全11件 (11件中 1-11件目)
1
「かみつく」を改名「沖縄 民主主義4」定価1000円(税抜)12月県内書店で発売予定狼魔人日記で先行発売新発売・「かみつく3」は県内書店で発売中クリックすると本の紹介画面へ狼魔人日記でネット全国販売しています。申し込みはメールでできます。ブログ 狼魔人日記メール ezaki0222@ybb.ne.jpみなさんの意見・感想はヒジャイ掲示板へヒジャイ掲示板クリックお願いしますにほんブログ村今日、狼魔人日記の江崎さんと我那覇さんがやっているチャンネル桜に出演することになった。名護市長選について私の考えを述べたいと思っている。・・・・・・・・・・・・・・・・沖縄県在住の女性写真家、石川真生(いしかわ・まお)による日常のあれこれ、勝手におしゃべり。キャッチフレーズは「オf×ニーから政治談議まで」 2014年01月27日互いにヤマト(本土)から沖縄に移住してきた人が話してくれた。「この前、本土に住んでいる知り合いと沖縄の基地の話になった。『沖縄に基地が多いのは知っているけど、中国のこともあるし、米軍基地は沖縄に置いてもらわないと困るよね』と、言っていた」大方のヤマトの人がそんな意見なんだろうな、と思ってはいたが、まともに聞かされると腹立たしいやら、悲しいやら。日本のマスコミは、中国や韓国や北朝鮮が、いかに日本に対して敵対感情を持っているか、という報道をガンガンする。その影響は大きい。そんな国が日本を責めて来るんじゃないかと思って米軍を沖縄に置いとかないといけない、自衛隊の力をもっと強めないといけない。そうマインドコントロールしている。でも、なぜそれらの国が日本を嫌うのかを私は知りたい。その国の人々の思いを知りたい。お互いに心の声に、本音に耳を傾けないと、いつまで立っても互いを理解しないし、仲良くもならない。行き着く先は争いしかない。それはごめんだわ。・・・・・・・・・・・・・・・・・石川さんのように考えている県民はたくさん居るだろう。彼女のような人に、米軍基地容認、辺野古移設を納得できるような説明ができるようにならなければ、沖縄革新思想をくつがえすことはできない。思想闘争の道のりは長い。
2014/01/28
コメント(0)
「かみつく」を改名「沖縄 民主主義4」定価1000円(税抜)12月県内書店で発売予定狼魔人日記で先行発売新発売・「かみつく3」は県内書店で発売中クリックすると本の紹介画面へ狼魔人日記でネット全国販売しています。申し込みはメールでできます。ブログ 狼魔人日記メール ezaki0222@ybb.ne.jpみなさんの意見・感想はヒジャイ掲示板へヒジャイ掲示板クリックお願いしますにほんブログ村辺野古区民よ、立ち上がれ!戦後六十九年間、沖縄は戦争に巻き込まれないで平和だった、なぜ平和であったか。自衛隊と米軍が沖縄を守ってきたからである。現在、自衛隊二十三万人、米軍四万人の合計二十七万人が日本・沖縄を守っている。自衛隊・米軍二十七万人の内二万人の米軍が沖縄に駐留している。軍隊が沖縄に集中しているというのは嘘である。嘉手納飛行場以南の米軍基地は全て返還すると日米政府は宣言した。返還がスムーズに実行できないのは普天間飛行場の辺野古移設に反対している革新系政党や団体の性である。沖縄に軍事基地が集中していると問題にする前に、日本には自衛隊・米軍で二十七万人居ること。その内の二万人の米兵が沖縄に駐留しているがその内の一万人近くの海兵隊が沖縄から出ていく予定であること、嘉手納飛行場以南の米軍基地は返還することを前提にするべきである。現在の状態を指して米軍が沖縄に集中しているというのは間違っている。〇戦後六十九年間沖縄は平和であった。それは自衛隊と米軍が沖縄を守ってきたからである。〇自衛隊・米軍二十七万人が日本・沖縄を守っている。沖縄に駐留している米軍だけが沖縄を守っているわけではない。〇米軍はアジアの民主主義国家の平和を守り、中国の民主主義国家への侵略の抑止力となっている。沖縄駐留の米軍もアジアの平和に貢献している。〇普天間飛行場の県外移設は不可能である。辺野古移設を問題にする時、左記のことを前提に考えるべきである。日本・沖縄の平和維持を考え、普天間飛行場の危険性を考えるなら辺野古移設は受け入れなければならない。それは賛成とか反対という問題ではない。普天間飛行場を固定化するかそれとも移設は辺野古移設するかの二者選択の問題であるのだ。辺野古に飛行場ができれば辺野古への経済効果は大きい。基地雇用も経済効果があるが、それ以外にも大きな経済効果を生み出すせ方法がある。辺野古に道の駅をつくることである。(反対派テントは資材置き場になってしまう) 図に道の駅と書いてある赤い丸印がある。そこは辺野古の高台の集落のはずれである。そこに嘉手納町のように三階建ての道の駅をつくれば、屋上から飛行場が一望できる。嘉手納町の道の駅は観光客で連日賑わっている。米軍基地が観光を阻害しているというのは嘘だ。辺野古の高台に道の駅を造れば嘉手納飛行場以上に繁盛すると私は予想している。道の駅から青い海原、離れ島、飛行場、オスプレイが見える。絶景である。入口に駐車場をつくり観光バスや車はそこに駐車させ、約三〇〇メートルは歩いてもらう。その通りにはお土産品店、喫茶店、レストラン、やんばるの生産物の売店などを設置すれば商売繁盛だ。辺野古が人気スポットになれば民宿など他の商売もできるだろう。観光客だけでなく多くの県民も辺野古にやって来るだろう。経済が発展するには「核」になるものが必要である。辺野古では辺野古飛行場を一望できる道の駅が「核」になれる。道の駅を「核」に商売が広がり辺野古だけでなく東海岸の経済が発展していくだろう。中国が民主主義国家になった時、沖縄に米軍が駐留する必要はなくなる。その時には民間飛行場として使用できるから経済はもっと発展する。私は名護市のような大きな経済発展を望んでいるのではない。過疎化を喰いとめ、人口が少しずつ増え、復帰前くらいの人口に戻り、廃校がなくなるくらいの経済発展を望んでいる。普天間飛行場の辺野古移設はそれを実現できる。 名護市長選では辺野古移設反対の稲嶺立候補が当選した。稲嶺市長は徹底して政府に抵抗して辺野古移設を断念させると言っている。 稲嶺市長は辺野古移設反対を掲げ、一方名護市の発展のために観光に力を注ぐと述べている。観光政策は西海岸だけに適用され東海岸は無視されてしまう。稲嶺候補の公約である。〇屋部地域 ・地域の拠点施設として屋部支所を建て替えます。 ・屋剖親水公園を整備し、東・西屋部川や地減資源の活用を図ります。 ・屋部工場適地への企業誘致を推進します。 ・名桜大学を核とした学園都市形成を促進します。 ・嘉津宇岳周辺の自然を活かした観光ツーリズムを推進します。 ・シークヮーサー・タンカンなどの特産自を活用した循環型農業の基盤整備を支援します。 ・安和から宇茂佐、屋部地域の美しい海浜を活かした観光振興の推進。 (歴史・文化・自然。学び体験できるエコツアープログラム) 〇屋我地地域 ・屋我地に小中一貫教育校をつくります。 ・お年寄りにやさしい地域コミュニティバスを運行します。 ・地域の拠点施設として屋我地支所を建て替えます。 ・愛楽園将来構想を推進します。 ・運天原公民館を建て替えます。 ・3つの橋で結ぼれた屋我地アイランドの魅力を展開させていきます。 〇羽地地域 ・養豚・養鶏場の環債整備と、アグーなどの在来地域資源を活用した付加価値の高い畜産業を雄進します。 ・名護市堆肥センター機能高度化施設整備事業を推進します。 ・源河小学校校舎の跡地利用で地域振興を推進します。 ・羽地内水面の整備を推進します。 ・嵐山公園、真喜屋運動公園、地域資源を活用した観光型公園の整備を行います。 〇久志地域 ・久志地域に最新型給食センターを新設し、食育・地産地消を推進します。 ・金融・情報特区体制を強化し世界に開かれた名護市をつくります。 ・お年寄りにやさしい地域コミュ二ティバスを運行します。 ・国立高専と連携した特産品づくりと、二見以北の小学校校舎の跡地利用で地域振興を推進します。 ・大浦マングローブ林公園や地域資源を活用した観光型公園の整備を行います。 ・地域滞在型の自然体験ツーリズムを支援します。 ・沖縄やんばる花・エコ街道を推進します。 〇名護地域・市街地 ・北部総合医療・福祉センターの設置をめざします。 ・サンセット・夜景を楽しむ名護湾クルージングと名護漁港の利活用で、市街地活性化を推進します。( ハーリーとマリンスポーツなどの支援) ・地域交流拠点を整備し三共地域の振興を図ります。 ・国指定文化財津嘉山酒造所、ひんぶんガジュマルなどを活かしたまちなか観光をさらに推進します。 ・六 次産業を推進する拠点施設「名護アグリパーク」の整備を進めます。 ・市民参加でさくら開花プロジェクトを実施し「さくらのまち名護」 を全国ヘ発信します。 ・中小企業・小規模振興条例を最大限に活用し商店街や企業を強力にバックアップします。 久志地域が東海岸側であるから辺野古が入る。ありふれた公約であり、東海岸の経済復興はおぼつかない。それに比べて西海岸の名護市街は観光開発を集中させている。ますます名護市街が発展する政策である。西海岸が経済発展すればするほど東海岸から西海岸に人口は流れて東海岸の過疎化はますます進む。東海岸の経済活性化は辺野古移設以外にはない。稲嶺市長の政策では確実に東海岸の過疎化は進行していく。 「名護活性化映画24日から撮影開始」名護市活性化のために映画をつくる。観光客を増やすのが目的だ。ここでいう名護とは西海岸の名護市街を中心とした地域であり、名護市街から一〇キロ離れている東海岸は除外している。「名護活性化」は正確な表現ではない。「名護西海岸活性化」が正確な表現である。名護市の常識は名護=名護市街である。稲嶺市長のいう経済発展は名護市街を中心とした経済発展のことを指している。東海岸の経済発展は疎かにしている。疎かにしているというより策がないというのが本当の所だろう。稲嶺市長は辺野古移設反対が名護市の民意であることを主張し、政府が地域の民意を守らないのは民意を無視した行為であり民主主義ではないと主張している。民主主義を主張している稲嶺市長は辺野古区民を無視している。政府には民主主義は地域の民意を無視してはならないといいながら自分は地域の民意を無視している。辺野古は名護市の地域である。辺野古が移設容認を主張すれば稲嶺市長の理屈では稲嶺市長は辺野古の民意を守らなければならないことになる。稲嶺市長のつじつまの合わない民主主義を粉砕するために、辺野古区民は「辺野古移設容認」を主張し、今立ち上がるべきだ。稲嶺市長の理不尽な主張を粉砕することができるのは辺野古区民である。地元である辺野古区民が辺野古移設賛成を名護市民や県民にアピールすれば稲嶺市長の主張は崩れる。島袋氏が「辺野古移設なくして北部の経済発展はなし」と主張したが、東海岸の経済発展については本当にそうである。沖縄・日本・アジアの平和のため。嘉手納飛行場以南の米軍基地返還を促進するため、東海岸の経済発展のため、一日も早い辺野古移設を実現するため、辺野古区民は立ち上がるべきだ。稲嶺市長や革新勢力の辺野古移設妨害は沖縄の歴史を停滞させるだけである。彼らは沖縄の歴史を一九九六年のSACO合意から一七年間も停滞させている。辺野古区民が立ち上がり、稲嶺市長のつしつまの合わない門主主義を粉砕して辺野古移設を推進すれば沖縄の歴史は正常に進む。辺野古区民は立ち上がるべきだ。沖縄の平和のため。日本の平和のため。アジアの平和のため。そして辺野古や東海岸経済発展のため。
2014/01/23
コメント(0)
「かみつく」を改名「沖縄 民主主義4」定価1000円(税抜)12月県内書店で発売予定狼魔人日記で先行発売新発売・「かみつく3」は県内書店で発売中クリックすると本の紹介画面へ狼魔人日記でネット全国販売しています。申し込みはメールでできます。ブログ 狼魔人日記メール ezaki0222@ybb.ne.jpみなさんの意見・感想はヒジャイ掲示板へヒジャイ掲示板クリックお願いしますにほんブログ村辺野古の陸も海も辺野古区民のためのものだ 東海岸の辺野古と名護市の中心街である西海岸の名護とは十キロも離れ、間には山がある。環境も生活も違っていて関係が薄い。辺野古の海と陸について名護市民が決定する権利はない。辺野古の陸と海は先祖代々守り続けてきたのは辺野古の民である。辺野古の陸と海の決定権は辺野古区民にあるのはいうまでもない。戦後間もない頃、米軍が土地接収しようとした時、辺野古の土地を守るために米軍と直接交渉したのは辺野古民である。名護市長といえども勝手に辺野古の土地と海を自分の思う通りにするのは許されないことである。辺野古移設反対を主張した稲嶺氏を選んだのは辺野古とは別社会の西海岸の市民であり、辺野古区民ではない。辺野古の陸と海のことは辺野古区民が決める。それこそが地元の意思を尊重する民主政治である。国や県が決めた辺野古移設を辺野古の民意を無視して反対する稲嶺市長はあまりにも身勝手である。独裁者である。稲嶺市長は辺野古区民を虫けらのように扱っている。民主主義では許されないことだ。辺野古区民が移設賛成している間は辺野古移設反対する権利は稲嶺市長にはない。辺野古の陸と海は辺野古区民のためにある。辺野古区の民意こそが辺野古の陸と海の行方を決定するのだ。
2014/01/22
コメント(0)
「かみつく」を改名「沖縄 民主主義4」定価1000円(税抜)12月県内書店で発売予定狼魔人日記で先行発売新発売・「かみつく3」は県内書店で発売中クリックすると本の紹介画面へ狼魔人日記でネット全国販売しています。申し込みはメールでできます。ブログ 狼魔人日記メール ezaki0222@ybb.ne.jpみなさんの意見・感想はヒジャイ掲示板へヒジャイ掲示板クリックお願いしますにほんブログ村辺野古残酷物語名護市写真 名護市の前景写真である。沖縄本島は東海岸と西海岸は普通別々の市町村になっている。那覇市は西海岸に面していて東海岸は西原町や与那原町になっている。浦添市や宜野湾市が西海岸で西原町や中城村は東海岸に面している。名護市は東西の海に面している沖縄本島では唯一の市である。以前は東側は久志村であった。辺野古は久志村に属していた。久志村は名護市に吸収合併されたのだ。久志村が吸収合併されているのを知ったのは辺野古問題を知るようになってからだ。私は久志村が名護市と合併したことに驚いた。東と西では産業構造が違うから政策も二重になるからだ。西海岸は遅くまで明るく経済が発展してきた。水平線に太陽が落ちていく美しい夕日が見れるので観光産業も西海岸に集中してきた。東海岸は観光に向いていないから農業中心になっていかざるをえない。しかし、沖縄の農業の発展は難しい。写真でわかるように同じ名護市でも西海岸の名護は経済が発展して大きい街になっている。しかし、東海岸は緑が多く小さな住宅地が点在しているだけだ。西海岸は栄えて人口も増えているが東海岸は停滞し過疎化が進んでいる。白字の辺野古飛行場予定地の右側が辺野古崎であるが名護市の人口密集地と比べてかなり小さいことが分かる。名護市の密集地を拡大した写真を見てほしい。黄色い線が国道五八号線である。実は現在の国道五八号線から海側は埋め立て地である。昔の国道五八号線はヒンプンガジマルのある道路であり商店街を通っていたが、道路が狭かったので海岸を埋め立てて国道五八号線を現在の場所に移した。そのために商店街は売り上げが落ち、シャッター街になった。市役所も野球場も埋め立て地である。