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ブルゴーニュ・ピノ・ノワール[2011]/ドメーヌ・ド・モンティーユ最近のモンティーユ、すっかり高くなりました。デュガのブルゴーニュ・ルージュ並みのお値段。これはバックヴィンテージ&オフヴィンのポマール・リュジアンが、最近のヴィンテージより割安に思えて買った時に、一緒に買ったもの。冷静に考えてみると1erを安く入手したのに、これまで買ったらそのお得感が本当はないのかも……。しかし、このブルゴーニュ・ルージュは、さすが!の味わいでした。11にしてよく熟した果実感、ハリのある酸とミネラル。スパイシーですが、ボーヌらしい柔らかさもあって、やや多めのタンニンも上手に躾けている印象。早く飲んでも、熟成させても美味しい仕立てに感じられます。文句のないブルゴーニュ・ルージュ。昔、84のペズロールを飲んで、オフヴィンでこんなに旨いんだ!と唸ったことがあります。入手したリュジアンは04ですが、早めに飲んでもよさそうですが、やはり当分寝かせておこうと思います。しかしここ最近、ブルゴーニュとシャンパーニュばかり飲んでいる気がします。どうした自分??
2015年01月30日
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昨夜は、三軒茶屋のラポルト・デュ・ヴァン改めラポへ。移転後、初です。ラインナップの好みはあれど、あい変わらずのリーズナブルな値付けのワインリスト。昨夜は、ワインをあまり知らないという方々から、勉強会をして欲しいとのリクエスト。人選ミスだと思ったのですが、まあとりあえず一緒にワインを飲んでみることに。とりあえず、その日飲むワインがどうこうということではなく、以下の3つを書いたメモとこの本をみなさんに渡しました。1 ブルゴーニュ、特に赤(ピノ・ノワール)と、どう折り合いをつけるのか?ボルオタ、シャンオタではなく、なぜかブルオタという言葉だけがある理由2 デイリーワインを美味しく飲むための、高いワインの安い(?)飲み方美味しいデイリーはしばしば、スゴイワインのパーツか縮小版かも3 ワイングラスの選び方キャンティタイプの汎用性。ステムがいる人、いらない人。山本昭彦さんの『おうち飲みワイン100本勝負』AOCとか覚えてもしょうがないし、実際出回っている具体的なワインをとにかく飲むのがよいのでは、と思い、これを後で読んで、興味を惹かれたものがあったらメールをしてください、と。そしたらそのワインに対する私の感想(過去に飲んだものなら)と買うのにオススメのネットショップと、予算に応じたオススメ同包ワインを紹介しますという話をしました。上の1、2、3の1は、どういうわけだか日本人は、ブルピノを愛する人が多く、自分の舌がその多数派か否については、分かっておいたほうがいいのでは?という話。2はその流れで、やっぱり高いワインをたまに飲んだほうがいいのでは?という話で、「一度しっかり抱きしめたことがある相手なら、その人の小指を握っただけでも、その感触を思い出してワクワクする」という、今思うと訳のわからないかも?の喩えで説明してしまいました。まあ過去に美味しいGCを飲んだ経験のある造り手のACブルゴーニュを飲むと、飲んだことのない造り手と比して、より美味しく感じるのでは?という主張です。安く飲む方法は、来週その方法を実践するので、のちほど。3は、個人的なワイングラスの好みの話をしました。そんなこんなを話したら、みなさんブル赤を飲みたい!と言われ、「すごく美味しいかは、わからないよ」と言い訳して、写真の3本を。まずルモワスネのヴォルネイ・サントノとブルゴーニュ・ルージュを並べて飲みました。どちらも00でした。考えてみれば、同じ造り手ではないのですが、同じヴィンテージ、レジョナルと1級の格の違いは、みなさん感じられたようです。さらにもう1本、ユベール・リニエのブルゴーニュ・ルージュ09。これはレジョナルでも、ヴィンテージと造りが違えばバリエがあるよ、という話のネタに。しかし、このリニエ、妙に梅っぽいニュアンスが強かったです。そんなこんなで、いつものように後半はzzzで、お開きとなりました。みなさんが勘定を済ませてしまい、私のお支払は何と500円。偏った話を聞いてもらった挙句、すっかりごちそうになってしまいました。
