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尻拭いの仕事が実に多い。詐欺みたいな連中が「仕事できてるぜ」と勘違いしている。身震いするほど腹が立つ(「宇宙猿人ゴリの歌」)。特捜最前線 第108話「午前0時に降った死体!」今回も神代課長不在。二谷英明、ロケでどんな怪我してたんだよ。。。桜木健一演じる滝刑事が特命課に配属されるエピソード。滝は刑事志望のおまわりさん。たまたま飛び降り自殺(実は自殺に見せかけた他殺)の現場を目撃したことをきっかけに特命課と一緒に仕事をすることになる。憧れの特命課と仕事ができることに浮かれる滝。そして一介の警察官ではなく、刑事として一時的に配属が決まる。西田敏行演じる高杉刑事的ポジション。高杉刑事が福島弁なのに対して、滝は怒り出すと大阪弁が出てしまう。そして桜井刑事(見た目ヤクザ)を筆頭に特命課は基本的に非情でクールであるのに対し、滝は「情」が前面に出てしまう。そのため特命課での初仕事においても「情」を貫こうとするため、早速チームから浮いてしまう。おやっさんから刑事を志望した理由を聞かれると「お金になるからですよ。カッコイイし。なんだかんだ言って金ですヨ」と言いながらも、自分の不手際で二人の平凡な市民とその家族を巻き込んでしまったこと、その犯人への怒りから涙を流す(おでんの屋台で)。最後、真犯人を突き止める特命課。橘刑事に「滝!行け!」と言われ、犯人に飛びかかり、怒りに任せ殴り続ける滝。こうして滝は正式に特命課へ配属されることになった。お・わ・り。それにしても地域のおまわりさんから警視庁特命課へ異動(しかも年度の途中)って、どんな人事なんだ?
2013年04月23日
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どういうわけか朝からイライラする。こういうときジャイアンならのび太を殴っているはず。特捜最前線 第107話「射殺魔・1000万の笑顔を砕け!」桜井刑事と橘刑事、紅林刑事の対立が柱になっているお話。しかし、これは現在の地上波では放送できないなあ。。。女子高生がライフルで射殺される事件が発生。特命課に犯行声明が届く。「シドニーにいるまゆみという女に自殺しろと言え」。そんな内容。捜査の結果、まゆみはあるレストランで働いていたことが分かる。その後、結婚し、現在オーストラリアに住んでいる。そして犯人も同じレストランで働いていた人物である可能性が高いことも分かる。推理的中。犯人はまゆみの元同僚。なんとなくいい仲に。まゆみは同じウェイトレス。「私たちは労働者よ」「労働者同士がんばりましょう」と。そんな言葉を掛けられたら純な男はイチコロよ。そして「結婚したいよー」と思っていたところ、突然まゆみは金持ちと結婚することになる。「うふふ」と楽しそうに笑いあうまゆみと婚約者。それ以来、他人の笑いが自分を笑っているような気がしてしまう。そして何を思ったか、なけなしの貯金を取り崩してクレー射撃の練習に励む。自分を笑う者たちを殺すために。完全な被害妄想ビンビン状態。そんなこんなで捜査方法をめぐって対立する桜井刑事と橘刑事。桜井刑事は犯人をライフルで射殺することを提案するが、却下。「そんなことで犯人を逮捕できるか!」と激昂。それよりも橘刑事がエラソーに指示を出すことにムカついて仕方がない様子(今回も神代課長は欠席。押さえ役がいないので現場は混乱している)。そんなこんなでまたしても被害者発生。本屋でマンガを立ち読みしてゲヘヘと笑っていたため。そこで特命課は犯行予告のあった新宿歌舞伎町で張り込みを開始。笑って歩く通行人に「笑わないで下さい」と呼び止めるムチャクチャなローラー作戦を展開。こんな作戦、桜井刑事でなくてもイライラするわ。そして案の定、またしてもライフル発砲。全速力で追いかける特命課メンバー。ライフル抱えて逃げ回る犯人。これホントに新宿歌舞伎町でロケしてるからすごい(しかも真昼間)。そして逃げ回る犯人が飛び込んだのはナント演芸場。そこでは昭和の森三中こと「あらんどろん」が爆笑コントを展開中。もちろんお客さんも大爆笑。ライフル抱えた犯人は全員が自分を笑っているように思え「うぎゃー!やめれー!」と絶叫。これはたまらんでしょうな。ライフルぶっ放し「あらんどろん」を人質に。「ピストルを捨てろー!」の要求に屈する特命課メンバー。しかし桜井刑事だけは犯人にピストルを突きつけるが、紅林刑事に制止される。「ばかやろー!」と紅林刑事を殴る。「あらんどろん」は恐怖のあまり「ぎゃー!」と絶叫。かなりの修羅場です。しかし頭のいい紅林刑事はハンドマイクを片手に「ぎゃはははは」と大爆笑。「撃てるものなら撃ってみろ!ぎゃははははは」。この挑発、結構いけてます。犯人は紅林刑事に向かって発砲。右腕、左足を撃たれる。その隙に桜井刑事が犯人を羽交い絞め。ボコボコに殴りつける。さらに津上刑事と吉野刑事まで調子に乗って殴りまくり。犯人ボロボロ。なんとか事件は解決。そして橘刑事の下に無線が入る。「シドニーのまゆみさんと連絡がつきました!」と。「すいませーん。ずっと出掛けていて失礼しました。今日はコアラを観に行ってたんですー。うふふ」。ブチぎれる橘刑事。お・わ・り追記:後味の悪いお話でした。さらに後味の悪いことに、この犯人ひょっとして不起訴になるんじゃね?
