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私は野性動物などが出てくる大自然系のドキュメンタリー番組が大好きだ。単純にかわいい動物を見たり、美しい大自然の映像に酔いたいという気持ちもあるのだけれど、動物の生態を知る事で「生命」のつながりが感じられるし、地球全体も見えてくるような気がするから。 先日、NHKでアフリカのチンパンジーに関する映像を見た。野生のチンパンジーは群れで生活している。そして時々集団で狩りに出かける。その番組に出て来た群れは自分達よりも小さい種類の猿を襲っていた。餌食になった猿の種類は覚えていないが、木の上で主に生活をしていた。チンパンジーのターゲットは母親に抱かれた子供だ。お父さんと思われる猿が必死にチンパンジーを追い払おうと戦うが、体が大きい上に数でも負けている。子供を抱いた母猿はあまり早くは逃げられない。逃げ回っているうちに小猿が離れてしまった。そこを何匹ものチンパンジーに囲まれて、むんずと掴まれて、、、。チンパンジーはガブリと小猿に噛み付き、肉を食いちぎっていた。私も一緒に見ていた息子も表情が固まってしまった。 その番組は何回かに分けていろいろな種類のほ乳類を紹介していた。もちろんライオンなどの肉食動物の狩りの映像もいっぱい出て来た。飛び立とうとしている鳥のヒナが食べられてしまったり、ヨタヨタと歩いていた赤ちゃんのアザラシも灰色ハイエナにバクっと食べられてしまった。「かわいそう!」とも思うが、そうやって「生命」が回っているんだと納得して映像を見る事ができる。しかし、チンパンジーの狩りの映像はそれらとは違うものに感じられた。食べられる方も食べる方も我々に近い種類の猿だったからか?自分でもよくわからないが、気分がひどく悪く、しばらく映像が頭から離れなかった。 残酷なシーンはそれだけではなく、チンパンジーの群れはルール違反をしたという仲間のオスを集団で襲って殺してしまった。人間社会ともふとだぶる。人間の嫌な面を彼らも持っている。 昨年、アフリカでチンパンジーの生態を研究してきたジェーン・グドールの講演を聞きにいった。そういえば、彼女も言ってたっけ。とても愛情深い面もあるけれど、驚く程、残酷な所もたくさん見ましたって。 「アフリカの森の日々 わたしの愛したチンパンジー」(ジェーン・グドール)
April 28, 2004
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ブリスベン近郊の ラミントン国立公園で1メートル以上はあるんじゃないか?という野性の大トカゲを見た。そのトカゲは「Goanna」と呼ばれているらしい。長~い舌をペロペロ~と伸ばして、うつむきかげんで食べるものを探しているように見えた。トレッキングしたのはほんの2時間弱だったが、ラミントン国立公園の景色は思ったより素晴らしかった。ラミントン国立公園にはゴールドコーストなどから団体ツアーが出ているらしい。吊り橋などのアクティビティが人気のグリーンマウンテンズに訪れるそうだ。なるべく人が少なく自然を楽しめる所に行きたい。そう思い、団体客が多いと思われるグリーンマウンテンズを避けて、ビナバラへ向かった。ブリスベンの街で一日だけレンタカーをして2時間ちょっとのドライブでビナバラロッジに到着。後半、少しクネクネとした山道になり、息子は少~しだけ車酔い。ビナバラロッジのテラスでサンドイッチの昼食。前日、「ローンパインコアラ保護区」で見たなんとかターキー?(名前は忘れてしまった。)という大きな野性の鳥が客の食べ残しを狙って、通路を行ったりきったりしていた。「野性のコアラも見られる」と、確かインフォメーションセンターには書いてあった。(ような気がする。)3人で「野性コアラを探すぞ!」とはりきって歩き続けた。すれ違う人々に「コアラを見ましたか?」と尋ねると、「見た」という返事が返ってくるのに、コアラを見る事無くトレッキングコースのゴールに到着。途中「見た」と言ってた女性に、偶然、バッタリ再会したので確かめたところ、どうやら私の"Koala"の発音が、"Goannna"に聞こえたらしい。しかし、たったの一人では無く、四人の人に私の英語は間違えられたのだ。トホホ、、、。Goannnaは確かに一匹発見。モートン島でブッシュウォーキングした時もかなり大きなトカゲを見たが、それよりも一回りも二回りも大きい気がする。は虫類だ~い好きの息子は大興奮だった。
April 24, 2004
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「野性動物」と会うのが今回の旅のテーマで多くの野生動物を見て来たが、コアラを抱っこしたいという気持ちがあり、ブリスベンで動物園「ローンパインコアラ保護区」へ向かった。10年前に新婚旅行でハミルトン島の動物園に行った時、初めてコアラを抱っこしたのだけど、フワフワで小さくてかわいかった!それを息子にも体験させてあげたかった。のんびりしているように見えるコアラだけど、次から次へ人間に抱かれるのはきっとストレスだろうなぁ~、とちょっと罪悪感。パパはそんな複雑な思いもあって「ぼくはカメラマンになるから。」と抱くのを辞めた。しかし、10年前に抱いたあの時のコアラ、写真を見直すと多分子供?北部のコアラは小さいらしいが、それにしても小さい。あれと比較すると、今回、抱っこしたコアラはでっか~い!重~い。なんか印象が違う。「ローンパインコアラ保護区」は日本のパックツアーなどにもよく組み込まれている。我々が行ったのは午後だったせいか日本人の団体は全くいなかったが、中国人と思われる団体客がいた。園内には130匹以上のコアラがいるらしい。コアラの鳴き声が動物園のあっちこっちで聞こえた。「グヮ~、グェ~」ってな感じで、愛らしい外見とはかけ離れたお腹の底の方から出てくるような低い鳴き声。息子は笑いながら鳴きまねをしていた。まるで、吐きそうな感じ。ほとんどのコアラは予想どおり木の幹を抱きしめてボーッとしていた。しかし、交尾中のオスコアラは活発だ!ヨイショ、ヨイショって木にしがみついてたメスの上にのっかって、もうこれ以上は上には行けないだろうってな所までグイグイ押していた。