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テーマ: 読書(8290)
本のタイトル・作者


タタール人少女の手記 もう戻るまいと決めた旅なのに 私の戦後ソビエト時代の真実 [ ザイトゥナ・アレットクーロヴァ ]

本の目次・あらすじ

日本のみなさまへ
第一話 祖父の軽四輪馬車と祖母の山羊たち
第二話 党の兵士
第三話 タシケントの田園暮らし
第四話 出戻りのステルリタマク、失った家
訳者あとがき

感想

2021年236冊目
★★

表紙とタイトルから想像していた内容と違った。

自費出版の手記&自動翻訳に手を入れました、みたいな…。

タタール人って何だっけ?とか(ウィキペディアで調べた)
作中の地図を見て「フィンランドってロシアと地続きなんだ?!」となったり。
無知だなあ。

私にロシアの歴史についての知識がないので、時代背景もよく分からず。
そもそも社会主義下の体制と生活がいまいちピンとこなかった。
(ここらへんもまた、これから知りたい事だ。)
ただ、すごく大変な時代を生きてきたのだな、ということが分かった。

著者は1945年生まれ。
赤ん坊の頃に祖父母に引き取られ、育てられる。
祖父母が体験した2つの革命、3つの戦争、1920年代の飢餓と欠乏生活。


たまに驚くのは、これらがほんの少し前の話だ、ということだ。
わずか数十年で世界は大きく変わった。
そして今もまた、変化の中にいるのだろう。
その流れの中にいるときは、今が「なに」なのか、分からないまま。




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最終更新日  2023.01.01 17:46:16
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