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1.あなたは私の他に、何ものをも神としてはならない。2.あなたは自分の為に、刻んだ像を造ってはならない。3.あなたは、あなたの神、主の名を、みだりに唱えてはならない。4.安息日を覚えて、これを聖とせよ。5.あなたの父と母を敬え。6.あなたは殺してはならない。7.あなたは姦淫してはならない。8.あなたは盗んではならない。9.あなたは隣人について。偽証してはならない。10.あなたは隣人の家をむさぼってはならない。かの有名なモーセの十戒です。バビロンに捕われていた数千人のユダヤ人を連れてスエズ湾を越えた預言者モーセが、突如地面より燃え上がった火柱の間で聞いた神の声、それがこの十戒です。そしてモーセが神から十戒を授かった場所が、ダハブから車で2時間半程車で走った場所にある標高2285mのシナイ山です。先週あたりから「登る登る」と連発していたわりには、閉山日やら酒の飲み過ぎやら水タバコの吸い過ぎやら、ナンダカンダと言い訳を足れて先延ばしになっていたシナイ山ですが、去る火曜日の夜、漸く重い腰を上げてシナイ山登山に行ってきました。「山頂から望む朝日が素晴らしい」ということで、我々が参加したのは夜にダハブを出発して夜中に山に登り、山頂で朝日を望むというツアー。夜中の1時半、麓に到着した我々は、眠い目を擦りながら真っ暗な山道を山頂を目指します。山頂に至る道は複雑なので、山を登るには必ずガイドの引率を必要とします。ツアーで参加した旅行者は、1人のガイドに対して20~30名程のグループに振り分けられ、グループごとで山を登っていくことになります。我々のグループに着けられた名前は、何のひねりもセンスも感じられない「Happy Group」。型くずれしたキャップを被った若いエジプト人がガイドを務めます。コイツがまた、ちっとも休憩を取ってくれない。その上、砂地に大きな石と岩がゴロゴロとしている参道はもの凄く歩き辛い。コチラ、朝に撮った参道の写真。「Happy Group」と名付けられた割には、ちっともハッピーじゃない。その上、脱落者を運ぶ為のラクダ使いたちが、「ラクダ乗らねーか?グッドキャメ~ル」と呟きながら延々と背後霊の如く着いてくる全然嬉しくないサービス付き。「誰かコイツを黙らせてくれ~!!」と心の中で叫びながら、殺伐とした山道を登っていきました。そんなカンジでどうにか山頂に着いたのは午前5時。空には一面を覆い尽くす程の素晴らしい星空。頑張って撮ったんですが、ピンボケしてました。スミマセン。誰か、私に上手な星の撮影の仕方を御享受して下さい。冷たい風が吹きすさぶ中、ダウンジャケットを着込み手を擦りながら待っていると、やがて東の空がうっすらと白みはじめてきました。そして夜明け。幾重にも重なる荒涼とした山の向こうに登る朝日は神々しさも格別です。残念ながら我々の前に神様は姿を現してくれませんでしたが、神との対話から悟りを得るキリストなら見掛けることが出来ました。K地さん(30歳)ありがとうございます。ご苦労様でした。そんな神々しい風景を堪能した後ゆっくりと下山。帰りはクーラーすら効かないワゴン車で泥のように眠りながら帰りました。ちなみに豆知識。モーセはあくまで「予言者」ではなく「預言者」。未来そのもののビジョンが見えるのではなく、何故なら、神の声から未来を導き出す、つまり、神の声を「預かる」ので「預言者」なのだそうです。そして、言うまでもなく本日は地獄のような筋肉痛。またいつものように水タバコをふかしながら気怠い午後を過ごしています。「神の声を聞き、このだらけ切った生活に終止符を打つ」つもりで登ったのですが…。一体いつになったらここから抜け出すことが出来るのでしょうか。底が見えません。にほんブログ村世界一周ブログランキング参加中!! ↑ ↑「面白いじゃん」とか「コイツバカじゃん!!」とか思ったら、クリックして頂けると嬉しいです。狂喜乱舞します。 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++++++++++++++++++国際電話低料金サービスをご提供しています。こんな方に・・「海外とのやり取りの多い企業、また個人の方に」「海外にご家族やご友人がいて、頻繁にやり取りをされる方に」◆最大88%OFF!業界トップクラスの低料金サービスを 24時間均一料金で提供します!◆登録料・基本料は一切不要!通話料のみのお支払で 安心してご利用いただけます!お申し込みはオンラオインですぐできます。 ▼▼▼▼▼http://www.nittel.bz/idd/iddservice.php?a-cd=202+++++++++++++++++++++++++++++++ ありがとうございます!!
2009.04.30
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ここ数日天候に恵まれず、どんより雲の下、生気の全く感じられない目で昼間からビールとシーシャで日がな一日を持て余し過ごしたダハブ。そんなイヤーな天候が続いていましたが、遂に本日目出たく久々の晴天。風が強いので半袖だと少し肌寒く感じられる程の気温ですが、気持ちのいい日差しが降り注いでいます。「ブルーホールに行かないか?」というお誘いを頂きました。「ブルーホール」とはダハブ近郊でも第一級のダイビングスポットです。入り江状に入り組んだリーフが一気に120mまでドロップしている、世界でも珍しい地形を持つスポットで、崖にはビッシリと多種多様な珊瑚が群生しているということで、ダイバーたちに人気のポイントであると同時に、比較的波や海流の影響を受け辛いことから、スノーケリングスポットとしても人気があります。「それは行かねば!!」ということで、マスク・スノーケル・フィンの3点セットを担いでガタゴト道をジープの荷台に揺られ、ウワサの「ブルースポット」へお魚さんたちと戯れに行ってきました。ダハブの宿から、北上すること約20分。右手には草木1本生えることを許さない不毛の岩山、左手には豊穣を司る紺碧の紅海が広がる、対比的な風景の中に、目指す「ブルーホール」は大きく口を開けていました。写真左手側の、入り組んだ青色の部分が、そのブルーホールです。50mプールよりも多少大きいくらいの広さで、とてもこの中が水深120mまでドロップしているとは思えません。ちなみに、緑色のところは50cm程の深さしかありません。折からの向かい風で、正直死ぬ程寒いのですが、折角やってきた一級ポイント。3点セットを身に付けて、意を決して体を海に委ねました。さて、本日は強い味方がいます。3日程前にやってきた日本で板前をやっていたという旅人のY君が、何と、10m防水のデジカメを持っていたのです!!タイのタオ島でもここダハブでも、正に「竜宮城」と呼ぶに相応しいような水の中の様子を皆さんにお見せ出来ないのが、非常に歯がゆかったのですが、遂に、待ちに待った防水仕様のカメラを持った旅人と出会うことが出来たのです。早速「貸して貸して貸して貸して貸して貸して」と耳元で「貸して」を1000回くらい唱えて、Y君を洗脳することに成功。無事カメラをゲットして海に入ることとなりました。人生初の水中写真なので、大したものは撮れていないですが、その雰囲気だけでもお楽しみ下さい。まずは、リーフ内側の珊瑚と魚たち。この下が、120mの深さまで続いています。こちら、沖縄と同じロクセンスズメダイの群れ。リーフ際にて。中央に小さく映っているのが私。水深は7m程。一面をビッシリと覆う珊瑚に感動です。よく見掛ける赤い魚。紫掛かった方がオス、オレンジ色のはメス。大きなブダイが岩の隙間から出てきました。水面近くでは、50cm程のダツがヒナタボッコを楽しんでいました。こちらはリーフ外側。リーフの外の水深は計測不能。一説によると、水深600mだとか。この下が600m…信じられないですね。ソフトコーラルも美しく揺らめいています。こんなカンジの紅海沿岸部、如何だったでしょうか?残念ながら、私の技術が足りなさ過ぎて青み掛かった分かり辛い写真ばかりですが、実物は本当に色とりどりで、本当に水の中のお花畑のような風景を見ることが出来ます。透明度は、この辺りで20m程。超が付く程クリアーな水質で、遠くの魚までバッチリ見ることが出来ます。ちなみに、このクリアーな水質の秘密は、流入する河川が極端に少ないからだそうです。通常、山の土砂や養分が川から海へ流れ込み、水を濁らせるのですが、典型的な砂漠気候のこの場所では、海に注ぎ込む川が極端に少ないそうで、故にこれだけの透明度を維持することが出来るのだそうです。でも、人の手が加わればそんな美しい海が汚れてしまうのもあっという間です。現在、ダハブ周辺では船舶の乗り入れ禁止やダイビングの際は着底禁止にするなど、様々な努力を重ねて環境の保全に取り組んでいるようなのですが、これとて、マナーを欠いたほんの一握りの人間によって、崩されてしまう可能性だって、ありえなくはないです。本当に、いつまでもこのままであって欲しいと思います。それにしても、寒い。30分も泳げば、寒さで手足が冷たくなり、唇も真紫。結局、30分×2本程でギブアップ。「寒い寒い」と震えながら、日が当たる場所で鳥肌全開で奥歯をガタガタいわせていました。余談ですが、この後昼メシ代わりにスーパーで買ったパウンドケーキを食べたのですが、3分の1程食べた時点で、実は外側のほぼ全てが何となく緑、黒、黄色の、変な色をしていることに気付きました。よく見てみるとカビだらけなんですね。時既に遅し。何で全く気付かなかったのでしょうか?「やーべぇ、かーなり食っちまったよ…」と後悔するも、最早どうすることも出来ません。とりあえず、宿に戻ってから、ビオフェルミンと正露丸をダブルで飲み込み、今のところはどうにか無事です。インドを制したこの胃袋。何事もないことを皆さんも祈って下さい。え?シナイ山はどうしたって?いやぁ~、今晩の出発は無理ですねぇ~。泳いでしまった日は、正直しんどいッス。1日に2つも運動なんて、死んでしまうよダメ人間。明日こそ行きます。…たぶん。にほんブログ村世界一周ブログランキング参加中!! ↑ ↑「面白いじゃん」とか「コイツバカじゃん!!」とか思ったら、クリックして頂けると嬉しいです。狂喜乱舞します。 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++++++++++++++++++国際電話低料金サービスをご提供しています。こんな方に・・「海外とのやり取りの多い企業、また個人の方に」「海外にご家族やご友人がいて、頻繁にやり取りをされる方に」◆最大88%OFF!業界トップクラスの低料金サービスを 24時間均一料金で提供します!◆登録料・基本料は一切不要!通話料のみのお支払で 安心してご利用いただけます!お申し込みはオンラオインですぐできます。 ▼▼▼▼▼http://www.nittel.bz/idd/iddservice.php?a-cd=202+++++++++++++++++++++++++++++++ ありがとうございます!!
2009.04.27
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「あのー、今晩発のシナイ山のトレッキングツアーに参加したいんですが…」「あー?シナイ山は金曜日と日曜日は閉山日だから休みだねー」「マジで?」「マジで」「…じゃあ明後日でいいッス」皆さんこんにちは。お陰で昨日の予定が何も無くなってしまい、1日中ブログのネタがなくて苦しんでいた三線マンです。ユダヤ教の聖地として名高いシナイ山は、ユダヤ教の教えに乗っ取って、日曜日は聖なる安息日。頭が割れる程臭かった靴もバッチリ洗濯して、登る気満々だったのですが、1日先延ばしになってしまいました。素晴らしい種類の珊瑚が一面に群生し、沖縄でも見たことがないような色とりどりの美しい魚が舞い泳ぐ紅海でスノーケリングを楽しもうにも、ここ2日間は折からの東風で海は大荒れ。まるで冬の日本海のようで、東宝映画のオープニングよろしく、寄せ来る波の真っ白な波頭が盛大に飛沫をあげています。今にも鳥羽一郎が慰問にやってきそうな、殺伐とした風景です。全くの余談ですが、「冬の日本海」といえば今から12年程前。正月明けの荒れ狂う日本海に、叔父に連れられてグレ狙いで磯釣りに行ったときのこと。漁港の堤防の一部が崩壊する程の凄まじいい波が押し寄せる中、断崖絶壁を降りて高さ8m程の消波ブロックの上から釣り糸を垂らす我々。見下ろすだけでも水面までかなりの高さがあるにもかかわらず、波しぶきを頭からザバザバと被るような大荒れの天候です。少年ながらに、「何でわざわざ、こんなクソ寒い中、しかもこんな危険な波の中で、俺たちは釣り何ぞしてるんだ?」と疑問を抱きつつも、黙って釣り糸を垂れている最中、特大の大波がやってきたかと思うと、見事に吹き飛ばされてしまった私。「あっ!!」と思ったときには、時既に遅し。波によって浮いた私の足は、再び地面を踏みしめることなく、消波ブロックの隙間、8m下の潮流渦巻く岩場へ真っ逆さま!!…と思ったところ、片手でブロックの縁に捕まって、何とか死なずに済んだという経験があります。後にも先にも、本気で一瞬「死ぬ!!」と覚悟したのはアレ1度きり。走馬灯こと見せませんでしたが、全ての景色がスローに、それこそ、視界を覆った、波しぶきの白い泡まで鮮明に見えたかのような記憶があります。何とか何を逃れて這い上がってきた私。我ながら感心したのは、それでも尚、右手には釣り竿を握りしめていたということです。これからゴールデンウィークは始まりますが、皆さんも海遊びの際は十分にご注意下さい。さて、そんなどうでもいい話しは置いといて。こうして旅をして中で、旅行者と交流を持つことも楽しみのひとつです。ドイツ、イスラエル、フランス、オーストラリア、カナダ、ときにチリやモロッコなど、世界各国、色んな国の旅行者たちと旅の情報を交換したり、酒を酌み交わしたり、しょうもない下ネタを一晩中したりするのも旅人の醍醐味といえます。そしてその中でも一番交流を持つのが、やはり同じ日本人旅行者です。春休みや夏休み、或は学校を休学して長期旅行にやってきた学生、日本唯一のゾロアスター教の専門家だという研究者の方、旅人や現地の人の髪の毛を切りながら旅を続けている美容師、有給を溜めに溜めて、束の間のバックパッカーを満喫する会社員、会社を辞めて、自分の人生を改めて見つめ直す為に旅をする同世代の人間、早期退職をして世界を回ったり、海外に定住しているおじさん、そして、一生旅人宣言をして何年も日本に帰ることなく、世界中を彷徨う旅人たち。皆、様々なバックグランドを持って旅をしており、それぞれに面白いストーリーや考え方、人生論等を持ち合わせていて、旅先の宿や飲み屋で、そんな話しを交わすこともしばしば。日本で普通に生活していたら、まず出会うことはないであろう、彼ら、彼女らが、同じ場所に集える貴重な空間は、そんな彼らを通して自分の考え方や視野を広げることに大いに役に立ちます。バックパッカーを始めて、そろそろ9年程が経とうとしていますが、そんな中、先日シリアはアレッポで今まで出会った旅人の中でも、一等インパクトのある旅人に出会うことが出来ました。その方、実は不覚にも名前をお伺いするのを忘れてしまって、今となってはとっても後悔しているのですが、自称「世界最高齢バックパッカー」御年87歳になられるというおじぃちゃん!!元大学で経済学の教授をされていたというこのおじぃちゃん。70歳で大学を定年退職をし、その退職金の全てをバックパック旅行につぎ込むと決めて旅をされていたそうで、何と、この17年間に行った国は100カ国以上!!!!私の前で、私よりも遥かに流暢な英語を話されていたのですが、他にも、中国語が話せて、フランス語とスペイン語は読み書きなら可能、昔は韓国語も話すことが出来たが、忘れてしもうたとおっしゃられていました。実は私、今から5年前にこの方とバンコクで少しだけお会いしたことがありました。そのとき、この方は82歳。短パン&タンクトップに小さなリュックだけを背負って、颯爽と私が当時泊まっていた宿に現れ、少しお話しを聞かせて頂いたのですが、「まー、何だ。バックパック旅行のいいところは、こうして若いもんと話せる機会がたくさんあることだぁーな!!」と笑っておられました。何でも、バンコクから一旦北上して中国に入り、そこからシルクロードを通ってロンドンまで行かれるとこと。82歳でそんな厳しいルートを通ってロンドンを目指すなんて!!世の中には本当にスゴい人がいるもんだ。と、当時本当にビックリした覚えがあるのですが、まさか、未だ現役でバックパッカーを続けていらっしゃって、しかもこうして再開することが出来るなんて!!これだから旅は面白い。「これからバスでトルコに向かう」ということで、ほんの1時間程の間でしたが、中東の大学の話しやら、若い頃乗っていたという、日本海軍(!!)の哨戒機の話しやら、ブータンの教育システムの話しやら、日本ではナカナカ知ることも出来ない色々と面白い話しを聞かせて頂きました。「じゃあ、そろそろ時間だから」と席を立たれたので私も昼食がてら、近くのバスターミナルまで見送りに行ったのですが、モチロン背筋は真っすぐ。歩く足取りもしっかりとしており、87なんて年齢をみ微塵も感じさせません。本人は「いやいや、最近は1km歩くのもしんどくてなぁ~」等とおしゃられていましたが、いやいや。足取り軽やかにバスに乗り込み、颯爽と去っていかれました。カッコイイ。私も負けていられない!!本当にいい刺激になったと思います。同時に、「旅に年齢なんて関係ないし、何歳になっても遅くない」ということを、身を以ておしえて頂きました。定年後は、好奇心の赴くままに小さな荷物一つで世界を飛び回る。なんて老後もカッコいいと思うのですが、如何でしょう?家の中で閉じこもって、日がな一日平和に過ごすのも悪くはないと思いますが、60を超してから更に自分の世界を広げてみるというのもありだろうと思います。そして、我々もこの何歳になっても好奇心と探究心を忘れない姿勢は大いに尊敬すべきだし、見習うべきだと思います。何といっても、その方が生きてて楽しいですからね。好奇心が枯渇してしまうこと程、人生で悲しいことはないと思うのですが、如何でしょう?「世界最高齢バックパカー」なんて、いい響きじゃないですか!!これからも世界の頂点に君臨し続けながら、元気に旅を続けていってほしいと思います。我々若い世代も、負けていられないですよ!!にほんブログ村世界一周ブログランキング参加中!! ↑ ↑「面白いじゃん」とか「コイツバカじゃん!!」とか思ったら、クリックして頂けると嬉しいです。狂喜乱舞します。 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++++++++++++++++++国際電話低料金サービスをご提供しています。こんな方に・・「海外とのやり取りの多い企業、また個人の方に」「海外にご家族やご友人がいて、頻繁にやり取りをされる方に」◆最大88%OFF!業界トップクラスの低料金サービスを 24時間均一料金で提供します!◆登録料・基本料は一切不要!通話料のみのお支払で 安心してご利用いただけます!お申し込みはオンラオインですぐできます。 ▼▼▼▼▼http://www.nittel.bz/idd/iddservice.php?a-cd=202+++++++++++++++++++++++++++++++ ありがとうございます!!
