全11件 (11件中 1-11件目)
1

9月のツアーのお手配が最終段階に入っていて、少し忙しい今日この頃…。9月はなんと、お客様が中東にいらっしゃらない日はほとんどないくらい、フルに埋まっています。お客様が入れ代わり立ち代わり中東入りされます。ツアーの行き先はヨルダンやエジプトなど。ありがたいことです。きっと別の会社からもたくさんの日本人のお客様がいらっしゃると思うので、この時期中東で日本人を見かける機会が増える事でしょう。ご旅行の皆さま、中東の風景をぜひお楽しみくださいね。*写真はロンリープラネットからお借りしました。奇しくもインターネットで「昨年落ち込んだ日本人の海外旅行需要が、今年は回復傾向にある」と書かれている記事を読みました。「昨年落ち込んだ原因は、欧州で頻発したテロだ。今年に入り、世界的にテロがなくなったわけではないが、海外旅行熱が高まっているようだ」とのこと。まぁ、もはやテロは特定の国に限定される問題ではなくなっていますので…避けようと思えば日本から出ないことが一番という人もいるでしょう。でも日本も100%安全とはいえませんしね。実をいうと海外に住んでいてもテロに全く遭わない人のほうが多いわけで、かと思えば初の海外旅行でテロに遭遇するという人もいるわけで…。もはや運としか言いようがない状況ですね。さて、私のほうは 9 月はビジネスだけではなくプライベートでも超大忙しの月になりそうです。イスタンブールに入れ代わり立ち代わり友達がやってくるという…。総勢10名を超えます。中でも楽しみにしているのは、ヨルダン時代のルームメートのアメリちゃんがやってくること。実に2年半ぶり…? の再会になります。アメリちゃんについては、このブログでも何度かご紹介しています。https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201506060000/ 楽しみ~。また天使パワーをもらいたいです。彼女はヨルダンを離れて以来、英語を使う機会がほとんどなくなったので英語が出てこない~と嘆いています。最初に出会ったとき、英語とアラビア語がカタコトだった彼女。3年間の生活で彼女の英語は相当伸びましたが、その後フランスの片田舎で2年半が経過…。やっぱり英語は忘れてるやろうな。アラビア語で話すことになりそうです。この2年半、アメリちゃんの生活にもかなりの変化があったようで、つらいこともたくさん身に降りかかったようです。アメリちゃんらしさは失われていないと思うけれど…きっと積もる話であっという間に時間が過ぎていくことでしょう。明後日からはトルコでもバイラム(アラビア語ではイードと呼ばれる大型休暇)が始まりますので、私もつかの間の一休み。9月に備えたいと思います。とはいえ、4か月間のトルコ語コースが始まっているので、こちらのほうもあまり大胆に手抜きをするわけにはいかず…(多少は手抜きをしていますが)。日本も8月が終わると学校が始まり、夏休み気分はあっという間に吹っ飛びますね。お互いに9月は気合を入れて乗り切りましょう‼海外旅行に関心のある方もそうでない方も一日一回応援よろしく! です↓ 下の「ブログ村」のURLをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクが反映される仕組みになっています。←携帯から押してくださる方にほんブログ村←パソコンから押してくださる方にほんブログ村ヨルダン・エジプト・イスラエルツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/お気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Jordan」は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありません。類似のキャッチフレーズを使用している某旅行会社のサイトや「Picturesque-Jordan-月の砂漠ツアー」という名前で2013年に開設されている Facebook のページ (いずれも同一人物による) のことが報告されていますが、当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412230000/ ヨルダンでは現在活動している日本語ガイドは2名となっております。それ以外で「日本語ガイド」と名乗っているヨルダン人は違法操業者となります。中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/
2017.08.28
![]()
↓一日一回ポチリと応援よろしくお願いします。↓にほんブログ村本日は知る人ぞ知る、オマーンの最高級の香水アムアージュ(Amouage) のご紹介。これは世界で一番高級な香水の1つといわれています。オマーン土産の代表といっても良いでしょう。でも…値段はかなり張ります。私の生活には変化が次々に起きるために、オマーン情報もアップしきれていないのですが、オマーンで買ってきたこのアムアージュの香水は時々つけています。ですからオマーンのことをブログにアップしなければ…という思いはいつも頭の片隅にあります。エジプト情報もアップしきれていませんし…うむ。そうこうしているうちに自分は現在トルコに住んでいるし。というわけで、こんな風にランダムにしか情報を流すことができませんが、お許しいただければと思います。さてこの Amouage はオマーン王室お抱えの香水のブランドで、カブース国王の命令によって 1983 年に設立されました。香水は伝統的な工法で作られており、値段が世界一高いならクオリティも世界一。最高級の乳香の産地でもあるオマーン。 乳香については、以前のブログでアップしたことがあります。https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201606150000/さて、この香水はオマーン特産のフランキンセンス(乳香)をベースに、すべて天然素材が使われており、また調合から瓶詰めまでほとんどの工程は丁寧な手作業で行われているそうです。ひと言にアムアージュの香水といっても、香りは様々。びっくりするほどたくさんの香りの種類があります。詳しくはアムアージュの公式ホームページをどうぞ。http://www.amouage.com/fragrance/for-woman.html私自身は香水にそれほど強い関心があるわけではありませんが、海外、特にアラブ圏に住んでいるとどうしても付けざるを得なくなることがあります。香水と名の付くものはあちこちに溢れていますが、私としては「本物」の香りが知りたくて、オマーンではアムアージュの香水を買うことに決めていました。香水の香りには好き嫌いがかなりあると思いますし、香水が強すぎるとマナー違反。逆に「何この人?」と思われる。でも天然成分で作られているクオリティの高い香水なら、付けていても自分も他の人も不快にさせる香りではないであろう…と、そんなことも考えつつ…。アムアージュの香水はボトルの色も香りもさまざまで、とにかく買うときに悩む悩む。悩みに悩んだ挙句、店員さんに「どの香りが一番人気ですか?」 などという主体性のない質問までして、最終的に買ったのは Honour という香り。白いボトルです。確かに最高級品だけあって飽きがこない。ですからこのアムアージュを買って以来、他の香水はすべて処分しました。もともと香水フリークではありませんので、何本も持っている必要がないかな~と思って。香水はかなり高いのですが、もっと手軽にアムアージュの香りを楽しみたい場合は、お部屋用のフレグランスやクリームやシャワージェルといったお風呂グッズなども扱われているようです。トルコではまだ見かけたことがありませんが、アムアージュはヨーロッパにはかなり進出しているようです。