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その日の取材は台場のグランパシフィックだった。8月下旬、子どもたちの夏休みもそろそろ終盤というこの時期に、このホテルには来たくなかった。なにしろ目の前のフジテレビをはじめ、近場に子どもとファミリーを対象にしたイベントが目白押しなんである。でもまあ、自分の仕事はビジネスマンばっかりのところだからと気を取り直し、とりあえずグランパシフィックのレストランだったら、いくらなんでも子どもが泣き叫ぶコトは無いだろうと思って、ランチを取るために2階?のレストランへ。・・・子供づれ満載、バギーカーがテーブル横付け、複数の赤ん坊のぐずる声。これがホテル? 託児所じゃなくて?たしかに幼児お断りのレストランではないけどさあ、一般客(この場合、子連れ以外の客)も多いのに、ギャーギャー泣き喚いたり、奇声をあえたりする赤ん坊を放置するのかこのレストランは? 一般的にいくら年齢規制がなくても、他の客に迷惑な行為(この場合泣き声と奇声)がある場合は、親が責任をもって一旦外へ連れ出しておとなしくさせるもんじゃないの?だってレストランの外は広いホワイエがあって、子どものための遊技場みたいなゲームコーナーもあったよ? なんかいろいろ(悪い意味で)常識を覆されたホテル。サービスもぞんざいで、バックヤードのスタッフがフロアをウロウロしていた(制服の違いでわかる)。ああもう二度とこのホテルで食事はするまい。で、ランチでたべたもの。鯛のポワレ(ソースは?と尋ねたら「聞いてまいります」だったよ。メニューに特に記載がなければバターソースだと思うけど、出てきたものはラタトゥイユもどきが添えてあった)はまあ普通。パンはホテルメイドの3種類。これはわりとおいしかった。特にくるみのはいった全粒粉パン。これで1800円はホテルのクラスを考えたらお安いけど、なにしろ子どもがうるさくて食事に集中できない。なのに時間が余っていたのでデザートまで頼んじゃうところがダメな私。よく確認しないで「本日のデザート」を頼んだらこれが出てきた。フォンダンショコラ?と思ってきってみると、キルシュワッサーの香りとオレンジソースがとろり。これはこれで美味。添えてあるフルーツの切り口だけがやけに一流ホテルのクオリティ(ものすごく薄いペティナイフを使わないと切れない、繊維に対して直角の切り口)だった。コーヒーがやけにおいしい。おかわりも所望したら、ファミレスと同じ耐熱ガラスのドリッパーもって注ぎにきた。そうか、ファミレスだと思えばいいのか。ファミレスで2100円のランチはやや高いが、考えたら10%乗ってなかったな。
2011.08.31
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ゴーヤーイタリアンの翌日、公約どおり(?)ソーミンチャンプルーをつくる。何年か前に作ったときは、そうめんを茹ですぎて失敗したので、今回は茹で時間を慎重に測って、きっちり氷水で冷やしてぬめりをとった。もやしはないけど、玉ねぎと卵、薄切り豚肉を少々炒めて、白だしで味付け、そうめん投入してささっと和えて、仕上げに大量の削り節と茗荷の千切り。味にアクセントがないなあと思ったので、あとで黒七味をふりかけたらおいしかった。
2011.08.29
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成長してきたすずちゃんの造形が看護師やっている長姉と見た目の区別がつかないよ吉田さん。でも着実に成長してきているすずちゃんとその周辺の日常が細やかに描かれてて、新刊は毎回、大事に大事に読んでいる。ところで女子サッカーは当初からの設定だけど、よもやこんなにブームになるとは。吉田さんの先見の明なのかしら。それにしても、イマドキこんなピュアピュアな中学生いないってぐらい清き正しい中学生たちがまぶしいよ。繁華街や風俗がそこいらじゅうにある都心のスレた中学生のイメージからは遠いので、ありえないと思っちゃうけど、でも私の子どもの頃も、男女交際なんてこんなもんで、じゃれあっている子ども同士のグループから、なんか妙に意識する相手ができて……という古来からの伝統は変わっていないってことかな。今回、食べるシーンがたくさん出てくるのがよかった。どれも庶民のお惣菜レベルで、こういうものをおいしそうに描くのはさすが。アジフライなんておいしいと思ったことが一度もない私は、きっと新鮮なアジでつくったものを食べたことがないからだろう。青魚は加熱したときのにおいが苦手なので、アジは握りで食べたい(笑)。シラストーストは、江ノ島のサテンにあったような気がする。