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最近、なに食べてもおいしい~と思わないんだよな~。食いしん坊のこの私が。外で食べたいのは、上等の寿司屋か予約が難しいような洋食だったりするし、家でも手の込んだものは全然つくっていなくて、とりあえず今は新米がおいしいので、お取り寄せした魚沼産コシヒカリと親戚が送ってきたササニシキを交互に炊いて、明太子だの海苔だの佃煮だの卵だの、要するにご飯の友といわれるもので質素においしくいただいている。しかし炭水化物メインなので、太る。そして酒はやめてない。クリームチーズに赤ワインとかね。あ、これが痩せない原因か。さて。ここんところ仕事での外出が多くて、インプットばかりでアウトプットの機会がなくてイライラしていたので、昨日たまたま大手町での医療系セミナーの後、三越脇を通ったので、えいっと遅いランチをフォートナムで食べた。で、おひとりさまのアフタヌーンティーをしてしまった。以前、やっぱりこの店で、頭のさびしい、でもおそらく30代後半くらいのやせぎすのサラリーマン(♂)がひとりでアフタヌーンティーにチャレンジしていて、ちょっと引いたが、結局自分も同じことをする。ビジネススーツにビジネスバッグで、大きなカメラまでもって、あからさまに仕事とわかる格好の中年女が、あのスイーツてんこ盛りトレイに挑戦してたら、やっぱりハタ目には痛いかもね。でもいいの。と思ったら、先客がいたよ。60オーバーくらいの白髪のお上品な女性が、やはり一人で食べていらした。よかった~。ここは、サンドイッチがおいしいよね。スコーンはよくテイクアウトで買っていたけど、サンドイッチとスコーン、そして小さ目のケーキが2種類(これは10種類ほどのなかから、好きなものを選べる)。きっと1000キロカロリーオーバーだ。だがしかし。ショップ併設のティールームだからカジュアルなのは仕方がないが、クロスも敷いていないテーブルなのに、しっかり布ナプキンとか、フロアスタッフが、腰巻みたいなそっけないエプロンのおばちゃんだったりとか、いろいろアンバランスな店だな。いやべつにメイドに紅茶注いでほしいわけじゃないけどさ。フォートナムじゃなくて、アフタヌーンティー(店名)のほうが、まだおしゃれな感じだよね。 これで2520円は安いが、考えてみればホテルはサーブという「人手」をかけてくれる。ポットに何度もお湯をそそいで、カップに注ぐのは、正直面倒くさいわ。それと、差し湯はもっと沸騰したてを持ってこい! 茶葉もケチケチしないでたっぷり使ってくれ!このサンドイッチだけでも1000円以上の価値があるで、スコーンからスタートして(ラズベリージャムと固めのクロテッドクリーム付き)、6種類のフィンガーサンド(相変わらずサーモンが絶品。あとキューカンバーサンドが逸品。あとは平凡だが姿形が美しい)、ケーキはショートとチョコレートムースにしたのだが、ちょっと失敗。ムースが甘すぎてもてあます。結局ケーキはショートケーキだけ食べて残しちゃった。残念!
