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シノン V.V.[2005]/フィリップ・アリエ渋谷のイザカヤ・ヴァンでグラスで飲んで、「旨っ!」と思ったシノン。ネットでバックヴィンテージを探して、購入しました。青さを感じるけど、決して青臭くはない香り。味わいにヴェジタルなニュアンスがない、ツヤツヤの果実味。シノンというより、良年のボルドー右岸を感じさせる味わいです!ただ、バック・ヴィンテージといっても2005年。若いです。あまり、瓶熟によるアドヴァンテージを感じません。官能性を纏うためには、あと15年くらい必要? そんなポテンシャルを味わった昨夜でした。
2014年01月30日
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ニュイ・サン・ジョルジュ[2000]/ドメーヌ・クリスチャン・コンフェロン年初にごちそうになった初アンリ・ジャイエ、あまりにびっくりしたので、同アペラシオン・同ヴィンテージのワインを比較したくなってしまって、ネットで探して購入。コンフェロン一族のようですが、初めて飲むドメーヌ。ネット情報では、当主はチョイ悪親父系だそうなので、畑仕事もフツーだろうな、と想像して……。想定内の味わいでした。ちょっと土のニュアンス、でも腐葉土や皮系の熟成香はまだ。やや控えめな赤系果実味に、それよりはちょっとだけ主張が強い酸味。涼しい年を連想させます。きれいに熟成していますが、古酒の世界にはまだまだ、という段階。このアペラシオンでこのヴィンテージを飲んだならコレだろうなと思わせる、静かな美味しさでした。こうなると、やはりジャイエは尋常な人ではなかったことが、よ~くわかります。
2014年01月29日
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マルサネ・ロゼ・フルール・ド・ピノ[2011]/ドメーヌ・シルヴァン・パタイユ前回の続きです。牛肉は2種類。まずは、内モモのシンシンの部位をローストにしたもの。いわゆるローストビーフ。K先生のローストビーフ、一度ごちそうになっているのですが、ゆっくり火を入れた赤身の旨さ、再び堪能しました。これに合わせて、パタイユのロゼ。これが、実にピタリと合いました。初めて飲みましたが、世評通り、マルサネのロゼとは思えない、レイヤーのある香りと味わい。今まで飲んだロゼの中でも。、これは1,2を争う美味しさ。タンニンも酸も美味しく、熟成させても面白そうです。パタイユ、いいですね。ボーヌ・ペルテュイゾ・プルミエ・クリュ[2008]/ドメーヌ・デ・クロワ 牛肉の2品目は、大きなロースの塊のソテー。これには、デ・クロワの赤。この造り手のボーヌ1級の中で、やや野生味があるとのことだったので、合わせてみたのですが、この組み合わせもよかったです。しっかりめの赤系果実ときれいな酸。08らしく、果実味がやや控えめで、軽いタンニンのエッジがありましたが、そこらへんとロースの脂の甘さが上手くマッチング。相乗効果しました。デ・クロワ、先日のカミーユ・ジルーのほうのブルゴーニュ・ルージュ10よりは、かなり上の味わい。倍以上の値段も納得です。しかし、デ・クロワといい、シルヴァン・パタイユといい、いわゆるブルゴーニュの新進の造り手たちは、料理と合わせると力を発揮する味わいが多いな、と思います。
2014年01月28日
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ブリュット・ミレジメ[2003]/アンリオ昨夜は、料理研究家のK先生のお宅で、牛肉の会。しかし、その他の数々の料理も美味でした。アミューズの自家製ポテトチップスからして旨い!ごちそうになったアンリオを飲みながら。2003年という特異なヴィンテージ。ドンペリ以外でも、メジャーどころで造っていたのですね。香りからしてブリュレなニャアンス。ややトーストの強さを感じる香ばしさ。味わいも重量感がありますが、それが高級感に繋がっているとことはさすが!です。ノンヴィンやアンシャンテルールとも違った味わいですが、これはこれでいい泡!でした。ブルゴーニュ・シャルドネ・ビゴ[2011]/フレデリック・コサール持参した1本目は、白。定番のシャソルネイ。魚介系の前菜と合わせることを意識して。このセビーチェ、絶品!でした。ノンオイルで、香菜の香りとライムの酸味。ビゴ、この瓶はやや酸化熟成のニュアンスが強く、シャブリのほうがよかったかもしれません。肉には、ロゼと赤を持参しました(次回に続けます)。
2014年01月28日
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ブリュット・トラディション[NV]/アンリ・グードルフ 初めて飲むレコルタン。ピノがメインだということを感じさせる量感はしっかり感じますが、不思議と重さや重心の低さはありません。造り手のタイプなのでしょうか?それとも、アンボネイでもブジーでもなく、アイ村のピノ・ノワールだから??いずれしても、旨い泡でした!
