全19件 (19件中 1-19件目)
1

我々が「フランス料理」と聞くと、ドレスコードがあるレストランで膝にナプキンを置いてソムリエをワインについて小賢しい談義を交わしながら、1本数万円もするようなボトルを入れて、フォアグラやらトリュフやら、高級食材をふんだんに使った目ん玉が飛び出る程高い料理をフォークとナイフでお上品に突つき、支払いはアメックスのブラックカードで…ケッ、どうせ庶民な俺様には関係のない世界だぁ!!酒持って来い、酒!!なんて、敷居の高いイメージがありますが、そんなことはない!!モチロン、一食で平気で300ユーロ、400ユーロの大金が飛んで行くような3星レストランも山のようにありますが、いくらフランス人だって毎日そんなもの食ってるわけありません。ちゃんと、庶民の味があり、母の味があり、地元の味があるのです。今日は、そんな中でも先日までお世話になったアルデッシュでみんなで作った、気楽に楽しめる庶民の味中心に、フランスの家庭料理のいくつかを皆さんにお伝えしたいと思います。アペリティフフランス人の食文化では欠かすことの出来ない習慣、それがこのアペリテゥフと呼ばれるものです。食事の前にアパタイザー(前菜)とワインを飲みながら、食事を待つ間オシャベリを楽しむという、フランスらしい優雅な習慣です。ちなみに、写真はパリでの、ちょっとしたパーティー仕様の豪華版。生ハムやピクルス、オリーブ、チーズにパン、そしてこの日はトルコ料理のお惣菜という組み合わせ。ランチタイムの贅沢なひとときです。フランスのチーズとオリーブの美味いこと!!ちなみに、普段はチーズとオリーブとパンのみ、サラミとパンのみ、それ+ビールか安ワインといった簡素なカンジで食します。スモークサーモン・カクテルショットグラスより少し大きめのグラスに、アボガドとレモン汁を合わせたペースト、クリームチーズとタマネギのみじん切りを混ぜたものを敷き詰めて、それに細かくカットしたスモークサーモンをたっぷり載せた贅沢な前菜。白ワインにも、そしてビールとも相性抜群です。この他にも、こんなカンジのカクテルのような前菜だけでも、1冊の料理本が出来てしまう程種類があるそうです。日常的に家庭でこんなオシャレなものを食っている上に、種類までたくさんあるなんて…流石はおフランスですね。ペンネのブルーチーズソース作り方は至って簡単。ブルーチーズと山羊乳から作る白チーズを弱火に掛けながら鍋でじっくり溶かし、パスタのゆで汁を少し加えてそれを沸騰しない程度に伸ばすだけで、美味しいパスタソースの完成です。クラッシュしたクルミの実を入れるのがフランス流なんだとか。それに好みでブラックペッパーとオリーブオイルを。先ほども書きましたが、フランスはチーズが最高に美味いので、チーズベースのパスタソースも絶品です。ブルーチーズのクセがたまりません。フランス人の大好物、好きな人にはたまらない味です。アルデッシュ名産・特濃チーズフランス語だと「乾いた、固いチーズ」という意味の名前を持つ、アルデッシュでしか作られていない名産&特別品のチーズ。その名の通り、山羊乳で作ったチーズを何年間も寝かせて、ほぼ完全に水分が無くなり、目方が80%くらい無くなったところでようやく完成という、手間隙の掛かったチーズです。もの凄く味が濃く、小さな欠片でもそのまま食べると、喉がヒリヒリするほどの、超超超濃厚チーズ。これを薄くスライスして、同じくアルデッシュ名産の栗から作ったモッチリとしたパンにこのチーズの乗せ、同じく栗の風味を付けて作った特製の蜂蜜を少しかけて食べるのが、一番美味しい食べ方なんだとか。超濃厚な味わいのチーズと上品で滑らかな甘さの蜂蜜が絶妙のマッチングで、「これが同じチーズか!!」とビックリする程美味しかったのを覚えています。庶民料理色々セバスチャンの別荘の庭で採れた野菜を使ったリゾットやキッシュ、町で買ってきた地元産のハムやチーズ等等。大皿にたくさん作って、みんなでほしいだけ取るビュッフェスタイルのランチ。見た目通りどれも絶品。とくに、自家製のズッキーニをふんだんに使った自家製のキッシュは今まで食べたキッシュの中でもトップクラスの美味しさでした。ちなみに、その庭で採れたズッキーニ。デカイ。最初「細長いスイカか?」と思った程のデカさを誇る、バケモノサイズのズッキーニ(写真下のが、普通サイズのズッキーニ)でした。トマトとズッキーニの肉詰めトマトやズッキーニの中身を刳り貫いて、中に挽肉とハーブを詰めてオーブンでじっくり焼いたもの。非常にシンプルな料理ですが、野菜の下には3種類の雑穀と刳り貫いた野菜の中身で作ったペーストを敷き詰めており、野菜のうまみをたっぷりと吸ったご飯と一緒に頂くと美味です。オリーブオイルとバルサミコ酢をお好みで。南フランスの野菜は甘みが強くてとっても美味いのです。ヴランケットそして、今回のフランス滞在で、いや、今回の旅の中でも一番忘れることが出来ない程の美味がコチラ、フランスの伝統的家庭料理、ヴランケット。ジュリアンのお父さんとお母さんが晩メシに招待してくれて、そのときに作ってくれたのが、この料理。何と、150年以上の伝統を誇り、一時期は国王が「国民食だ」と宣言したこともあるという、由緒正しい、フランスの正統派肉料理です。お母さんみずからがサーブしてくれました。子牛のスネ肉を圧力鍋で野菜と一緒にトロトロになるまで煮込み、それに特製のソースと、スープで炊いたご飯を添えて食べます。フォークで持っただけでホロホロと崩れる、味のしみ込んだ牛肉と野菜、秘密のレシピで作った特製のソースが奏でる絶妙のハーモニー。決して、見た目的には美しいものではないので、レストラン等でサーブされることはまずないとのことです。ホントーーーーーーーに、メチャメチャ美味しかったので、「美味い美味い」と食べていると、お土産に鍋一杯のヴランケットを我々に持たせてくれました。涙が出る程嬉しかった、心まで暖まるフランスの母の味でした。ありがとう!!ちなみに、その秘密のレシピもバッチリゲット。秘密なので公開はしませんが、日本に帰ったら作ってみようかと思います。他にも、色んなソースやペースト等、酒のつまみを中心に、色んなレシピを頂いてきました。食べることが出来たアナタはラッキー。というわけで、フランスの庶民&家庭の味、如何だったでしょうか?何も、レストランにお行儀良く座って、フォークとナイフでお上品に食べるものばかりがフランス料理ではありません。ヨーロッパに入ってからというもの、殆どパンとチーズとハム、あとはピクルスと安ワインしか口にしていなかったので、殆どお金をかけることなく、こんなに素晴らしい料理が堪能出来たのは、正に幸運としか言えません。さて、そろそろフランスを出ようかと思う今日この頃ですが、またパン&チーズの生活に戻るのかと思うと、若干憂鬱な今日この頃です。夢聞いた&握手した人昨日:1人 合計:スミマセン、まだ集計出していません…。にほんブログ村世界一周ブログランキング参加中!! ↑ ↑「面白いじゃん」とか「コイツバカじゃん!!」とか思ったら、クリックして頂けると嬉しいです。狂喜乱舞します。 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++++++++++++++++++国際電話低料金サービスをご提供しています。こんな方に・・「海外とのやり取りの多い企業、また個人の方に」「海外にご家族やご友人がいて、頻繁にやり取りをされる方に」◆最大88%OFF!業界トップクラスの低料金サービスを 24時間均一料金で提供します!◆登録料・基本料は一切不要!通話料のみのお支払で 安心してご利用いただけます!お申し込みはオンラオインですぐできます。 ▼▼▼▼▼http://www.nittel.bz/idd/iddservice.php?a-cd=202+++++++++++++++++++++++++++++++ ありがとうございます!!
2009.07.30
コメント(6)

前回の日記で「何も無くさなかったし、盗まれなかった」と書いて「何でぃ、つまんねぇヤツだな」と溜め息をついた失礼極まりない諸君。喜ぶがいい!!昨日は携帯がブッ壊れたぜ!!2年半程前に香港で中古で購入したモトローラ社の「D&G」特別仕様のキンキラキンの成金趣味な携帯。原因は不明。何処にも落としてもいなければ、水没もしていません。ここ1ヶ月電池がすぐに無くなる(1日保たない)と思ったら、昨日の夕方頃からディスプレイが真っ暗になり(通話は可能)、そして今朝、ついに電源すら入らなくなりました。パリに帰ってきた瞬間にコレです。はぁ…ここまでくると本当に呪われてるとしか思えない。細木数子でも除念に来てくれないかと思う今日この頃です。さて、話しは戻って、舞台は南フランスはアルデッシュの山中。夏になると地中海性気候特有のからりとした、乾いた空気の中、「これでもか!!」という程、お日様の光がいっぱいに降り注ぐアルデッシュ。そんなお日様の光を受けた山や森は枝いっぱいに新緑の葉っぱを茂らせ、生命の力に満ちあふれています。そりゃ、歩かにゃいかんでしょ!!というわけで、毎日お日様が出ている時間は、山の中や谷間を数時間かけてトレッキングするのが我々の日課。大昔から林道や街道として使われてきたデコボコ道や、時には渓流をジャボジャボと泳いだり飛び込んだりしながら1日に3~5時間程、歩き回り、自然の中で遊ぶのが何よりの楽しみでした。それにしても、アルデッシュの山は人間にとっても本当に豊か。畑や農道以外の場所を歩いていても、そこいら中に果物や木の実がたわわに実っているのを簡単に見つけることが出来ます。例えば、キイチゴ。フランスの果物といえばやっぱりコレ、ブドウ。ちょうど食べ頃のプルーンも、そこいら中になっています。そして、何といっても一番多く見掛けるのが、アルデッシュ名産の栗。山岳地帯な上に、冬場はもの凄く冷えるこの場所は、麦や米を育てるには向いていないらしく、代わりに、この地方の人々主食として大規模に栽培されてきたのが、この栗です。水車を使って栗を粉にしてパンを作ったり(美味い!!)、栗きんとんのようにふかして食べたりと、用途も様々。この地方になくてはならない、貴重な農産物のひとつです。そして、このイチジク。↓美味しいイチジクにご満悦のジュリアン先生。日本のイチジクよりもずっと甘みが強く瑞々しい果肉は忘れられない南フランスの味のひとつです。ちなみにこのイチジクは、大きな声では言えませんが、山奥の畑でトレッキング中に失敬してきたものです。↓証拠写真ちなみに、私以外の全員の職業は小学校の先生。いやー、日本にもこんな先生たちがたらいいですね。みんな、一般的な社会の枠に捕れない、ステキなボヘミアンたち。山に入れば本気で子どもに負けない程はしゃぎまわり、時にはちょっとしたイタズラをはたらき、馬鹿笑いをして転げ回る。一緒にいると何だかデッカいガキ大将たちと遊んでいるような気分です。時には標高1100m付近に広がる雄大な草原の中を、時にはイバラとツタと巨大な木々に囲まれた険しい山道を、時には豆の木の茂みの中を、豆が乾燥して自然にはぜて、種をまき散らす「プチプチ」という音を聞きながら、疲れたら沢の畔で一休みしつつ、そして時折、ローマ時代からの長い長い歴史を持つ山道の歴史の断片をかいま見つつ、眼下を一望する峠の上でみんなで回し飲みする安ワインは最高の贅沢でした。東の果てに連なるひと際高い山々は、彼のアルプス山脈。いつかはモンブランなんかにも挑んでみたいですね。今回はお金がないのでパスですが。それにしても、日本と比較して何が一番ビックリするって、何処に行ってもゴミがひとつも落ちていないことにビックリしました。噂には聞いていましたが、フランスの環境保全に対する意識の高さには本当に驚かされました。このあたりの詳しい話しについてはまた後日改めて。でも、本当に日本という国が恥ずかしくなる程、整った、そしてきれいな環境には度肝を抜かれました。山から下りてきたら、汗だくになった体を浄めるべく再び川へ。透明に透き通った川は3~4mくらいの川底にいる魚の姿さえ、しっかりと見ることが出来る程きれいです。火照った体を冷まして、日向で本を読んだりしていると、いつの間にか強かった日差しも弱まり、青色のペンキをべた塗りにしたかのような、冗談のように青かった空の色も徐々に色を変えていきます。そうなってくるとノソノソと家に戻り、夕飯の仕度をしたり、家の補修工事でもう一汗流したりしていると、いつの間にか、山の端っこに細い細い三日月が掛かっているのでした。明日はアルデッシュの食についてお届けします。ずっと忘れていたけど、握手&夢聞いた人昨日:3人 合計:190~200人くらい…だと思います。詳細はまた後日。にほんブログ村世界一周ブログランキング参加中!! ↑ ↑「面白いじゃん」とか「コイツバカじゃん!!」とか思ったら、クリックして頂けると嬉しいです。狂喜乱舞します。 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++++++++++++++++++国際電話低料金サービスをご提供しています。こんな方に・・「海外とのやり取りの多い企業、また個人の方に」「海外にご家族やご友人がいて、頻繁にやり取りをされる方に」◆最大88%OFF!業界トップクラスの低料金サービスを 24時間均一料金で提供します!◆登録料・基本料は一切不要!通話料のみのお支払で 安心してご利用いただけます!お申し込みはオンラオインですぐできます。 ▼▼▼▼▼http://www.nittel.bz/idd/iddservice.php?a-cd=202+++++++++++++++++++++++++++++++ ありがとうございます!!
2009.07.29
コメント(2)