2009.04.25
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♪白ヤギさんからお手紙書いた♪黒ヤギさんたら読まずに食べた♪皆さん、実際にヤギが紙食ってるとこって見たことありますか?ここエジプトはダハブでは、白ヤギさんも黒ヤギさんも、モシャモシャと紙を食ってます。恐らくセメントの袋だと思います。20頭程のヤギさんの群れが工事現場に集まり、シャーシャー、ビリビリ、メーメーと音を立てながら美味そうに食っていました。というわkで、14カ国目にして、人生初のアフリカ大陸、エジプトにやってきました!!香港を旅立ってから8ヶ月と半月。ようやくここまでやってきました。いよいよ広大なユーラシア大陸から抜出し、旅は新しいステージへと突入です。その前に休憩。草木1本生えることを拒むかのような荒涼とした砂漠の中に、突如として現れる紺碧の紅海。その沿岸の代表的リゾート地ダハブ。観光客向けの土産屋とレストランの飲み屋ばかりの、特別何もない街ですが、「何もしない贅沢」を味わうべく、のんびりと1日を過ごすには最高の場所です。ちなみに、海へのラクダと馬での乗り入れは禁止らしいです。街のすぐ裏手側は、だだっ広く広がる岩と砂の大地。人が生きていく為にはあまりにも厳しい世界が広がっています。午前中、海のきれいなうちに、世界最高の透明度を誇る紅海で泳ぐ。素晴らしい。この海のレポートはまた後日。そして午後からは海辺のバーで、1杯約120円の生ビールを飲みながらゆっくり読書。嬉しいことに、ビールはステラ。もともとはベルギーのビールなのですが、香港でもとってもメジャーな銘柄なで、アサヒの次くらいにお世話になっていたビールです。爽やかな喉越しとフルーティなテイストが、暑い午後にピッタリです。こんな素晴らしいシチュエーションで読んでいる本は、何故か「アントニオ猪木自伝」なんですがね。このギャップがいいのです。まわりには、同じようにダラダラと昼酒やシーシャを楽しむダメ白人が多数。たまにちょっかいを出しにくるスタッフと一言二言と交わしながらゆっくりと時間を掛けてアントニオ猪木の半生を想像していると、いつの間にか真上にあった太陽は山の方に傾き、オレンジ掛かった優しい景色に、涼しい海風が吹き渡り、嗚呼、我が人生に悔いなし。そして、何もしないまま1日が終わっていきます。これがリゾート地での過ごし方ってもんです。アレ買って、これ買って、マッサージして、泳いで、アレ食って…と、これじゃー、何も楽しいことなんてないですよ。のんびりいきましょうや。しかし、このままではあまりにもダラしがない。なので、明日の晩からモーゼが神から十戒を授かったシナイ山に登りに行ってきます。それまでゆっくりさせて下さい。ふえぇ~極楽じゃぁ~。にほんブログ村世界一周ブログランキング参加中!! ↑ ↑「面白いじゃん」とか「コイツバカじゃん!!」とか思ったら、クリックして頂けると嬉しいです。狂喜乱舞します。 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++++++++++++++++++国際電話低料金サービスをご提供しています。こんな方に・・「海外とのやり取りの多い企業、また個人の方に」「海外にご家族やご友人がいて、頻繁にやり取りをされる方に」◆最大88%OFF!業界トップクラスの低料金サービスを 24時間均一料金で提供します!◆登録料・基本料は一切不要!通話料のみのお支払で 安心してご利用いただけます!お申し込みはオンラオインですぐできます。 ▼▼▼▼▼http://www.nittel.bz/idd/iddservice.php?a-cd=202+++++++++++++++++++++++++++++++ ありがとうございます!!
2009.04.23
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「システムがダウンしてるから、チケットが発券出来ない。暫くそこで待っててろ」と、言いながら、フェリー会社のスタッフは、くわえていた煙草を窓口から私が立っている通路の方へ火も消さずにポイッと投げ捨てた。投げ捨てたタバコの落ちた先には私のバックパックと三線ケースがあり、バックパックの肩ひもの部分にタバコが当たって、小さい火花が飛ぶ。ナメてる。ふざけんなテメー!!俺の荷物がここにあるんだよ!!燃えたらどうすんだ!?その前に、火消せ!!ってか、客向かってタバコ投げ捨てるとは何様だ!?アホか!?」このクソ暑いのに革ジャンなんぞを羽織った、頭の悪そうなスタッフに、怒鳴り散らしてやると、あっという間に数名のアラブ男どもが集まってきて、「どうしたどうした!?」と面白半分に騒ぎ立てています。基本的に、イスラム教徒は自分の非を簡単には認めない、つまりは「Sorry」という言葉を言わないのですが、どうやら今回は私の方に軍配が上がったようで、周りの野次馬たちが、「オマエが悪い。謝ってやれ」と言ってくれたようで、始めてアラブ人の口から「Sorry」という言葉を引き出すことが出来ました。どうも、ヨルダンという国は南下すればする程、ボッタクリやらバカタレやら、兎に角腹の立つ野郎どもが多くなる傾向にあるらしく、ペトラあたりから何かしらの理由でブチ切れる毎日が続いています。それは何も私に限ったことではなく、同じような各国の旅行者然り、そして、地元の人々も同じであるようで、毎日、どこかしらで、いい年こいたオッサンやじぃさん同士が、怒鳴り合いのケンカをしているのを見掛けることがありました。後から知ったことなのですがが、どうも、南ヨルダンやエジプトでは、こういった怒鳴り合いが一種のストレス解消法でもあるようで、第三者が仲裁をしてくれるまで、言いたいことを怒鳴り合い、ケンカの後はカラリと仲直りというのが、アラブ流の人間関係なのだそうです。迷惑な流儀だ。この先のエジプトが思いやられます。結局、3時間待たされた挙げ句、ヨルダンのアカバから、エジプトのヌエバまで行くフェリーのチケットは、コンピューターの異常により発券されませんでした。イミグレのスタッフが「出国手続きをして、下で待ってるバスに乗ってくれ。バスの中でチケットを発券するよ」というので、出国審査を済ませ、パスポートにスタンプを押してもらって外に出ると、今度は、そこにあるはずのバスがない。インフォメーションのオヤジに「何でバスがねーんだ?」と聞いたところ、「待ってろ、バスは来る」というのですが、出航まであと10分。来るわけがない。仕方がないので、クソ重たい荷物を背負って、炎天下の港を船まで走らさる私。汗だくになりながら、「何やってんだろ、俺…」と一瞬怒りを通り越して空しくなります。何とかタラップが船から引き上げられる前にフェリーに到着。モチロン、バスなんて一台もすれ違っていません。もし、あそこでオヤジの言葉を信じて待っていたら、間違いなく置いてきぼりをくらっていたことでしょう。インドもヒドかったけど、ここの連中のウソツキ&テキトーっぷりも、ナカナカ気合いが入っています。たぶん、仮に私が置いてきぼりになったとしても、コイツらは絶対に謝ったりはしないのでしょう。「じゃーな、アカバのバカオヤジども!!もう2度と来ねーからな!!ファック!!」と思いながらヨルダンに別れを告げる船に乗り込みました。が。今度は入り口にいたアラブオヤジが「チケットを見せろ」と言ってきます。はぁ?チケットが買えなかったんだから、こうやって慌てる羽目になったんだろ?そう思って、「チケットは買えなかったよ。知ってるんだろ?通せよ」と言うと、「チケットがないと中には入れない。チケットを買って来い!!」などと、またしてもふざけたことをヌカしてきます。「イミグレのスタッフがこっちで買えって言ったから、ここにいるんだよ!!」「そんなことは知らん。何でチケットを持っていない?無理だ!!」「何で買えなかったか、俺が知りてぇよ!!オマエんとこのコンピューターがボロいせいで買えなかったんだよ!!分かったか!!」「チケットがないと入れない!!降りろ!!」「何でわかんねーんだ!!オマエの会社のせいで買えなかったんだ!!」「チケット!!チケット!!」そんな不毛な怒鳴り合いをしていると、またいつの間にかギャラリーが出来ており、どうも事情を理解してくれているらしいオニイチャンが、オヤジをなだめめすかしてくれ、私も無事に乗船することが出来ました。通りがけにオニイチャンが「アイツはバカだから気にするな」と声を掛けてくれました。船内で無事にチケットを購入。「荷物は船底のカーゴスペースに置いてきてくれ」というので、客室の階段を下り、カーゴスペースに降りて行くと、そこにはさっきバトルを交わしたアラブオヤジがいました。無視して荷物を置き振り返ると、そこにはそのオヤジが立っています。「何だ?また文句でも言いにきたのか?」と思って身構えたら、「私は荷物の管理者だ。この誰にも荷物は誰にも触らせないぞ。安心しろ」と、言って、ニヤリと笑っています。「そうか、よろしくな」といおうと口を開きかけた瞬間に、「荷物は完璧だ。オマエは俺にチップをやることが出来る。さぁ!!」と言い、手を差し出しています。何が「You "can" give me」だ。それが人にものをねだる態度か。アホか。差し出された手を払いのけて、オヤジを無視して階段を上っていきました。後ろから「ファック・ユー!!」と聞こえてきたので、「You too!!」と返しておきました。そんなわけで、非常に胸クソ悪い最後になったヨルダン。揺れることもなく快調に飛ばした船は、ものの1時間程で、エジプトの玄関口、ヌエバの港へと無事に到着してくれました。幸い、エジプト側では1度もキレることなく、順調に手続き等も済み、現在、紅海沿岸随一のリゾート地「ダハブ」にて、一気に駆け抜けたイスタンブール以南の疲れと、アラブ野郎どもとの戦いのストレスを癒しているところです。海もきれいだし、何よりも物価が安い(宿1泊200円!!)ので、安心して世界随一の透明度を誇る素晴らしい海を満喫しています。ちなみに、私が乗ってきたアカバ→ヌエバ間の国際フェリー。たった1時間の距離のクセに、US$70という、今までの旅の中でも、一番ボッタクった値段設定になっています。US$70って…飛行機並みの値段ですよ!!マジで高い。この理由は、1社独占だからという理由もあるそうなのですが、何でも、船が航行する場所はイスラエル領海らしく、船賃の何割かはイスラエルに支払われているからなのだそうです。さらに、陸路で国境が越えられないのも、イスラエルがシナイ半島の付け根の部分に国土を持っている為です。世界地図とかグーグルマップとか見てみると良くわかります。イスラエルのアホーーーーーーーー!!!!!あー、スッキリした。皆さんも、南ヨルダンを旅される際は、インド並に腹の立つことを覚悟して、アラブオヤジたちとのバトルに望んで下さい。エジプトはもっとヒドいそうです。はぁ…。にほんブログ村世界一周ブログランキング参加中!! ↑ ↑「面白いじゃん」とか「コイツバカじゃん!!」とか思ったら、クリックして頂けると嬉しいです。狂喜乱舞します。 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++++++++++++++++++国際電話低料金サービスをご提供しています。こんな方に・・「海外とのやり取りの多い企業、また個人の方に」「海外にご家族やご友人がいて、頻繁にやり取りをされる方に」◆最大88%OFF!業界トップクラスの低料金サービスを 24時間均一料金で提供します!◆登録料・基本料は一切不要!通話料のみのお支払で 安心してご利用いただけます!お申し込みはオンラオインですぐできます。 ▼▼▼▼▼http://www.nittel.bz/idd/iddservice.php?a-cd=202+++++++++++++++++++++++++++++++ ありがとうございます!!
2009.04.22
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砂漠の国、シリア・ヨルダン。遥か昔より、シルクロードや欧州貿易の中継地点として栄え、様々な文化が入り込み、さらに遊牧民、イスラム教、ユダヤ教、それぞれが混じり合ったこれらの国々の料理は、他の国々とはまた違った毛色の、独自の料理が多数あります。とりあえず、肉です。1に肉、2に肉、3に肉。4、5あたりは豆で、6に肉。パワー・オブ・ライフ!!今日はそんな中近東の料理の数々をご紹介します。ホンモスひよこ豆のペーストとゴマのペーストを混ぜ合わせて、ハーブやオリーブで伸ばしたもの。店によってはマヨネーズが混ざっていたりもするのですが、私はプレーンのものが好きです。朝メシの定番で、サービスで出てくる漬け物をポリポリ齧りながら、薄焼きのパンにホンモスをなすりつけて食べるのが中近東の朝の定番風景です。まったりとしているけど、くどくない、日本人でも食べやすい味。カバブトルコ以来、ひたすら食い続けている肉料理…というか、ファーストフード。巨大な肉の塊を遠火で焼いて、こんがりと焼けたところからナイフで削ぎ落とし、野菜やポテト等と一緒に、ピタに巻いて食べる定番中の定番です。正直「もう食い飽きたッス」と思っている節がありますが、それでも、アレッポのものはヨーグルトをベースにしたソースがたぷり入っていて美味かったな~。ちなみに、ケバブが今までで一番美味かった国は、実は香港です(笑)。名前のよくわからないハンバーグ(みたいなもの)夜のアンマンの街で、大勢の男たちが店の前に人だかりを作っていたのを見掛けて、即座に私の中の「美味いものレーダー」が「アレ、イケルぜ!!」と反応したので、並みいる男どもを掻き分けて、即座に注文したのが、コレです。オーブンで焼いた挽肉とハーブのハンバーグ(みたいなもの)に、ヨーグルトベースの酸っぱいホワイトソースを掛けて、更にオーブンで焼いたものです。パンに挟んだり、スープをなすり付けたりしながら食べます。若干焼き過ぎでパサパサ感はありますが、流石ひとだかりの出来る程の味でした。酸味の利いたソースがコッテリめの味付け。チキンビリヤニ(みたいなもの)たぶん、正式な名前は別にあります。インドのチキンビリヤニそっくりだったので、勝手にそう呼んでいます。見た目はソックリですが、ここは中東で、インドではないので、マサラ味ではありません。辛くないので、日本人にも食べやすい味。たっぷり入った肉厚のトマトが柔らかいチキンによく合います。キョフタトルコのキョフテとそっくりな料理。ミートボールのトマト煮込みです。インゲン、タマネギ等、たっぷり入った野菜のうまみが肉団子にしみ込んで美味いです。パンと食べても美味しいですが、薄味のピラフなどと、ご飯ものと食べるのが一番です。ぜい、作り方を覚えて日本でも再現してみたい味。フール金時豆の3倍くらいはありそうな巨大な豆の煮込みに、ヨーグルトと豆からつくったソースをたっぷりとかけ、さらにたっぷりの上質なオリーブオイルをたらして、下品にこねくりまわしてパンと一緒に食べる料理。定番のベジタリアンメニューで、だいたいどこでも食べられます。クセがあるので、日本人にはちょっと食べ辛いかもしれませんが、私は大好き。こまく切られた生のトマトと一緒に食べると、また良し。チキン丸焼き安くて美味い、中東のチキン!!その美味さを味わ為の一番の調理法は、やはり丸焼き!!専用のグリルでまわしながらじっくり焼き上げたチキンをガーリックマヨネーズで食べるのがアラブスタイル。塩と黒胡椒でもナカナカグッド。丸々半分食べても、200円ちょっとでサラダとパンまで付いてきます。パリパリに焼かれた皮が最高です。店ではビールが基本的に飲めないのが、悲しい限り。イスラム国家なので、人前で酒が飲めないので、水と涙で胃袋に流し込みます。ちなみに、中東で一番私が食べていたものが、豆から作るコロッケ、「ハラーフェル」です。見栄えしないので、敢えて載せていません(笑)。これのサンドイッチが安いしウマイ(30円くらいからある)ので、1日2回食ってたような食べものです。さて、そんなカンジで如何だったでしょうか?基本的に肉と豆とで構成されている中近東の料理。しかも、バリエーションも少ないので、ほぼ毎日同じものの繰り返しになります。正直…ちょっと辛かった。でも、手軽で素樸な味付けの多い中東の料理の数々は、日本人にもきっと取っ付きやすい味だろうと思います。それにしても、今回シリア・ヨルダンを旅して、本当に思いました。アラビア人の力の源は肉です!!こんだけ肉をガッツリ食ってる連中の暑苦しい気迫に、我々日本人如きが勝てるはずない!!何故だかそう思させられるような、気持ちの良い食いっぷりした。日本ブログ村世界一周ブログランキング参加中!! ↑ ↑「面白いじゃん」とか「コイツバカじゃん!!」とか思ったら、クリックして頂けると嬉しいです。狂喜乱舞します。 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++++++++++++++++++国際電話低料金サービスをご提供しています。こんな方に・・「海外とのやり取りの多い企業、また個人の方に」「海外にご家族やご友人がいて、頻繁にやり取りをされる方に」◆最大88%OFF!業界トップクラスの低料金サービスを 24時間均一料金で提供します!◆登録料・基本料は一切不要!通話料のみのお支払で 安心してご利用いただけます!お申し込みはオンラオインですぐできます。 ▼▼▼▼▼http://www.nittel.bz/idd/iddservice.php?a-cd=202+++++++++++++++++++++++++++++++ ありがとうございます!!
