴のある店がたくさんある。 他の都市の話題もあり、中国人がコーヒーを楽しむのはいいことですが、あまり値段が上がり過ぎないようにして欲しいものです。
2024年09月06日
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もう中国は人口ではインドに抜かれ、若者の就職難で結婚できない人も多く、国としてはなんとか結婚を増やそうと考えています。確か9月にも大きな集団結婚式が予定されています。被災地を救援してから1年後の特別な集団結婚式 特別な集団結婚式が北京市門頭溝区で挙行された。同区委と政府が北京武装警察の某支隊の戦士たちのために集団結婚式を行ったもので、22組のカップルの笑顔は彼らの幸せを示した。 1年前の7月、北京は豪雨に見舞われ、河や湖の水位が急上昇し危険になった。武装警察の兵士が命がけで救援して困難を乗り越え、1年余り、軍と人民は共同建設を続け、関係はより深くなった。 一部の兵士は結婚式を延期していたので、門頭溝区は今回の集団結婚式を開いた。この集団結婚式は軍民団結の力があれば難関を乗り切れるとの確固たる信念を感じさせた。 日本でもマッチングアプリが流行していますが、現実の出会いが重要だといいます。人工知能の時代、どのように自分の伴侶を見つけるか 人工知能技術を使い、ブライダルビッグモデルに年齢、職業、趣味、性格、価値観などの個人情報を提供すると、大量のデータベースから最良の伴侶を選定してくれるという。 専門家は、異性とのコミュニケーションが重要で、これは人工知能が代替することは困難だという。マッチングアプリを使った人は、AIはヘルパーで、やはり直接の接触が重要だと語った。 高齢の独身者が最も嫌がるのは親や親族の絶え間ない催促や、同僚や友人の詮索で、好意のある関心かも知れないが、当人は落ち込む。効率的に相手を見つける方法の提供は重要である。 北京では生態環境、文化センター建設、郷村活性化などに関連した活動や独身サロンなどの活動を行い、成果が見え始めた。下の写真は長城での交流活動。ロマンチックな七夕の日に北京では婚姻登録のピークを迎えた 8月10日は中国の伝統的な祝日「七夕」で、北京市は婚姻登録のピークを迎えた。東城区で一番に登録したのは、新郎は陝西省、新婦は河北省出身で、新婦は旗袍を着て、ロマンチックな雰囲気を作った。 このカップルを喜ばせたのは、東城区が屋外に大スクリーンを設置して、一番に親戚にグッドニュースを伝えられるようにしてくれたことだった。 それほど福祉をよくするのは、人手不足のせいなのでしょうか。深センの企業がお見合い、恋愛、家族のためなどの特別有給休暇を実施 深センの最大の不動産仲介の楽有家は、9月1日から全従業員は12種類の有給特別休暇をとれる。リフレッシュ休暇、誕生日、健康診断、学業やスキル向上のための休暇、お見合い、恋愛、家族のためなどの休暇もある。 婚姻登録の手続きを便利にした位で結婚が増えるとは思えませんが、いいことなんでしょう。婚姻登録条令を改正、全国どこでも手続きできるようになる 先日、民政部は「婚姻登録条令改定」の意見聴取を始めた。この条例が2003年10月に施行されて以来初めての改定となる。 現行の条例と比べると、結婚と離婚の登録に際して、戸籍簿の提出が不要になり、どちらか一方の戸籍地へ帰って手続きする必要がなくなり、二人が希望した場所で登録できるようになる。
2024年09月03日
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