若いころに何回も名護に行ったことがある。名護に入るとすぐにヒンプンガジュマルを見た。そのくらいヒンプンガジマルは海に近かったものだが、最近は奥の方になっている。埋め立て地の広さは辺野古飛行場予定地よりもはるかに大きい。名護の経済が一番発展しているのが埋め立て地である。名護市が経済不況といっても、名護市の人口が集中している名護市街は別だ。旧商店街は不況であっても新国道沿いの店舗は繁盛している。やんばるは過疎化が進んでいるが名護市街は発展し続けている。辺野古残酷物語は久志村が名護市と吸収合併したことにある。過疎化が進んでいる辺野古にとって普天間飛行場の移設は経済活性化のチャンスである。しかし、西海岸の名護にとって辺野古移設は経済的にはなんのメリットもない。迷惑なだけである。だから辺野古移設に反対である。西海岸の市民は東海岸の経済に関心がない。そうでありながら多数を占める西海岸に政治的な決定権がある。どんなに辺野古住民が普天間飛行場の移設を望んでも圧倒的少数の辺野古民には決定権はない。圧倒的多数の西海岸の市民に決定権がある。辺野古移設反対の公約を掲げた稲嶺候補を当選させたのは西海岸の恵まれた市民たちである。辺野古残酷物語である。名護市と合併しないで久志村であったなら辺野古移設はスムーズだったはずである。西海岸の名護市民に虐げられているのが東海岸の辺野古住民である。
2014/01/20
コメント(0)
「かみつく」を改名「沖縄 民主主義4」定価1000円(税抜)12月県内書店で発売予定狼魔人日記で先行発売新発売・「かみつく3」は県内書店で発売中クリックすると本の紹介画面へ狼魔人日記でネット全国販売しています。申し込みはメールでできます。ブログ 狼魔人日記メール ezaki0222@ybb.ne.jpみなさんの意見・感想はヒジャイ掲示板へヒジャイ掲示板末松候補の敗因名護市長選確定得票数 当19839 稲嶺 進<2>無現 =[共][生][社] 15684 末松 文信 無新=[自] 稲嶺候補が4155票の差で当選した。末松候補が当選すると思っていた私の予想ははずれた。残念である。稲嶺候補が前回よりも票差を広げて当選した事実は認めなければならない。末松候補の敗因を云々するより、稲嶺候補を支持した名護市民の気持ちを理解するのが先である。人間は幸せを求めて生きている。その気持ちが根底にあり、名護市民は稲嶺市長を選んだ。名護市民はお金よりも基地のない平和な生活を望んでいるということである。 石破幹事長の露骨な500億円交付金を嫌い、辺野古移設に反対した。これが名護市民の選択である。 ただ、私にはしこりが残る。「県外移設」問題だ。私は「県外移設は不可能」であることを訴え続けてきた。もし、県外移設が不可能であり、「普天間固定化」か「辺野古移設」かの二者択一の選択であることを名護市民が認識した時でも「辺野古移設反対」の稲嶺候補を選んだだろうか。「辺野古移設」に反対することは「普天間固定化」に賛成することである。この厳しい選択を迫られた時、「辺野古移設」はやむを得ないと考える名護市民は多いと思う。 自民党県連は「県外移設」を公約にしていたのに、「辺野古移設を公約にしないと除名するという石破幹事長の忠告に公約を「辺野古移設」に転換した。仲井真知事は「県外移設したほうが辺野古より早い」と言っていたのに「辺野古埋め立て」を承認した。 自民党県連や仲井真知事は「県外移設」は可能であると認めている。「県外移設」は可能であるのに「辺野古移設」を選択したというイメージを名護市民に与えただろう。 「県外移設は不可能である」ことを名護市民に認識させるには革新系の思想と真正面から対峙し勝たなければならない。それができなかった自民党県連、仲井真知事に名護市長選挙の敗因はあると私は思う。 地元の辺野古の住民は移設に賛成しているのに名護市長選では辺野古移設反対の稲嶺立候補が当選した。本土では地元も普天間飛行場移設に反対するに違いない。名護市長選でますます明らかになったのは「県外移設」は不可能であることである。「県外移設は不可能である」ことを明確にした上で、辺野古移設は自然環境を破壊しない。海に囲まれているから住民への被害はない。「辺野古移設なくして北部の経済発展はなし」を主張するべきである。お金のことは最後に持っていくべきである。お金が全面にでた名護市長選は昔の派閥政治丸出しであった。革新政治思想から逃げてお金で当選する時代はすでに終わっている。
2014/01/20
コメント(0)
「かみつく」を改名「沖縄 民主主義4」定価1000円(税抜)12月県内書店で発売予定狼魔人日記で先行発売新発売・「かみつく3」は県内書店で発売中クリックすると本の紹介画面へ狼魔人日記でネット全国販売しています。申し込みはメールでできます。ブログ 狼魔人日記メール ezaki0222@ybb.ne.jpみなさんの意見・感想はヒジャイ掲示板へヒジャイ掲示板 いよいよ名護市長選の開票日である。私は末次候補が圧勝すると予想しているが、新聞の世論調査では稲嶺候補が先行し、末次候補が猛追しているという。投票先を決めるときに最も重視することを4択で聞くと、「普天間飛行場の移設問題」56%、「地域振興策」23%、「経歴や実績」7%、「支援する政党や団体」3%の順だった。実施した世論調査では、普天間飛行場の辺野古への移設に反対が64%、賛成が19%。反対層は稲嶺氏を、賛成層は末松氏を支持する傾向が強い。 沖縄タイムス この世論調査からは稲嶺候補が圧勝するのが確実である。それだけではない。稲嶺候補を有利にする材料はもっとある。 自民の支持率は15%で、3割台半ばの全国世論調査に比べてかなり低い。仲井真弘多知事の支持率も、昨年12月の県民世論調査で県全体では57%あったが、24%にとどまった。 沖縄タイムス 「地域振興策」23%、仲井真弘多知事の支持率24%だとすれば末次立候補が当選するのは困難である。でもそうだろうか。 私が末次氏の圧勝を予想する根拠は、前回の市長選は全国な民主党ブームがあったから、民主党人気のお陰で稲嶺氏が当選した。それでも票の差はわずか1500票であった。あれほどの民主党ブームでもわずかな差だったのだ。現在は自民党ブームである。安倍内閣の支持率も高い。県知事選、宜野湾市長選、那覇市長選と自民党は選挙を勝ってきた。その流れは変わっていない。だから、末次候補が勝つと思っている。 圧勝予想の根拠は「辺野古移設なくして北部の経済発展はなし」を明言したことである。明言したのは立候補を辞退した島袋氏であるが、辺野古移設と経済発展を堂々と結びつけた意義は大きい。今までは基地経済にうしろめたさを感じ暗いイメージが強かった。しかし、米軍は戦後の沖縄の平和を維持し、アジアの民主主義国家の平和を維持しているのであり、基地経済は暗いものであはない。明るい経済だ。「辺野古移設なくして北部の経済発展はなし」は名護市民のもやもやをすっきりさせたと思う。 末次氏の勝利は間違いないと思う。圧勝すると私は思っているが、今日、明らかになる。
2014/01/18
コメント(0)
