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2022.12.06
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テーマ: 読書(8283)

本のタイトル・作者



カラフル&モダンポップ 海外みたいにセンスのある部屋のつくり方 [ 早[SAKI] ]

本の目次・あらすじ


はじめに 「おしゃれな部屋に憧れるけど、どうしたらいいかわからない」あなたへ
0 「素敵な部屋」は、人生を豊かにする
1 まず大切なのは「こんな部屋に住んでみたい!」というゴール
2 「なんかいい感じ」の部屋をつくる基本のコツ
3 「場所別」おしゃれな海外の部屋を形づくるものたち
4 もっとセンスのいい空間になる仕上げのルール
おわりに 「理想の部屋」が、日々を鮮やかにする

引用



紛れもなく、人生を生きるための拠点となる、とてもとても大切な場所です。
ときめきと愛にあふれた、住んでいる人の「好き」が表現された部屋。そんな場所でこそ、本当に自分らしい人生を送ることができるのだと、私は信じています。


感想


2022年316冊目
★★★


自ら見て、見て、見て、分析して研究して再現したインテリアオタク(褒めてる)。
著者の部屋はほんと海外の部屋見たい。おしゃれ。すごい。

私がインテリアに目覚めたのは、大学1年生のとき。
元からインテリアや暮らし系の本を眺めるのは好きだったのだけど、たまたま本屋で見かけた
ジュウドゥポゥムの『パリの小さなアパルトマン』を目にして、パッカーン!となった感じ。

これまでの、「よそいき」のインテリアとは、違う。
それは、日々の暮らしを楽しく、素敵なものにしようと心を砕く「普通の人たち」の素敵な家だった。

ジュウ・ドゥ・ポゥムのシリーズが出るたびに、うっとり眺めた。
フランス。ドイツ。北欧。
テイストの違うインテリア写真を食い入るように眺め、「やっぱり私は最初に心を打たれたパリジェンヌの部屋が好き」と気持ちを固める。
ポップでキッチュ。

自分で工夫して、リメイクして、作って…。

うわあああ、素敵。私もこんなふうにしたい!
で、色々やりましたよ。箪笥の色塗ったり。ペーパートランク積み重ねたり。
でもどれも、「なんか違う」というのがぬぐえなくて、モノが溢れた部屋で途方に暮れていた。

その後、断捨離やこんまりやミニマリストに出会い、「そもそも私のキャパシティではこの物量は管理できない」とインテリア関連のものはすべて処分。

だってこれで、私は「私が何を持っているか」分かる状態になったから。

以前は、よく部屋の真ん中でフリーズしていることがあった。
本当に、座り込んだり立ったまま、思考が停止して動けなくなるのだ。
そのまま気付けば数十分経っていることもあった。
モノが多すぎて、情報量が多すぎて、しんどい。
元々視界に入って来る文字量が多いだけで疲れ果てるので、無理だった…。

だから今は、こういうお部屋にときめくし羨ましく思うけど、自らの分をわきまえて眺めるだけでごちそうさまするようにしている。
手を出しちゃ、ダメ。
私が目指せるのは、日本の禅寺。あるいは古民家カフェ程度。
その中でのベストを目指そう。

「色鮮やかで大胆。好きなものであふれた宝箱のような部屋をつくりませんか?」
という冒頭の言葉に心がぐらつくけど、ぐっとこらえる。

いやあでも、すごいなあ。
著者のインテリアは、観察と努力の賜物。
「デザインされたごちゃごちゃ感」。
およそ自分に管理できる物量ではないので、尊敬のまなざしで見てしまう。

窓際がチープに見えるから、カーテンをレースだけにするとか、いっそ何もかけない(!)とか。
私は断熱性が気になってしまってカーテンしてしまうわ…。
こうやって人は実利を取ってオバチャンになっていき、最終的に勿体ない精神がいかんなく発揮された「実家感」が出るのだろうな…。

海外みたいにセンスのある部屋、というときの「海外」は欧米。
で、逆に欧米の人は禅スタイルの日本の部屋に憧れていたりする。
畳と布団で寝てみたかったんだ!最高にミニマムでクールだよね!みたいな。

私は逆にそこを狙おう。
「海外の人が憧れる日本」みたいな部屋。



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最終更新日  2022.12.06 00:00:13
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