2014年01月27日
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ブルゴーニュ・ルージュ[2010]/カミーユ・ジルーカミーユ・ジローという表記もありますね。実際の発音は、ジルーとジローの中間?少し前に飲んだ同じ銘柄の09が、しっかりめの抽出で果実味を堪能できたのですが、この10は酸味がやや前に出ていて、ある意味でブルゴーニュ・ルージュ然としていました。これはこれで美味しいのですが、前日も赤系果実のややアーシーなピノだったので、それと違う味わいをちょっと期待していたので、やや肩透かし。ヴィンテージらしい、とも言えるのですが……。
2014年01月23日
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レ・プランス・アベ・ピノ・ノワール[2011]/ドメーヌ・シュルンバジェ昨夜は、湯島のくろぎさん。冬の味覚たっぷり。若さゆえの少しゆるさを感じさせる皿もありましたが、この先も変わっていくんだろうなと思わせるところがいいな!、といつも思います。今回は、殊にかぶら蒸しが秀逸でした。グラスで、ジャニソン・エ・フィスを飲んだ後に、赤を1本。アルザスのピノ、知らない造り手でした。いわゆるチャーミング系の赤系果実味。料理と合うかと言われたら、それは枡で少しいただいた日本酒、春鹿のほうが合いましたが、外は雪混じりの雨の寒い夜、どうしても赤い液体を飲みたかったもので……。
2014年01月22日
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ブリュット・レゼルヴ[NV]/ベレッシュ・エ・フィス週の初めですが、シャンパーニュが飲みたくなってコレを開けました。ベレッシュ、1本をじっくり飲むのは初めてです。デコルジュは2010年と、やや古め。最近、クレマン続きだったせいか、香味がことのほか好ましく感じられます。気泡、酸、ミネラル、旨みのバランスは上々。クリーンでスタイリッシュな味わいです。シャルドネ、ピノ・ノワール、ムニエが1/3だそうですが、黒ぶどうが多めの、重心がやや低めな感じも好みです。瓶熟が長かったせいか、泡の持続力は弱めでした。最近、瓶熟長め好きなのですが、泡は犠牲になっているかもですが、いい造り手の場合、そのぶん複雑味は増している気がします。余韻もやや短めですが、何だか惹かれる味わいで、評判が高いのも納得。上のキュヴェにも興味を覚えますが、ふだん飲みなら、このNVで充分満足。リピートするなら、またこのNVのデコルジュが若いものを試したいかも、です。
2014年01月21日
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アルボワ・ピュピラン・ルージュ・ピノ・ノワール・レド・メモワール[2011]/フィリップ・ボールナールかなり前から気になるエチケットでしたが、飲むのは初めてのアルボワの造り手。いろいろな品種がありましたが、ピノ・ノワールを試してみました。蝋封です。らしいビオ香。確かにキツネが恨めしがるくらいの、ぶどうの熟度を感じます。強めの果実の甘みはややくぐもっていて、少し酸を抑えています。アフターに、かすかにタンニンのエッジを感じましたが。それは最後まで残っていました。ブルゴーニュのビオ系に感じる、きのこ系はあまりなく、ビーツの砂糖漬けや、にんじんやセロリのグラッセのような香りを感じました。ほっこりした旨みと、少しの野暮ったさ。たぶん、若いということもあるのでしょうね。
2014年01月20日
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クレマン・ダルザス・ブラン・ド・ノワール・ゼロ・スーフ・アジェテ[2010]/ピエール・フリックどきどきコメントをいただくhirozeauxさんもリピートしているアルザスのクレマン。私もブラン・ド・ノワールに変わった2010年が気になって購入。色合いは、まるでシードルのようです。香りはひと嗅ぎで、「おっ、ピノだ!」と思わせてくれます。実に健全な酸化熟成のニュアンス。きれいな旨み。美味しいです!これに樽のニュアンスが加わったら、クリュグやヴィルマール好きもびっくり!のリーズナブル泡だと思いました。ピエール・フリック、いよいよ好きになりました。アルザスワイン、あれこれちょぼちょぼ飲んできましたが、パーカーの評価が高い、ウンブレヒトやヴァインバックは、自分の今の好みからすれば、やや強すぎ。メジャーなヒューゲルやトリンバックは、リーズナブルなものがいま一つ。シュレールやダイスは、飲むキュヴェや時期によって、けっこう「?」ということがあったり。あとまあ、品薄だし。てなわけで、アルベール・マンやルネ・ミューレなんかのほうが、最近はいいのかなあと、思ったりもします。分けてもピエール・フリックは、先日も泡が旨かったガングランジェと共に、お気に入りです。たぶんそれは、混醸系やピノ・ブランといった銘柄を好んでいる自分にとって、ピエール・フリックとガングランジェは、そのあたりのリーズナブルなものを飲んでも裏切られたことがないからなんだと思います。なじみのワイン屋にまだ在庫があったら、また買っておこうと思いました。