町のあちこちで乳香のかぐわしい香りが漂うオマーン。この間トルコでたまたま出会ったアラブの家族から乳香の香りがふんわり漂っていたので、「あーこれは湾岸エリアからのアラブだな」と思ってお国を聞きますとオマーンからだということ。やっぱり~という感じでした。同じアラブでもヨルダンなどのアラブからはこの気品ある香りはしません(笑)。このアムアージュ…ご存知の方も多いかと思いますが、皆様も機会がありましたらぜひオマーン王室の気品あふれるセレブな香りを楽しんでいただければと思います。ちなみに私が次回狙っている香りは…Gold Woman です。まさにエキゾチックなアラブの香り。誰かくれんかのう??? 次回オマーンに行くことがあればぜひゲットしたい香りです。コロナ休暇の後は中東へお越しください! 一日一回応援よろしく~↓ 下の「ブログ村」のURLをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。にほんブログ村↓自宅でちょっぴり贅沢。美味しそう~↓ヨルダン・イラン・トルコ・エジプト・イスラエルツアーなど、中近東のツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.comお気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Levant」(旧名 Picturesque Jordan) は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありませんし、レストランが所有するツアー関係のサイトも当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201908240000/ 資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201910120000/ヨルダンでは現在活動している日本語ガイドは2-3名となっております。それ以外で「日本語ガイド」と名乗っているヨルダン人男性がおりますが、違法操業者となります。さらに詳しくお知りになりたい方はお問い合わせくださいませ。中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/
2017.08.26

日本では Amazon.com でお買い物をされる方も多いかと思います。トルコにも Amazon.com.tr はあるようなのですが、ドイツ(Amazon.de)を経由してトルコ国内に配送されているのだとか。よくシステムが分かりませんが、トルコでアマゾンを利用している人はどれくらいいるのでしょうか…。私自身は、ドイツのアマゾンの質が非常に悪いので(注文しても届かない、など)、ドイツ経由なんて絶対にイヤ(笑)。そんなトルコですが、トルコ版アマゾンだと胸を張るインターネット・ショッピング・サイトがあります。Hepsiburada.com という サイトです。友達がこれを利用していると聞いて、私も早速使ってみました。お店で買うよりここで買う方がかなり割安になると聞いてしまったら、利用しない手はありません。すべてトルコ語ですが、信頼できるサイトだと聞いているので恐れずに突き進みます(笑)。私が今回購入したのは化粧品ですが、このサイトでは日用品から携帯電話まで幅広く扱われています。さらに、受注したものの70%はその日のうちに発送されるそうな。ほう…やるな、おヌシ…。というわけで私も早速注文! ビオデルマです。私のブログにも時々登場するこのクレンジング液。まぁ優秀なんです。10年は使っている⁇ このフランス製の化粧品は、どの国でも比較的容易に手に入るので助かります。イギリスでは見つけるのに苦労したけど。トルコでは近所の薬局で買っていました。ドクターズコスメですから薬局でしか扱っていません。2本入りで2250円ほど。まぁまぁ…かな。日本だとどれくらいなんでしょう。でもこの Hepsiburada.com では1560円くらいで売られています。しかも送料無料! ということは1本あたり780円❓ 安ーーーーい。しかも本当にあっという間に届きました。2日後には受け取れていたかな。これは…かなり優秀です。トルコ版アマゾン、といわれても不思議ではない。このサイトでは、化粧品に関してはかなりのものが安いです。私が普段使っているローズウォーターもかなり安い。でも商品によっては送料がかかりますので、送料を足すと近所のお店と値段がどっこいどっこいになるものも。でも送料を足してもやはり安いものは、このサイトで買っちゃおうと思っています。というわけで、トルコって本当に住みやすい‼ ま、ヨルダンと比べているからなんですけどね。でも…ドイツよりも先端を行っていることは確かですよ。ということはドイツはヨルダンと似たり寄ったり❓ ということになりますね。あーー、ドイツ人が聞いたら怒るだろうな。まぁそれはともかく、トルコにお住まいの方でまだこのサイトを利用したことがないという方がおられましたら、ぜひ利用してみてくださいね。トルコに関心のある方もそうでない方も一日一回応援よろしく! です↓ 下の「ブログ村」のURLをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクが反映される仕組みになっています。←携帯から押してくださる方にほんブログ村←パソコンから押してくださる方にほんブログ村ヨルダン・エジプト・イスラエルツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/お気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Jordan」は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありません。類似のキャッチフレーズを使用している某旅行会社のサイトや「Picturesque-Jordan-月の砂漠ツアー」という名前で2013年に開設されている Facebook のページ (いずれも同一人物による) のことが報告されていますが、当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412230000/ ヨルダンでは現在活動している日本語ガイドは2名となっております。それ以外で「日本語ガイド」と名乗っているヨルダン人は違法操業者となります。中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/
2017.08.24

