NO SWEET NO LIFE
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私は料理が下手だ。いや、下手になった。それも、かなりだ。以前は、料理が結構上手な方だったと思う。友達を呼んでいろんな料理を振る舞うことが大好きで、好評でもあった。彼氏が出来ると「次に彼が来たら何を作ろうかなぁ?」と思うことが何よりも楽しく、彼氏にも「俺、○○○好きじゃなかったんだけど、なみちゃんが作った○○○を食べたら好きになったよ」と言われたりもした。出張先からうちに直行してきて「○○○作ってーーーーー」ということもあった。女友達にも「店やれ」とか「料理本作れ」とか言われることもよくあった。なのに、今は料理をすることが怖いとさえ思うほどに下手だ。いつからだろう?楽しく料理をして、「おいしかったーーー」と思い、「おいしかったーーー」と言われた最後の記憶は、おととしの誕生日だ。誕生日のちょっと前、思いっきり料理がしたくてたまらない日があった。ちょっと凝った料理や、ちょっと高級な食材を使った料理もしたい。けれども、一人ではつまらない。というわけで、自分の誕生日を自分で開き、女友達を二人招待した。準備期間は3日。前菜からメインまで9品くらい作ったような気がする。家のキッチンはコンロが一口しかないので、コンロと電子レンジとオーブントースターをうまくやりくりして進めるためにタイムテーブルも作成した。本当に大変だった。でも、とてもうまく出来た。味も見た目も大満足なものばかり。・小海老とフルーツトマトと7色野菜のサラダ コンキリエ詰め・自家製ソーセージ・カマンベールのチーズフォンデュ・スモークサーモンの生春巻き・ビーフシチュー・自家製パン3種類・ブルーベリーソルベ・メロンとポルト酒のゼリーあと何か忘れた。それが最後の「俺の料理がすごく美味かった記憶」だ。最近はもう、いやんなるほど不味い。「食べれないってことはないけど、わざわざ食べたい物ではない」レベルだ。特に、彼に作ってあげると最悪だ。なぜここまで不味くなるか不思議になるほどだ。美味しいものを食べさせたためしがない。味見して「いいかも」と思っても、彼と一緒にテーブルにつき、口に入れると「あれ??」という感じ。味見した時点で「まぁまぁ、かな?」と思ったものは「美味しくない…かも」という感じになり、味見した時点で「うーん、しゃあないか、これはこれで」と思ったものは最悪だ。なぜか、味見したときと違うのだ。彼に何かを作るとき、最初は緊張していた。意識しすぎて失敗しているのだと思っていた。きっと、気楽に作れるようになれば、また美味しいのが作れるさ、と思っていた。違ったのだ。一人でのんびり自分のために作ったものも不味い。女友達が来て楽しく作ったものも不味いので残る。彼にとうとう「本のとおりに作ってみなよ」言われる始末。本を見て料理したことがなかったのだが、「きっちり計量して、手順通りに作れば美味しく出来る」と言うので、やってみた。きっちり、やってみた。不味くはないが、旨くもなかった。本のせい?一応、最近売れ売れの「オシャレ系カリスマ主婦系料理研究家」の本ではなく、昔からいるベテラン料理研究家の本にしたんだよね。「デリ」「プレート」「ボウル」って感じのじゃないやつ。「惣菜」「一皿盛り」「小鉢」て感じのやつ。息子と親子二代で料理研究家やってるオバハンの本ね。大御所のね。「負けるよ」の逆の言葉ね。(つまらん…)本のせいじゃないよなぁ...。どうしたらいいのですか。彼が「腹減ったね」と言った時に、「コンビニ行こうか」と提案するのが不本意なのです。が、どこかホっとしている私なのです。でも、駄目駄目。こんなんじゃ!!彼のことは別としても、それまで美味く出来たものが全然出来ないことがいやです。楽しみが一つ奪われたみたいで、つまんないっす。アドヴァイス・プリーズ!!
2003年07月24日
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