2009.04.21
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ヨルダン最南端の街、アカバ。紅海に面するこの街から眺める正面はエジプト、北側にはイスラエルの3カ国が接する国境の街であり、そして、湾の奥には紅海と地中海を結ぶスエズ運河があります。中東、アジア、アフリカを結ぶ海の要所として知られるスエズ運河。その為、世界一の透明度を誇るといわれる美しい海の沖合には巨大なタンカーや貨物船が行き来する、何とも奇妙な光景を作り出しています。海のきれいさは雲泥の差ですが、少し香港を思い出す風景です。通常、朝にペトラを出発した旅人は、このアカバには泊まることなく、その日のうちに船に乗ってエジプトに渡ってしまうことが多いようですが、私はここで1泊することにしました。何故ならここは、あの名作映画「アラビアのロレンス」の舞台になった街だから!!というのはウソで(見たこともないッス)、アカバにはヨルダン唯一の水族館があるからです。こと、魚に関しては見るのも釣るのも、そして食べるの堪らなく好きな私。この旅でも魚市場があれば、「何か珍しい魚はいないか」と足を運び、KL、プーケット、バンセーンと、行く先々で水族館を訪れました。ちなみに、沖縄の「美ゅら海水族館」がオープンしたその年は、年間パスを購入、1年で6回通い、しかも1回につき…って話しは半年以上前にしましたね。とりあえず、「そりゃ行くしかないでしょ!!」ってことで行ってきました。先に結論から言わせて頂きます。ダーメだ、ありゃ。兎に角小さい。そしてショボイ。どれくらい小さいかというと、たぶん高校の教室よりもちょっと広いくらいの敷地面積しかありません。展示されている生き物の種類も100もないんじゃないでしょうか?私の地元、岐阜県の金華山麓にひっそりと佇む、淡水水族館(まだあるのか?)といい勝負、寧ろやや劣勢ではないかと感じる程です。内容も大したことない…というか、ヒドいです。どれくらいヒドいかというと、魚の剥製…のつもりだと思われる、ミイラ若しくは煮干が展示されています。こちらはカサゴのミイラ。そして、ミノカサゴのミイラと珊瑚の死骸。「エジプトが近いから、ご当地アイディア」とでも言いたいのでしょうか?しかも、展示内容の3分の1は写真パネルだったりします。そんなやる気の欠片も感じられないアカバ水族館ですが、それでも、紅海に住む艶やかで美しい生き物たちが展示されいます。悪口ばかりでも何なので、暫しその美しさをご覧下さい。サザナミヤッコ(だったかな?)の幼魚の体紋。子どもの手がいっぱいあるみたいでかわいい、珊瑚の一種。歯が鋭くて、実は毒以外でもけっこう危険なフグ。妖艶な模様のソフトコーラルの一種。名前忘れた。沖縄でも見られます、海に咲く花。さて、突然ですが、皆さんに問題です。これは何でしょう?ファイナルアンサー?スーパーヒトシ君?ゴールデンハンマー(古い)?正解は「タコ」でした!!ハゼの仲間でしょうか?美川憲一のような魚。コチラはブダイの一種。けっこう凶暴な顔です。イソギンチャクの触手。これが3mくらいあったらイヤだな~。ラピスブルーが鮮やかなベラの一種。正に海の宝石サメやエイ、ヒラアジなどの大物は何一ついませんが、こんなカンジで色鮮やかな小さな生き物たちをゆっくり観察出来ます。が、もの凄く時間を掛けて、味が想像出来る程魚を観察して、持てる全ての技術を注ぎ込んで写真を撮りまくり、「もうこれ以上はいい!!」と思うまで居座っても、40分程で全てを見尽くして、退場口の門を潜ってしまいました。普通に見て回れば5分、時間を掛けても15分が限界でしょう。「これで入場料3JD(約400円)は詐欺だろ?」としか思えません。しかも、街からけっこう離れているので、タクシーを使わなければならず、往復の交通費だけで5JD(約650円)。合計1000円以上。交通費の方が高い。しかも、往復ともに、タクシー運転手がクソ野郎で、タクシーメーターを丸々一桁上乗せ、要するに2.5JDのところを「25JDだ」と舐め腐ったことを言い張るので、往復とも車内で大ゲンカ。「ファック!!」と吐き捨て1JD札3枚を叩き付けて車から降りると、「おい、待て待て!!」といって、0.5JD硬貨のお釣りを差し出しながら、「Good?」などと聞いてきます。何が「Good?」だ、バカタレ。だったら最初からボッタクろうとするんじゃねぇ!!まぁ、お釣りをくれるだけインドよりはマシといったところでしょうか?ウワサだと、エジプト人はインド人並にウザッタイらしいので、いい前哨戦だったということにしましょう。まぁ、街は兎も角、間違ってもアカバの水族館だけは行かないようにしましょう。にほんブログ村世界一周ブログランキング参加中!! ↑ ↑「面白いじゃん」とか「コイツバカじゃん!!」とか思ったら、クリックして頂けると嬉しいです。狂喜乱舞します。 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++++++++++++++++++国際電話低料金サービスをご提供しています。こんな方に・・「海外とのやり取りの多い企業、また個人の方に」「海外にご家族やご友人がいて、頻繁にやり取りをされる方に」◆最大88%OFF!業界トップクラスの低料金サービスを 24時間均一料金で提供します!◆登録料・基本料は一切不要!通話料のみのお支払で 安心してご利用いただけます!お申し込みはオンラオインですぐできます。 ▼▼▼▼▼http://www.nittel.bz/idd/iddservice.php?a-cd=202+++++++++++++++++++++++++++++++ ありがとうございます!!
2009.04.20
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♪パ~ラパッパ~パ~ララ~♪パ~ラパッパ~パ~ラパ~パパ~♪何を口ずさんでいるのかというと、皆さんご存知「インディージョーンズ」のテーマです。そして、何故そんな曲を口ずさんでいるのかというと、今日私が観光してきたペトラ遺跡は「インディージョーンズ~最後の聖戦」のロケ地として使われたことがあるからなのです!!…実は、殆ど内容なんて覚えていないんですがね。見たときがあまりにも小さかったので。アレですよね、アレ。巨大な玉が転がってきたり、底なし沼にはまったり、落とし穴に落ちたり、最後に戦ったりするアレですよね?何だか、これだけ書くとだと「風雲たけし城」みたいですね。インディージョーンズって、たけし城だったんだ!!まぁ、そんな話しは置いといて。そう、世界遺産「ペトラ遺跡」に行ってきたのです!!比較的物価の安いヨルダン(宿代も含めて生活費は一日1500円くらい)にあって、21JD(約3000円)という値段はボッタクリだとしか思えませんが、とりあえず、「ヨルダンに来たからには行かなければダメだろう」ということで、テクテク歩いて行ってきました。そう、先にお断りさせて頂きますが、私、ガイドブックの類いを持っていない上に、遺跡で貰ったパンフレットは、英語が品切れ中でフランス語しか残っていなかった為、当然読めるわけなし。(モチロン、日本語のパンフレットなんてない)まぁ、英語のパンフレットがあったとしても2行で挫折するので一緒ですが。なので、本日は大したうんちくがないので、写真を中心にお楽しみ下さい。まず、ペトラへ辿り着く為には、両側が切り立った断崖絶壁の間の道を進んで行く他ありません。ペトラが「難攻不落の要塞」と言われた一番の所以です。もっとも、当時では入り口の発見すら困難だと思われます。狭い谷間を縫うように奥へ奥へ。1km程谷間を歩き、「おっかしいな~、まだ着かないのか」と不安になりかけた頃、あっ!!♪パ~ラパッパ~パ~ララ~♪パ~ラパッパ~パ~ラパ~パパ~♪ありました!!ウワサの神殿「アル・カズネ」!!崖をそのまま削り出して作られた神殿のスケールは想像以上です。下の方に米粒みたいに映っているのが人間。本当に巨大です。別名「バラの神殿」とも言われており、その名の通り赤色の岩盤を削り出して作られた神殿はほんのりとピンク色。しかも、「1日に50色のバラ色を見せる」とも言われており、日の当たる角度や、影の濃さによって、本当に紫寄りだったり、黄色寄りだったりに色が変りるのです。ちなみに、コチラは午後3時くらい。神殿の敷地内は、マーブル模様のきれいな天然の模様が浮き出ており、なんとも雅な雰囲気です。砂までバラ色なのです。警備兵さんもオシャレです。さて、神殿を跡にして奥へ奥へ行くと、今度は突然開けた場所に出ます。そこでも、ローマ風の名残を残す遺跡が見渡す限り、崖一面に広がっています。モチロン、定番の円形劇場もあります。その中でも、遺跡の東側に位置する巨大な神殿「パラストグラブ」。こちらの神殿内部の壁や天井の天然の模様は更に雅。必見です。ちなみに、近場にはローマスタイルの円柱の回廊や、門、王宮の跡なども、良い保存状態のものが数多く残されています。こちらは王宮跡。ヨルダン最大の観光地だけあって、地元の人もたくさん訪れます。こちらは遠足に来ていた小学校の生徒さんと先生。目が合った瞬間に元気よく「ハロー!!」と挨拶してくれました。うむ、良い子たちじゃ。大きくなりんさいよ。さて、今度は遺跡奥の山道を登り、奥へ奥へ。じわりじわりと汗が滲んでは、乾燥の為あっという間に乾いていきます。長い長い階段が続く山道を、この日差しの下歩くのは、ナカナカ堪えます。30分程、山の中の長い長い階段を登っていくと、漸く山頂。そこにはひと際風格の漂う巨大神殿が鎮座しており、その堂々とした佇まいは、登ってきたものに「よし、よくぞここまで辿り着いた」と労いの言葉を掛けているようです。神殿を見ながら一休みして、さらにもう少し登ると、絶景が眺められると相伴のビュー・ポイントがあります。道案内の看板がステキです。こういう遊び心、いいですよね。せり出した岩の上から見渡す景色は、まさに絶景!!連なる黒い岩山と、果てしなく広がる砂漠の景色は、正に「世界の果て」というに相応しい景色。この岩山の向こうに広がる平原はイスラエルです。「世界の果て」を眺めながらとる昼食は格別です。朝買ったハラーフェル(コロッケみたいなもの)をピタに挟んだものをパクつきながら、ipodでCaravanの「Stay」を聞く。至福のひととき。ここではないという何処かへ 行きたがる人の群れを抜け僕はここに居ようと決めた目の前のドアを開く度 繰り返す日々は一人旅少しビビったり 強がってみたり勝手に「俺の旅のテーマソング」と決めていたこの歌、本当に大好きな歌なので、何百回と聞いてきたはずなのに、アドレナリンがでまくっているせいか、最高の響きとなって耳に届きます。飽きる程食ってるハラーフェル(この国で一番安い食べ物)も、いつもの100万倍美味しく感じました。そのまま風に吹かれてゴロリと横になり、少々の午睡を貪り宿に帰ると、朝7時に出たはずなのに、いつの間にか午後の5時になっていたことにビックリしまいした。うん。とりあえず10時間もいれば元は取れただろう。実は最近、写真を撮ることが少々億劫になっていたのですが、久しぶりに一切のことを忘れてシャッターを切れる素晴らしい場所でした。ちなみにこの日、500枚以上撮りました。残ったのは150枚強ですが。今まで見てきた遺跡の中でも、トップクラスで見応えのある遺跡でした。ちなみに、敷地内はメチャメチャ広いです。その上、アップダウンもかなり激しいです。お越しの際はしっかりした靴と日焼け対策、あと、水は1.5Lのペットボトル(もの凄く喉が渇く)を一人一本、それに、十分な体力と根性を持っていかれることをオススメします。ペトラ、最高!!♪パ~ラパッパ~パ~ララ~♪パ~ラパッパ~パ~ラパ~パパ~♪にほんブログ村世界一周ブログランキング参加中!! ↑ ↑「面白いじゃん」とか「コイツバカじゃん!!」とか思ったら、クリックして頂けると嬉しいです。狂喜乱舞します。 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++++++++++++++++++国際電話低料金サービスをご提供しています。こんな方に・・「海外とのやり取りの多い企業、また個人の方に」「海外にご家族やご友人がいて、頻繁にやり取りをされる方に」◆最大88%OFF!業界トップクラスの低料金サービスを 24時間均一料金で提供します!◆登録料・基本料は一切不要!通話料のみのお支払で 安心してご利用いただけます!お申し込みはオンラオインですぐできます。 ▼▼▼▼▼http://www.nittel.bz/idd/iddservice.php?a-cd=202+++++++++++++++++++++++++++++++ ありがとうございます!!