「プレゼントって何歳になっても嬉しいもの」…って、ごくありきたりなタイトルになってしまいましたが、本当にそう思った出来事がありました。イスタンブールで知り合ったフランス人の友達。7月に3週間ほどフランスに帰っていて、つい最近イスタンブールに帰ってきました。この友達ご夫婦は年に2回はフランスに帰ります。イスタンブール在住歴2年ですが、この都会の喧騒にはなかなか慣れないそうで、自然があるところを体が欲するそうな。なので、フランスで定期的なチャージが必要。私の7月はとても忙しかったのでてんてこ舞いして過ごしていましたが、この友達が帰ってきた後になって、やっぱりこの友達の大切さを実感‼ いてくれると本当に有り難い存在なんだと、改めて気づかされました。この友達はローコスト・エアであるペガサスで飛んだために、預け入れできる荷物は20キロまで。それなのに、ワインを樽で3キロ持ち込んだそう(笑)。さらにチーズもたくさん持って帰ってきました。食べ物だけでかなりの重量。やはり舌が肥えたフランス人。お国のものが一番なのでしょうな。そんな中でも私にもお土産を買ってきてくれました。フランスからのお土産は…「マルセイユ製法」という伝統的な製法で作られている "Roger & Gallet (ロジェ・ガレ)" というブランドの石鹸。香りが非常に良い。 有名なブランドです。香りがする石鹸とかキャンドルって大好き‼ 香水とかはそれほど好きではないのですが、香り付きの石鹸やキャンドルはついつい探してしまう。ちなみに今お気に入りのキャンドルは、IKEA の SINNLIG シリーズ。特に紫のスウィートブラックベリー&ミントの香りがお気に入りで、大量購入して家でしょっちゅう燃やしています。特に私はトイレでスィートな香りがしていないとご機嫌斜めになります。トイレがこの香りでいっぱいになっていると幸せ♥それからこの友達がくれたもう一つのお土産は… お1人様用のトレー。ニャンコのデザイン。さすが私が猫好きであることをよくご存じで…で、このお1人様用のトレーは非常に活用度が高くてありがたい。トルココーヒーもこんな風に。自宅兼オフィスで優雅にトルココーヒーを飲んだり、読書したり…。幸せ~な瞬間です。というわけで、今回もらった石鹸もお1人様用のトレーもまさに私の好みとニーズにばっちり合ったもの! 私もみんなにこんな素敵なプレゼントができるような人になりたいなぁ~と思わされました。高価でなくてもいいから、喜んでもらえるもの。でもお土産を選ぶって本当に難しいんですよね…。日本へ帰るときに日本の友達へ、日本から戻るときにこちらの友達へ…お土産を選ぶ機会はたくさんあるのですが、いっつも頭を悩ませます。最終的に無難なお菓子になったりして…。いやぁ、どうやったらお土産をうまく選べるようになるんでしょう。海外に住んでおられる皆さんはどんなものをお土産にされているんでしょう。私の日本帰国はまだ具体化していませんが、今から頭を悩ませています。皆さんがもらって嬉しいものって何ですか? 一日一回応援よろしく! です↓ 下の「ブログ村」のURLをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクが反映される仕組みになっています。←携帯から押してくださる方にほんブログ村←パソコンから押してくださる方にほんブログ村ヨルダン・エジプト・イスラエルツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/お気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Jordan」は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありません。類似のキャッチフレーズを使用している某旅行会社のサイトや「Picturesque-Jordan-月の砂漠ツアー」という名前で2013年に開設されている Facebook のページ (いずれも同一人物による) のことが報告されていますが、当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412230000/ ヨルダンでは現在活動している日本語ガイドは2名となっております。それ以外で「日本語ガイド」と名乗っているヨルダン人は違法操業者となります。中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/
2017.08.21

ずっと中東で食べ続けてきた野菜があります。正確に言うと、「野菜」と思っていました…。ヨルダンでも売られていたけど、レバノンで見かけることのほうが多かった。レバノンでは必ずといっていいほどサラダに入っていました。昨日知ったのですが、これは日本では "スベリヒユ" と呼ばれる雑草なんだそうです。雑草??? そういえば、ヨルダンにいた時にスリランカ人の知り合いが、「こんなの食べるなんて! スリランカでは道路の際とかにいっぱい生えてて犬がおしっこするし、汚いわ! こんなの私は食べない!」と言い放っていたことを思い出します。その時は、フーン、と思っていたわけですが、なんと本当に雑草だったとは! しかもネットサーチしますと、このスベリヒユ、かなり優秀らしい。「食べられる雑草の最高峰」なーんていうタイトルをつけているサイトもありますし、「オメガ3を豊富に含むスーパー栄養野菜」なんていうタイトルもあります。ここまで優秀ですと、もはや雑草ではなくれっきとした野菜ですよね。あるインターネットサイトによりますと、このスベリヒユは「オメガ3脂肪酸含有量が全植物中最高」なのだそうで、天然の抗生物質とも呼ばれているそうです。非常に生命力が強い雑草で、抜いても抜いても生えてくるのだとか。そして「ビタミンB、マグネシウム、鉄分も豊富で、解毒作用、コレステロール値、血圧、心臓冠動脈病などの血管系に優れた効果」があるとのこと。知らんかった~。知らんかった~。中東在住の皆さま、知ってはりました? こんな優秀な野菜が身近にあったなんて! しかも知らずに10年間食べ続けてた…(笑)。このスベリヒユは、中東ではファットゥーシュなどのサラダに入れられたり、とにかく生でよく食べられています。ですから私も生以外の食べ方を知りませんでした。でも生だと、葉っぱの部分だけサラダに使って、茎は捨てちゃうことが多かったのです。今回知ったのは、このスベリヒユを茹でてお浸しにして食べる方法。早速やってみました。うむ、なかなかイケる…。でもオメガ脂肪酸は熱に弱いそうな。となるとやっぱり生で食べたいかも。葉っぱは生で食べて、茎は茹でてお浸しに…というのも良いかも。インターネットサイトでは、スベリヒユの味は癖がなく…と書かれていますが、私が感じるのはスベリヒユには渋柿のような渋さがほーーーんの少しあるということ。口の中にちょっと渋みが残ることもあります。といってほとんど気になりません。そして、ちょっと粘り気があり淡泊な味。しかし、あるサイトによるとこのスベリヒユには「シュウ酸」が含まれているとのこと。シュウ酸とは「腎結石」「尿路結石」の原因になる「危険な酸」なのだそう。フム…今更遅いけど、かなり大量に食べ続けてきたような気が。でも今のところ問題なし。レタスやルッコラのサラダに入れると美味しいんですよね~。これからも食べ続けていきたいと思います。中東では普通に見かけるこのスベリヒユ。栄養価が最高峰のお野菜なんて知ったら、余計愛着がわいてきます(笑)。サプリなどが一世を風靡していますが、実は自然界にはすべてが整っているんですね。この優秀で非常に安価なスベリヒユ、これからもワシワシ食べちゃいます。中東に関心のある方もそうでない方も一日一回応援よろしく! です↓ 下の「ブログ村」のURLをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクが反映される仕組みになっています。←携帯から押してくださる方にほんブログ村←パソコンから押してくださる方にほんブログ村ヨルダン・エジプト・イスラエルツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/お気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Jordan」は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありません。類似のキャッチフレーズを使用している某旅行会社のサイトや「Picturesque-Jordan-月の砂漠ツアー」という名前で2013年に開設されている Facebook のページ (いずれも同一人物による) のことが報告されていますが、当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412230000/ ヨルダンでは現在活動している日本語ガイドは2名となっております。それ以外で「日本語ガイド」と名乗っているヨルダン人は違法操業者となります。中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/