メスは「ギャア~」ってな叫び声を上げて、なんだか辛そうだなぁ~。あんまり幸せそうじゃない。飼育係と思われる女性が二人、その下で観察しながらペチャクチャと話をしていた。と、オスがメスの背中にガブッ!噛み付いた。「ギャ~!」今までも「助けて~」ってな鳴き声だったのに、さらに大きな声でメスが叫んだ。あわてて飼育係の二人が強引にメスとオスを引き離した。一人がオスを背中から抱きかかえひっぱると滅多に見られないだろうと思われるおチンチンが見えた~!もう一人はメスの噛まれた背中をさすっている。痛いだろうなぁ、、、。メスは彼女なりに精一杯のスピードで(でも、のろいけど、、、。)隣の木へ逃げていった。その時、おかしかったのは他のコアラ達の表情。それまでボ~ッとして関心なさそうだったのに、みんなそっちをジッ~っと見ている。目がまん丸。キョトーン、、、。 園内で放し飼いにされていたウオータードラゴン(名前はトカゲが大好きな息子の記憶によるもの。私は忘れてしまいました。ローンパインに行かれた方のサイトを何件か見ましたが、放し飼いで餌があげられるカンガルーとこのトカゲが印象に残っている方が多いようですね。「ローンパインコアラサンクチュアリ」http://www.koala.net/travel/travel.htm
April 23, 2004
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ワライカワセミの鳴き声はとても大きい。名前のとおり本当に笑っているようだ。 島に着いて、一泊した翌朝、泊まっていたヴィラのすぐ側の木の上でワライカワセミが泣いていた。「ハッハッハー!」という鳴き声に、「なんじゃ、あれは?」と何度も窓の外を覗きながら朝食の支度をした。 馬鹿にされているような笑い声に、こちらも思わず笑ってしまった。見た目は白くてフワフワした感じで(触った事が無いので、実際にフワフワかどうかはわからない。)とてもかわいい! モートン島のタンガルーマリゾートでは野性のワライカワセミの餌付けもしていた。肉食なので、普段はミミズなどを食べるらしい。餌付けタイムに行ってみるとスタッフは小指ぐらいの肉の破片を少しづつあげていた。鳩のようにわ~っと餌に群がるわけではなく、投げられた餌をしばらく「そんな物いらないよ~。」ってな顔して、知らんぷり。1、2分してから寄ってきて食べていた。 我々が泊まっていたヴィラの隣の部屋にオーストラリア人と思われるファミリーが宿泊していた。我々が3泊した間、彼らはずっと隣の部屋にいた。このファミリーのママと思われる女性の声がとにかくうるさい。リゾート地に来てかなりハイな状態になっているからか、それとも普段からそうなのか?まるでワライカワセミのような高音、大音量で「ハッハッハー!」と笑いながら話す。部屋にいる間はテラスでビールにタバコ、おまけに彼らはラジカセを持参していて、ガンガン音楽をかけ、大声で歌も歌っていた。海のリゾート地は浮かれている人達が多い。山のリゾート地だと、暖炉の火を見ながら静かに語り合い、、、なんて感じだけど。パパと息子は「どこの国でもオバサンは最強だ!」などと悪口を言っていた。http://ozgarden.fc2web.com/Kookaburra.html メルボルン近郊にお住まいの方のサイトです。 お庭にくる野鳥などを紹介されています。 ワライカワセミの紹介もされています。
April 21, 2004
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観光客(特に日本人の団体)が多すぎて、のんびり自然を楽しめない。予想とかなり違っていたブリスベン近郊のモートン島のリゾートホテルで、一泊目の夜に私はかなりブルーな気持ちになっていた。しかし、きれいなビーチを見ながらヴィラのテラスで朝食が食べられるし、昨年夏の沖縄旅行でシュノーケリングに大はまりだった息子は海で魚を探すとはりきっているし、、、。一泊で引き上げようか?とも考えたが、結局予定どおり3泊する事になった。モートン島ではシュノーケリングができた。マスク、フィン、スーツ等一式貸してくれてインストラクターもついていた。しかし、集合時間に行ってみると、昨晩のイルカの餌付けに続き、またまたすごい人だ。オーストラリア人らしき人が30人くらい、それに日本人も20人以上はいる。それにインストラクターはたった一人だもの、、、。日本人の参加者を見ていると、シュノーケリング体験がある人は全くいない様子。ハネムーンかしら?というカップルは二人ともボディボードにずっとしがみついているし、若い男の子の軍団はフィンをつけた足が思うように動かないと、大騒ぎしていた。また、小学生ぐらいの娘3人を連れていたお母さんは、怖がる娘達を安心させようとがんばっていたが、自分も初体験だったようで、途中で辛くなってしまい"Help me!"と、絶叫し始めた。私も数年前まではシュノーケリングが苦手だったのでなんとなく気持ちはわかるが、周りがこんな人だらけだとまるでコメディ。オーストラリアでシュノーケリングというとグレートバリアリーフを一番に思い浮かべる。しかし、ここのは目の前のビーチにわざと古い船をいくつか座礁させていて、そこがお魚ちゃん達の住処になっていた。珊瑚礁はほんのわずかだった。参加者はボートに乗せられ(といっても5分もかからない距離なんだけど)座礁船のそばまで行きおろされた。人数が多いので周りの人のフィンが顔や頭にバンバン当たる。息子も「これじゃ、楽しめない。」という顔で困った表情。しかし、奇麗な熱帯魚も数えるくらいだったがいた。小さなサメやエイも見られ、そこそこ楽しい!息子も終了時間にボートに上がると「ツノダシ一匹発見!」などと笑顔。しかし、"Help me!"と絶叫していた日本人のお母さんと娘たちはボート上で暗い顔。「楽しかったね~。」と私が息子にはなしかけた時、ジロっとにらまれた気がした。このお母さん「ニモがいるんだから、見ないと損よ!」と、ボディボードにしがみつく末っ子の娘が海を覗くように促していた。ここにカクレクマノミはいるとは思えない。珊瑚礁もほとんど無いし、、、。オーストラリア、シュノーケリングと聞いただけで、「ニモ」を想像しちゃったのだろうか?