シラスもおいしいと思ったことがないけど、こんど釜揚げのいいのを見つけたら、家でやってみようっと。鎌倉は一時、仕事でガイドブックを編集していたので、レンタカーでぐるぐる住宅街をうろついたり(細くて曲がりくねっていて坂道でと、難所ばかりだった)、山といえないような丘で遭難しかかったりと、いろんな経験しているので結構地理も頭に入っているせいか、読んでいて楽しい。でも、鎌倉って固定資産税が高いって聴いたことがあるけど、四姉妹の暮らす家の維持はどうなっているのか知りたい。就労者3人の収入も予想がつくけど、結構古い家っぽいから固定資産税のほかにもメンテナンスにかかりそうだわ。そして、すずちゃんは長姉の扶養家族になっているのかしら。いろいろ大人の事情が気になるダメ読者だな、自分。
2011.08.27
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8月上旬には読み終わっていたけど、本がどっか行っちゃってタイトルすら忘れちゃったので、これまで書けなかった。いかんなあこんな怠惰な読書後フォローは。さて、いつも昭和テイストなさ工夫が自分好みだった水原さん、新刊は昭和をはるかにさかのぼって明治期の話だった。満州とか御用外国人とか第一次大戦勃発前後の混乱とか、きっちり状況を抑えているので、背景に揺らぎなく説得力はある。でも、こういう白人ハーフで洋館に住んでいるような王子キャラは水原さんじゃなくてもいいよなあ。どうしてもチャイニーズがまじっているイメージだし。でもまあ、水原さんらしく、きっちりヘンタイさんだったりはしたからまあいいけど(笑)。主人公(受)は、貿易商だった父が事故死、そして母を相次いでなくし、財産もなくし、おぼっちゃから一転、身よりも金もない身の上となり、横浜で貿易を営む攻の屋敷で働くことになる。このかわいそうな受は、実は身寄りのない自分を引き取ってくれ「おじさま」と慕った腹黒貿易商(死の商人)のヘンタイプレイから逃げてきていたというあたりがファンタジー。受を女っぽいキャラにしすぎず、頭のいい子にして、それがちゃんと役にたっているところが他の同系のBLとは違うところだけど、この元おぼっちゃんもさ、もう少しうまく立ち回ればいいものを、人の良さと育ちの良さが邪魔して、うまく立ち回れていない。IQ高くても社会性が欠如しているとこういうことになるという戒めを解いた本(笑)。
2011.08.26
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「アロー」ってなんだろ、フランス語のほうかしらと思ったら、ダーツの矢のことだった。むしろほおづきのほうが印象に残ったけど、ランタンプランツじゃ一層タイトルっぽくないしね。地獄谷とか、店名が「底」とか、縁起でもないドン詰まりなショットバーでバーテン兼店長をしている受さんと、そこになんとなく居候として住み着いちゃった中学のときの同級生。二人とも、深く追求しない、深く聞かない、問題は先送りどころか、なるべく問題にしないように、うすーくひらたーく生きている。こういう、大人なのに、世間一般基準で生きていない、とろんとした大人は好きだ。でもせいぜい20代までかな。現実に30オーバーでやれる人は、家が裕福な人以外は引くけど。リーマンだと、現実的すぎてツッコミ入れたくなるけど、なんとなくぎりぎりで仕事している大人未満少年以上、みたいな未完成な大人たち。就活だ婚活だと現実に追われる人々にとっては、逆に若い大人のためのファンタジーなのかもしれない。こういう生き方(流されるまま思うがまま)には憧れるけど、これも年取ると、そんなのは所詮ファンタジーだってことに気づく。作中の二人は20代半ばだけど、どこかで自分たちがダメ人間であることに気づいている。世の中、気づかないままのダメ人間が多いから、気づいている時点で未来は明るい気がする(笑)。で、一見、ふらーっと流されて生きているような人間ほど、実は根っこがしっかり深く張っていたりして、それが恋愛がらみだったりする(しかも男、さらに兄)から手に負えない。「これが受け入れる側のバーテンね。居候のほうは実はデイトレやってて経済的にはリッチだったけど、リッチな生活には興味がない妻帯者。しかし妻は家出中。脳みそ疲弊しているから、どこか人間性が欠如している。そしてもう一人の重要な登場人物は、ちょっとコワモテの金子。3人とも中学のときのクラスメート。金子が久しぶりに草と麦を引き合わせ(なんちゅう草食系の名前だろう。どっちがどっちなのか全然覚えられなかった)、二人がカップルになる(金子氏は男運のない女の子と暮らしているノンケ)。この三人の関係とか距離感が絶妙。