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ほとんど思考停止状態です。額を拭く/壁の電源スイッチの手垢を拭く/チロが汚す窓を拭く/壁を掃く/ブラインドを拭く/柱時計や照明器具を拭く/網戸はもう来年にしよう…気まぐれに目に付くところを掃除していたら、とりとめなく際限なくなり私は何をしているのでしょう?の状態。今年も娘は31日は日当直で、元旦は夜勤明け帰宅。息子は31日は休みだけれど元日より仕事。今夜もまだ帰宅していない。私も子供二人抱えて共働きの頃、日曜祭日年末年始交替で日直出勤していたが、勤務時間は8:00~17:00までだったのでそれほど消耗はしなかった。最近は昼夜違わずの勤務体制だから、大変だ。あまり皆がすれ違いなので、お節は今日から用意して、31日より食べ始めることにした。一休みしているひととき、本をパラパラめくるだけで、なんだかホッとする。だがしかし、崩れた安全神話の数々を引きずって、2005年の大晦日である。
2005.12.30
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クリスマス・降誕祭・聖誕祭・クリスマス・イブ 死にたい母も生きたい母もクリスマス 中村草田男 へろへろとワンタンすするクリスマス 秋元不死男 粧ひて胸うすき者よクリスマス 石田波郷 屋台とは聖夜に背向け酔ふところ 佐野まもる クリスマスユダを演じてほめられぬ 岡本 眸クリスマスの句に面白い句が意外とたくさんあった。うちは今夜は、冷凍セットのふぐちり鍋を食した。お豆腐抜きの、手抜き鍋であった。 いつも何か欠けているよなクリスマス
2005.12.24
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その後◇その四●誕生日に退院して以来、主人はよほど懲りたのか禁酒を続行中。仕事も半分に減らして、養生につとめています。お陰さまで、ほとんど回復しました。ご心配いただきありがとうございました。●私は月一度病院に通院して、漢方薬と胃薬、就寝前にデパス(マイナートランキライザー)を処方してもらって服薬しています。寒いほうが調子がよく、身体が軽くなりました。一日に二度ほど「ラジオ体操」や「テレビ体操」をして身体をほぐしています。ラジオ体操は諳んじていて、子供の頃に身体で覚えたことは忘れないものだと、感心してます。アルコールも少しずつ復活させています。うふっ。●息子の仕事はあいかわらずハードで、睡眠時間3~4時間くらい。同期がすでに数人リタイヤしたらしく、悩んでいるようです。もうここまできたら、親は見守っているしかありません。●娘は転職後落ち着きました。急に結婚が決まり、来年早々ごく内輪で挙式ということになり、アタフタしています。こちらはやはり親の役目なるものがありまして、頼りない母である私も緊張しています。でもほんとは、ぼんやりしていることの方が多いです。日記が滞っていますが、スキをぬってまた更新したいと思っています。
2005.12.20
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ジョルジュ・バタイユの「文学と悪」、サドの章で頓挫していたのだが、図書館で「ジョルジュ・バタイユの《不定形》の美学」江澤健一郎著 2005/水声社を借りてきて、一緒に読んでいる。面白すぎて、延長して借りているのだがとても読み切れそうもない。この著書は著者の学位論文に加筆されて、出版されたそうである。帯に宇野邦一氏の“バタイユの美術論は、彼のエロティシズム論と直結しており、いまも生々しい挑発であり続けている。この本は、バタイユの図像や造形に関する思索の一貫性を精緻に読み解いた、はじめての試みである。”の推薦の言葉がある。『ドキュマン』における写真使用法や不定形の美学/『ラスコーあるいは芸術の誕生』『マネ』『エロスの涙』をつなぐ線/など、「眼球譚」ではじめてバタイユに出会った私にとっては、非常に興味のある論文だった。詳しく書く知識も持ち合わせていないので、ここではこれだけに留めておくが、発見の多い分厚い!一冊である。
2005.12.13