2013年04月22日
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中古で「日本沈没」のDVDを購入したが、タバコ臭くて思わず嘔吐。特捜最前線 第105話「さようなら、高杉刑事」半年ぶりぐらいの登場と思ったらナント降板。あまりにも忙しく、西田敏行自ら降板を申し出たらしい。そのため今回はゲスト扱い。高杉刑事のラストエピソードだと言うのに神代課長は今回も欠席。前回まで陣頭指揮を執っていた蒲生次長も不在といういびつな状況でお話は始まる(蒲生次長と高杉刑事はのちに「池中弦太80キロ」で毎週熱いバトルを展開する)。知人の結婚式の帰りに少女買春の疑いで警察に逮捕される高杉刑事。のちに誤解が解けるが、その少女・森下愛子の更生に必死になる。はっきり言って刑事の仕事ではない。高杉刑事には係長として東池袋署に栄転する話があった。以前からもっと市民の近くで仕事をしたい希望が叶ったわけだが、今回のような仕事を続けていると昇進の話に影響しないかとおやっさんは心配する。そんなこんなで事件は解決。無事に高杉刑事は特命課を離れることになる。「同じ仕事なんだし、またどっかで会いますよ」と笑顔で言い残して。しかし、特命課に姿を現すのは数年後のことであり、特命課メンバーをめぐる奇妙な事件にまきこまれることになるがその時、高杉刑事は「刑事」ではなかった。ということで、西田敏行の降板により作風は一層ハード化し、「オヤジ度」「アブラ度」もグレードアップすることになる。ちなみに今回も藤岡弘、のアクションがすごかったが、パンチパーマというよりほとんどアフロ状態の髪形もすごかった。
2013年04月21日
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大したことしてないのに一日が終わった。特捜最前線 第104話「帰ってきたスキャンダル刑事!2」今回も桜井刑事はミヤモトを監禁中。何が何でも黒幕を自白させようとする。禁断症状に苦しむミヤモトを前に「全部しゃべったらこいつをやるぜ」と注射器をちらつかせる。「オーノー!」と苦しむミヤモト。そしてついに黒幕が来日中のニューヨーク市警・ハーマン副長官であることを聞きだす。その直後ミヤモトは何者かに狙撃され死亡。さらに火をつけられ桜井刑事絶対絶命。しかし、とっさにフォークリフトを操り脱出成功。そこへおやっさん登場「警察には警察のルールがある」。なんと桜井刑事逮捕。そんなこんなでハーマン副長官をしょっぴいてやるぜと息巻く蒲生次長以下特命課メンバーだったが、政治的圧力により捜査は打ち切り。ただし、身柄は領事館へ預けられることになる。それを耳にした特命課メンバー(逮捕中の桜井刑事含む)はハーマン副長官の車を追う。ハーマン副長官が車を降りた瞬間、手錠をかけられたままの桜井刑事がパトカーからとっさに飛び出し、警察官の制止を振り切って襲いかかる。手錠の鎖をハーマン副長官の口にグワーッと押しつけ、見てて痛そう。本気で殺そうとしてたみたい。結局、ハーマン副長官殺害(!)は失敗に終わってしまう。そんなこんなで桜井刑事の恋人・弓恵子(誰も知らないよな・・・)が船でアメリカへ出国しようとするが、どうも麻薬も運び出そうとしているのでは?それを嗅ぎつけた特命課は港へ。ピストルを所持させないことを条件に桜井刑事にも同行が許可される。案の定あらわれた覆面男。ミヤモトを射殺した奴とおそらく同一人物。追い詰める桜井刑事。しかし、その覆面男の正体はニューヨーク市警の黒人刑事だった。妻は殺され、子どもは一命を取り留めたが今でも意識不明のまま入院している。なのに。麻薬組織の黒幕はハーマン副長官であり、復讐の相手は親友だった。あまりの理不尽さに「ホワーイ?」を連発する桜井刑事。「金が欲しかったんだよー」と泣き叫ぶ黒人刑事。お互いにピストルを向け合うが、桜井刑事の後ろから黒人刑事を射殺する橘刑事。桜井刑事に「バッカヤロー!」と殴られ、左から鼻血を垂らしながら「でしゃばりすぎたかな」と。結局ハーマン副長官は送還され、事件は未解決のまま終わる。数日後、国際銀行の窓口に現れた桜井刑事は黒人刑事の息子充てに送金。爽やかなナイスガイ。こうして桜井刑事は特命課に復帰。ただし、警部補へ降格処分となる。