2015年01月28日
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コント・ユーグ・ド・ラ・ブルドネ・ブリュット・ナチュレ[NV]覚えにくい名前のシャンパーニュの造り手。ノンドゼですが、酸やミネラルが強すぎることなく、いい按配でした。ムニエ60、シャルドネ40というセパージュゆえでしょうか?キャンティグラスでちょうどよい感じのシャンパーニュでした。最近、あまり好みではないノンドゼが美味しいと思ったのは、今のキブンかもしれませんが……。断捨離。住みながらリビングの床と壁を張り替えました。当然、いろいろな荷物をあっちにこっちに移動させながらだったのですが、そんなこんなで、ふだんは目にしない自分の所有物がたくさん……。ないものとしていたものを目の当たりにして、すごくイヤになり、手当たり次第捨て始めました。そう、いらないもの、何年も使っていないものをたくさん所有していたのです。ワイングラスもいくつか捨てました。ただし捨てられないものもあります。そう、まだ飲んでいないワインたち。何となく取っていた何本かの空き瓶は、捨てました。ごみ、いっぺんに捨てきれませんから、今はたくさんのゴミ袋と暮らしています。現状、そんな生活ですので、ドサージュなしのシャンパーニュが、いつも以上に美味しく感じた? 自分の性格から考えると、かなりありそうです。
2015年01月27日
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ブルゴーニュ・ルージュ[2008]/ドメーヌ・ルネ・ルクレールいただきもの。フィリップ・ルクレールとともに、しばらく存在を忘れていました。フィリップの新樽たっぷりで、しばしば苦みを感じたレ・ボン・バトンは何回か飲んだことがありましたが、ルネのACブルゴーニュは初めてです。で、これがアタリ!でした。先行する味のイメージがないまま飲んだのですが、古典的、中道的な造りのように思えました。柔らかめの酒質で、アフターのじんわりする甘みが、いわゆる「癒し系」の面々と近い味わいでした。08にして果実の熟度は充分、最初から味わいも開いていて、デイリーのお手本のようでした。どれくらい好みだったかといえば、飲んですぐネットで検索して、この造り手のバックヴィンテージのコンブ・オ・モワンヌを買ったくらい、それくらいのレベルです^^
2015年01月26日
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ブルゴーニュ・シャルドネ・レ・シャタイネール[2012]/ドメーヌ・ユベール・ラミー際立って美しいミネラル、透明感のある酸。「綺麗」と漢字を使いたくなる味わいでした。サン・トーバンが本拠地だそうで、この畑の標高も高いようですが、それが体現されています。ACブルゴーニュなりに、要素を引き算していますが、それでいて必要なものをきちんと残している印象。これはボーヌのよきGCや1erの白をたくさん飲んでいる人のデイリーだな、と思いました。私はもちろん違いますが^^ それとこのワインの評価は別で、とても高い品質なのは間違いありません。ケレンミやヨコシマがない味わいですが、これに4,000円を出すのなら、2011以前のシャソルネのブルゴーニュ・ブランを選んでしまうかもしれません(2012は値上がりしてしまいました……)。シャソルネはミネラルと酸に加え、澱から来る旨みをトッピングしています。このクラスですから、澱からは旨みだけではなく、エグミ系のネガティヴな要素も入ってきてしまいます。この雑味の許容度や好悪が人によって分かれるのだと思いますが、それでピュアさやエレガントさが損なわれても、他の要素がプラスされているのでいい、というのが、いまの自分の好みなのです。というのが昨夜の印象ですが、もう1本残っているので、また少し時間を置いて飲んでみようと思います。今回とは、違った印象を持つかもしれません^^
2015年01月20日