さて、我々が1週間に渡り何処に行っていたかというと、パリから南へ下ること、たぶん600kmくらい、ジュリアン駆るのポンコツ号で延々とハイウェイと下道と乗り継いで、走りに走って10時間。やっとこさ辿り着いたその地の名前はアルデッシュ。残念ながら(?)アルプス山脈山麓ではありませんでしたが、1000~1500m級の山々が連なる一帯を、南フランスの太陽をいっぱいに浴びた深緑の元気な森と広大な牧草地が覆い尽くす、まるで古いヨーロッパ映画にでも出てきそうな、豊かで美しい場所です。そのアルデッシュの山の深い深い谷間には、ひっそりと佇むかのように数件の石造りの家々が数件集まって小さな村を形成し、自然と調和した見事な景観を作り出しています。何で世界遺産に登録されないのかが不思議なくらいです。そして我々が今回お世話になったのも、そんな村のひとつ。重厚な石造りの家が5、6軒程と果樹を中心にした畑があるだけの、小さな小さな村の中のとある1軒の家。何と、この家が造られたのは200年前とのこと!!コチラが家主様。ジュリアンの友達で、普段はパリで小学校の先生とバレーボールのコーチを生業としている、Mrセバスチャン。執事のような名前ですが、ご主人様です。そこんとこヨロシク。テノールの効いた野太い声を響かせながらしゃべり、ゆっくりと、しかし確信に満ちているかのようなどっしりとした動作で美味いものを作ってくれ、そして大いに飲み、山のことならなんでも知っている、ギターとトラッンペットをこよなく愛する、見た目の通り熊のような心優しい豪傑です。彼と彼の父親が今から数年前にこの家を別荘として購入し、当時ボロボロだったこの家を夏が来る度に少しずつ自分たちで修復しながら、現在の形に築き上げたという、汗と努力の結晶のような家です。中から見ると2階建てですが、実際には3階建て、1階部分は表通りに面しており、納屋として使われています。住居部分の内装はこんなカンジ。これでリビングの半分くらい。天井は低いし暗いですが、2階部分全部を使ったリビングは広々としており、変な圧迫感はまるでありません。標高の割に、外の日差しが俄然強く、日向に出ていると中近東並みに暑いのですが、石造りの上に、窓も小さいので中は24時間いつでもひやりとした快適な温度に保たれています。湿度も低く、乾燥した土地なので、日本のようにイヤな湿気が籠ったりカビが生えたりすることもありません。大きなソファーに薪ストーブがひとつと、巨大な暖炉がひとつ、夏は涼しく、冬は暖かい、よく考えられた造りの家です。広々としたキッチンには6人がけの大きなダイニングテーブル(主に調理場として使用)とたくさんの食器、巨大な冷蔵庫、オシャレな間接照明に、そしてたくさんの楽器が並ぶくつろぎ空間。3階部分は寝室が2つと天井の高いリビングになっています。ちなみに、この他にもう1棟倉庫が家の入り口に建っています。広い中庭の上に、石造りの階段を上がっていくと、オリーブやらプルーンやらの果樹が覆い茂る畑、家の敷地の外にもトマトやタマネギを野菜を育てている畑があり、食事は3食、その中庭や畑の中に置かれたテーブルで食べ、日が暮れた後はそこでゆっくりワインを飲みながらみんなでオシャベリをしたり、満点の星を眺めたり。聞こえてくるのは、虫の鳴き声と100m程谷を降りたところにある川のせせらぎの音だけ。モチロン、空気はこの上なく美味い。森の中での最高のリラクゼーションライフを満喫する為の全てが揃った、至れり尽くせりの場所です。街から遠く、パンひとつ買うのにも、車で40分山を降りなければならないことと、山の中なので蚊屋を釣らないと眠れないことだけが唯一の難点ですが、まぁ、そんなものは関係ないでしょう。電気は来ていますが、モチロンテレビなんて無粋なものはナシ。時計も流し台の上に申し訳無さそうに置かれているのですが、殆ど誰も見やしません。私もせいぜい1日に1、2度くらい。陽が登って日が沈む。みんな腹が減ったらメシを食う。非常にシンプル。行く前に「とにかく、ものすんげぇど田舎だ」と聞かされていた上に、私にとって山での生活といえば、水は全部川の水、汲みにいくときはハブに注意しなければならず、明かりはランタンと蝋燭のみ、火は全部囲炉裏かかまどで起こして、献立の8割はカレーか鍋。トイレはナシ。全部山の中。雨が降れば何故かムカデにケツを噛まれ、立ち止まればブヨと蚊の猛攻にやられ、顔をお岩さんの如く腫らし、夜中にのトイレの為に外に出れば靴の中にスズメバチが入っていて刺され、外で立ち小便をすれば手前の茂みが突然動き出し、何かと思ってヘッドランプで照らしてみれば、猪のケツだった、酒は泡盛のみ、山の歌とともに先輩からのいつ果てるともしれない一気コールが延々と続き、「嗚呼、このままだと急性アル中で死ぬ…」と思いながらもいつの間にか潰れ果て、翌日は地獄のような二日酔いでまたクソ重たいリュックを背負って道なき道を…。なんていうサバイバルな場所での山ごもり想像していただけに、(ちなみに、上記のお話しは全部、沖縄のヤンバルの森の中での実話)、もう、本当に環境が良過ぎて申し訳ねぇ申し訳ねぇ…兎に角、謝りたくなる程すんばらし場所なのです。そんなこの家で、彼らは学校が休みになる夏の2ヶ月間と、冬と春の1ヶ月ずつ、合計4ヶ月をこの家で過ごすそうです。うーん、羨ましい。そしてこんな「自然の中での贅沢」を凝縮したような場所に集まった愉快な仲間はコチラの面々。我々3人と家主様の他に、家主様の奥さんと、その双子の妹、モーリシャス諸島で学校の先生をする夫婦とそのクソガキ…もとい、わんぱく坊主のナエルくん。すぐにコチンを殴ろうとしてくるので、注意が必要です。油断しているとやられます。そんな愉快な仲間たちとともに、昼前くらいにもそもそと起きだし、とりあえずパンや、ジャム、チーズ等、有り合わせのものでブランチ、その後は洗い物や掃除、洗濯、畑仕事。基本的に日の出ているうちは周辺の山に登ったり、谷を川沿いに遡ってみたり、川縁で泳いだり、読書、シエスタ、日光浴に精を出す。日が傾いてくると家に戻り、夕食を作ったり、まだ完成していない家の修復を手伝ったりして、太陽が沈む頃に…といっても、夜の9時過ぎくらいなのですが、遅い夕食、その後は楽器でジャムセッションをしたり、只何をするでもなくボーッとしたり、そして眠くなったら眠る。いやー、申し訳ない。本当に、心の底から、体の芯まで、骨の随まで、南フランスの豊かな自然を満喫させて頂きました。つい先月までの2ヶ月半程、ずっと砂漠の国々をしていた私。走るバスの車窓から外を眺めてみても、そこにあるのは砂の大地に岩の山。川であるべき場所は乾き切り、嘗て水を称えた痕跡があるのみ。そしてヨーロッパに入ってからもずっと、行き先は街だけ。ホントーーーーーーーーーーーーーーーーーーに、山と森に飢えてたんです!!!!たぶん、世界一の大都会であろう香港に住んでいた1年8ヶ月という歳月と同じくらい、緑に飢えていたのではないかと思います。御陰様で、もの凄くいい充電をさせて頂きました。ありがとうございます。ちなみに、残念ながら今回は、何もなくしていないし、何も盗まれていません。皆さんのご期待にお応え出来なくでスミマセン。くわぁーーーーーーペッ。フッフッフ…運気もだんだんと俺に戻って来たようだぜ。明日の日記では、豊かなアルデッシュの自然について皆さんにお伝えしようかと思います。にほんブログ村世界一周ブログランキング参加中!! ↑ ↑「面白いじゃん」とか「コイツバカじゃん!!」とか思ったら、クリックして頂けると嬉しいです。狂喜乱舞します。 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++++++++++++++++++ありがとうございます!!
2009.07.28
コメント(0)

♪アルプス1万尺♪小槍のう~えで♪いや~、久方ぶりだな諸君!!突然だが、山はいいぞ~!!♪下駄を鳴らし~やってくる♪腰に手ぬぐ~いぶら下~げて~♪おっと、これは違う。帰り道中ずっと吉田拓郎を聞いていたもんで。♪山の男~はぁ~よ♪荒くぅ~れもぉ~のだよぉ~♪というわけで昨日深夜、6日間に渡る山暮らしから、華の都、大都会パリに帰ってきました。うーん、どこから話せばいいことやら。あ、そうそう。前回の日記でご紹介するのを忘れていましたが、とりあえず私が今、誰宅に厄介になっているかというと、コチラの方々。そう、昨年、私の28年の人生の中で最もファンキーでエキサイティングなクリスマスをインドのコルカタは、パラゴンゲストハウスの屋上で一緒に過ごした、ビリンバウ使いのジュリアンと、タブラ奏者のドリアン、このカップルの家に居候させて頂いています。ちなみに私の他にもう一人、ここで居候暮らしをしている人間がいるのですが、彼についてはまた後日、違う話しで。スペースが足りなかったので続く。にほんブログ村世界一周ブログランキング参加中!! ↑ ↑「面白いじゃん」とか「コイツバカじゃん!!」とか思ったら、クリックして頂けると嬉しいです。狂喜乱舞します。 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++++++++++++++++++国際電話低料金サービスをご提供しています。こんな方に・・「海外とのやり取りの多い企業、また個人の方に」「海外にご家族やご友人がいて、頻繁にやり取りをされる方に」◆最大88%OFF!業界トップクラスの低料金サービスを 24時間均一料金で提供します!◆登録料・基本料は一切不要!通話料のみのお支払で 安心してご利用いただけます!お申し込みはオンラオインですぐできます。 ▼▼▼▼▼http://www.nittel.bz/idd/iddservice.php?a-cd=202+++++++++++++++++++++++++++++++ ありがとうございます!!
2009.07.28
コメント(0)

パリに来て早くも1週間が経ちました。現在、パリジェンヌの友人宅にて居候生活中。ちなみに、その友人というのが昨年のクリスマス、インドのコルカタで最高に楽しい時間を一緒に過ごした仲間なのですが、彼らについてはまた後日。で、そんな彼らと、明日から南フランスの人里離れたド田舎へ5、6日間山ごもりに行ってきます。何でも、200年前の家をその山中に持った友達がいて、そこに泊まりにいくのだとか。参考までにどれくらいド田舎かというと、パンを買いに行くだけでも車で40分程掛かるくらのド田舎だそうです。豊かな森ときれいな川が流れる、すばらしい場所だそうです。当然、コンピューターとか無線LANなんて洒落たものはないので、暫くお休みさせて頂きます。ご了承の程、ヨロシクお願いします。ちなみに、パリ生活。激安でオペラ座にバレーを見に行ったり、死ぬ程人でごった返しているヴェルサイユ宮殿に行ったり、何かと楽しく過ごしていますが、この話しはまた後日。ちなみに、今宵は家主のお父さんが作る、この地方の伝統料理、しかもレストランでは食べられないスペシャルな家庭料理を御馳走になれるそうです。ウヘヘ~、楽しみぃ~。というわけで、みなさん。また来週あいましょう。ボンボヤージュ。チャオ~!!にほんブログ村世界一周ブログランキング参加中!! ↑ ↑「面白いじゃん」とか「コイツバカじゃん!!」とか思ったら、クリックして頂けると嬉しいです。狂喜乱舞します。 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++++++++++++++++++国際電話低料金サービスをご提供しています。こんな方に・・「海外とのやり取りの多い企業、また個人の方に」「海外にご家族やご友人がいて、頻繁にやり取りをされる方に」◆最大88%OFF!業界トップクラスの低料金サービスを 24時間均一料金で提供します!◆登録料・基本料は一切不要!通話料のみのお支払で 安心してご利用いただけます!お申し込みはオンラオインですぐできます。 ▼▼▼▼▼http://www.nittel.bz/idd/iddservice.php?a-cd=202+++++++++++++++++++++++++++++++ ありがとうございます!!
2009.07.20
コメント(0)

先日ミラノ滞在中のことです。居候させて頂いていた、もと敏腕時計デザイナーで、現在ミラノのデザイナー学校で更にデザインの道を究めるべく勉学に励む、なおにんさんからのお誘いで、そのデザイナー学校のちょっとしたパーティーに行ってきたのですが、そこで、三線を弾いてきました。そして、その模様をyoutubeでアップしてみました。コチラをご覧下さい。 ↓ ↓ ↓三線マンが唄う!!<世界一周編>inミラノ誘って頂いたなおにんさん、カメラマン&アシスタントをしてくれたひとみちゃん&じゅんこちゃん、本当にありがとう!!みんな、ノリが良くてにこやかで、唄っていて本当に楽しかったです。「何で妙に動きがクネクネしてんだ?」という疑問をもたれる方もいるかもしれませんが、そのあたりはあまり気にしないで下さい。私のギターの師匠、けんぶーのせいです。内輪ネタでスミマセン、分かる人だけ爆笑して下さい。さて、そんな明るい話題の後で何ですが。このブログで何度も書いていますが、スペインでは・バルセロナで詐欺にあって現金US$500を盗まれました。・パンプローナの「牛追い祭り」で盗難にあい、バックパック(小)、 トレッキングシューズ、寝袋、風呂セットをなくしました。・同じく「牛追い祭り」で、牛に追われている最中に腕時計をなくしました。フランスはパリでは、・地下鉄にお気に入りだったサングラスを置き忘れてきました。・エッフェル塔で、カメラのレンズ用の布を落としました。「さぁ、次は何を無くすんだぁ~!?」と期待していた不届き者の皆様。オマエらの期待に答えてやったぜ!!昨日は、財布をなくしました。もう、ここまできたら笑うしかないですね。今御世話になっているパリジェンヌ宅の近所のスーパーで買い物をした後、帰宅。帰宅後、5分程して財布がないことに気付き、慌てて引き返して確認してみるも、当然の如く影も形もありません。いつもポケットにつっ込んであるのですが、恐らく、入れ方が悪くて公園の階段を上がったときか、何処かでポロリと落としてしまったのでしょう。現金15ユーロとUS$12、3エジプトポンド、未使用の地下鉄の切符7枚と国際学制証と一緒に、何処かに旅立っていった私のルイ・ヴィトン(中国製、モチロン偽物。)のお財布ちゃん。連れ合いの友達(中身のことね)もいっぱいいるのことだし、きっと寂しくはないでしょう。いい旅になるといいですね。まぁ、見ての通り幸か不幸か、中には大したものは入っていなかったので、被害としてはそれ程ではないのですが、今まで物心ついてからは一度たりとも、財布も携帯も無くしたことがなかっただけに、精神的ダメージは特大です。…はぁ………何やってんだろ。散々ものを失った後なので、別に油断しているわけではないと思うのですが…。愉快な仲間に囲まれているので、ストレスも殆ど溜まってないし。どうも、私の中の何かがおかしいようです。誰か俺に呪いでも掛けてるんですかね?さぁ、次に無くすのは、携帯か?カメラか?パソコンか?パスポートか?キャッシュカードか?それとも三線か?荷物が軽くなること、よりシンプルになることは、バックパッカーとしてけっこう喜ぶべきことではありますが、もう勘弁して下さい。外出することさえ億劫な今日この頃です。俺のアホォォォオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!にほんブログ村世界一周ブログランキング参加中!! ↑ ↑「面白いじゃん」とか「コイツバカじゃん!!」とか思ったら、クリックして頂けると嬉しいです。狂喜乱舞します。 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++++++++++++++++++国際電話低料金サービスをご提供しています。こんな方に・・「海外とのやり取りの多い企業、また個人の方に」「海外にご家族やご友人がいて、頻繁にやり取りをされる方に」◆最大88%OFF!業界トップクラスの低料金サービスを 24時間均一料金で提供します!◆登録料・基本料は一切不要!通話料のみのお支払で 安心してご利用いただけます!お申し込みはオンラオインですぐできます。 ▼▼▼▼▼http://www.nittel.bz/idd/iddservice.php?a-cd=202+++++++++++++++++++++++++++++++ ありがとうございます!!
2009.07.19
コメント(12)