2013年04月20日
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わざわざ書類を取りにきてやったというのに目付きの悪い受付に「あなた誰ですか!?」と不審者扱いされたので「お前こそ何者ですか!?」と言ってやった。特捜最前線 第103話「帰ってきたスキャンダル刑事!1」ロケ中に大けがした二谷英明。神代課長は海外出張という設定で一時降板。代わって登場したのが長門裕之演じる神代課長の旧友・蒲生次長。べらんめえ口調。トップが変わるとここまで雰囲気も変わってしまうものか。そんな中、国外逃亡した外国人容疑者を追って渡米していた桜井刑事(藤岡弘、)が帰国。かつて特命課で神代課長の右腕として活躍していたが、革ジャン・サングラス・パンチパーマというワイルドスタイルで再登場。捜査のためなら女を抱きまくり、相手に麻薬を打ちまくり、酒飲みまくり、ピストル撃ちまくりの悪徳刑事ぶり。「さっすがアメリカ帰り!」と喜ぶのは吉野刑事だけで他の連中は変貌ぶりにあ然。おやっさんは「君の机は昔のまま残している」とフォローするが、初めて対面する橘刑事は早速対立。そもそも今回一年ぷりに帰国したのはあまりの乱暴ぷりに国外退去扱いされたから。しかし、本当の目的はある一人の男を追い、復讐することにあった。かつてニューヨーク市警の黒人刑事と家族ぐるみで付き合っていた桜井刑事。日本とアメリカを行き来する麻薬組織の売人。そいつを捕まえたら組織も全滅に追い詰めることが出来る。いつもバカにされている日本人と黒人同士でガンバロウぜと誓い合う。しかし、黒人刑事の親子が何者かに射殺。その何者かとは「ミヤモト」と名乗る日系人。特命課が別の事件で追っていた人物と同じだった。紅林刑事とおやっさんがミヤモトの身柄確保に成功するが、アメリカ大使館に引き渡されてしまう。護送されるミヤモトをタンクローリーで襲撃して、拉致監禁する桜井刑事(この辺の無謀っぶりは神代課長仕込み)。そして「お前に何度でも麻薬を打ってやるぜ。禁断症状の苦しみをお前も味わうがいい」とホントに麻薬を打つ。やってること刑事ではなく「ザ・ハングマン」みたい。そして後編につづく。
2013年04月20日
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「ゴマキの弟と呼ばれて」。ゴマキって誰?なんかの調味料?新しいウルトラ怪獣?ちなみにホマキなら知ってますよ。「ケータイ刑事銭形舞」の頃から注目してました。特捜最前線 第79話「挑戦3・十三歳の旅立ち!」爆発に巻き込まれ、野際陽子は病院へ。神代課長は野際陽子に「結婚したい」「君を妻だと思っている」と告白(取材に押しかけたマスコミに対しても)。そのことを聞いたけいいち君も大喜び。「おじさんが僕のお父さんになるんだね!」「お祝いに花を買ってくるよ」。朦朧とした意識の下、野際陽子は三人でショッピングに出かけたり、台所で食事をしたり、けいいち君に宿題を教える神代課長の姿などを想像。ちょっとホロッときました。しかし、けいいち君が戻って来ると野際陽子は息を引き取ったあとだった。復讐を誓う神代課長。さて、今回の真犯人。野際陽子のスポンサーだった大手商社の社長のバカ息子が8年前に起こした婦女暴行による殺人事件がそもそものきっかけ。そのバカ息子の代わりに出頭し、収監されたのが水島だった。さらに背後には大きな疑獄事件が絡んでいた。辞職願を出した神代課長は捜査ではなく復讐を決行。バカ息子を拉致監禁。「野際陽子を返せ!それが私の目的だ!」とムチャクチャな脅迫をする。しかし、大手商社の社長が送り込んだ孫娘(バカ息子の娘)に冷静さを取り戻した神代課長はバカ息子を解放してしまう。「あなたは非情な人間ではない。あたたかい人間だ。