カクレクマノミが目当てだったら、沖縄の離島で簡単に見られる。私は昨年夏、足が着きそうな浅瀬でみつけた。伊豆七島あたりでも見られるという話を聞いた事もある。教えてあげたかったけど、笑って話しかけられるような雰囲気では無かった。行ってみたら予想と違う、やってみたら思うようにいかない、旅行でもそういう事があるよね。でも、経験しないとわからない事も多いから、苦い経験もそれで経験値が増えたと考えたら良い思い出になると思う。http://www.arukikata.co.jp/webmag/2004/0401/sp2/040100sp2_02.htmlグレートバリアリーフの情報が載っています。「カクレクマノミ」見られるようです。熱帯魚、いっぱいですね。「地球の歩き方ウェブマガジン」http://www.cosmos.ne.jp/~ogura/sight/yonehar2.htm沖縄石垣島米原ビーチで見られる魚を紹介しているページです。ここ、昨年夏に行きましたが、浅瀬にかなり多くの魚が見られます。カクレクマノミの情報も載っています。
April 20, 2004
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ブリスベンから船で1時間程、モートン島では海岸の浅瀬にまでやってくる野性のイルカと触れ合う事ができる。インターネットでその情報を得たパパは、この島のリゾートヴィラに3泊予約を入れていた。連泊したのは長くいればイルカを見られる時間も増えるという期待からだ。ニュージーランドのドルフィンスイムを経験しているが、足がつかない場所だったので、浅瀬でイルカと遊べたらどんなに楽しいだろうという期待があった。タスマニア島を離れブリスベンに向かった。まだホバート空港からブリスベン空港までの国内線では全く日本人らしき姿を見る事はなかった。しかし、モートン島へ向かう船が出る桟橋に来ると一転した。一緒に船に乗り込む乗客、さらに入れ違えに船から降りる人の多くが日本人の団体だ。船の中で日本語のパンフレットを渡され、島へ着くと流暢な日本語を話すスタッフが出迎え。タスマニアから来た我々は「楽だ~!」という嬉しい気持ちと、あまりの日本人の多さに自分達の期待どおりの所なのか?とやや不安な気持ちになった。その不安は的中。イルカは餌付けされていて、それを期待してだいたい同じ時間に桟橋近くにやってくるが、その餌付けをするために海に入って彼らと触れ合えるのは滞在中にたった1回だと言われた。それも小さな魚、一匹だけ持たされ行列に並び、自分の順番が回ってきたらそれをイルカに与える。そして海からさっと上がらないといけない。ほんの数十秒で終わり。これじゃ、わざわざここに連泊の予約を入れた意味が無いぞ~!まるで水族館だ。日本の水族館だってバケツに5切れぐらいの魚をあげられるのに。がっかりだ。宿泊客ばかりなのかと思ったら、ブリスベンから日帰りのツアーも出ていた。お昼頃着いてビーチでちょっと遊んで、イルカに餌をあげ、夜ブリスベンに帰る。日本人はほとんどがそんなパックツアーのオプショナルで来ている様で、大集団だった。夕食をレストランに食べに行くと、毎日別室のガラスの向こうで日本人の団体客数十人がカレーライスや寿司などのブッフェを食べていた。春休み中だった事もあり、日本人の小学生だけの団体も何組も見た。彼らも修学旅行のように別に食事が用意されていた。個人で旅行してきた我々の目には彼らが少し妙に映った。これだと英語を話す必要もほとんど無く楽だろうが、ベルトコンベアーに乗せられてあっちこっち動かされている感じがして、楽しいかな?日本人団体客、何人かに話しかけてみたが「知らない人が話しかけてきた!」という感じでよそよそしい受け答えをされてしまった。外国で個人旅行をしている日本人同士が出会うと、旅の情報のやりとりをして結構楽しいものだ。旅先での良い出会いもいくつかある。が、パックツアーで来ている人達にはそういう感じが無い。残念な気がした。モートン島一日目の晩、あまりに予想と違っていたこのリゾート地を一泊で出るか?という事でパパと議論になった。ここは自分達のテイストでは無いという意見で一致した。しかし、息子は「明日、起きたら海で泳ぎたい!」と結構、楽しめそう。さぁ、どうするか、、、。
April 19, 2004
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タスマニアで見た珍しい動物の中にコウモリがいる。ロッジで寝ようと明かりを消そうとしたところ、パタパタ、、、何かが飛んでいる事に息子が気づいた。「パパ~、蛾がいる。追い出して。」と息子。「蛾は明るい方に飛んでいくから窓の近くだけ明るくすればいいんじゃない?」と私。あっちの電灯をつけたり、こっちの電灯を消したり、なんとか追い出そうとがんばるパパ。しかし、明かりを避けるようにその生き物はパタパタと飛び回った。「パパ、大変!これ、蛾じゃない。コウモリだ。」と息子。ゲッ!そんな物が部屋にいたんじゃ安心して寝られるわけない。なんとしても追い出してもらわねば、、、。と思いながらコウモリと聞いただけで、毛布を頭からかぶりうずくまっていた私。息子とパパとコウモリの格闘は続き、なんとパパがビニール袋にひとまず捕獲した。「ママ、かわいいよ!ハムスターみたいだよ。」と息子。大興奮!「ウソだ~!コウモリとハムスターは全然違う。そんな恐ろしい物、見たくない!」と私。しかし、息子の手のひらよりも小さいというのだからかなり小さい。「こんなに珍しい物、見逃したら一生後悔するよ!」と息子。チロッと見た私。かわいいとは決して言えないが、確かに小さい。5、6センチぐらいだ。かわいそうになんとか逃げようと手をカリカリと動かしていた。なんと、その時息子がチョンと触った。ヒョエ~!噛まれなくてよかったよ、全くもう~。「かわいそうだから、早く外に逃がしてあげよう。」とパパ。次の日、その次の日、スタッフ数人にデジカメを見せて種類を聞いてみたが、はっきり答えられる人はいなかった。売店で買った動物の本の写真と比べてみたところ、Little Forest Vespadelusが一番似ているかなぁ~?
