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柿の美味しい季節となりました。会津には身不知柿(みしらずがき)という、焼酎で渋抜きをする、なるほど美味しい!さわし柿があります。焼酎をかけて、密封して2週間程度で、甘くて種の無い食べやすい柿がどうして出来上がるのかは、よくわかりませんが、美味いものに理屈ぬきです。せっかくの美味しい食べ物なのですから、こだわりを持って食べてもいいんじゃないの?というわけで身不知柿の正しい剥き方です。 正統派、身不知柿のむき方 会津身不知柿 会津の身不知柿(みしらずがき)は渋柿ですが、焼酎でさわすことにより、種が消えて甘みがグ~~ンと増します。11月中旬が最盛期です。 1本の木に枝が折れてしまうほど身の程知らずに実をつけるので「身知らず」と呼ばれます。 では、身不知柿の正統派、皮のむき方。 1.余分なへたを取り、へたの方からむき始めます。 2.へたと先の2箇所を持ってむきます。 むいている柿の実に直接触れません。 3.先の部分の皮を残します。(柿を持つ所) 4.残った先の皮の部分(柿の中心部)を残して切れ込みを入れます。 5.身を取り分け食べます。 6.へたと、中心部が残ります。 この残った部分が柿の中では甘みが少なく、身不知柿では美味しくない部分です。 また、剥いている時に直接、実には触れませんし、切れ目を入れてから爪楊枝などで直接刺して食べますから、一度も剥いた実に触れないので、衛生的なのであります。 さわし柿で、種が消滅してしまうからこそできる正統派身不知むきでした。 コリっとした食感が絶妙で、とろける甘さが最高の会津の美味しいものでした。
2006/11/11
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