2025
2024
2023
2022
2021
2020
2019
全2件 (2件中 1-2件目)
1

お茶のお稽古でいつも悩むこと。それは「茶杓銘」です。お稽古では茶杓拝見の際に、季節に応じた銘を言わなければなりません。これが今だにさっと出てこないのです。もう何年お稽古してるのだろうか・・と自分で嫌になる瞬間です。俳句などやっていればスラスラと言えるのだと思うのですが・・。今の季節だと「菊重」とか「薄紅葉」など、適当に覚えていくのですが、他のお道具やお床に菊があしらってあると、菊と文字が入っている銘は使えないという感じ。厳密に言えば自分の着物の帯に菊模様があっても、かぶるのであまりよくないのですね。あと、ややこしいのはお濃茶の場合は、薄茶よりも趣のある銘でないといけません。私は「月」の文字がつく銘が好きなのですが、これもまたその時期にぴったり合っていないと妙なので難しいのです。日本語って奥が深いです。好きな茶杓銘↓銘入茶杓「洗心」大徳寺 三玄院長谷川寛州 老師作 きものまわりの小物
October 11, 2009
![]()
ひと月に一回という更新になってます。ようやくほんの少し涼しくなりました。着物もやっと袷になりますね。来月はお茶も炉開きで、早いものです。さて、久しぶりに帯のはなしですが、私はここ数年、袋帯をほとんど締めなくなりました。というのも、紋付や訪問着を着る機会はあっても内々での集まりがほとんどだし、長時間、袋帯を締めているのはやはり疲れるので、軽い綴れ帯の出番が多いのです。綴れ帯といってもカジュアルな綴れは当然ダメですが、金糸銀糸が入ったフォーマルな爪綴れの名古屋帯だと訪問着でもOKで、どんな着物でもだいたい合うのでとても重宝しています。お茶の席などで、華やかな訪問着を着ることはあまりないので、軽いし、締め心地が良いということで、綴れに落ち着いた?ような感じです。一本あると便利な帯です。綴れ帯はほとんど中国製のものですが、たまに西陣の綴れ帯も見かけます。爪綴れの名古屋帯 きものまわりの小物
October 1, 2009
全2件 (2件中 1-2件目)
1


