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連休前半のの4/30のミツバチ内検時にNJ1群の巣枠2枚に王台が出来ているのを
発見。既に底は塞がっていたのでした。
ミツバチの巣箱の中で蜜や蜂がいっぱいになって、これ以上増えると狭くて住めない状況
になってくると、女王蜂は王台と呼ばれているこの特別な巣房に、新女王の候補の卵を
産みつけるのです。4/30に撮影した王台の写真です。
この王台を利用して『人工分蜂』に挑戦していたのです。
人工分蜂とは群れの勢いを増した、分蜂しようとしている蜂群に対して、自然分蜂が
起こる前に、先手を打って群れを分けて、新しいFAMILYを作る方法なのです。
王台が1個ずつある巣枠2枚とその他の巣枠2枚を種蜂購入時に入っていた巣箱に
移し元の巣箱の隣接し設置しておいたのです。
昨日朝、この人工分蜂用の王台がどの様になっているか確認のため、内検を実施。
王台のある巣枠はマーキングしておきましたのでその1枚を引き上げて見ました。
何と既に底が丁寧に丸く水平に近い形で破られ、王台は空家状態となっていました。
新女王誕生かと、この巣枠を綿密に観察しましたが新女王の姿は確認できません
でした。そしてもう一つの王台があった巣枠も観察しましたがこちらの王台も既に
空家状態。しかしこちらの巣枠からも新女王は見つける事が出来ませんでした。
こちらは何故か切り口が乱れています。何かあったのでしょうか?
2新女王の同時?誕生で内紛が起こり2匹とも死んでしまったのでしょうか・・・・と
考えながらこの巣枠の裏側を確認してみると何と1匹の新女王を発見したのです。
卵を産んだ日から、16日前後で新しい女王蜂の誕生するのです。
残りの巣枠も確認しましたが女王は確認できませんでした。よって初めての挑戦であった
『人工分蜂』の第1STEPをクリアした模様なのです。この新女王はもう一匹の新女王との
戦いに勝ったのでしょうか?
そしてこの新FAMILYの新女王蜂として早くも確固たる地位を築きつつあるようです。
そしてこの新女王は未だ未交尾?なのでしょう。胴体もやや短いですが
既に周囲の働き蜂達は新女王と認めているようでロイヤルコートを見せてくれました。
女王蜂の周りで、女王蜂の方を向いて、円のようになっている囲んでいる
働き蜂がいます。
これがロイヤルコートと称する状態なのです。既に巣穴にお尻を突っ込んでいますが・・。
順調に進めば、誕生後数日(3~5日程度)して、昼下がりに交尾飛行に出かけ、雄蜂と
交尾して産卵を開始するはずです。新女王がうまく育って、交尾がうまくいって初めて
増群ができたこと、よって『人工分蜂』の成功となるのですが。
新しい10枚巣箱の新居にこのFAMLYを引っ越しさせました。
これで我が趣味の養蜂場も4FAMILIES(NJ1、2,3,4)となりました。
NJ1群は3段積ですが他は現状1段。
今後は定期的に内検を小忠実に実施し、自然分蜂の防止と病気の早期発見と対応、
ダニ&スムシ対策を行いながら各FAMILYの群勢を更に高めていきたいと考えている
『素人養蜂家』2年生なのです。