今まで旅をしてきて、本当に色んな建物を見てきました。カンボジアの世界最大の仏教建築、アンコールワット。トルコのブルーモスクこと、スルタン・アフメッド・ジャーミィ。シリアの世界最古のモスク、ウマイヤドモスク。エジプト神秘、ギザのピラミッド。バチカンのサン・ピエトロ大聖堂も本当にスゴかった。そうそう、現代建築だけど、マレーシアのペトラス・ツインタワーも、あのCGで描かれたような未来的デザインがステキだったし、旅先ではないれど、T.S.Tのプロムナードから眺める、香港島の高層ビル群も、現実&常識離れしていて忘れられないですね。どれも印象深い、すばらしい建築物でした。ですが、それよりも、どんな建築物よりも、感動出来る建築物がスペインのバルセロナにありました。そう、私がずーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっと、子どもの頃から「見たい」と夢見ていた、天才建築家、アントニオ・ガウディによる、世界遺産サグラダファミリアです。「世界ふしぎ発見」で目にして以来、子供心にこびりついて離れなかったあの威容。巨大で、細密で、ぶっ飛んでいて、わけが分からなくて、とりあえず、子どもながらに何故だか分からないですが、「カッコイイ!!」と強烈に思ったのを覚えています。たぶん、あれから15年以上経っているのではないでしょうか。そう、ついに行ってきてしまったのです、サグラダファミリアに。本当ーーーーーーーーーーーーーーーーーーに、嬉しかった。すばらしかった。感動した。今日は、そんなサグラダファミリアでの感動を少しでも伝わるように、皆さんに写真でお伝えしたいと思います。まずは入り口、「受難のファサード」。4本の巨大な柱に支えられた入り口には、イエスの受難と死、そしてその復活のエピソードを表現した彫刻が彫り込まれています。このデザイン大きさ共に、圧倒的な存在感を誇る塔の高さは100m以上。兎に角デカイ。そして複雑な外観に見た瞬間度肝を抜かれます。コチラは、ファサードの内部。内部は延々と螺旋階段が続いていますが、現在はエレベーターで登ることが出来るようになっています。そして、どちらかといえばコチラ側の景色の方が、皆さんに馴染みがあるのではないでしょうか?受難のファサードの反対側に位置する「生誕のファサード」。その名の通り、キリストの生誕を現した彫刻がビッシリと刻まれたファサードで、よく見るとあらゆる生き物たちが、キリストの誕生を祝福している様子が細密に再現されています。「誕生のファサード」の中央、このファサードのシンボルでもある「Tree Of Life(生命の木)」からの眺め。思っていたよりもずっと近代的なバルセロナの街並ですが、地中海の強い日差しを受けて真っ青に輝く海と、カラフルな街のコントラストは爽快な風景です。我々がよく知っている「サグラダファミリア」はカタルーニャ語の俗称で、正式には「El Temple Expiatori de la Sagrada Fam?lia(聖家族贖罪教会)」という名前で呼ぶのが正しいそうです。さて、そんなカンジで外観だけでも十分にインパクトのデカイサグラダファミリアですが、アントニオ・ガウディの奇才っぷりはその内部でも爆発しています。基本的に、優しい曲線で構成されている内部。他に何処にも似ているものがないそのデザイン!!何とこれら全ては、自然の中からインスピレーションを得てデザインされたそうです。例えば、先ほどのステンドグラスや自然の採光を優しく取り入れる窓は、見ての通り花(ひまわり?)から、内部に何十本と聳える柱は、木が枝分かれしている様子をモチーフにデザインされているそうです。そうやって意識して見てみて下さい。天井いっぱいにちりばめられたギザギザした奇妙な幾何学模様は、幾重にも重なった葉っぱから木漏れ日が漏れる様子を表現したもの。ほら、自然がモチーフだから、サイケにブッ飛んでいるようでいて、実はとっても優しいデザインなんです。生誕のファサードの柱を支えているのが、実はウミガメさんだったり、塔のテッペンに乗っかっているカラフルでポップなオブジェは、実は鈴なりになった果物がモチーフ。教会1つが、まるでひとつの世界を構成しているかのような、壮大なスケール建築物、サグラダファミリア。1882年、今からおよそ127年前に着工が開始されたそうなのですが、何と、現在も尚その工事は続いています。つまり、未完成。なので、内部では建築作業に精を出す人々の姿を見ることが出来ます。何がスゴいって、100年以上も経っているのに実はまだ、半分くらいしか完成していないそうです。予定では、来年2010年に内部の工事が完了、礼拝が可能になるそうなのですが、実は、一番重要、且つ一番巨大な、高さ172mのキリストを象徴する塔が、全く出来ていないのです。ちなみに、コチラがその完成予想図。一番の目玉がまだ手つかずだなんて…。建築側当局の話しに夜と、現代の技術を持ってすれば、一応「2030年には中央の塔も完成する」という話しですが、一説によると、完成までにはあと100年かかるとも200年かかるとも言われています。生きているうちに見られたらラッキーですね。ちなみに、ガウディ本人が目にすることが出来たのは、現在出来ている8本の塔のうちの1本だけだそうです。そんなカンジで、桁違いのスケールで今尚築造が進むサグラダファミリア、如何だったでしょうか?香港から旅立って早11ヶ月と半月。本当に旅をしていて良かったです。夜の闇に浮かび上がるサグラダファミリアも幻想的でしたよ。この写真を撮った直後に詐欺にやられたんですがね。バルセロナは恐ろしい街です。皆さんもお気を付けあそばせ。にほんブログ村世界一周ブログランキング参加中!! ↑ ↑「面白いじゃん」とか「コイツバカじゃん!!」とか思ったら、クリックして頂けると嬉しいです。狂喜乱舞します。 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++++++++++++++++++国際電話低料金サービスをご提供しています。こんな方に・・「海外とのやり取りの多い企業、また個人の方に」「海外にご家族やご友人がいて、頻繁にやり取りをされる方に」◆最大88%OFF!業界トップクラスの低料金サービスを 24時間均一料金で提供します!◆登録料・基本料は一切不要!通話料のみのお支払で 安心してご利用いただけます!お申し込みはオンラオインですぐできます。 ▼▼▼▼▼http://www.nittel.bz/idd/iddservice.php?a-cd=202+++++++++++++++++++++++++++++++ ありがとうございます!!
2009.07.18
コメント(6)

さて、動物愛護団体のバッシングにも、読者様がたの「牛がかわいそう」「残酷だよ」という声にもめげず、スペインの国技として確固たる地位と人気をしめる闘牛。朝、牛に追われて、その勢いと恐ろしさに圧倒されて路肩に逃げ出したチキンな私。牛の恐ろしさを知っているだけに、この闘牛士たちの戦いが、如何に危険で勇気のいるものであるか、ひしひしと感じることが出来ます。それにしても、如何にショートはいえでも、相手は理性もへったくれもない暴れ牛。今回もそんな暴れ牛の猛突進をかわしきれず、股間を突かれて退場となったかわいそう…というか、同じ男として痛痛しすぎる闘牛士がいました。それでも、退場の時は勇敢なる闘牛士に会場から拍手と歓声が沸き上がるのは、やはり人々が彼らのことを男として尊敬しているからでしょうか。それでは、そんな闘牛士たちの華麗なるテクニックをご覧下さい。まずは、マントひとつで、まるで風に舞う綿毛のように牛の攻撃をかわしていく准闘牛士。十分に助走を付けて、まるで暴走する軽トラックのように向かってくる牛。それをマントに注意を引きつけて、落ち着いて身を一歩引くだけでひらりとかわす。頭から地面に突っ込む牛。お見事!!会場中から「オーレー!!!!」という声援が飛び交い、拍手が鳴り響き、興奮した連中がワインをぶっかけ合います。続いて、牛にサーベルを突き立てるマタドール。向かい合い、メンチ切り合う牛とマタドール。生死を掛けた真剣勝負。牛が前足で土を蹴り上げ土埃が舞い上がる。彼らの間で熱い火花が散っているのが見える気がします。火花がぶつかった瞬間、突進を掛ける牛!!大きく身をよじらせて、その凄まじい突進をかわし、サーベルを心臓目掛けて背中へ!!刃渡り60cmはありそうなサーベルを一気に根元まで!!手を離して完全に牛の攻撃をかわすも、直後、牛の目がマタドールを捉えます。そして、反撃!!…かと思いきや、足取りがふらつく牛。意識も朦朧としているようです。そして、程なく頭から崩れ落ちて息を引き取りました。お見事!!実は、見ていると流石に牛という生き物は生命力が強いらしく、ちょっとやそっとでは死なないようで、このサーベルを刺すという作業(?)も、通常は2、3回行われるのが普通です。これで仕留められない場合は会場から大ブーイング。指笛やら野次、空き瓶や残飯が飛び交います。それが、この写真のマタドール、この日最後のエキシビジョンだったのですが、彼はこの牛をこの写真のたった1撃で仕留めてしまったのです。この時の大歓声たるや、本当に凄まじいばかり。投げ捨てた帽子を広いスタンドに向かって頭を下げ、再び手にした帽子を高々とかざすと、それこほ本当に割れんばかりの拍手と歓声が会場を埋め尽くしました。鳴り止まないファンファーレ。止まらない大歓声。闘牛が閉幕したというのに、会場はいつまでも興奮のるつぼの中でした。さて、この闘牛を見ている間のお話し。実は渡し、他の日本人たちと席が離れており、一人寂しく闘牛を観戦することになるかと思っていたのですが、何と、私の後方に座っていた一団が、レストランのオーナー&その家族、及び従業員チームで、私が日本人で、しかも一人で見ていると知るやいなや、まずは「まぁ、飲め飲め」と、メチャクチャ美味しい自家製のサングリア(本当に美味しい!!多分、人生至上No.1)をコップに注いで出してくれ、その後、クラッカー、ナッツ、これまた本当に美味しい、レストラン特製のチキンとトマトの煮込みの挟まったサンドイッチ(しかもデカイ)、食後にこれまた自家製のチョコレートチュロスに濃くて美味しいコーヒーまで出してくれて、至れリつくせり。言葉は殆ど通じないですが、彼らのオープンで暖かい心と親切心に本当に感動しました。オッサン初め、チーム・デ・リストランテの皆さん、本当にありがとう!!!!ちなみに、私以外のチーム日本人は、一番興奮の渦中にあった観客席に座っていた為、みんな頭からワインを被って変な色になっていました。いやー、みんな悪いねぇ~。ちなみに、スペイン語で牛のことを「バカ」と言うそうです。なので、レストランやバーで「バカ!!バカ!!」と連呼していれば、とりあえず牛肉だけは食えることが分かりました。ペラペラのゴム草履のようなステーキですが、久しぶりの肉。折角牛追いに来てるんだから、牛くらい食っておかないとね。野宿だし。↓寝床。パンプローナの「サン・フェルミン」。牛追い以外にも、陽気でノリが良くて、そしてフレンドリーなスペインの人たちの笑顔をたくさん見ることが出来る素晴らしいお祭りです。一日のシメは、恐らく毎晩何千単位で盛大に打ち上がる花火。夜空に輝く大輪の花を、みんなで芝生に腰をおろして安ワイン片手にワイワイ言いながら眺めるのは至福の時間でした。が、花火の最中に鞄を盗まれました。まぁ、幸い中身は殺人レベルで臭い靴と、買ってから1回も洗濯をしたことがない寝袋と、中で洗剤をぶちまけてしまって悲惨なことになっている風呂セット、あとは穴の開いたTシャツくらいしか入っていなかったので、精神的なダメージは先日の詐欺程ではなかったですが…。ちょっと目を離した隙にやられました。やはり、スペインは恐ろしいところですね。US$500を詐欺師に盗まれて、鞄&中身を盗まれて、牛追い中に腕時計をなくして、しかも、昨日はパリの地下鉄の中で6年間使い込んだお気に入りのサングラスを忘れました。…最近、本当に色んなものが無くなっていきます。そういう時期なんですかね。とりあえず、牛追い&パリライフは楽しいので良しとしましょう。「サン・フェルミン」は、野宿さえ気にならなければ、本当に誰でも参加出来て楽しむことが出来る門戸の広いお祭りです。機会があればぜひ、盗難と紛失に牛に気を付けて、参加されてみることをオススメします。より深く、そしてより身近に、スペインの人たちのことを感じることが出来るはずですよ。にほんブログ村世界一周ブログランキング参加中!! ↑ ↑「面白いじゃん」とか「コイツバカじゃん!!」とか思ったら、クリックして頂けると嬉しいです。狂喜乱舞します。 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++++++++++++++++++国際電話低料金サービスをご提供しています。こんな方に・・「海外とのやり取りの多い企業、また個人の方に」「海外にご家族やご友人がいて、頻繁にやり取りをされる方に」◆最大88%OFF!業界トップクラスの低料金サービスを 24時間均一料金で提供します!◆登録料・基本料は一切不要!通話料のみのお支払で 安心してご利用いただけます!お申し込みはオンラオインですぐできます。 ▼▼▼▼▼http://www.nittel.bz/idd/iddservice.php?a-cd=202+++++++++++++++++++++++++++++++ ありがとうございます!!
2009.07.16
コメント(7)