金子と暮らしている女性は、交渉人シリーズに出てくる、錦糸町ではたらいている女の子を思い出した。そういう定型キャラ。でも肝心の主役二人がさ、金さんのイラストがあるにもかかわらず、なんかあんまり造形が思い浮かばなくてねえ。金さんも、どっちもクセのない埋没キャラに仕立てているので、かなり読み進まないと、どっちがどっちかわからなかったり。三人の関係が時折フラッシュバックのように中学のころのエピソードが入るんだけど、それが断片的なので、最終的に形になるのはかなり終わりに近づいてから、という構成力のすごさに舌を巻いたけど、読者層を考えると、ここまでややこしくしなくてもいいよね。複雑にしすぎるとストーリーの推進力がなくなる。なんとなく分かり合ってから(きっちり分かり合えたわけじゃないところがまたいい)の二人の会話がいいよね。自然体なのにどこかズレてて。お互い自分がダメ人間であることを自覚しているけど、相手のために変わろうとかそういうわけでもなくて、それでも人は惹かれあっていくというところがツボだった。テキパキしてない同士なのに、会話のテンポが絶妙で、しかもウィットに富んでいて好きだった。どっちも仕事にアブれたらどうする?みたいな問いかけに対して、「ふたりで干上がろうよ」という回答がツボった。若くなくなると、こういう発想そのものができなくなるからね。一穂さんの作品にはこれまでもあったけど、BLっぽい場面がほとんどなくて(シャワールームの文字通りの濡れる場面はあった)、これって不満な読者もいそうだけど、自分的にはむしろ好ましい。なので、後日譚の短編は不要だったわ。どうも自分のなかでは、一穂さん、玄上さん、月村さんあたりが同じ箱に入っていて、ゆえにルチルとディアプラスは好きなレーベルなんだよな。なんというかコバルトBL? みたいな感じで。特に一穂さんは、我の強い突拍子もないキャラがほとんど出てこない点で、うまい作家さんだと思うわ、ほんと。今回のは麦に草、金子が風味付けのホップで、ビールができるわ。
2011.08.25
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BSプレミアムで3回シリーズで放映している「シャーロック」が妙にツボだ。現代のロンドンにもしシャーロック・ホームズがいたら? という設定なんだけど、寸分違わないキャラクタ配置やロケーションで、一時シャーロキアンだった自分にとっては久々の冴え渡る脳細胞を見せてもらってうれしい。少なくとも、アドベンチャーに徹したハリウッド製のホームズ(ロバート・ダウニー.Jr)よりはずっと面白い。役者は一人以外ほとんど知らない人たちだし、例によって美男美女はほとんど出てこないのに、やっぱり英国製のドラマは私のツボに嵌るわ~。なんか「ホテル・バビロン」以来のヒットだわ。ホームズ役の役者がさ、若そうなのに、年をとったらいいキャラクタアクターになるだろうと思わせるクセのある顔で、一度みたら忘れられない。凡庸そうなワトソンも、どこにでもありそうな中産階級の顔でまたよし。なにより、レストレード警部がルパート・グレイブスだった! 最初全然わからなかったのよ。ごま塩頭の中年のオッサンなのに、妙に小づくりに整った顔していて、キャストをみて、ああそういえば往年の英国青春フォモ映画のアイドルの面影があるかも!と記憶がよみがえってきた。思えば彼を最初に知ってから四半世紀は経っているからなあ。年とって当然だ。自分モナー(笑)。あの無粋な観覧車ができてからのロンドンには行ってないけど、2回目の今夜のエピソードには、新宿西口にも似たようなのがあるコクーンのような形をした(というか私には弾道ミサイルを思い起こさせる)ビルが登場した。変わらない部分がほとんどだけど、中心部もいろいろと新しくなっているようだ。でもベーカー街21B(だっけ?)は健在。最初にホームズ屋敷に行ったときは、自分の名刺を置いてきたっけ。今も変わんないんだろうなー。さて、19世紀のホームズはアヘンとパイプが手放せなかったが、100年以上たった21世紀のホームズは腕に禁煙パッチをベタベタ貼っていて爆笑した。ヘルスケアを気遣うホームズ!モリアーティ教授も名前だけ登場したし、原作でも自分のお気に入りキャラのホームズ兄も1話目で登場した。そして驚くべきことに、車もスマートフォン(ホームズ愛用!)もあるのに、服装とか部屋のし辛いとか、19世紀とあんまり変わらないのだった。これ長いシリーズになってないのかなあ。もっと観たいわ。
2011.08.23