April 17, 2004
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タスマニアの東海岸の町、ビシェノー。ここで野性のペンギンの群れを見る事ができた。ペンギンの中では最も小さいフェアリーペンギン。小人ペンギンとかリトルペンギンとかも言うらしい。身長は40センチぐらい。9歳の息子の膝までもあるかどうかという背丈だ。フェアリーペンギンはメルボルン近くのフィリップ島でも見られるらしい。ペンギンパレードと言って、日本の旅行会社のオプショナルツアーもある。他にはニュ-ジーランドの南の町、ダニーデンでも見られるそうだ。昨年の春、ニュージーランドを旅行した時には残念ながらペンギンを見る事はできなかったので、野生のペンギンを見るのはこれが初めて。クレイドルマウンテンからの道中、お昼に休憩したロンセストンは半袖でOKだったのに、ビシェノーはずっと涼しく上着が必要だ。おまけに晴天率が高いとガイドブックに書かれていたのに曇り空。ペンギンがコロニーに帰ってくる夜の7時頃にはカッパを着ても寒いくらいだった。我々が泊まったダイアモンドアイランドリゾートというモーテルは敷地内にペンギンのコロニーがある事もあってか、宿泊料にペンギンを見るツアーが含まれていた。チェックインの時にフロントでもらった券を持って集合場所の海岸に出てみると、10数人しか人がいない。そこにガイドさんが車でやってきて参加者から券を集めた。「え~!これしか参加者がいないの?」野生のペンギンが見られるというのにこの人数は少なすぎ。もしかしてすごい穴場?ガイドさんは大学生かな?という感じの若い男性。かなり早口でツアーの間、約1時間、ずっとしゃべり続けていた。ジョークも交えているようで、参加者から何度も笑いがおきた。最初の注意事項(ペンギンを触ってはいけない、ペンギンのくちばしは意外にするどくつつかれると大変な怪我をする、フラッシュ禁止等)まではなんとか聞き取れたが、その後はう~ん、、、30%も聞き取れなかった気がする。田舎町の海岸では懐中電灯が無いと足下すら見えない程暗い。しかし、懐中電灯を持つ事は禁止されていたので、ガイドが持っている懐中電灯が頼りだった。ガイドが海辺をサッと照らすと、10匹程のペンギンがピョンピョンと海から飛び上がって陸に上がってくるのが見えた。テレビのドキュメンタリー番組でよく見るシーンだ。かわいい!我々はペンギンの一つの巣穴のすぐ側に立っていた。海から巣穴までは人間にはほんの10数歩の坂道だが、小さなペンギンには大変な道のり。懐中電灯で照らされるとペンギンもびっくりして立ち止まってしまう。中には海の方に引き返すペンギンもいる。そのためガイドは海からあがってくる集団を数秒照らすと、次には坂道を上がっている集団、といった具合に同じペンギンだけをずっと照らす事がないように気をつけているようだった。1時間に100匹近いペンギンを見たと思う。一つの巣穴だけじゃなく、いくつもの巣穴を見せてもらった。ちょうどオシッコしているペンギンも見た。かなり近くで見れたものもいる。表情は目がするどくかわいいとは言えない。動物に詳しい息子が言うには、顔は南極にいるアデリーペンギンが目が丸く一番かわいいのだそうだ。ツアーが終わった時に気がついたのだが、モーテルの横に観光バスがとまっている。我々と少し時間をずらせて、モーテルのよそからもペンギンを見るために人がやってきていた。私が話を聞いたガイドはこのモーテルの宿泊者だけのためのガイドだった。他にも二人ガイドがいた。フェアリーペンギンは一番小さいだけでなく、一番うるさいペンギンだとも言われている。海岸のあちらこちらでペンギンの鳴き声が響いていた。朝方4時頃、ペンギンの鳴き声が聞こえたような気がして、パパを起こして二人で部屋の外に出てみた。真っ暗で何も見えないが、四方からペンギンの鳴き声がする。ギャーギャーとすご~い音。ちょうど海におでかけの時間らしい。ペンギンは日が出ている間は海で餌を取って過ごす。「おーい出かけるぞ!」ってお互い呼び合っているようだった。日が昇り、朝食前に海岸を散歩しようと外に出た。隣の牧草地の羊がみ~んなこっちを向いて座っていた(笑)。羊はペンギンの鳴き声は気にならないのかなぁ~?砂浜はペンギンの足跡でいっぱいだった。
April 16, 2004
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タスマニアに滞在中、一匹の野性のタスマニアンデビルを見た。見た感じは黒い子犬。思ったよりかなり小さい。息子がロッジの売店で買った動物の本では体重はたった6、7キロ。しかし、肉食で、噛み付く力がかなり強いそうだ。クレイドルマウンテンにいる間、ウオンバット、カンガルーは見ない日が無いくらい毎日見ていた。しかし、チェックアウトの朝までタスマニアンデビルには会えなかった。動物園に行けば、必ず見られるのはわかっている。しかし、こんなに野生動物が見られるんだから、動物園に行くなんて時間がもったいないよ、とパパ。タスマニアンデビルは見られないなぁ~とあきらめていた最終日の朝食後、チェックアウトをするために私はフロントに向かった。しかし、クレジットカードを持っていない事に気がつき、駐車場に止めてあった車に取りに戻った。すると、うちのレンタカーの横にちょこんとタスマニアンデビルがいるではないか!それを珍しそうに見ている人が数人。