「かみつく」を改名「沖縄 民主主義4」定価1000円(税抜)12月県内書店で発売予定狼魔人日記で先行発売新発売・「かみつく3」は県内書店で発売中クリックすると本の紹介画面へ狼魔人日記でネット全国販売しています。申し込みはメールでできます。ブログ 狼魔人日記メール ezaki0222@ybb.ne.jp「かみつく」を改名して「沖縄 民主主義」にした。みなさんの意見・感想はヒジャイ掲示板へヒジャイ掲示板 普天間飛行場移設は辺野古しかない辺野古移設反対派は、普天間飛行場を辺野古に移設したら辺野古の海や大浦湾の生物やサンゴ礁が破壊されるとかジャゴンが食べる藻がなくなるとか、オスプレイが人家に墜落するとか、騒音被害があると主張している。辺野古飛行場は赤印の場所である。大浦湾の先端部分のごく一部である。埋め立てをしても大浦湾や辺野古の海の自然を破壊するような規模ではない。辺野古の飛行場予定の規模とと那覇市や豊見城・糸満の埋め立て血と比較してみよう。 地図は同じ縮小率である。那覇市や豊見城市・糸満市は全て埋め立て地であるが辺野古飛行場の場合は三分の二弱が埋め立て地である。埋め立ては遥かに那覇市、豊見城市・糸満市の方が大きいことが分かる。辺野古の海も南部の海も同じ海である。自然が破壊されるのは同じだ。なぜ南部の埋め立ては許し、辺野古の埋め立てには反対するのだ。自分のたちの生活に関係する埋め立ては利益を得るから黙認して、自分たちの利益とは関係のない辺野古の埋め立ては自然が破壊されると反対する。これはエゴだ。辺野古埋め立てに反対している人たちは本当の自然環境保護主義者ではない。埋め立て地の周囲が汚染されるというのは間違いである。那覇市や糸満市の埋め立て地の海岸を見ればわかる。普天間飛行場と辺野古飛行場を写真で比べてみる。 周囲の大部分は海であり、残りは米軍基地である。一番近い住民地は辺野古であるが一キロ以上離れている。それに比べて普天間飛行場の周囲は住宅密集地だ。危険度は雲泥の差である。それでも辺野古移設に反対するのは人間の命をなんとも思っていないからだ。稲嶺市長は辺野古にも住民がいるから反対であると言っているが、それは反米主義の屁理屈だ。稲嶺市長が共産党や社民党と同じ米軍は日本全土から撤去させる思想があるから理由にならない理由をつけて辺野古移設に反対しているのだ。県外移設は不可能だ 新報は平野元官房長官のインタビューを載せ、「九州『可能性あった』」と見出しにしているが、記事を読んでみると県外移設が不可能である内容になっている。四十数か所を検討したがほとんどの場所が普天間飛行場を移設するのに適していなかった。一か所だけ適した場所があったが三県にまたがり法律的な問題も絡まって難しかった。ただ、時間的な余裕があれば技術的に移設可能な場所が探せたかも知れないという述べているだけである。それは住民の許可を取る以前の問題であり、もし、候補地を見つけたとしても住民が反対すれば建設できないということになる。住民が移設反対するのは目に見えている。平野氏のシンタビューは県外移設は不可能だったと述べていることと同じだ。民主党政権は県外移設が不可能であることを知ったから辺野古移設に戻ったのだ。小泉元首相は「総論賛成各論反対」という表現で県外移設が不可能であることを述べた。自民党、民主党が県外移設をやろうとして断念したのだ。県外説が不可能であることは明々白々である。私たち県民に突きつけられているのは「辺野古移設」か普天間固定化」かの二者択一である。この厳しい現実を受け止めてどちらかを選択するべきである。
2014/01/15
コメント(0)
明日1月14日火曜日の7時放映のチャンネル桜「沖縄の声」にゲスト出演する。「沖縄の声」は「狼魔人日記」の江崎孝さんと我那覇真子の二人による番組だ。明日は「普天間移設は辺野古しかない」について私は説明する。冷静に考えると、ヘリコプター基地を普天間から辺野古に移すだけのことである。移設先は米軍基地内にあり、新たな土地接収はない。普天間基地は返還されるのだから歓迎するべきことである。埋め立ても大浦湾全体から極一部である。移設反対で大騒ぎする理由はない。それなのに大騒ぎする。大騒ぎする原因を自然破壊、ジュゴン保護、新基地建設反対というが、自然は破壊しないし、ジュゴンへの影響はほとんどないし、新吉建設ではなく移設である。大騒ぎする原因はほんとうはない。大騒ぎする本当の理由は共産党・社民党を中心とした反資本主義、反米主義、安保廃棄、日本からの米軍基地撤去にある。辺野古移設反対運動の主体である共産党・社民党は県外移設にも反対だ。彼らの目的は、辺野古移設を阻止し、県外移設を阻止し、普天間飛行場の固定化を阻止し、普天間飛行場の国外移設・閉鎖を実現することである。だから、大騒ぎする理由はないのに大騒ぎするのである。沖縄の老害政治家・元自民党顧問の仲里利信氏なんと、稲嶺候補の総決起大会に、保守政治家の重鎮であった元県議会議長の仲里利信氏もマイクを握った。「県内移設は戦争につながる。戦争を経験した私は、あんな苦労を子や孫に体験させられない」と、沖縄紙に掲載されている戦争体験者と同じ発言をしている。新聞に登場した人たちは庶民だ。政治に詳しくない。自分の体験を語るだけである。しかし、仲里氏は政治家である。しかも自民党の顧問をしていた人である。そんな仲里氏が庶民と同じレベルの戦争論をするとは情けない。沖縄自民党の思想のレベルの低さが分かってしまう。「県内移設は戦争につながる」という考えにはあきれてしまう。普天間飛行場は戦後六十八年間あり続けた。その間沖縄は戦争に巻き込まれていない。普天間飛行場は沖縄が戦争に巻き込まれないのに貢献したと考えるのが普通だ。その普天間飛行場が辺野古に移設するだけである。普天間飛行場の辺野古移設は沖縄全体の米軍の戦力に変化があるわけではない。沖縄には普天間飛行場以外に嘉手納飛行場やホワイトビーチなどの米軍の戦力となる基地がある。米軍の戦力から見れば普天間飛行場は一部である。その一部が辺野古に移設するだけで戦争危機が高まるはずはない。そもそも米軍基地があったから戦後六十八年間戦争がなかったのだ。戦争を体験したことだけにこだわるから沖縄の米軍基地が沖縄が戦争に巻き込まれるのを防ぎ、アジアの平和を守っていることに気が付かないのだ。老自民党重鎮仲里氏は庶民レベルの思想しかない。政治家失格である。 確かに県民の多くが辺野古移設に反対している。でも辺野古に移設しないと普天間飛行場は固定化してしまう。県外移設があるじゃないかと小那覇君は言いたいかもしれない。しかし、県外移設はできるのか。もし、君が鹿児島県に住んでいるとしよう。普天間飛行場を鹿児島県に移設する話が持ち上がった時、君は賛成するか。「オスプレイの騒音や危険性を考えると移設は嫌だし、海を埋め立てるのも賛成できない」という理由で反対するのじゃないか。鹿児島県に移設する場合海の埋め立てはないかも知れない。しかし、山や野の自然破壊はあるだろう。沖縄在住の県外出身で辺野古移設に反対している人は自分の県に移設話が持ち上がった時、辺野古移設反対と同じ理由で反対するはずだ。だから、本土に移設することはできない。小那覇君の主張を突き詰めていけば普天間飛行場をそのまま固定化する主張になってしまう。それでも辺野古移設に君は反対するのか。 騒音が激しいというのは本当かな。砂川さんは宜野湾市のどこに住んでいるのだろうか。騒音が激しいのは飛行機が離着陸するごく一部の地域だ。それに限られた時間であり、実際に「騒音」と感じるのは一〇前後だ。私は読谷村の古堅に住んでいる。嘉手納飛行場から一キロも離れていない。ジェット機の離着陸の時の騒音はうるさいが、プロペラ機の離着陸は聞こえない。 ヘリコプターは私の家の真上を通り道にしている。真上を飛んでいる時は我慢ができないほどの騒音だ。しかし、その騒音は八秒くらいだ。ヘリコプターは一日中飛んでいるのではない。一日のうちのわずかな時間だ。毎日飛んでいるわけでもない。一カ月の内の数日くらいだ。最近は飛んでいない。飛行機の騒音がつらいというのは嘘だ。それに宜野湾市のほとんどの地域は騒音被害はない。辺野古飛行場予定地に一番近い部落が辺野古であるが、辺野古飛行場予定地から一キロ以上離れている。それに辺野古飛行場と部落の間に山があり音を遮断する。宜野湾市で普天間飛行場から一キロ離れた場所は騒音被害はない。それを考慮にすれば辺野古飛行場の騒音被害はないということだ。 普天間問題はお金うんぬんの問題ではない。日本の国防の問題であり、アジアの平和を維持する問題だ。しかし、県民でそのことを理解している人は少ない。山城さんも全然理解していない。理解していない県民に対して交付金を増やすのは仕方のないことだ。県民には金で左右される人間もいれば左右されない人間もいる。市町村長や議員は交付金が多くなるのを望んでいる。そうすれば市町村民へのサービスを充実させることができるからだ。県も土木業者なども公共工事が増えるのを望んでいる。交付金が一〇〇〇億円増えたから沖縄の景気はよくなった。「日本政府は、金さえ出せば沖縄がいうことを聞くと思っている」と政府に対して批判的であるが、沖縄の市町村長や業者がお金を要求しているのは事実だ。山城さんが批判すべきは沖縄の市町村長や業者である。しかし、山城さんは「県民へのサービス向上をあなたは否定するのか」「あなたは沖縄が不景気でも平気なのか」「あなたは県民の失業者をふやしたいのか」と反論されるだろう。山城さんはこの反論に反論できますか。