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お盆前に某ファミレスで打ち合わせをしていた。その日も35度の猛暑で、コンクリートの照り返しがあるから都心は40度くらいにはなっていたかも。で、こんなの食べてしまった。宇治金時練乳がけ白玉添え。添えてあるのは抹茶シロップ。あ~ここに紀の善の抹茶ババロアがのっかっていたらなあとか、せめて辻利の宇治金時だったらなあと妄想したけど、でも体がかき氷を欲していたのだ(笑)。そうだ! 通勤途中に人形町があるんだから、初音のちゃんとしたかき氷(断じてフラッペではない!)を食べよう! とこのあと思ったのに、それから東京は寒くなったのだった(涙)。
2011.08.22
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(承前)とかロクでもないことを考えながら、今年もお盆行事のために2日ばかり帰省したら、日中は東京と変わらないくらい暑かった。車でどこかへ出かけるにしても、買い物くらいで、自然を満喫しようとしたら炎天下を避けられないので外出も諦めた。父親の家庭菜園がいろいろととんでもないことになっていて、朝顔すら枯らしてしまった自分は、初めて親の師匠と呼びたくなったが、今年もいろいろと豊作で、3食収穫したての野菜ばかりたべていたら、なんかデトックス効果もあるのか帰京後体調はいいけど、きれいになりすぎていろいろ敏感になって金曜からの低気圧で死にそうになった。でも日持ちのする野菜を少しもらってきて、引き続き野菜尽くしの毎日。家の敷地内で作っていたもの=トマト、きゅうり、ナス、ししとう、オクラ、茗荷(これは勝手に生えてくるらしい)車で5分ほどの所有地でつくっていたもの=大根、ネギ、スイカ、白瓜、枝豆あ~あ、こんな時こそ写メを撮ってくればいいのに、なにも残っていないや。とにかくスイカと枝豆には驚いた。素人にもつくれるのか!そして父曰く「スイカを蒔いたら瓜までできた」と、一個だけ大きく実をつけた瓜を指差して言う。いや、そんなわけはありませんから(笑)。第一葉っぱのかたちが全然ちがうし、たぶんタネの形状も違うでしょ!もともと草食系のおだやかな人だが、園芸はヘタだった父が、10年近くコツコツと続けてくるとやっぱり上達するものなのね。採れた野菜はご近所や親類に配ってよろこばれているらしいが、自分で枝から実を外して茹でた枝豆や、食べごろを予測しながら収穫するスイカはことのほかおいしかった。自然と暮らすのもいいかも、と生まれて初めて思った夏。これも老いの一過程なのかも。しかし、苗でもらった朝顔すら枯らす女にとって道は険しい。で、戻ると会社で同僚宅のグリーンカーテンに実ったゴーヤをいただいたので、実家から送らせたトマトと卵とともに炒めてみた。題して「ゴーヤ・イタリアン」。玉ねぎとベーコンもあったのでそれもいれて。うわーおいしい!ゴーヤは特に好きでも嫌いでもないけど、塩コショウだけでトマトの酸味とよく合って、またビールとよく合うわ。この夏はさすがに家ではワインよりビールの出番が多いのだった。最後に生の茗荷を載せたら、茗荷の苦さがゴーヤの苦さを上回るので、余計によかったのかも。そして残ったゴーヤで今日はソーミンチャプルーをつくるなり。
2011.08.21
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手間のかかるペットはいるが世話の必要な家族がいるわけでもなく、仕事が超多忙なわけでもないのにブログ更新モチベーションがガタ落ちである。というか家でパソコンに触る時間が激減している。なんか、ガタガタと掃除とか片付けとか際限なく家事をやったり、大量にある読みかけの本を早く読み終わって処分しようとか思っているだけで、時間だけが過ぎていく。これも老化か。世の中、アンチエイジング流行りで、なんだか老いることは罪なことのような風潮にあるけど、これって自分の老いを意識するからだよね。老い=死と直結するから怖いのか、なかったことにしたいのか。そして50代オーヴァーのシニア層になると、親の介護とか自分の体調の変化とか、否応無しに老いや死を意識せざるを得ないから、余計に体だけでもアンチエイジングなのか。でも、そんな肉体や見かけだけ若くいようたって、みんなそんなに元気に長生きしたいのか?何度も書いているけど、長生きに興味のない自分には、死は恐怖ではなく単なる終着点だと思っているから、忌避しようとも抗おうとも思っていなくて、むしろ老いる前にあっちへ行きたいとすら思う。40を過ぎると人生は下り坂なのに、若い頃できなかったことに闇雲に熱中しているシニア層を見ると、別に否定はしないけど、ああこんな生き方もあるのねと醒めた目で見てしまう。特に女性ね。まあ、年甲斐も無く(という言葉もそのうち死語になるだろう)はしゃぐことに罪悪感を持たなくていいというのも、ある種の女性解放なのかもしれないけど、これだけ女性が強くなるとさ、やっぱり戦争は起きないかもしれないけど、経済は一時的にははじけても長期的にはシュリンクすると思う。