2009.04.19
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常々「言わなきゃ、言わなきゃ」と思っていたのですが、何かと忘れ勝ちになってしまっていたので、今改めてこの場で言わせて頂きます。日本ブログ村「世界一周ブログランキン」現在2位!!これも偏に応援して下さっている皆さんのお陰です。ホントに心からそう思っています。ありがとうございます。前に2位だったのはミャンマーに行く前だったから…4ヶ月振りですね。いや~、あとちょっと!!もうちょいで1位。どうか、私を「漢(おとこ)」にしてやって下さい!!宜しくお願いします。毎日しょうもないことしか基本書けませんが、読んで頂けて嬉しいです。これからもどうぞ、一緒に旅を楽しんでいって下さい。ありがとうございます。さて、本編へと参りましょう。果てしなく続く紺碧の空に、漫画のような真っ白い雲がポコポコと浮かんでいます。そして、見渡す限りの殺風景な砂漠。通称「キングス・ハイウェイ」と呼ばれる道を3時間程突っ走った果ての、世界遺産「ペトラ遺跡」。現在私はそのペトラ遺跡観光の拠点となる村、ワディー・ムーサの安宿にいます。砂漠のど真ん中にある丘陵地帯の谷間にひっそりと佇むかのようにあるのどかな村です。それにしても、道中の砂漠はテレビでしかは見ることの出来ない極限世界。そのど真ん中をひたすら真っすぐに伸びる道は、山国育ち&島暮らしの長かった私には、想像すらつかなかった絶景。一番後ろに座ったバスの窓から、次々と遠ざかっていく景色をヤモリのようにへばりつきながらのように眺めていました。今から遥か3000年以上も昔に、数千人もの人をいざなって40年間もの間この砂漠を彷徨ったモーゼは、いったいこんな不毛の地の何処に希望を見いだしていたというのだろう?イエメンからソロモン王に謁見する為だけに3000頭ものラクダと貢ぎ物を担いでやってきたシバの女王は、この広大な砂漠を目の前にして、一体何を思ったのだろう?遥々中国からシルクロードを伝ってこの地にやってきた隊商団たちは、この極限状態をどのように生き抜いてきたのだろう?長きに渡る歴史の足跡は、吹き渡る風に吹かれて、転がる石のように少しずつに砂に埋もれて消えていく…。嗚呼、これぞ浪漫Like a rolling stone。♪How does it feel♪なんて崇高な妄想に浸っていたのはウソで、本当は地平線を見つめながらひたすら、「あ~、蜃気楼見えねぇかな~」と思っていました。ちなみに、「モーゼの~」「シバの女王の~」というのは、さっき読んだばかりの阿刀田高著「旧約聖書を知っていますか?」からの即席知識です。さて、それより話しは少し遡って。金曜日は一般的にイスラム教では安息日、つまりは休日です。先週の金曜日はシリアのアレッポにいたのですが、正に安息日。ほぼ全ての店がシャッターを降ろしてしまって、街は閑散としており、開いていたのはケバブ屋くらい。そんなこともあって「決戦は金曜日」…じゃなくて、アンマンからの出発は金曜日と決めていました。「朝一のバスに乗って、さっさとペトラに行き、今日中に観光をしてしまおう」というのが当初の計画。珍しく朝6時にはキッチリ目を覚まし、荷造りもして、さぁ、あとは朝メシを食って出発だ!!という段階にきて、どうも、外が朝っぱらから騒がしいのに気がつきました。カーテンを捲ってみると、何と、通りでは青空市場、つまりフリーマーケットが催されているではないですか!!「市場」という単語を聴くと、どうも取るもの手に付かず、そわそわしてしまうのはバックパッカーの性です。出発を遅らせて金曜市を物色しにいくことにしました。大通り側で催されているのは主に古着のマーケットのようで、シャツやらジーンズやらが山積みになって歩道の脇を埋め尽くしています。恐らく「安いよ安いよ!!ここにあるもんはぜーーーんぶ5JDだ!!5JD!!買わなきゃ損だよ、さぁ、そこの兄ちゃん、よって来な!!」みたいな威勢のいい口上が、アラビア語でそこら中から捲し立てられています。朝っぱらから大変エネルギッシュな光景です。1本裏に入った市場では、こんなものまで飾られています。魔王サタンを降臨させる為の黒魔術!!…ではなく、一応、肉屋の看板みたいなものらしいのですが、この趣味はどうかと。さて、そんな古着屋や生首を余所に、他の通りに入ってみると、そこはどうも、鳥を中心にしたペット市が開かれているようでした。大勢の男たちがインコや文鳥、メジロの入った籠を、真剣に見入りながら品定めをしています。こちらでは、少年の売り子と客が、鳩の品定めと値段交渉の真っ最中。もし、これが香港だったら、間違いなく食用です。美味いですよ、鳩。鶏肉類の中で一番美味しいかと思います。ちなみに、鳥だけではありません。ネコも売ってます。何も、鳥の市場だからって、何もムリヤリ鳥かごに入れて売ることはないと思いますが。ある一部の場所では何匹かの成犬が、路地に繋がれて、「キャンキャン」とけたたましい鳴き声を上げています。最初は、犬連れで買い物に来た人が、この辺りに適当に繋いでおくという決まりになっているのだと思っていたのですが、見ているとどうも、全部売り物のようです。成犬なんて、買うヤツいるのか…。元々遊牧民族のベドウィン出身者が多いヨルダンならでわというか、なんというか、食用かペット用かは別として、山羊も売られていました。悲しそうな瞳で見つめていましたドナドナ。リクガメも箱売り中。ジャガイモじゃないんだから。そんなカンジで何をするでもなくほっつい歩いていると、いつの間にか時間は9時を少し回っていました。慌ててバックパックを背負って、タクシー(格安)に飛び乗って、バスターミナルへと向かいました。市場に足を運ぶと、その国の食や生活環境をけっこう知ることが出来るので、毎回行く先々の街で市場を巡るのが楽しみのひとつなんですが、時としてこういった思いも掛けないような光景に出くわすことが出来るのも市場の醍醐味だと思います。「クサイ」「汚い」「人がウザイ」などとは言わずに、ぜひ海外ではその国の市場に足を運んでみることをオススメします。それにしても、目に飛び込んでくるのは本当にむさ苦しい野郎の姿ばかり。そして、まぁ、何処の国もそうなんですが、絡んでくるのはオッサンばかり。殺風景なもんだ。少々視覚的にも疲れてきたので、ここの美しい景色を見て癒されたいと思います。ホントは美女を眺めていたいんですがね。さて、明日はペトラ観光だ!!握手した&夢聞いた人今日4人 合計162人にほんブログ村世界一周ブログランキング参加中!! ↑ ↑「面白いじゃん」とか「コイツバカじゃん!!」とか思ったら、クリックして頂けると嬉しいです。狂喜乱舞します。 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++++++++++++++++++国際電話低料金サービスをご提供しています。こんな方に・・「海外とのやり取りの多い企業、また個人の方に」「海外にご家族やご友人がいて、頻繁にやり取りをされる方に」◆最大88%OFF!業界トップクラスの低料金サービスを 24時間均一料金で提供します!◆登録料・基本料は一切不要!通話料のみのお支払で 安心してご利用いただけます!お申し込みはオンラオインですぐできます。 ▼▼▼▼▼http://www.nittel.bz/idd/iddservice.php?a-cd=202+++++++++++++++++++++++++++++++ ありがとうございます!!
2009.04.17
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マレーシア、ブルネイ、トルコ、シリア、ヨルダン、ここ8ヶ月の間に5カ国、イスラム国家を旅してきました。基本的にこれらイスラム諸国は宗教的な理由からアルコール類を飲まないということは皆さんもご存知だと思います(トルコは別)。酒を飲まない。と、いうことは、=夜、街が静まり返るのが非常に早いということです。特にマレーシアとブルネイは、チャイナタウン以外の場所で日が暮れてから人通りの少なくなる時間が早いこと早いこと。8時前には殆どの店がシャッターを降ろしてしまい、買い物どころか、食事さえも大したものが食べられない…なんてこともざらです。クアラルンプール等の大都市にはクラブや洒落たバーもあるにはあるのですが、平日は閑古鳥が1万羽くらい鳴いているような状況。ある日同じ宿に泊まっている仲間でクラブに行ったら、3軒ハシゴして、3軒とも客が我々だけだったという悲しい事件もありました。トルコも同様で、飲屋街は朝の4時くらいまで賑わっているのですが、それ以外の場所では7時を過ぎたあたりから一斉に店じまいを始め、8時には寒風吹き荒び、枯れ葉舞い飛ぶ…といった有様です。一般的なイスラム教徒は、家族を非常に大切にする傾向があるので、きっと、仕事が終わったら真っすぐ家に帰って家族でご飯を食べて、一家団欒のひとときを過ごすのでしょう。ところが、その方程式に反するかのように、夜の長い国があります。シリアとヨルダンです。今まで訪れた5カ国の中で、一番敬虔なムスリムが住んでいるこの2カ国。シリアは国民の80%以上、ヨルダンは90%以上がイスラム教徒という、いわば「ムスリム・オブ・ムスリム」とでも言うべき2カ国ですが、いずれの国も夜の10時を過ぎても11時を過ぎても、街には老若問わず、髭面の男たちがワラワラと、時には男同士で手を繋ぎながら彷徨っています。しかも、その大半はオヤジたちで締められています。「一体、家にも帰らず遅くまでコイツらは何をしとるんだ?」という疑問を、シリアに入ってからずっと持っていました。ところが、先日。遂にそんなオヤジたちの終着駅を発見しました。それは「ジャブリ・ハウス」と呼ばれる、カフェのような場所です。そこで、何をしているかというと、みんなお茶やコーヒーを片手に、シーシャ、つまり水パイプをふかして、夜の歓談を楽しんでいるのです。いい年のオッサンから、還暦をとうに過ぎたかのようなおじぃちゃんまで、店内は多くのオヤジでだらしなく穏やかに賑わっており、そこかしこで真っ白い煙が「ブハァ~」と吐き出されています。酒も飲まない、モチロン、大麻やオピウムもタブー(見つかったら最悪死刑)なイスラム諸国で、シーシャはいわば大切な大衆娯楽であり、嗜好品。イスラム文化を語る上ではなくてはならないもので、古くから広く人々に親しまれてきたといわれています。トルコでは値段も高く(一回800円程度)、どちらかというと贅沢の部類に入るようですが、シリア、ヨルダンでは値段もぐっと下がり、より一般的な嗜好品として気楽に楽しまれているようです。その為、街中でも水パイプが売られているのをよく見ることが出来ます。皆それぞれにカラフルで細やかな装飾が施されて、飾ってあるだけでも十分にインテリアとしての価値を発揮しそうな優美な水パイプ。お土産にひとつ買って帰りたいくらいです。さて、実は私、普段タバコは吸わないのですが、シーシャは吸います。というわけで、私もジャブリ・ハウスにてオヤジたちの仲間入りをしてみることにしました。店の中に流れる、やる気のない緩やかな空気。普段はどうかわからないですが、少なくとも、今の時間はどのオッサンからも、ダメ人間的なオーラがムンムンと漂っています。大理石張りの壁がきれいな店内の空いている席に適当に腰を下ろします。はぁ…死ぬ程落ち着く。私も徐々に、オッサンへの階段を駆け上がっている証拠でしょうか?コーヒーを飲みながら待っていると、2、3分程でテッペンに炭を乗せた巨大な水パイプと吸引用のチューブが目の前にドデンと置かれます。パイプの上には受け皿があり、その中央に、リンゴやマンゴー等のフレーバーで香り付けしたタバコの葉を詰めた素焼きの小さなパイプを置き、銀紙を被せ、それに小さな穴をたくさん空けて、上に真っ赤に焼かれた炭を乗せてあります。直接葉っぱに火を着けるのではなく、炭の熱を利用してタバコの葉を燃やし、煙は一旦パイプの下に溜まった水を潜ってから口に入ります。水がフィルターの役割を果たす為、普通のタバコよりもずっとマイルド。匂いも、タバコのような饐えたような不快な臭いではなく、各種フルーツのフレーバーの甘い匂いで、どちらかというとお香のよう。一般的に男性の為のものですが、女性でも十分に楽しめるかと思います。吸い口を口にあて、肺いっぱいになるまで煙を吸い込む。ゴポゴポゴポゴポ。パイプの中の水が音を立てます。別にカラオケをしているわけじゃありません。そしてほんの少し息を止めて、ゆっくりと吐き出す。真っ白い煙と、リンゴの甘ったるい臭いがそこらに広がると同時に、周囲の雰囲気も手伝って、酒やタバコとは違った一種の陶酔感のようなものが胸の奥からじんわりと頭に伝わっていきます。あ、先に断っておきますが、麻薬でも何でもないですからね!!そして啜る、甘苦いアラビアコーヒーがまた美味い。ゴポゴポゴポ…ブハァ~…ゴポゴポゴポ…ブハァ~そんなことを繰り返していると、言葉は通じないのですが、色んなオッサンが珍しがって話しかけてきます。何だかわからないけど、コーヒーのおかわりを奢ってくれたじぃさん。訳の分からないオヤジが絡んできたかと思うと、ポケットから片手一杯の天然石とシルバーの指輪を取り出し、「1000SPで買わないか?」とアラビア語で持ちかけてきます。日本語と身振りで「いらないよ~」というと、勝手にどんどん値段が下がっていき、いつの間にか、最初の5分の1の、200SP(400円くらい)になってたりしますが、あまり質も良くないし、何より、別に欲しくもないので「いらないったら、いらないよ~」と手を振るも、何を勘違いしたのか「もうこれ以上はまけられんぞ!!」みたいなことをアラビア語でいいながら、しつこく買え買えと迫ってこられ、紀元前から脈々と受け継がれるアラビアの商人根性を見せつけられたり。兎に角、退屈する暇もありません。ノス(ハーフサイズ)で150~400円程度、約2時間程楽しむことが出来ます。そして気がつくと、いつの間にか日付も変わろうかという時間。コーヒーでギンギンに冴えてしまった目ん玉をむき出しながら、「まいったな~、また今晩も寝れないじゃん」と、ボリボリと頭を掻きむしりつつ、安宿へと戻っていくのです。困ったことに、エジプトに入るとシーシャが更に安い値段で楽しめるそうです。そして、観光地ではそれ+アルコールも入手可能です。この先暫くは、家に帰るに帰れないムスリムお父さんたちとダメ白人旅行者に混じって、春の夜長を楽しむ毎日が続きそうです。にほんブログ村世界一周ブログランキング参加中!! ↑ ↑「面白いじゃん」とか「コイツバカじゃん!!」とか思ったら、クリックして頂けると嬉しいです。狂喜乱舞します。 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++++++++++++++++++国際電話低料金サービスをご提供しています。こんな方に・・「海外とのやり取りの多い企業、また個人の方に」「海外にご家族やご友人がいて、頻繁にやり取りをされる方に」◆最大88%OFF!業界トップクラスの低料金サービスを 24時間均一料金で提供します!◆登録料・基本料は一切不要!通話料のみのお支払で 安心してご利用いただけます!お申し込みはオンラオインですぐできます。 ▼▼▼▼▼http://www.nittel.bz/idd/iddservice.php?a-cd=202+++++++++++++++++++++++++++++++ ありがとうございます!!
2009.04.16
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砂埃舞う砂漠をひたすら真っすぐに伸びる道を、見た目は怪しさ120%だけど、実はけっこう人のいいオヤジが運転する白タクは突っ走る。本当に「突っ走る」という表現がピッタリです。前方にいる車を、クラクションをビービー鳴らしまくって蹴散らし、バンバンごぼう抜きにしていく我らが白タクのスピードメーターに目をやると、針が140~150km/hのところを行ったり来たり。事故ったら誰一人助からねーな、絶対。明らかにスピード狂の気があるオヤジの目は、違う世界に飛んでイッてしまっています。「砂漠のジャッカル」と化したオヤジは、車線を無視して走るトラックと壁とのギリギリの隙間を縫うように走り抜け、クラクションをけたたましく鳴らしながら、2台並走するバスとバスの間を間一髪でブチ抜いて、自らのハンドルさばきに酔いしれています。NooooOOOOOOOOOOOOOOOO!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!何故こんな恐ろしい乗り物に乗ってしまったかというと、ダマスカスから国境を越えてヨルダンの首都アンマンへ向かうバスに乗る為にバスターミナルでバスを探していた時のとこ。始発の朝7時半のバスを当然の如く朝寝坊をして見逃した私は、慌てる事なく優雅に朝メシを食い、朝クソもキッチリ済ませ、チンタラと荷造りをした後、10時を過ぎた頃にバスターミナルに到着。「まぁ、首都同士だから便数はそれなりにあるだろう」とタカを括っていたのですが、次のバスまで4時間待ちという厳しい現実を突きつけられました。そこで現れたのが、この白タクオヤジ。アンマンまでバスだと500SP(約1000円)のところを、「4人人数が集まれば一人700SP(約1400)円で行くんだけど、どうか?」と持ちかけてきます。これがインドや東南アジアなら無視するか「興味ないからあっち行け!!」と断っているところなのですが、ここは万人が認める「ホスピタリティの国」。「4時間なーんも無いバスターミナルで待つくらいなら、400円余計に払ってこのオヤジに便乗してみるか!!」と、決めたのが悲劇に至った経緯です。お陰で、バスなら4時間半程掛かる行程を、僅か3時間半でアンマンに到着。料金をボッタクられることも、後からチップを請求される事もなく、そして幸い事故る事もなく、無事に13カ国目の土を踏む事が出来ました。ありがとう、オヤジ!!でも、絶対2度と乗るもんか!!さて、そんなカンジであまり顔の筋肉が引きつったまま到着したアンマン。嘗て、湾岸戦争やイスラエルのレバノン侵攻、イラクの日本人拉致事件などで、ニュースの発信基地として度々その名を聞いていたアンマンですが。よくよく思い起こしてみると、知名度の割には街の事は知られていません。最初、国土の80%を砂漠が締めているというヨルダンだけあって、アンマンもきっと、砂漠の中にポッカリとひらけた平べったい街なんだろうと勝手に思っていたのですが、実際のアンマンは砂漠の中の低い山岳地帯を削って造られた、山と谷の街です。背の低い丘の上に家々がびっしりと、へばりつくように立ち並びます。今日はそんな丘のテッペンに立つ「アンマン城」へ、お散歩がてらの観光です。さて、このアンマン城の敷地の中には、ヨルダン全土で発掘された出土品を集めて展示した小さな考古学博物館が併設されています。古いものだと紀元前7000年前の人形などもあり、小さいながらもナカナカ展示品も多く、それなりに見応えもあります。ですが、その中でも特に脱力系の出土品が充実していた気がするのは気のせいでしょうか?以下、一例。やる気のない表情の二首像。全く、何を思ってこんなのを作ったのか理解出来ない、大皿の装飾。首飾りやピアスなどの、金製品は素晴らしいのに、ヒドい造りのマネキン。そうかと思えばこんなものも。全国1億人の「エヴ○ンゲ○オン」ファンの皆様必見。本物の「死海文書」。喜んで頂けましたでしょうか?こんなカンジで、相変わらずあまり人生の約にたたない方向にしか目の向いていない私ですが、楽しくヨルダンを旅していきたいと思います。にほんブログ村世界一周ブログランキング参加中!! ↑ ↑「面白いじゃん」とか「コイツバカじゃん!!」とか思ったら、クリックして頂けると嬉しいです。狂喜乱舞します。 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++++++++++++++++++国際電話低料金サービスをご提供しています。こんな方に・・「海外とのやり取りの多い企業、また個人の方に」「海外にご家族やご友人がいて、頻繁にやり取りをされる方に」◆最大88%OFF!業界トップクラスの低料金サービスを 24時間均一料金で提供します!◆登録料・基本料は一切不要!通話料のみのお支払で 安心してご利用いただけます!お申し込みはオンラオインですぐできます。 ▼▼▼▼▼http://www.nittel.bz/idd/iddservice.php?a-cd=202+++++++++++++++++++++++++++++++ ありがとうございます!!