2014/01/13
コメント(0)
オリバー・ストーンまで利用する新報さん 世界の識者と文化人による、沖縄の海兵隊基地建設にむけての合意への非難声明在日米軍専用基地面積の73.8%は日本国全体の面積の0.6%しかない沖縄県に置かれ、沖縄本島の18.3%は米軍に占拠されています。普天間基地はそもそも1945年の沖縄戦のさ中、米軍が本土決戦に備え、住民の土地を奪って作りました。終戦後返還されるべきであったのに、戦後70年近く経っても米軍は保持したままです。したがって、返還に条件がつくことは本来的に許されないことなのです。今回の合意は長年の沖縄の人々の苦しみを恒久化させることにもつながります。沖縄は、日本による17世紀初の侵略に始まり、19世紀末の日本国への強制併合を経て、1944年には、米軍の襲撃を控え、天皇制を守るための時間稼ぎの要塞とされました。沖縄戦では10万人以上、住民の4分の1にあたる人々が殺されました。戦後、米軍政下において基地はさらに増えました。沖縄は1972年に日本に「返還」されたものの、基地がなくなるとの沖縄住民の希望は打ち砕かれました。そして今日も、沖縄県民は基地の存在によってひき起こされる犯罪、事件、デシベル数の高い航空機の騒音や、環境汚染による被害を受け続けています。戦後ずっと、沖縄の人々は米国独立宣言が糾弾する「権力の濫用や強奪」に苦しめられ続けています。その例として同宣言が指摘する「われわれの議会による同意なしの常備軍の駐留」もあてはまります。 沖縄の人々は、米国の20世紀における公民権運動に見られたように、軍事植民地状態を終わらせるために非暴力のたたかいを続けてきました。生活を脅かす実弾砲撃訓練に対し演習場に突入して阻止したり、米軍基地のまわりに人間の鎖を作って抵抗を表現したりしました。大規模なデモが時折持たれ、約10万人-人口の10分の1にもあたる人々が参加してきています。80代の人たちが辺野古基地建設を阻止するために立ち上がり、座り込みは何年も続いています。県議会は辺野古基地反対の決議を通し、2013年1月には全41市町村首長が、オスプレイ配備撤回と県内移設基地の建設を断念するよう政府に求める建白書に署名しました。 私たちは、沖縄の人々による平和と尊厳、人権と環境保護のための非暴力のたたかいを支持します。辺野古の海兵隊基地建設は中止すべきであり、普天間は沖縄の人々に直ちに返すべきです。 終わりこの声明文にはアメリカ人オリバーストーン氏のにおいが全然しない。書き方は琉球新報の文章と同じだ。声明文は琉球新報の記者が一〇〇%書いたものである。違いない。オリバー・ストーン氏を沖縄に招聘して、普天間飛行場や辺野古を見学させてオリバー・ストーン氏が沖縄を見たとアリバイをつくって今回の非難声明をやった。これは全て琉球新報が企画したものであり、オリバー・ストーン氏は企画通りに動いただけである。演出琉球新報、役者オリバー・ストーというところか。オリバー・ストーン氏は辺野古の海を見て、「こんな素晴らしい海を埋め立てしてはいけない」と話しているが、オリバー氏は辺野古の海だけを見ただけだ。他の海を見ていない。もし、ほかの海も見ていたら辺野古の海だけが美しいのではなく沖縄の海すべてが美しいことを知るだろう。辺野古の飛行場建設のために埋め立てるのは一部である。日本の埋め立て技術は最高である。埋め立てが辺野古の海を汚すことはない。それを疑うのなら那覇市、豊見城市、糸満市の埋め立て地の海岸を見ればいい。海は全然汚れていない。海の自然が壊されるというのは嘘である。琉球新報の辺野古戦術は世界的になった。すごいな。大金を使った企画ではあるだろうが、名護市民にはほとんど効果はないだろう。 「承認判断は怒りというかやっぱりという思い」前泊さんの政治不信は沖縄の政治家の責任だ。沖縄の政治家は基地関係なら実現不可能な公約を平気で公約にする。仲井真知事が最初に立候補した時の公約は「普天間飛行場の三年以内の閉鎖」であった。なぜ、そのような実現不可能な公約をやったかというと、革新系の知事候補であった糸数慶子候補が「三年以内の閉鎖」を公約にしていたからだ。革新候補と対立して普天間飛行場を容認したら落選するかも知れないと考えるのが自民党である。当選するためには基地政策を革新側と同じにしたほうがいい。基地関連の公約を同じにすれば経済では有利な自民党の候補は当選すると沖縄の自民党は考えている。そのような思惑があり仲井真候補は糸数候補と同じ「三年以内の閉鎖」を選挙公約にした。ずるい自民党である。しかし、革新系の糸数候補が当選したら普天間飛行場は三年以内に閉鎖していたかというと実現はしなかった。普天間飛行場をどうするかは国が決定権を持っているのであり、沖縄県が閉鎖を決定する権利はない。それだけではない。米軍基地はアジア、特に共産党独裁国家中国の動きと密接な関係があるから米政府の主張も聞き入れなければならない。普天飛行場問題はアジア情勢、米政府の意向など複雑である。県レベルで扱えるようなものではない。しかし、反米主義の革新は米軍基地撤去を主張し、実現不可能な普天間飛行場の撤去・閉鎖を公約にする。沖縄の政党は保守も革新も実現不可能な公約を平気でやる。「承認判断は怒りというかやっぱりという思い」は沖縄の政治腐敗への鋭い皮肉である。「基地ができれば、環境にも生活にも悪影響が出ると思う」と思うのは当然であるが、前泊さんが危惧しているほどの影響はないだろう。オスプレイはプロペラ機であるからジェット機のような不愉快な音ではないし数百メートル離れた場所ではプロペラ音はほとんど聞こえない。低空で頭上を飛ばない限り騒音被害はないだろう。東海岸の辺野古から遠く離れた西海岸に住んでいるのならほとんど影響はない。 昔から県民を裏切ったのは自民党政治家だと崎原さんは思っていないかな。でもね、昔県民を裏切ったのは革新政治家なんだ。革新系の政治家は「祖国復帰すれば沖縄は核も米軍基地もなくなる」と大嘘をついて、県民を祖国復帰運動に巻き込んでいった。革新系の大嘘を信じて多くの人々が毛櫛家計の政治家たちを支持したので復帰前の琉球政府主席選挙で当選したのが革新系の屋良朝苗氏だった。復帰後の県知事選で当選したのも屋良氏だった。復帰したら沖縄の核と米軍基地をなくすとは日本政府も米政府も約束していなかった。革新系政治家が勝手に言いふらしたものであった。だから復帰した時に核は国の法律に触れるから撤去したが米軍基地は撤去されなかった。すると革新系政治家たちは日米政府が裏切ったと非難した。復帰しても米軍基地はなくならないのははっきりしていたのに基地がなくなると言いふらしたのは革新政治家だったなのだから嘘をついたのは革新系政治家だったのに日本政府と米国政府が裏切ったなどと責任転嫁を革新政治家はやった。