政治の分野で女性進出が未熟な日本は特に、野放図におばちゃんを自由にしておくと、おそらく収拾がつかなくなると思われる。なんか震災以降、自分の生活指針も変わってきたように思う。これまでの生活や親しい人や家族が一瞬にして失われるという状況を自分に当てはめているのかもしれない。ものを捨てられない(溜め込む)性質のある自分が、断捨離に興味を持ったり(要するにまだ実行はできていない)、エンディングノートを手に入れたり成年後見制度について調べ始めたりしているのは、老い支度まっしぐらな気がする。体もこのところ、これまで以上に不調なのが当たり前になってきているし、仕事中に笑顔なんてつくれなくなっているし、いろいろと世間との間に壁を増築中なんだよなあ。まずい。
2011.08.20
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帰省時恒例の幼なじみとの夕食。ランチで行き着けだったお店が隣町に移転しちゃったので、30分近くかけて出かける。あ、確かGWに帰ったときもランチに来たっけ。ポアレがやたらとうまい店。今回はこの店で一番お手ごろなコース(3150円!)の魚料理にしてみる。オードヴル、スープ、メイン、デザート、ドリンクまで付いてでこのお値段。さすが地方都市!バンザイ地方価格!お値段が高いとさ、料理以外のコスパも要求するじゃない。サービスとかインテリアとか。でもこのお値段だったら、料理だけ純粋に楽しめる気がするわ。まあほかは求めても与えられないものだけど。 オードヴル。ラタトゥイユを敷いた上にポーチドエッグを載せ、その上に結構厚切りのスモークサーモンが2枚と、いろいろてんこ盛り。それぞれにおいしいけど、このボリューミーさが地方都市!バンザイ! すでにお腹が苦しいぞ(笑)。なんか大好きなエッグネベディクトに通じる「重ね」の美学みたいなもんを見せてもらったわ(大げさ)。スープはコンソメジュレ入りヴィシソワーズ。絶妙の塩加減。うまし。これさ、本当はコンソメゼリーをグラスに先に作っておいて、後からヴィシソワーズを注ぐつもりだったけど、ゼリーがうまく固まらないので混ぜちゃった、とか考えすぎい? いやおいしいんだけど、出し方次第で単品値段が倍になるのになあとかちょっと思った。 メインは夏カレイ、海老と帆立のポワレ アメリケーヌソース。要するにロブスターブロスを煮詰めたやつだね。おいしいけど、ランチで食べた魚のポワレよりちょっと外側のパリパリ感が弱い感じ。焼きの時間を短縮したかな? 中はジューシーだけど、塩気が足りないので中心部はほぼ味がない。ソースが少なめなので、カレイは完食できず。無念。ここはデザートも楽しみなんだけど、今回も6種類くらいの中から、フレッシュピーチを使った一品をチョイス。ピーチスープにフレッシュの桃を半分くらい切って入れて、そこにシャンパン(というかスパークリングワイン)とミントでつくったソルベがのっかっていた。うわあこれおいしい!ミントソルベがきつすぎず、うっすら甘い桃とよく合うこと!これだけで都心なら1200円はとれるわ。大健闘!これは連れが頼んだ単品の魚料理。マトウ鯛のポワレのラタトゥイユ添え。以下二人の会話。「ねえねえ、マトウダイって最近になってよく洋食メニューに出るんだけど、どんな魚?」「う~ん・・・私も全身の姿が思い浮かばないのよ。安くて量が補完できるから、最近になって大量に輸入(?)されるようになったんじゃないの?」「あ~メルルーサみたいに?」「ちょっ、懐かしすぎ! メルルーサ! 給食の白身魚のフライってたいていメルルーサだったね」「逆に最近聞かなくなったよね。もしかしって・・・?」「メルルーサがマトウダイ?」(シンクロ)てな会話があって、家に戻って調べたら、もちろん全然別の魚だった。外見はカワハギとカレイの間くらいで、鯛のイメージとは全然ちがった。でもスーパーや魚屋では見られない魚で、フランスでは高級魚、とあった。なるほど。でもそんなうまいもんじゃないよね。アクアパッツアのように汁ダクにすればおいしいかも。生存中のマトウダイの図。中央の模様が的(まと)のようだからマトウダイ。なるほど。南洋っぽい魚だわ。
2011.08.17
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今日は午後から帰省。朝っぱらから、少しずつ残った材料を使って海鮮丼をつくる。ほとんどウニ・イクラ丼だけど、どちらも一口強ほどしか残っていなかったので、香菜入りスクランブルエッグ添え。どんな組み合わせじゃい!