2009.04.15
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皆さんこんばんは。私が愛用しているカメラメーカー「Nikon」を「ナイコン」と読んでしまう西洋人どもが妙に許しがたく、「違う、『ニコン』だ!!「日本人の俺がいうんだから正しい!!」とイチイチ啓蒙してまわっている三線マンです。さて、本日はシリアの『街』についてご紹介します。シリアの街歩きは楽しい!!アレッポもダマスカスも、昔ながらの街並が残る「旧市街」と、比較的近代的なビルやマンションが立ち並ぶ「新市街」に別れており、一般的に我々観光客が行動するのは「旧市街」と呼ばれる地区です。石畳と漆喰や石造りの美しい街並は、いずれもその紀元を4000年以上昔に遡るといわれ、特に、ダマスカスの旧市街、通称「オールド・ダマスカス」は世界遺産にも指定されています。この旧市街が何処を歩いていてもたまらなく魅力的なのです。細く、複雑に入り組んだ路地をろくすっぽ地図も見ずに、あえて迷子になる事を望んでいるかのように、奥へ奥へと歩いき、そして、ふと立ち止まり、周りを見回してみる。どこからともなく聞こえる子どもたちのはしゃぐ声。強烈に照りつける太陽。かすかに漂ってくる肉と香辛料を焼く香ばしい香り。不意をついて「ひょう」と吹き抜ける風。いつの間にか、自分が知らないうちに過去の世界へとタムスリップしてしまったかのような感覚にとらわれます。さて、数あるイスラム国家の中でも、特に敬虔だといわれているのが、シリアの人々。1日5回は街中のスピーカーからアザーン(コーランの詠唱)が鳴り響き、だいたいの人々はキッチリとその時間、神に祈りを捧げます。なので、当然街はモスクだらけ。コチラは、ダマスカス最大にして、最も有名な「ウマイヤド・モスク」上の写真のような平ぺったいモスクから、トルコやマレーシアのような、我々の中の「モスク」のイメージにある、タマネギ型の屋根のものまで、様々な形のモスクがそこかしこに立ち並び、お祈りの時間には、吸い込まれるかのように人々がモスクの中に入っていきます。通常、モスクというと非常に厳粛な雰囲気が漂っているのですが、この国のモスクは、もう少し人々の生活との距離感が近いようで、広々とした中庭を持つモスクの中では、子どもたちが走り回り、オッサンたちは涼しい日陰やモスク内で昼寝を満喫し、奥様方は、お菓子などを食べながらおしゃべりに花を咲かせ、まるで昼間の公園のような雰囲気で、非常に和やかな空気に包まれています。かと思えば、同時に長いキリスト教の歴史も併せ持つシリア。街の一角には教会を中心としたクリスチャン地区があり、こちらでは夕方頃には聖歌が響き渡ります。アレッポのギリシャ系の教会。嘗てはアルメニアの商人がこの地に住み始めたのがきっかけで、このキリスト教地区が形成されたといわれていますが、今は、トルコで起こったアルメニア人の大虐殺から逃れてきた人々がここに住んでいるという、悲しい歴史を持つ場所でもあります。ちなみに、この周辺はクリスチャン地区ゆえ、イスラム国家にありながら、ビールや酒が買えるという、私にとっても非常に重要な場所でもあります。ちなみに、アレッポの旧市街には、世界遺産にも登録されているアレッポ城が、小高い丘の上に堂々と聳え立ち我々を見下ろしてます。荘厳な石造りの門と堀に掛かる橋が美しいこの城ですが、インドのジャイサルメールと同じように、嘗ては城塞都市として機能していたようで、城の内部にはハマムなども備えた古い街が残ります。素樸な石造りの外観に対して、城の大広間は流石に絢爛豪華です。さて、そんなカンジで、様々な歴史遺産が密集している旧市街ですが、何といっても一番の見所は「スーク」といわれる市場です。コチラはアレッポのスーク。石と漆喰で出来た長い回廊の両脇に、小さな店がビッシリとひしめいています。衣類、布地、食料品、香辛料、食堂、お菓子、電化製品、陶磁器、お土産、ありとあらゆるものが、通りいっぱいにずらりとひしめく様子は圧巻です。そしてコチラはダマスカスのスーク。アレッポのスークよりも更に規模の大きなスークには、朝から晩まで、1日中人が途絶える事がありません。足と好奇心が赴くままに、テキトーに目についた店を冷やかしてみると、今までの国では見られなかったような、食べ物や、衣類、正体不明の怪しいものがゴロゴロと転がっているので、全く飽きがきません。ダマスカスで見つけた「怪しいもの専門店」のショーケース。そんなものを物色しながら、気の向くままに歩き回っていると、いつの間にか太陽は西の空に傾いて、モスクのミナーレを赤く照らしています。道に迷ったって平気、今自分が何処にいるか分からなくなっても平気です。近くにいる誰かに「道が分からない」といえば、必ず手を差し伸べてくれます。おいしい地元の人のマネをして、アイスクリームを頬張りながら、歩く夜のスーク。にこやかに歩く人の群れを見ていると、それだけで何か、幸せな気分が込み上げてきます。ただそこにいるだけで、どんな場所よりも素晴らしい観光地。そして今日もまた、ろくすっぽ観光地へも、博物館へも行かず、有り余る魅力を発散する旧市街を歩き回ってしまうのでした。にほんブログ村世界一周ブログランキング参加中!! ↑ ↑「面白いじゃん」とか「コイツバカじゃん!!」とか思ったら、クリックして頂けると嬉しいです。狂喜乱舞します。 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++++++++++++++++++国際電話低料金サービスをご提供しています。こんな方に・・「海外とのやり取りの多い企業、また個人の方に」「海外にご家族やご友人がいて、頻繁にやり取りをされる方に」◆最大88%OFF!業界トップクラスの低料金サービスを 24時間均一料金で提供します!◆登録料・基本料は一切不要!通話料のみのお支払で 安心してご利用いただけます!お申し込みはオンラオインですぐできます。 ▼▼▼▼▼http://www.nittel.bz/idd/iddservice.php?a-cd=202+++++++++++++++++++++++++++++++ ありがとうございます!!
2009.04.14
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それいけ・みんなの三線マン!!…今日はお腹を壊しています。理由は至って簡単。誰かから聞いた「シリアの水道水は飲める」という情報を鵜呑みにして、着いた初日から、便所の手洗い場の水をガブ飲みしていたからです。恐らく、これがインドやミャンマーの直後の、不衛生であることが当たり前な状態の胃腸だったら平気なんだと思いますが、冬のトルコの比較的安全且つ、比較的衛生的な食べ物を1ヶ月間食べ続け、甘ったれた屁タレ胃腸に、水道水はちょいとヘビーな飲みものだったようです。またまた例によって、正露丸とビオフェルミンをダブルで飲んで、己の胃腸に「オーケーベイベー、いつものことだろ?『病は気から』だ。これくらいでヘコタレるわけないよな?」と、言い聞かせているので、恐らく明日の朝までには回復してくれるだろうと思います。皆さんも、海外旅行の際は、生水には気をつけましょう。ちなみに、只今アレッポから移動して、首都ダマスカスにいます。本当は、途中のホムスという街からバスで2時間程行った場所にある「パルミラ」という世界遺産に行こうと思っていたのですが、急遽進路を変更。パルミラを素通りして、そのままダマスカスに直行してしまいました。理由は至って簡単。昨日、便所でカメラを床に落っことして、レンズの保護フィルターに大きなヒビが入ってしまったからです。アレッポで4軒程カメラ屋に持ち込んだのですが、4軒中4軒に、「フィルターはダマスカスまで行かないと売ってないぞ」と言われ、砂漠の砂でレンズが傷つくのも嫌なので、結局そのままダマスカスまでやってきた次第であります。ファイト、俺!!さて、そんな話しはさて置き、シリアの人々。「ホスピタリティのシリア」とも言われるように、基本的にこの国の人たちはとっても親切です。英語は全くといってもいい程通じませんが、道を尋ねれば親切におしえてくれるどころか、数人の男たちが瞬く間に集まってきて、その中の誰かが目的地まで連れて行ってくれるし、目が合えばニコリと微笑んで「ハロー!!」「メルハバ!!」と挨拶もしてくれるし、子どもたちはとってもシャイだけど人懐っこいし、メシ屋で「美味い」といえば、オッサンがサラダやらポテトをてんこ盛りにしてくれるし、カメラ向けても「金!!」って言わないし、兎に角、旅をしていてとても気持ちのいい国です。笑顔のステキな大学生。おじぃちゃんと孫。そんな人柄の良いシリア。ですが、やはり何処の国にもバカやら変態やら、訳の分からない有象無象がいることもまた事実。さっそく理不尽な戦いを強いられる毎日です。例えば今朝の話し。宿を出た瞬間、入り口脇に置かれたイスに座っていた白髪のオヤジが、突然私に向かって「ウゥ~!!ウゥ~!!ウォオ~!!」と、犬のようなうめき声を上げながらガン飛ばしてきます。「何だコイツ?ウ○コでもガマンしてんのか?」と思っていたところ、大声で「チーン!!」と叫びながら、中指を突き立ててきました。この「チン」という言葉。アラビア語で「中国人」という意味なのですが、どうも、かなり差別的な意味を込めているらしく、「中国人=ファック」という方程式が彼らの中で成り立っているようです。…朝っぱらから、しかもいい年コイたジジィが中指突き立てて「この中国野郎!!」と俺に向かって叫んでいる。コイツはアホか?とりあえず、腹が立ったのは間違いないので、「うっせぇ!!俺は日本人だ!!」と怒鳴り返してやったら、「おぉ、オーケー、オーケー」などといって血相を変えて手を振ります。何がオーケーだ。いい年こいたジジィのくせに、ガキかオマエは。たぶん、ここ数日の春のうららかな陽気で、脳みそがとろけて、耳から流れ出てしまったのでしょう。朝メシを食って帰り途中、何気なく見てみると、何とさっきのジジィ、宿の隣りのタイヤ屋の経営者らしく、従業員らしき若者2人に説教をタレていました。かわいそうに。この会社も長くはないでしょう。そうかと思えば、昨晩の話し。宿の屋上のバーでチャイを啜っていると、同じ雑魚寝部屋のドイツ人2人が血相を変えて帰ってきました。「オイ、今外出るとあぶねーから、出るなよ!!」と大声で言います。「何があったんだい?」と訪ねると、「色の黒い大男が『イスラ~ムナントカカントカ!!イスラ~ムナントカカントカ!!』って叫びながらケンカ売ってくるんだよ!!マジで怖いったらありゃしねーぜ!!幸い、近くのオッサンが助けてくれたから良かったけど、ホントにあぶねーから、外出るなよ!!」ちなみに、この襲われそうになった2人も、身長180cm以上はある、十分な大男です。彼らが「大男」というからには、その「イスラ~ム!!」の大男は2mくらいはあるのでしょうか?「え~?ホントかよ~?俺を怖がらせようとしてんじゃないんかよ?」と、半分冗談だと思って聞き返そうとした瞬間、今度は、別のヨーロッパ人らしき白人男性がバーに上がってきたかと思うと、「おい、変なデッカい男にそこでケンカ売られかけたから、あぶねーぞ!!」と言って、青い顔をしながら我々に話しかけてきました。「チーン!!」の話しは、実はけっこう事前に良く耳にしていたので、何となく受け止めきれるし、覚悟も出来ていたのですが、白人でも変なヤツが絡んでくることはあるようです。とりあえず、触らぬバカに祟りなし。他にも、宿のスタッフやら、白人贔屓のチャイ屋のクソオヤジとも戦ったのですが、長くなるし、気分も悪くなるので割愛。アジアやインドのバカどもは、バカ丸出しな分、まだかわいげがありますが、ここの連中は本気で人の神経を逆撫でしてくるので、マジで腹が立ちます。「旅は人との出会いで、その場所の印象が左右される。」基本的に、本当にいい人ばかりなんですがね~、シリア。勿体ない。皆さんも、旅をしてると絡んでくるバカには十分ご注意下さい。にほんブログ村世界一周ブログランキング参加中!! ↑ ↑「面白いじゃん」とか「コイツバカじゃん!!」とか思ったら、クリックして頂けると嬉しいです。狂喜乱舞します。 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++++++++++++++++++国際電話低料金サービスをご提供しています。こんな方に・・「海外とのやり取りの多い企業、また個人の方に」「海外にご家族やご友人がいて、頻繁にやり取りをされる方に」◆最大88%OFF!業界トップクラスの低料金サービスを 24時間均一料金で提供します!◆登録料・基本料は一切不要!通話料のみのお支払で 安心してご利用いただけます!お申し込みはオンラオインですぐできます。 ▼▼▼▼▼http://www.nittel.bz/idd/iddservice.php?a-cd=202+++++++++++++++++++++++++++++++ ありがとうございます!!