やっぱり我々のキャップだ」とおやっさんのナイスフォロー。しかし、今度はけいいち君がバカ息子の娘を誘拐。大手商社に脅迫電話をかける。そして最後は遊園地を舞台に特命課、大手商社、さらにバカ息子の三者による激しい銃撃戦。大手商社の社長も逮捕される。父親だけでなく母親も失ったけいいち君。神代課長は一緒に生活するつもりでいたが、「お母さんの実家の和歌山へ帰ります」「一生懸命勉強して東京の大学へ進学します。そのときはおじさんに会いに行きます」と。8年に渡る捜査の結果、事件は解決したが、最愛の人を失い、平凡な家庭を崩壊させてしまった。野際陽子と同じく三人でショッピングに出かけたり、台所で食事をしたり、けいいち君に宿題を教える自分の姿を想像しながら雑踏にたたずむ神代課長。ふと顔を上げると野際陽子の姿が。しかし、それは別人だった。夫と男の子と三人で仲良く目の前を歩き去る。さみしげな神代課長。おわり。面白かったけど三部作は長いなあ。
2013年04月19日
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死ぬかと思うぐらい忙しかった。特捜最前線 第78話「挑戦2・僕はおじさんを許さない!」捜査のため自分たちに近づいた神代課長に怒り心頭の野際陽子とけいいち君親子。そして何者かの手によって殺害されたけいいち君の父親。その背後には三光経済新聞社というよくわからない会社の存在が明らかになる。さらに財界の大物がバックに控えている・・・というより神代課長の内偵により実はそこまで分かっていたが、決定的証拠に欠けていた。しかし今回人命を亡くしてしまったことから辞職を覚悟し、最後の捜査に着手する。ほとんど神代課長の土壇場。水島は息子・けいいち君に何かを残しているはず。けいいち君は知っていた。父親のノートにヤバイ記述があったことを。そんなこんなでけいいち君は三光経済新聞社の連中に誘拐される。そこへ単身乗り込む神代課長。足を撃たれて絶体絶命のピンチに陥るが、なんとかけいいち君を逃がすことに成功。この脱出劇がかなりカッコイイ!しかし逃げ切れずまたしても捕まってしまい、ノートを渡してしまう。その頃、野際陽子は経営するレストランを手放し、けいいち君とのんびり生活したいと思い、スポンサーである例の財界の大物のところへ挨拶に向かう。神代課長もさすがに今回は限界を感じたのか、捜査の打ち切りを決定。あまりにも公私混同すぎるため、特命課メンバーからブーイングの嵐。右腕的存在の橘刑事もイライラ超MAX。そして神代課長は野際陽子と高級レストランでデート。いい雰囲気。直接的なセリフはないもののプロポーズめいたことをいい、それを受け入れる野際陽子。その瞬間、店内大爆発。次回おじさん3部作最終回につづく。
2013年04月18日
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今年度は休学決定。でも書くよ(帰りは連日深夜ですが)。 別冊映画秘宝編『ウルトラセブン研究読本』洋泉社舐めてました。既に手垢だらけだとばかり思っていましたが、ここまで深く掘り下げることが出来るとは。。。見習わないといけません。マジで。。。もっと掘り下げなければ。。。 山本周五郎『樅の木は残った』(上・中・下)新潮社前から読みたかったので年明けにチャレンジ。あと仙台時代に原田甲斐のお墓が近所にあったのも理由。ストイックですな。長ーいお話でしたが、ラストにすべてが集約されてました。実に大河ドラマ向け 藤子・F・不二雄『藤子・F・不二雄大全集 ドラえもん』8~14巻 小学館70年代後半から80年代初期にかけてバカバカしさがものすごい。乗って執筆されていたのだろう。毒っ気もなかなか。この時期にギャグマンガとして確立された様な感じがしますが、80年代半ばから緩やかに穏やかな作風へと思いきや、大長編ではハードな作風へ変化するので目が離せない 樋口尚文『グッドモーニング・ゴジラ 監督本多猪四郎と撮影所の時代』筑摩書房今のところ本多猪四郎唯一の評伝。