2011.08.14
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すっかりご贔屓のビストロ。これは2回目のやつ。この日はアボカドシュリンプの前菜に、仔牛のローストプロヴァンス風。アボカドんまい~!塩・胡椒控えめでオリーブオイルと、あとなんだろう。醤油かな? 発酵調味料が使ってある。久々のラムチョップは、肉厚でジューシー。でももうちょっとワイルドにハーブを効かせたほうおが好みかな。十分おいしかったけど。あ、しまった!デザート撮り忘れた! さっぱり水菓子が食べたかったので、メロンにヴェルモットをゼラチンで固めてクラッシュしたものが載っているやつをいただいた。ワインはお安いシラーを1本。
2011.08.12
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ペーパーを補充しようと、ドアを開けたまま取りに行って、戻ったらこの有様。もしもし? そんなところでくつろいでもらっちゃ困るんですけど?そういえば、人間のトイレで猫が用を足すためのトレーニングキットなるものが売られているらしい。アメリカ製だっけ?多分、便座に乗っけて猫が安定した姿勢でンチするための補助具なのだろうけど、子猫のうちから訓練しないと無理かなあ。
2011.08.10
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会議続きで外出できない日のランチ。カレッタ地下の崎陽軒で買ってきてもらった季節のお弁当「夏」。これ、安くておかずがちまちま入っていて、結構お気に入り。プチデザートが入っていたりもする。この日はビワのコンポート。そして必ずお約束のシューマイが入っている。永遠の定番ね。京樽にも似たようなランチを作っていて、こっちには2センチ大くらいの小さなあんころもちが入っていたりする。でも崎陽軒のシューマイは入っていない(笑)。
2011.08.08
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ひなちゃんが学校でいじめに遭っていた、という衝撃のラストで終わった5巻から、早く次が出ないかとずっと待ちわびていた。最初は零くんの将棋の世界だけが舞台かと思っていたけど、この下町のつましい一家と出会って零くんが変わっていったのだから、やはりこの姉妹と風変わりな和菓子屋の祖父のことも丁寧に描いてくれなくてはね。もう読む前からドキドキしてた。ああもうなんて強くて不憫な子なんだひなちゃん。こんな陰湿なイジメは自分が子どものころはなかったから(単にぼんやりしていて気づかなかったのかもしれない)、どうしてこんなふうにクラス内で上下関係ができてしまうのかわからない。正義が勝つとは限らない。正しいものが無視され、いわれの無いいやがらせを受ける世界なのね。そして零くんは唐突に彼女を守ろうと決意するんだが、その方法がさすが天才棋士だけに、大分あさっての方向を向いていて大笑い。零くんの大ファンの元担任も一緒にフィーバー(死語)しちゃって、なにやら盛り上がる様子が楽しい。でも零くんは棋士だからね、ちゃんとお仕事もこなす。なんしろひなちゃんを救う→金で解決という図式を思いついたもんだから、勝負に勝たなくてはならない。こらこら、勝負事に欲を出したらいかんでしょ、青少年!関西まで出かけていって(アウェイなのか?)新人戦でかろうじて勝つものの(ファイナルの対戦者は永世新人賞(爆)の異名を取る貫禄たっぷりの海坊主でこわかった。あ、その前に対戦した、マナーの悪い棋士さんはモデルがいたはずだ。そして零くんの親友のおぼっちゃまくんが、とうとう倒れた。彼のモデルとなった棋士は若くして亡くなっているから(おそらく同じ病なのかな。小児糖尿病とか腎不全とか)、なんか一番元気のいい癒しキャラだけに、暗雲立ち込めた感じがして、ちょっと悲しい。それにしても、少年漫画連載とはいえ、世間知らず(オクテどころか恋愛に関心なし)の高校生(だけとプロ棋士)と下町純情昭和チック中学生の恋愛なんて、おままごとみたいだわ。
2011.08.07