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四国の友人から、福岡産の「さざえ」を送ってもらった。早速「壷焼き」にしていただく。さざえ・栄螺・壷焼・は春の季語だ。一足はやく、春を食す。こりこりして美味~であった。 壺焼の壺傾きて火の崩れ 内藤鳴雪 さざえ焼くうしろで海が夜となる 大村龍爪巻貝がのんでいる海が焼ける、海が煙る。注したお醤油がこぼれて焦げる。いい匂い。内臓と身を一切れノラにおすそ分けしたら、匂いを嗅いだだけで食べなかった。実にブレイな奴である。当分日干しにしてやるぞ!今日は一日雪でも降りそな、寒い曇り空でした。ノラちゃんも、鼻ちょうちんたらさないようにね。
2005.12.11
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最近、WOWOWで観た父と息子の映画です。『父、帰る』VOZVRASHCHENIYE(THE RETURN) 2003/ロシア監督:アンドレイ・ズビャギンツェフ出演:イワン・ドブロヌラヴォフ、ウラジミール・ガーリン、コンスタンチン・ラヴロネンコ、ナタリヤ・ヴドヴイナ、ガリーナ・ポポーワ番組案内●12年間も不在だった父が突然帰宅。戸惑う幼い兄弟を小旅行に連れ出す…。父と子供たちの緊張感を静かに紡ぎ、ヴェネチア国際映画祭で金獅子賞などを受賞した人間ドラマ。何故?の答えもすべてそぎ落とした世界。海・島・塔など、神話を感じさせる。キリスト教(聖書)が背景にあるようだ。移動は車・舟・足。母から父へと託された父と息子の関係は、命がけの様相を帯びてくる。アウトサイダーと思われる父の、次男の反抗による、不慮の死。『春夏秋冬そして春』SPRING,SUMMER,FALL,WINTERWY---AND SPRING 2003/韓国監督:キム・ギドク出演:オ・ヨンス、キム・ジョンホ、ソ・ジェギョン、番組案内●「悪い男」などで知られる韓国の鬼才、キム・ギドクが放つ秀作ドラマ。湖上に浮かぶ寺を舞台に、深い業を抱える男の人生を四季の変化になぞらえて描き出す。[R-15指定]外界から隔絶された山奥の湖に浮かぶ寺に住む、僧侶と弟子。移動は舟と足。仏教的な輪廻転生、生命・愛欲の循環。母の子捨て。老師(父)の炎上、自死。『イブラヒムおじさんとコーランの花たち』MONSIEUR IBRAHIM ET LES FLEURUS DU CORAN 2003/フランス監督:フランソワ・デュペイロン出演:オマー・シャリフ、ピエール・ブーランジェ番組案内●「アラビアのロレンス」のO・シャリフが一介の老人に扮した感動作。60年代のパリ、ユダヤ少年モモはトルコ移民の老人イブラヒムを慕い、彼と帰郷の旅に出発する。パリの裏町。移民たちの多く住む町らしい。母の子捨て。父の自殺。少年と人種を超えた娼婦たちとの交流。移動は車。キリスト教~イスラム教(コーラン)宗教を横断。老人(代理父)の事故死。いずれも、母親との分離が背景にあり、男の子の成長を父と循環するように描かれていたと思う。冷たく透徹した父子関係、慈愛、血縁を越えた父子関係、をそれぞれの映画に感じた。家族関係の崩壊とその個の再生は、様々な舞台装置が可能なのだとも思った。
2005.12.09
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夕刊をとりに外に出ると、南の空に三日月が映えていた。三日月を写せたのは初めてです。と思ったら、残念!正確には五日月でした。これは、花王石鹸のマークに近いかな。三日月はもっと細くて怖さがあるか。 冬三日月羽毛の如く粧ひ出づ 原コウ子 寒三日月不敵な翳を抱きすすむ 野沢節子 三ケ月はそるぞ寒(さむさ)は冴(さえ)かへる 一茶暖房の音とともに夜も更けて、日付けが変わってしまいました。ではでは、おやすみなさい。
2005.12.06
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その後◇その三右の画像は12/4、朝日新聞be日曜版より切り取ったものです。右側は9頭身のマネキンで「シャネルのイメージを損なわないように」などとの注文がある、ものだそうです。左側は、現実の70代の標準体型のマネキンで、高齢者向け商品の開発に使われるそうです。パッと目に飛び込んできたのは、もちろん、左側のマネキンでした。なんとも亡き祖母そっくりです。ばあちゃんは典型的な標準体型だったのかぁ……これで私のその後も極まりです。(笑)祖母はよく、年をとることの苦しさを嘆いていました。子供心に老いの愚痴を聞くのが嫌でした。でもそんな時の祖母の心は、右の9頭身マネキンだったのではないかと、思われます。生身の身体に、心は追いつけないものなのかも知れません。この二体のマネキンは、ソッポを向きつつ引き合っているように見えました。