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ブルゴーニュ・ルージュ[2004]/ドメーヌ・クロード・デュガ飲みそびれていた、2004年のACブルゴーニュのシリーズ。というかデュガの場合は、そろそろいいかな、という感じで開けてみました。リリース直後に1本飲みましたが、鋭い酸の印象しか残っていません。それから約8年くらいでしょうか、04といえど、よくやく飲み頃になった模様でした。果実味は、赤7、黒3くらいの割合。軽めの鉄とスパイス香とミネラル。酸はかなり和らぎ、ほどよい熟成香と少しふくんらんだ果実味のバランスも上々。終盤は、ごく軽い黒糖のニュアンスもあって、終始美味しく飲めました。デュガのブルゴーニュ・ルージュ、これだけ酸が落ち着いたものを飲むのは、初めてかもしれません。ACブルゴーニュといえど、寝かして正解の銘柄ですね。
2015年01月19日
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ブルゴーニュ・シャルドネ[2009]/ドメーヌ・ピエール・モレシャブリ・シャンフルール[2013]/ルイ・ラトゥールブルゴーニュ・シャルドネ[2004]/ドメーヌ・ポール・ペルノ今週の平日は、シャルドネ三昧。火曜日、家でピエール・モレ。09でした。これは、いかにもACブルゴーニュ然としていました。やや薄めの酒質で、白い花とミネラルを感じさせる香り。09にしてはサラりとしていて、果実味も控えめ。老舗のドメーヌもの、クラスを考えた造りかもしれません。水曜日は、外で定番のルイ・ラトゥールの並シャブリ。これは年間に何本も飲んでいますが、実に按配のよいワイン。シャブリらしい酸とミネラルが、和食系、とりわけ塩で食べる魚介によく合うと、いつも感心します。ヴィンテージは13と若いのですが、逆にそれが食中酒といい感じです。たとえば雲丹と合わせると、ウィリアム・フェーブルの並シャブリだと、やや生臭さが増幅されるのですが、こちらだとスーッとなじみます。これからもたくさん飲むであろう銘柄です。木曜日は、家でポール・ペルノ。飲みそびれていた04のACブルゴーニュシリーズの1本。この銘柄は、割と多くのヴィンテージを飲んでいるのですが、早めに飲むとオフヴィンテージは弱め、いいヴィンテージは強めの味付きと、わかりやすく変わるイメージがあります。04の白は「まあまま」の作柄だと思いますが、これは若い時期に飲んだ時よりも、酒質に厚みが出たように感じました。村名ピュリニィと言ってもいいくらいの体躯で、香りのレイヤーも増していて、よき熟成を感じました。さすがに麦様の香りはありませんでしたが、軽いモカ感くらいまで。ただし、時間が経つと軽くエグミや苦みが出てきて、クラスなりの瑕疵も感じます。ですが、買った値段を考えると「取っておいてラッキー」な味わいに育ったと言えると思います。
2015年01月16日
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ムルソー・レ・クルーゾ[2006]/ドメーヌ・パトリック・ジャヴィリエクロ・ヴージョ・ミュジニィ[2006]/ドメーヌ・グロ・フレール・エ・スール前回の新年会、私が持参したのはこの2本。いちおうテーマがあって、「エレガントにあらず、ピュアにあらず」。エレガントとピュア、この2つの言葉はワインの世界では褒め言葉で、それを意識したワインが間違いなく増えていますが、それとは違った方向性でも美味しいものがあるのでは?と思い、今年はそんなワインを意識して飲んでみよう、ということで。たとえば食べ物だって、エレガントやピュアではなくても旨いと感じるものはたくさんあるので。ジャヴィリエ、まったり系のムルソーでした。クロヴジョも造り手が「酸より果実味」と公言するだけあって、こっくりした味わい。美味しいと思いました。ただし、あのような泡と白に挟まれてしまうと……。不利ですね^^おそらく別の文脈で飲んだら、さらに美味しく感じたと思います。ちなみにジャヴィリエは、エチケットで選んだのもあります。一度、グロフレと並べて飲んでみたかったので。もう一つちなみに言うと、このクロヴジョは、酔っている時にネット注文して、間違えて2本買ってしまったもの。しかし、相場よりかなりリーズナブルだったのです。後で買ったショップを覗いてみたら、在庫の値段が2割ほど上がっていました。おそらく2本同時に買ったので、ショップが「やばい、安すぎたかな」と思ったのではないでしょうか?