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6月に初めて行って、気に入ったのでとりあえずメニュー全制覇しようと決めた石川亭。だってメニュー数少ないからね、多分半年通えば制覇できる(笑)。典型的なビストロのつくりで、厨房1人、スタッフ1人。なので混んでいるとサービスが滞るんだが、いいのよ。ワインクーラーそばに置いてってくれれば、買ってに飲むから。だってプレートは前菜・メイン・デザートの3皿だけだし。簡単だ。トリュフをサンドしたクリームチーズを生ハムでラップしてスライスしたもの。簡単・おいしい・見栄えよい! トリュフさえ買う勇気があれば家でもつくれるかも。あ、でもクリームチーズはペッパーの塩以外にも数種のスパイスが入っているし、あのやわらかさは、なにかコクを増長するもので伸ばしているとみた。なんだろう。ブロスかな? ナゾ。作り置きしてスライスして出せばいいのね。王道の鴨のコンフィ。うーんこれは養殖合鴨だわ。ソースがほの甘くておいしいけど、スライスしてあるので皮のパリパリ感がなくて残念。マンゴーとグレープフルーツのゼリー寄せ。ゼラチンが絶妙にフルフルしていて、キラキラしていてビジューだった。これも作り置きできるわね。これにソフトドリンクがついて、一律3300円! 追加料金一切なし! デザートは苦手な辛党諸氏のために、食後酒とのチェンジ可能。まあ、我々はワインをボトルで飲むけど、それでも1本で抑えれば1人6000円よ! なんて安い! ワインを飲んだら1万オーバーが普通なので、ここはちょっと飽きるまで来ようかと。あ、でもワインは期待しないほうがいい。40席くらいあるのに、二人でまわすってすごいかも。でも、前菜とデザートはひたすら夕方までに作っておいて、注文時につくるのはメインのみ。だったらシェフ一人でやっていけるし、野菜の盛り付けやなんかはフロアスタッフがやればいい。だからこそ可能なコストパフォーマンス! 量も女子向けとすれば十分だし、メインは手抜きがなかった。
2011.08.06
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剛さんはテーマというか仕掛けが突飛なものが多くて、しかもちゃんと調べて書いているから、安心して読めるけど、すべてがラフな感じ。少なくとも私には。でも久々に「座布団」読んで、いい作品だな~と感動したので、ついでに準新刊っぽいこの作品を手にとって見る。そういえば、「座布団」(再刊版)の直前に読んだのは、縄師と歌舞伎役者の組み合わせだったけど、その直後に団鬼六先生がお亡くなりになったので、誰かBLの人も追悼作品描いてくれないかしらんとか思ったけど、団さん好みのBL作家さんなんて剛さんとかバーバラさんくらいしか思いつかないわ(笑)。で、今回の小道具は「手錠」。お約束の拉致監禁もの。不自由を強いられながら使命を果たす医師とか、スタイリッシュまっしくらのヤクザさんとその舎弟(暴力主義)とか、よくもまあ次々、アブナい設定を考え付くなあと、ベテランさんの底なしの引き出しに唖然とする。視点が時々入れ替わるのが気になったけど、おバカで暴力で相手を屈服させることで生きてきたチンピラが、あんまり一生懸命生きてない医師と無理やり手錠でつながっているうちに、次第にうちとけてきて、そうなるとそれほどバカじゃなかったり、要は自分の思い通りになる相手だったら暴力は振るわないことがわかったりと、だんだんいい人に変身していく。一方、医師の側は、救急医療の最先端で、しかも夜間勤務という人間崩壊パターンの仕事をしているのに、あんまり生きている感じがしない。おまけに小路さんのイラストだと、モロに女子っぽくてイメージが違っていて、魅力がない。基本的に非暴力主義なもんだから(SMは除外)、ヤクザものはコメディ以外あまり読まないんだけど、密室で、第三者に見られながら、手錠でつながれた二人が・・・・・という、かなりの極限状態で人間どう変わっていくか、という話だった。お約束のストックホルム症候群は、あろうことかその第三者たるヤクザの口から語られる。イ、インテリヤクザだったのね。このアニキが、人に整容の姿(床屋とか洗面とか)を見られるのを異様に嫌っていたり、もちろん入浴もNG、欲望処理はソープで、という秘密主義なので、なにか過去にありそうと思ったけど、なにもなかった(というか作者が書いてくれなかった)。そんな人なので、怪我で感染症起こしかけてて導尿されるなんて死ぬほど恥ずかしいことらしい。なるほど。死に掛けても病院なんかにいけない人なんだろうなあ。
