梅林庵

Friday, April 23, 2021

　曇りのち晴れ　23.1℃　11.8℃

  午前4時起床。朝のうちは書斎に。午前は地下足袋を履いて昨日同様、波越奥へ薪取り。積み残しがあったのでした。写真は玉切った白樫です。大きいのは蒲鉾に切りました。斧で割るのが面倒臭くなったからです。木の縦切りをすると、チェーンソー屑は粒状では無く、さきイカのよう、長くなります。

　少しの時間で満車となりました。

　帰り際、直径50cm、長さ70cmの杉丸太を一つ、軽トラの荷台に追加しました。FのRさんが欲しいとのことでした。蜜蜂の群れを寄せるのに使うのだそうです。穴をくり抜いて、女王蜂を招き入れるとのこと。イメージを描くことができません。まあいいか、注文通りを持ち帰り、彼の家の庭に降ろしました。

　拙宅近くにJのKやん宅があります。戻る途中、奥さんが家の前の繁みに難儀。手鋸を持って藪と格闘していました。Kやんが無くなってもう数年が経ちます。男手の無くなって、色々苦労があろうかと。丁度チェーンソーの持ち合わせがあり、おやすいご用、一回し、始末を手伝いました。

　遅い昼をして、再び地下足袋を履きました。生姜を植えたところに草を被せないといけません。土が乾きすぎます。葦高へ草刈りに。写真は刈る前の草藪です。菜園に使う敷き草は茅が一番です。チャチャッとやっつけました。

　積んで帰り、畝に被せました。次いで各種野菜へ水遣り。ジャブジャブやっていたら、出かけていた妻が戻ってきました。鯵を買ってきてくれました。散歩に出かける前、それを刺身に。おいトラ、今夜も馳走だぞ。

「H君(私のこと)、オヤジぁ元気にしちょるかぇ。今年も西瓜を作るんかの？えっ？カラスの逆さ吊りんことか？ああ、ありゃーおまい、うちんが空気銃でやっつけたんよ(彼も彼の息子さんも猟銃の免許を持っています）。カラスん奴ぁおまい、頭がええんぞ。知っちょるかの？バンバン、6匹やっつけたらおまい、うちん息子ん顔を覚えてのぅ。トラクターで田を鋤いたら後ぅサギやカラスが穿ろうが。それがのぅ、カラスぅ撃ったあとぁおまい、息子ん乗ったトラクターん後にゃぁ全然寄りつかんのじゃーが。えっ？　ライフルか？　あげなもなー要らんわい。散弾銃で充分じゃーが。遠いところん得物ぅ撃ったて、谷を跨いで向こう側ん裾を登るなぁ面倒くさいきぃのぅ・・・。

　色々面白い話でした。

　NのTやんが通りかかって、話が終わりました。

　家に戻り、ひとっ風呂。一日の労働にお疲れさん。ごっつぁんです。

　以下徒然です。

　ここ数日、好天に恵まれ、野良の日が続きます。1日の終わるのが早いです。読書は捗りません。夜、アルコールを飲まないともう数時間、本と向き合えるのですが。お勤めは欠かせないルーチンなのです。

　その読書、日めくりカレンダーに今日は「子ども読書の日」とありました。私、中3までは殆ど本を読みませんでした。今もってそれが一番の後悔です。　

  徒然と書きましたが、今日はとんでもないニュースもありました。私の勤務した会社の副社長が公職選挙法違反(地位利用・事前運動）容疑で大分県警に逮捕されたのです。彼は社の生え抜き、温厚でスマート。部下からの信頼厚く、何事にも平常心、平気前進の紳士でした。2年前の副社長就任は誰もが頷首の登用かと。私より一つ年下。無二の親友です。与謝野鉄幹の詩に「友を選ばば書を読みて六分の侠気、四分の熱」とありますが、まさにその雰囲気を持つ男です。その彼が地位を利用して選挙違反？　信じられない。青天の霹靂とはこのことです。拘留は長引くんだろうか？　容疑事実を認めたらどうなるんだろう？　あれこれが頭の中を巡りました。留置所の中に一人はつらいだろうな。加えて、家族の心配はいかばかりか。何だか、眠れない夜になりそうです。

　今日の一句

　留置所に冷たかろうて春の夜

　今日のラン

　なし

　今日の酒

　アサヒスーパードライレギュラー缶3　冷酒1合　SAPPOROゴールドスターレギュラー缶1

　今日の音楽

　なし