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【6月10日】 ~
クルージングを終え、とうとうイスタンブールともお別れ。日本に帰る時がやって来たのだ。
過ぎ去ればあっという間の時間。いろいろな我がTOUR仲間、皆さん旅慣れているのか
聞いてはいけない個人情報は決して聞かない、名前も良く解らないままお互いに親しく
会話し、それぞれ皆さん、夫婦そして自分のやり方で楽しんでいたのであった。
バスでアタチュルク国際空港へ向かう。
管制塔。
そしてターミナルに到着。
絨毯やトルコ石を土産に買った者は、簡単な税金に関する手続きを行った後、
現地添乗員のZEKIさんとの別れを惜しみながらチェックイン。
目指すは往路と反対のカタール・ドーハ→関空→成田空港。
アタチュルク空港ともお別れ。
そして離陸後2時間ほどで機内食。
そしてドーハ到着は深夜。ドーハ離陸後1時間の爆睡から醒めると再び。
そして再び爆睡後、日本食のうなぎを選択。
そして韓国上空を横断し日本海から日本上空へ。
1時間のトランジットであるが手荷物全てを持ち、一端降機後、再搭乗し成田空港へ。
あと30分で成田空港到着。
飛行機を降り出国手続きに向かう。
そして3人とも無事元気に通関手続き完了後、添乗員のIさん、旅友と別れの挨拶をして
Sさんの車で、そしてSさんの運転で我が家に立ち寄ってもらい帰宅したのであった。
トルコをバスで3500Kmを慌ただしく巡る旅であった。
トルコ、そしてイスタンブールの街で一番目についたのが信号機。
ここでは日本でも雪国に行くとお目にかかる縦長の信号機ばかり、そしてタクシーは
黄色一色、観光バスは白一色と統一されていたのであった。
また乗用車も大型は少なく中型の乗用車が多かった。
横断歩道の青信号は時間が短い。これは車の渋滞対策?そしてエレベーターのドアも
。
そして、先日も触れたが、トルコ国内、街には猫が何処に行っても日向ぼっこを。
しかも近寄っても決して逃げない猫たち。
そして田舎では鎖の無いままにあちこちで犬が歩いていた。
トルコ料理は私の口にはまあまあ。野菜類とアイスクリーム、ヨーグルトは旨かった。
菓子類は、全てが甘く出来ており、味は悪くは無いが何しろ甘かったのであった。
そしてトルコはヨーロッパとアジアの文化がミックスした独特な魅力あふれる国であった。
美しいブルーモスクをはじめとするイスタンブール歴史地区、トロイ遺跡、カッパドキア、
パムッカレ、サフランボルなどイスラムの国トルコには10の世界遺産が。
今回の旅ではそのうちの5つの世界遺産と遺跡などを巡って来たのだ。
そして連日好天に恵まれボスフォラス海峡、マルマラ海、ダーダネルス海峡、エーゲ海の
素晴らしい光景と海の青さに感動した旅であったのだ。
今回も毎朝5時前に起床し、旅友のSさんとホテル周辺を歩き回ったのであった。
それにしても散歩する先々でトルコの人々は日本人にはフレンドリーに接してくれたのだ。
親日というのはその国の文化や伝統に興味を持つというのがひとつの尺度、小学校では
日本に関する授業も行われていると。トルコは日本語学習熱の高い国なのだろうか?
なにしろ土産物屋の店員の日本語は素晴らしいのであった!!。
そして今回の旅行で、トルコは日本人が想像する以上に、世界史の中の立役者であり
大国であったことを知ったのであった。
エジプトからギリシャは、そしてもちろん東欧もオスマントルコ帝国の領土であったのだ。
今でも、旧オスマントルコ圏の文化には色濃くトルコの影響が見られるのだと。
ブルガリアといえばヨーグルトだが、これもトルコが本場とのガイドの説明。
更にエジプト人などはイタリア人以上にピザを食べるらしいが、これもトルコの文化と。
そして何より感動したのはイスタンブールの街並みとボスフォラス海峡。
ローマ時代の遺構や新市街の近代的ビル群がヨーロッパを思わせる一方、活気あふれる
バザールや巨大なモスクがアジアを彷彿させる不思議の街、イスタンブールであったのだ。
そして古都、古代遺跡、自然遺産をバランスよく見ることができた印象深い旅であった。
そして今回の土産、記念品。
カッパドキアの風景を刻み込んだ陶器に入ったワイン。
アルコール濃度45%もトルコ名物『ラク酒』。水で割ると牛乳のごとく白くなるのだ。
チョコレート。
そして玄関マット用絨毯と小物の数々。
既にプレゼントしているので残り少なくなっては来ているが。
その他にはTシャツ、帽子も。
来年はチェコ、スロバキア、ハンガリー、オーストリアの中欧4ヵ国を予定しているのである。
今回も6日間の有給休暇をもらっての旅立ち。何とか首が『飛んでイスタンブール』にならずに
現場に復帰している還暦過ぎのオジサンなのである。
★★★★★★★★★★★★★★★★★ 完 ★★★★★★★★★★★★★★★★