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前回の日記を書いてからすでにもう一ヶ月経ちました。やっと筆を持つ、ではなくキーボードを打つ気になりました。いろいろありましたが、予想以上の結果となりました。私は予想以上に良い結果と思っていますが、私の回りには早まった決断と思っている人達もいます。その会社と私の打ち合わせの内容は下記のようなものです。先方担当役員:今後新会社としては委託業務契約はしません。今後もこの業務を続けるのであれば社員として仕事をして頂きたい。私としてはその会社の実情を熟知していますので業務委託契約をしないわけがないと思っていましたので内心非常に驚きました。すでに会社を立ち上げて7年目です。いまさらサラリーマンに戻る気持ちはとうていありません。その場でその旨を役員に述べました。私とともに業務をしてきたほかの人間も私と同じようにサラリーマンに戻る考えはないとの意思表示をしました。我々がその会社の業務からいっさい手を引くと私たち以上にその会社が困るのは明らかです。それで私は別の提案をしました。それはその会社の輸出代理店として仕事をすることです。業務委託ではなくその会社から商品を購入して独占的に輸出することです。その役員いわく通常の売買という形態を取るのであれば問題はないと言うことになり4月1日より変更していくこととなりました。新会社にとって大切なのは取り合えず社員の雇用確保と早く業績を上げることです。細かいことには無関心です。業績の悪い部署はその後ばったばったと切っていくでしょう。私にとって新会社にはなんの未練もありません。お客様は会社の財産です。それを私がいただけるのであればこれは千載一遇のチャンスです。世界各国にいる顧客はみんな私の会社から輸出することに納得し祝福をしてくれました。今まで販売していた商品を今まで供給してきた顧客に販売するのですからこんな楽なことはありません。仕事をしてコミッションをいただくのでなく商品を仕入れして輸出するのですから売り上げは今までとは桁違いです。4月だけでも前年の10倍の売り上げになる予定です。私が取った決断の結果は後に出てきますが結果がどうあれこの決断に満足しています。多くの元同僚は私の決断に驚いていましたが常日頃色々と考えるクセを付けていた結果出てきた考えで単純な思いつきではありません。普通は仕入れ資金のことを考えるとそう簡単にはこんな発想は出てこないと思います。自慢話っぽくなりますが、私は常日頃色々と想定して仕事をしていました。海外の顧客に商品を販売するのに掛け売りは出来るだけしませんでした。出来るだけ前金でもらっています。顧客も今ではそれが当然と思っています。10年も20年も取引をしていてもです。これはポリシーの問題で相手を信用していないからではありません。リスクを出来るだけヘッジするノウハウはしっかりと持っています。仕入れ代金は納入時に現金で支払うことを役員に約束しました。これも今までやっていたことですので別にたいした問題ありません。色々と変化の多いときにはその変化にどう対応するかで自分の道も大きく変わってきますね。サラリーマンをやめてから自分の決断が運命の分かれ道という場面が本当に増えました。大変なことですが一度始まったらやめられません。精神的には厳しいですがこれは面白いですね。
2004年04月25日
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