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先日、とある合唱団の演奏会を聴いて感じたことなのだが、ある程度の人数がいる合唱団でパートリーダーがよく考えることのひとつに「パートバランス」ということがあると思う。しかし特にソプラノやトップテノールのような最高音パートで合唱音楽の表現を受け持つパートがこの考えにとらわれてしまうと、本番での音楽が小さくなり聴いている方に音楽が届かない大きな原因だと感じた。 オーディションなどで選ばれた個人レベルの高い合唱団は別にして、一般合唱団ではメンバーの音楽的レベル差は大きいのが現状だと思う。ここで大切なことは、合唱は足し算で点数が決まるのではなく、平均点で決まるということ・・・ちょっと分かりにくい表現かもしれないが、たとえば50点の技術レベルのメンバーが3人集まった場合、合計点の150点の演奏になるわけではなく50点程度の演奏しかならない。しかし、この3人のうち一人が80点の技術レベルがあるとすると、平均であるので一気に60点と10点も総合力がアップする。おそらくこの場合、60点程度ではなく50点のメンバーが80点の技術に合わせることによりもっと総合力は上がると思われる。 先日の演奏会では、ソロを歌ったレベルの高いメンバーが、その技術や声量をアンサンブルではパートバランスという考えにとらわれて、周りのレベルが低いメンバーに合わせに行ってしまう。そうすると本来持っている総合力が十分発揮できない演奏になってしまい、聴いている方にその音楽の表現が伝わらない。聴いていて退屈な演奏となってしまった。 これは、以前、指導者の先生が言われていたことなのだが、「有能なアンサンブル歌手は、最初はレベルの低いメンバーに寄り添って歌うのだが、徐々に自分のペースに引き込んでいく」ということなのだと思う。 結局、合唱では一人でも抑えた音楽を演奏することは、その音楽を殺す。全員、全力で客席に向けて歌い、その全力の中でアンサンブルをしていく必要があるのだと思う。 「合唱」とは、一人一人の声を合わせるのではなく、唱(歌)を合わせる音楽であるということなのだろう。
2017.01.28
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ご無沙汰しています。表記の件ですが、三連休の中日、1/9にエンジェリックの演奏会からの帰りに体調不良に陥りました。その後自宅で寝ていたのですがなかなか体調が戻らず、少し動けるようになった1/12(木)にかかりつけ医まで行き簡単な検査を受け、すぐに近くの大病院に移動して各種の検査をした結果、病名は「総胆管結石胆管炎」・・・簡単に言うと、胆嚢でできた結石が、胆嚢から胆管へ出てきて炎症を起こしたもの・・・ そして、その日のうちに内視鏡でその胆石を切除する手術を行う。手術自体は1時間弱、麻酔を行ったので、気がついた時にはすでに手術は終わっていた。そしてHCU(高度治療室)へ入れられ、心電図など取り付けられて一晩過ごし、翌日からは一般病室に移動し今日無事退院しました。しかし、検査の結果では胆嚢自体にまだ石は残っているため、この治療後、次は外科で胆嚢自体を切除する手術を勧められる。ということで、さっそく明日また病院の外科外来へ行き相談する予定となっている。 入院中にFBでいろいろ話を聞いたのだが、やはり石のある胆嚢は切除してしまった方が良いらしい・・・そうでないと時限爆弾みたいにまた石が出てきて同じことになる可能性が高いらしい・・・まあ、その外科での切除は、腹空鏡手術で入院は一週間弱ということなので、やってしまった方が良いと考えている。 2年前に入院した急性膵炎の原因もおそらく結石・・・多分その時は、膵炎になったあと石が流れてしまってわからなかったようだ。それにしても、膵炎、胆管炎にしても、発病するとものすごく痛くて苦しい・・・もう二度とあの苦しみは嫌・・・
2017.01.20
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今年の合唱ライブ聴き始めとして、表記の演奏会を聴きに四谷の紀尾井ホールへ昨日行ってきた。これは、もうとても楽しめる演奏会で合唱の楽しさを満喫できた演奏会だった。 男声合唱のなにコラ2ステージと女声合唱の2ステージ、最後に混声合唱2曲+アンコール2曲という曲数もかなり多い演奏会で、どのステージも安定した演奏、卓越した表現力で観客を引きつけていたように感じた。 特に男声合唱好きの私としては、なにコラのプログラムはパンフレットで確認した瞬間、もう期待感で一杯・・・最初のステージは、シューベルトの男声合唱曲集・・・すべて知っている曲、あるいは歌ったことのある曲なので、なにコラの確かな実力、表現力、もう言うことなし・・・シューベルトの男声合唱の素晴らしさを見事に表現していたのではないだろうか・・・ そして特筆なのは、二つ目のステージ・・・昔のNコン課題曲「ひとつの朝」からスタートし、2曲目はビーブルのアベマリア・・・この演奏はもうとても素晴らしく、この曲の良さを見事に表現・・・3声部のソリと4声部の全体合唱からなるこの美しい曲は、その難易度も相まって相当の実力がなければ表現しきれない・・・この曲が終わったあとの観客の興奮は凄かった・・そしてその後も、アフリカの宗教曲、多田作品「雨」、ラトビアの曲、フォスターと続き、この合唱団のエンタテイメント力をまざまざと見せつけられた。そして最後は、十八番の「偽ヨイク」・・・この曲は、男声合唱好きなら当然知っている曲なのだが、始めて聴いた方には相当なインパクトだったことが想像される。 で、もう大満足のステージが終わったと思ったら、伊東先生がもう一度現れ、もう一曲歌わせて頂きます・・・と始めたのが・・・「巨人の星、タイガーマスク、アタックナンバーワンメドレー」・・・即興劇まで入って、もう笑いをこらえるの大苦労・・・腹筋がおかしくなりそうだった。 女声合唱の方も、すべて木下作品で特に最初のステージは有名なアカペラ曲ばかり、安定した演奏と、岸先生の卓越した曲づくりには、毎回泣かされるのだが今回も素晴らしい演奏だった。 合同演奏の混声合唱2曲も、男声の人数が多くバランスが多少気がかりだったのだが、さすがになにコラ、ジョイント慣れもあるのだろうが、見事な演奏だった。 とにかく、大満足な演奏会で今年のスタートは良い感じ・・・
2017.01.08
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酒頌~AZsingersと漢たち 年末のイベントの動画が、徐々にアップされています。左端の緑が私(緑は好きだけど目立つなあ) 気持ちよさそうに歌ってるので良かったら聴いてみてください。アカシアの径~AZsingersと漢たち
2017.01.07
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本年もよろしくお願いします。 ということで、今年の合唱関係の予定を整理しておくと・・・ TCMC ・4/23 第7回教会コンサート ・11月 第7回定期演奏会 タダタケを歌う会 ・東京都合唱祭OR東京男フェス(未定) 当間先生関連 ・海外演奏旅行(詳細未定) ・8月の夏合宿(4泊5日) トウキョウ・カンタート ・公募混声合唱団で5/6クロージングコンサート という予定だったのだが、年末に参加した相澤先生主宰のAZsingers関連でも参加するイベントがあるかも・・・やはりレベルの高い男声合唱トップテナーは、一番歌っていて性格に合っているというか、大好き・・・ ということで、今年も聴きに行くことも含めて、合唱三昧な一年になりそう・・・汗・・・
2017.01.02
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