2011.08.05
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めずらしいたけうちさんのツインもの。そしてこれまたたけうちさんにしてはめずらしく湿気過多なお話。犯罪めいたミステリ仕立てというのもあまりないよね。でもそこはそこ、ホワイトハート文庫だからね、いろいろと生ぬるいのだった。いろんなトラップしかけているのに、全然本筋と関係なかったり(というか、関連はあるけど、生きてない)、脇も魅力的じゃないし、ちょっとはずしているなあこんな作品もあったのね。お耽美っぽくしたかったんだろうけど、たけうちさんのカラーじゃないよね。でも、ビリー高橋さんのイラスト、というのが懐かしくて、15年前なら夢中になったかも。
2011.08.04
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寒い国に行ったわけではなく。先週、1年ぶりくらいで帝国ホテルでセミナーがあった。宴会エリアの小さな宴会場だったけど、部屋が寒いのなんのって。さすが帝国、国の(?)威信をかけても、海外からのVIPに暑い思いはさせるまじ!とでも思っているのか、鬼のように寒かった。ジャケットも持っていって着たけど、全然おいつかない。2時間座ってたらもう息が白いんじゃないかってほど寒くて固まってしまったわ。なんだろうこの違和感。国中が節電だなんだって冷房を控えているのになあ~。もちろん照明もどこもかしこもパワー全開で灯っていてまぶしいのだった。宴会場の婦人用トイレ個室には、なんとストッキングをはきかえるための脚台がとりつけてあった。よくある、赤ちゃんのおむつ取替えボードを小さくして足元に設置している感じ。この個室だけじゃなくて、全部。こんなところまで気が回るのか。すごいわ。ストッキング履き換えのアイコン(ボード上の絵表示)も初めて見るけど、これってスタンダードですか? 他のホテルでもこうですか?帝国ホテルでの正装宴会なんて20年くらい前、ここで挙式した友人の披露宴に出たきり縁が無いので、当時からこんな仕掛けがあったかどうかは知らない。この日も、大きなホールでは弁護士だか弁理士会だかのめでたい表彰式みたいなのがあるらしく、ホワイトタイにタキシードのおっさんたちがウロウロしていたけど、日本人の西洋正装の似合わなさ(着なれなさ)といったら、ほんとにもう。ぜったいホテルスタッフのほうが似合ってるよ(笑)。でもって、ガルガンチュアでケーキを食べるヒマもなかったので、せめてもと思ってフードブティックでおやつを物色していた。そしたらこれぞ「ザ・アップルパイ」と主張するかのような正しいアップルパイがS,M,Lの3種類あって、いちばん小さいのを買ってきた。身がみっしりしすぎていて、デザートフォークでは切れにくくて、こんなかっこ悪くなったけど、さすがにおいしいわ。ヘンな混ぜ物一切していません、どれも極上の材料使いましたってほこらしげに存在している。なので個性を出したりする必要がないのだとみた。なによりシナモンなんて入れてごまかさないところがいい(笑)。ついでにイギリスパンを買ってきたのだが、ここ、パンが高いな~。食パン買おうと思ってみたら、街で売ってるパンより小ぶりなのに、いつも買ってるイギリスパンの3割増しだ。1斤550円とか。もっとすごいのがカレーパンで、1個500円くらいだった。なんか普通のパン屋さんで売ってるのって200円くらいだよね?2.5倍はさすがにないわ。そもそも帝国でカレーパン売る意味あるの?それでも、おいしいイギリスパンは貴重なので買ってきた。残りは冷凍したら、他のパンではあんまり感じないけど、ものすごく縮んだ(笑)。ウール100%セーターをいきなり洗濯機で水洗いしたみたいに一回りサイズが小さくなった。これも混じりけなし、膨張剤なしの証拠?それとも庶民の家の冷凍庫がお気に召さなかったのか?
2011.08.02
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