2014年01月17日
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ミュスカ [2011](500ml)/Hrvatskaお土産にいただいた、クロアチアのワイン。おそらく、イタリアとの比較になるのでしょうが、イタリア白の経験値が低いので、むしろアルザスと芳香性と方向性の近さを感じました。アルザスの場合、私がまずよく飲むのは安い混醸系かピノ・ブラン。ニュートラルで料理に合わせやすいので。よい造り手のシルヴァネールがあればそれを選んだり、少し重たいものを飲みたい時は、ピノ・グリを買うことも。ゲヴェルツは、本格的なものは芳香性が強くて、ちょっと料理に合わせにくいので、なんちゃって系のほうがよくて、チリのコノスルくらいで間に合わせてしまいます。リースリングはたまに思い出したように試すのですが、私の舌の問題なのか、料理に合わせやすいはずなのに、意外に難しいなあと思います。品種的には熟成したほうが美味しいのでしょうが、熟成するとあのペトロール香が顕著になるので。アルザスより、残糖があるドイツのカビネットくらいのほうが、合わせやすい??でミュスカですが、この品種の存在をすっかり忘れていました。ゲヴェルツほどではなくても芳香性が強いので、料理と合わせにくい印象がありました。このクロアチアのミュスカ、エチケットのようにモダンですっきりとした味わい。残糖感もなく、その日に食べた晩御飯の中では、白菜の洋風スープ煮と好相性でした。クロアチアのワイン、素朴な印象しかありませんでしたが、洗練系もあるのですね。まあビジネス的には難しいので、なかなか日本には入ってこないと思いますが、見つけたら試してみようと思いました。
2014年01月16日
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カベルネ・ソーヴィニヨン・ナパ・ヴァレー[2003]/マボロシ日本人が造るカリフォルニアワイン。ピノとシャルドネで知られていますが、2003はカベルネも造ったそうで、ちょうど10年熟成。ジャミーさがいくぶん撓められて、いい感じになっていました。でも、まだまだ熟成しそう。新世界、落ちかけの風情を味わいたいと思って、いくつかストックしてあるんですが、なかなかそのタイミングが計れません。たいがい、まだまだなあと思ってしまいます。
2014年01月15日
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IGT バンディトーネ・シラー[2007]/マテ先週末は月イチのワインスクールで、テーマはローヌ品種。メインはシラー。例によって、新旧世界を飲み比べるのですが、オーストラリアのビンディ、ブラインドでダール・エ・リボかと思いました。シラーズの「ズ」がない味わいです。そしてギガルのノーマルのコート・ロティ07、ひさびさでしたが、やはり完成度の高さに改めて納得。量産されているので、あまり話題に上りませんが、実に旨いロティだと思いました。アフターには、冒頭のトスカーナのシラーを。これもまた、高次元でバランスがとれていて、美味しかったです。トスカーナのシラーは、品種の個性がわかりやすいわけではないのですが、ハズレを飲んだ記憶がないくらい、どれも旨いと思います。まあ、値段も高めですが……。そんな中、このマテはまあまあ穏当な価格なので、オススメです。
2014年01月14日
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カベルネ・ソーヴィニヨン・カチャポアル・ヴァレー[2012]/キンタ・ラス・カブラス夕飯を食べ損なって、遅い時間に冷凍してあったカレーを温めて食べました。一緒に冷蔵庫に入れてあったコレを、ボルドーグラスでなみなみ1杯。近所のコンビニで買ったジャスト500円のチリワイン。スクリューキャップです。南米だとしても、瓶で輸入して500円で、ワインとして成り立つの?という気持ちがムクムクとしていて、コンビニに行く度に気になっていて、ついに購入。何しろ、エチケットも高級感あるし。ちゃんとワインしていました。カレーのお供に冷え冷えのチリカベ、意外なほど好印象。温度が上がってくると、あれこれ粗が出ましたが、冷たいとそのへんは隠れるし、果実味は沈みこまないので。まあビールを飲めばいいのでしょうが、考えてみれば1杯100円くらい。発泡酒より安いです。