堂々とだ。それからずっと沖縄の政治はだましの政治であった。なにが本当でなにが嘘なのか分からないのが沖縄の政治だ。その責任は自民党、革新系政治家の両方にある。残念ながら崎原さんは本当のことが見えていない。辺野古飛行場建設のための埋め立てに反対することが次の世代のためになるとは言えない。普天間飛行場の存在はアジアの民主主義国家の平和を維持するという問題であり、基地被害があるから撤去するべきという次元の問題ではない。米軍基地があるから沖縄が戦争に巻き込まれるというのは反米主義の革新政治家や学者が流した大嘘だ。崎原さんは新聞・マスコミや革新系政治家、学者の発言を鵜呑みにしている。新聞には中国の周辺国への侵略やチベット、ウイグルの弾圧、人権活動家への弾圧のニュースが掲載される。そのようなニュースを読み、じっくりとアジア・日本・沖縄のことを考えほしい。 名城さんは那覇市に住んでいる。ならば米軍基地の影響は全然ない。新聞2紙の影響をもろに受けて反米軍基地主義者になっている。名城さんは私と同じ年齢である。戦後の電気も仕事もない貧しい戦後から次第に沖縄の経済が発展したきたのを直接体験した人だ。。那覇市は戦後大発展した。名城さんはその原因を知っているか。私が三歳のとき三輪車がほしいと駄々をこね、庭で泣きわめいた。母は私の駄々に負けて三輪車を買ってきた。一九五一年のことである。読谷や嘉手納で三輪車は売ってなかったそうである。その頃は那覇市のデパートでしか売ってなくて、母は那覇まで行って三輪車を買ってきた。那覇市は沖縄で一番の小売業が盛んであり、中南部の人々は那覇市で買い物をした。特に浦添市、宜野湾市など嘉手納基地以南から那覇市にかけて住んでいる人たちは那覇市で買い物をした。彼らの多くは米雇用員であったし、米雇用員や米兵を相手に商売をしている人たちであった。米軍から吐き出される莫大なお金は那覇市に集約していき那覇経済は大発展したのだ。米軍の恩恵を一番多く受けたのは那覇市であることを菜城さんは知らないだろうな。那覇市に住んでいるから米軍の基地被害は全然ない。基地被害を新聞で知る。だから、もろに新聞の影響を受けてがちがちの反米軍基地主義者になっていく。「私たちの闘いは続く。今後運動の輪を大きくしていかなければいけない」と菜城さん言う。反米米軍基地活動家になってしまった名城さん。あなたのような頭がちがちの運動家がいなければ辺野古沖に飛行場は建設され、嘉手納飛行場以南の米軍基地撤去は進んでいただろう。名城さんの運動は沖縄の歴史の発展を遅らせているだけだ。それだけだ。 横田さんも那覇市の人間か。革新活動家丸出しだね。「ワジーワジー」は方言を交えて庶民の心をひきつけるために使っている。「県民への背信」と県民の代弁者を自負している。「これから生まれてくる・・」は未来の子どものためにという最近の革新政治のキャッチフレーズだ。「辺野古移設・・・・県民に問え」も革新政治が統一している発言である。横田さんの個人的な意見の箇所がひとつもない。私たちの若いころは政治の季節だった。多くの若者が学生運動に走った。しかし、その代償として過激な思想にのめり込み、自分自身の素直な思考は停止してしまった。こり固まった横田さんの考えはそのまま死ぬまで続くのだろうな。それが沖縄にとってマイナスであることに気づくこともなく。
2014/01/09
コメント(0)
なぜ仲井真知事は嘘をついたのか (1月5日の知事公舎前での抗議行動)1月5日(日)の朝も知事公舎前での抗議行動に参加した。今日も四〇名ほどの人たちが集まったが、驚いたのは最後にマイクを握った元県職員・Aさんの話だ。Aさんは、一九九〇年頃、仲井真が大田県政の副知事だった当時、その下で働いていた。仲井真は通産省の役人から沖縄県の副知事になったのだが、その頃、仲井真は、いつもAさんたちの部屋に来て、「何故、沖縄は自治体のくせに中央政府といつもコトを構えるのか? 政府とコトを構えるのは良くない。」 とばかり言っていたという。Aさんは、「あの頃は、国対策の前に、仲井真副知事対策が大変だった。いつも、大田知事に我々の考えを届けようとすると、その前に仲井真副知事につぶされることが多かった。そのため、我々は副知事室のランプが消えて、副知事が退出したことが分かってから、知事室に書類を届けた。」、「仲井真副知事は、自民党議員団と通じ、大田知事イジメの根回しばかりやっていた。」、「今回、仲井真は、『我々は安倍政権の応援団』と言ったが、まさにその正体が正直に現れた。」とも話された。Aさんの話でよく分かったのは、仲井真知事は、政府の恫喝に屈して埋立を承認したのではなく、当初からの筋書き通りだったということだ。Aさんは、その点について、「県民の中にも弱さがあったのではないか。」と指摘されたが、まさにその通りかもしれない。 正月休みは今日で終わり、明日(月曜日)からは県庁も開く。知事公舎前での抗議行動はひとまず今日で終わる。明日は仲井真も県庁に出てくると思われるので、OさんやIさんたちは、午前8時~10時まで県庁1Fロビーで抗議行動の予定だ。私は平和市民連絡会の高江便の運転のため参加できないが、火曜日には私も県庁で抗議をしたいと思っている。 チョイさんの沖縄日記 チョイさんの沖縄日記を読めば、仲井真知事が「辺野古埋め立て」を承認する腹を決めていたのにぎりぎりまで埋め立てではなく「県外移設」を主張してきた理由が分かる。県庁の公務員はほとんどが共産党・社民党系の革新系である。彼らの知事への圧力は私たちの想像を超えるものすごいものである。彼らは繰り返し繰り返し波状圧力をかけていく。それは自殺に追い込む「いじめ」に似ている。「いじめ」は長い時間をかけて何度も何度もいじめていく。そのために神経がズタズタになりしまいには自殺をしてしまう。これと同じやり方で公務員組織は圧力をかけて知事を追いこむのだ。知事は神経がズタズタにされてしまう。神経をズタズタにされないないために「県外移設が早い」などと繰り返した。ぎりぎりになって辺野古埋め立てを承認したのである。承認した後の知事はいきいきとしている。埋め立て承認を発表したので、もう、いじめられないからだ。情けないがこれが沖縄の政治である。「あの頃は、国対策の前に、仲井真副知事対策が大変だった。いつも、大田知事に我々の考えを届けようとすると、その前に仲井真副知事につぶされることが多かった。そのため、我々は副知事室のランプが消えて、副知事が退出したことが分かってから、知事室に書類を届けた。」、知事が選んだ幹部ではなく、政策にたずさわる権利がない平の公務員組織が政策をつくり知事に出す。それが当たり前に行われているのが沖縄の県庁である。それをAさんは暴露している。人前で堂々と発言しているということは彼はそれが正しい行為だと信じているのだ。それが沖縄の政治のやっかいな所である。「仲井真副知事は、自民党議員団と通じ、大田知事イジメの根回しばかりやっていた」仲井真氏は大田知事が副知事にしたのである。大田知事をいじめる地位にはない。大田知事を補助する地位にある。もし、大田知事にとって仲井真副知事が邪魔であれば首にするだろう。知事は公務員を首にすることはできないが副知事を首することはできる。大田知事が必要と思ったから仲井真氏を副知事にしたのである。それが知事と副知事との関係だ。県庁の公務員は政治家ではない。知事や議会で決めたことを実行していく仕事人である。知事が変われば副知事はは首になるが公務員は首にならない。新しい知事の政策に従っていくのか公務員である。公務員は政策に介入してはならない。介入したいのなら公務員を辞めて議員になるべきだ。議員になって自分の主張を政治に反映していくべきである。しかし、沖縄県の公務員はそうは考えていない。