男という生き物、いや、人間に限らず雄という生き物はチキンなヤツとそうじゃないヤツに別れます。モチロン、私は前者。「君子危うきに近寄らず」が座右の銘のチキン野郎です。基本的に値段交渉や詐欺、ボッタクリなどに対しては強気ですが、身の危険が迫ると直ぐに謝って逃げ出すことが得意技。ダメなヤツです。では、そうではない連中はどんなヤツらかというと、とりあえず先週までのパンプローナでは「牛から逃げ出さないヤツ」ということになります。モチロン、私はチキン故に逃げ出しました。そんな勇敢なる男の中でも、更に選ばれし者のみが立つことの出来るステージがスペインにはあります。朝一から牛に追いかけ回され、気持ちの良い青空の下、ゴミと割れた酒瓶が散乱する危険な芝生に体を横たえて、午前~午後に掛けてのシエスタ(昼寝)を楽しんだ後。徐々に元気になり始めた人々が街に繰り出す頃、スペインで最も勇敢な男たちが送る、伝統芸能にして最高のエンターテインメントが行われます。午後5時を過ぎたあたりから、ワインボトルやお菓子、家族連れやカップル、或はトランペットやスネアを山のように抱えたグループが次々と吸い込まれるように、街の北西部にある闘牛場に入っていきます。そう、男の中の男の戦い、闘牛がこれから行われようとしているのです。チケットは前日の前売り制で、一番安い最上階の観覧席で、21ユーロ(だったかな?)から。販売開始と同時に長蛇の列が出来ますが、熱き男の戦いの為みんな1時間、2時間と待ってでもチケットを買い求めます。出入り口では、如何にも悪人面をしたオヤジや下っ端のガキが、ダフ屋としてたむろし、5秒に1回は「チケットはいらんか?」と、正規料金の倍以上の値段をつけたチケットを売りにきます。そんなウサンクサイ連中をかわしながら我々も闘牛場の中へ。そう、スペインに、しかも牛追いに来たのだから、牛ついでに闘牛もここで見てしまおうという魂胆です。最上階の指定されたブロックの入り口をくぐると、いきなりそこには、圧倒されんばかりの景色が!!会場を上から下まで埋め尽くす、人、人、人、人、人、人、人、人、人!!!!しかもほぼ全員、紅白の祭り装束!!会場は始まる前から既に異様なまでの熱気に包まれています。音楽隊の奏でる賑やかな演奏に合わせて、手拍子をしながらの大合唱。よくよく見てみると、ところどころで気の早い連中により、早速ワインやらシャンパンやらが観客席で飛沫をあげなら飛び交い、早くも興奮のボルテージは最高潮です。午後6時。ファンファーレが高々と会場に鳴り響くと同時に闘技場の入場口が開き、人と馬による開会のセレモニーが始まりました。とっても、隊列を組んで会場を一回りするだけなのですが、それでも、満場にわき上がる拍手。いよいよ始まるショータイムに、みんな興奮の色を隠せないようです。オープニングセレモニーが終わり、騎馬隊が退場ても鳴り止まないファンファーレ。中央の闘技場に5人の闘牛士がそれぞれの持ち場にスタンバイします。そして、ゲートが開かれると荒れ狂う猛牛が同時に飛び出しました!!大きな角を振り回して会場内を猛烈な勢いで掛け回る牛に大興奮の観客たち。大きな歓声が闘牛場を埋め尽くします。さあ、闘牛の始まりです。まず、闘牛の手順を先にご紹介しましょう。最初に4人の闘牛士たちが、マントひとつで牛の突進をヒラリヒラリとかわして、牛の体力を奪います。そして続いて、槍を手に馬に乗った男が登場。馬に向かって激しく突きかかる牛の背中を、その槍で突きます。再び闘牛士たちがマントひとつで戦っているところへ、今度はマントなしで、両手に短い手銛のような武器を2本持った闘牛士が登場。クワガタムシの様に大きく手を広げて牛を威嚇。牛が突っ込んできたところを紙一重でかわしながら、手にしていた銛を牛の背中に突き立てます。それを2人、背中に合計4本の銛が突き刺さり、真っ赤な血をだらだら流しながらも、まだまだ猛然と立ち向かってくる牛。そしてそこに登場するのが、ひと際華やかな衣装と赤いマント、銀光りする鋭いサーベルを持ったマタドール(正闘牛士)が登場。彼が牛にとどめを刺す役割を担います。手にした真っ赤なマントで牛の攻撃をかわすマタドール。流石、プロ中のプロ、男の中の男だけあって、牛を持て遊ぶかのように攻撃をかわし、尚かつ挑発までします。そして、牛が疲れてきたところで、牛の正面に立ちサーベルを構え、狙いを研ぎすまします。そして、牛が突っ込んでくる瞬間、まるで踊るかのように身をかわし、牛の心臓目掛けて一気にサーベルを突き刺す!!暫くして牛がその場に牛が崩れ落ちると、沸き起こる大歓声!!クッションやらペットボトルやらが激しく飛び交う中、倒れた牛に闘牛士が短剣を牛の脳天に突き立て、トドメをさします。トドメを刺され牛が動かなくなったのを確認すると、両方の角にロープを結びつけ、退場口から出てきた3頭の馬にそのロープを結わえ付け、会場を一回りして退場。楽団によるファンファーレが鳴り響き、観客はスタンディングオーベーション。恐らく闘牛場の外まで聞こえるであろう満場の拍手が鳴り、再びワインやらシャンパンが観客席で飛沫を上げて飛び交います。よく、白いはずのTシャツを変な紫色に染めているヤツを見掛けましたが、原因はこれだったのですね。ページが足りないので続く。にほんブログ村世界一周ブログランキング参加中!! ↑ ↑「面白いじゃん」とか「コイツバカじゃん!!」とか思ったら、クリックして頂けると嬉しいです。狂喜乱舞します。 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++++++++++++++++++国際電話低料金サービスをご提供しています。こんな方に・・「海外とのやり取りの多い企業、また個人の方に」「海外にご家族やご友人がいて、頻繁にやり取りをされる方に」◆最大88%OFF!業界トップクラスの低料金サービスを 24時間均一料金で提供します!◆登録料・基本料は一切不要!通話料のみのお支払で 安心してご利用いただけます!お申し込みはオンラオインですぐできます。 ▼▼▼▼▼http://www.nittel.bz/idd/iddservice.php?a-cd=202+++++++++++++++++++++++++++++++ ありがとうございます!!
2009.07.15
コメント(0)

4月の始め頃からだったでしょうか?「じゃあ、スペインで!!」「じゃあ、パンプローナで!!」「じゃあ、牛追い祭りで!!」これからヨーロッパ方面へ向かう旅人と別れるときは、まるで合い言葉であるかのように、この言葉が互いに交わされました。お祭り大国スペインにあって、世界に名だたる奇祭として知られる「サン・フェルミン」こと、牛追い祭り。いやー、スゴかった。フランス国境も近い、ピレネー山脈の裾野にひっそりと佇む人口12万人程度の落ち着いた街、パンプローナ。嘗てはキリスト教の巡礼道「カミーノ・デ・サンディアゴ」の中継地点として栄え、当時の面影を残す石畳の旧市街や、緑豊かな街並が美しい、落ち着いた地方都市です。そんな静かな街が、年に7日間だけ炎の如く燃え上がります。それがこの、サンフェルミン。もともとは、街を守護する聖者、サン・フェルミンを称えるイベントとして始まったといわれるこの祭り。何処にどいういった経緯があって、猛牛に追い立てられてけが人が出ようが、死人が出ようが止めないファンキーな祭りになったのかはよくわかりませんが、今では全世界から延べ250万人もの人々を集める、北スペイン切っての一代イベントです。前回の日記にも少し書きましたが、「牛追い」というよりは、完全に「牛追われ」祭りと行った方が正しいこの祭り。旧市街の北の端に位置するナヴァッラ教会から闘牛場までの石畳の道、約850mの距離を12頭の猛牛と4頭の虚勢牛、計16頭の牛にに追い立てられながら駆け抜けるという、見た目以上にデンジャラスでエキサイティングなお祭りです。ちなみに、コチラは祭りのマスコットキャラクター。街の至る所で見掛けます。さて、皆さんももうお気付きかもしれませんが、このサン・フェルミンには、一応祭り衣装というものがあります。基本は白のTシャツに白のパンツ、それに、赤の腰巻きを巻き、首には赤いスカーフというのが、この祭りを楽しむ為の正統派スタイル。そう、分かってます。先日US$500を盗まれて、金もありません。自分でも分かってます。十分過ぎるくらい分かってるんです。でも、スミマセン。私の中の「虫」が騒ぐのです。我慢出来ませんでした。祭りはまずは格好からでしょ!!だって街にいる人の95%はこの格好してるんですよ!!フツーの服来てる方が正直浮いてしまう…というか、変なんだもん!!そりゃー買っちゃいますよ!!みんなと同じ空気吸いたいじゃないですか!!亡くなったはずのMJ氏も祭りに参加していましたが、ご覧の通り。やはり、牛から逃げる時もムーンウォークだったのでしょうか?ちなみに、牛追いの参加条件は極簡単。満18歳以上の健康な男女で、国籍は問わず。靴を履いて両手に何も持たない格好であれば、誰でも牛と一緒に走ることが出来ます。牛を挑発する行為と人々の走行を妨害する行為は禁止。それ以外は別に、酔っていようがラリっていようが、何でもアリという大変に門戸が広いイベントでもあります。朝8時の開始の合図とともに、まずは12頭の雄牛を一斉にコースに放ちます。それから数十秒後に、今度は体はデカイのですが、比較的大人しい虚勢された牛4頭をコース上に放ちます。牛というのは群れから逸れると更に凶暴になって暴れるという性質を持っているので、万が一、先行の猛牛12頭の内のどれかが群れから逸れてコース上で大暴れ!!などという事態に陥った場合、その暴れ牛を安心させて、コースから闘牛場まで回収するというのが、この虚勢牛の役目だそうです。じゃないと、たぶんけが人、死人がもっと増えます。さて、先に謝っておきますが、スミマセン!!!!人が多過ぎていい写真が全然撮れませんでした。なので、とりあえず何とか撮った写真で、雰囲気だけでもお楽しみ頂ければと思います。さて、コース上、及びコース周辺はスタートの1時間以上前から、早朝だというのに大変な熱気に包まれます。コース上やその周辺を埋め尽くす人の群れ。コース脇に立つアパートやホテルからは見物客が身を乗り出し、朝一からワインなどをあおりつつ、コース上の人々にチャチャを入れながら、今か今かとレースが始まるのを楽しみに待っています。コースの人ごみに混ざると、その熱気の異常なまでの白熱ぶりを身を以て知ることが出来ます。オシクラマンジュウ状態で身動きもとれない程の人口密度、わき上がる歓声、ワイン、ビール、腋臭、体臭、汗、タバコ、マリファナの混じり合った異様な匂い、殺気と紙一重の緊張感、歓喜にも等しい高揚感、それらが入り交じった会場の空気は、未だ味わったことのない独特のエネルギーに満ちあふれています。そしてスタートとともに動き出す人の群れ。やがてやってくる地響き。どわぁぁぁああああああああああああ!!!!!!!!!!!肌で感じた「牛追われ」の模様は、前回の日記を読んで下さい。わき上がる歓声と悲鳴と怒号と地響き。逃げ惑い、コース脇や冊の内側に転がり込む人々。それらの生物凶器は一瞬にして目の前を突き抜けていきます。時間にして平均2分半程、自分の前を牛が通過する時間なんて、本当にほんの一瞬なのですが、それでもその興奮と迫力たるや、脳内でアドレナリンが一気に放出されるのが分かる程です。牛が通り過ぎると、人々は興奮冷めやらぬまま、三々五々会場を後にし、バーやカフェでコーヒーを啜りながら、さっきのレースの模様のダイジェストをテレビ中継で見ながら、「あ、俺が映った!!」だの、「うわー、轢かれた!!コイツ大丈夫か?」だのと言いながら(そんなことを言っているような気がする)、ワイワイと仲間たちで午前のひとときを過ごします。そして、朝食が一段落したらスペインらしくシエスタ。みんな朝も早かったので、ホテルやら公園、街のベンチなどでそれぞれ昼寝を貪っては、やがてやってくる熱狂的な夜と、狂気的な朝に備えてエネルギーを蓄えるのです。当然、我々も。雲一つないスペインの乾いた青空が、朝っぱらからハードに動き回り、疲れたきった体に心地の良い眠りをもたらしてくれま……ま…って、アレ?後から気が付いたのですが、腕時計をなくしました。どうやら、走っている最中に留め金が外れて、どっかにスッ飛んでいってしまったようです。ボロだけど、9年間使ってた愛着のある時計だったのに…。というわけで、只今腕時計がなくて大変に不便です。どなたか寄付してくれる方募集中(笑)。さて、牛に追われるだけが牛追い祭りじゃない!!!!明日につづく。にほんブログ村世界一周ブログランキング参加中!! ↑ ↑「面白いじゃん」とか「コイツバカじゃん!!」とか思ったら、クリックして頂けると嬉しいです。狂喜乱舞します。 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++++++++++++++++++国際電話低料金サービスをご提供しています。こんな方に・・「海外とのやり取りの多い企業、また個人の方に」「海外にご家族やご友人がいて、頻繁にやり取りをされる方に」◆最大88%OFF!業界トップクラスの低料金サービスを 24時間均一料金で提供します!◆登録料・基本料は一切不要!通話料のみのお支払で 安心してご利用いただけます!お申し込みはオンラオインですぐできます。 ▼▼▼▼▼http://www.nittel.bz/idd/iddservice.php?a-cd=202+++++++++++++++++++++++++++++++ ありがとうございます!!
2009.07.13
コメント(6)

「サン・フェルミン」こと、スペイン最大の祭りのひとつ、パンプローナの「牛追い祭り」。行ってきました。まず、ひとつ言いたい。日本語が間違ってる!!だって、見たら分かるでしょ?あれ、「牛追い祭り」じゃなくて、「牛追われ祭り」でしょ!!!!「ズドドドドドドドド」という地響きが後方から迫ってきたかと思うと、それを掻き分けるかのように、白赤で統一された祭り装束の男たちが、一段となって必至の形相で走り寄ってきました。私も釣られて走り出し、走り逃げる集団の中に入ります。前方で将棋倒しになる男たち。それをひらりと飛び越えて、全力で疾走する我々。ふと、後ろを振り返る。アッ!!どわぁぁぁぁぁぁあああああああああああああああ来ィィィィイイイイイイイタアアァァァァアアアアアアアアアア!!!!!!!!最初は、「走っている牛の頭に触ろう」とか、「調教師と一緒になってケツひっぱたいてやろうぜ」とか、みんなで余裕ブッこいて笑っていました。人ごみの中から、突如として姿を現した、黒い巨大な塊。ちなみに、その数は12頭だそうですが、もう、「触る」だとか、「並走する」だとか、そんなの無理!!だってアレ、軽トラじゃん!!!!はねられたら死んじゃうよ!!!!かくて、チキンな私は、同じチキン仲間と共々、なだれ込むように…というか、道路脇にまさしくなだれ込んで猛スピードで突進してくる黒いバケモノどもを回避。「猪突猛進」ならぬ「牛突猛進」を無事無傷でやり過ごしました。テレビと実物では、テラノサウルスとチンカスほど迫力が違います。マジで一瞬、死ぬかと思いました。さて、続き&写真は、スミマセンが明日で。何故なら、今から夜行バスに乗って、花の都パリに行くからです。おフランスざますわよ、おフランス!!ちなみにさっき、わざわざパンプローナから24ユーロと6時間もの時間掛けてバルセロナに戻って来たところです。戻って来たはいいのですが、忘れていました、今日は土曜日。安ホテル、全て満室でした。流石に4日連続野宿は避けたいので、バルセロナはまた来月改めて来ることにして、友達の待つパリへと一気に駆け抜けることにしました。そう、ここ3日間野宿生活で、風呂も入っていなければ、髪の毛も洗っていないのです。ヘッヘッヘ、臭さも一塩だぜぃ。ってことで、異臭をまき散らしつつ、花の都に突入です。アスタマニャーナ エスパーナ!!アディオス アミーゴ!!にほんブログ村世界一周ブログランキング参加中!! ↑ ↑「面白いじゃん」とか「コイツバカじゃん!!」とか思ったら、クリックして頂けると嬉しいです。狂喜乱舞します。 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++++++++++++++++++国際電話低料金サービスをご提供しています。こんな方に・・「海外とのやり取りの多い企業、また個人の方に」「海外にご家族やご友人がいて、頻繁にやり取りをされる方に」◆最大88%OFF!業界トップクラスの低料金サービスを 24時間均一料金で提供します!◆登録料・基本料は一切不要!通話料のみのお支払で 安心してご利用いただけます!お申し込みはオンラオインですぐできます。 ▼▼▼▼▼http://www.nittel.bz/idd/iddservice.php?a-cd=202+++++++++++++++++++++++++++++++ ありがとうございます!!
2009.07.11
コメント(7)