2011.10.28
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巨体猫の調子が悪い。10日ほど前に、なんかずっとペニスのあたりをなめているので、触ってみたら固くなっていて痛がった。すわ泌尿器系かと思い、+尿を摂取して病院連れて行ったけど、検査の結果は、腎臓ではなく膀胱炎だった。でも人間でも痛いから、つらかったろう。1週間ほど薬を飲ませていたけど、今度は軟便。いつものカリカリに療法食を混ぜているせいかなあ。しかもあれほど食いしん坊の子が、療法食入りのカリカリだと全然食いつき悪いんだよねえ。そして軟便…。しゃあない、また病院連れていくか。もう11歳だしなあ。ずっと気になっていたガングリオンも生検してもらったら、治療費が2万超えてビビった。さすが保険外診療(笑)。でも、組織採取のために注射針刺されようと採血されようと、暴れたり鳴いたりしない子で助かったよ。「まれにみる穏やかな猫!」とか、獣医師にホメらりた~。なかには興奮しすぎて暴れて検査できない子もいるらしい。黒い子(標準体型)のほうは、こないだ夢の中でけんかしていたのか、ぐっすりソファで寝ていたのに、不意に「シャーッ」とか言ってたな。自分の声にびっくりして目が覚めたみたい。REM睡眠時の不随意運動?、目とか足とかぴくぴくさせるのはよくやるけど、本当に夢見るんだなあと驚いた。どう見ても黒いほうが顔がでかいが、体重差は白の半分である。
2011.10.25
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ブログの更新サボって何をしているかというと、ピアノを弾いているんである。到底無理だと思っていたラヴェルのソナチネの終楽章が面白くてたまらない。これさ、弾いているとなんか脳が気持ちよくなってくるんだよ。なんか出てるね。ドーパミンとかそんなのが。YOUTUBEでは10~12歳くらいの子が軽々弾いている映像があって、最初ビビったけど、弾いてみると、思っていたよりは難しくないの。でももともとトッカータとか速いテンポの曲は苦手なので、無理かと思っていたら、もうなんというか、表現超つけやすい! 考えなくても手が勝手にデュナーミクをつけてくれる。シンプルにして明快な曲だった。なじまないのは両手が重なる音型が多いところくらいかな。で、プロの演奏はどうかと探っていたら、ロベール・カサドシュの映像が出てきて、それが超速い!私は4分半くらいを目指して弾いていたのに、カサドシュのは3分!小山実稚恵さんもかなり速くて3分21秒。カサドシュのは半世紀くらい前の映像だし、かなり粗っぽいけど、小山さんのは(CDだけど)、あれだけ早いと、倍音に倍音が重なって楽譜にないようないろんな音まで聞こえてくる。なんというか、虹色っぽい。曲はスカルラッティみたいなのに。3分台かあ……うーん…。ここまで速いとミスタッチを恐れなければ目指せる速さというものでもないな。とりあえず4分ジャストくらいを目指そう。しかし相変わらず時間はかかるものの(もう三か月もやっている)、最後まで弾けるとは思わなかったな。しかも盛り上げやすくて、かっこよく聞こえて、意外と簡単だった!これならもしかして!とか慢心して、クープランの墓のトッカータを弾こうとしたら、これはやはり全く歯が立たないのだったが。ソナチネ弾いてて、1楽章の最後なんてpppp(ピアニッシッシッシモ?)とか出てくるし、先生からは「ペダルは右も左も4分の1以下でコントロールしてね。とにかく浅く、浅くよ」とか言われて、到底我が家の安デジピではかなえられない微妙なペダリングなので、「やっぱりアコピ買うしかないですかねえ…」とつぶやいたら、先生すかさず、カタログ出してきたわ。さすが(笑)。
2011.10.22
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仕事帰りにふらりと立ち寄って新刊の平台を眺めていたお気に入りの書店が閉店になってしまった。うーん。広すぎず狭すぎず(100坪程度)の広さで、チャリを停めてすぐに入れてササッと目的の本を買える、1階ワンフロアの便利なお店だったのに。雑誌の平台が多すぎるのが気になっていたけど、オールラウンドの品揃えは健闘していたし、新刊ならBLだってちゃんと入っていたし、なにより文庫・新書のテーマ展示がうまかった。お客さんもいつもそこそこ入っている印象だったのに、やっぱり観光客が多いような立地じゃやっていけないのか。立地もよかったからテナント料や保証料も高かっただろうけど、残念だなあ。この界隈に住むようになって8年ほど経つから、少なくともそれ以前からあった洗練された書店だったのに。あとはもっと規模の小さい書店ひとつだけになってしまったなあ。でもあちらのほうが駅には近いから、流行っていたのかも。たぶんあの規模でオールラウンドノンジャンルというのが限界なのかもしれない。あとは八重洲ブックセンターや書泉のように、タワー型でフロア別(面倒なので嫌いだけど)の巨大書店にするか、特徴を出して遠くからでもわざわざ足を運ぶような品ぞろえにするか。やはり書店は生き残れないのかなあ。ともかく、全般に本読み人口は減っているよね。