2009.04.12
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思い返せばトルコ。ホント、食ってばっかだったな~。折角インドで減った体重も、リバウンド気味な今日この頃。桜木は「リバウンド王」でしたが、俺も「リバウンド王」だ!!などという冗談も、冗談ではなくなってきている今日この頃。先日、某「歩き方」のトルコ編の「オススメ料理111選」を見ながら、食ったものに印を付けていったところ、何と、74種類を制覇していました。それプラス、本に載っていないものも十種類以上は食べているはずなので、恐らく1ヶ月で100種類近く食ってます…そりゃー太りますわな、奥様。さて、そんなわけでそんな私をファットにした原因、トルコ料理の数々を、4回目ながら、またまたご紹介します。ドマテス・ドルマス「ドルマ」とは、トルコ語で「詰まる、いっぱいになる」という意味で、その名の通り、野菜の中に具材を詰めて調理したものです。コチラはトマトのドルマス。甘くて肉厚なトルコのトマトは世界で一番美味い!!私もK子も、滞在中は本当にトマトばかり食いまくっていました。その中でも、一番食べたかったのが、コレ。「今はトマトのシーズンじゃない」ってことで、置いている店がなかった為、結局K子は食べる事が出来ないまま帰国。K子の帰国後暫く経って、エフェスでコレを見つけた時は、まさしく狂喜乱舞しました。が、悲しい事件が。注文したはいいのですが、トマトの中身の3分の2は、私が世界で一番嫌いなナスでした。ぬか喜び。ナスは近くに寄ってきたネコちゃんにあげて、私は悲しくトマトだけを食べました。ビベル・ドルマスこちらはピーマンのドルマ。日本だと挽肉ですが、コチラの店はハーブと香辛料で味付けした麦ご飯でした。日本のピーマンよりも倍程大振りで、食べ堪えも十分です。ヤプラック・ドルマス「ドルマの王様」とも言われる、ブドウの葉っぱで作ったドルマ。中身はバターで味付けしたリゾット。コレにピラフとパンが付きます。そんなに炭水化物ばっか食って、何がしたいのでしょう?油もたっぷりで、ベジタリアンメニューなのに、太ること間違いなしです。マントゥ語源は中国の「饅頭(まんとう)」から来ているらしいですが、どちらかといえば、ラビオリに近いような食べ物です。トマトソースとヨーグルトで食べます。北京風の肉厚の水餃子の皮をかなりクセのある洋風な味付けで食べているようなカンジです。少量でもけっこう腹が膨れるので、サイドディッシュで注文すると後悔します。ウスガラ・キョフテ「キョフテ」とはトルコ風のツクネのことです。主に牛肉を使用するので、どちらかといえばハンバーグに近い味。写真は1920年創業のキョフテ専門店、「セリム・ウスタ」のキョフテ。付け合わせのグリーンペッパーのピクルスとの相性がまた良いです。キミレット・キョフテそのキョフテを「キミレット皿」といわれる鉄板の上で、世界一美味いトルコのトマトとタマネギとたっぷりのチーズと一緒に焼き上げた、贅沢なキョフテ。これまた、トルコの白チーズも美味いので、トマト+チーズで美味くないはずがありません。ってか、私がトルコで食べたものの中で一番美味かった食べ物です。サルチャル・キョフテそしてこちらは、キョフテをトマトで煮込んだもの。コレもたまんなく美味い。トルコで最後に食べたものがコレでした。煮込み料理の数々前にも言いましたが、ケバブばかりがトルコ料理じゃない!!世界3大料理の神髄は、ロカンタ(大衆食堂)にあり!!1番最初の「トルコ美味いもの紀行」でもご紹介したロカンタ。その中で主役と言うべき料理が、煮込み料理です。例えばコチラは、鶏肉のトマト煮込み。そしてコチラは、羊のスペアリブの煮込み。珍しいものだと、七面鳥の煮込みもあります。他にも、豆の煮込み、インゲンの煮込み、絶対食べないけど、ナスの煮込みなんかも定番です。全て「美味い、安い、早い」の3拍子揃った素晴らしい食べ物です。しかも、何処のロカンタでも、世界一美味いフランスパンが食べ放題。そりゃー「太るな」っつー方が無理ってもんですよ、大将。テスティ・ケバブ最後にご紹介するのがコチラ。写真手前の、大皿に乗った料理です。カッパドギアの名物料理で、細かく切った肉や野菜をソースと一緒に壷に入れて、じっくりと蒸し焼きにした料理です。現地で知り合った同邦の旅人みんなで夕食に出かけたときに頂きました。コレのサーブの仕方がけっこうスゴい。なんと、皿に盛られた状態ではなく、目の前で壷を割ってくれるのです。まずは、トンカチで壷の上の方をぐるりと割っていき、きれいに割れたらスプーンで中身を掻き出してくれます。希望があれば自分で割る事も出来るそうですが、嘗て、何百人もの旅行者がコレに挑戦し、「割り方がヘタクソで壷の破片を料理の中に入れてしまう」という悲しい事件を引き起こしているらしいので、スタッフに割ってもらう方が無難だと思われます。さて、そんなわけで、しつこく連載し続けた「トルコ美味いもの紀行」如何だったでしょうか?他にも、まだまだまだまだ、紹介し切れていないおいしいものが、トルコにはゴロゴロと転がっています。しかも、肉ばっか。宣言します。あの国で痩せるなんて、今からJリーガーを目指すよりも無理です。皆さんも、トルコにお越しの際は太る事を覚悟して、旅に臨んで下さい。ちなみに、ここシリア。基本的にケバブ以外の食い物をあまり見掛けません。一応、探せばあるにはあるのですが、トルコ料理とけっこう似ているので、たぶん、「シリア美味いもの紀行」は割愛することになると思います。ケバブ…正直飽きたな。いや、美味いんですがね。悲しい事に、次のヨルダン、エジプトも、基本的にケバブ攻めの毎日だそうです。自炊したなー。にほんブログ村世界一周ブログランキング参加中!! ↑ ↑「面白いじゃん」とか「コイツバカじゃん!!」とか思ったら、クリックして頂けると嬉しいです。狂喜乱舞します。 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++++++++++++++++++国際電話低料金サービスをご提供しています。こんな方に・・「海外とのやり取りの多い企業、また個人の方に」「海外にご家族やご友人がいて、頻繁にやり取りをされる方に」◆最大88%OFF!業界トップクラスの低料金サービスを 24時間均一料金で提供します!◆登録料・基本料は一切不要!通話料のみのお支払で 安心してご利用いただけます!お申し込みはオンラオインですぐできます。 ▼▼▼▼▼http://www.nittel.bz/idd/iddservice.php?a-cd=202+++++++++++++++++++++++++++++++ ありがとうございます!!
2009.04.11
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突然ですが、問題です。これは何でしょう?「雪山」だと思ったアナタ。ブッブ~~~~~~!!不正解。正解は、「石灰で覆われた岩山」でした。んなもん、わかるわけなですよね。私も、知らなかったです。というわけで、先日訪れたトルコ南西部の世界遺産「パムッカレ」。山から湧き出てくる石灰分を多量に含んだ湯(温泉なのです)が岩山に流れ出て、長い年月を掛けて山全体を覆うように結晶化したもの、それがこの「パムッカレ」、トルコ語で「綿の城」という意味を持つ、世界でも珍しい温泉保養地です。石灰棚の一部分靴を脱いで登っていく事が出来ます。改めて近づいて見ても、本当に雪で覆われているかのように見えますが、やはり雪とは違って、踏みしめるとしっかりと固く、当然冷たくもありません。どちらかというと、死んだ珊瑚を踏みしめているような感じです。デコボコした不思議な岩の上をゆっくりと歩きながら上を目指します。それにしても。イタイ。イタ…イタタタタタタ…イテテ…イタイイタイイタイ。石灰故に足の裏に伝わる感覚は、丸みのあるザラザラした岩。しかも、けっしてそれらは平ではなく、場所によってはけっこうデコボコしています。その上を裸足で歩いてく。ということは、常に足ツボマッサージ器の上を歩いているのと同じなのです。或は、たまに公園にある、アレ。コンクリートに角の丸い小石をいっぱい埋め込んで、その上をあるいていく、アレ。アレと同じなのです。「夜遊び大好き!!弱いけど、ビールも大好き!!味の濃いものも大好き!!」の不健康人間の典型のような私とって、この石灰棚を裸足で歩く事は、半分拷問のようなものです。しかも、こんなのが500m程続いてます。お願いです。100円あげるから、もう勘弁して下さい。生活習慣…改めようかな。イテテテ…ヒマラヤのトレッキングより辛いんですけど。足の痛さで悶死寸前のところで、漸く棚の上に到着しました。でも、こうして上から見下ろしてみると、本当に美しい。棚の白と、石灰分を含んだ温泉のライトブルーのコントラストが本当に幻想的で、それはもう、うっとりする程の美しさです。しかも、この特殊な場所で見られる色は、何も白ばかりではありません。鉄分…かな?が石灰の隙間に入り込んで酸化して出来た赤。まるで、人の体内で増殖する細胞のようです。硫黄分…でしょうか?毛細血管のように鮮やかに張り出された黄色。自然の作り出した奇跡のような色合いに目を奪われます。さて、苦労して登った棚の上層部は開けた台地になっており、そこにはエフェスのような古代ローマ遺跡が広い範囲に渡って鎮座しています。その名をヒエラポリス。紀元前190年に始まったといわれ、この時代のもとしては、最も内陸部にある遺跡だそうです。15000人を収容出来たと言われる円形劇場。大きな石を積み上げて作られたドミティアン・ゲート。エフェスと違って、それほどまだ修復がなされていないぶん、何となく歴史と年月の重みのようなものが感じられて、個人的にはこっちのヒエラポリスの方が好感が持てました。遺跡の北部にはネクロポリスと呼ばれる墓地が広がっており、1000以上にもなる墓と石棺が野原一面に広がっています。曇っていると未だにダウンジャケットが必要なトルコですが、雲間から日が射すと、一瞬にして広がる春の匂い。満開の花々がそれまでくすんでいた彩りを一気に取り戻します。旅をしていると基本的に長距離移動が多いので、一瞬にして、それまで夏だった気候が秋になったり、冬になったり、かと思えば、また夏に逆戻りだったりと、あまり季節感を感じられない私にとって、ここで移ろいでいく季節を肌で感じられたのが本当に嬉しいことでした。…と思てたのに、今いるシリア。日中は夏です。日差しの強さが半端じゃありません。さて、これからどんどん南下していくので、もの凄い早さで夏が急接近してきます。エジプトあたりだと、もう泳げるんじゃないですかね?ホントに、つい一昨日までダウン生活だったのがウソのようです。そんな春爛漫なパムッカレ。山の風に吹かれながら、気持ち良い時間を過ごす事が出来ました。とりあえず、今日は禁酒だな。にほんブログ村世界一周ブログランキング参加中!! ↑ ↑「面白いじゃん」とか「コイツバカじゃん!!」とか思ったら、クリックして頂けると嬉しいです。狂喜乱舞します。 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++++++++++++++++++国際電話低料金サービスをご提供しています。こんな方に・・「海外とのやり取りの多い企業、また個人の方に」「海外にご家族やご友人がいて、頻繁にやり取りをされる方に」◆最大88%OFF!業界トップクラスの低料金サービスを 24時間均一料金で提供します!◆登録料・基本料は一切不要!通話料のみのお支払で 安心してご利用いただけます!お申し込みはオンラオインですぐできます。 ▼▼▼▼▼http://www.nittel.bz/idd/iddservice.php?a-cd=202+++++++++++++++++++++++++++++++ ありがとうございます!!
2009.04.10
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ローマ遺跡エフェスからバスで3時間、世界遺産「パムッカレ」…の見学を半日で終え、パムッカレ村で1泊…することもなく、その日のうちに夜行バスに乗り込み、14時間。嘗てシルクロードの終点としてその名を歴史に刻むアンタクヤ…を素通りして、更に行くこと数時間。光の早さで移動した私は、現在シリアのアレッポにいます。さて、話しはトルコのアンタクヤから、シリアのアレッポまでのバス移動のときのこと。トルコの出国審査を無事に終え、12カ国目の国境、シリアの税関で、私は早速イライラしていました。目の前にズラリと並んだ荷物の山。トルコに旅行に行っていたシリア人たちのものなのですが、どいつもこいつも、「何だ?夜逃げか?」と思える程の巨大荷物。これを、軍人どもが1コ1コ、手作業でイチイチ点検していきます。通常、陸路で税関で手荷物を検査する時、だいたいの国はX線による検査で、効率化を計っています。或は、カンボジア、ラオス、タイ、インド等は、X線の機械が置いてあっても、面倒だからか、壊れているからか、それとも、使い方を知らないからか、荷物検査はなし。ベトナムに至っては、バスから荷物を降ろしさえしません。まぁ、お国柄テロに対して非常に敏感だと言うのはわかりますが、それにしても、遅い。如何にも「ワシ軍人じゃけん、エライけんね!!逆らったら銃殺じゃけんね!!」というイヤなオーラを出しながら、チンタラチンタラと検査をする軍人。しかも、若い女性の荷物に関しては殊更熱心なようで、バッグの中の袋を取り出しては「コレは何だ?」と、スケベ面全開でねちっこく訪ねて回っています。しかも、何故か軍人の周りを、全然関係ない男どもが取り囲んでおり、人の荷物の中身を熱心に観察しては、お互いにあーだこーだと、アラビア語で何やら口々に喚き合っています。それは私のときでも一緒で、軍人の開けた私のバックパックを覗き込んで、口々に何やら喚いては、私の顔に向かって質の悪いタバコの煙を「ブハァ~」と吐きかけてきます。…ウザイ。ウザ過ぎる。でも、「何見てんだテメーら!!あっち行け!!ファック・オフ!!」と思う反面、「おっと、久々に味わうな、このカンジ!!」という、先進国にはない、図々しいまでの人と人との距離感に、これから再び始まるであろうエキサイティングな戦いの日々と、初めて踏み込んだ中近東の風を感じて、少し嬉しくもなります。結局、国境で正味2時間あまりを潰す羽目になった我々。荷物も積み込み終わり、さて、待ちくたびれたが漸く出発だ!!と思っていたら、発車して2分で、再びバスが停車。原因はよくわかりませんが、30分程待たされた挙げ句、こんどこそ本当に、漸くバスは動き出しました。窓から眺める、初めての中近東の景色。「中近東」と聞くと、すぐに湧いてくるイメージは、「ラクダ+砂漠+モスク&たまにオアシスと美女」ですが、実際に車窓から見るシリアの風景は、一面の緑に覆われて、ところどころに黄色や赤、紫の花が咲き乱れ、力強い春の息吹を全力で吐き出しています。あまりのイメージとのギャップに、少々驚きもしますが、ポツポツと見える、平たくて低い屋根のレンガ積みの家が、惑うことなく、ここがアラブ文化圏の国であることを証明しています。ターバンを巻き、ゆったりとした民族衣装の男が、羊を追っているのが遠くの方に見えます。ああ、陽光もうららかだし、景色ものんびりしてるし、いいな~、シリアって。そんなことを思いながら、20分程走ったところで、再びバスが停車しました。車掌が早口のアラビア語で何事か言うと、数名の乗客が降りていきます。別段気にも止めずに、読みかけていた本を引っ張り出し、昨晩以来の読書に没頭する私。先日、ある旅行者と交換した東野圭吾のミステリー。今まで何となく毛嫌いしていて読まず嫌いだったのですが、読んでみるとこれがけっこう面白い。ちょっとの間読みふけっていると、乗客を降ろして少し寂しく客席が空いたバスは、再び動き出しました。5分程走った頃でしょうか。「ヘイ、ジャポン!!オマエは何処に行くんだ?」何故か、今更車掌が聞いてきました。「ん?アレッポだよ」「オ~!!○%@$**♪^@!!」手で頭をおさえて、アラビア語で何やら慌てふためく車掌。運転手に何事かを伝えると、おもむろに路肩に停車するばす。「アレッポ行きはさっきの場所で乗り換えだ!!降りろ!!」「は?」ちょっと待て。「降りろ」って何だ?「オマエこそ何言ってんだ?このバスはアレッポに行かないのか?」「そうだ、このバスは直接ダマスカスに行くバスだ。 オイ、ジャポン!!何でさっき聞いてなかった?」「シリア語なんてわかんねーよ!!オマエこそ何で 俺が外国人だと知っていながら、英語でおしえてくれなかったんだ!!」と、食い下がってみるも、私は知っています。こういう連中には、何を言っても時間と体力の無駄。怒るだけ損というものです。しょうがないので、バスのカーゴからバックパックを引っ張り出す。路肩に荷物を引きずり出すと、何事もなかったかのようにメルセデス社製の大型バスは、大きさの割には静かに走り去っていきました。周りを見回しても、そこには一面の畑が広がるのみ。見事に「ほっぽり出された」という単語が似合う私。シリア。空気がうめぇなー。途方に暮れていてもしょうがないので、とりあえず、バスが走ってきた道をクソ重たいバックパックを背負ってトボトボと引き返すことにしました。どこからともなく、羊の「メヘヘヘヘェ~」と鳴く声が聞こえてきます。俺、何やってんだろ?車さえナカナカ走って来ない道を一人歩く。ある旅人が言っていました。「世界3大信用出来ない人種は、 インド人、中国人、アラブ人だ」と。インド人と中国人の「信用出来ない度」に関しては、お釣りが来る程十分に苦しめられているので、今更何が起きようと、腹は立っても別段驚きもしないのですが、まさか入国して数時間で、アラブの洗礼を受けるとは思ってもいませんでした。「さて、どうしたもんか。とりあえず、もうちょっと歩いてみて何もなかったら、アレッポまでヒッチハイクでもしてみるべか。国境から70kmくらい…って言ってたから、そんな遠くもないだろう」と、半ば覚悟を決め掛かっていたところに、人を満載にした乗り合いタクシーが偶然通り掛ったので、手を挙げてつかまえて、「アレッポ!!アレッポ!!」と連呼したところ、ヒゲの運転手が親指を後ろ向きに突き立てて「乗りな」と合図したので、素早く乗り込み、何とか事なきを得ました。もしあのままタクシーも来ず、ヒッチハイクをしていたらどうなっていただろう?「シリア人が中近東では一番親切で人がいい」というウワサも度々耳にするから、案外タダでアレッポまで行けたかな?いや、アレッポに行かず、その人の家にでもお世話になっていたか?それとも、拉致でもされてたか?吉と出るか、凶と出るかわからないですが、とりあえず親指を立ててみなかったことをほんの少しだけ後悔しつつ、バカみたいに飛ばしまくる運転手のせいで、スゴい早さで後ろにスッ飛んでいく景色を眺めながら、そんなことを妄想していました。旅はこれだから面白い!!とでも思っていなければやってられません(笑)。本当は、今日パムッカレの見聞録を書こうかと思っていたのですが、明日改めて書かせて頂こうかと思います。今夜はビールが、別格にうめぃぜ。にほんブログ村世界一周ブログランキング参加中!! ↑ ↑「面白いじゃん」とか「コイツバカじゃん!!」とか思ったら、クリックして頂けると嬉しいです。狂喜乱舞します。 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++++++++++++++++++国際電話低料金サービスをご提供しています。こんな方に・・「海外とのやり取りの多い企業、また個人の方に」「海外にご家族やご友人がいて、頻繁にやり取りをされる方に」◆最大88%OFF!業界トップクラスの低料金サービスを 24時間均一料金で提供します!◆登録料・基本料は一切不要!通話料のみのお支払で 安心してご利用いただけます!お申し込みはオンラオインですぐできます。 ▼▼▼▼▼http://www.nittel.bz/idd/iddservice.php?a-cd=202+++++++++++++++++++++++++++++++ ありがとうございます!!
