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2023.10.12
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テーマ: 読書(8559)
カテゴリ: 【読書】自然科学
書名


マンガでわかる 自己肯定感低めでもうまくいく「心のクセ」読本 [ 山根 洋士 ]

目次

第1章 「自己肯定感低めの人」が仕事で悩まなくなる方法
優等生ノイズ/ありのままの自分封印ノイズ/操り人形ノイズ
第2章 「自己肯定感低めの人」のやりたいことの見つけ方
我慢癖ノイズ/無関心ノイズ/完璧主義ノイズ/出ない杭ノイズ
第3章 「自己肯定感低めの人」が人間関係をラクにする方法
他人ファーストノイズ/他人が怖いノイズ/一匹狼ノイズ
第4章 「自己肯定感低めの人」のパートナーシップの築き方

第5章 「自己肯定感低めの人」の親との関係
親依存ノイズ/お母さん見下しノイズ/復讐ノイズ/パーフェクトマザーの呪いノイズ
第6章 「自己肯定感低め」だから、自分らしさを取り戻せる

感想

「マンガでわかる」とあるけど、全編マンガではなくて、文字(どうして?)→マンガ(原因となるエピソード)→文字(なぜなら・どうすれば)、という構成でした。
マンガがな…これ、プロなんやろうか。
中高生がノートに描いている少女漫画みたいなクオリティ…。
途中から気にならなくなったけど、最初「え??」ってなった。

まあこういう本を読み漁ったところで、楽になるわけではないんだよね。
でも自分の「心のクセ」を知ることは大事。
同じ出来事でも、人によって捉え方がまったく違う。

たとえば、私は率先して何かを指示して動かす、誰かに采配するということが苦手。

おま、それ、それでいいのか…?

たぶんこういうことなんだろうな、と思った。
一事が万事。
ものごとの捉え方。受け止め方。

この本は、それを幼少期に身に着けた「心のクセ」として、「メンタルノイズ」を直し、理想の人生を手に入れようという内容。

自分の自己肯定感の低さに気づいているからこそ、あなたは伸びしろだらけなのです。




私は「優等生ノイズ」(何かを出来る自分には価値があり、出来ない自分には価値がない)があてはまる。


・外では常に気を張ってしまい、家に帰るとドッと疲れる
・「できる自分」をアピールするためにマウンティングしてしまう


きゃーやめてー!!(じたばたじたばた)
で、これは子供の頃に「否定され続けたこと」が原因だという。
あてはまるよねー。うん。思い当たる節しかない。
古傷を抉られるぜ!

大学生のときに「どうして自分はこんなにも生きることが苦しい(かった)のか?」と、ようやく向き合えるようになり、心理学系の本を大学の図書館で読み漁った。
これは自分のせいなのか?私だけの問題なのか?
ある本で「アダルトチルドレン(AC)」を知り、「機能不全家族」で育った子どもの特徴が自分に当てはまって「え、私これなのでは?」と思った。
アダルトチルドレンにはパターンがあって、私は「優等生」と「道化師」。
兄妹は「優等生」で「問題児」だったんじゃないか?
まあそんなの自己診断なので、どうかなんて定かではないんだけど。
その時初めて、「私の特性だけではなく、生育環境に問題があったとも言えるのでは?」と思った。
すべてがすべて、「私のせい」じゃないんじゃないのか?

すべてを責任転嫁するのは違うし、親になって親としてあることの難しさ(親もまたひとりの人間であるのだから)も感じている。
すべての親は毒親だよな…。
と、私は思っている(自分の存在も含めて)。
その毒が強く効いてしまう子どもと、そうではない子どもがいる。

優等生ノイズが強い人は、心のなかに自分の太鼓持ちをしてくれる舎弟を作ればいいのですって。
自分を褒めて褒めて褒めて、ダメ出しを減らしていく。
むずいのよな、これな!!息をするように自分にダメ出ししてるからな!
でも私は大人だから、いつまでも親を原因だと言って甘えているわけにはいかないのだよ。

「ありのままの自分封印ノイズ」もあるなあ。
自分のままではダメだ、という強い思い。

「他人が怖いノイズ」もある。
わざと嫌われようとする「キックミー」という嫌われ役なんて、すごく当てはまる。
偽悪的にふるまうことで相手の出方を探るようなところ、ある。

「愛情不信ノイズ」では、「お母さん、お父さん、大好き」と声に出してみるワークをやる時に苦虫を噛み潰したような顔をするそうなんだけど、私これまず言えないんですが…。(声が出ない)

自分がいろいろたくさん問題を抱えていて、まあそれでもこの自分でやっていくしかないわけで、折り合いをつけて足りないネジを補っていくしかないんだよね。

松本大洋のマンガ『鉄コン筋クリート』で、シロが「ちっぱい(失敗)してんの。神さまいっぱい」と言うシーンが好き。
「だからシロいっぱいネジ無いの。心のネジ……」
そして相棒であるクロもまたネジが無いと言い、シロは続ける。

「でもクロの無い所のネジ シロが持ってた。シロがみんな持ってた。」


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最終更新日  2023.10.12 10:57:09
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