その人達を警戒するように、じっと固まっている。どうしようか?と考えているように見える。思った以上にかわいくて、思わず私もじっとみつめてしまった。うちの車の下をくぐり抜け、草むらに逃げ込んだ。これはチェックアウトどころでは無い。息子とパパに教えなくっちゃ!慌てて、フロント脇のソファでくつろいでいた二人に声をかけに行くと、前日に一緒にガイド付きウオークに参加したブリスベンのご夫婦の奥様が、私よりも先に「タスマニアンデビルよ!」とうちの息子を呼びに来てくれていた。皆で走って外に出ると、ずっと外で見ていたご主人の方が「あそこの草むらに隠れているよ」と教えてくれた。小さいタスマニアンデビルはウォンバットの好物の草の中にすっぽり隠れてしまってよく見えない。パパの肩車で、息子はようやく見る事ができ、デジカメをパチリ、パチリ。逃げさるタスマニアンデビルの後ろ姿をとらえる事ができた。「かわいい!」と大喜びの息子。ブリスベンからのご夫婦のご主人が息子のデジカメの画面を覗き込み、「上手なカメラマンだね。」と笑顔でほめてくれた。チェックアウトをもう少し早く済ませてしまったら見る事はできなかっただろう。またもっとゆっくり朝食を取っていたとしても見る事ができなかっただろう。カモノハシもそうだが、ほんの一瞬、人間の前に出て来た野生動物に遭遇できるのは本当に運がいいと言える。前日、ガイド付きウオークに行く時に乗ったバスに、私は双眼鏡を置き忘れてしまったのだが、その双眼鏡もみつかった。(双眼鏡という英単語がわからず辞書を調べようとしたら、なんと9歳の息子が教えてくれた。週に1回の英語スクールで習ったんだそうだ。息子に英語を教わるとは!嬉しいような情けないような、、、。)「良かったわね。ラッキーだったわね。」とスタッフの女性が笑顔で忘れ物の双眼鏡を手渡してくれた。双眼鏡に、タスマニアンデビル、「今日はついているぞ~!」。3人で気分良く、次の目的地、ビシェーノへ向かった。
April 15, 2004
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タスマニアにいる間に、野性のウオンバットを10匹近く見た。小熊のような太った犬のようなウオンバットは地面に穴を掘って住んでいる。クレイドルマウンテンでCrater Lakeのガイド付きウオークに参加した時には、歩き始めてすぐ、駐車場近くの出発地点に多くの巣穴がある事をガイドのジュディーが教えてくれた。1時30分から5時の予定のハイキングだったので、「ラッキーだったら帰ってくる頃にウオンバットに会えるわね。」とジュディー。帰ってくる頃どころか、そう言って2、3分もしないうちに一匹目を発見。少し曇り空で涼しいからこんな昼間っから出てきたのか?大抵は巣穴でグーグーと寝ている時間では?我々に気づくと一瞬立ち止まったが、またすぐに餌を求めて歩き出した。なんとも暢気。餌は背丈の低い草。糞はサイコロ型で、数個まとまってしている。ジュディーのおかげで、クレイドルマウンテンを去る頃には餌となる草も、糞も巣穴も見分けられるようになっていた我々は「このあたりにウオンバットいるね。」なんて探偵のような事をいいながら、ハイキングをしていた。体重は25キロ程度。9歳のうちの息子の体重がほぼ同じ。ジュディーはうちの息子が巣にすっぽりはまるよと言って笑った。ガイドウオークには我々の他にブリスベンから来たという50歳ぐらいのご夫婦が一緒だった。あまり山歩きの経験が無いのか、弁護士だというご主人はなんと革靴。足、痛くないのだろうか?植物のレクチャーを受けながら1時間半ほど山道を登っていくと、Crater Lakeに到着。ここで一休み。ジュディーがコーヒーとビスケットをくれた。素朴でおいしいビスケットだった。そこからほんの10分程度、坂道を登るとDove Lakeが見渡せる。前日の午後、Dove Lakeを3時間程かかって歩いていた時、山の上に小さな人を発見し、どうやってあそこに行くのだろう?と思っていたが、ここがそこだったのか!ブリスベンからのご夫婦は前日にはDove Lakeでカヌーをこいでいたそうだ。来た坂道を降りていくと、ゴールの駐車場近くで3匹、ウォンバットと遭遇。歩道の近くまで来たので、ブリスベンからのご夫婦の奥様とうちの息子は背中をなでる事ができた。しかし、全然、気にしない様子でムシャムシャと草を食べ続けている。とぼけた顔がなんともいいなぁ~。ウォンバットってコアラが四つん這いで歩き出したようなもんだと、弁護士のご主人が話していたが、本当だ。おなかが地面スレスレだが、袋の赤ちゃんは地面にすらないのかなぁ~?この日はロッジのすぐ裏でもウォンバットを見た。
April 14, 2004
