JINさんの陽蜂農遠日記

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2019.04.19
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​「旧東海道を歩く」の旅行記を備忘録としてアップしていますが、ポルトガル旅行のブログが
1ヶ月以上続いた為に、この「旧東海道を歩く」のブログアップがかなり遅れていて
旧東海道からの風景等の情報がかなり古くなってしまっています。
これを回復するために、暫くは書き留めておいた予約ブログを2回/日のアップで
新鮮な?旅行記(備忘録)に近づけたいと考えました。
取り敢えず、1ヶ月以内のブログアップになるまで続けたいと思っています。
今日から暫くは2回/日の旅行記(備忘録)アップをして行きますので、引き続き
ご笑覧ください。
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旅友のSさんと共に歩いた。
この日のルートは駿河湾沿いそして何故か吉原駅付近から山側に逸れる ​青の線​​ の旧東海道。



時刻は8:22、JR原駅からこの日の「旧東海道を歩く」をスタート。
「なまこ壁」が歴史を感じさせる造りになっているJR原駅。
「なまこ壁」とは外壁仕上げの一種。主として正方形の瓦を張りつけ,目地を埋める漆喰を
盛り上げているものをいう。この目地漆喰の断面は半円形で,なまこ形に似ているので
この称があるのだ。瓦張りの形式としては本来のものであるが,これを上手に仕上げるには
相当の技術を要するのだと。
なお,なまこ目地には,水平に通る一文字目地と冨士駅のごとく斜めに通る筋違目地の
2種類があるのだと。







東海道が足柄越えをしていた中世の頃、愛鷹山のふもとを伸びる根方街道が東海道であったと。
東海道の本道が箱根を通るようになったのは元和2年(1616)からで、その後原宿においても
浮島沼の南側にメインルートが移ったと。現在、千本松原沿いに伸びる旧国道一号線は、
かつて駿河に進出した武田信玄が駿河湾で作った塩を運ばせた時に自然発生的に出来た
塩道で、甲州街道と呼ばれていたのだ。その甲州街道が一時東海道になっていた時もあったと。

美しい松原と、どこからも見える富士の眺めに恵まれた気候温暖で風光明媚な土地柄。
元禄時代、原宿は家の数200軒足らずで、旅籠の数も20軒しかない53次中最も小さな
宿場の一つであった。原宿は江戸から13番目の宿。
『東海道五拾三次之内 原 朝之富士』。
「原の宿を出てまもなく、湿地帯のような浮島ヶ原が広がります。
ここから見る富士は、巨大で均整のとれた優美な姿をしています。
山頂は画面からはみ出し、その高さを強調しています。旅人が足を止め、振り返って眺めたほどの
去りがたい風景です。鍋鶴が田圃におりて、餌を求めているあたりは、昔の東海道の
のどかさがうかがえます。」



JR富士駅から富士山頂付近をズームで。雪の少ない富士山そして登山道のジグザグが
白くはっきり見えたのであった。



旧東海道の左手にあったのが老舗の『高島酒造㈱』。
静岡県で初めて開発された酒米「誉富士」を使った特別純米酒「白隠正宗」が人気と。



この日の最初に訪ねたのが『秋葉神社』。



『秋葉山大権現由来』。
「秋葉山(あきはさん)は、静岡県浜松市天竜区春野町領家に位置し赤石山脈の南端を占める
標高 866m の山。
山頂近くには、火防(ひぶせ)の神である秋葉大権現の後身秋葉山本宮秋葉神社があり、
秋葉山は同神社の俗称ともなっている。明治以前は秋葉大権現として秋葉社と秋葉寺の両方が
存在する両部神道であった。しかし、明治初めの神仏分離・廃仏毀釈によって、秋葉山は
神社と寺院とに分離されることとなった。現在は、秋葉神社上社は秋葉山の山頂にあり、
曹洞宗の秋葉寺は秋葉山の中腹の杉平にある。江戸末期には全国に二万五千余の秋葉大権現を
祀る社があったと」。



