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2007/01/26
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カテゴリ: カテゴリ未分類
昨日の毎日新聞に 冬眠:神戸・六甲山の遭難男性、やはり冬眠状態? 体温22度、24日ぶり生還…なぜ という記事が掲載されていました。

テレビ等でもかなり報道されたようで、検索すると多数出て来ます。
そういえば、暮に六甲山で遭難、というニュースを新聞で読んだような記憶はありますけれど、こういう状態だったと言うのは記憶にはなく、ただの遭難だと思っていました。


このニュースを読んで、低体温麻酔や冬眠麻酔を連想される人も多いと思います。
また、 脳低温療法 も発達の経緯( -医学常識を覆したノルウェーのある事件- )から連想されやすいと思います。

昆虫( 麻酔の方法


犬の場合、針麻酔は割りと聞きますけれど、低温麻酔はあまり聞きません。
それでも、 犬における選択的低脳温は痛み刺激に対する反射運動を抑制する (PDFです)には、

『低体温により麻酔薬の必要量が減少することはよく知られている。』
『冷却中、20 ℃ 脳冷却群において全ての犬は痛み刺激に反応しなかった。』

とありますので、ひょっとしたら麻酔薬の弊害を小さくすることは可能かも知れません。



しかし、この方法には色々問題もありそうです。
人間の脳低体温療法の場合は、 -脳にはよくても体には悪い治療法 を見るとかなり難しく、きめ細かく状況をチェックする必要があるようです。

脳低温療法の基礎知識 には、

『冷却時の問題点

    の低下
  2. 低カリウム血症
  3. 気道内分泌物の粘稠度の増加
  4. シバリングの発生
  5. 耐糖能異常

  7. 低アルブンミン血症に伴う腸粘膜浮腫と腸管麻痺
  8. 成長ホルモンの減少に伴う免疫能の低下と易感染性
  9. ヘモグロビンの機能低下 』

が挙げられています。




一般に犬は冬眠しませんけれど、低体温に対する耐性はヒトよりも高いと思われますので、こういった方法も有効なような気はしますけれど、例え技術は開発されたとしても普及はしないと思います。

まず、低温化するということは、体の状態を常にモニタリングする必要があり、チームでなくては難しいと思います。
通常の麻酔でさえ、人間の場合は麻酔医が状態を管理するのに、獣医さんの場合は自分で麻酔もこなさなければならない場合が圧倒的な状況ではとても導入など出来ないと思います。
必要な設備なども、導入のメリットと費用をを考えると中々難しいのではないでしょうか。



常々思っていることですけれど、予防薬の値段はもっと下げ、手軽に予防が出来るようにする反面、技術料はもっと大幅に上げるべきだと思います。
殆ど技術の(格差の)必要のない予防薬の販売に依存する割合が高ければ高いほど、獣医師の技術の向上もあまり望めないのではないでしょうか。

そして、出来れば、技術料は技術(成績)に応じてランクアップする様にし、例えばスーパー・ドクターの様な認定により技術も報酬も担保する制度もあってもいいと思います。
財源はやはり保険制度の創設で、強制登録と保険料の徴収のセットにすれば、狂犬病や、捨て犬などの問題もなくなると思います。

尤も、保険で全ての医療費を賄うと、人間の場合と同じく制度が破綻しますから、通常の予防費用などは給付対象外とする代わりに、高度医療には青天井を保障すれば加入するメリットも大きいと思います。
悪質請求を防ぐ監査制度と厳しい罰則も絶対導入する必要があると思います。

ペットの疾病も人間の後追いで、高度化・長期化する傾向が一層強まると思いますので、医療(動物病院)の側もそれに応じた体制・設備を整備するためには保険制度などで財源的な保障が必要ではないでしょうか。



ところで、以上書いて来たことは、この国では多分不可能だろうとは思ってもいます。
この国の官僚制度がこういった理想を実現させないことは、例えば、最近ではJリーグのTOTOを見ても明らかだと思います。
本来の目的はスポーツ振興に利用、という筈だったと思います。
TOTO の創設の際も、サッカー界からも反対の声が上がっていたのに無理やり創設して食い物にし、現在では売上げが150億円以上ありながら、助成金を出すどころか、累積赤字も約224億円(2005年度末)と言う状況を作り出してしまっています。

犬の保険制度も、どうせ誰かの食い物にされることは目に見えていると言うような気がします。


そういえば、この報道特捜の なぜ市長の退職金は高いのか! を思い出された人も多いのではないでしょうか。

『そこで、総務省(旧自治省)になぜ市長や知事の退職金が4年で一般の職員の一生分以上の退職金が出る計算方法、つまり、在職の月数をかける方法になったのか聞いてみました。すると「いろいろ調べてみたのですが、わかりません」というお答え。』


でも、これを多くの人がTVで見ている筈なのに、全然問題になっていないということは・・・。





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最終更新日  2007/01/26 05:36:50 AMコメント(0) | コメントを書く


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