さて、あの事件から24時間と少しが経ちます。励ましの書き込みを下さった皆さん、本当にありがとうございます。さて、ブログの更新をし終わった後、近くの警察署へ向かう私。外国人用のカウンターで一通りのことの顛末を話すと、その後別室に連れていかれ、より詳しくその時の様子を説明するのですが、私の通訳代わりになってくれた刑事が、人が真剣な顔で矢なんでいるというのに、あくびは連発するわ、携帯はさわるわで、全くやる気の欠片をも感じさせず、返って怒りを増幅させます。1時間程でどうにか調書を書き終えて、次は日本領事館。少し離れた地区なので、地下鉄に乗って領事館に向かいます。漸く見つけた領事館の入ったビルで、入り口の受け付けに「日本領事館に行きたいんだけど」と告げると、無愛想な受け付け野郎にラミネート、された紙を渡さました。「えー、どれどれ?」とよく見てみると、「夏期(7~8月)の業務時間は、朝8時半~昼の13時半まで」ちなみにそのときは、ちょうど昼の3時。はぁ?何だ、「13時半」までって。エジプトのオフィスワーカーだって、もうちょっと働くぜ!!何だ、「5時間労働」って。それでガッポリ給料貰ってるってか!?フザけんなよ、この税金泥棒ども!!受け付けにあたってもしょうがないので、仕方なく領事館を後にしました。地下鉄で来た道を、歩いて帰る私。途中で腹が減ったので、昼メシ代わりにサンドイッチとパンをローカルな雰囲気がプンプンと臭うバーで持ち帰りで購入。サンドイッチはまぁ、可もなく不可もない味だったのですが、一緒に買ったデニッシュ生地のクリームパン。ダハブの2の舞。半分以上食ってから、下半分がカビだらけだったということに気が付きました。パンをくしゃくしゃに丸め込んで、ゴミ箱に捨てる。何なんだ。ホントに何なんだ!?どいつもコイツも、そんなに俺をコケにしたいのか!?本当に最近、やることなすこと全て、計ったかのように歯車が止まったりズレたりしてしまいます。積もり積もったイライラが今にも爆発しそうです。「とりあえず、アイツらだ。あのクソデブどもだ。もう、何だっていいから、アイツらをブン殴る意外、俺の助かる道はねぇ!!」憧れていた街のはずなのに、目に映る全てがうさんくさく、道行く全ての人間がクソ野郎に見えて、挙げ句、デブを見ると、その瞬間に怒りで全身の毛が逆立ってしまう程です。「…もう、今日は何もしない。写真も撮らない。観光地にもいかない」と決めて、鞄を宿に放り込みとりあえず、気晴しに手ぶらで散歩に出てみることにしました。「何もしない」と決めてしまえば楽なものです。あてどもなく気の向くままに街を彷徨ってみます。荷物が軽い分、こないだまではつい見落とし勝ちだった景色や、ちょっとした瞬間、何気ない人々の日常が、まるでスローモーションの映像を見るかのように次々と飛び込んできます。「へー、バルセロナの街って、こんなカンジだったんだ」と、改めて思いながらホテホテと歩いていると、やがて、大通りに人が溢れる歩行者天国の中に自分が入っていることに気付きました。何て賑やかなんでしょう!!!!通りの両側にビッシリと入った洋服屋、レストラン、カフェ、スウィーツ店、アートギャラリー、薬局、楽器屋、その他、あらゆる種類の店、楽しそうな笑顔でペッチャクチャとおしゃべりをかわしながら、ショッピングや散歩を楽しむ地元の人々や観光客。大度芸人やパントマイマーがそれぞれの芸を道端で披露し、それを大勢の人々が取り囲み、目を輝かせながら眺めています。裏通りにはこ洒落た小さな店がずらりと立ち並び、オシャレな格好のスペイン人の若者たちが大勢集まり、若々しいエネルギーで溢れています。歩いているうちに、だんだんと自分が元気になっていくのがわかります。歩いているだけで楽しくなれる、街の持つエネルギー、人々の笑顔、活気、ゆったりと流れる時間、陽気なスペイン語、走り回る犬と子ども、「オッラー!!」とあちこちで威勢良く飛び交う挨拶。そんなシャンティなエネルギーをあるがまま、感じるがままに受け止めていると、気が付くと、随分と心が軽くなっていることに気が付きました。「あ、これがみんなが言う『スペインの良さ』なんだ」と、感心しながら歩く街並はとってもステキです。ふと、沖縄の有名ローカルミュージシャン、「ジョニー宜野湾」さんの「シャウト」という歌が頭の中に流れてきました。嬉しいとき 悲しいとき そんなときにも歌がある辛いとき 苦しいとき そんなときにも歌があるクヨクヨすんなよ メソメソすんなよBABY明日は明日の 風が吹くさあ 思い切り シャウトをしよう俺たちゃ皆 選ばれて 勝ち抜いた精子の成れの果てさあ 思い切り 歌を唄おう捨てたもんじゃねぇ この人生そうだ、唄ってみよう!!俺は歌が唄えんじゃん!!!!何でそれに気付かなかったんだろう!!一番簡単に楽しくなれる方法なのに、何で思いつかなかったんだろう!!そう思うと、居ても立ってもいられず、三線を取り宿へと急ぎました。三線ケースの中に入っていた余計な荷物を取り出し、すぐさま元来た道を引き返します。見上げてみると、さっきまで黒い雲が立ちこめていた曇り空に、いつの間にかポコポコと穴が開き、そこから徐々に夕暮れの色にそまりつつある青空が顔を覗かせていました。シャッターの降りかかった、でも、まだ人通りの多い繁華街の裏通りに、広場を目の前にした適当な場所が見つかったので、そこで三線を取り出して調弦をし、ケースを広げて、中に自分の小銭をサクラとしてばら撒いておきます。久しぶりのこの感覚。沖縄ではチョクチョクと路上ライブをやっていたのに、あれ以来、考えてみれば殆ど道端で歌なんて唄っていません。ストラップを肩に掛け、水を一口。大きく伸びをして、もう一度、灰色の雲の隙間に覗く青空を眺める。「島唄」の最初の音を鳴らしてみる。空気が乾燥しているせいか、いいカンジの張りのある音だ。街の雑踏の音と三線の音が混じり合い、不思議な和音に鳴って耳に届く。大きく息を吸い込む。そして、唄う。気ぃぃいいいい持ちぃぃぃいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!!!!!!!本当に「唄いたい」って思って唄うときって、何でこんなにも気持ちがいいんでしょう!!つい数時間前まで、世界中の不幸を一人で背負い込んでいるような暗い顔をして街をほっつき歩いていたことが、何てクソ下らなくて、何てバカらしくて、何て勿体ない時間だったんだろう!!通りかがる人々の驚いたような顔や、こっちを見てくれる笑顔が、自分でも驚く程鮮明に見えます。こっちも負けないような笑顔で微笑み返します。ある人は止まってくれて、ある人は小銭をケースに入れてくれて、親指を突き立ててニヤリと通り過ぎていくオニーチャンもいれば、目の前でかわいく踊ってくれる陽気なオッサンもいます。子どもが「何あれー?」みたいなカンジでお母さんのスカートの裾をひっぱり、かわいい女の子たちが手を振りながら笑顔で通り過ぎていきます。すっげー楽しい!!さらにもっともっと、心が軽くなっているのが分かります。昨日は、一瞬にしてバルセロナのことを嫌いになってしまいましたが、道行く人々のお陰で、再びモノクロだったバルセロナがだんだんと鮮やかに色取り戻していきます。クサイですが、本当に、心の底から「ありがとう」という気持ちを込めて唄いました。書いてて恥ずかしいですが、本当にそう思ったのだから仕方がないのです。私を元気にしてくれた街の人々に、街そのものに、顔を見せてくれた青空に、そして音楽そのものに、自分に音楽を与えてくれた沖縄に、自分に唄うことを続けさせてくれたみんなに、「ありがとう」と思いながら唄う歌は、最高でした。唄い終わると、すっかりと気分が晴れ上がっていました。と、うわけで、今から日本領事館に行った後、パンプローナに牛に追われに行ってきます!!!!「これで、心置きなく祭りを楽しむことが出来る!!」と思っていたのですが、今朝、宿でニュースを見ていると、その牛追い祭りの様子が映し出されていたのですが、牛に小突き回されている人間の姿がバンバン映し出されており、正直ちょっと、ビビっています。今から、2、3日、ブログの更新をお休みしますが、私が牛に突き殺されていないことを祈っておいて下さい。では、行ってきます!!ボンボヤージュ。にほんブログ村世界一周ブログランキング参加中!! ↑ ↑「面白いじゃん」とか「コイツバカじゃん!!」とか思ったら、クリックして頂けると嬉しいです。狂喜乱舞します。 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++++++++++++++++++国際電話低料金サービスをご提供しています。こんな方に・・「海外とのやり取りの多い企業、また個人の方に」「海外にご家族やご友人がいて、頻繁にやり取りをされる方に」◆最大88%OFF!業界トップクラスの低料金サービスを 24時間均一料金で提供します!◆登録料・基本料は一切不要!通話料のみのお支払で 安心してご利用いただけます!お申し込みはオンラオインですぐできます。 ▼▼▼▼▼http://www.nittel.bz/idd/iddservice.php?a-cd=202+++++++++++++++++++++++++++++++ ありがとうございます!!
2009.07.08
コメント(9)

これがいけなかった。「何もねぇだろ!!わかったか、もういいだろ!!!!」「いや、だから私がチェックしないと意味がないって言ってるじゃないか。私は警官だから金なんて盗まないよ。君の目の前でちゃんと見るから、さぁ、そっちの財布も出してくれ」とっ言われて、財布を渡して目の前でチェックされて、念の為、紙幣を目の前で数えさせたのに、後でチェックしてみると何故か数えたはずの紙幣が減っている…というのが、典型的な偽物警官詐欺の手口で、何もスペインに限らず、トルコやら中東やら、インド、東南アジアまで、世界中どこにだってある定番中の定番、古典中の古典的な手なのです。当然、私だってガイドブックでイヤというほど目にしたし、「被害にあった」という人のの話しだって聞いたこともあるので、モチロン、予測される事態として頭には叩き込んであるのです。なのに、見事にやられてしまいました。「まぁ、目の前で見られていたら詐欺のしようもないだろう」とタカを括ってしまい、かといって油断はせずに手元を見張っていたのです。とりあえず、腹巻きの中身と入れてあった紙幣をチェックする豚野郎。見たところは大丈夫そうです。「すまない、もう一度普通の財布を見せてもらってもいいか?」「はぁ?何でだよ!!さっき見ただろ!!何も入ってねぇだろおが!!!!」「ユーロ紙幣だけでいいんだ!!見せてくれ!!」もう、どう考えてもこの台詞だけでもおかしいのに、頭に血が上り過ぎていたのと、もともと頭から思考能力が無くなっているのとで、何故か「うわ、偽札チェックかよ」と思ってしまい、再び財布を開けてしまう私。「だから、5ユーロだけしか入ってねぇだろ!!!!」「じゃあ、もう1つの財布の方もだ!!ユーロ!!!!」もう、両者頭に血が上って、どっちもどっちです。「テメーさっき見ただろうが!!!!」「いいから、ユーロだけ見せろって言ってんだろ!!!!」「あぁ、メンドクセェ!!ほらよ、数えたけりゃ勝手に数えろ!!!!」豚野郎、再びユーロ紙幣をチェックしています。豚野郎が数え終わったのをふんだくると、今度は財布に入れる前に、自分で紙幣の枚数をチェックして、枚数が合っていることを確認して、腹巻きにしまいます。さて、これで無罪放免。クソ詐欺師でもクソ警察官でも、とりあえず収穫はなし。ザマーミロやヘッヘッヘ~。さて、メシ食うかな。と思っていた矢先、「腹巻きのもうひとつのポケットもだ!!」とほざき出す豚野郎。「だから、こっちはUS$だろ!?ユーロじゃねぇだろ!?触んなや!!」「いいから見せろ!!!!」「じゃあ、勝手に見て勝手に数えろ!!」…なんでここで相手に腹巻きを渡してしまったのでしょう?再び目の前でUS$の紙幣と、ポケットの中身をチェックしだす豚野郎。ちゃんと目の前で普通にチェックしています。見てました、しっかりと。数え終わるのを確認すると、そのまま枚数を確認せずにドル紙幣を腹巻きをジーンズに突っ込む私。眠い。疲れた。腹も減った。そして、ウザイ。相当頭にきていました。腹巻きをジーンズの下にしまうと、「オピウム、コカイン、もしかしてコッチの中に…」と鞄の方を指差し出した豚野郎を黙殺して、「死ねクソが!!!!」と日本語で吐き捨ててその場を去りました。追いかけてきません。「やっぱ怪しい」と思って振り返ると、イタリアデブと自称「警官」の豚野郎が2人一緒に角を曲がって行くところでした。「…もしかして!!!!」と思って腹巻きの中を見てみると、ユーロ紙幣…は無事だったのですが、$100紙幣1枚と、$50紙幣3枚、あと$20紙幣10枚ばかりと、$10紙幣数枚が計$500あまりが、ものの見事に抜き取られていました。2人ともグルだったのです。「………ブッ殺す!!!!」気が付いたら、鞄から三脚を取り出し、それであの2人組みのファット・ファックどもの頭をド頭をカチ割ってやるべく走り出していました。たぶん、産まれて初めて理性が完全に飛びました。後々考えてみると「追いついたとしても、返って危なかったかもしれない」とか、「万が一、本当に相手の頭を勝ち割っていたら、それはそれで面倒だ」と色々なことが思い浮かんできますが、その時だけはもう本当に全てがどうでもよく、金を返してもらうとか、そんなことよりも、あの2人の顔面に、アルミダイカストで出来たの三脚の頭の一番固い部分を全力でブチ込んでやることしか考えていませんでした。が、時既に遅し。不幸か幸か、タクシーでも使ったのか、逃げ足だけは早かったファットファックども。近くにいないもんかと、三脚を握りしめてその周囲を探してみたのですが、一向に見当たりません。目を血走らせながら大きく見開いて通りをウロウロしている姿が、よっぽど尋常ではなかったのでしょう。たまたま近くにいたバーの店員に、「どうしたんだ?何があったんだ?」と聞かれて、そこでハッと我に返りました。「いや、実は金を盗まれてさ。2人組みの太った男。黒いTシャツと白いTシャツのヤツ。見なかった?ちょっと見つけブッ飛ばしてやりたいんだけど」「うわぁ~、ソイツはアンラッキーだったな。いや、見なかったよ。たぶんもう、ここいらにはいないよ。とりあえず、今日は警察に行った方がいいよ」「そうか…オッケー、ありがとう。じゃあ、警察署ってここいらだとどこにある?」「うーん…いや、知らないな~」…使えねー。ふと時計を見ると、針は既に12時近くを指していました。「ヨーロッパでもけっこう治安は悪い方」と評判のバルセロナ。あまり遅くなってもかえって危険なので、警察には翌日行くことにして、声を掛けてくれた店員に例を言い、宿へと戻りました。悔しさがこみ上げてきます。何が悔しいって、まずこんなマヌケな詐欺に引っかかってしまった、自分への情けなさと注意力のなさ、あと、恐らくは心の何処かで慢心していたのでしょう。「俺はまぁ、大丈夫だべや」と油断していたのかもしれません。ホント、ありえない。そんな心の隙を巧みに突いてきたヤツらが、今頃紙幣を数えて笑っているのだと思うと、悔しくて悔しくて眠ることも出来ません。そして何より「絶対に怪しい。ってか、間違いなく詐欺師」ってわかっていたのに、ヤラれてしまったのが本当に悔しいですなので、忘れないうちにこうして文章にしたためているのですが。あれだけ眠たかったのに、眠れない。あれだけ腹も減っていたのに食欲も出ない。防ぎようもあっただけに、今まで8年以上旅をしてきた中で、一番ショックで一番悔しい出来事です。よくよく考えてみると、ああやって、私を怒らせるのも彼らのシナリオの一つなんでしょうね。冷静な判断力を失わせる。恐らく、弱きな相手には強気な言葉で恐怖心を煽り。私のような気の短い相手にはイライラする態度で怒りを誘い。それにしても、あんな大量の紙幣をいつ抜き取ったのでしょう?その、あまりにも鮮やかなテクニックだけは華麗でした。果たして、今日警察に行って、こっちの警察はどれくらいの働きをしてくれるのでしょう?まぁ、ほぼ100%期待出来ないと思いますが、一応、行くだけ行ってみます。あと、日本領事館に事例報告にも。もし同じ現場にあのデブがいたとしたら、どうしましょう?どっかから警察を引っ張ってくるべきか。とりあえず、何でもいいからブッ飛ばしてしまい、人だかりが出来てから誰かに警察を呼んでもらうか。まぁ、「証拠がない」って言われるのがオチなような気もしますが。本当は、イタリアから急いで一気にスペインに来たのも、今日から、パンプローナという田舎町で行われる世界的にも有名な、「牛追い祭り」に参加する為だったのですが、今日は不参加で。気持ちを落ち着けて、明日あたりに行こうかと思います。折角、夢にまで見たバルセロナに来たのに。初日から大コケも大コケです。皆さんも、海外を旅される際は、スリや置き引きの他に、こういた詐欺や偽物警官、あと、悪徳警官にもご用心を。街中で英語か日本語で話しかけてくるヤツの95%はクソ野郎だとでも思っておけば、油断無く旅が出来ることでしょう。虫歯に始まり、結膜炎になり、詐欺にもあいました。最近の俺、ホントについてないですね…。どこかで流れが断ち切れてくれることを、本当に心から思います。…と、最後に、テメーらなんかとっとと捕まってブチ込まれるか、糖尿病でさっさと死んじまえクソデブども!!!!地獄に堕ちろ!!ファック!!!!ペッ。にほんブログ村世界一周ブログランキング参加中!! ↑ ↑「面白いじゃん」とか「コイツバカじゃん!!」とか思ったら、クリックして頂けると嬉しいです。狂喜乱舞します。 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++++++++++++++++++ありがとうございます!!
2009.07.07
コメント(22)

