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Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ はじめまして^^ 先ほどこのロングインタビューを読み終え…
2009.01.31
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カテゴリ: 経済・ビジネス
『東大で教えた社会人学』 が、とても面白かったので、
 その第二弾となる本著も購入、読んでみました。
 期待に違わぬ充実した内容で、大学生の間にこれだけ知っていれば、
 社会人デビューした時、ホント心強い。

 そして、草間さんの記述のあとに添えられる、畑村さんのコメントが実にイイ!
 普通、共著といえば、それぞれにパートを分担して、
 それぞれに書きたいことを書きっぱなし、ということが多いけれど、
 こういうのが、真の「共著」だということを、改めて思い知らされました。


もちろん、大学生に向けて、大学の講義の中で発信された内容であり、
社会人を何年も経験してきた者にとって、
そこに、新しい発見が、そんなにたくさんあるわけではないです。

けれど、こうやって、それらの知識をひとまとめにして眺めてみると、
それら一つ一つの繋がりや、それらの全体像を俯瞰することができ、
なかなかに興味深く、そういう点においては、新しい発見が多々あります。
例えば、次の部分は、私にとって強烈なインパクトを与えてくれました。

  ちょっと待て!世の中に買って得するものは一つもない。
  買った瞬間に物の価値は六掛けになると思っていい。
  得するのはいつも売り手なのである(p.121)

住宅にしても自家用車にしても、次に欲しい物が出てきたときには、現有物を売り払い、

例えば、古本屋さんに読み終えた本を持ちこんでも、
買い取り価格は、どんな素晴らしい内容の名著でも、信じられないほどに安値……。

まぁ、本に関しては、読み終えたものを売りに出そうなんていう考えそのものが、
卑しいといえば、卑しいのかもしれません。
私も、できれば、読み終えた本は、すべて手元に置いておき、


だから、その辺に捨ててしまうよりは、また、誰かに読んでもらえる方が、
本にとっても幸せだと思い、古本屋さんに持ちこんでいます。
学校の図書館等に寄付する等の方法も考えられますが、
物によっては、結構ありがた迷惑だったりしそうなので……。

話が、全く横道に逸れてしまいましたが、
とにかく本著は、優れもので、ぜひとも多くの学生さんたちに読んでもらいたいです。
なぜなら、学生さんたちにとって、お金といえば、ほぼ「使う物」であって、
「稼ぐ」といっても、バイトで得る収入程度のことでしょう?

そんなお金との関係が、社会人になった途端、大きく変わってしまうのです。
その時に備えて、「お金と人生」について考えたり、
お金の「使い方」「借り方」「貯め方、もらい方」「増やし方」等を知っておくことは、
本当に価値あることだと思いますから。





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Last updated  2009.01.31 11:35:50 コメントを書く


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