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私が育った頃の日本の学校は小学校から、『討論』という時間があって、先生が課題を出し、賛成/反対派に分かれ、何故賛成か、何故反対かを討論しあい、ラウンド1が終わると反対側になって又同じ課題を討論するという形でやったものである。つまり、生徒は両方から物をみる練習をしたのだ。先生は、「こうする事によって、両方の視点がわかるんだよ、これがデモクラシーというものなんだ」と教えてくれた。そして討論後は、元にもどって普通の会話になった。つまり、反対意見を言ったからと相手を嫌いになるものではないと思っていた。ところが、トランプ政権になってから、どうやら世の中が白黒に分かれてしまって、親しかった友達と話さなくなった人も少なくないようだ。親子でも、感謝祭やクリスマスに招待しなくなったり、来なくなったり、なんと寂しい事だろう。一週間前に、Government shutdown(政府閉鎖)といって、必修でない公務員は無給休暇、酷いではないか!政府の勝手で国民は被害をこうむっているのである。FAA(エアーコントロール)や、軍隊、連邦関係のFBI, 国境パトロール、警官、病院などの仕事は出勤を求められてるが、政府がオープンするまで無給なのである。彼らだって、支払いがあるんだよ!勿論、右派は左派のせいにして、大々的にメディアで、「民主党のせいだよ!」と吹聴しているから、無知な人はそれを信じてしまってるが、左派がなぜ国家予算案に賛成しないかは、先日のブログに書いたように、トランプ派が健康保険をカットしようとしてるからである。65歳以下は、国保がないので、今でも月に一人$500くらいで健保を買ってるらしいが、来年から二倍になってしまうので、多くの人が払えなくなってやめるだろうと、懸念されている。一般的に知られてる、オバマケア―という健保で、国が半分プレミアムを払ってるわけだが、それを、トランプは無駄だといって、カットしようとしてる。人数が減れば、保険会社もやっていけなくなるから、数倍に値上げすることになる。そうならないように、左派は頑張って、予算を通過させないのだが、結構、永住権をもつ元日本人も知らないようで「馬鹿な民主が反対してるからだ!」と怒ってるのをみると、どちらが馬鹿だろうかと思う。こういう事を、短いビデオで拡散してる政治家が大勢いて、わかりやすいのを、シェアすると、必ず反対派が、食ってかかってくるから、「じゃ、勝手にしろ。私はもうリタイア組みだから関係ないよ。」と無視したくなる。今日もそんなことがあったので、うっぷんを晴らすために、このブログを書いた。
2025.10.11
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国土安全保障局長のクリスティー・ノームは、(自分のペットの犬殺した人ね、しかもまだ子犬で、かなり暴れん坊で、躾が大変だからと、ピストルで撃ち殺した女ね)ICE襲撃参加で、イリノイ州シカゴまで行ったのは良いが、急にトイレに行きたくなった。しかも、『大』の方。慌てて、市役所に飛び込んで、「トイレを使わせて」と言ったとき、市役所職員たちはトイレの前にたちはだかって、No! と拒否した。最終的にはどこかですませたのだろうけど、確か二箇所で断られたと聞いた。ICEの横暴、残酷ささが全国に知れ渡ってる今、トランプ反対派は皆誰もクリスティにトイレを使わせないだろう。せめてもの法的反抗である。ザマミロ今後、民主党の強い青い州に行くときは、紙おむつを持参した方がよさそうだよ、クリスティ。
2025.10.07
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子供の頃、初めて飼った犬の名前はボンといった。母猫の名前はロンで、子猫がチ~と、ここまで書けばお気づきの方もおられるだろうが、父は麻雀パイのロン・ポン・チーから名付けたのだった。但し、ポンよりボンの方が呼びやすいからと最終的には濁点のボンになった。悲しい事に、ボンは交通事故で二歳くらいで虹の橋を渡ってしまった。恐らく多くの犬好きの方々もそうであろうが犬に関しては沢山の思い出話がある。 モノクロテレビが日本で出始めたのは私が小学生の頃で、最初テレビを見たのは疎開先の興津町のJR駅前のタクシー会社。親切にも大勢の人がみえるようにスクリーンを外に向けて高いところに設置してくれたので、いつも人が群がっていた。特にプロレスの力道山が出る日は大変な人混みであった。 終戦から12,3年位経って、やっと東京に自分達の家を買い、従兄が月賦でテレビを入れた頃は、ハリウッドのテレビ番組が大半をしめていたが、その番組の一つに『リン・チンチン』と言う物凄く利口なシェパード犬を主人公にした番組があって毎週楽しみに見乍ら、犬なら絶対にシェパードがほしいと思っていた。しかし戦後の日本では、自分達が食べるだけで精一杯。とても犬を飼うような余裕などなかったから飼わなかったし、結婚してアメリカに住みだしても前夫が犬嫌いだと言うので結局は飼わずじまいであったが、ある日娘が独立して自分の家を買った時に「マム、孫を連れて来たヨ」と私の所に連れて来たのがシェパードであった。その時、『親子だなあ、以心伝心だ』と思った。何故なら犬嫌いの夫と一緒だった頃、私はどんな犬が好きというような話などしなかったからである。