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隠居人はせじぃさん
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Gママさん
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イニシュモア島の西端にある、18世紀の石造りの家を改装した素朴なB&B。
本州へのアクセスに便利なキルロナンフェリーターミナルから7.4 km。
クラシックな内装の客室には専用バスルームを完備。一部の客室には応接エリアがある。
伝統的なダイニングルームで朝食ビュッフェを無料で提供。ゲストラウンジ、季節限定の
庭園も利用可能。
ズームして。
廻り込んで。
馬車を引く馬を見る家族連れの観光客。
ブリンカー
を付けた馬に近づいて。
ブリンカーは「遮眼革」ともいい
、視界の一部を直接遮ることにより馬の意識を競走や調教に
集中させ、周囲からの影響に惑わされずに走らせるために用いられるもの。
この場所で、 暫くの自由時間
。
馬車の運転手・「御者(ぎょしゃ)」はこの近くに自宅があるようで、帰宅して昼食をとると
我々も レストラン・Teach Nan Phaidiで昼食を。

レストランの壁には花が美しく飾られていた。
そしてこの日の私の昼食。
店内のイルミネーション。
昼食を終わり、集合時間13:30まで暫しの散策。
右手にアイスクリーム屋・PAUDY’S.
The Irish Black Butter ice cream
は美味。

旅友4人は別々に行動。
放牧牛
を見る。
家畜については、山羊は多くの家で飼われ経済上重要なもので,ミルクを取り皮を売る。
牛は牛舎では飼っていないようだ。夏冬ともに舍外で飼う。女性や若者がミルクの缶をもって
牛の放牧地へと通っているようだ。
乳牛は1頭当たり1 , 800リットルを超えることがない。家畜は初夏に立つ市が一番多く出荷され,
9月28日聖ミカエル祭でも市が立つと。ロバは運搬用で,ドンキーバスケットの中に海からの
海草を,収穫時には馬鈴薯やライ麦を運ぶのに使っているとのこと。

三叉路にあったこの石碑は観光ルート案内標柱の一つ。
ケルト文化に特有のシンボル「 トリスケル(三重螺旋
)」または「 渦巻き文様
」をモチーフに
しており、古代ケルトの霊性・自然・永続性などを象徴。
このデザインはアラン諸島の歴史的・文化的遺産との結びつきを表すもので、観光案内の一環
として各地に設置されているとのことだが、他の場所では見かけなかったが!?。

Dún Aonghasa・ドゥーン・エンガス
方向を。
3000年以上前に造られたドゥーン・エンガスは、アイルランド語で「エンガスの砦」を
意味するアラン諸島で最大の先史時代の石の砦。
発掘調査により、先史時代の金属加工物、家、墓などが見つかっているのだ。

徒歩で20分程の場所にあったが訪ねることができなかった
Dún Aonghasa・ドゥーン・エンガス
をネットから。
築造時期
:おおよそ紀元前1100年〜紀元前500年の鉄器時代。
名前の由来
:「ドゥーン・アングス」は伝説上の戦士 Aonghus(アングス) の名にちなん
でいます。アングスは神話的な英雄で、トゥアハ・デ・ダナーン族の一員とも
されます。
使用目的
:防御施設、儀式の場、王族の権威誇示など諸説あり。
アイルランド西部、ゴールウェイ湾に浮かぶアラン諸島のイニシュモア島
(Inis Mór)の西端に位置。絶壁の上、海から70〜90メートルの断崖絶壁に
築かれており、まるで大西洋へせり出すように立っているのであった。
TEAMPALL NA NAOMH(CHURCH OF THE SAINTS')
TEAMPALL MAC DUACH
案内板。

TEAMPALL NA NAOMH(The church of the Saints)
Kilmurvey地区にあるTemple na Naomh(Teampall na Naomh)、
すなわち「諸聖人の教会・Church of Saints」。
ロマネスク様式の門(12世紀頃)、修道士の隠遁所だった可能性もある小教会、アラン諸島に
おける古代キリスト教信仰の重要な拠点であったと。
引き返すと 、
左側にあったのが、 Temple Mac Duach
・ テンプル・マク・ドゥア教会
。
11世紀に建てられたこの教会は、聖エアナ教会の著名な弟子コルマン・マク・ドゥアックに
捧げられている。伝説によると、かつてスコットランド人が戸口の上の巨大なまぐさを
石臼にしようと取り外そうとしたが、教会側はそれを拒み、彼の腕は石積みに挟まって
しまった。彼は悪意を告白することでようやく解放された。
北壁の外側、西端近くには、馬と思われる謎めいた彫刻がある。近くには十字架が
刻まれた石がいくつかある。道路の向こう側の畑には、「聖人の神殿」として知られる
小さな中世の建物が。
コーヒーショップ・喫茶店 BLATHIN
案内板。
この歴史を感じさせる建物は?
Kilmurvey地区にある廃屋となったかつての大邸宅?
ズームして。
スレート屋根・ 煙突4基:典型的な19世紀〜20世紀初頭のアイルランドの農村邸宅様
式。
石造2階建て: 地元の石灰岩(リムストーン)を使用
していたが。
Teampall Mac Duach(マクドゥアック神殿)。
7世紀に聖コルマン・マク・デュアク自身が創設。
・建築様式:初期キリスト教の石造礼拝堂(5〜9世紀頃が起源とされる)
・構造:単室構造の小教会、切妻屋根を持つ石積みの壁、狭い出入口
・特徴的な遺物:写真右に見えるような「刻まれた十字架を伴う立石(High Crossの祖型)」が
敷地内に立つ
・国の保護下:現在はアイルランド公共事業庁(OPW)が管理する国定史跡 と。
Teampall MiCh Duach.
11世紀に建てられたこの教会は、聖エアナ教会の著名な弟子コルマン・マク・ドゥアックに
捧げられています。伝説によると、かつてスコットランド人が戸口の上の巨大な石を石臼に
しようと取り外そうとしましたが、教会側はそれを拒み、彼の腕は石積みに挟まって
しまいました。彼は悪意を告白することでようやく解放されました。
北壁の外側、西端近くには、馬と思われる謎めいた彫刻があります。近くには十字架が刻まれた
石がいくつかあります。道路の向こう側の畑には、「聖人の神殿」として知られる小さな中世の
建物があります。

