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信長の奇行で知られていないものや、本能寺の変の新説があるのかな、と期待して読みました。タイトルは「蛇変え」のこと。超現実主義者の信長は神も仏も信じず、河童や大蛇が出たと聞けば、池の水を抜いて確認する。飛び加藤なる妖怪のような人物から能の「敦盛」を聞いて自身で舞うようになったけど、飛び加藤はいったい何者?信長は空気が読めないアスベルガーっぽい人だと思っていたけど、最終章の本能寺を読むと「統合失調症」ではないかと思わせる記述があり、信長感が少し変わったかも知れません。JAGAE 織田信長伝奇行 [ 夢枕獏 ]
2021.11.29
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2021.11.24
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初めての作家です。「ゆかり」と読みます。自分の身の回りの人がいろんな形でつながっていて、時として救いになることもある。主人公が章ごとに変わるけど、ホームドラマのように登場人物の相関図が頭の中に浮かぶようで、読みやすい内容でした。でも何かちょっとスパイスが足りない、という感じもしました。縁 [ 小野寺 史宜 ]
2021.11.24
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絶滅したいきものシリーズは3巻目なんですね。1巻、2巻も読んでみたいと思います。絶滅した生き物を研究することは、長い目で見ると人類もいずれ絶滅するかもしれないということを示唆している。COP26でもあまり進展がなかったし、グレタさんは怒っていたし。人間は傲慢だな。今だけ金だけ自分だけ。地球に住めなくなったらどうするの?も~っと わけあって絶滅しました。 世界一おもしろい絶滅したいきもの図鑑 [ 今泉 忠明 ]
2021.11.19
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スリリングな内容でした。タロットカード占いとポーカー賭博の場面がメインです。タロット占いは占い師が相手の話を聞きながら良いカードが出るように仕込んである。相手の心理を読む訳だ。だが、もし外れたら命が危ないような仕事もある。ポーカー賭博は日本では違法なのでディーラーがいかさまを仕込んでも文句は言えない。一晩で何千万も失ったりして、金銭感覚が麻痺しそう。カード師 [ 中村文則 ]
2021.11.16
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「有川浩」から「有川ひろ」になって初めての作品です。映画やドラマ、映像制作の現場の意外な裏側が分かります。癖の強い監督や助監督のパワハラ、モラハラ、セクハラ。天気や気温にも左右されるスタッフの苦労。主人公良井良助(27歳)が想像力を駆使して会社の上司にも助けられ、成長していく姿にドキドキしながら読みました。イマジン? [ 有川ひろ ]
2021.11.10
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出版界の裏事情がよく分かる作品でした。紙の本が売れないからといって電子書籍へ進出しても読まない人は読まない訳で売れるはずもない。コンテンツの二次利用のことも初めて知りました。映画化されたり、アニメ化されると、いろんな業界へ波及して、儲けが生まれる。パチンコ台になることもあるそうです。タイトルの意味も最後まで読まないと分からない。映画は見損ねたけど、内容は業界人間の駆け引きや人間模様も含めて面白かった。作者が大泉洋をイメージして書いた作品ということで、興味を持って読みました。表紙、裏表紙、各章の写真がすべて違う表情の大泉さんで、読み終えてから写真を見直すと、内容と一致していて納得しました。騙し絵の牙(1) (角川文庫) [ 塩田 武士 ]
2021.11.03
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