電車に乗っても、以前は7人掛けの長いすに1人は文庫本開いている人がいたものだけど、いまや1車両に数人程度かも。ほとんどが携帯かスマートフォンをいじっている。まあ、デジタルで読書してるのかもしれないけど。なんかなあ。やっぱり本の未来は暗いなあ。自前で電子ブックをつくるシステムだった自炊の森も、著作権者や版元から訴えられるのが怖くて閉店してしまうようだし、若者には本より手軽で簡単に脳みそが喜ぶメディアが氾濫しているからなあ。でもITベンチャーの会社で編集やら記者やらやっていると、やっぱり本の世界に戻りたいと最近思う。ベンチャーってなんでもやらなきゃいけないし、次々新しいことやらないといけないし。なにしろ数字に追われる世界だし。これはやっぱり疲れ知らずの20代(しかも体育会系・肉食系)じゃないともたないわ。熱烈歓迎されて転職したけど、なんか数字ばっかり求められるのに疲れちゃったよ。給料減らしてくれていいから、専門職として在宅勤務にしてくれ~。で、夕方、秋葉で打ち合わせ終わって、BL御用達のタワー書店にいったら、フロアが変わってた。そして男性漫画が少年向けと青年向けとでフロアが分かれていて、なんかすごく不便。女子だってファンの多い男性漫画ややおい系(ヘタリアとか)が別の階って、超不便! で、最近は数か月に1回くらいしか行かなくなっていて、でも行けばそれなりに10冊近く買っていたのに、今日は時間かけて見て歩いたのに結局一冊も買わず。角川文庫の山藍紫姫子さんの作品が数冊そろっていて、思わず買ってしまいそうになったけど、何も今更耽美な世界に戻らなくてもいいじゃないかと思い直してやめた(笑)。
2011.10.18
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どこにもない国って、サミュエル・バトラーのErehwonだな。逆さに読むとnowhere。学生時代にユートピア論をかじった時に出てきた。国産み伝説と同様、どの国にも同時発生的にあるんだよね、ユートピアって概念。いつの時代も理想のパラダイスを求める人間の欲求は変わらないというべきか、遺伝子に刷り込まれているというべきか。でもって、卒業してから大分長い時間経っているけど、こういうどうでもいいことだけは覚えている(笑)。3種類の作品が収められているこの本の、冒頭の2本がこの「理想郷」を求める男性カップルの話で、しかも戦時下~戦後の軍人同士という設定が珍しいなあ。非常時の命かかった状況でビビビッとくるというのは、ジュネっぽいものが隆盛だった時代には割とたくさんあった気がするけど、それらは耽美や淫靡な部分をとりわけ強調したものだった。でもさすが草間さんは、戦況とか当時の社会情勢とかしっかりわかるように描いていた。ちょっと太宰とか坂口安吾とかの雰囲気を彷彿とさせる。戦後編は草間さん的には京極堂で描きなれた世界かもしれない。戦地から帰ってこない家の親戚を名乗って居つく赤の他人を叩き出した後、「飯の支度と布団が干してあるのが助かった」みたいなセリフがあって、そのはずしの感覚がおもしろい。ロシアの小咄のようだわ。ページ数的にはいちばん多かった、3人の同級生話は、一つは「子供のころに見た」ことが妙な誤解を産んでしまった笑える世間知らずの少年と隣のお兄ちゃんの話。も一つはクラスメートでバレー部の二人。いろいろあって、社会人になってから(しかも一人はノンケで祝福された結婚→ケガで離婚後)カップルになるという遠回り。ずっと告白もせず、思っているだけのメガネ青年、はっきり言って怖いわ。ゴツい男同士で、一方を屈服させるのはやはり暴力なのね~とか。そんな感じで、いつもの草間さんだった。ただ版元があまり聞き覚えがなくて、なんだっけと思ったらOPERAを出しているところで、そうか少女誌(小学館)でハズしたので、サブカル系に走ったかとか思った。まあ草間さんはもともとサブカルの人だけどさ。おまけマンガが、「名も知らぬ~遠き島より 流れ着く 椰子の実ひとつ」って唱歌だった。
2011.10.16
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雑誌連載の作品を2、3読んだことがあるくらいで、ほとんど知らない作家さん。絵は好みじゃないけど、おもしろかったわ。耽美に転ばない江戸時代世話物って、このジャンルじゃめずらしいかも。だって月代って絶対BL向きじゃないもん(笑)。しかも割と苦手な女装男子もの。幼い頃から女の子として育てられ……って、BLの一ジャンルを形成しているほどありがちだけど、多くはハーレムだったりファンタジー設定だよね。だけど、表題作の主人公は、芯はしっかりした男の子で、けっこうウブい。で、ドロドロしないしエロくない。だから好み(笑)。最後はちゃんと男子に戻って、若旦那と本懐を遂げるしね。いいお話だ。でも時代物は短編のこの1本だけで、あとは現代ものだった。リーマンものは、なんか夏水さんに通じるところがあるなあ。嫌いじゃないわこういうの。でも絵がさ、本当に個性なんだか下手なんだかってスレスレの感じで、どうにもなじみきれない。「麗人」でよく見かける個性的な人々のカテゴリーではあるんだけど、もう少しな感じ。がんばれ!