大人しい作風ゆえに論評するのが難しいところですが、著者は果敢にチャレンジ。その作風が何からもたらされたのかよく分かった。だから黒澤明は晩年、本多猪四郎をサポート役に起用したのですな 坂口安吾『風と光と二十の私と・いずこへ』岩波書店うーん。読んでて辛くなりました。こういうのが面白く感じる年頃もあるとは思うが、日々疲れ果てたオジサンには辛いです。ということで読後、ブックオフへ 佐々木守『新・日本書記 巻の一 日本忍法伝』東邦出版時は大化の改新。奈良、能登、九州、朝鮮半島を舞台にお話は展開。テレビドラマのようにテンポが速く、グイグイ読めて面白かった。でもこれは左右どちらの人たちからもお目玉を喰らわれそうな。佐々木守の天皇制観がよくわかる。この本を読んだ後『アイアンキング』と『三日月情話』を観ると完璧 ニーチェ『道徳の系譜』岩波書店難しかった。けど、こういう本を読んだ後はどんな本でもスイスイ読めてしまう レイモンド・チャンドラー『長いお別れ』早川書房スイスイ読めなかった。二度目のチャレンジ。今回は読破したが、なぜこの本の評価が高いのかよく分からない。文章はくどいし、冗長な展開が続くし。よく分かりません 本田靖春『私戦』河出書房新社待望の文庫化。なるほどね。91年にフジテレビでドラマ化。もちろん観た。よくこんな事件をテレビドラマにしたなあ、と当時もビックリだったが、今はもっとビックリ。バブル期でもまだまだテレビは良心的だったんですな。90年代末に深夜でひっそりと再放送したのを録画。久しぶりに観ようかな。主演はビートたけし 山崎美貴子『ケース研究のすすめ方』全国社会福祉協議会シンプルで分かりやすかったのでソッコー購入。最近はやたらマニュアル化され、却って分かりにくくなっている。合理化しにくいものを、なぜ無理矢理に合理化しようとするのでしょうか?なんかの利権でも絡んでいるのか? イヴァン・イリイチ『シャドウワーク 生活のあり方を問う』岩波書店なんでもかんでも市場経済に埋め込まれるとろくなことないよ、という主張。同感です。面白かったので付箋貼りまくり。でも絶版。ヤフオクで落札しましたね ショーロフ『人間の運命』角川書店ロシアのノーベル文学賞作家による小説。外務省のラスプーチンこと佐藤優おススメの一冊。ストイックというか真面目ですなあ。でも戦争が終わった直後の人間ってこんな感じですかね。平成に生きる我々にとっては震災然り
2013年04月14日
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キョンキョン、タバコ吸いすぎじゃね?特捜最前線 第77話「挑戦1・おじさんは刑事だった!」神代課長は野際陽子親子と親しく付き合っていた。野際陽子の息子・けんいち君と一緒に海水浴へ行ったり、ヨットに乗ったり。その姿はまるで親子。野際陽子も神代課長に好意を持つようになるが、神代課長はプライベートを一切明かそうとしなかった。というのも、今から9年前。仕事帰りのホステスが暴行、殺害される事件が発生。近所に住む会社員・水島が自首する。その後、判決10年の刑が言い渡されるが、水島は誰かの身代わりに服役したのではないか?という疑惑が浮かび上がる。水島が服役中に妻・野際陽子は3年前にレストランを開業。その開業資金が服役の代償ではないか?そこで神代課長は3年前から野際陽子に近づき、内偵を進めていたのだった。それを知った野際陽子とけんいち君はショックを通り越し、怒りを覚えるようになる。そんなこんなで水島が出所。再び野際陽子と生活するようになるが、けんいち君の心は離れていた。さらに内偵を進めていたことは特命課にも伏せられており、その非情さぶりに特命課メンバーも激昂するが、神代課長は逆ギレ。一方、野際陽子たちは何者から命を狙われる。車のブレーキの故障、自宅に仕掛けられた盗聴器など。津上刑事は盗聴器を仕掛けたと思われる人物を追い詰めるが、寸前のところで交通事故に巻き込まれ死亡。それも口封じに近い、不自然な交通事故死だった。そして水島も何者かによって刺殺されてしまう。野際陽子とけんいち君、激昂。「あなたたちが近づいたからこんなことになった。そっとしておいて下さい!」と。神代課長のおじさん三部作。次回へつづく。