2017.08.18

本日はとてもとても大切な予定が入っていたのに、出かける前になってガスが出ない。シャワーを浴びようとしても水。仕方がないからお湯を沸かそうと思ったら、ガスがつかない。もうこんな大切な時に‼ と焦りつつ、どうしようもないので水シャワーを浴びて身支度を整えます。その間に大家さんと不動産屋さんにメッセージを送って、ガスが出ないけど…と打診。結局分かったのは、私の家がある道路全体でガスの供給が止まっているとのこと。不動産屋さんも同じエリアに住んでいますので、自分のところにもガス来ていないよ~という返事。まぁそれならいいのですが…。いったいいつ復旧するのやら。明日の朝もシャワー浴びれなかったら困りますよ。お料理もできませんし…。ときどきイスタンブールでは断水になることはあるのですが、ガスがストップするというのは不動産屋さんも初めてのことだとか。はよ復旧せーーーい。そんな今日ですが、大きなイベントが終わりまして…。ほっと一息ついているところです。さて、以前のブログ記事でトルコのローズウォーターについてアップいたしました。https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201707230000/ その時に「”Rosense(ローゼンス)” というローズをたっぷり使ったトルコオリジナルの基礎化粧品ブランド」について触れたのですが、その後このブランドの商品を買う機会がありまして…。現在も愛用中なのであります。ひと言でいうと、むっちゃ良い‼ クリームとローズウォーター何が良いって、香りが良い。それから品質も良い。ローズウォーターがいいのはもちろんですが、私が驚いたのはクリームです。250g のたっぷりサイズで、全身に使えますし、もちろん顔にも使えます。これを付けると本当に朝までしっとり。このサイズで390円…。あり得なーーーい。ローズウォーター(写真の真ん中)は15リラですので、450円。これもびっくりのお値段。ちなみにローゼンス・ジャパンの公式ホームページを見ますと、このローズウォーターは3200円で売られていました。ふむ、まぁトルコの10倍とまではいかなかったけど…せやけど、取り過ぎですわね。あと、ここで扱われているローズのワセリンは、トルコの10倍以上でした。というのも、あるトルコのサイトでは150円で売られていましたから。日本では2100円。ローズ系のものは日本ではどうしても高額になります。今日はローズオイルを入れたお湯に足を浸して足湯を楽しみました。これはガスの供給がストップする前でしたけどね。その後ガスは出なくなり、お湯のシャワーも浴びれなかったので、足湯だけでもしておいてよかった~。ローズオイルもここでは20ミリのが600円と日本と比べたら格段に安い。そんな感じで、上質のものがこんなに安く手に入るなんて‼ トルコにいるからにはトルコブランドを使った方がお得ですよね。これからもイイものを発掘していきたいと思います。それにしても、先回のブログでアップしたカラヴァンサライのコーヒーも含めて、実はローカルブランドが非常に充実しているトルコ。なんだか…世界に売り込めてないところが残念ですね。私も積極的にトルコブランドを探して使っていきたいと思っています。トルコ、頑張れ~。トルコに関心のある方もそうでない方も一日一回応援よろしく! です↓ 下の「ブログ村」のURLをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクが反映される仕組みになっています。←携帯から押してくださる方にほんブログ村←パソコンから押してくださる方にほんブログ村ヨルダン・エジプト・イスラエルツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/お気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Jordan」は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありません。類似のキャッチフレーズを使用している某旅行会社のサイトや「Picturesque-Jordan-月の砂漠ツアー」という名前で2013年に開設されている Facebook のページ (いずれも同一人物による) のことが報告されていますが、当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412230000/ ヨルダンでは現在活動している日本語ガイドは2名となっております。それ以外で「日本語ガイド」と名乗っているヨルダン人は違法操業者となります。中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/
2017.08.16

神々が鎮座するネムロト山観光に出かけた私。Adiyaman (アディヤマン) と呼ばれる町に宿を取ったは良いものの、1泊でよいところを3泊もしたために暇を持て余す羽目に。そこで出かけたのが市内観光。小さな町だということは知っていましたが、本当にここまで何もない町だとは! で、このアディヤマン市内で「サルダール君と愉快な仲間たち(何かの本のタイトルみたい…)」に出会いまして、一日お世話になったことは先々回のブログでお話いたしました。https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201708090000/先々回のブログには書きませんでしたが、サルダール君の体重は120キロ、ムハンマド君は100キロだそうで、猛暑の中、重そうな体で私を案内してくれてきっと大変だっただろうな…。でも若いから何でもできるか(笑)。さて、そんな彼らにアディヤマンで一番おいしいレストランを尋ねたところ、サルダール君お勧めのレストランは…"Kervan Saray"(カラヴァン・サライ)というところだそうな。トルコではよくある名前ですね。ここでもトルコ人とアラブとの違いは…決して「絶対にここが一番おいしい」と豪語しないこと。トルコ人は控えめ。「僕としてはここが一番だと思うけど...。あくまで僕が思うだけだから」などと謙虚さがあります。反対にアラブは何でも断言したがります(自分の意見がいつも正しいと思い込んでいる)し、針小棒大な発言もたびたび。国民的気質って違いますね~。さてこのカラヴァンサライというローカルのレストランでケバブを食べた後、ターキッシュ・コーヒーを最後にいただくことに。このコーヒーが私の人生を変えるとは(笑)! じゃーん、可愛いカップでしょう。 まずこのカップに一目ぼれ。何てオシャレ!! こんなカップは私がいた中東の国々にはなかったな…。私はずっとアラブに関わる活動をしているので、この10年、招かれたアラブの家は数知れず、飲んだターキッシュ・コーヒーの数も数知れず…。中東にいても日本人社会としか関わっていないような日本人とは少しわけが違いまして、本当に数えきれないほどのアラブのお宅にお邪魔してきました。そんな中で、ここでいただいたターキッシュ・コーヒーがこれまでに飲んだどのコーヒーよりも美味しかった! 一口飲んだだけで、これは…うまい! と唸る美味しさ。まろやかで、口の中でとろける感じ。思わず、何なの、このコーヒーは! 美味しすぎる! と叫んでしまいました。ところでこのターキッシュ・コーヒーは、アラブ圏ではアラビック・コーヒーと呼ばれています。エスプレッソ用のような小さなカップで飲むもので、下に固まったコーヒーパウダーが滓(おり)のように溜まりますので、上澄みだけを飲みます。