2009.04.09
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重度の浮気性の上にショタコンでもあった天空のエロ神様ゼウス。旦那の浮気相手を情け容赦なく地獄へ叩き落とす、恐妻女神ヘラ。フラれた腹いせに彼女を不幸のどん底に陥れた、嫉妬深い太陽神アポロン。といえば皆様ご存知、ギリシャ神話でございます。基本的にはイスラム国家であるこここトルコですが、実は、エーゲ海沿岸は、古代ローマ帝国が嘗てこの地を支配した時代に築かれた、神話信仰と庶民の生活が渾然一体となった美しい街や神殿の跡地が多く残ることでも知られています。その中でも、美しさでも、規模に於いても、他の遺跡と比べて群を抜くことで知られているのが、エフェス遺跡です。現在私の滞在しているセルチュクの町から3km、2000年以上昔の歴史浪漫を堪能すべく、そんなエフェス遺跡にテクテクと歩いていってきました。残念ながら、特別何かしらの事件は起こってくれなかったので、当時の強大な帝国の面影を残す遺跡の数々をダイジェストでご紹介します。まず、正面ゲートから入って一番最初に目に飛び込むのが、24000人を収容出来たと言われる大劇場です。入場2分でいきなりのハイライト。流石はローマ帝国、やってくれます。「コロシアム」という単語を聞くと思い浮かべる半円状のアレです。直径154m、高さ38mの巨大な規模の円形劇場の内部はこんなカンジ。演劇や猛獣VS人間の剣闘、或は全市民参加の会議の会場にもなったそうです。今でも夏の間はコンサート会場として利用されたりすることあるそうですが、寒さの残るこの時季では、やたらとハイテンションな白人団体観光客が、中央で音痴なビートルズを熱唱しているくらいです。大理石で覆われたマーブル通りを歩いていくと、次に目に飛び込んでくるのがケルスス図書館。太く立派な柱と細かい装飾の2階建てのファサードが印象的な建物です。当時は市民の英知の源として、12000巻の書物が所蔵されていたそうです。入り口には知恵、運命、学問、美徳、4つの女神が’安置されています。ちなみに、こちらの女神像は全てレプリカで、本物はウィーンの博物館に所蔵されているそうです。それにしても、こんな巨大なものを、どうやって当時組み立てたのかと、疑問に思っていたら、内部に当時の建築方法を再現した説明書きがありました。2000年以上も昔にクレーンがあったことに本当にビックリです。他にも、美しい両手を広げたメドゥーサのレリーフが残るハドリアヌス神殿、コチラがそのメドゥーサ。目が合っても石になる心配はありません。戦いと力の神、ヘラクレスの勇壮なレリーフをあしらったヘラクレスの門、ちなみに、この勝利の女神ニケのレリーフは、本来はヘラクレスの門の上に乗かっていたものなのだそうです。一見すると何にもなさそうな場所でも、よく見るとすばらしい彫刻を施した太古の産物を見ることが出来ます。他にも、娼館、浴場、泉など、数々の歴史遺産を残すエフェス遺跡。どれも規模が大きく、当時のえも言えぬ程美しかったであろう街並と、人々がここで生活していたこと想像してみると、ワクワクしてきます。が、そんな中でも個人的ハイライトはコチラ。そう、公衆トイレです。今でもそのまま使えそうな程の保存状態で残されています。そこは水路になっていたようで、半分ボットン便所のような仕組みになっていたようですが、何故か仕切りがありません。想像してみて下さい。みんなでお行儀よく並んで、連れクソを垂れる市民たち。「おい、オデュッセウス爺さん。その新聞次貸してくれや」「そういえば、2丁目のアルキメテスんとこの嫁が浮気したってよ!!」「マジかよ、またかよ!!もう4回目だぜ!!マジヤバくね?」「それにしても、今年こそ中日ドラゴンズ優勝して欲しいよな~」「ちょっとタバコ一本くれね?」なんて会話をケツを出しながら繰り広げるエフェス市民。しかも、この公衆トイレが市民の憩いの場であったことを象徴するかのように、トイレの中央には池と庭園が設えてあった跡が残っています。公衆トイレのクセにかなりのくつろぎ空間です。歴史浪漫を感じます。さて、そんなカンジのエフェス遺跡、如何だったでしょうか?まだ当面先の話しですが、この先ヨーロッパに行けば当然、もっと素晴らしいローマ帝国の遺跡の数々が待ち構えていることでしょう。そしてその度に思い出すことでしょう。便所はローマ市民の憩いの場!!よーーーーーし、先生これテストに出すからな~。オマエら覚えておけよ~!!毎度、下品でスミマセン。今からバスに乗って世界遺産パムッカレ、そのまま泊まらずに、夜のバスで国境へと向かいます。にほんブログ村世界一周ブログランキング参加中!! ↑ ↑「面白いじゃん」とか「コイツバカじゃん!!」とか思ったら、クリックして頂けると嬉しいです。狂喜乱舞します。 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++++++++++++++++++国際電話低料金サービスをご提供しています。こんな方に・・「海外とのやり取りの多い企業、また個人の方に」「海外にご家族やご友人がいて、頻繁にやり取りをされる方に」◆最大88%OFF!業界トップクラスの低料金サービスを 24時間均一料金で提供します!◆登録料・基本料は一切不要!通話料のみのお支払で 安心してご利用いただけます!お申し込みはオンラオインですぐできます。 ▼▼▼▼▼http://www.nittel.bz/idd/iddservice.php?a-cd=202+++++++++++++++++++++++++++++++ ありがとうございます!!
2009.04.08
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「さぁ、次は誰だ?」ハァハァと怪しく息の上がったグリズリーオヤジが我々に催促します。手前には「あぁ、お尻が、お尻がぁ…」といって、ケツを抑えながら這いつくばってピクピクしている虫の息のS君。一体、中で何が行われていたのでしょう?ただならぬ雰囲気に一瞬覇気を削がれる我々。「さぁ、次はどいつだ?キサマか!?」苛つくグリズリーが私を指差します。「…ここでやらなきゃ男じゃねぇ!!」「よし…!!俺が行く」と立ち上がり、扉の向こうへと向かいました。あれ?話しが変ってるって?さて、本編に話しを戻しましょう。垢擦り用の熱くない洗い場の大理石の床に座らさせられると、深緑の垢擦りを手にしたオヤジは、おもむろに私の首根っこを押さえつけて、哀れ、されるがままの私はそのままオヤジの餌食に。嗚呼、お尻がイタイよう…。は、もういいですね。首根っこを押さえつけながら、いきなり豪快に背中からゴリゴリと擦り出すグリズリー。当然、背中ので見ることは出来ませんが、感触だけでも相当な量の垢がボロボロと出ていることが分かります。背中が終わると、手、正面、足、顔と、手際よく垢擦りは進んでいきます。それにしても、スゴい量だ。垢擦りだけで1kgは痩せたような気分です。おぉ、コレが俺の新しい皮膚!!ようこそ、外の世界へ!!俺のおニュースキン!!んが。このグリズリーオヤジ、相当にメタボリックな体型をしているのですが、足の垢擦りをしているとき、爪先がイチイチ腹にポニョポニョと当たるのです。しかも、毛深いので同時にモシャモシャという感触も伝わってきます。ゴシゴシ、ポニョポニョ、モシャモシャ…ゴシゴシ、ポニョポニョ、モシャモシャ…ゴシゴシ、ポニョポニョ、モシャモシャ…うぅ…正直いって、ホント申し訳ないですが気持ち悪い…。お願いだから、腹を私に押し付けないで下さい。さて、そんなカンジで一通りゴシゴシポニョポニョモシャモシャした後は、木綿の手ぬぐいのような布で全身を洗われ、泡塗れにされたところで、豪快に頭の先から水攻めにされて、最後に唇を強引に奪われ…ることもなく、背中をパンパンを叩かれて無事終了です。試しに腕を指で擦ってみるとキュッ!!キュッ!!Wow、ダイナマイト!!!!我ながら、桃井かおりにも負けない湯上がり卵肌にビックリです。全員テカテカになったところで、そろそろ体がのぼせてきたので外へ。新しい腰巻きと気持ちのいい厚手のバスタオルを渡されたので、それを身に付けて吹き抜けのベンチで火照った体を冷ますのがトルコスタイル。モチロン、正しい風呂上がりの過ごし方は腰に手を当ててコーヒー牛乳!!…といいたいところですが、残念ながらそんなオシャレなものはないので、代わりに砂糖の入っていないソーダ水を1本。五臓六腑に染み渡ります。ちなみに「風呂上がりでもチャイを1杯」というのが一般的なトルコ流らしく、周りのオッサンたちは腰巻き一丁で美味そうにチャイを啜りながらおしゃべりに花を咲かせていました。流石はトルコ。改めて乾いた肌を触ってみると、Wow、シルクスキン!!!!我ながら、ツルツル&スベスベっぷりに惚れ惚れします。洋服の袖の通り具合もいつもとひと味違います。恐らく、人生至上最もきれいになったような気がするトルコのハマム。皆さんも、トルコを訪れる際はぜひ足を伸ばして旅&日々の暮らしで溜まったものをここで落としてみては如何でしょうか?ちなみに、ハマムの垢擦り師の10人中10人は、毛むくじゃら&メタボのグリズリーオヤジようなので、行かれる際は、予めポニョポニョモシャモシャ攻撃に耐えられるよう、心の準備をしてから戦いに臨むことをオススメします。ちなみに、女性には基本的にオバチャンの垢擦り師が付くようですが、場所によってはオヤジしかいないこともあり、やはり、ポニョポニョモシャモシャらしいです。どうぞ、お気をつけて。にほんブログ村世界一周ブログランキング参加中!! ↑ ↑「面白いじゃん」とか「コイツバカじゃん!!」とか思ったら、クリックして頂けると嬉しいです。狂喜乱舞します。 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++++++++++++++++++国際電話低料金サービスをご提供しています。こんな方に・・「海外とのやり取りの多い企業、また個人の方に」「海外にご家族やご友人がいて、頻繁にやり取りをされる方に」◆最大88%OFF!業界トップクラスの低料金サービスを 24時間均一料金で提供します!◆登録料・基本料は一切不要!通話料のみのお支払で 安心してご利用いただけます!お申し込みはオンラオインですぐできます。 ▼▼▼▼▼http://www.nittel.bz/idd/iddservice.php?a-cd=202+++++++++++++++++++++++++++++++ ありがとうございます!!
2009.04.07
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気が付くと、香港を出発して早くも8ヶ月。サマータイムで1時間縮んだとはいっても、日本との時差は6時間、香港との時差は5時間。うーむ。思えば遠くにきたもんだ。東南アジアで汗にまみれ、インド・ネパールで埃にまみれ、まみれにまみれ、転がり続けた8ヶ月Like a rolling stone。そりゃー汚れの1コや2コや100コくらいは付くってもんです。臭い!!汚い!!気持ち悪い!!3K揃って僕らの三線マン!!!!…あながち冗談にも聞こえないので、言ってて自分で空しくなります。それでも、「汚くとも心は錦」と自分に言い聞かせ、後ろ指を刺されようが、自分の足の臭いで夜中に目が覚めようが、荒行の日々を耐え抜いてきた私ですが、もう限界じゃ。というわけで、8ヶ月分の旅の垢を落とすべく、トルコ名物「ハマム」に行ってきました。「ハマム」とは、言うなればトルコスタイルの公衆浴場のことで、日本のように浴槽こそありませんが、サウナと垢擦りが合体した総合入浴施設のような場所で、何と、500年以上も前から広く人々に親しまれているという歴史ある文化です。間違っても、日本でいうところの「トルコ風呂」とは別物なので、けっして混同してはいけません。そこんとこヨロシク。一体、誰が何を見てこんなネーミングにしたのでしょう?もし日本でいうところの「トルコ風呂」という単語の意味を知らないのなら、お父さんか近所のオジさんに訪ねてみるとよいでしょう。アナタが男子ならば、まるで在りし日の武勇伝を語るかの如く猛々しく、アナタが女子ならば、まるで花も恥じらう乙女のように頬を赤らめながら、きっと詳しく「トルコ風呂」の意味を説明してくれることでしょう。さて、そんなどうでもいい話しはさて置き。通常1回の入浴で30~50リラ(約1800~3000円)と、けっこうな料金をふんだくってくるハマムですが、同じように数ヶ月分の旅の垢を溜め込んだ、同胞のバックパッカーが、たった10リラでサウナと垢擦りをやってくれるハマムがあるという情報を持ってきたので、早速、同じようにドブネズミに片足を突っ込んでいる同じ宿の旅人たちも誘って、ウワサのハマムに行くことと相成りました。宿の近くのバス停から、バスで約15分。観光客なんて絶対に来ないような、英語も殆ど通じないローカルエリアで、道行く人々に道を聞きながら、ときに食べ物を恵んでもらったりしながら(チー・キョフテとクッキーを貰った)、歩くこと更に15分。古いモスクの一角の、もの凄く分かり辛い場所に、ウワサのハマムは我々に向けて地味に門戸を開いていました。「コジャ・ムスタファ・パシャ・ハマム」という、1回名前をいうだけで、確実に3回は下を噛むこのハマムは、何と1489年創業という由緒正しき公衆浴場です。ちなみに、コチラは男性専用で、女性用の入り口は裏手の更に分かり辛い場所にあります。内部は2階建てで、大きな吹き抜け構造になっており、ヨーロッパ風の高い天井がとっても気持ちの良い構造になっています。受け付けで入浴料6リラ+垢擦り料4リラの合計10リラを支払います。+3リラ払えば、何とマッサージまでやってくれるそうですが、私はナスとシイタケと寒さの次にマッサージが嫌いなので割愛。だって、イタイんだもん。不健康だから?行くと余計に疲れるのです。お金を払うと、受け付けのオッサンにそのまま2階の脱衣所に案内されます。個室になった脱衣所には腰巻きが置いてあり、入浴者は全員それに着替えるようです。同行したS君が、腰巻きの下にフンドシ(赤)を履くべきかどうか、素っ裸で迷っていたとき、何かしらの視線を感じて振り返ってみると、オッサンがS君のケツを食い入るように見つめている最中だったという、大変微笑ましい事件が発生しましたが、どうやらオッサンは「腰巻きの下にそんなもん履くな」と伝えたかっただけだのようです。まぁ、真意は闇の中ですが。さて、腰巻き1丁になったところで、いざ入浴!!案内のオヤジに付いていくと、まずは全員サウナに放り込まれます。日本のように杉か檜か、針葉樹の材木で組まれたサウナなのですが、我々が通常利用するようなサウナと違い、温度は50度に設定されています。かわりに、10分、15分と、一時に長時間いるのがトルコスタイルのようです。一緒に行った、体脂肪率1ケタの2人はなかなか汗をかきませんが、体脂肪率「肥満」寸前の新陳代謝がいい私は、とたんに汗が吹き出てきます。試しに爪先で背中を擦ってみると…おぉ、何と!!消しゴムのカスのように纏まった垢が、ビッシリと爪の隙間に詰まっています。ムムム…これはいっぱい取れそうだ。期待に胸が膨らみます。暫くすると、全身毛むくじゃらで、デップリと出た腹がメタボリックなグリズリーのようなオヤジがやってきて、我々に「表に出な」と親指を突き立てて催促してきました。一瞬、地元のヤクザが余所者の我々にケンカを売りにきたのか、それとも、ホモの新手のナンパ方法なのかと思いましたが、どうやら、このグリズリーオヤジが我々の垢を擦り落としてくれる垢擦り師のようです。一人づつしか出来ないので、順番までシャンプーをしながら時間を潰します。洗い場の中央には大理石の大きなテーブルが設えてあり、ふと顔を上げると、その上で客のオッサンが気持ち良さそうに眠っています。「これはいい!!」とばかりに、私も真似して寝転んでみました。熱っ!!!!!!!サウナ程ではないのですが、実はこの洗い場も同じように蒸気と暖房で暖められており、大理石のテーブルはその熱気をたっぷりと吸収して目玉焼きが出来そうな温度に保たれています。そんな場所に、トドのように気持ち良さそうに寝そべるトルコオヤジ。流石、500年以上も昔からサウナに慣れ親しんでいる遺伝子は違います。そんなカンジで背中を火傷しそうになっていると、スッキリした顔の、妙に肌のツヤツヤしたS君が帰ってきました。グリズリーオヤジが「次は誰だ?」と催促するので私が行くことに。いざ、尋常に勝負!!ページが足りなかったので続く。にほんブログ村世界一周ブログランキング参加中!! ↑ ↑「面白いじゃん」とか「コイツバカじゃん!!」とか思ったら、クリックして頂けると嬉しいです。狂喜乱舞します。 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++++++++++++++++++国際電話低料金サービスをご提供しています。こんな方に・・「海外とのやり取りの多い企業、また個人の方に」「海外にご家族やご友人がいて、頻繁にやり取りをされる方に」◆最大88%OFF!業界トップクラスの低料金サービスを 24時間均一料金で提供します!◆登録料・基本料は一切不要!通話料のみのお支払で 安心してご利用いただけます!お申し込みはオンラオインですぐできます。 ▼▼▼▼▼http://www.nittel.bz/idd/iddservice.php?a-cd=202+++++++++++++++++++++++++++++++ ありがとうございます!!