ミラノから夜行バスでひた走ること17時間。ついに、ついに来ました!!子どもの頃からずっっっっっっっっっっと憧れだったバルセロナ!!!!世界で一番見たかった建築物、ガウディのサグラダ・ファミリアですよ!!!!ホント、これがずーーーーーーーーーーーと見たかったんです!!ユーラシア大陸もいよいよ大詰め。この先にはポルトガルがあるのみで、その先は大西洋。うーむ、思えば遠くに来たもんだ。さて、そんな感動も一塩の素晴らしいスペイン初日を迎えるはずだったのですが、この旅始まって以来の最大の汚点、最も悔しくて、最もマヌケで、死ぬ程腹の立つ事件が起こってしまいました。金を盗まれました。しかも、その手の詐欺としては超超超超超超超古典的な偽物警官詐欺にヤラれました。長いので、覚悟して読んで下さい。バルセロナの日が沈むのは遅い。夜の9時を回っても、辺りはちょうどいい塩梅の夕暮れ時。ライトアップされたサグラダ・ファミリアを写真に収めようと、わざわざ宿に三脚を取りに帰り、再び出向いたはいいのですが、ナカナカ日が暮れません。隣りで同じくライトアップ待ちをしていたフィンランド人とバカ話しをしながら、漸く写真を取り終えたのは夜の10時半過ぎ。漸く日も沈み、夜のとばりに辺りが包まれきた頃です。それにしても腹が減った。考えてみれば、前に食事をしたのは夕方の5時頃、クロワッサンたった1コ。朝メシにバルセロナのバスターミナルで本場のスペインオムレツのサンドイッチとエスプレッソを取っただけで、それ以外はアグラダ・ファミリアで写真と撮るのに夢中で、昼メシを食うことも忘れていました。昨日は夜行バスだったので、昼の3時半過ぎに2人前くらいのパスタを食って以来晩メシはナシ。ここ30時間程、ろくなものを口にしていません。しかも、夜行バスだったので眠りも浅い。全然頭の働かない状態で「あぁ、腹減ったし、死ぬ程眠い…とりあえず、適当に腹になんか詰めて今日はさっさと寝てしまおう」と、宿へ向かうにぎやかな大通りを歩いていると、1人の黒いTシャツを来た豚のように太った男がスペイン語で話しかけてきました。「スマン、俺スペイン語しゃべれねーんだ。英語は出来る?」と聞くと、「おっと、そうか。アルハンブラ通りって知ってるか?」と片言の英語で訪ねてきます。「いや、今日来たばっかだから知らないよ。スマンな」と言って歩いていると、そのデブも一緒に付いてきました。聞いてもいないのに、勝手に自己紹介をはじめるデブ。何でも、自分はイタリア人で昨日から旅行で来ているのだという。コッチは頭が働いていないので、正直英語で話すのがめんどくさい。ましてやイタリヤのデブ野郎なんぞには毛程も興味なんて湧きません。「どっから来た?」「そうか、日本か!!日本はいい国だ」「ナカタは良い選手だよな!!サッカーの!!」メンドクサイ。「ああ」「うん」と最低限の空返事だけで返していると、「そういえば、オマエ、地図持ってないか?持ってるなら見せてくれ」と、イタリアデブが聞いてきました。「まぁ、地図くらいいいだろう」と思って地図を渡してやると、「もうちょっと明るいところへ…」と、私を通りの端の方へ誘導して行きました。思えば、この時点で何か様子がおかしかったのですが、その時は本当に、頭がボーっとしていて、「早く帰りてぇーなー」くらいしか考えていませんでした。すると、数十秒後、同じくらい太った白いTシャツにベストを着たオヤジが、近づいてきて、身分証明所を見せながら何やらスペイン語で言っています。「何だコイツは?」と思っていると、言葉が英語に切り替わり、「私は警察だ。オマエ英語は出来るか?」と聞いてきます。太ってたるみきった体に、ちっとも鋭くない目付き。どう見ても警察ではありません。「俺はそうは思わねぇな。やましいことなんて何もねぇぞ」と言い返しましたが、そんな私の言葉には耳も貸さず「悪いけどパスポートを見せてくれないか?」と言ってきます。「俺はイタリア人だよ~」と言いながらパスポートを差し出すイタリアデブ。名前をチェックするとすぐに返ってきました。「すまないが、君のも見せてくれ」と言います。「問題がある」とか、「返さない」とか言い出したら、その場で「ヘルプミ~!!!!泥棒だ~!!!!」と叫んでやろうかと思っていたのですが、幸いパスポートはすぐに返ってきました。「ところで、このイタリア人と何を話していたんだい?」と聞いてくる、自称「警察」の豚野郎。「道をおしえてやってたんだよ。でも、俺もわかんねー。アンタ警察だったらおしえてやってくれよ」と言う私。「いや、実は最近この辺りで旅行者相手にヘロインとコカインを売ってるヤツがいるんだ。スマンが、2人とも財布を見せてもらってもいいか?」「何も持っていないから大丈夫だよ~」と、即座に財布を差し出すイタリアデブ。怪しい。「さぁ、次はキミの財布を見せてくれ」「イヤだね。そんなもんは持ってないよ。」「いや、それじゃ困るんだ!!早く出してくれ」ただでさえ眠いし腹減ってるし、変なデブは絡んでくるしでイライラしている上に、エジプトを旅して以来、導火線がメチャメチャに短くなっている私。とりあえず、キレる。「持ってないものは持ってないっつてんだろ!!だったら自分で財布開いて見せてやるよ!!テメーは俺に触るな!!財布に触るな!!金に触るな!!」「おいおい、そんな大声出さないでくれよ」「ウッセー、触んなつったら触んな!!!!」「だから、大声出さないでくれ!!麻薬チェックだって言ってるだろ?」「だから、自分で財布の中身を出して見せてやるって言ってんだ!!黙ってそこで見てろ!!!!」無駄に戦うのも面倒なので、とりあえず財布を広げて見せてやる。「いや、私が中までチェックしないと意味がないだろ?」「だから、見せたからいいだろ!!俺の財布に触んな!!」「もう少し小さい声で話してくれ。耳が痛い。それに、私がチェックしないと意味がないんだ!!」今、実は自分で財布を広げて、何気なく自分自身で中身をチェックしてみたのですが、入っているのは5ユーロ札1枚と10ドルちょいのUS$、1エジプトポンド札が3枚と、20トルコリラ札が1枚のみで、他にはどうでもいい名刺と国際学生証、あとはキャッシュカード1枚すら入っていません。「まぁ、どうせ盗られたところで大した額じゃないから、いいさ、勝手に見るなら見て落胆するがいい」と自称「警官」の豚野郎に財布を見せてやる私。トルコリラやエジプトポンドを見る度に「コレは何だ?」と聞いてきては、財布の臭いを嗅いだりどうでもいい名刺を捲ったりしています。「よし、コッチは問題ないな。じゃあ、さっきパスポート入れてた腹に巻いてる財布も見せてもらってもいいかね?」「はぁ?何でそんなもんまで見ねぇといけないんだ!?」「だから、私は本物の警察だって言ってるだろ!!麻薬チェックなんだよ!!!!」自称「警官」の豚野郎の目もかなり真剣です。しつこい。いつもなら喚き散らしててでも絶対に貴重品入れの中なんて見せないし、相手の豚野郎だって、最初に見せてきたのが「自分が警察官である」ということを証明するものかどうかも怪しいし、そもそも、制服警官ならまだしも、私服警官が財布の中身をチェックするなんてことは、今までの経験上、ほぼありえません。(香港では、不本意ながら毎月のように警察に職務質問をされたり、持ち物検査をされたりしていました。何故?あと、タイでも検問に捕まったり。何故?もし、持ち物検査があるとすれば全て、制服警官。私服警官は身分証をチェックするだけ)しかし、この時の私。疲れてたのと眠いのと、腹が死ぬ程減ってたとのとで、ちっとも頭が働かず、何故か、「うーん。もしコイツが本物の警官だったら、ちょっと面倒だな。早く帰りたいし、連行されたら眠れないし、賄賂要求されてもイヤだし。そういえば、昨日今日とバスで一緒だったスウェーデン人も『スペインとイギリスの警察官はクソばっかりだ』って言ってたしな。あーあ、どっちに転んでもクソか。とりあえず、見せてやるか」と考えてしまい、「じゃあ、自分で中身開いてやるから、そこで見てろ!!」と腹に巻いていたユーロ紙幣とUS$の入った開いて見せてしまいました。つづく。 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++++++++++++++++++国際電話低料金サービスをご提供しています。こんな方に・・「海外とのやり取りの多い企業、また個人の方に」「海外にご家族やご友人がいて、頻繁にやり取りをされる方に」◆最大88%OFF!業界トップクラスの低料金サービスを 24時間均一料金で提供します!◆登録料・基本料は一切不要!通話料のみのお支払で 安心してご利用いただけます!お申し込みはオンラオインですぐできます。 ▼▼▼▼▼http://www.nittel.bz/idd/iddservice.php?a-cd=202+++++++++++++++++++++++++++++++ ありがとうございます!!
2009.07.07
コメント(0)