2013年04月08日
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鶴瓶の笑顔。特捜最前線 第70話「スパイ衛星が落ちた海!」某国の人工衛星が西伊豆沖高度300メートルの上空で爆発。残骸が回収されるが、機密情報が収められたマイクロフィルムだけは発見できなかった。政府は特命課に改めて捜査を依頼。ただし、国家機密に当たるため人工衛星の形状、国名は非公開という条件付だった。その頃、墜落現場に「空の死神」と名乗る人物から30億円を要求する脅迫状が見つかった。さてさて、墜落の音をたまたま録音していたタカシ少年と知り合う橘刑事。墜落音と一緒にオートバイの音が録音されていたことに気がつく。「空の死神」とは日頃から近所を走り回っていた暴走族「ブラックサタン」と判明。さっそく容疑者たちを追及。一方、橘刑事はタカシ少年に何かあると睨んでいた。タカシ少年の家族は数年前、米軍の戦闘機墜落事故に巻き込まれ両親と妹を亡くし、現在は祖母と事故により足が不自由になった姉と三人暮らしである。上空を戦闘機が飛ぶ度に両耳を押さえ、うずくまってしまうタカシ少年。タカシ少年にとって飛行機はトラウマになっていた。それだけではない。国やアメリカは墜落事故の被害者に対し、賠償金すら支払っていない。そんなこんなでマイクロフィルムの捜査のためCIA やKGBも動き出す。また捜査権をめぐって政府と対立する神代課長。実はマイクロフィルムを手に入れていたのはタカシ少年だった。しかも偶然。「ブラックサタン」を利用して国から金銭を手に入れようと考えた。「30億でもむ50億でも・・・!国は僕たちに何もしてくれなかったじゃないか!」。言葉を失う橘刑事。そしてタカシ少年の供述に基づいて、マイクロフィルムを破棄したとされる海域を調査。しかも神代課長自らダイビング。吹き替えなし。ところがマイクロフィルムは発見されなかった。「どういうことだ!」と詰め寄る政府高官に対し「暴走族たちが逃げようとした場所にあるに違いない」と説明し、捜査の場所を移動。そして発見される。政府高官は神代課長に対し、タカシ少年の身柄を某国へ引き渡すよう進言するが、「空から降ってくるポンコツから国民を守るのが我々の仕事だ」と拒否し、納得させる。そしてタカシ少年と橘刑事。「僕がマクロフィルムを捨てたのはあの場所じゃない」と発見現場と矛盾した発言。どういうことか?ひょっとして・・・マイクロフィルムはタカシ少年が指定した場所で見つかった。しかし、神代課長はあえて暴走族が指定した場所へ移したのだった・・・!?米軍の戦闘機墜落事故により両親と妹を失い、今回の事件で祖母と姉を失った。「父さーん!母さーん!アサコー!」海に向かって叫ぶタカシ少年。戦闘機が墜落するシーンがインサートされ、お・し・ま・い。当時、実際に米軍の戦闘機墜落事故があった。それが元ネタの今回のお話。酷い話ですな。。。それにしても特命課はマイティジャックなみの活躍、というか今回はQやマイティ号が出てきても全然おかしくない。世界規模まで広がった設定をご近所レベルのお話に畳んでしまう手腕が素晴らしすぎ。
2013年04月06日
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魅力のなさが爆発。特捜最前線 第94話「恐怖のテレホン・セックス魔!」マニアの間でカルト的な人気を誇るお話。おやっさんこと船村刑事の妻の知人・洋子は毎晩かかってくる変態電話に悩まされていた。「はあ・・・はあ・・・奥さーん・・・今どんな格好してるの?オレ今、裸なんだ・・・」「ぎゃーっ!!」と洋子さん半狂乱。怪奇映画よりも怖いです。そこでおやっさん、仕事ではなく個人的に捜査を開始する。しかし、犯人はかなりの知能犯。さすがのおやっさんも苦戦する。そこで特命課メンバーの協力を得て本格的に捜査を開始することに。