2015年01月14日
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5人で、新しい年の1回目のワイン会。ということで、みなさん持参の泡が凄かったです。1本目が、マルゲのサピエンスの06。例のエルヴェ・シュスタンと同じキュヴェで、ぶどうはビオの著名造り手を大集合させたもの。シャンパーニュグラスでは拾い切れないスティルワインとしての複雑な要素があり、ブルゴーニュグラスに替えて飲みました。ピュアさと余韻の長さが印象的でした。2本目は、アラン・ロベールのトラディション。しかも、まだあったの!の79でした。ブラインドでは、ブラン・ド・ブランとは思いませんでした。モカの香ばしさが少し陰をひそめ、ピノ?と思うような液体により熟成のニュアンスが。旬の全盛期は過ぎていますが、名残の美しさが際立っていました。締めシャンは、シャルル・エドシックの2000年。昨年、初めて飲んでびっくりしたNV、こちらはそれをスケールアップさせ、香ばしい熟成のニュアンスを増幅させたもの。ネゴスらしい王道の味わい。個人的に、シャンパーニュはメゾンの普通のヴィンテージものがいちばんお買い得だと思っていますが、これはその中でも極め付きかもしれません。とても好みの味でした。この3本の間に白2本、赤2本を飲んだのですが、三者三様のシャンパーニュに挟まれてしまい、とりわけ私が持参した白&赤(次回、アップ予定です)は、すっかりかすんでしまいました。白のもう1本も、実はすごかったのですが……。ルフレーブのバタール98、でした。これは一同、ブラインドでルフレーブとわかったのですが、経験値の少ない私はシュヴァリエだと思ってしまいました。それくらい、きれいなミネラル感と余韻の長さ。問答無用に美味しかったです。
2015年01月13日
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現在、住みながらリビングの床を張り替えるという難行中で、食器棚のワイングラスを自分のデスクに避難。でも載りきれず.....。 妙に小さいものがあったり、最近出番のないボルドーグラスがあったり、こんなの買ってたんだというモンラッシェグラスがあったりと、自分のワイン飲みの歴史を見るようでした。 実際に使うグラスは、極端に限られています。なので、洗っていないのがたくさんあります.......。 圧倒的に多いのは、ステムのないリーデルのO(オー)シリーズになってしまいました。それも大吟醸グラス。それとブルゴーニュ。 大吟醸、日本酒を飲むことはまずないのですが、ボウルの形状が、ワイングラスとしてはいちばん汎用性が高いと言われるキャンティグラスに酷似していて、使い勝手がいいように思えます。 シャンパーニュはほとんどコレで飲み、モノによってはブルゴーニュグラス。シャンパーニュグラスが登場するのは、逆にカヴァとかを飲んで、美味しくないと思った時。キブンだけは、シャンパーニュになるので^^ ロワールやアルザスも、大吟醸グラスですね。 ブルゴーニュの白、赤はまあ、Oのブルゴーニュが多いです。 いわゆるロブマイヤーなどの高級グラスは、持っていません。一度、グラスのよる飲み比べセミナーでその実力にびっくりした記憶があるのですが、リーデルのヴィノムですら、ステムの結合部が弱く、酔って洗うのが面倒なので、使わなくなってしまうような性格なので。ステム付きなら、シュピーゲラウは時々使います。丈夫なので^^ 木村硝子のブルゴーニュなんかも、見ると欲しくなるのですが、入手しても1、2度使ったら、棚に飾るだけになりそうです。 濃い系の赤は、ボルドーを含めてリーデルのオーヴァチュアのラージで済ませることがほとんど。ステム付きですが、コチラも丈夫なので。 Oのボルドーも使っていたのですが、現在は割って欠品中です。 そんなわけで、Oへの依存度が高く、ステムを捨てたそのアイデアにとてもお世話になっているのですが、その一方、この製品の登場が、こんなにもワインの消費量が増えてしまった原因のひとつのような気がしてなりません。 ステム付きのボルドーグラスを愛用していた時代、家でワインを飲む回数は、週に1回くらいだったことを、並んでいるグラスを見ながら、思い出した次第です。
2015年01月11日
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ブルゴーニュ・ルージュ[2004]/ドメーヌ・ジェラール・ラフェヴェルジェに続いて、飲みそびれていたACブルゴーニュの2004年(他に、あと2本くらい控えています)。先代のジャン・ラフェが、好きでした。初めて飲んだ、たぶんモレ村名2000年のノーマルキュヴェに唸ってしまい、それからいろいろ飲みました。そうはいっても、村名と1級、それにブルゴーニュ・ルージュが中心で、シャルムやクロ・ド・ラ・ロッシュも飲んだことはありますが、ジャン時代のクロ・ド・ぺーズはありません。もちろんジャン・ラフェでも特に飲んだのが、ブルゴーニュ・ルージュで、銀座の銀座屋酒店の在庫を一時期、買い占めました(といっても数本ですが…)。99、00、01あたりです。ご存じの方も多いと思いますが、ジャン・ラフェにはノーマルキュヴェと、新樽をたっぷり(100パーセント?)