初めての人は下に積もった濃いパウダーも飲んでしまうことがあり、喉に詰まらせることがありますので、ご注意を。サルダール君曰く、このコーヒーは Kervan Saray という地元のブランドで、アディヤマンの近くに工場があるのだとか。いわゆるローカルブランドです。このレストランでもコーヒー・パウダーが売られていたのでつい買ってしまいました。 これがその「世界一美味しい」コーヒーのパウダー中東に7年住んだくせに、私は今までターキッシュ・コーヒーを自宅で作ったことがないし、買ったことすらない。なぜって、アラブの家庭では99%の確率でこのターキッシュ・コーヒーが出されますし、いくつかの家庭を訪問するときには1日に5、6杯飲むことも。ヨルダンではそのために胃を痛めて、しばらくはコーヒーを自粛したことも。そんな私ですから、自ら好んでターキッシュ・コーヒーを作るなんてことはあり得なかったのです。が! この素晴らしくおいしいコーヒーに出会って、パウダーも買ってしまったので…自宅でこの世界一美味しい味を再現したい…と息巻くことに。となると、まずはカップが要ります。別に大きなマグカップに少量入れて飲んでもいいのですが、やっぱりせっかくだからお気に入りのカップで飲みたい。ということで、先週末にターキッシュ・コーヒーのカップを買いにモールに出かけてきました。アラブの家では、ターキッシュ・コーヒー用のカップがない家はない。でも私は中東生活の7年間、このカップなしで過ごしてきました。それなのに、ここトルコで買うことになるとは…人生分からないもの。さて、ターキッシュ・コーヒー用のカップは本当に種類も色も様々。セール品も多々あり、どれにしようかなと悩むこと1時間以上…。 セットの一例。セール品を買うこともできます。今なら50%引きとか60%引きとかもある。でもでも…お皿とは違って、ターキッシュ・コーヒーのカップはそうそう買わないもの。私にとっては多分、一生に一回買うようなものなので、どうせなら本当に気に入ったものを買いたい。というわけで悩みに悩んだ挙句…多少高くてもお気に入りを買うことにしました。そこで見つけたのが下のセット。 6脚のセット。紫とピンクと青で1セット。私は紫が6脚だと思っていたのですが、2色ずつが2脚ずつで6脚。紫が6脚でもよかったけど…でも、3色あればその日の気分で色を変えられるか。いろいろ品定めしましたが、やっぱりこのセットが気に入りました。高かったけど、このセットも30%引きでしたので、ちょっとは得した気分。そしてこのセット、在庫はなく展示品が最後のセットでした。というわけで、無事にカップを買いまして、昨日からターキッシュ・コーヒーを家で飲んでおります。しかし…うまく作れません。あの感動的な味を再現したいのだけど…まだ修行が足りません。やっぱり外で飲むからおいしいのか? いやいや、カップもそろえ、Kervan Saray のパウダーもあるのだから、家で美味しいターキッシュ・コーヒーが飲めるはず。まだあの味には到達しませんが、ターキッシュ・コーヒーの美味しい入れ方などをインターネットで検索して改良に励んでいます(笑)。しかし…飲みすぎかも。今日は3杯目。胃がちょっと痛い…かも? ターキッシュ・コーヒーは少量であっても強いので、あまり飲み過ぎるとよくない。でもこのカップで我が家のゲストに美味しいターキッシュ・コーヒーを入れて差し上げることができたら、ホスト冥利に尽きますよ~。頑張ろうっと! 皆様も中東に来られることがあれば、このターキッシュ・コーヒーを是非一度はお試しくださいね。ターキッシュ・コーヒーに関心のある方もそうでない方も一日一回応援よろしく! です↓ 下の「ブログ村」のURLをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクが反映される仕組みになっています。←携帯から押してくださる方にほんブログ村←パソコンから押してくださる方にほんブログ村ヨルダン・エジプト・イスラエルツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/お気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Jordan」は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありません。類似のキャッチフレーズを使用している某旅行会社のサイトや「Picturesque-Jordan-月の砂漠ツアー」という名前で2013年に開設されている Facebook のページ (いずれも同一人物による) のことが報告されていますが、当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412230000/ ヨルダンでは現在活動している日本語ガイドは2名となっております。それ以外で「日本語ガイド」と名乗っているヨルダン人は違法操業者となります。中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/
2017.08.15

さて、トルコに来て最初の私の国内旅行がこの秘境…ネムロトダーゥ。なんでまた、こんな辺鄙なところに来てしまったのか…。単にアラブから逃げ去るための旅行だったわけですが、その目的は十分に果たせました! 秘境であり辺鄙な場所にあるこのネムロト山。実は1987年に世界遺産に指定されています。ただし先回のブログでも書いたように、現在は「渡航禁止」に近いといっても過言ではない区域に指定されており…、かくして外国人はほぼおりません。2000メートルを超えるこのネムロト山に何があるのかといいますと、ひと言でいうと、神々が鎮座しています。ただ、鎮座しているといっても顔だけ。その「神々」をちょっとご紹介しますと、ギリシャとペルシャで知られていた神々で、例えばアポロ、ゼウス、ヘラクレスなど。鷲やライオンの顔をしたペルシャの神々もいます。まずはこの神々の写真をどうぞ! ↓ 山の西側にある神々の像↓こちらは山の東側にある神々の像山頂では西側と東側に神々が鎮座していまして、朝日を見るツアーとサンセット(夕日)を見るツアーがあります。太陽の位置によって光の当たり方が違います。私が参加したのはサンセットを見るツアーだったので、遺跡の西側が太陽の光に照らされていました。さてこうした神々に交じって、アンティオコス1世の顔もあります。そう、この遺跡はアンティオコス1世によって建てられた彼のお墓ともいわれています。アンティオコス1世王は、この辺一帯を支配していたコンマゲネ王国の最盛期に支配していた人物で、在位は西暦前69年から西暦36年らしいです。彼は支配者にありがちな自己顕示欲が強い人間で、自分を神格視していたために神々と一緒に自分の像も建てたようで、自分の死後も人々から崇拝されることを望んでいたらしい…。こうした試みすべては虚しいわけですが、まぁ一応…彼の顔も神々の顔とともに現在までしっかり残ってはいます。なぜ顔だけがごろごろ転がっているかというと、下の写真にある本体部分から全部落ちてしまったらしいのです。↓で、この顔の大きさですが、どれくらいの大きさかといいますと。。。どこかからお借りした写真ではありますが、人間の体と比べてみてください。 かなり大きいです。現在は遺跡の周りにロープが張られているために、こんな風に顔の真横に立つことができません。さて、このネムロト山ではサンセット(日没)かサンライズ(日の出)を見ることができますが、山頂なので夏でも気温がぐっと下がるそう。ちなみにこの観光地は雪に覆われるために冬の間は閉鎖されます。山の上で一晩過ごすのはどうも気が進みませんでしたので、私はサンセットツアーに参加。太陽が周りの山々に沈んでいく様子を眺めます。しかし、このニムロト山、トルコ人だらけ。