その結果、洋子さんだけでなく近所のあちこちの奥さんたちも被害あっていたことが判明。被害届も多数出されていた。被害届の実態を調べにとある警察署へ赴くおやっさん。「いやー特命課の皆さんが動くということはどんな大きな事件なんですか?」とくだらないことを聞いてくる警官に対し、「事件に大きい小さいもない!」と一喝。すばらしい一言です。さらに変態電話を毎回録音。ひたすら分析した結果、都電の音が聴こえることから恐らく沿線の公衆電話から掛けていることが判明する。しかし、犯人はおやっさんの声を加工して「奥さーん」(おやっさんの声)と変態電話で逆襲。「ぎゃーっ!!」と洋子さんまたしても半狂乱。さらにおやっさんに「殴られた」と弁護士を連れて特命課に乗り込んでくるモンスターっぷり。おやっさんピンチ。そんなこんなで犯人のアリバイ崩しに躍起になる特命課メンバー。ある日、犯人はポルノ映画館から変態電話をかけてくる。もちろんおやっさん尾行。すかさず録音、分析。「おやっさん!やりました!バックにポルノ映画の音もバッチリ入ってます!」と吉野刑事(アカレンジャー)大喜び。犯人のアリバイは崩れた。逃げる犯人を全速力で追いかけるおやっさん。心臓病の持病を持っているのに。そして無事逮捕。めでたしめでたし。珍しくハッピーエンド。ただし神代課長は欠席。特命課はどんな事件にでも対応するが、さすがに今回だけは「おやっさんに任せるよ」といったところか。追記:犯人の動機は描かれず。その辺りにやや物足りなさを感じたが、この手のテーマは掘り下げすぎると刑事ドラマの範疇を逸脱してしまうかもしれない。その分、おやっさんの刑事としての執念を描くことで辛うじてバランスを保っている。「怪奇大作戦」みたいに徹底的に犯人側の動機を深く掘り下げた「特捜最前線」も観てみたい。
2013年04月04日
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松井秀喜に国民栄誉賞。なぜ?俺もかなり頑張ってるので俺にも国民栄誉賞を寄こせ。特捜最前線 第80話「新宿ナイト・イン・フィーバー!」タイトルからは想像できないくらい悲惨なお話。疲労も眠気もぶっ飛びました。暴力団同士の抗争が勃発。ある日、抗争に使用された拳銃を偶然手に入れたのが気弱なサラリーマン・赤塚真人。気の弱い彼は日頃から彼女や上司にバカにされている。不器用なため営業成績も悪い。営業に回るがあちこちで小間使いのように使われ、搾取され続ける。今日も契約を取るため、なけなしの金で買ったと思われるブランデーを口説きにかかっている電器店のオヤジに渡そうとしたところ、カバンになぜか拳銃が入っていることに気がつく。神社でいじくっていると暴発。ビビリの彼はとりあえずコインロッカーに仕舞いこむ。その頃、特命課は拳銃捜査の途中、神社で射殺体を発見。赤塚真人の誤射に巻き込まれたのだ。その夜、新宿をふらつく赤塚真人。チンピラ二人組に因縁をつけられボコボコ。サイフも巻き上げられる。何もかも嫌になり憔悴しきってしまうが、ふとコインロッカーの拳銃のことを思い出す。拳銃を取り出し、チンピラ二人を射殺(三発使用)。気持ちが大きくなった赤塚真人は電器店のオヤジも射殺(二発使用)。さらに自分のことをバカにし続けてきたホステスを脅し、彼女のマンションへ。翌朝、射殺(一発使用)。その時、既に赤塚真人のことがニュースや新聞で報道され、上司が取材に対し「日頃からネチネチした性格でしてね。彼は異常性格ですからねー」と実もフタもないことを話す。さらに新聞の見出しにも大きく「異常性格」と。「くっそー!次はあいつだ!」と狙った相手はもちろん上司。むりやりディスコに連れ出して躍らせる。そして射殺(三発使用)。残りは三発。「最後は・・・」と彼女を呼び出すが、そこへ特命課も駆けつける。吉野刑事が追いかけ、ビルの屋上へ。路上と吉野刑事の足元にそれぞれ着弾。弾はあと一発。柵を乗り越え、抵抗する赤塚真人に彼女が呼びかけた瞬間、バランスを崩し、残りの一発を空中に向かって撃ち放したまま地上へ落下。「ぎゃーっ!!」と泣き叫ぶ彼女。何のフォローもないまま、お・わ・り。特命課はほとんど登場せず、赤塚真人中心に話が進む異色作。辻褄の合わない箇所や赤塚真人へのイジメがややオーバーに描かれている点などが気になったが、それにしても、まあ。。。