海上交易の中継都市として栄えたジェノバの街。嘗て、船乗りとして世界を駆け回ったコロンブス生誕の地でもあるこの街は、街中には曲線美と唐草の装飾がすばらしい、如何にも古そうな大きな建物がずらりと立ち並んでいます。「Sexy Shop」なるものも、街中で発見しました。一体、どんな「セクシー」が売られているのか、気になるところです。話しが逸れました。また、その中でもとりわけ、嘗ての王侯貴族の邸宅が通りいっぱいに軒を連ねるガルバルディ・ストリートは、世界遺産にも登録されており、歩いているだけで、我々の芽を楽しませてくれます。↓世界遺産、ガルバルディ・ストリートと、世界遺産級の美女。↓通りの中でも特に有名な、「パラッツォ・ロッソ(赤の邸宅)」。まぁ、これら歴史的建築物も当然素晴らしいのですが、正直忠誠のバロック&ゴシック様式の建築物に対して若干お腹いっぱいになりつつある今日この頃。だって、他の街でもいくらでも見られるし。そう、こんなものを見る為にジェノバくんだりまで来たわけではないのです。じゃあ、何でこんな街にわざわざ2時間も掛けて来たのかというと、フッフッフ…本場のスパゲッティ・ジェノベーゼを食べる為です。「はぁ?たったそれだけの為?マジで言ってる?おかしいんじゃない?」と思ったそこのアナタ。違う違う、分かってない!!!!「豊かな心は豊かな食生活から」ですよ!!だって、こないだシエナで本場のトスカーナ料理を食べようと思ったのに、思いっきりババを引いてしまったんだもん(7月2日の日記参照)。あの時の悔しさと言ったら…!!アジアだったら4日分くらいの食費に相当する、10ユーロもの大金を払ったら、美味くない上に、自分がこの世で一番嫌いな食べ物が出てきてしまったんですよ!!「やりきれない」とは正にこのこと。お陰で晩メシもろくなものが食えず、お腹をグーグーならしながら、ベッドで流した涙は軽く5Lを越え、翌朝「違ウヨ!!コレハオ漏ラシジャナイヨ!!」と必至に謝らなければならなかった程、悔しかったんですよ!!!!そのリベンジをしようというわけです。ボローニャで、本場のスパゲッティ・ボロネーゼ(挽肉とトマトのバスタ)か、ジェノバのジェノベーゼ(バジルと松の実とチーズのペーストのパスタ)か、どちらにしようか迷いに迷ったのですが、結局今回はなおにんさんから「確実に美味い店を知ってるからおしえてあげるよ」という天のお言葉を頂いたので、これも何かの縁だろうと、ジェノバに行くことになった次第であります。さぁ、これで下調べもバッチリ。シエナのようにババをひくこともありません。その名は「Da Maria」。ガイドブックに載っている観光客もこぞって来るような有名店ではなく、分かりにくい裏通りでひっそりと営業する地元の人のみで賑わう、知る人ぞ知る隠れた名店とのこと。しかも嬉しいことに、普通パスタというと、6ユーロ、7ユーロが当たり前なのですが、その店は1皿たったの、3ユーロで食べられてしまうとのことです。「うぉっし、なんなら俺は2皿だって食っちまうぜ!!」と、鼻歌をフンフン唄いながらスキップも軽やか、地図を片手に目指す名店「Da Maria」を探しました。その名もカッコイイ、「フェラーリ広場」から伸びる1本の道を山手側に進み、編み目のように左右に張り巡らされた道を1本1本覗いていくと、ありました!!!!「レストラン」というよりは、どちらかというと場末のバーかスナックといったカンジの看板。名前が「マリア」ってあたりが、如何にも那覇の宇栄原やウチの近所(宜野湾市真栄原)にありそうで、違った意味でイイカンジです。時間はお昼時を大きく過ぎた、午後4時。「ボナセ~ラ」と半分だけ空いた入り口のガラス戸を入ってみたのですが、メシ時を大きく過ぎてしまっているせいか、店内に人気がありません。何処の家にでもあるような、シンプルなテーブルとイスが、狭い店内にギッチリと詰めらる様は、まるで日本の田舎の大衆食堂。上には白地に赤のチェック模様の入ったシンプルなテーブルクロスがかかっているのみで。どちらかといえば質素な店内にはどこからともなくニンニクとチーズの匂いが漂い、それがまた如何にも「ローカルの美味い店」といった雰囲気を醸し出しており、いよいよ気分を高めてくれます。誰もいない店内で、「ボナセ~ラ~」ともう一度声を掛けてみると、入り口脇のキッチンらしき入り口から、ゴム長靴にエプロン姿の、如何にも人の良さそうなチョビ髭のオッサンがひょっこりと姿を現しました。「スパゲッティ・ジェノベーゼが食べたいんだけど」「おぉ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~スマン!! 今日は3時に店じまいしちまったい!!」ガーーーーーーーーーン。折角…2時間も掛けて、この店のジェノベーゼを食べるためだけに来たのに…。思わず膝をついてその場に崩れ落ちそうな程、ショックでした。ホントォォォォォォォオオオにっ、これだけの為にジェノバに来たのです。その落胆たるや我ながら相当のもの。「もういいや、俺の旅もここでシメーだ。早いとこ荷物をたたんで、日本に帰ってしまおぅ…」と思うくらいショックでした。落胆の「Da Maria」をトボトボと後にし、敗戦兵のような気分であてどもなく街を彷徨う私。諦めきれずにそこいらのバーで「ジェノベーゼが美味い店をおしえてくれ」と聞いたはいいのですが、おしえてもらった別の店も夜の7時からしか開かないとのこと。腹…減ったな…。実は、中国人がやたらと多く住んでいるここジェノバ。街には「灣海大酒家」「香港樓」など、懐かしい看板がビルからせり出し、店先には「潮州炒飯」「小龍包」「葱爆牛肉」など、見慣れた写真が飾られています。「嗚呼…ここで中華っつーのも悪くねぇなー」と、心が折れそうになりましたが、「いやいや、イカン!!!!やっぱ何が何でもジェノベーゼを食べるんだ!!!!」と改めて心に誓い、結局街角のピザテリア&バーのメニューにスパゲッティ・ジェノベーゼを発見。遂にありつけた本場のジェノベーゼ!!!!…確かに、スーパーで打ってるペーストなんかよりは、酸味もなく、チーズが濃厚で、遥かに美味しかったのですが、ちょっと麺が茹で過ぎ…というか、前回の沖縄そばに引き続き、今回は食感と良い喉越しと良い、名古屋のキシ麺にソックリ。しかも、若干茹で過ぎでフニャフニャ気味。いや、美味かったですよ。付け合わせのパンも申し分なかったですよ。フワフワのフランスパンに、皿に残ったソースをなすって食ったら、「おぉ、やっぱ本場は違うもんだね~」と思う程美味かったですよ。でも、7ユーロ(1000円)払ってキシ麺かぁ~。…名古屋駅の立ち食いだと300円…。比べちゃいけないのはわかるんですが。やっぱ、イタリアは本当に食材は最高なので、自分でトマトソースなり、クリームソースなりを作って、自分でパスタを茹でて食べる方がいいようです。ちなみに、コチラ自作のキャベツとツナのトマトソースパスタ。材料は、トマトとキャベツ、ツナ、チキンストックにオリーブオイル、赤ワインにオレガノ、バジル、コリアンダーにニンニク、あとは塩胡椒のみ。同じ材料を使っているはずなのに、何処の国で作るよりも美味かった。イタリアでの外食、結局私には縁がなかったようです。今からスペインに行きます!!ひぇ~、時間がない!!にほんブログ村世界一周ブログランキング参加中!! ↑ ↑「面白いじゃん」とか「コイツバカじゃん!!」とか思ったら、クリックして頂けると嬉しいです。狂喜乱舞します。 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++++++++++++++++++国際電話低料金サービスをご提供しています。こんな方に・・「海外とのやり取りの多い企業、また個人の方に」「海外にご家族やご友人がいて、頻繁にやり取りをされる方に」◆最大88%OFF!業界トップクラスの低料金サービスを 24時間均一料金で提供します!◆登録料・基本料は一切不要!通話料のみのお支払で 安心してご利用いただけます!お申し込みはオンラオインですぐできます。 ▼▼▼▼▼http://www.nittel.bz/idd/iddservice.php?a-cd=202+++++++++++++++++++++++++++++++ ありがとうございます!!
2009.07.05
コメント(0)

今から2、3週間前、ちょうどイスラエルから帰ってきて、カイロに滞在していた頃から、外出すると何故か、右目だけがやたら充血し、痒くなったり、ゴロゴロと何かが入っているような感覚におそわれるようになりました。最初のうちは「まぁ、カイロのクソ汚い空気と砂まじりの埃のせいだろう」と思って、「とりあえず、ヨーロッパに行けば治るんじゃねーか?」と思っていたのですが、さて、こうしてイタリアに入ってみて、早くも10日あまりが過ぎようとしていますが、どうも、一向に良くなる兆しが見えません。外出時の目のかゆみや違和感に加え、最近はPCに長時間向かったり、列車の中で本を読んでいたりしても右目に違和感を覚えるようになりました。しかも、ここ2、3日は朝起きると右目だけにやたらと目ヤニが付いており、朝、顔を洗うにもひと苦労。「ムムムゥ、こりゃどうしたもんだ」と思っていたのですが、よくよく考えてみたらなんのことはない、結膜炎ですね、コレ。28歳と1ヶ月ちょいにして、産まれて初めてしかもイタリアで結膜炎なんかにかかってしまいました。結膜炎って、自然治癒では治らないもんなんですね。幸い、保険は適用されるはずなので、遠慮なく眼科に行こうかと思います。さて北イタリア最大の都市、ミラノ。香港時代のお客様、なおにんさんのお宅に居候しながら、この街での滞在も4日目を迎えました。「世界のファッションの中心地」としてんを馳せるだけあって、街のいたるところに高級ブティックが立ち並び、ピンヒールでカツカツと歩く姿が素晴らしい美女や、胸のボタンをやたらと空けたチョイ悪オヤジが所狭しと闊歩しています。どんなミラノのシンボルともいうべきが、コチラのドゥオーモ。何と、着工から完成までに500年の歳月を要したというこの教会。白亜の大理石を積み重ねて造られたこの教会の高さは108.5m、135本もの尖塔と、2245体以上の彫像を外部にあしらった、イタリア国内でも最大規模を誇る、大型教会です。華やかでゴテゴテとした、ヘビービューティーな外観とは裏腹に、内部は意外な程彩りや装飾もなく、落ち着いた雰囲気。代わりに、巨大な大理石の柱が何十本も立ち並び、シエナのドゥオーモや、バチカンのサン・ピエトロ大聖堂とは対照的な造りです。照明も暗く、どちらかといえば「質実剛健」という言葉がしっくりとくるような、ミラノのドゥオーモですが、全面に施されたステンドグラスの規模と繊細さ、色使いの華麗さは他の教会と比べても群を抜いています。さて、そんな素晴らしい巨大建築が聳えるミラノですが、実は意外な程、他に見所の少ないこの街。ショッピングをしたくても出来ない私は、ミラノ中央駅より列車に乗って2時間、港町ジェノバを目指しました。つづく。にほんブログ村世界一周ブログランキング参加中!! ↑ ↑「面白いじゃん」とか「コイツバカじゃん!!」とか思ったら、クリックして頂けると嬉しいです。狂喜乱舞します。 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++++++++++++++++++国際電話低料金サービスをご提供しています。こんな方に・・「海外とのやり取りの多い企業、また個人の方に」「海外にご家族やご友人がいて、頻繁にやり取りをされる方に」◆最大88%OFF!業界トップクラスの低料金サービスを 24時間均一料金で提供します!◆登録料・基本料は一切不要!通話料のみのお支払で 安心してご利用いただけます!お申し込みはオンラオインですぐできます。 ▼▼▼▼▼http://www.nittel.bz/idd/iddservice.php?a-cd=202+++++++++++++++++++++++++++++++ ありがとうございます!!
2009.07.05
コメント(0)

フィレンツェより列車で3時間。現在私は、イタリア最大の商業都市にして、ファッションの殿堂としてその名を世界に知らしめるミラノにいます。タダでさえ物価が高いイタリアにあって、更に死ぬ程高いミラノ。本気で街中で何も食べるものがなく、今日の朝~ひるにかけての食事はトマト2コ。…ひもじい。が、しっか~し!!香港時代に私の働いていた店の常連さんで、このブログにも書き込みをちょくちょくと下さる「なおにん」さんが、現在、ミラノに在住ということで、只今ご好意で居候中。これから先、まだまだ続くであろうヨーロッパケチケチ生活の為の費用を、ここでだいぶ浮かさせて頂いています。なおにんさん、ありがとうございます!!さて、話しは変わって。「イタリア」といえば、皆さんは何を思い浮かべますか?やっぱ、ピザ?パスタ?リゾット?それともジェラードやティラミス?D&Gや、プラダ、グッチなんかもイタリアでしたっけ?それとも、フェラーリやポルシェ?ドゥカティ?あー、そういえばヴェスパもイタリアですね。先日ナポリでヴェスパ愛好会みたいな集まりを発見したのですが、流石は本場、あれだけの台数のヴェスパが集まると圧巻ですね。そして流石はナポリ、ペイントもオシャレで鮮やか。あと、他にはチョイ悪オヤジに、ゴッドファザー、ああ、映画と言えばニューシネマパラダシスもイタリアですね。もうちょっと歴史的な方向に視点を引っ張ってみると、ローマのコロッセオに、暴君ネロ、ミケランジェロ、レオナルド・ダヴィンチ、ガリレオ・ガリレイ、ニュートンに万有引力とくれば、そう!!!!「ピサの斜塔」ですね。あの不自然なまでに傾いた、何で倒れないのか不思議な白亜の塔。そのウワサの「ピサの斜塔」に先日、フィレンツェから鈍行列車に乗って行ってきました。見渡す限りにひまわり畑の広がる雄大で美しい景色を横目に、ゴトゴトと揺られること1時間。城壁に囲まれたこじんまりとしたピサの街に列車は到着しました。一応きれいな街ではあるのですが、特にこれといって特筆することもないので、街並については割愛。駅からゆっくりと歩いて行くこと30分程。突如として目の前に、目にも鮮やかな真緑の芝生と、大きな大理石造りの建物が現れました。中世バロック建築の代表作ともいわれる、ピサのドゥオーモです。そして、ふと右側に目をやると、ありました!!傾いてます。少し遠くから見ても傾いています。別の場所から見ても、やっぱり傾いてます。基礎部分を見て頂ければ、ご覧の通り。ものスゴく傾いています。一説によると地盤沈下が原因なのだそうですが、本当に想像以上に傾いているピサの斜塔。まるで春先に生え始めた背の低い不格好なつくしのようです。この塔のテッペンから、ニュートンがクソ真面目な顔でリンゴを地面に向かって落として、「どうだ!!この星には引力ってもんが存在してるだ!!」と宣言している姿を想像すると、何だか笑えてきますね。一応、中に入ることも出来るのですが、ウワサによるとあまり大したものではないらしいというのと、中に入る為に、長蛇の列が出来ていたこと、そして何より、お金が本当にないのでそのまま外見だけを眺めて帰路に着きました。ビンボー、良くないネー。駅の近くで発見したハーレー乗りのおねぇさんがカッコ良かったです。ピサの街、以上!!にほんブログ村世界一周ブログランキング参加中!! ↑ ↑「面白いじゃん」とか「コイツバカじゃん!!」とか思ったら、クリックして頂けると嬉しいです。狂喜乱舞します。 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++++++++++++++++++国際電話低料金サービスをご提供しています。こんな方に・・「海外とのやり取りの多い企業、また個人の方に」「海外にご家族やご友人がいて、頻繁にやり取りをされる方に」◆最大88%OFF!業界トップクラスの低料金サービスを 24時間均一料金で提供します!◆登録料・基本料は一切不要!通話料のみのお支払で 安心してご利用いただけます!お申し込みはオンラオインですぐできます。 ▼▼▼▼▼http://www.nittel.bz/idd/iddservice.php?a-cd=202+++++++++++++++++++++++++++++++ ありがとうございます!!
2009.07.04
コメント(3)

