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お釣りの確認する時に「○○円のお釣りです」みたいな『お釣りの金額』の前に「ちょうど」を付けるのが口癖の近所のスーパーのレジ係のおばちゃんがいて、最近気になるんです。普通だったらお釣りが千円とか五千円とかキリがよければ「ちょうど」もシックリくるんですけど、その方「ちょうど9,868円のお釣りですね~。」というふうに、たとえどんな金額であっても「ちょうど」を付けるんでおかしくって~。先日も、そのスーパーで買い物があったんで、そのおばちゃんのレジを探して計算してもらったんですけど、雰囲気が似てるだけの別人のレジ係とうっかり間違えてしまったんです。「それでは302円のお釣りになりま~す。」とフツーに言われたので狼狽していたら背後から「ちょうど4円のお釣りですね~。」と聞こえてきました。私は振り返り、(あ!なんだ~!隣でレジやってたのか~!)と安堵の表情してたと自分でも分かりますけど、(他のお客さんにも「ちょうど4円」だって~!)と心の中で歓喜の風が吹き荒れてました。私、明らかに挙動不審ですよね~。ところで年末なんで、一年を振り返って写真ファイルなんかを片っ端から見直してみると、やっぱり沖縄の夏は何て言うか風景の『色』が原色みたいの多いな~、なんて痛感します。例えば今年の既出の写真ですけどこちらは梅雨明け直後の伊計島の伊計ビーチ。空の色とかスゴくないですか?それから名護市での風景。海の色ですよ~。これらから色を取り出して単色でベタ塗りしてみたらこんな感じになりました。普通は少し黒味がかったり逆にくすんだ色合いになるものなんでしょうけど、沖縄の夏の風景から取り出した色はまるで絵の具のチューブから出したそのまんまの色、って感じ。だけど実際夏になってみると、降り注ぐ殺人光線(強すぎる日差し)のせいで原色の風景の時間帯になかなか出て行けず、日陰で悶々と過ごしてしまうんですよね~。来年の夏こそはもっと原色を見に風景の中に繰り出したいと思います。
2008.12.28
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クリスマスムードで盛り上がってることとは思いますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?沖縄はなんだか軽~く暑い感じなんで、夕食時も窓は開けとくという感じです。沖縄では今ぐらいの20度くらいの気温になるとみんな「寒い!」「寒い!!」言ってます。そして「沖縄にもいつか雪が降る」みたいな議論が始まります。ちょっと雨が降るとこの時期、寒くなくても吐く息が白くなって「これって!雪に変わるのかなぁ?」みたいな幻想を口にする人も多いのです。そう、沖縄の人にとって雪とはまさに幻想、夢・・・。クリスマスと全く関連性のない写真ですけど、ガジュマルの大木の根元にある扉のようなものは墓です。他人の墓を写真に撮って紹介してるというのもどうかと思うんですけど、あまりにも立派で素敵なお墓だと思ったもんですから。ところで、こんなクリスマスに私がふと思うのは、『ECOだECOだと言っても、本当は全然自然のことなんか考えてないんだ』なんていうこと。クリスマスとEco、全然関係ねえ~。ちなみに何のEcoについて思ったのかというとつまり具体的には、自然に優しいとか言うヤシの実を原材料にする台所洗剤、あれこそまさに自然破壊の大将軍。だなぁ、みたいな。なにしろ世界中の台所洗剤を供給するためにヤシの木畑をどんどん造って造って、そのために自然の熱帯雨林を次から次へと焼き払う。これのスピードが尋常じゃないらしいんですよね。これのせいで全生物の20%程度の種類が数年内に絶滅すると言われてるんだそうで。お金の力って怖いですね。それじゃあ台所洗剤はどうすればいいんだ!?というハナシになりますけど、そりゃあもう、『使わない』方向性しか道はありませんよね。では実際にはどのようにしたら・・・?とまあ、こんなことをクリスマスイブに悶々と考えてる次第でして、楽しいなあ。
2008.12.24
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私の仕事場の100m圏内で映画(ドラマ?)のロケやってるんです。ロケに来ているCASTはゴリとかボビーオロゴンとか。こないだも同じ場所で何回目かのロケがあって、「(正直言って、見に行かなくていい・・・な)」と思ってシカトしていたら実はその日は市原隼人が来てたらしく、見逃してしまった!市原隼人見れたら自慢だよな~。また沖縄に来ないかな~。ところで『猫』の話ですけど、沖縄では他の地域に比べて猫の好感度がとっても低い感じがします。「(猫は、なんか・・・気味が悪い・・・)」というのが理由みたいで。例えばかなりカワイイ野良猫が「ニャ~ン」とか鳴いてすり寄っていっても、多くの場合は無視です。それも心の中では罵詈雑言を叫んでいる人も少なくないはず。沖縄市にてネコは肩身が狭いにゃ~!