2005.12.05
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二階の室温7℃です。寒波襲来のようです。昨日落葉掃きをしていて、三浦しをんさんにお会いした。息子と小学校で同じクラスだったため、どうしてもその頃の面影を追ってしまうのだが、今や“女史”の風格を感じさせる立派な作家である。また新作を読ませていただこう。ご活躍がとても楽しみだ。窓が小さいのをいいことに、フォトアルバムに2年前に描いた猫の落書きを、無謀にもアップしてみました。ご笑覧下さいませ。
2005.12.03
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WOWOWで舞台の「電車男」を観ました。作・演出:堤幸彦共同演出:大根仁作:三浦有為子出演:武田真治、優香(声の出演)、鈴木一真、モロ師岡、佐伯新、脇知弘、千代将太、河原雅彦舞台セットが良くできていたと思う。中央に映像用のスクリーンと主人公の部屋。上部両脇に3段に区切られた小部屋が作られていて、6人の2ちゃんねらーオタクが集う。掲示板のアスキーアートや、電車男の町での様子、デイト風景はスクリーンに写しだされる。それぞれ芸達者な7人の、個性を出したテンポの速い熱演快演が楽しかった。脚本は原作より一歩踏み込んだものとなっていて、セリフも聴かせるのだが、最後は少し教条主義的な匂いがして残念に思った。パソコン起動時の音が舞台に流れると、なにやら懐かしい気恥ずかしいこそばゆい思いがして、あらっ、私ももしかしたら、充分パソコンおたくしてるかなーなどと。演出の上手さに拍手しました。
2005.12.02
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その後。その一■ゴミ有料化10月より開始された、ゴミ有料化。想像通りの混乱だったが、二ヶ月を経てだいぶ落ち着き、結局は以前と変わらぬ「確信犯」の不法投棄が残った。ゴミ有料化というのは、指定されたゴミ収集袋を買わねばならないということで、その収益金が市の財源になるということだ。たとえば、可燃物用ゴミ袋40リットル1枚、80円。一世帯一ヶ月8枚の袋を使用するとして単純計算すると、一年で、10万世帯×80円×8枚×12ヶ月=7億6千8百万円の税収?が入るということ。実際にはどのくらいの収入になるのだろうか。最近は大量に出る、落葉の処分もタイヘンだ。煙害云々のため落葉焚きなども自由にできず、ゴミ袋がいくつあっても足りない。近所の方が無料のボランティア袋を配って下さっているが、道路の落葉と家の庭の落葉と別にする?ってことなのよね~毎朝のゴミ掃除はよい運動になりますけどね。ゴミ袋の中に入っているのは、ただのゴミではありません。詰めた人の血が通っていると思うこの頃です。その二■豊作花梨1.圧力鍋を使って、ジャム状のモノを作ろうとして失敗。小さくスライスした花梨にお砂糖を加えただけで点火して、見事に焦がしてしまった。カップ1杯の水を加えるべきだった。そして、軟らかくしてからお砂糖を加えるべきだった。初歩的なミスをしてしまった。かろうじて助かった部分も、おこげの味がする酸味の強いジャム仕様で、不味い。2.普通のおなべで砂糖煮を作った。今度はさすがに焦がさなかったが、味はイマイチ自信なし。3.氷砂糖を買ってきて、砂糖漬けにする。(目下、スライス花梨を乾かしているところ。)4.何人かの方に少しずつ、貰っていただいた。これでなんとか賄い終了できそう。それにしても輪切りや斜め切りにするたびに、にょろっと虫が出てくるのだもの、一緒に切ってしまったりしてずいぶん殺生してしまった。花梨は虫食いのほうが美味しいと、友人が言っていたけれど家の花梨は虫がひどすぎ。貰ってくださった方も、有難迷惑だったかも。バラ科の植物はほんとに手入れが大変なのだ。
2005.12.01
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