2011.10.15
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これは先週。今年初生ガキ。 レディースセットは簡単なオードヴルとカキとキャベツのペペロンチーノ。これはまあ普通。しかしカキの美味だったこと! 大分産の岩ガキという珍しいもので、大振りで身が薄かったけど、それはそれは美味だった。もうレモンも不要なくらいカキの滋味にあふれていた。しかしランチと一緒に2ピース頼んだんだけど、ランチより高かった(笑)。(@650円×2)
2011.10.14
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新橋近くで会議があるときにはほとんど立ち寄る居酒屋でのランチ。以前も食べたかもしれない銀ムツカマの煮つけ。いや相変わらず見事な味付け。真っ黒なのにしょっぱくないし、かといって砂糖をたっぷり使っている味でもない。時間をかけて味を染み込ませている(もしかして一晩寝かせている?)味。つけあわせもおいしいし、味噌汁が粗煮なところも好き。家では面倒なので刺身以外はめったに魚料理はしないので、たまにここで煮物を食べると幸せな気分。
2011.10.12
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営業さんと出かけた日に、一緒に入ったファミレス。なんだっけ、ジョナサン? あ、ロイホだったかも。見た目が病院食っぽくてショボいけど、モロにタニタの社員食堂を意識した、野菜中心&ローカロリーなセットがあった。それがこれ。チキンを甘辛いタレにからめたもの(南蛮漬け?揚げてなかった)に、そぼろ大根、人参のマリネ、黒豆がワンプレートに! ファミレスにセンスを求めてはいけないんだろうけど、あんまりな組み合わせ。それに全体として砂糖の多い味付け。サラダはワカメ入りでヘルシーに擬態していたし、ご飯も多い。タニタは屈強な男子ですらライスは100gだというのに!でも青菜たっぷりの味噌汁(中国産の青菜かもしれないけど)はよかったし、いちばんおいしかったのは、カブの漬物だった(笑)。完全オーガニックレストランなら、これでも1500円とかとるけど、さすがに半額くらいだったな。でも上質のタンパク質不足が気になる。
2011.10.10
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時間が経ってしまったけど、9月(も夏だよね?気候的には)に食べたものたち。台風でダイヤが乱れた夜、埼玉の自宅まで帰れなくなった前の会社の仲良しさんが泊りに来る。冷蔵庫にあるものでなんとかメインらしきものをつくって、二人でもぐもぐ。豚しゃぶに蒸しキャベツ、しめじのソテー。ソースはゴマドレッシングと、最近お気に入りの柚子ポンのジュレ。これ簡単でおいしい。
2011.10.08
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今回はジジーズの出番が少なくて残念。しかもかっこよすぎる80代(?)のひいじいちゃんは末期がんでホスピス行きになりそうだ。あんなに元気そうなのになあ。そして今回、血のつながらない3兄弟の長男がゲイ(しかも魔性系)であることが、あちこちにバレた。親切すぎておせっかいな友人のせいで(笑)。15歳の三男がまた、早くにいちゃんにふさわしい人間になろうと背伸びしようとしていて必死なところが、結構キュンキュンくるわ。なんか、似たような兄弟ラブものなかったっけ? ああ、二重螺旋だな。あっちはもっと本気でドロドロしてるけど。それにしても、市さんが描く男子は、そんなに若く見えないんだけど、実はみんな若いんだよな。三男は「百鬼~」の律だけど、あの年増好みのマザコンモンスターな次男ですら20歳やそこらかあ。でも「男」なのね。笑っちゃう。あの血のつながらない年頃の男子を「息子」として扱って一緒にくらしているママンはきっと私より年下に違いない(笑)。
2011.10.06