2008.12.14
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本当だったらちょっと重めなイメージのする施設でも、ヤシの木が一本生えているだけで急に脳天気な雰囲気になるかと思います。これがヤシの木ではなくて、桜だったりイチョウだったりすると「季節感」がグッとでてきて逆にちょっと重みが出てくるんですけど。例えば病院にヤシの木があると、「あれ?オレ、病気だったんだっけ?」とか。校門のところにヤシの木が一本突っ立ってるだけで、「あぁ何だかユルいんだろうな、この学校」とか。刑務所の塀の上に背の高いヤシの木が見えたりすると「あれ?結構いいトコだったりして?」みたいな。 沖縄の刑務所(沖縄市)いいトコなワケないか。
2008.12.09
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日本全国冬の寒さが本格的になってきてるみたいですけど沖縄もなんだかヒンヤリしてきましたよ~。しかし風の当たらないところで太陽の光にさらされてると、長袖ではいられないくらい暑いです。沖縄市の農連市場の道路端にて。ネエさんニーブイの真っ最中。そこまでして売ってるものもインゲンのみだし。ところで話は変わりますけど、今まで撮ってきた写真を各記事に一枚ずつアップロードしてましたけど、それだと一ヶ月前とか一年前の写真とか見てもらえないんですよね~。楽天フォトは使いづらいし。ということで、フォトのページを作ることにしました。今までアップロードした写真のうち、テーマ性のあるものをピックアップして一堂に集める、みたいな。現在作成中なので、出来上がったらブログのどこからでもそのページにリンクできるようにしようと思ってます。そうしたらみなさん是非ご覧になってくださいね。※「ニーブイ」=「うたた寝」「ウトウト」
2008.12.07
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先日の昼間、ウチの向かいのアパートの小上がりになってる階段に、こっちに向かって座ってる30歳くらいの男性がいたんです。気になってときどきチェックして見ると、その人、座ってる小一時間の間何もしないでジッーとしてるのです。わりと都会育ちの私にとっては、思いもかけない事だったんですけど、沖縄に来てからはそういう『ひたすらジッとしてる人』をよく見かけます。そもそも人間は、黙っていることが常態で、しゃべることの方が非常事態、というか何かさし迫った必要がある時だったと言います。何かヤバいことがあったときに助けを呼ぶとか、何か手伝って欲しいときとか。それが現在では、多様なコミュニケーションが浸透して、逆にしゃべっていることの方が常態で、黙る場合はさし迫った必要がある時という方が普通になっているように思います。やむをえず黙っていなければならない時は、さし迫った必要を自分で創出するように、例えば、電車の中で新聞や雑誌を読まずにいられなかったり絶えず携帯をいじっていたり、とかするようになる、みたいな。だけど沖縄で一時間ジッとしてられる人が多くいるということは、沖縄くらい辺境の地に来れば、黙っていることの方が常態という環境が残っている、ということなのではないかな、と思います。つまり、この環境の下では人々は意味のない存在になり得る、というような意味で。別にたいして景色のよくない所でじーっと何時間もたたずんでいても、今自分が何をしてるかとか、なんで何もしてないかということを誰に説明してやる必要が無い環境、という感じ。お寺の修行なんかで座禅とかいって、ずーっと黙って動かずにいる訓練みたいのがありますけれど、あの境地ですね。だけどあれは、おしゃべりしたくなると都合よく坊主がひっぱたいてくれるから「強制的に」自分を意味ない存在にしているという感じがします。(階段を登りつめたら海が見えると思いますか?)沖縄をはじめ様々な辺境への旅行ガイドを見ると『何もない贅沢』みたいなコピーを時々見かけますけどこれって、しゃべることが常態化してる側の人々が実際に『何もない』所に放り出されたら、贅沢どころか不安や緊張を覚えて楽しくない旅行になってしまうかもしれません。というわけで、沖縄を本当に楽しみたかったら一時間身動き一つせず海を眺めていられて、しかもそれが楽しい、という「正しい黙り方」をマスターしてる境地に達さないと無理かもしれない、なんて思います。
2008.12.03
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