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隠居人はせじぃさん
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Gママさん
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花火大会の翌朝はFさんのご自宅を訪ねました。
最近、ご自宅の内装改築を行われたとのことですが、建売住宅の欠陥工事箇所が
数カ所発見されびっくりされたとの話が。
その後、ご夫妻の案内で佐倉市周辺のドライブ散策に連れて行って頂きました。
途中、田んぼの中の道路脇に『金メダルジョギングロード 尚子・裕子コース』の文字が。


『金メダルジョギングロード』とは、小出義雄監督の下で練習に励んだ高橋尚子と
有森裕子という2人のメダリストが、現役時代にジョギングに使用したコース。
折しも、現在開催されている世界陸上で福士加代子選手が女子マラソンで銅メダルを
獲得したばかり。


窓の左手には北印旛沼が。北印旛沼と前日花火大会が開催された西印旛沼の両者は、
印旛捷水路または中央排水路を介して繋がっているとのこと。
印旛沼は1960年代以降、流域人口の増加に伴い印旛沼の水質指標は悪化し、
水質汚染は手賀沼に次ぐ全国有数のレベルになったが、最近は少しは改善されたが
いまだ水質悪化は全国TOPれべるであるとのこと。
原因として、印旛沼からの流出河川がほとんど無いことが主要因とFさんの説明が。


人気のうなぎ屋さんに多くの客が並んでいるのを垣間見ながら、千葉県立『房総のむら』
に到着。『房総のむら』は、房総の伝統的な生活様式や技術を来館者が直接体験できる
場所。県内各地から出土した考古遺物や、武家・商家・農家などの展示を通して歴史
を学べる博物館。


『旧御子神家住宅』。


安房郡丸山町(現南房総市)にあったもので、安房地方の典型的な民家であるとのこと。
国の重要文化財に指定されていると。安永9年(1780)に建てられたものとのこと。


旧家内部の土間には懐かしき農機具の数々が展示されていた。
そのうち唐箕(とうみ)は子供の頃我が生家にもあり、これを回しながら稲を脱穀した後、
籾殻や藁屑を風によって選別した事を懐かしく想いだしたのであった


こちらは『旧平野家住宅』 。
富津市に寛延4年(1751)に建てられた名主の農家。
これも県指定有形文化財に指定されているのであった。


『龍角寺古墳群』
龍角寺古墳群114基のうち、敷地内には78基が保存されており、遊歩道を歩きながら、
そしてドライブしながらでも、それらの古墳を間近に観察することが出来たのです。


『瓢塚41号墳石室』。
4世紀前半から終末期までに築造された古墳とのこと。
房総風土記の丘資料館脇に移築保存されていたのだ。
雲母片岩を組み合わせたもので玄室は内法長1.82m、幅1.13mと。


房総風土記の丘資料館に入る。
県内各地の遺跡から出土した考古資料を収蔵・展示している赤煉瓦の瀟洒な建物。
房総の古墳と古代の寺、房総半島の生い立ちを学び、ナウマン象の化石にも合う事が
できたのであった。


美しいお姿の仏像にも。
するとミシミシと窓ガラスが軋む音が。東北で地震が発生したため、屋外に一時避難して
欲しいとの案内が。


ドラムの里を訪ねる。


木もれ日レストランで昼食。


商家の町並み入り口にある千葉県議会議事堂(外観復元)。
内部は何故か非公開であった。


商家の街並みを再現したエリアで、佐原などの古い町並みを参考にしたとのこと。


菓子の店(あまはや)と隣にはお茶の店(山辺園)


酒・燃料の店(下総屋)。
見事な土蔵造りの建物で、外壁周囲の腰の部分はナマコ壁の装飾がされていた。


店先には酒屋の看板代わりにかけられていた、杉玉(酒林ともいう)が下げられていた。
これは新酒ができたことを知らせるもの。

そして左手最奥の鍛冶屋では父、息子親子が店の中の土間で鍛冶作業に挑戦していた。


房総のむらには、あちこちにその集落の独自の昔からつたわる、綱つりが。
厄除け、無病息災を祈ってつくって飾るものとのこと。


かしま人形、蛸(たこ)、海老、束子(たわし)、木札、賽子(サイコロ)等々が下げられて
いたのです。我が地域にはない風習に感動。


上総地方の代表的な名主クラスの農家を再現。
敷地は2,500m2,主屋・長屋門・土蔵・馬小屋・納屋・木小屋・作業小屋の7棟で屋敷を
構成していたのであった。。


珍しい風呂を発見。いわゆる水風炉(すいぶろ)か?

桶の下にかまどを横に取りつけ浴槽の水を沸かして入る風呂。
金属製のかまどには桶型のカバーが。


かまどには古木が。
我が家は五右衛門風呂であったので、この様な風呂に入った経験は無し。


昔懐かしい虫かご。


マコモを使った馬の製作教室も行われていた。


辻きり。辻きりは集落の境(辻 / 結界)に藁の大蛇を飾ることにより落へ入ってくる疫病や
悪霊が侵入しないように行う行事で、災難を封じて五穀豊穣と郷内安全を祈願するもの
とのこと。


『かしま人形』と呼ばれる藁人形。 昔から、災害や疾病から守る守り神として、五穀豊穣を
祈る神として、祭られて来たと。


そして水車小屋でこの房総のむらの観光は完了。


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