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最近SNSで以下のような意見がよく聞かれるのだが・・・ ・正確な演奏はつまらない ・音楽は演奏者の熱量だ、頑張って熱量持って演奏すれば伝わる。・正確な音程よりエモい演奏はっきり言って、音楽に対しては全く当てはまらないと私は思っている。どんな正確な演奏がつまらないのかは、よく理解できないが、合唱で確実に言えることは、ハモらない演奏は聴いていて気持ち悪い。あと本人は表現力満々だと考えて歌ってるのだろうけど、自己満足な歌には聴いていて怒りすら感じることもある。また「熱量」とか「一生懸命」とかは、ライブの舞台だとすると音楽と違う意味で観ている人の心を動かす可能性は否定しない。しかしそれは音楽とは別物の感情。音楽として録音や客席で目をつぶって聴けば下手くそな演奏に心を動かす可能性は0だと思う。 「心を込めて演奏しました」というのもよく聞く言葉なのだが、演奏しているときに演奏者が感動してしまってはダメ、この音楽は客席にはほぼ届かない。というか本番で感動しているのは練習不足・・・本来なら本番前に演奏者は曲に対して感動し、どの部分に心を動かされるのかということを分かった上で、どんな演奏がその曲を最もうまく表現できるかを考えながら演奏しなければならないと思う。これほど、観客を前に音楽を演奏することは難しい。これを単に一生懸命とか熱量で語れるほど音楽は小さいものではないと思っている。表現力は、あくまで的確な演奏スキルの上にしか成り立たない。それ以外の要因は別物だと考えた方が良いと思う。
2020.02.21
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昨年12月と今年1月に、事情があって参加していた常設の合唱団を退団した。ただ、本番の予定が無いわけではなく2020カンタート公募が5/6に、かながわフリーダムシンガーズの公募が5/24に控えてはいる。どっちも5月なので2/2以来合唱練習はなく、次の予定は3/8のカンタート公募練習と一か月以上空くことになる。いままで病気などで歌えない場合以外にこれだけ空いたことは無かった。ということで、合唱は「ひとやすみ」状態なのだが、これの理由のひとつは所謂「燃え尽き」・・・昨年、男声合唱では今までに技術的に最高のステージが2回、観客を含めとても良かった大きな演奏会で歌い切ったこと・・・これによって今までのように貪欲に歌うことを求めなくなった。また歌う場所も選ぶ必要が出てきたということが大きい。さて、次の目標をどうするのか・・・もちろん控えている本番には全力を尽くすのだが、常設団体を辞めている以上、その先の予定はイベントごとに行われる公募以外にはないことになる。私自身ももう還暦であといつまで良い状態で歌えるのかということもあるが、残された大きな目標というか望みというかは、やはり合唱コンクール全国大会で歌ってみたいということがある。今まで合唱コンクールはいろんな団体で、県大会銅賞、都大会室内5位銀賞、都大会混声8位と3回経験している。もちろん合唱コンクールなので一人でできるものでは決してない。でも残された合唱人生での目標としては置いておきたいと思っている。
2020.02.14
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