今では三代目のシェパードであるが、どの犬も孫のようにかわいい。幸いな事に、二度目の夫は大の犬好きである。 さて、30年の結婚に終止符を打ち自由になった私は、娘時代の夢だったヨーロッパ旅行を頻繁にしだした。教師だったから夏休みに2~3か月あちこち行ったが、このエッセイは犬の話であるからパリの友達のアパートに2カ月いたときの話になる。 シャーロットとは1981年にタヒチで巡り合ってからの友達だが、彼女のモンマルトのアパートは狭いのでお姉さんのシャンタルのアパートに泊めてもらった。シャンタルは、クッキーという名前のビジョンを飼っていたが、朝7時半から5時半まで仕事に行ってたので、私は毎日クッキーとシャンゼリゼまで散歩をした。いつも同じコースで、同じカフェーで同じウェイターに同じカプチーノを注文してる内に、私が近づくと「いつもの?」と聞かれ「うん」というようになり、2週間も過ぎると彼は指を一本立てるだけ、私は頷くだけで分かりあうようになった。クッキーも心得たもので、そのカフェーに行くと直ぐテーブルの下に座った。 いつもは午前中に行ったから絶対にシャンタルが帰宅する前には帰宅していたが、その日は午前中忙しかったから午後の散歩になったので念の為に、「シャンゼリゼまでクッキーと散歩してくる」と書いてダイニング・テーブルの上に置いて出た。 クッキーがいつも同じ道をリードしてくれるので、安心して歩いていたのに、気が付くと見知らぬ街に来ていて、私はぐるぐると同じ所を回っていた。ようするに迷子になったのである。時計を見るともう5時、速く歩かないとシャンタルの帰宅に間に合わないので焦った。今のように携帯などない時代、住所も暗記してなかったから時々人に聞きながら、やっとアパートに戻ったら、もうシャンタルが帰宅していて、ドアを開けた途端に目を真っ赤にした彼女に大げさにハグされた。 リビングルームのテレビが夜のニュースを放映していた。「どうしたの?」と聞くと、「シャンゼリゼに行くって書いてあったから、もう心配で心配で。神様ありがとう」と胸の前で十字を切りながら言うので何の事かと思ったらテレビで大々的に、シャンゼリゼでテロリストがゴミ箱に爆弾をしかけて何人かの死傷者を出したというニュースを放映していたのだった。「あ!それで!クッキーがわざと私を迷子にしたんだわ。私ね一月もシャンゼリゼまで歩いてるから迷子になる筈なかったのに、クッキーに導かれて、どういう理由かモンパルナスに出ちゃったんだわ」と言った途端に、シャンタルがクッキーを抱き上げてキスの雨!「クッキーは利口だね、良い子良い子」と泣きながらハグをした。そう、私はクッキーの霊感に助けられたのである。*2017年から日系月刊誌にエッセイを書いてます。5か月分のバックナンバーもオンラインで読めます。メニューのOrange Networkをクリックすると雑誌がでます。https://www.ocjaa.org/>
2025.10.04
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政府閉鎖になると、どうなる?と多くの皆さん、とくに最近アメリカに移民された方々は心配だと思うので、ちょっと説明。(勿論、ニュースも見ない人は知らないで通ってしまう可能性あり)一番の犠牲者は、公務員です。Non-essentialといって、日常の生活になくてはならない仕事ではなく、休んでいてもまず人民に被害はすくないしごとは、無給で、休みになります。でも、Essential な仕事、例えば、郵便局、連邦の病院、監獄、ソーシャル・セキュリティーなどは、ストップされません。但し、質問などの電話を取り扱うオフィスはしまってるか、人員不足になります。今回の閉鎖は、予算案が締切日までに承認されなかった事にあります。主な理由は、健康保険です。保守は、オバマケア―、別名 アフォーダブルケアーをカットする。違法入国民の福祉健保を禁止する(これは、大げさに言ってます。実際には、違法でなく一時的許可をもつ季節労働者のような人の事で、違法ではありません。それを、保守は、違法入国者の為に、我々の税金をつかわれている。。。大げさより、嘘ですね。但し、違法入国者でも、ホームレスでもERケアーをすると、国がその病院にいくらか払うというシステムはあるようで、トランプはそれもカットしろといってます。オバマケアーをカットされると、プレミアムが70%値上がりします。国立公園は閉鎖されますから、グランド・キャニオンとか、イエローストーンとかは入れません。ワシントンの美術館、博物館も閉鎖です。左派が、これに猛反対をして予算通過させないので、国が止まってるのです。
2025.10.03