英語なんて一切といっていいほど通じませんし、とにかく人々とコミュニケーションが取れません。しかもトルコ人は全体的におとなしいので、英語が話せないのに近寄ってくる…ということはない。3人ほどのトルコ人から一緒に写真を取ってほしいと頼まれましたが(アジア人が珍しいのと、とりわけ日本人が好きらしい…)、それ以外で何やかんやと話してくる人もおらず、けっこう孤独(笑)。トルコ語を話せたらきっと盛り上がるんでしょうけどね~。トルコ語習得はこれからの課題といたしましょう。↑サンセットを見終わると、まだ明るいうちに山を下り始めます。といっても歩く距離はほんのわずかです。山の中腹にはゲストハウスがあり、山頂付近からこのゲストハウスまではシャトルバスが運行しています。このゲストハウスで私たちの乗ってきたツアーの車が待機しています。↓ニムロデ山から見まわした景色。というわけで、トルコでお初の世界遺産観光は無事に終了。この観光地は1泊で十分ですね。私は3泊もしたために、次の日から暇を持て余すことになりました。とはいえ、それはそれで良かった。外国人が自分以外全くいない世界に身を置くというのも、なかなか興味深い経験でした。外務省からは危険レベル2に指定され、「不要不急の渡航は止めてください」とのお達しが出ているエリアではありますが、私は行ってよかったと思っています。行けるときに行く‼が私のモットー。シリアも行けるときに行っておいてよかった。もうあのシリアはどこにもありませんから。日本人を見かけることはほぼないかと思いますが、もし機会がおありでしたら、ぜひ足を延ばしてみてくださいね。あ、もちろん自己責任でよろしくお願いいたします。トルコに関心のある方もそうでない方も一日一回応援よろしく! です↓ 下の「ブログ村」のURLをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクが反映される仕組みになっています。←携帯から押してくださる方にほんブログ村←パソコンから押してくださる方にほんブログ村ヨルダン・エジプト・イスラエルツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/お気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Jordan」は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありません。類似のキャッチフレーズを使用している某旅行会社のサイトや「Picturesque-Jordan-月の砂漠ツアー」という名前で2013年に開設されている Facebook のページ (いずれも同一人物による) のことが報告されていますが、当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412230000/ ヨルダンでは現在活動している日本語ガイドは2名となっております。それ以外で「日本語ガイド」と名乗っているヨルダン人は違法操業者となります。中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/
2017.08.14

ネムロト山観光のために "Adıyaman" (アディヤマン) という街に泊まっています。ネムロト山観光には拠点となる町が他にも幾つかあるのですが、なぜか私はこのアディヤマンを選びまして…。空港に近かったということもあるのですが、ふたを開けてみると超ド田舎でした。アラブには絶対に会いたくない! という私の強い願いが通じたのか、アラブはおりません。が! アラブもいない代わりに外国人もいない。私の泊まっているホテルで外国人は私だけ…。周りはすべてトルコ人の世界。しかもこの町はド田舎。ここにいるトルコ人からも何でここを選んだのか? と聞かれる始末。トホホ。ここで、アディヤマンの場所を地図でお見せしますと…。赤の部分、トルコ南東部です。イスタンブール (左側の矢印) からかなり離れていますね。そして、ここでの滞在最終日に分かったこと…ここって危険レベル2の地域で、「不要不急の渡航は止めてください」だと…。道理で外国人ゼロに等しいわけかぁ。個人的には気にしませんが。だって平和そのものでしたから。といいますかね、レバノンのベイルートも同じ危険レベル2でありましたが、私ずっと住んでおりましたから。さて、このアディヤマンの市内中心部から私のホテルは少し離れておりまして、今日は市内散策に行ってきました。ところが、本当になーーーーんにもない。アディヤマン城があるという情報を基にまずはお城を目指そうと決めていました。しかし強烈に暑い! 海にほど近いイスタンブールと違って、ここは湿気がほとんどなく灼熱の太陽がジリジリと照り付けます。今回の旅は、下調べほとんどなし・ガイドブックもなし。現地で情報を収集しようと思っていましたので、事前の知識はほとんどなし。そんなボケっとした私でしたが、同じバスにたまたま乗り合わせていた親切な20歳の男の子 (サルダール君) に助けられ、彼の友達2人も後で合流し、この日はすっかりお世話になることに。彼らとしては英語を話す機会が全くないので、英語が話せて嬉しいのだ、とすごく楽しんでいるようで、アラフォーのおばさんと大学生3人という変な組み合わせで町案内をしてもらいました。しかしこっちの若者たち、老けてますよね。絶対20歳には見えない…。向こうは向こうで私の年齢を聞いてびっくりしていましたけれど。アジア人の年齢は読めないらしい。↑ 左がサルダール君、右がフィリット君。高校時代のベストフレンドだったらしい。しかし彼らの笑顔、可愛いですね。ぱっと見はこわ顔なのに、非常に親切で純粋であることにびっくり。 途中で加わったムハンマド君は真ん中。この3人と共に、Perre と呼ばれるローマの古代都市の遺跡を訪れてきました。あまり写真がきれいに撮れていませんが…もうちょっと涼しかったら見ごたえあったかも。暑すぎて大変でした。しかし、この旅の主な目的は古代都市でも町の中心部でもなく、ネムロト山なのであります。近々きちんとアップいたしますので…。何度も言いますが、一眼レフを忘れてきたために悔しい思いをしました。さて、この親切なサルダール君お勧めのレストランでケバブをいただいたのですが、確かにケバブも美味しかったけれど、ここでいただいたターキッシュ・コーヒーの味に大感動! これまでの人生で飲んだどのターキッシュ・コーヒーよりも美味しかった! こちらもまたアップしたいと思います。まずはこの純粋で親切な若者たちへの感謝の気持ちを込めて…。こんな純粋な若者たちがいるってことは、世の中まだ捨てたもんじゃないですな、と思えた一日でした。トルコに関心のある方もそうでない方も一日一回応援よろしく! です↓ 下の「ブログ村」のURLをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクが反映される仕組みになっています。←携帯から押してくださる方にほんブログ村←パソコンから押してくださる方にほんブログ村ヨルダン・イスラエル・エジプトツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/お気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Jordan」は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありません。類似のキャッチフレーズを使用している某旅行会社のサイトや「Picturesque-Jordan-月の砂漠ツアー」という名前で2013年に開設されている Facebook のページ (いずれも同一人物による) のことが報告されていますが、当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412230000/ ヨルダンでは現在活動している日本語ガイドは2名となっております。それ以外で「日本語ガイド」と名乗っているヨルダン人は違法操業者となります。中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/
