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2022.03.02
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テーマ: 読書(8283)
本のタイトル・作者


新しい出会いなんて期待できないんだから、誰かの恋観てリハビリするしかない (一般書 365) [ ジェーン・スー ]

本の目次・あらすじ

1章 可能性は無限大! 夢を叶えるガールズパワー
2章 人の数だけ愛のかたちは存在するのよ
3章 恋のハードルは越えるためだけに存在する
4章 傷つきたくない! 心が鉄壁になった女に捧ぐ……
5章 やっぱり観ておきたい! 永年愛され続ける王道作品
6章 働きすぎて疲れた私に、王子様プリーズ!
7章 終わった恋が忘れられないあなたへの処方箋

9章 いろいろあった大人の女は恋をするにも一苦労
10章 確実にロマンスに浸かりたい、そんなときこそザ・スタンダード
11章 いくつになっても恋に落ちる気力体力を見習いたい
12章 私が“ワタシ”を見つけたら、人生ガラッと変わるはず

感想

2022年051冊目
★★★

タイトル長っ!(笑)
はじめこういうタイトルのエッセイかと思っていたら、中身はラブコメ洋画の紹介対談でした。

ラブコメ、好きですか?
私はヒューマンドラマのほうが好きなんだけど、ラブコメはラブコメで好き。
ご都合主義の予定調和上等。
人生に疲れた時は、そういう話が欲しくなる。

しかし自分の人生のなかで一番映画を見ていた大学生時代から早十数年。

二人のお話を読んでいると、最近のラブコメはだいぶ様相が違うみたいだ。



この本でも絶賛されていた『ラブ・アクチュアリー』が私のなかではベスト。
しかしこれラブコメ?

いろいろな愛のかたちが登場するオムニバスもの、大好物。
バラバラの物語が繋がっていくお話が好き。



『ニューヨークの恋人』!
この本のなかで「仕事に疲れた女の妄想少女漫画シチュエーション」と言われていたけど、すみません私この映画好きなんです…。
バリバリのキャリアウーマンが、過去からタイムスリップしてきた騎士道精神溢れる貴族男性と恋をする物語。
指摘されてるように、反対の状況だったら相当引くし、むかつくだろうなあ。
現代に理想の相手がいないから、過去の時代の古きよき女性像を求める…。うえ。



本には出てこなかったけど、私のなかでは『ニューヨークの恋人』の別バージョンだと思ってる『魔法にかけられて』。
私これも好き。
自分のなかに逃れようのないプリンセス思考を垣間見て、根深いなあと思う。



今回は洋画で、アニメや邦画、英語圏以外の作品は紹介されていなかったんだけど、ジブリ作品の中ではラブコメ?な「ハウルの動く城」も好きなんです…。

紹介されていて見たいと思った映画

ロマンティックじゃない?

ネットフリックス限定。
ラブコメ嫌いの主人公が目覚めたら、世界がラブコメになっていた!
予告動画がもうラブコメをパロってて、こういうの大好き!
主人公が「私はミス・リーガル(Drop Dead Diva)」みたいですね。

軽い男じゃないのよ

ネットフリックス限定。
フランス制作。
これめちゃくちゃ面白そう!
男女のジェンダー感覚が逆転した世界で、男尊女卑思考の男が右往左往する話。
こういうのミラーリングっていうんでしたっけ。
無意識のジェンダー規範、世の中に当然として受け入れられていることを、相手にやると「えっ」ってなるんですよね。
つまりそこに、ジェンダーによる「上下関係」があるんだよっていう。



「クレイジー・リッチ!」
アメリカで出会った2人が、彼の実家であるシンガポールへ行くと、不動産王の息子であったことが分かり…という物語。
原作・主演・ほぼ全員がアジア系というハリウッド映画。面白そう。



「13 ラブ 30」
13歳の私が、目覚めると30歳になっていた!というラブコメ。
将来なりたかった自分になれていない自分を、中身は過去の自分がやり直す物語。
こういうの、元気がでるよね。好き。



「アイ・フィール・プリティ!」
頭を打った主人公が、太めのさえない自分…のままを「超美人!」と思うようになった世界。
元の体形のままなんだけど自信満々だから服装も行動も変わって、どんどん魅力的に見えてくる。
結局人を輝かせているものって、内側の光なのかなあ。

これまでの関連レビュー

私がオバさんになったよ [ ジェーン・スー ]




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最終更新日  2022.12.04 00:33:33
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