自分たちのほうが沖縄のことをよく知っているから自分たちの意見を知事は聞き入れるべきだと考えている。自分たちの主張を取り入れない知事は駄目な知事だと考えている。沖縄の公務員は政治屋であり県の政治への圧力者である。もし、知事が自分たちの要求を聞き入れなければサボタージュをして知事を困らせることも平気でやる。中国は共産党支配のように見えるは実態は公務員が立法・行政・司法をしている国である。つまり公務員天国の国家である。沖縄の公務員も中国と同じ考えをしているということだ。もし、一年前から埋め立てに賛成であることを公言していたら仲井真知事はノイローゼになるくらい公務員組織に圧力をかけられていただろう。だから本音を言わなかったのだ。堂々と正面から自分の考えを言わないのは情けないが、仲井真知事は最初からぎりぎりまで嘘をつ は計画的であった。そうしなければ仲井真知事の神経は持たなかっただろう。 雨宮さんの言う通りだ。仲井真知事は県外移設を公約にしていながら辺野古埋め立てを承認した。政治家として最低である。公約を破るのなら知事を辞めて県民の真を問うべきだ。辺野古埋め立てを承認した後でも県外移設のほうが早いなどというのは県民をバカにしている。県外移設は不可能であるのに、県外移設のほうが辺野古移設より簡単と県民に言った仲井真知事は大嘘きだ。「滑走路のある使用していない民間飛行場に移設したほうが早い」と何度も仲井眞知事は言った。知事がそんなことを言えば県外説のほうが早いと信じてしまう県民も多いだろう。雨宮さんも県知事を信じ県外移設をすると思っていた県民の一人だっただろう。ところが埋め立て承認である。「承認しておきながら県外移設は必要と訴えるのであれば、初めから承認はするなと言いたい」雨宮さんの怒りはもっともである。ところで、雨宮さんにひとつ聞きたい。普天間飛行場をどうしますか。固定化は仕方ないと思っているのか。それとも県外移設をしたほうがいいと考えているのか。辺野古移設に反対するだけで普天間飛行場をどうした方がいいかも考えなくてはならない。一番肝心な問題は普天間飛行場をどうするかなのだ。辺野古移設、普天間固定化、県外移設、国外移設、閉鎖の五つの案がある。しかし、五つの案すべてが実現可能というわけではない。マスコミでも話題にしなくなった国外移設・閉鎖は無理だとはっきりしている。それでは県外移設は可能かどうか。県外移設は三年以上も話題になっている。それなら県外の候補地が上がってもおかしくない。ところが一カ所さえ候補地が上がったことはない。雨宮さんは変だと思わないか。もしかすると本土には移設場所がないかもしれない。そう思わないか。「知事の承認に屈せず、今こそ県民は一致団結するべきだ」雨宮さんは「知事の承認に屈せず」と雨宮さんは言っているが、その前に実現可能な案はどれなのかを雨宮さん本人が考えるべきだよ。県外移設はでまるのかできないのか。三年間もひとつの候補地さえ示すことができなかったということは県外移設はできないだろうと雨宮さんは思わないのか。雨宮さんは辺野古移設に反対しているだけで、普天間飛行場をどうすればいいかには関心がないのか。それじゃあおかしいよ。雨宮さんは辺野古移設に反対しているだけで普天間飛行場の危険性除去なは関心がなければ辺野古埋め立ての根本問題を避けていることになる。。雨宮さんは卑怯だよ。日本政府は普天間飛行場の危険性をなくすために辺野古に移設しようとしている。今私たち県民に突き付けられているのは普天間飛行場をどうするかなのだ。「今こそ県民は団結するべきだ」と雨宮さんは言うが、普天間飛行場問題を無視している雨宮さんの言葉は空しいだけだよ。 辺野古埋め立て問題はアジアの政治が絡んでいることを知らないと間違った判断をしてしまうよ鈴木さん。中国は共産党一党独裁国家で、周辺国への侵略を狙っている。それを抑止し、日本を守るためには米軍や自衛隊が必要だ。軍隊というと戦争をする怖い存在に思う人がいるが、でも国を守るには軍隊はなくてはならないものだ。国内社会の安全を守るのは警察である。私たちが平穏な生活を送れるのは警察が居るからだ。もし警察が居なければ盗みや暴行や殺人が横行し荒れた社会になる。それは鈴木さんも想像できると思う。自衛隊・米軍も同じだ。テロリストや外国軍の侵略から守っているが自衛隊・米軍だ。もし日本に自衛隊や米軍がいなければ、テロリストや軍隊が日本を襲っていただろう。特に中国は日本に侵略して日本を支配していただろう。自衛隊と米軍は日本・沖縄を中国や武装勢力、テロリストから私たちを守るために存在している。鈴木さんが海をきれいにする活動ができるのも、自衛隊や米軍が侵略を防いでいるからだ。警察が社会の安全を守っていることは誰でも知っているが、自衛隊や米軍が私たちの安全を守っていることに気づいている人は少ない。その理由は、警察が犯罪者を捕まえることを私たちは毎日新聞やテレビで見ているが、自衛隊や米軍が侵略者を撃退したことがないからだろう。なぜ、撃退したことがないか。それは撃退する前の段階で自衛隊・米軍が抑止しているからだ。戦後ずっと平和だったから自衛隊や米軍がいなくても平和だろうと考えている人もいるだろう。鈴木さんそうなのかな。しかし、それは間違いだ。自衛隊や米軍が存在したから侵略者はいなかったのだ。海を愛し平和を愛している鈴木さんも私たちの平和を守るために警察、自衛隊、米軍が存在していることは理解してほしい。鈴木さんに言いたい。平和を愛すれば平和になるのではないということを。平和は警察や軍隊が守っているから保たれている。どんなに鈴木さんが平和を願う気持ちが強くても、平和を守ることができる「力」がなければ平和にはなれない。チベットやウイグルは自分たちを守る「力」がなかったから共産党独裁国家中国に侵略され、収奪され、自由を奪われている。チベットでは植民地支配に抗議して僧侶が焼身自殺をしているし、ウイグルでは自爆テロや抗議テロを繰り返している。自分たちを自分たちで守ることができない悲劇だ。警察や軍隊の力が弱い国では治安が悪く、テロも多い。日本は警察も自衛隊・米軍も力が強いから平和であり治安もいい。「次の世代には怒りや悲しみではなく、理解や愛を広げたい」と鈴木さんはいうが、今の世代でも理解や愛を広げていくのは大事だ。鈴木さん。次ではないでしょ。今でしょ。辺野古移設に怒るのは、沖縄・日本・アジアの平和に米軍が貢献していることを知らないからだ。県外移設・国外移設・閉鎖は不可能であり、普天間固定化かそれとも辺野古移設かの二者択一を選択しなければならない現実を理解していないからだ。共産党一党独裁国家の植民地支配、搾取、人権弾圧に無関心だからだ。アジアの平和を真剣に考えていないからだ。
2014/01/07
コメント(0)
