ニーハオ中国

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2008/11/28
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カテゴリ: 産後
退院後のつばめの生活について、
まだ書いていませんでしたね。

つばめのうちはアパートの6階なのですが、
しばらくはいろいろ不便だろうということで、
退院後、つばめとチビちゃんは
同じアパートの1階にある義父母の家の一間を借りて、
新生活が始まりました。

最初の数週間は、とにかく30分、1時間ごとにおっぱい、
その合間にちょっとトイレに立ったり、
お茶を一口飲んだりしているうちに、
またチビが泣いて、次の授乳という感じで、
自分のことをかまう暇がぜんぜんありませんでした。
ほんと、ちょっと顔を洗う時間も取れない感じだったのです。
1日24時間のすべてが、チビの泣き声と授乳のみで占められていて、
何をする暇もありません。

身体は疲れていても、一日中薄暗い部屋に閉じこもって
チビだけ見ていると、気が変になりそうになります。
チビが寝た隙にちょっと本を読んだり、
片付けでもしたいと思うのですが、
チビが寝たらとにかく一緒に寝るように
義父母に言われるので、ほんとに何もできませんでした。

夫が会社から帰宅後、
毎日のつばめとチビちゃんの服を洗濯してくれ、
チビのおむつやその他の買い物にも行ってくれ、
食事は毎日義母が作ってくれました。

つばめは純粋にチビちゃんのお世話だけ
してればいい状態だったのですが、
それでもしんどかったです。
寝不足でフラフラだし、チビはなんで泣くのか分からないし、
毎日、「こんな生活に耐えられるのはもう今日までだ、
明日はもう無理かもしれない」と思いながら
過ごしていました。

部屋は一日中カーテンを引いて薄暗く、
日が落ちると電気スタンドひとつで
明かりをとっていたので、よけい気が滅入りました。
人間やっぱり、日光を浴びないとだめですね。
それでも夜が来て、朝がまたやってきて、
気がついたらなんとか1ヶ月が過ぎました。

1ヶ月を過ぎ、チビを義母に見ていてもらって、
産後初めてスーパーに買い物に出た日は、
外のすがすがしい空気がとても気持ちよく、
爽快な気分になりました。

それにしても、育児がこんなに大変だなんて、
やってみるまで分かりませんでした。
本などで「○時間ごとに授乳で大変」とか書いてあっても、
「ふーん、そう」としか思わなかったのですが、
体験して初めて、それがどういうことなのか実感しました。
人間、いくら本を読んだり人から聞いたりしても、
結局は自分で体験したことしか、
本当には分からないものなんですね。

世の中すべてのお母さんたちが
みんなこんなことをしてきたのだと思うと、
すごいなぁ、と尊敬の気持ちが沸いてくる
今日この頃のつばめです。

↓出産後、スーパーに出かけるとき、
街角で見たクリスマスツリー。
つばめがうちに閉じこもっている間に、
季節はもうクリスマス。





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Last updated  2008/12/23 12:40:35 PM
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