2013年04月03日
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去年ぐらいから1パック45グラムだった納豆が、密かに40グラムへ軒並み減っている。概ねどのメーカーも。特捜最前線 第69話「誘拐2・パニック・イン・函館!」犯行グループの主犯格・溝口も元刑事で、勝原の部下だった。そして勝原の娘・トモコは溝口に魅かれ、逃走の手助けをするようになる。「お父さんは自家用機を持っているの。それに乗ってアラスカまで逃げて」。しかし実際に用意された飛行機はセスナ。こんなんでアラスカまで飛べるのか?それ以前に当時ならソ連に撃墜されるような。そんなこんなで溝口はダイナマイトを空中から投げつけ、まずは函館警察署を爆破しようとするが、タンクからガソリンが漏れ墜落。爆発。前編は盛り上がったが、後編はイマイチ。尻すぼみ感あり。一本の話を無理やり前後編のまとめたような感じがしてならない。明らかに尺稼ぎと思われるカット(タイアップ映像)が随所に挿入。観光PR映画みたい。それだけでこちらのテンションが下がってしまう。トモコの心境の変化もやや唐突。ボーっとしながら観ていたせいかもしれないが、溝口の犯行の動機もやや不明確であまり共感できなかった。しかし、撮影スタッフとキャストたちは宿泊先のホテルでは毎晩盛り上がっていたと思う。西田敏行は欠席(天竺に向かっていたため)。
2013年04月02日
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木村カエラは眉毛剃りすぎ。特捜最前線 第68話「誘拐1 東京-函館縦断捜査!」警察OBで銀行に天下りした元エリート刑事・勝原の娘が誘拐された。しかし奇妙なことに身代金は五百何十万何十何円(うろおぼえ)という中途半端な金額だった。特命課は身代金を受け取りに来た老人を逮捕したが、口を割ろうとしなかった。その後の調べで老人は元警察官であり、当時上司だった勝原の指示が原因で不祥事を起こし、定年を前にして退職させれていたことが判明。そして身代金の額は老人が受け取るはずだった退職金の金額だった。おやっさんこと船村刑事は「年寄り同士、頭の毛が薄い者同士で話をしようや」とフレンドリーに取調べをしようとするが、「あんたみたいなデカが一番信用できん」「どうせ先のないあんたの手柄にするぐらいなら若手の手柄にしてあげたい」「若い奴にならいくらでもしゃべってもいい」と毒を吐かれ、おやっさん激昂。その直後、一緒に屋上に出た津上刑事の目の前で「あの歳を取った刑事に悪いことをした」と言い残し、飛び降り自殺をしてしまう。「いやー迂闊だった」あの老人は取り調べの時点で死を覚悟していた、年寄りの刑事よりも若い刑事であれば失敗してもやり直しが利く、年寄りだとそうは行かない、「あの男の気持ちに何故気づかなかったのか」とおやっさん落胆。そんなこんなでまたしても身代金要求の電話。函館まで呼び出して受け渡しを要求する。現場に現われたのはまたしても警察OB。しかも今回も勝原が原因で退職に追い詰められた元刑事だった。そんなこんなで追跡の途中で事故死。捜査は行き詰る。その頃、犯人のアジトでは勝原の娘が監禁されていたが、主犯格の男は真摯な態度で接していた。目的は誘拐ではなく、あくまで勝原への復讐だからである。しかし、身代金の受け取りに失敗した主犯格の男の弟はイライラMAX。兄の居ない好きに勝原の娘の首を絞める。で、次回につづく。特命課全員函館へ出張なのに高杉刑事だけ東京で留守番。しかも高杉刑事の登場シーンはすべて特命課事務所だけ。西田敏行ブームの影響ですな。
2013年04月01日
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