遅まきながら、新年おめでとございます。今年もおもしろい年になりそうです。「かみつく」を改名「沖縄 民主主義4」定価1000円(税抜)12月県内書店で発売予定狼魔人日記で先行発売新発売・「かみつく3」は県内書店で発売中クリックすると本の紹介画面へ狼魔人日記でネット全国販売しています。申し込みはメールでできます。ブログ 狼魔人日記メール ezaki0222@ybb.ne.jp「かみつく」を改名して「沖縄 民主主義」にした。みなさんの意見・感想はヒジャイ掲示板へヒジャイ掲示板 新聞はなにげなく大嘘をつく 辺野古飛行場予定地は左端の金網から一キロ以上離れた場所にある。辺野古飛行場は写真の景色をちっとも邪魔しない。基地が建設されると浜は消えると書いて、写真の浜辺が消えるように思わしているが。写真の浜辺は軍用地ではない。この浜が埋められるはずはない。「基地が建設されると浜が消える」というのは写真の場所ではない。浜が消えるのは写真の場所から遠く一キロ以上離れている飛行場建設予定地のことである。読者は写真の浜が埋められて消えると思ってしまう。これは辺野古飛行場の移設場所を知らない人を騙す書き方である。新聞はなにげなくこのような大嘘をつき読者を騙すのである。この書き方は新聞の得意技だ。キャンプシュワブは左端に見える金網の向こう側であるから、基地内に十メートルのコンクリート壁がつくられたとしても写真の景観を損なうということはない。辺野古飛行場から遠く離れた場所で撮ったこの景色はずっと変わらない。 沖縄タイムスは多くの戦争体験者の体験談を掲載し、戦争は悲惨であり、二度と戦争をしてはならないと反戦平和を訴える。しかし、沖縄戦体験者には大きな欠点がある。彼らは自分の戦争体験だけしか知らない。戦争全体のことを知らない。非常に狭い視野で戦争を見ている。戦争は沖縄戦だけではない。沖縄戦のような負け戦だけではない。勝ち戦もある。戦前の日本は領土を拡大するために大陸を侵略していった。大陸や南方に侵略して現地の人々を支配した。そして、多くの日本国民を移住させて農業をさせた。貧しい沖縄の多くの県民が南方や大陸に移住して農業をやったが、その土地は日本軍が現地の人たちから奪った土地だった。日本軍が勝っていた時は沖縄の人々は日本軍の侵略の恩恵を得ていた。現地の土地を奪って自分たちに与えてくれた日本軍に感謝していた。日本軍によって追い出された大陸や南方の農民たちの悲惨さを沖縄の人たちは知らない。知ろうともしない。沖縄は戦争加害者でもあったのに、自分たちは戦争被害者だと思っている。沖縄戦の負け戦を体験した島袋さんの戦争体験は個人的な体験の域を出ていない。戦争は体験だけでは理解できない。自分の戦争体験しか知らない島袋さんは戦後の沖縄のことについて自分の体験だけしか知らない。糸満出身の島袋さんは米軍のお陰で繁栄した辺野古に移り住み、夫はキャンプシュワブ建設現場で働き、島袋さんもシュワブ内で働いた。戦前の沖縄は貧しかった。米軍が駐留して基地関係の仕事が増え、戦前に比べて飛躍的に沖縄の経済はよくなった。そのことに対しての感謝の気持ちが島袋さんにはない。沖縄の貧しさを救ってくれた米軍に感謝の気持ちがない島袋さんは恩知らずだと私は思う。島袋さんは「沖縄を、人殺しの島にしないで」と言っている。米軍をひどく侮辱している言葉である。米軍は人殺しをするために沖縄に駐留しているのではない。中国、北朝鮮、北ベトナムがアジアの弱小国に侵略して人殺しをさせないために駐留しているのだ。一九五〇年六月二五日に発生した朝鮮戦争はなんの予告もなく北朝鮮が南朝鮮に侵略して始まった。米軍は侵略してきた北朝鮮を追い返し、南北の国境線を守るために戦った。ベトナム戦争も同じだった。社会主義国家だった北ベトナムは南ベトナムも社会主義国家にしようと侵略した。米軍は南ベトナムを守るために侵略してきた北ベトナム軍やベトコンと戦った。朝鮮戦争では米軍が北朝鮮軍を追い返した。だから現在は北朝鮮と韓国に分かれている。しかし、ベトナムは北ベトナムが勝利したので南ベトナムは北ベトナムに支配されて、社会主義国家になっている。朝鮮戦争やベトナム戦争で分かるように米軍は人殺しをするために沖縄に駐留しているのではない。社会主義国家の侵略を防ぐために駐留している。侵略を防ぐためには戦わなければならない。もし、侵略者と戦って勝利しないとチベットやウイグルのように植民地にされ惨めな生活を強いられる。米軍が沖縄に駐留していたから、戦後六十八年間、沖縄は社会主義国家に侵略されず平和でいられたのだ。 島袋さんは米兵から「戦争はビジネスだ」と聞いたという。戦地に派遣されると給料を多くもらうから、島袋さんは「金儲け」と「人殺し」が繋がると言う。そして、「沖縄にある米軍基地がベトナムの人を殺したんじゃないのか」と思い、脳裏に忘れかかった沖縄戦の記憶がよみがえるという。 島袋さんの話はひどい話。南ベトナムが共産党独裁国家北ベトナムに侵略されないように戦い、死んでいった若き米兵たちを侮辱している。確かに沖縄にある米軍基地がベトナムの人を殺している。しかし、ベトナムの人といっても彼らは南ベトナムを滅ぼして北ベトナムの支配下に置こうとしたベトコンと北ベトナム軍である。ベトコンと北ベトナムは多くのベトナム人を殺害している。北ベトナム兵やベトコンによる南ベトナム人の殺害を食い止めるために米軍は南ベトナムで戦ったのだ。島袋さんは自分が体験した沖縄戦とベトナム戦争を重ね合わせて米軍がベトナムの一般人を殺害したと思い込んである。米軍が戦った相手はベトコンと北ベトナム軍であって、ベトナムの一般の人たちではない。 自分の沖縄戦体験だけで戦争を見ている島袋さんは敵兵であった米兵が死ぬことには平気なようだ。沖縄戦では敵であり、沖縄の人々を殺害した米兵であったが、戦争が終わり、戦後の島袋さんは軍で働いた。多くの米兵や彼らの家族を見てきた島袋さんは彼らが普通の人間であることを感じたはずである。それとも、島袋さんは沖縄戦のトラウマが強く米兵は普通の人間にはみえなかったのだろうか。ウチナーンチュだけが赤い血が通流れている、米兵にはウチナーンチュとは違う白い血が流れている人間だと思っているのだろうか。島袋さんには米兵が赤い血が流れているか人間には見えないのだろう。米兵は死ぬのが平気で「戦争はビジネス」だと考えていると島袋さんは本当に信じているのだろうか。 島袋さん。米兵もウチナーンチュと同じ赤い血が流れている。自由を求め、恋を求め、幸福を求めている普通の人間だ。米兵の誰もが長生きしようと願っている。死にたくないと思っている。戦争に行けば死ぬかも知れない。戦争に行くことは死を覚悟することである。死ぬかも知れない戦争に若き米兵は「金儲け」のために平気で行くというのか。米兵はお金のためなら平気で死ぬというのか。米兵は普通の人間ではないというのか。それはおかしい。 基地内で働いて辺野古に住んでいた島袋さんなら知っているはずだ。明日、ベトナムに行かなければならなくなった若い米兵は、「死ぬかも知れない自分にお金は必要ない」とありったけのお金を沖縄で使ったことを。浴びるほど酒を飲んだことを。沖縄のベトナム戦争景気はそのような死を覚悟した若い米兵たちの金に支えられていたことを。 ベトナム戦争を体験した多くの若者が精神障害者になった。精神障害がひどくなったある若者は大学の建物の屋上から無差別殺人をして射殺された。ベトナムでは戦場ではなく街や村で一般人の中に紛れたベトコンに襲われたり、子どもに襲われたりもした。そのためにベトナム人みんなが敵だと思い込むような精神障害に陥った米兵がベトンム人を大量殺害した悲劇も起こった。米兵は殺人マシーンではない。普通の人間だ。本当に島袋さんは米兵から「戦争はビジネスだ」と聞いたのか。その米兵の精神状態どのような状態だったのか。自暴自棄になっていなかったか。冗談で言ったのか。私は「金儲け」と「人殺し」が繋がるという島袋さんの考えに違和感がある。米兵を人間として見ていない島袋さんに失望する。 戦争は殺し合いである。人間の悲劇である、惨劇である。戦争はしないほうがいい。しかし、あの時代は共産勢力の侵略を防ぐのが米国の使命だった。そのためには戦争をしなければならなかった。ベトナム戦争は北ベトナムの侵略から南ベトナムを守るための戦争だった。守るための戦争さえ否定するということは共産勢力の侵略を肯定することであり、植民地にされることを認めることだ。 米軍は韓国を守るために、南ベトナムを守るために戦争をしたのだ。守るための戦争さえ「戦争は人殺し」という理由で否定していいのだろうか。島袋さんは沖縄が中国に侵略されて植民地になってもいいと言うのか。島袋さんには人権意識はないのだろうか。
2014/01/03
コメント(0)
全11件 (11件中 1-11件目)
1