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着いた日はあいにくの天気だったが、二日目のクレイドルマウンテンは雲一つない天気になった。夜になると満天の星空だ。日本では見られないサザンクロスがよく見える。ニュージーランドに去年行った時も天気には恵まれていた。毎日サザンクロスがしっかり見えたのを覚えている。オリオン座は日本とは逆さまに見える。星を見るのが大好きなパパはこの夜はロッジの前で星を見るだけでは物足りなかったようで、星空観察にもっと暗い所に行こうと言いだした。ロッジの前でも十分暗いのに、、、。夕暮れ時にカンガルーやウオンバット、ポッサム等の野生動物に出会うのは楽しいが、姿が全く見えない真っ暗闇で突然出会ったら、、、。小さなかわいい動物達なので危害を加えられる事は無いと思うが、足下も見えない暗闇でガサゴソと音がしてその正体が見えないのはやはり怖い。パパは半強制的に私と息子を車に乗せ、ロッジの敷地を出て5分程、車を走らせた。いや~、真っ暗だ。都会暮らしの私には、いやきっと田舎暮らしの人だってここまで真っ暗な夜は経験した事ないと思う。息子は「もう帰ろう!」と車の中でプンプン怒っている。私は車を出て天を仰いだ。星空にすいこまれそうな気がした。私は景色でもあまりに絶景だと、自分が小さな存在に感じて、吸い込まれてしまうのではないかという感覚に襲われ怖くなる事がある。この時もそんな心境だった。自分程、私と息子が楽しんでいないとわかったのか、パパはすぐに車を走らせロッジに戻ってくれた。しかし部屋の入り口まで来ると「もったいないよ。」と言って、一人でロッジの脇の森の中の遊歩道に出かけていった。「30分たって戻らなかったら捜索願出すからね~。」と冗談を言うと苦笑いしていた。この日の月は半月が少し欠けている状態。これが帰国する日(タスマニアからブリスベンへ移動していた。)には満月になっていた。月のウサギの模様は日本とではどう違うのだろうか?とメモ帳にスケッチして帰国した。ブリスベンで下半分にいたウサギは横浜では90度時計回りに回転して、左半分におさまっていた。
April 13, 2004
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クレイドルマウンテンロッジでは無料でワインとチーズのテースティング、ガイド付きのハイキングに参加する事ができた。2日目の夜、ワイン&チーズに行ってみる事にした。私はワインやチーズ等がブッフェスタイルで用意されていて、自由にそこで飲んだり食べたりできると予想していたが、行ってみると会議室にコの字型に椅子と机が並んでいて参加者が座っている。我々以外は皆オーストラリア人と思われる人ばかり3組。子連れでおまけに日本人、ちょっと我々浮いている?前にはタスマニアの地図が貼られ、その前で講師のような感じでスタッフの女性が立っていた。彼女は「小さな子はソフトドリンクね~。」とレモネードの入ったグラスを2つも息子に持ってきてくれた。炭酸が飲めない息子。本当はオレンジジュースが良かったのだが、もう一つの選択肢はコーラだったので仕方ないという顔、、、。それぞれの席には紙が一枚、テーブルクロスのように置かれている。6つのグラスがその上にきれいに並べられていて、グラスの下にはワインの産地等が書かれていた。スタッフの女性は6本のワインの特徴を説明しては、皆にそれをついでくれた。それに合わせたチーズもテーブルに置かれていて、手持ちぶさたの息子はチーズとクラッカーを食べ続けていた。私も聞き取れる英語はほんのわずか。おまけに普段、ほとんどお酒を飲まないので、たった1杯でもフラ~。これはやばい。昨年、ニュージーランドの動物園のブッフェスタイルのレストランでワインを飲み、その後スタッフにナイトウオークに誘われついていったが、気分が悪くなり一人暗闇の動物園を歩いてレストランに戻ったのを思い出した。6杯全部飲みほしたいところ、「もったいなぁ~。」というおばさん根性を押さえ、それぞれ一口だけでやめておく事にした。他の参加者からは感想やら質問などがポンポンと出る。パパは私と同様、英語があまり聞き取れてないのになかなか上機嫌、ニコニコ顔でワインを楽しんでいた。息子も文句を言う事もなく、チーズがおいしいとそれなりに楽しんだようだ。私もお酒の知識はほとんどゼロなのだが、6つのワインの味がそれぞれ違うという事はよくわかった。チーズとの相性なども興味深かった。参加者の中に我々の親ぐらいの年のご夫婦がいた。おばあちゃまの方は6杯、全部飲みほしていた。強いなぁ~。このご夫婦にはチェックアウトの日にばったりフロントで会い、ガイド付きウオーキングに参加した?などと話しかけてもらった。アクティビティに参加すると英語が下手でも人と話す機会もできる。とても嬉しかった。お年がいっているように見えるが、ハイキングも楽しんでいるようだった。おばあちゃまが特に元気で感心してしまった。
April 12, 2004
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パパがフロントで乗馬のチラシをみつけ、2日目の午前中に予約を入れた。1時間コース、2時間コース、、、といくつかのコースがある。パパは2時間コースにしたい様子。でも1年半前にカナディアンロッキーで1時間乗ったのが初めてで今回は2回目。あの時も1時間乗ったらお尻がとっても痛かったし、、、。自信ないなぁ~。結局1時間コースに。フロントのお兄さんについてくれる人はインストラクターなのか?と尋ねるとインストラクターという言葉が発音が悪いのか通じない。あれこれ言い直しているうちにやっと通じて、ただのガイドだと言われた。それに、9歳の息子が一人で乗れるのか?と不安げ。1度カナダでやった事があるんだと話すたが、ガイドと相談すると言われた。翌朝、集合時間にフロントに。我々以外にはメルボルンからのカップルが一組だけ。50代かな?というガイドのおじ様が車で迎えに来てくれた。馬小屋まではほんの10分程度。カナダはおしゃれな売店なんぞもあるフロントがある乗馬クラブ?