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異物をすぐに取り出す内視鏡… 2 歳児の事情に「開発する決心」
(原題: 이물질 쏙 빼내는 내시경 … 두 살배기 사연에 ' 개발할 결심 ' )
https://news.sbs.co.kr/news/coverageList.do?plink=GNB&cooper=SBSNEWS
SBS ニュース記者入力 2024.05.03. 午前 7:39
< アンカー >
子どもたちが、飲食物やおもちゃのようなものを間違って飲み込んで、気道が詰まる事故が時々発生しているでしょう。このように急を要する瞬間には短い時間の中で対処することが重要ですが、これを助けてくれる内視鏡ロボットが国内で開発されました。
オム・ミンジェ記者が報道します。
< 記者 >
[SBS ニュース (2017 年 6 月 ) : 保育園で遊んでいた 2 歳の子どもが、プラスティック素材のおもちゃを飲み込み重体に陥りました。 ]
去る 2017 年 6 月、おもちゃを飲み込んだ子どもが、脳死の状態に陥り、ついに亡くなるという事故が発生しました。
小児応急手術が可能な病院を探しましたが、 1 時間近く過ぎ、 11 ㎞離れた総合病院に移される過程で、いわゆる「ゴールデンタイム」を超えました。
この事件は、ある医者に新しい内視鏡の開発の動機になりました。
[ ジャン・ジェウォン / 忠南大病院耳鼻咽喉科教授 : 3 次病院(注:病院の規模を表す、町内の医院は 1 次病院)だったのですが、小児の応急担当医がいなくて、器具がないのですよ。結果的に子どもが死亡するという…。 ]
研究チームは、今までの内視鏡にロボットの技術を結合させて、自由自在に方向を調節ことができるようにし、掴む部分に関節を取り付け、遺物を掴んで取り出すことを簡単にするように作りました。
実験用の豚の気管支に入った指輪を取り出す実験の結果、今までの内視鏡は異物の近くまでは到達しましたが、正確につまみで掴みだすことは難しかった半面、内視鏡ロボットは、内視鏡の先のつまみの部分の関節を細かく調整して異物を簡単につまみ、取り出すことができました。
さらに、眼球でカメラの方向を調節し、ペダルで内視鏡を動かす技術を適用し、補助者がいなくても一人での施術が可能になりました。
[ キム・ギヨン / 韓国機械研究院責任研究員 : マウスのように眼球がこのように上下左右に動くじゃないですか。そうすると内視鏡の画面の上下左右の動きと同じように対応させるのです。 ]
今までの内視鏡にロボットのシステムを結合させる実用的な形態で、数十億ウォンにいたる特殊な器具に比べてずっと経済的です。
これによって、上級総合病院でない 2 次医療機関でも活用が可能になるものと期待されます。
オム・ミンジェ記者
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