それは一昨日のお話し。前回の日記にも書いた通り、世界遺産の街シエナをじっくりと堪能した私。街も見たし、写真も撮ったし、さてこのまま帰ってフィレンツェの街でもぶらつこうかと思い、裏道をゆっくりと歩きながらバス停を目指していたのですが、ふと目をやると、石造りの外観が如何にも「老舗」という雰囲気の、美味しそうなリストランテ(レストラン)が。窓からのぞいてみると、裏通りにあるにも関わらず席は満席。パーティーか何かか、地元の人らしい大勢のじぃちゃんばぁちゃんたちが昼間からワイングラス片手にわいのわいのと盛り上がっています。入り口からは火の通ったニンニクと、チーズの混じり合ったおいしそうな匂いが漂い、食欲を刺激します。…腹減った。そういえば、かれこれ7時間くらい何も食ってないな。入り口に掛けられたメニューを何気なく手に取ってみると、そこには「手作りトスカーナ料理」の文字が。…どうしよう。外食に関しては、ピザを除く全てがベラボーに高いイタリア。考えてみれば、前日に取った食事は食パン4枚に、晩メシはパニーニのみ。その日の朝メシも、スーパーで買ったフォカッチャにクリームチーズを塗ったくったのを2つ食べただけです。…ここ36時間くらい、まともなメシなんて食ってないな。ちょっとくらい贅沢しても、バチは当たらんだろう…。散々迷った末、結局誘惑に勝てず入ってしまう私。だって、「手作りトスカーナ料理」なんですもの。食べることを心から愛する私としては、やはり本場のトスカーナ料理を食べられないなんて、想像するだけでも涙が出そうになります。「豊かな心は豊かな食生活から」です。あまり惨めなもんばっか食ってると、心まで貧しくなってしまうのです。石壁が重厚な雰囲気の地下室にあるテーブルに通される私。すぐさまパラパラとメニューを捲ります。イタリアのレストランはかなりの確立で英語表記がないので、日本で食べられるような無難なメニュー(ボロネーゼ、カルボナーラ等)か、それ以外のものとなると半分当てずっぽで注文することになるのですが、幸い、英語も同時に表記されてるこの店のメニュー。ペコリーノチーズとクリームのラザニア、パンチッタと地元野菜のペンネ、スパゲッティ・カペリーニ、トマトの冷製スープ、サラダ等々…私が注文出来るのはそんな程度のレベルが限界ですが、それでも美味しそうなメニューがずらりと並びます。何にしようか迷いながらパラパラとページを捲っていると、何ページ目かに「スペシャルプロモーション」と書かれた欄が。何と、4種類のメニューの中から好きなものひとつと、シエナ産の赤ワインをセットにして、10ユーロ(TAX&サービスチャージ込み)、しかも、メニューはパスタとおかず1品の計2品、更にを自家製のパンまで付いてくるというお得なセットメニューです。4種類のメニューの内の2品に「ローカルメニュー」の表記が。つまり、トスカーナの中でもシエナの地元メニューということでしょう。その中でも「Pici」と書かれた見慣れない言葉に目がいく私。店員に「この『ピチ』っての、何?」と聞いてみると、「ウチの店で作ってる、太麺のパスタのことよ。シエナではよく食べるパスタなの。美味しいわよ!!」とステキな笑顔で返答が返ってきました。本当は、久々に肉が食べたかったので、鶏肉のソテー・レモンソースにしようかと思っていたのですが、おねぇさんの笑顔と「自家製パスタ」の言葉にヤラレてしまい、結局「ピチのフレッシュトマトとバジル・ニンニクのソース」と、「旬の地元産野菜のオムレツ」のセットを注文することにしました。まず、グラスになみなみと注がれた赤ワインとハーブのたっぷりと練り込まれたパンがテーブルにサーブされました。赤ワインは…まぁ、値段も値段なので「こんなもんだろう」といった程度の味でしたが、自家製のパンの方は、モチモチとした食感と、贅沢に入ったハーブが爽やかに香り、噛めば噛む程に味が出て、ナカナカの味です。「おぉ、やるじゃん!!コイツぁーきっと、パスタも美味いはずだ!!」嫌が応にも期待が高まります。待つこと10分程。ついに出てきたウワサの「ピチ」!!まぁ、確かに太いは太いけど…これってどう見ても、うどんじゃん。トマト味の焼うどん。見た目はそんなところでしょうか?「太麺のパスタ」というので、勝手にフェットチーネ(平ぺったいヤツ)みたいなものを想像していた私。一瞬、「何でイタリアくんだりで1500円も出して焼うどん食わなきゃいけないんだ!!」と怒りが脳裏を掠めますが、まぁまぁ、まだ食ってもいないのに文句を垂れるのもおかしな話しです。フォークにぶっといパスタを絡めとる感触は、何だか伊勢うどんに箸を突き立てるような感覚に似ています。おっ…とりあえずトマトとニンニクの匂いはやっぱりいいねー。どれどれ………あっ!!!!コレ、うどんじゃなくて沖縄そばじゃん!!!!独特のモソモソ感と粉っぽさ、茹で過ぎでもないのに感じるコシのなさ、太さといい、食感といい、まさにコレは沖縄そば!!しかも、不味い店やスーパーで1袋105円で売ってる沖縄そば!!「照喜納」とか「亀濱」とか、そんな有名お上品どころじゃなくて、ビーチパーリー(「パーティー」ではない。あくまで「パーリー」)で、焼きそばにする、あの庶民派味のモソモソ沖縄そば!!!!まさにアレです。味付けこそ違えど、まさかこんなところで沖縄そばに出会うなんて…。こう見えても、沖縄そばを心から愛する私。どれくらい好きかというと、沖縄に住んでいる6年半の間に、100軒以上の店を食べ歩いたくらい、沖縄そばが好きなのです。何千キロも離れたヨーロッパの一角、しかも、世界一周とはいえども、都市部から離れた僻地で、まさか慣れ親しんだ味に出会えるなんて、味は兎も角、感動しました。でも、何で1500円も出して沖縄そば食わなきゃいけないんだ!!沖縄だったら1杯500円しないっつーの!!!!しかも、あまり美味しくない上に、悲しいくらい量が少ない…。サーブされて3分で沖縄そば…じゃなくて、ピチを平らげ、皿に付いたソースをパンになすって食っていると、そうそう、忘れていました、「旬の地元産野菜のオムレツ」。そうかそうか、コイツがあるからパスタの量も少なかったのね。おっ、ねぇちゃん相変わらず良い笑顔してんぜ!!さて、どらどら………あっ!!!!旬の野菜って…ナスかよ!!!!今まで何度となくこのブログにも書いてきましたが、私がこの世で一番嫌いな食べ物は、ナスとシイタケ。どっちもさっさと種として滅びるか、原産国に帰って鎖国すべきだと常日頃から言ってまわっている私のエネミーなのですが、まさか、ここでナスが出てくるとは…。よく見てみるとナスとズッキーニのオムレツでした。ズッキーニもそんなに好きじゃないのです…。試しにひとくち食べてみましたが、やはり彼とは友好条約を結ぶことは出来ませんでした。いそいそと、フォークとナイフでナスを取り除く私。……何やってんだろ。いや、確かに「季節の野菜って、何?」って聞かなかった私が悪いのですが。結局、イタリア唯1度と思って支払った10ユーロは、儚く悲しい結果に終わりました。さようなら、贅沢と美味しい外食ちゃん。いいんです、イタリアは材料がいいので、自分でパスタを茹でたって日本で食べるよりもずっと美味いもん。昼に贅沢をしてしまったので、その日の晩メシはコレ。スーパーで50セントで買ったクリームブリュレと水道水。フィレンツェのスーパーは高いから、自炊も安くないのです。ミラノに着いたら、自分で何か美味いもんでも作ろ。にほんブログ村世界一周ブログランキング参加中!! ↑ ↑「面白いじゃん」とか「コイツバカじゃん!!」とか思ったら、クリックして頂けると嬉しいです。狂喜乱舞します。 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++++++++++++++++++国際電話低料金サービスをご提供しています。こんな方に・・「海外とのやり取りの多い企業、また個人の方に」「海外にご家族やご友人がいて、頻繁にやり取りをされる方に」◆最大88%OFF!業界トップクラスの低料金サービスを 24時間均一料金で提供します!◆登録料・基本料は一切不要!通話料のみのお支払で 安心してご利用いただけます!お申し込みはオンラオインですぐできます。 ▼▼▼▼▼http://www.nittel.bz/idd/iddservice.php?a-cd=202+++++++++++++++++++++++++++++++ ありがとうございます!!
2009.07.03
コメント(2)

ヨーロッパに入ってから、ケツを紙で拭く生活が続いています。便所でケツを紙で拭いていると、「あぁ、俺も先進国に来たんだな~」と改めて実感します。そう、ケツを紙で拭くのは、先進国の証なのです。我が国、日本。1年8ヶ月働いていた香港。シンガポール。そしてヨーロッパ。みんな、クソをした後は紙で後始末をする国です。それ以外の国はどうかというと、基本的にみんな水と手を使ってケツを洗います。中には、ベトナムやトルコのように、水と紙のハイブリット国家も存在しますが、基本は水、或は水鉄砲と手。慣れてくるとケツにも優しいし、紙で始末するよりも、よっぽど清潔なんじゃないかと思える程です。そう、私は「水&手」支持派。約11ヶ月振りの紙生活。ケツが痛い。そう、拭く度にケツが痛いのです。資源も勿体ないし、何よりやはり、紙はケツに優しくありません。このままでは痔か脱肛になってしまわないか、心配でならない今日この頃です。さて、そんな知りたくもない私のケツの事情は置いといて。ナポリから列車で5時間。一気に北上した私は今、イタリア中部は、トスカーナの中心地、フィレンツェにいます。大きな教会がいくつも残る街並は、まるで街全体が博物館のよう。ナポリやローマに比べれば、車もうんと少ないので、街も静かです。街の南側には穏やかな流れの川が流れ、そこにシンメトリーに映る夕焼けは、クラシカルなスタイルの橋や建物と相まって、思わず立ち止まらずにはいられない程の美しさです。そして、そんな川面に映る夜景も負けない程幻想的です。さて、そんなフィレンツェもステキな街ですが、そこから更に、バスに乗って行くこと1時間半。丘陵地帯に雄大な畑が広がり、その中を白亜の家がポツポツと立ち並ぶのどかなで豊かなイタリアの田舎道を突っ切るハイウェイを駆け抜けて、今日は世界遺産の街、シエナに行ってきました。生憎、ガイドブックを持ち合わせていない上に、街のパンフレットも入手出来なかったので、その由来などがわからないのが残念ですが、とりあえず写真と感想でお楽しみ下さい。石畳で覆われたシエナの街並。白やクリーム色で統一された、如何にも古そうな石やレンガ造りの建物が立ち並び、貴族か王家の紋様をかたどったフラッグが、街並に色を添えます。メインストリートの1階部分はブティックやレストラン、土産屋になっており、世界中から集まった観光客や、家族連れや恋人同士がが、のんびりと歩きながらウィンドウショッピングを楽しんでいます。まるで、ディズニーランドの中を歩いているような気分です。そんなシエナの街のシンボルが、街の中心にひと際高く聳えるドゥオーモ。白と黒の大理石でストライプに彩られた外壁に、背の高い鐘楼、そして、何といっても細部にわたって細密な彫刻像があしらわれた正面が重厚で華やか。トスカーナの青空とのコントラストも最高です。内部の柱も外壁同様、白と黒の大理石で統一されて、重厚な雰囲気。天井や壁に施された細密な装飾や壮大な油絵は、もはやイタリア建築の十八番といったところでしょうか。何処の教会に行っても、息を呑む程の迫力とスケールです。床には色違いの大理石や御影石をふんだんに用いたさまざまな模様の装飾がなされています。入り口上部と再奥部の祭壇の上を彩るステンドグラスもまた、秀逸。教会にしては珍しく入場料をお取りになりやがるので(3ユーロ)、入ろうか止めようか、相当に迷いましたが、入って良かったです。さて、ドゥオーモ内部も素晴らしかったですが、私的にはメインはコッチ。ドゥオーモ脇に聳えるテラスに登って、シエナの街を見下ろすことです。フッフッフ…アホと煙は高いところが大好きなのよ。テラスと博物館は併設されている為、またしても入場料を別で取られる(しかも6ユーロ!!)のは非常に悔しい限りですが、これの為にシエナに来たようなものなので、泣く泣く財布から6ユーロを取り出し、受け付けの暇そうなババァからチケットを受け取ります。合計9ユーロ…合計約US$15…エジプトやトルコの観光地もたいがいボッタクリでしたが、ヨーロッパの観光地も負けないレベルの、けっこうなボッタクリだと思います。ヒゲのオヤジの石膏像や、コチン丸出しのマッチョマンの像なんかを見学して(写真撮影禁止)、さて、いよいよテラスの上へ!!狭い螺旋階段をゆっくりと登って行き、やがて目の前に光が射したかと思うと、おぉ!!オレンジ色の瓦葺きの屋根で統一された屋根が不規則に連なる街並。正面に見えるのは「世界一美しい広場」とも言われる、カンポ広場。無数のツバメが目の前を行き交い、北の方から吹いてくる風が、イタリアの強い日差しを和らげるかのように、優しく吹き抜けます。きっと、何百年も昔から、ほぼ全く変わっていないであろう景色です。街の外側は打って変わって、突然の田舎。まるでゴッホの絵に出てきそうな、濃い茶色と緑の混じり合った畑が続く景色は、アジア諸国の穀倉地帯とはまた違った美しさでした。コチラは、先ほどテラスから見下ろしたカンポ広場。きれいはきれいでしたが、正直私は、ローマの広場の方がきれいなのじゃないかと…。ちょっよ残念。本当はこの後、同じく世界遺産に登録されている街、サン・ジャミニャーノの行こうと思っていたのですが、北の空から真っ黒い雲がたれ込めてきたかと思うと、突然猛烈な雨と凄まじいばかりの雷が襲ってきたので、不本意ながらそのままフィレンツェへと帰りました。そういえば、気が付くと7月1日ですね。1年のちょうど半分が経過してしまい、そして私の旅も間もなく11ヶ月目を迎えようとしています。昨年の7月1日は、以前勤めていた職場も、残り1ヶ月ということで、悔いの残らないように、何かと頑張って働いてけっこう充実した1日を送れていたような気がします。一昨年の7月1日は、沖縄の某腐れ土産屋で、長時間労働と責任の重さ、給料の安さから、人生に行き詰まりを感じていました。まさかイタリアで28回目の7月1日を迎えるなんて、思ってもいませんでした。沖縄→香港→イタリアいやー、人生何があるかわからないですね。コレだから生きるってことは面白いのです。一昨年より去年。去年より、今年。step by step.「いつの自分が一番好きか?」と聞かれれば、間違いなく「そりゃー、今の俺に決まってるっしょ!!」と、とりあえず答えられるような生き方は出来ていると思うので、良しとしておきましょう。大事なことです。2009年前半のスタートはインドのダージリンで、ヒマラヤ山脈を望みながら最高のスタートを切ることが出来ましたが、2009年後半のスタートもナカナカ悪くない出だしだと思います。すんげー金欠ですが。今まで自分がやってきた全ての物事、今まで自分と関わってくれた全ての出会いが繋がって、今の自分というものがあるわけです。本当に、今の私を形作ってくれた皆さんに感謝です。2009年後半、全力で楽しみましょう!!にほんブログ村世界一周ブログランキング参加中!! ↑ ↑「面白いじゃん」とか「コイツバカじゃん!!」とか思ったら、クリックして頂けると嬉しいです。狂喜乱舞します。 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++++++++++++++++++国際電話低料金サービスをご提供しています。こんな方に・・「海外とのやり取りの多い企業、また個人の方に」「海外にご家族やご友人がいて、頻繁にやり取りをされる方に」◆最大88%OFF!業界トップクラスの低料金サービスを 24時間均一料金で提供します!◆登録料・基本料は一切不要!通話料のみのお支払で 安心してご利用いただけます!お申し込みはオンラオインですぐできます。 ▼▼▼▼▼http://www.nittel.bz/idd/iddservice.php?a-cd=202+++++++++++++++++++++++++++++++ ありがとうございます!!
2009.07.02
コメント(6)
全19件 (19件中 1-19件目)
1