2017.08.09

ただいま、トルコのアタチュルク空港におります。本日から4日間、山にこもる予定…(笑)。トルコ国内を飛行機で移動するのは初めてです。行き先はネムルトダーゥ(トルコ語では Nemrut Dağ)と呼ばれる2000メートル以上の山。山の上に世界遺産があります。しかし、ここにきて痛恨のミスが発覚! なんと、一眼レフを忘れてきた…。アホ。手元にあるのは携帯のカメラのみ。世界遺産で一眼レフを使わずしていつ使う? 抜かりなく準備したはずが、前日にちょっとイラっとすることがあり、カメラの事を失念しておりました。仕方がありません…。で、この行き先を選んだのは、今回のホリデーではとりあえずアラブのいないところに行きたいという強い強い願いから。海に行くとアラブがウジャウジャいそう…。アラブとはちょっと距離を置きたい。前日のイラっとする事件もアラブ関係。そう、ヨルダンにいた時も定期的にアラブ拒否反応が出ておりまして、「アラブが人っ子一人いないところに行きたい」と数か月ごとに逃避行していたことを思い出します。ちょっと距離を置くとまた新鮮な気持ちで付き合えますからね。この2000メートル級のネムルト山にはまずアラブはいないであろう…。フフフ。いたらビックリやけど。では行ってまいります!トルコに関心のある方もそうでない方も一日一回応援よろしく! です↓ 下の「ブログ村」のURLをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクが反映される仕組みになっています。←携帯から押してくださる方にほんブログ村←パソコンから押してくださる方にほんブログ村ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/お気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Jordan」は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありません。類似のキャッチフレーズを使用している某旅行会社のサイトや「Picturesque-Jordan-月の砂漠ツアー」という名前で2013年に開設されている Facebook のページ (いずれも同一人物による) のことが報告されていますが、当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412230000/ ヨルダンでは現在活動している日本語ガイドは2名となっております。それ以外で「日本語ガイド」と名乗っているヨルダン人は違法操業者となります。中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/
2017.08.06

え~、なんだかやっぱり日本での報道がどうも正しくないっぽいので、現在ヨルダンとイスラエルで起きていることいついてちょっと書きたいと思います。イスラエルでユダヤ人とパレスチナ人との間で衝突が起きているのは、アル・アクサー・モスクをめぐっての出来事。これについては先回のブログでアップ済み。https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201707270000/アル・アクサー・モスクに金属探知機が設置されたのと同時期にヨルダンである事件が。イスラエル大使館内でヨルダン人2人が銃殺される事件。発砲したのはイスラエル大使館のセキュリティガードだったユダヤ人男性。これに関して、日本の新聞は事実をきちんと伝えていません。ある新聞によると「イスラエル大使館が23日、何者かに襲撃されて銃撃戦となった。AP通信によると、ヨルダン人2人が死亡し、イスラエル人1人が重傷を負った」。はい、間違い~。何者もイスラエル大使館を「襲撃」していませんし、「銃撃戦」も起きていません。ちなみに該当のイスラエル人は「重傷」ではなくほぼ無傷と思われます。またある新聞は「国内でイスラエルを対象とした攻撃は異例。事件の詳細や犯人像、動機は明らかになっていない」これも間違い~。誰もイスラエルを攻撃していません。発砲したのはイスラエル人ですから、「犯人」も「動機」もありませんがな。またある新聞は…「ヨルダン人の男がイスラエル人の警備員を工具で襲撃し、警備員が銃を発砲した。容疑者の男はパレスチナ系の17歳のヨルダン人。家具の交換を理由に大使館の居住棟に入った後、ドライバーで警備員を刺した。警備員が銃を発砲し、男は死亡。近くにいた医師のヨルダン人男性も撃たれて死亡した」うーん。これも正確ではありません。17歳のヨルダン人は「家具の交換を理由に」襲撃の目的で入ったのではなく、家具屋の息子であり彼自身も大工だったのですから、襲撃の意図なくイスラエル大使館に入ったと思われます。「近くにいた医師のヨルダン人」これは、イスラエル大使館の居住区の大家さんだった男性です。医師でもあったようですが、医師とだけ書かれると関連性が全く不明瞭。もう国内大手のどの新聞もアカン。イスラエル目線の報道ですからね。何でも「襲撃」とかに結び付けたい日本のメディア。話題集め? やめてよ~。私はイスラエル寄りでもヨルダン(パレスチナ人)寄りでもありませんし、どちらが悪いとか良いとかを論じるつもりは全くありません。ただ、メディアは正確な報道に徹するべきでは❓ 中東と関わり始めて10年…中東に関する不正確な情報には慣れっこになっていますが、日本のメディアはこの10年間進歩なし…という感じがします。 ↑今回銃によって亡くなった17歳のヨルダン人少年のお葬式の様子。さて、本当にヨルダンで起きたこと、今起こっていること…。報道規制とかで全ての情報は手に入りませんが、こんな感じです。興味のある方だけお読み下さいね。ちなみに私は現場にいたわけではありませんし、ここに書くすべての情報が正確だと言っているわけではありません。現時点で分かっていることをまとめています。7月23日に17歳のヨルダン人の大工である Muhammad という少年がイスラエル大使館の居住地区に入りました。家具の交換と設置のためです。この少年の父親はダウンタウンで家具屋を経営しています。さてその場に居合わせたのは、イスラエル大使館関係者の居住地区の大家であるヨルダン人男性。これもよくある話。家具の交換と設置の現場を大家さんが取り仕切る、というのはヨルダンでは珍しいことではありません。ここで、この Muhammad という少年がイスラエル人であるセキュリティガードをスクリュードライバーで刺そうとしたといわれています。でも目撃証人がほぼいませんので、真実は分かりません。ある新聞によると、実は家具の設置に関する単なる口論が生じたのではないかと。私もその説が有力だと思います。ヨルダンの17歳の若者…アラブたちはプライドが高いのでもともとからすぐにカッとなりますし、若者であればなおさら。理性より感情が先に立つのはアラブの特徴。ちょっとしたことでムッとし、カッと爆発するのはヨルダンでは日常の事。相手がイスラエル人だったから余計カッとしたというのはあるかもしれませんが、襲撃する意図はなかったと思います。ただしカッとなる相手が悪かった。銃を持っていたからです。このイスラエル人のセキュリティガードも若造ですし、イスラエル人のプライドの高さも相当なものだと思われます。