という感じの所で、お姉さんが簡単に説明をしてくれたが、今回はそんなものはいっさい無い。馬小屋しか無い。説明も全く無く、それぞれが乗る馬を教えられ、行くぞってな感じでガイドのおじ様の馬が先頭を歩き出した。お馬ちゃんたちはちゃんと毎日トレーニングされている様子。何もしなくても順番が決まっているようできちんと列をつくり歩き出した。カップルの後ろを私、パパと息子の馬、そして一頭だけ人を乗せない馬が続いた。9歳の息子はやはり危ないと思われたのかパパと同乗する事に。しかし、息子の話ではきちんと鞍の上には座れなかったようで、お尻がかなり痛かったそうだ。パパと息子の馬は女の子、名前はパステル。私の馬の名前は、、、忘れてしまった。30分程進んだ所でかなり開けた草原に出た。遠くに山々が見える。すご~い美しい。草原はハーブが多いのかレモングラスのような匂いが。ここで、ガイドのおじ様がそれぞれのカメラで写真を取ってくれた。メルボルンからのカップルの彼氏はかなり乗馬に慣れているようで、自分で馬を動かし彼女の馬と顔を斜めに交差させポーズを決めた。我々は、、、笑うのがせいいっぱいだ。トホホ、、、。ゴールまじかになって前を行く上手な彼氏の乗り方を見て気づいた事がある。私は緊張して股関節が固くなっていたんだ。彼の乗り方を少しまね、ももの力を抜いて、少しだけお尻を浮かせ、馬を蹴ってみた。ポカポカと馬がほんのわずかに駆け足をした。ワ~感激!道中、一匹だけだがカンガルーを発見。とっても気持ちのいい一時間。終わった時、ガイドのおじ様に馬の顔をなでてあげて欲しいと言われた。こんな下手くそを乗せてくれたお馬ちゃん、本当にありがとう!一人A$50。良い体験だった。
April 11, 2004
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タスマニア島の北西にある国立公園クレイドルマウンテン。ここでは国立公園内にあるロッジに3泊した。1500メートルほどの山々に湖、きれいな景色を眺め植物を楽しみながらトレッキングをしているとたくさんの野生動物にも会う事ができる。我々の部屋の名前はOSSA。国立公園の中で一番高い山の名前。シャワールームだけでバス無しだったのが残念だったが、二段ベットにダブルベッド、ダイニングテーブルにソファーが置かれた広い部屋でのんびり過ごした。暖房は部屋に薪が用意されていて、自分達で暖炉に火をともした。部屋の外には薪割りをする場所があり、息子は斧を持って薪割りに挑戦。マッチをすって暖炉に火をつけるのも毎日やりたがった。そういえば、都会暮らしじゃこんな事する機会って大人でも滅多にない。紅葉が始まり出していたクレイドルマウンテン。着いた日は天候も今イチでかなり寒かった。夕暮れ時には20分のお散歩道をスタッフがガイドしながら回ってくれるイベントが毎日行われていた。チェックイン後すぐにこれに参加し、ウオンバット、ワラビーを1匹づつ見られた。ウオンバットは我々を見て、一瞬立ち止まったが何事もなかったかのように歩き出した。着いたばかりで野生動物が珍しくビデオを片手にウオンバットを追いかけるパパ。20分のコースが終わりにさしかかった頃、橋の上から川を眺めたら、なんとカモノハシだ!2、3分泳いでいる姿をしっかり見る事ができた。カメラに収めようとしたが、一瞬出てはすぐに潜るのでなかなか撮れない。しかし、初日からこんな珍しい物が見られるとは本当についていた。
April 10, 2004
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旅行に行くとよくレンタカーを借りる。今回でもロンセストンの空港とブリスベンでAVISにお世話になった。いつもはハーツなんだけどロンセストンでは無いと言われ日本でAVISのクーポン券を円払いで買ってでかけた。ロンセストンに着くと、同じ便に乗っていた人の多くが預け荷物を手にするとレンタカーのカウンターに向かった。かなりの列ができていたので「これは時間がかかるぞ~。」と覚悟。しかし、3人の従業員がかなり手際がよくあっという間に自分の番がやってきた。カナダでもニュージーランドでもどういうわけかレンタカーを借りる時には新米従業員と思われる人にあたってしまい、かなり時間がかかってしまった。「今回は大丈夫そうだね。」などとパパと息子も笑顔。しかし、やっぱり我々の手続きには時間がかかる。外国人だからだろうか?日本の地名や日本人の名前に慣れないからか?後ろには数人の人が並んでいたが、気がつくと先をこされカウンターには我々しかいない。でも、もう誰も待っていないからか従業員のお兄さんはやけに親切。自分が車を取ってきてあげるからそこで待っててと言われた。おまけにこれがエンジン、これがブレーキ、ウィンカー、ライト、、、なんて具合に車について説明までしてくれた。教習所の教官みたい(笑)。ロンセストンから初日の宿泊地クレイドルMt.のロッジまでは約3時間。国立公園まではのどかな牧草地ばかり。羊、羊、羊、、、。なんだかニュージーランドに似ているなぁ。国立公園の入り口付近でバイクと車が衝突事故をおこしたようでバイクの人が倒れていた。ドライバーと思われる人が携帯電話をかけている(携帯電話のアンテナどこにあるんだろう?)。こんな人里離れた所で事故ったら一体どこから救急車が来るのだろう?到着するまでにすごい時間がかかりそうだ。タスマニアは車の数の割に交通事故が多いそうだ。ニュージーランドでも同じ話を聞いたし、日本では北海道がそうらしい。気をつけなくっちゃ、、、。車にひかれたポッサムの死体をいくつも見た。これもニュージーランドと同じだ。