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なんだか数年ぶりに新刊にお目にかかったような気がする。前作だって1年以上前に出ていて、しかも番外編みたいな未来編だったから、浮気性の伯爵様の生きてる姿を拝見するのは本当に2,3年ぶりかも。よかったよ、まだ生きてた(笑)。でも物語はどんどん下世話な感じに不穏になっていく。当初は家庭教師とストイックな次男坊の禁断の愛というか、いかず後家のカテキョにオオカミの皮を被ってた生徒の一人がいたずらするという、なにやら隠微なムードが、さすがヴィクトリアンとか思ったけど、なんか今回は鬼渡みたいだった(笑)。いや、キャラも展開も何ら共通点はないけど、愛人の女性とその子供たちと駆け落ちしちゃう伯爵とか、俄然存在感を増した使用人たちとか、なんかやっぱりどこか壊れている引きこもりの奥様とか、いろいろと常識では考えられない展開が続いて、やっぱり目が離せない。普通のコミックスは15分くらいで読んじゃうのに、たっぷり1時間くらいかけて読んだよ。あーおなかいっぱい。ごちそうさま。それにしても、このクオリティの漫画がWeb発表なんて、もったいないなあ。まあ、普遍的なドラマ性と重い時代背景をしょってて、読む人を選ぶ時点で既存の漫画雑誌で掲載できる媒体はなさそうだけど、私だったら『婦人公論』あたりで読みたいわ。
2011.10.05
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【送料無料】グレン・グールド/J.S.バッハ:ゴールドベルク変奏曲ーメモリアル・エディションー...価格:3,780円(税込、送料別)ネットラジオを聴きながら原稿を書いていたら、ゴルトベルクのアリアが流れた後、「ただいまのピアノと鼻歌は、今日が命日のグレン・グールドでした」ってMCをしていて、仕事中に爆笑しそうになった。いやべつに、鼻歌気になりませんから。鼻歌はグールドのアイデンティティーですから!しかし、もう亡くなって29年が経つのね。グールドによって人生の方向を決められたといっても過言でもない私は、彼が亡くなったとき、どれだけショックだったか。ほぼ1週間泣き続けたような気がする。当時はネットなんてないし、カナダ大使館に電話をしまくったり、数日遅れの英字新聞を入手するために奔走したりと、情報を手に入れること自体が難しい時代だった。そして、いつかトロントに墓参りに行こう行こうと思っていて、未だ果たせない。生きているうちに行きたいものだが。そもそもグールド記念館みたいなものがあるのだろうか。4、5歳のころに、親にせがんで買ってもらったのは、サン=サーンスの「白鳥」だったけど、一番最初に自分の意思で買ったLPはグールドの「フランス組曲」だった。一番最初に買ったCDもグールドの「ゴルトベルク変奏曲」だった。もちろん遅いほうのバージョンね。彼はテクノロジーと音楽の融合を夢見ていたのに、CDの歴史が始まるのとほぼ同時に逝ってしまった。市販されている音源はすべて聴き倒し、ラジオからわずかな断片が聞こえてくるだけでも、グールドの演奏はすぐにわかる。たまたまラジオをつけたら、いきなりグールドが聞こえてきた、なんてことも一度や二度じゃない。自分のなかでは、グールドとは赤い糸で結ばれているとさえ思う(笑)。あるいは前世でなにか因縁があったとか。あはは。今でも時折、グールドの著作を読むことがあるけど、何度読んでも原文は結構難物で(難解というより面倒くさい英語になっている)、いつまでたっても同じページで止まっている。白水社から出ている著作集を買えば日本語で読めるのに、なんかいつまで経っても手に入らない。私は中学くらいからピアノ表現のあらゆる基準がグールドだったせいで、自分のピアノのレッスンでは先生に叱られてばかりいた。今になってみると、まだ勉強途中の子供がなにやってんだって赤面ものだけど、教師がことごとく「これはダメ」という方法をやって人を感動させる音楽をつむぐのがグールドだったから、私は断然グールド支持派で、以後、教師の言うことには耳を貸さなくなってしまった(笑)。だからいつまでたっても劣等生のままなんだけど。でも長じて、グールドが10歳の頃にはすべて暗譜していたというバッハの平均律を、カメの歩みで数年前から再開し、すでに5年くらい経つけど、ようやく1巻が終わりかけている。いまだに4声以上のフーガになると指も頭もこんがらがってしまうのに、10歳で全曲暗譜ってどういうこと? 天才は計り知れない。とりあえず私がバッハが死ぬほど好きなのは、グールドのせいである。グールドはバッハ以上に好きなのだが。
2011.10.04
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