使ったレゼルヴがあるのですが、ACブルゴーニュに関しては、愛好家にはあまり評判がよくないレゼルヴのほうが好きでした。ジャン・ラフェは、トルショーなどにも感じる、薄めの柔らかい赤系果実とじんわりとした旨みと甘やかさが特徴。それを02年から継いだジェラール・ラフェですが、いきなりロバート・パーカーが高評価したもので、「さては濃い系に変節したか?」と一部で騒がれた記憶があります。しかし、02のブルゴーニュ・ルージュは何本か飲みましたが、もともとレゼルヴを許容していた舌だったので、「おっ、旨いじゃん」と思った記憶があります。長くなりましたが、さて04。これで4本目ですが、最後に飲んでから数年経っています。酸味基調のフランボワーズ系の堅めの赤系果実のニュアンス。熟成感はあまり感じません。04のこのクラスらしいといえれば、らしい味わいです。04はピノよりはシャルドネが評価されていますが、白のヴェルジェと比べる限り、あちらのほうが熟度がややある感じです。このクラスだと、そういうケースが多いのでしょうか?ちなみに、ジャン・ラフェ時代のブルゴーニュ・ルージュには確か、ジュヴレ下方のレジョナル地区の畑名が入っていた気がします。そう思いながら飲むと、この04もミニジュヴレのような味わいに思えなくもありませんでした。
2015年01月09日
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ヴーヴレ・ペティアン・ブリュット[2001]/ドメーヌ・ユエダラダラと過ごした休みが終わり、日常が戻りました。年末から、何だかシャンパーニュのキブンが続いていたのですが、仕事が始まった月曜日ともなると、違ったものが飲みたくなくなるから不思議です。昨年、渋谷のイザカヤ・ヴァンで飲んだユエの01のペティアン・セック、相当旨かったので、ネットで探してみたら、同年のブリュットが見つかったので、複数本購入。その1本目を開けてみました。ほどんど圧を感じず、コルクがスーッと抜けてしまい、不安を覚えたのですが、幸い泡はまだ残ってみました。ペテアィアンにしても弱めですが、微発泡というよりはもう少し元気な感じ。熟成シュナンの香りと味わい。これだけ瓶熟が進むと、セックくらいのほうがいい具合に甘みが減衰して、よりいい感じなのかもしれませんが、ブリュットでも充分に甘くはない蜜なニュアンスがあって、特に飲み進めた後半が、美味しく感じました。このシュナンの熟成感が、2,000円チョイで味わえるのは、ちょっと得したキブンです。ロワールの泡、クレマンで美味しいものに出会ったことがないのですが、ペテアィアンになると、あれこれ旨いものがあるような気がするのは、何故なんでしょうね。
2015年01月06日
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ブルゴーニュ・グラン・エルヴァージュ[2004]/ヴェルジェ 飲みそびれていた、ヴェルジェのブルゴーニュ・ブランの04。 当時、ヴェルジェのリーズナブルラインの中では、マコンより、ACブルゴーニュのコレのほうが好みでした。レジョナルにもコレとテロワール・ド・コート・ドールという名前のものがありましたが、やはりコレのほうが美味しいと思っていました。 ヴェルジェは熟成の進みが早いので、もうシェリーかと思っていましたが......。 まだまだ生きていました。果実味は小さくなっていましたし、ヴェルジェらしいハーブのニュアンスもアフターの苦みもなくなっていましたが、きれいな熟成香とじんわりとした甘味。 小さいながら、充実の味わいでした。
2015年01月04日
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Inflorescence Blanc de Noir Cotes de Bechalin Brut NV/Cedric Bouchard 新年2日目は、セドリック・ブシャール。泡としても、スティルワインとしても旨いなあ......。 白ワイン的でもあり、赤ワインの要素もあり、泡でもあるのって、ある意味、無敵ですね。 RMの美点が詰まった味わい。デコルジュは、12年4月でした。 昨日は、またまたネットサーフィン。気が付くと、ワインを1ダースも買っていました。 想定外のスタートダッシュ。ちなみに半数がシャンパーニュなのが、たぶん今のキブンなのでしょうね。
2015年01月02日
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ジュヴレ・シャンベルタン[2010]/カミーユ・ジルー 大晦日の夜は、ローラン・ペリエのスタンダード。安定の美味。 その後、魚介が多かったので、ウィリアム・フェーブルの並シャブリ。すでに13ですが、ルイ・ラトゥールの同年&同格のほうが好み。 新しい年は、RMのリュエル・ペトロワから。NMの安定感には、一歩譲るかもしれません......。 それから冒頭のカミーユ・ジルーのジュヴシャン10に移りました。 この赤、若い良年の村名らしい美味しさで、いい感じです。それ以上でもそれ以下でもないほどよさ。 申し遅れましたが、本年もよろしくお願いいたします!
2015年01月01日
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