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2023.04.15
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テーマ: 読書(8290)

書名



モトムラタツヒコの読書の絵日記 [ モトムラタツヒコ ]

引用


大人になると、仕事や野暮用に追われ、どうしても日々が「通り過ぎ」がちになる。忙しない日々の中で味わったささやかな感動や鮮やかな衝撃を、しっかりとその言葉で書き記しておきたいと思った。


感想


2023年078冊目
★★★

私は文字が読めるようになってからずーっと本を読んでいて、食べるように本を読む。
それは三度の食事のように習慣の一部であって、もはや特別な行為でも何でもない。

私は本を読むのが好きで、本という媒体が好きで、そこに書かれている文字が好きで、それを表す言語が好きだ。
だから私は、本を読むのが好きな人が書いた「本が好き!」という気持ちが溢れた読書レビューが大好き。
書評、ラブ。

この本は、イラストレーターの著者が、2018~2022年までに描いた「読書の絵日記」全106作品を収録したもの。
著者はそれを「心の成長記」と呼ぶ。


とにかくこの細かい書影がすごい。ようこんなん描くな。(ほめてる)

読んだことがない作品が多くて、「へえ〜」と思いながら読んだ。
読んだことがあったのは、『極北』(村上春樹が訳していたので読んだ)、見たことがある映画は「ヴェルヴィル・ランデヴー」くらい。

感想を読んで、私も読んでみたいと思った本。

ヘミングウェイの『移動祝祭日』
ケストナー『飛ぶ教室』
チョン・ミギョン『夜よ、ひらけ』
クリスティー『オリエント急行殺人事件』
萱野茂『アイヌと神々の物語』
ケン・リュウ『折りたたみ北京』
ハーパー・リー『アラバマ物語』

門井慶喜『銀河鉄道の父』
浪江由唯『世界の紙を巡る旅』
坂本菜の花『菜の花の沖縄日記』
パオロ・コニュルティ『フォンターネ 山小屋の生活』

書評本を読んでも、読みたい本を見つけて書名や著者名をメモしても、多くの本は読むことはなく終わる。


映画だって音楽だって本だって、友人が「これすごく良かったよ!」と話してくれる時、そのすべてを見たり聞いたりするわけじゃない。
でもその人のフィルターを通して見た景色を、聞いた音楽を、話してもらえると、それだけで私の世界にそれが入ってくる。
気持ちのいい風のような、世界の良い成分のようなものが。

私の読書記録も、そういうものであればいいな。
カフェで(スタバじゃなくて、ミスドくらいで。笑)友達に、「なあなあ、これ読んでんけどな」と喋るみたいに。



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最終更新日  2023.04.15 00:00:14
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