拝殿の見事な龍の彫刻。



再び沼津市の下水マンホール蓋。
市の花「はまゆう」、木「まつ」を手前に配し、その奥に沼津の海岸線から望む「駿河湾」、
「愛鷹山」、「富士山」をデザインしたもの。



次に旧東海道(県道163号線)から海側にあり、裏側にJR東海道が走る『浅間神社』を訪ねる。



浅間神社 第一鳥居。



『第一鳥居 由来記』。



『浅間神社 由緒記』



二ノ鳥居、三ノ鳥居その奥に社殿が。



手水舎。



社殿。
浅間神社は、三つの祭神を祀ることから三社宮と呼ばれてきたが、
創建は慶安3年(1650年)と古く、鳥居前の石灯籠には文化十一申戌の銘があると。



向拝には龍の彫刻。



末社の一つであろう。



天王社。



東海道線上りの三島行き電車が神社の裏を通過。



沼津市立原中学校裏からの富士山の勇姿。



旧東海道には戻らず、更に南下し駿河湾の護岸堤防まで足を延ばす。
駿河湾の光る海とその先に伊豆半島。



遠くこれから行く田子の浦、富士方面を見る。
津波&飛砂対策の護岸擁壁はかなりの高さ。



そして松原の松の隙間から再び富士山を。



千本街道沿いの松原の中にあった『いぼ神様』。
千本松原の松の巨木の入り組んだ根の窪みに溜まった水をつけるとイボが取れたと。
松の巨木のあったところにそのいわれを書いた石碑と小さな祠が祭られていた。
現在もいぼ取りを祈願に訪れる方がいるそうで、地区の有志の方々が維持管理をしていると。



そして再び旧東海道に戻る。
『原宿 一里塚跡』。



「一里塚は江戸日本橋を起点とし、一里毎に塚を築いて、その上に榎や松を植えたもので、
旅人に行程を知らせたり、人馬賃銭算定の基準となっていた。 
ここでは街道をはさんで両側にあったと思われるが、現在は宅地化されてその面影はない。」



『一本松史跡 町あるきマップ』。



再び富士山を。頂上にも積雪のない場所が確認できた。



『村社三社宮』と刻まれた石碑が右手に。
創建当時、浅間神社は三社宮とも呼ばれていたと。



ここ一本松にも『浅間(せんげん)神社』が。
「慶安3年(1650)創建、明治8年2月村社に列せられる。境内西側の末社には、
三扉の神があり、櫛摩知命、大己貴命、少名彦名命が祭られている。
又、境内入り口東側には天王社(素戔鳴男命)が祭られている」



扁額には『三社宮』と。そいて鳥居の先に富士山が。



拝殿そしてその奥に本殿が。



神社からの富士山。神社の屋根のカーブと重なって。



そして更に進むと左手に『曹洞宗 海岸山 大通寺(かいがんざん だいつうじ)』が。



山門。



境内にはスルガ銀行初代頭取、岡野喜太郎の碑。
「岡野喜太郎少時、本寺に止宿して、初学舎に学ぶ」と。
隣には「二度とない人生だから、一輪の花に無限の愛をそそいでいこう。
一羽の鳥の声にも無心の耳をかたむけてゆこう」と
坂村真民の詩が刻まれた石碑が。



手前に『慈母観音像』。



六地蔵、観音像も。



鐘楼。手前におそうじ小僧も。



道元禅師?それとも釈迦如来?



三体の菩薩像。



再び坂村真民の詩が刻まれた石碑が。
「念ずれば花ひらく
苦しいとき母がいつも口にしていた
このことばをわたしもいつのころからかとなえるようになった
そうしてそのたびわたしの花がふしぎと
ひとつひとつひらいていった」



そして境内の『五百羅漢像』。



囲碁を楽しんでいる姿。



何かを覗いている姿であろうか?



頭を抱えて。。。私の現役時代の職場の姿か。



富士山の姿をカメラで追い続ける。



旧東海道の右手に『浅間愛鷹神社』が。



ここにも『浅間神社』と刻まれた扁額が。



『浅間愛鷹神社(せんげんあしたかじんじゃ)』。
「鎮座地 沼津市桃里五〇八 
 御祭神 木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと) 
     愛鷹大神(あしたかおおかみ) 
 例祭日 一月一日(元旦祭) 
     三月三日(祈念祭) 
     十月十七日(御例祭) 
 由緒 
     延享三年(一七四五年)の創建で、元和元年(一六一五年)に鈴木助兵衛父子により
     当地の開拓が始まってから、百三十年後である。 
     神社の建造物は、何回も改築されている。今のは昭和四十四年に建てられたものである。 
     境内社としては、山神社と天王社とがある。 
     当地区内には、別に、桜地蔵尊と稲荷神社とがある。」



赤い屋根&扉の社殿。



狛犬(左)も赤を交えて。



狛犬(右)。



神社境内の石灯籠、石碑、石祠。





                  ・・・​ つづく ​・・・​ ​​ ​​





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Last updated  2019.11.02 08:32:19
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