我々の馬車。
休憩場所の周りには 人気のカフェ兼土産物屋
が並ぶんでいた。
伝統的な茅葺き屋根の白壁の家が並ぶ Teach Nan Phaidi(テック・ナン・ファーディ)。

移動して。
建物の歴史・由来
築年数:
19世紀初頭(1800年代)とされる伝統的なアラン諸島の農家
建築様式:
アイルランド西部の典型的な白漆喰の石造り+茅葺き屋根
名前の由来:
「Pháidí(ファーディ)」という地元の男性の名前にちなんだ伝統的な呼び名。
「Teach」はアイルランド語で「家」「コテージ」。
用途の変遷:
元は農家、のちに休業を経て、現在はカフェ+土産物屋として営業 と。
右: 工芸品店・Lia Árann
。
Lia Árann(リア・アラン)**は、イニシュモア島(Inis Mór)にある伝統的な
アラン・セーターや工芸品、ギフトを販売するショップ&カフェ複合施設で、観光客に非常に
人気のある工芸品店であった。
白い漆喰壁、茅葺き屋根(アイリッシュ・コテージ風)で、壁の装飾には写真のような
ケルト戦士風のアイコンが描かれており、Lia Árann のトレードマークになっていた。
この The Celts print
は Woman Warrior・女性戦士
ケープまたはマントを羽織ったような装いで、威厳のある立ち姿。
身に着けている装飾は戦士の要素を含みながらも、力強さと優雅さを併せ持つ雰囲気が。

手に持つ剣は「防御者」または「守護者」としての象徴。
渦巻き模様(スパイラル)は、古代ケルト美術における女性的な再生や自然の力とも関わる と。
人物の下部にある三重の渦巻き文様(トリスケル)は、ケルト文化において非常に重要な
シンボル。
・「生命・死・再生」
・「過去・現在・未来」
・または「地・水・空気」の象徴など、循環性や力の三位一体を表すのだ と。

An Tuirne – ARAN SWEATERS。
「 An Tuirne
」(アントゥルネ) は アイルランド語で「糸車」を意味
し、編み物・織物に
由来しているのだと。
つまり「糸車:アランセーターの店」という感じ。

右:
工芸品店・Lia Árann
。
左:The Celts

ARAN SWEATER
ブランドの定番商品であるアランセーター。落ち着いたなシルエット。
1968年創業したアイルランドで最も古く最も有名
な、上質な100%メリノウールを使用している
ニットメーカーで、チクチク感も少なくソフトな着心地であると。
こちらにも多くの観光客が食事を楽しんでいた。
コーヒーショップ・喫茶店 BLATHIN。

断崖の絵画。
2頭引きの馬車。

このTシャツの The Celts print
も Woman Warrior・女性戦士?

近づいて。
仮面のような顔の表現は、古代ケルトの戦士や神々の神秘性を強調するもので、正体不明の
英雄像を象徴。杖(または槍)のような武器は先端の形状からすると、これは槍または
装飾された儀式用の杖!?。
ケルト神話ではケルヌンノスやモリガンなどが儀礼的な武器を携えることがある と。
編み込みの髪(長髪)は、ケルト民族では髪型が身分や力の象徴であり、この長く編み込まれた
髪は威厳と戦士の誇りを示すもの と。

そして集合時間の13:30になり、帰路に。
旅友は皆、 PUNCTUAL
なのであった。
前方に美しい Kilmurvey Beach(キルマーベイ・ブルーフラッグ・ビーチ)
が拡がっていた。

キルマーヴィー・ブルーフラッグ・ビーチは、人気の村キルマーヴィーにある美しい白砂の
ビーチ。 イニシュモア島で唯一のブルーフラッグ認定ビーチ
で、入り江に囲まれた
静かな場所に位置していた。水は透き通っていて、とても魅力的で爽快なので、晴れた日に
数時間過ごすのに最適な場所であろう。
ブルーフラッグ
は、国際環境認証の一つで、ビーチやマリーナ、観光船舶などを対象に、水質、
環境教育、安全性などの基準を満たしたことを示すもの。
日本では、由比ガ浜海水浴場や若狭和田ビーチなどが取得している と。
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・・・
・・・ つづく
・・・