April 9, 2004
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メルボルンからは国内線に乗り換えタスマニアへ。当初、ホバート行きで航空券を予約していたが、旅程を考えるうちにロンセストンに変更。ロンセストンでレンタカーを借りて最後にホバートでレンタカーを返す事にした。メルボルン空港は国際線と国内線がすぐ近くにあり歩いて移動ができる。国内線のカンタスのカウンターでチェックインを済ませ、セキュリティーチェックへ。なんと!ここで私は機内持ち込みバックの中にハサミがあると指摘された。そんなはずはない!だって、成田では大丈夫だったんだから、、、。そう思って、ゴソゴソとバックの中身を一つづつチェック。ショック!化粧用の小さなハサミがポーチの中に入っていた。私は一年半前、カナダのトロントでもソーイングセットの中のハサミをセキュリティーの所で没収された経験があるのだ~。また、やってしまった。今回は気をつけたつもりだったんだけどなぁ~。家を出かける直前にあわてて化粧をして、多分入れるバックを間違えちゃったんだ。う~、反省、、、。しかし、なんで成田はスルッと通れたのだろう?日本の警備って大丈夫なんだろうかね~。幸い?ハサミは没収にならなかった。カンタスが時間通りに着いたくれたおかげでメルボルンではたっぷり時間があった上、警備の女性がとても親切だった。チェックインカウンターに戻り預けた荷物を一旦返してもらいハサミをいれさせてくれたのだ。チェックインカウンターとセキュリティーゲートがすぐ近くだったし、早朝でとっても空いていたからこういう対応してくれたのかな。ロンセストン行きの飛行機では日本人の姿は全く見られなかった。座席は後ろから2番目。窓の外が見えない席だ~。早い時間にチェックインしたのにどうしてこんな席になったのだ!? たったの45分のフライトでロンセストンに到着。オーストラリアは果物や植物の持ち込みにとても厳しい国だが、同じ国の中でも大陸からタスマニア島へも持ち込みを制限しているらしい。犬を連れた検疫?の人がお出迎え。パパが犬がかわいいからとなでてしまったからか、犬がしっぽを振って我々についてくる。パパの足にスリスリと体をこすりつけてくるし、、、(笑)。「果物を持っているんじゃないか?」と何度も質問を受けた。何にも持ってないのにね~。でも、本当、かわいいワンちゃんだったなぁ。
April 8, 2004
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今回の旅はカンタス航空から始まった。我々にしては比較的早く、3ヶ月ほど前に航空券を購入。直行便で一人10万円、子供料金もあったしまずまずかな。提携会社のキャシーパシフィックのアジアマイルにマイレージをつけてもらおうとしたが、できないチケットだという事がチェックインの時にわかり、カンタスのマイレージプログラムに入る事に。その場でもらった申込用紙を記入し、搭乗口で係の人に手渡した。カンタスのマイレージはためにくいという話を聞いた事があるがどうだろう?もう一度きちんとチェックしてみようっと。カンタスは新婚旅行以来、10年ぶりだ。アイマスクと歯ブラシと靴下のセットが全員に配られた。10年前もアイマスクが配られたのを憶えている。メルボルンまでは約10時間。映画はダイアン・キートンとジャック・ニコルソンの新作コメディ、面白そうだったけど寝ておかないとしんどくなりそうなので目をつぶることに。前回は、バリ、ブリスベンを経由してようやく目的地オークランドだったので、息子も「あっという間について良かったよ。」と文句も少ない。直行便はやっぱり楽だ~。
April 7, 2004
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昨日、11日間の旅を終え、無事帰国。「野生動物をいっぱい見るぞ!」という目的どおりたくさんの動物をみられた。トレッキングしてて野生動物に出会えるのって、動物園で柵の向こうのデレ~っとしている動物を見るのとはやっぱり違う!カンガルー、ワラビー、ウォンバット、初日に出会って喜んでたこれらの動物はあたりまえになってしまった。かなりラッキーだったのはハリモグラ、カモノハシ、タスマニアにしか生息していないという超小型のコウモリ。コウモリは部屋に飛び込んできたのだから、本当にラッキー!それからビシェーノでは日没後に群れをなして巣にもどってきたペンギン軍団。ブリスベンに移ってからは全く期待していなかったのに、カタマランに乗っていたら野生のイルカが寄って来たり、ラミントン国立公園では1メートル以上もあるトカゲのゴアナにもばったり出くわした。天候にも恵まれ、良い出会いもいっぱいあった。家族3人良い時間を過ごせた事にとっても感謝したい。パソコン漬けの日常から離れる事ができたのも良かった(笑)。桜は見られないだろうとあきらめて出たのにギリギリ間に合ったようだ。今日は近所の桜を楽しもうっと。
April 6, 2004
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