2009.04.07
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トルコの公衆浴場、「ハマム」に行ってきました。という日記を書いていたのですが、2時間掛けて書いた日記が…消えたーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!ショック死しそうなので、明日改めて書きます。ちなみに、只今私はちょっと予定を変更して、古代ローマ遺跡エフェスの残る町、セルチュクにいます。ここの名物は日本の焼き鳥のようなケバブです。もういい、今日はケバブ食ってビール飲んで寝る!!みなさんスミマセン。にほんブログ村世界一周ブログランキング参加中!! ↑ ↑「面白いじゃん」とか「コイツバカじゃん!!」とか思ったら、クリックして頂けると嬉しいです。狂喜乱舞します。 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++++++++++++++++++国際電話低料金サービスをご提供しています。こんな方に・・「海外とのやり取りの多い企業、また個人の方に」「海外にご家族やご友人がいて、頻繁にやり取りをされる方に」◆最大88%OFF!業界トップクラスの低料金サービスを 24時間均一料金で提供します!◆登録料・基本料は一切不要!通話料のみのお支払で 安心してご利用いただけます!お申し込みはオンラオインですぐできます。 ▼▼▼▼▼http://www.nittel.bz/idd/iddservice.php?a-cd=202+++++++++++++++++++++++++++++++ ありがとうございます!!
2009.04.06
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イスタンブールより、快適な夜行バスで揺られる事10時間。現在私は、世界遺産パムッカレにいま……いま…いません。未だ愛すべきこのイスタンブールから離れがたく、ズルズルと浅い濁流に流されるかのように、毎日を過ごしています。本当に、多種多様な顔を持つイスタンブール。昨日は新市街から船で小一時間程行った所にある「プリンシィズ諸島」の中の一つ、「クナル島」に行ってきました。オレンジ色の屋根で統一された街と群青色の海のコントラストが美しい、まるでエーゲ海に浮かぶリゾート島のような優雅な雰囲気の島です。夏になると、トルコ内外からの観光客でたいへんな賑わいを見せるというこの「クナル島」ですが、まだ春風冷たいこの時季にあっては、観光客どころか、人の姿さえかなりまばら。代わりに、そこいたじゅうでネコが我が物顔でひなたぼっこを楽しんでいました。いやぁ~。本当にステキだな~、イスタンブール。…ヤバイ。永久に出られる気がしない。このままだと、本当にアパート借りて就職先を見つけて、気付いたら1ヶ月が3ヶ月に、3ヶ月が半年に、半年が1年に、1年が…「はぁ…世界一周。そういえばありましたのぅ、そんなことが大昔に。ところでバァさんや、メシぁ~まだか?」などといいながら、トルコじぃさんたちに混じってチャイハーネでチャイを飲んでいる、恍惚とした表情を見せる年老いた自分が想像出来ます。イカン。とうわけで、恐怖心に狩られた私は旅行会社でバスのチケットを手配。明日の晩こそ、本当の本当に、パムッカレに移動します。さて、私がこの街に引き止められている理由はもう一つあります。それは、新鮮な魚が安いことです。港町としても名を馳せるイスタンブール。参考までに例えば、30cm大の大振りのアジが1kg5リラ(約280円)!!同じく、30cm程の丸々と太ったサバも、1kg5リラ!!50cm以上ある大きなニジマスが、1匹8リラ(約410円)!!イスタンブールでは今が旬だという黒鯛が1kg10リラ(約600円)!!80cm近い巨大なカツオが何と、1匹35リラ!!(約2100円)!!俺はスーパーの広告か!!他にも、ハタハタやホウボウ、スズキやイワシ等、その日の朝に採れたばかりの新鮮な魚が、お値打ち価格で店頭に並びます。1人だと高くつきますが、私が今泊まっている宿は自炊が可能なので、同じ宿に宿泊している人を数人集めてシェアすれば、200円程度で美味しい食事にありつくことが可能なのです。魚は我々日本人の心でしょ!!そして、魚といえば刺身でしょ!!!!とうことで、ここ最近は毎日刺身三昧。旅に出て以来8ヶ月…ずーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーと、食べられなくても食べられなかった苦難の日々を取り戻すかのように、刺身の食い溜めをする今日この頃。3日は前は1kg5リラのアジをさばいて刺身!!一昨日は1kg5リラのサバをリンゴ酢でしめて、シメサバ!!実はシメサバ。私がこの世で一番好きな食べ物なのです。まさか、トルコでシメサバが食べられるなんて思ってもみなかったので、我ながら幸せです。しかも、トルコのサバは脂乗りも良くて美味い。「サバの生腐れ」などといわれ、非常に足の速いサバですが、全員食中毒にもあることなく美味しく頂く事が出来ました。そして驚け!!!!何と、大トロ!!!!!!!気になるお値段は何と、1kgたったの10リラ(約600円)!!!!!!!!!!日本と比べたらタダ同然だ!!んんんんんんんんんんんんんんんんんんんん!!!!たまんねーぜ!!日本のように冊では売ってるわけではなく、塊で店頭に並んでいるので、モチロン自分で筋取りをしたり、皮を剥いだりと少々手間は掛かるのですが、そんな手間を考慮したとしてもお値打ち価格です。しかも、何が面白いって、大トロでも、赤身でも、テールでも、まともに食えるのかさえ怪しいような血合いでも、値段はぜーんぶ一緒、1kg10リラなのです!!そりゃー、大トロ買いますわ、大将。これを、日本人バックパッカーの必須アイテム、醤油とわさびで食す。んんん~~~~~~めい!!!!残念ながら日本のもの程クオリティーは高くないですが、見事に細かい霜の刺した朱色の身は、まさしく大トロのそれ。口の中に入れるとふわりととろけていきます。トルコ料理も世界3大料理の名に相応しく相当にレベルが高いですが、スーパーや市場に並ぶ食材で日本の味を再現してみるのもいいものです。とにかく、刺身が「うまい!!」と思えるのは、日本人の喜び。日本人最高!!!!日本人に産まれてホントよかったよ、俺。さて、刺身もそろそろ十分に堪能したので、明日こそ出ます。昨晩は、見上げればキレイな半月が出ていました。満月になるまでに、トルコ脱出したいな~。にほんブログ村世界一周ブログランキング参加中!! ↑ ↑「面白いじゃん」とか「コイツバカじゃん!!」とか思ったら、クリックして頂けると嬉しいです。狂喜乱舞します。 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++++++++++++++++++国際電話低料金サービスをご提供しています。こんな方に・・「海外とのやり取りの多い企業、また個人の方に」「海外にご家族やご友人がいて、頻繁にやり取りをされる方に」◆最大88%OFF!業界トップクラスの低料金サービスを 24時間均一料金で提供します!◆登録料・基本料は一切不要!通話料のみのお支払で 安心してご利用いただけます!お申し込みはオンラオインですぐできます。 ▼▼▼▼▼http://www.nittel.bz/idd/iddservice.php?a-cd=202+++++++++++++++++++++++++++++++ ありがとうございます!!
2009.04.04
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イスタンブール・オスマン・ベイ地区。ルメリ・ストリートを中心としたエリアに、「D&G」や「GUCCHI」等のヨーロッパ系高級ブランドのテナントやフレンチやイタリアン等のレストラン、そして高級住宅が立ち並ぶイスタンブール切ってのハイソな金持ちゾーン。そんな金持ちゾーンのスターバックスで、背中を丸めながらPCに向かい、たった1杯のコーヒーで、あと3時間粘ろうと思っている、乞食一歩手前のドブネズミが一匹。……何見てんだコラ!!東洋人がここにいちゃワリーんかよ!!うわ、こっちのババァまで!!オマエら、ちょっと金持ってっからっていい気になんなよ!!「ドブネズミは美しい」って伝説のロックバンドも言ってんだよ!!うわ、イタイイタイ!!警備員の視線がイタイ!!クッソー、ジャパニーズサムライを舐めんなよ!!俺がもし「刀」を持ってたらオマエら全員、「手打ち」だったんだぞ!!だが、今の時代は「刀」は持ち歩くことはまかりならん。運が良かったなキサマら!!というわけで、何故私がこんな場違いな場所にいるかというと、苦節1週間の末、漸く「朝寝坊」という強敵に打ち勝ち、今朝、念願のシリアビザの申請をすることに成功したからなのです。閑静なオスマン・ベイの、とあるビルの中でひっそりと営業するシリア領事館。4畳半程の極狭の領事館で、午前11時前に申請したビザは、午後3時の受け取り。4時間待ちです。よく行く大衆食堂でメシを食うよりも高い、スタバのコーヒー(4.5リラ=約280円。ちなみにメシは4リラ程度)をチビチビと啜りつつ、金持ちエリアの金持ち客やら、店員やら、入り口に立つ威圧的な警備員から、ネコの死骸でも見るような視線を送られつつも、それらを無視してこうしてブログを書いております。仏陀も言っておられます。「それら全てに打ち勝って 犀の角のように 只一人進め」旅人は色んなものに対して、タフでないといけないのです。さて、そんなカンジでスタバを中心に、王手コーヒーチェーン店が大規模に店舗展開するここイスタンブールですが、同時に、「チャイハーネ」と呼ばれるチャイやトルココーヒーを飲ませてくれる庶民的なカフェも街のいたるとこに点在し、昼間から多くの人で賑わっています。有名どころだと、例えばコチラ。フランスの文豪「ピエール・ロティ」がこよなく愛したことから、いつの頃からか「ピエール・ロティのチャイハーネ」と呼ばれている、イスタンブール市内北側の丘の上にひっそりと佇む、炭火で煮出したチャイやコーヒーを飲ませてくれる、昔ながらのチャイハーネです。丘の上から見下ろすイスタンブールの景色はナカナカの絶景。晴れた日は外のテラスにテーブルやイスがたくさん立ち並び、多くの地元の人や観光客で賑わっています。私はテラスよりも古き良きトルコの雰囲気が残る店の中が好きなので、窓際のソファーに腰をかけて、温かいリンゴジュースのような味の、トルコのアップルティーをオーダーするのがたまの贅沢。金角湾を一望しながら、嘗ての文豪に思いを馳せる。処女作「アジヤデ」はきっとこのソファーで執筆されたのだろう。オレンジ色の屋根の連なる、昔のイスタンブールを見下ろす、青い目の作家は、何を思いこのテーブルに毎日腰をおろしていたのか…などというのは全くのウソで、せいぜい私が思うことといえば、「今日はどこの市場が安いかな~」くらいのレベルが関の山で、あとは「お、外のテラスに美女発見!!」とか、「昨日の俺の足はマジで死ぬ程臭かった!!今日こそシャワーを浴びよう」くらいのことしか考えていないので、折角の景色も台無しです。ちなみに、如何にも「知っている」かのように書きましたが、「ピエール・ロティ」という文豪の名前を知ったのは、つい昨日、ガイドブックを読んでからのことで、当然処女作「アジヤデ」なんて、読んだ事もなければ、どんな話しか知りさえしません。さて、そんなチャイハーネ。人々はチャイを啜りながら、女性はおしゃべりに花を咲かせたり、男性は昼間から、バックギャモンやトランプゲームに興じたり、たまにシーシャ(水パイプ)を仲間とくゆらせたりしながら、午後のひとときをゆっくりと楽しむ、いわば、地元の人々にとっては憩いのばでもあります。インドで「チャイ」といえば、牛乳から直接煮出して作る、場所によってはマサラやショウガが入った甘ったるいミルクティーでしたが、こちらで「チャイ」といえば、ミルクの入らないストレートティー。ショットグラスより少し大きいくらいの小さなグラスに、苦くて濃い紅茶を注ぎ、チビチビ飲むのがトルコスタイル。地元の人々は、これに角砂糖を4つ、5つ入れて激甘にして飲みます。または、角砂糖を前歯で齧りながらチャイを飲むのはクルド人スタイル。これをやっていると、隣りのオッサンから「お、コイツ、知ってるな」的な視線を送られて、ちょっと旅人として優越感に浸った気になれます。ちなみに、お値段は通常1杯0.5~1リラ程度。50円もしません。そしてコチラがトルココーヒー。かき氷のシロップを掬う小さな柄杓のような形の専用の鍋(?)で、水とコーヒー豆を直接一緒に火にかけて煮出し、豆ごとエスプレッソ用カップくらいの大きさのカップに注いだのがトルコ式のコーヒーです。見た目はエスプレッソ並みに苦そうですが、飲んでみると意外な程スッキリとした味わい。当然、最後にコーヒー豆が残るので、飲まないように注意しなければなりません。私は苦いコーヒーが好きなので、あまり好きではありませんが。こんなのをチビチビとやりながら、道行く人々をぼんやりと眺めたり、文庫本をパラパラと捲ってみるのもナカナカいいものです。こんなことをやっていると、気がつくともう夕方。何もせぬまま1日が過ぎてくという、大変な悪循環の元凶です。最近、イスタンブールは魚が安いということを知ったので、帰り道に魚市場で1kg5リラ(約300円)のアジや1匹2.5(約200円)リラのニジマスを買って帰るのがここ数日の日課。晩メシは刺身やムニエルと、安い値段で意外と豪華なものを食っています。ここ一週間のスケジュール午前11時起床 ↓午後2時、散歩、チャイハーネ ↓午後6時、魚市場とスーパーで買い物 ↓午後7時半、晩メシ ↓午後8時、酒。以下、夜中まで同 一体、私はイスタンブールで何をやっているのでしょう?流石に「これではイカン」と思ったので、明日世界遺産のパムッカレへと移動します。よし、あと1時間!!うぅ…、視線が痛い。にほんブログ村世界一周ブログランキング参加中!! ↑ ↑「面白いじゃん」とか「コイツバカじゃん!!」とか思ったら、クリックして頂けると嬉しいです。狂喜乱舞します。 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++++++++++++++++++国際電話低料金サービスをご提供しています。こんな方に・・「海外とのやり取りの多い企業、また個人の方に」「海外にご家族やご友人がいて、頻繁にやり取りをされる方に」◆最大88%OFF!業界トップクラスの低料金サービスを 24時間均一料金で提供します!◆登録料・基本料は一切不要!通話料のみのお支払で 安心してご利用いただけます!お申し込みはオンラオインですぐできます。 ▼▼▼▼▼http://www.nittel.bz/idd/iddservice.php?a-cd=202+++++++++++++++++++++++++++++++ ありがとうございます!!
2009.04.02
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