ワインの種類に対して、大きな愛と小さな愛があるような気がします。たとえばピノ・ノワール、はまり始めの頃はブルゴーニュ以外は認めがたく、新世界などは飲みたくありませんでした。いわゆる小さな愛です。今の時点では、そのへんがかなりゆるくなった代わりに、高級でも閉じている状態のものを飲んでも、ポテンシャルを愛でる気持ちにはなれません。そういう意味では、たぶん中くらいの愛情。シャルドネも、今の時点では中くらいかも……。クレマンも中くらい、逆にシャンパーニュは値段が高い分、多少好みと違うと「う~ん」と思ってしまうので、愛は小さめかもです。一方カベルネに対しては、多少青くてもエグミがあっても「まあ、こんなもんか」と思える今なので、大きな愛情を持っているような気がします。なので、昨夜のチリカベもOKなのでしょう。ワインを覚えたてで、ボルドー命だった頃からは、想像もできない感情です。奇しくも「ワイン大好き!」というクチコミテーマを選んでの投稿のコレが100回目で、たぶん最安値。ワイン愛が、エロスからアガペーになっていっている気がします。
2014年01月10日
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ヴァン・ヌーヴォー・ルージュ[2013]/ル・クロ・デュ・テュエ・ブッフ軽~い赤が飲みたくて、飲みそびれていたコレを抜栓。ル・クロ・デュ・テュエ・ブッフこと、ピュズラのヌーヴォー、昨年は白のリリースがなくて、コレだけ。赤も年によってセパージュが確か違っていたように思えますが、今回はガメイ100%のようです。案の定、開けたてはキャンディ香といちご味。MCガメイらしさが全開でした。しかし30分ほどすると、いちごはいちうごでも、コンフィ系に変わってきて、じんわりとした果実の甘みになっていきました。とはいっても、ワインになり始めたような味わい。ピュズラにしては、無難に造ったのかな?という感じがしました。ピュズラのヌーヴォー、よく年明けに安い船便がやってきて、2~3本買っていましたが、今年も来るのでしょうか? 2年ほど置くと、味が乗ってさらに美味しくなるのですが、今回のコレは、あまり伸びしろがなさそうです。普通にシュヴェルニィ・ルージュを買ったほうがいいかも、です。
2014年01月09日
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クレマン・ダルザス・ブリュット NV(07)/ドメーヌ・ガングランジェ仕事でちょっと疲れることがあって、きっとこれが慰めてくれるだろうと思って抜栓。これ、よかったです!前に飲んだロットは、やや酸化熟成のニュアンスが強かったのですが、これはきれいな旨み、心地よい泡、いい感じの余韻で、期待以上に美味しかった。小さくLT07とエチケットにあるので、単一ヴィンテージものなのだと思います。アルザスの泡は、特に自然派のものはハズレが少ないですね。ロワールなんかは、リーズナブルなものがある代わりに「あれっ?」というものがあったりしますが、アルザスは打率が高いです。
2014年01月08日
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ムルソー・ナルヴォー[2011]/ドメーヌ・イヴ・ボワイエ・マルトノ前日のワイン会で、ルーロの同じヴィンテージ、同じ畑のワインをごちそうになったので、比較したくなって抜栓。好きな造り手なのですが、ヴィンテージの影響を受けやすい印象があります。たとえばボトムのブルゴーニュ・ブラン、09は過熟感があってダレた味わいでしたが、10は一転、きれいなミネラル感のあるなかなかの味わいでした。毎ヴィンテージ買っているのですが、11は食指が動かず、とりあえずこのナルヴォーだけを買っていました。おそらくブルゴーニュ・ブランでは美味しくなかろう、と思って……。昨夜のワインは、そこそこミネラル感があって酸もきれいで、弱めながらも美味しいムルソーでした。ですが、時間が経つごとにどんどんきれいな味わいが開いていったルーロのほうが、2枚くらい上手に感じました。ルーロの素晴らしさを再認識することになりました。人気があるの、納得です。
2014年01月06日