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なにも、いまに始まったことではないけど、私は米国人になって60年近くなるので、この国を長~い間見てる。最初は、全く何もわからなかったし、英語の理解力も低かったから前夫の言いなりになって「この人に投票しろ」と言われた通りに投票していた。国際結婚の世の中には、にたような経験者が多くいると思う。夫の意見そのままを、素直に信じていたから、ずっとRepublicanであった。英語の理解力と共に見えて来たのは、貧乏人の味方はDemocrat であるという事。Republicanは、大企業や大富豪に都合よい政治をするということ。だから、前夫には内緒で自分で考えるようになって、自分の信ずる候補者に投票してきた。但し、政治を悪用するのは、左右おなじくらいで、Democratの政権になると、母子家庭援助、低収入家庭への補助金とかの社会福祉金支給制度が寛容になってくるのを利用する若い、健康な人も増えてたのも身近にみてきたので、それにブレーキをかける政権に投票というぐあいで、いつも真ん中辺にいるので、離婚してからは無所属に替えた。一般的にみて、保守の手口は法律すれすれや、脅しのような手を使う事がおおく、自分達の党を過半数化させることが、上手である。特に、トランプは天才的で、礼をあげると、最高裁判官達を完全に過半数以上にしてしまったのを見ればわかる。Democratの方は、法律に従い、波風を立てない方法をとる人が多く、暴力もふらないし、恐喝や脅しもしないから、しっかり守らないとあれよあれよと、保守派に過半数を与えてしまうのである。これに気づいた、カリフォルニア州知事は、保守の手口を使いだしているが、つまり、『目には目を』方法。ところが、それについてくる、他の議員が殆どいないのが、私には歯がゆくてしかたがない。上の、最高裁判官の件に戻ると、オバマが、裁判官の空席を埋める時、ガーランドなら、元保守派であり、憲法に誠実であるから、左右両党が認めてくれると思っていたが、保守は「憲法に忠実な裁判官だと自分達が不道徳な事をした時の味方にはなってくれない、というのをちゃんとしっていて、彼の推薦をブロックしつづけ、結局オバマ時代には認められなかったから、トランプ政権になって保守系の裁判官を入れてしまったではないか。同じ手口で、今、最高裁判所は、右派6人左派3人というどうしても左派よりの問題は勝ち目のない裁判所にしてしまい、更に大統領の免責という、非常に危険な法律まで、OKしてしまったではないか。だから、私はトランプは悪の天才だと思っている。裏で、どうやって6人に説得したのか、恐喝かわいろかそれを知りたい。そして、今、たった9カ月の間にトランプは独裁者的な政治にしてしまってるが、経済不振、暴力の横行、政府の不法行為などが増えだしやっと、トランプ崇拝者の数が減り始めたので、死に物狂いのトランプはあのて、この手で、Democratを少数派にとどめておきたくて、特別選挙で、当選したDemocratの候補者達の、入党宣言式をわざと、のばしのばしにしているのを、皆さん知っておいてほしい。Democratは3人の議員を選べば多数派になれる。アリゾナで当選したAdelita Grijalvaがいまだに、宣誓式をされていない。P.S.エプシュタイン事件を忘れるな!!、
2025.10.02
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壇上に巨大なアメリカの国旗が、映画の「General Patton」のワンシーンみたいに飾ってある。会場には、陸軍、海軍、空軍の将軍たちがほぼ全員集合してる。アメリカからだけではない、これらの将軍たちは、全世界からトランプの命令で、「非常時のスピーチ」を聞きに集まったのだ。国防長官、もとい、改めて戦争省長官のヘゲセス氏が、まるでコメディーショーの司会者のような幕開けのスピーチ、「国を守るお前たちは、全てに対して完璧でなければならない。それには、体型も完璧、見栄えも完璧でなければならないから髭は禁止すべきだ。お前らのなかには、デブがいるが、まず、それから改革しろ。これから年に二回、体重検査、体長検査をする」みたいな、下らない内容。それと、国防とどういう関係があるのだ。トランプに至っては、前代未聞のわけわかめのスピーチ。「いま、サンフランシスコ、オレゴン、ロスアンゼルス、シカゴニューヨークは、戦場のようであるから、軍隊を出動させる必要がある。敵は国外でなく国内にいる」将軍たちは、最初からシーン。一人として拍手なし。「世界一のアメリカだというのに、軍艦のみすぼらしいこと、ね、そう思わないかい?あれももっと恰好よくしなければならない。戦闘機もしかり。。。」会場は、シーン。トランプのスピーチにだれも拍手をしないので、我慢できなくなったトランプは、「拍手してもいいんだよ、俺の話をききたくないなら退場してもいいんだよ」といっておいて、「あんたらの将来がどうなるかは保障できないけど」という、脅迫も相変わらずわすれない。軍隊は、無所属でなければいけないから、政治のメッセージに拍手はしてはいけないのである。「バイデン政権は最低だったけど、今は凄くにんきがあるよ。Hotなアメリカになったんだよ。それにしても、なんだいバイデンの歩き方は?毎日、ひっくりかえったりして。。。俺はあんなへましないよゆっくり歩くから転んだりしないよ。オバマ・・・オバマが格好良く飛行機からたったったと降りてくる・・・」会場はシーン。皆、「こんなくだらない事聞くために、バージニアまで飛んでこなければならなかったのかい?」と思っていたに違いない。このために一体どのくらいの散財をしてるのだろう?私の話を疑うなら、あなた自身でビデオをご覧になったらいい。Google サーチにMilitary General assembly in Virginia. と打てば、沢山のビデオがでますよ。
2025.10.01
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