ですから売り言葉に買い言葉、あるいはお互いのちょっとした態度で口論が発生したというのは十分(というか十分以上に)あり得ること。そして銃を持っていたイスラエル人が発砲します。若者に銃を持たせること自体、怖いことですよね。カッとなったらすぐに発砲しそう。しかもこのイスラエル人はライセンスなしに銃を所持していたということが分かっています。つまり、本当に銃の使い方を知っていたのかどうかも怪しい。居合わせた大家さんのヨルダン人は二人を止めに入って撃たれたという報道もありますが、いずれにしても全く関係がないのに撃たれて亡くなってしまった。非常に残念です。さていわゆる目撃証人は、当事者であるイスラエル人のセキュリティガードと、家具をトラックで持ち込んだヨルダン人ドライバー。でもこのドライバー男性の証言は公にされていません。彼は今、世間からも家族からも隔離されているのだとか。この発砲したイスラエル人は当日のうちにヨルダンを出国してイスラエルに帰ります。本当の名前も明らかにされていません。イスラエル寄りの報道では、彼の発砲は「正当防衛」となっています。真実は神と本人のみぞ知る…。死人に口なしですから。イスラエル大使館の職員たちもほぼすべてその日のうちにヨルダンを出ます。残っているのは大使と…誰だったけ? いずれにしてもイスラエル大使館はほぼ空っぽの状態。ヨルダン側はこのイスラエル人のセキュリティガードとイスラエル大使館の職員たちをイスラエルに帰らせることに合意したわけですが、その後すぐにイスラエルのアル・アクサー・モスクの金属探知機が撤去されています。ですから外交によって政治的な力が働いたのでは、と言われています。この発砲したイスラエル人がイスラエル国内に着いたときに、ネタニヤフ首相が彼をハグして歓迎し、ヒーロー扱いする様子が報道されまして、こうした対応に関してヨルダンのキング・アブドゥッラー国王は「Provoking(挑発的)」でパレスチナ人の感情を逆なですると非難・抗議(あるいは激怒)しています。もちろん、そもそもこのイスラエル人をヨルダン国外へ脱出させたこと自体、ヨルダンでは不満の嵐。発砲したイスラエル人を裁判にかけるべきだ! 公正を施行せよ! と叫び声が上がっています。ヨルダン側としては、この事件に関する調査がなされるまでは、イスラエル大使のヨルダン出国は許さないとしています。というわけで、イスラエル大使は現在ヨルダンで "籠の中の鳥" になっています。イスラエル側はこのイスラエル人から事情聴取し、真実を明らかにすると約束したようです。ま、どこまでが「真実」なのか…。現場に居合わせた人物で生きているのは、このイスラエル人とヨルダン人のドライバーだけ。しかもドライバーがどの程度現場を見ていたかは分かりません。ですからこのイスラエル人が「正当防衛」で乗り切ることも考えられますし、あるいは本当に「正当防衛」だったのかもしれません。もはや真実の追及は不可能です…。いずれにしても、ヨルダン側は「殺人」として法の施行を求めています。銃の不法所持もヨルダン側は指摘しています。「殺人」と「銃の不法所持」という容疑に関して、イスラエル側はどう対応するのか…今後のイスラエル側の対応に多くがかかっています。このイスラエル人をネタニヤフ首相がヒーロー扱いしてしまったこと、そしてその様子が公に報道されてしまった以上、イスラエル側は今更それを覆すことができるのか…若者同士の単なる口論…だったと私はにらんでいますが(というのは中東ではよくある光景ですので)、だとすると銃を発砲して2人も殺してしまったというのは、どう考えても銃を発砲したものが罪に問われるはずです。が、こうした至極簡単な常識は中東では通用しないでしょう。でもイスラエル側の対応によっては、パレスチナ人の怒りをさらに買い、問題がどんどん大きくなることも考えられます。さて、アル・アクサー・モスクに関連した出来事とほぼ同時期に起きてしまった今回のイスラエル人によるヨルダン人殺害事件。これに関しては、イスラエル・ヨルダン両政府とも予想外の出来事だったと思われます。タイミング悪く起きてしまったこの事件。もし時期が違えば、また反応も違ったかもしれません。ところで政治の世界は全てが虚栄の世界で、裏で何が起きているかは本人たちと神のみぞ知る世界。私たちは舞台で演じる役者たちを見ているようなものです。ですから、あーだこーだというのはあまり意味がない。次のシーンで、イスラエル側がこの「殺人」と「銃の不法所持」という罪に問われるイスラエル人に対して法的措置を取るのか取らないのか、取るとしたらどんなペナルティになるのか、それは怒りに狂っているパレスチナ人をある程度満足させるものとなるのか…もうすぐ明らかになると思います。ところで政治の世界に関心がないほとんどの人たちにとっては、ヨルダンとイスラエルの治安がご心配なことと思います。ヨルダン側ではデモはこれからも予想されます。なんせ理不尽な理由で尊いヨルダン人2人の命が奪われてしまったのですから、これは当然の動きと言えるでしょう。イスラエルに対する積もり積もった不満が爆発した形です。ただしデモはあくまでイスラエルに対するもので、観光客が巻き込まれたり観光に影響が及んだりするということはあり得ません。デモに関しては他の国と同じで、政府によって統制されたものになります。ただしイスラエルの対応によっては人々の怒りがさらに爆発することもないとは言えません。イスラエル側でもパレスチナ人の怒りは相当なものですから、ユダヤ人のガイドはパレスチナ自治区に入れないなど、以前と同じような状況が続くと思います。観光には影響はまずないはずですが、イスラエルではパレスチナ人とユダヤ人が目と鼻の先に入り乱れていますから、怒りのスイッチが入るとヨルダンよりは大変な状態になるでしょうね…。デモの現場を見られたら、すぐに離れていただくのが賢明かと思います。まぁいずれにしても好ましくない状況ですね。このパレスチナ問題、根が深くて…というか、解決されていませんので、事あるごとに爆発します。それが中東の姿なんですが。神様がパンパンと手をたたいて、「はい、これは私の土地。誰のものでもありません。ユダヤ人も立ち退き、パレスチナ人も立ち退きしてください。人種に関係なく平和を愛する人たちだけが住むことができます」と宣言されたら…、問題は解決しますよね。中東情勢に関心のある方もそうでない方も一日一回応援よろしく! です↓ 下の「ブログ村」のURLをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクが反映される仕組みになっています。←携帯から押してくださる方にほんブログ村←パソコンから押してくださる方にほんブログ村ヨルダン・エジプト・イスラエルツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/お気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Jordan」は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありません。類似のキャッチフレーズを使用している某旅行会社のサイトや「Picturesque-Jordan-月の砂漠ツアー」という名前で2013年に開設されている Facebook のページ (いずれも同一人物による) のことが報告されていますが、当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412230000/ ヨルダンでは現在活動している日本語ガイドは2名となっております。それ以外で「日本語ガイド」と名乗っているヨルダン人は違法操業者となります。中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/
2017.08.01
全11件 (11件中 1-11件目)
1