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ニュイ・サン・ジョルジュ[2000]/ドメーヌ・ジャイエ昨晩のワイン会で、Iさんが持参してくれたワイン。ヴィンテージは2000年。ブルゴーニュ好きになったのが、前の午年。干支が一回りして、初めてジャイエを飲む機会に恵まれました。ありがとうございました。サプライズ&ブラインドだったので、ジュブシャンの良年のグランクリュ、ドニ・モルテあたりかも?と、思いました。深い色調と長い余韻。とても00、村名、ニュイサンとは思えませんでした。よ~く味わってみると、要素が多くて複雑というわけでもない。でも深くてピュア!農作物としての、ぶどうが凄いんだろうなあと思いました。ヴィンテージとアペラシオンの範囲内で、最上の仕事をしているのでしょう。アンリ・ジャイエというのは、素晴らしい農民だったのでしょうね。低温浸漬という醸造法も、そのぶどうのピュアさを生かす方法なのかもしれません。DRCにしろルロワにしろ、いい意味での作為とそれによる高級感を感じさせますが、ジャイエは作為を感じさせない作為、というか……。ある意味、肉の低温調理とか真空調理に似ているのかもしれません。リシュやクロパラは、もっともっと要素が多くて、もっともっと複雑なのでしょうが、ピュアさと深さは共通している??とにかくビックリ、でした。まあ、だからといってジャイエを買おうと探せるわけでもないのですが、同じニュイ・サン・ジョルジュ2000年村名、別の造り手を捜して、さきほどポチッとしました。同じヴィンテージ、同じアペラシオンで、きっとびっくりするくらい味わいが違うでしょうから。せっかくなので、昨夜の味わいを覚えている間に、飲み比べてみようと思っています。
2014年01月05日
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ボンヌ・マール・グラン・クリュ[2004]/ドメーヌ・ロベール・グロフィエ昨夜は、新年ワイン会。持参したのがコレ。オフヴィンの10年熟成。そろそろ飲み頃かと思い、また同年のヴォギュエもあるのですが、アチラはまだまだという気もして。その予感は当たり、最初はやや還元的でしたが、ほどなく開き始め、きれいなミネラル感とグロフィエらしい香ばしさと大きめの果実味がいい感じでした。ちなみに参加者のYさんが飲みたいといっていたドルーアンのリュリー10も、デイリーワインなのですが、持参しました。再飲の印象はあい変わらずよく、先日のサン・ジャックより、かなり好印象。ベストコスパシャルドネの評価、変わらずです。さてグロフィエ、確かによかったのですが、他の方々のワインが凄すぎました!最初の泡がセロス2発。エクスキューズとミレジメ02。どちらも飲むのは2回目ですが、特にミレジメの美味しさが際立っていました。白は、リュリーの前座の後、ルーロのナルヴォー11。ムルソーにして、この透明なミネラル感! 若いけど、時間を追うごとに、どんどん開いていきました。それからルイ・ラトゥールのモンラッシェ90。良年です。ぶどうの尋常ではないパワーを感じますが、閉じていた? 持ってきてくれたYさんも「モンラッシェにしては、何か足りないかも」と言っていましたが、同感。それほど多くの経験はありませんが、ルイ・ラトゥールのグラン・クリュに共通する、偉大なんだけどある種のモノラル感がありました。そして赤。アンリ・ジャイエのニュイ・サンジョルジュ00!初ジャイエでした。とにかく、びっくりしました。そのびっくりについては、頭を整理してから書いてみたいと思います。さらにネゴスもののエルミタージュ71。このシラーは、ピノの古酒としか、思えませんでした。そして〆シャンに、ルイ・ロデレールNV。といってもただのNVではなく、前のエチケットで、数年瓶熟が長いもの。プリュットプルミエ、決して好みではないのですが、熟成感が出ていて、これは美味しかったです。ぶどうの質がいいんでしょうね。6人で9本。新年4日目にして、今年のベストワインを飲んでしまったかもしれません。グロフィエも充分美味しかったのですが、いやあジャイエ……。
2014年01月05日
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リュリー・ブラン・マリソー 1er Cru[2009]/ドメーヌ・サン・ジャック本日のワインも軽いシャルドネ。昨年、「リュリーって旨いなあ」ということがあって、ひさしぶりに買った銘柄。フツーでした。悪い意味ではなく、マコネっぽいワイン。わかりやすい果実味です。ドルーアンの村名リュリー10は、2本飲んで美味しかったけど、それよりは果実のハリやミネラル感は劣る印象。きちんと完熟している感はあるけど……。明日、ドルーアンの3本目を飲む予定なので、比較してみようと思います。
2014年01月03日
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ブリュット・ブラン・ド・ブラン・レゼルブ・セレクション [NV]/ミッシェル・チェルジ謹賀新年。の1本目は、メニル・シュール・オジェ。若いブラン・ド・ブランは敬遠気味なのですが、年の初めということで、何となく混じりっけのない白いぶどうの泡を。若い味わいの酸の強さも、穏やかな東京の元旦には、シャキッとしたキブンにになって、いい感じでした。
2014年01月01日
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