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今日は園芸をする日。ささやかながら、プランターや鉢で花や野菜を育てている、一応セオリーにしたがってトライしているが、天候や湿度、植物に群がる生物、土壌もろもろの要素で結果が違ってきたり、収穫時がずれることも多く、そんな中で懸命に咲き、実る植物は、それを取り囲む世界をも含めて本当に愛おしいものだ。例えば、一昨年の夏、草ばかり育って肝心の花は全く咲かず、もう抜こうかと思っていた玉すだれが、食物で言えば「旬」とされた季節を2ヶ月ずらした10月半ばになってポツリポツリと咲きはじめ、やがてプランターを埋め尽くした時には感動したね。きっと、玉すだれも、1番きれいに咲くときを待っていたのだろう。玉すだれ自身のエネルギーと外のエネルギーがマッチした、その時が一昨年は10月半ばだったのだ。私たち商売の世界にも、こういう農的な感覚があっていいと思うものの、現実は、、、ねえ! ほど遠いよ。求められるのは、即効性ばかりだ。もう少し、「商品を育てる」意識と余裕が、商品を作る人、売る人、買う人、三者にあってよいはずなのだけれど、現実は目の前の事がらに対応するだけで精一杯。それだけ経済が疲弊してきているのだろう。こんなところにも、日本という国の「凋落」を見る思いなのだ。
2025.10.31
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連続勤務明けの昨日は眼科の定期健診日。白内障の症状がおさまった今年からやっと半年に一度の頻度となったが、皮肉にもこの半年で、視力が落ちたと感じることが多くなった。それも、読書や針仕事など、特に眼を使うわけでもない、何気ない日常の作業をおこなう場面で。具体的には、宅配便の送り状を書いたり、栄養素を知りたく食品パッケージを裏返して記載されている成分をチェックしたり、そんな時。文字の輪郭は見えるのに、細かい部分が認識できないため、しばしば不都合な現象に見舞われるようになったのだ。いや、最近では図柄や罫線までも曖昧になってきているかな。なぜって、仕事関連の書類を眼鏡を使わずに書くと、文字が本来書くべき場所から下にはみ出していることがあるもの、、、時々。そう、はっきりとは見えないのよ、いま自分が書いている文字まで。反面、DVD画面をはじめ、遠くを見る時はもう眼鏡(近眼用)がなくても不自由しないほど。と言うか、眼鏡があってもなくても、「見える度」に変化がなくなった。ん?つまりは、近眼と老眼のバランスがこれまでとは違ってきている?この眼のことも含め、「老化」をイヤでも突きつけられてきている現在、今いちど今後のライフ・スタイル、特にワーク・バランスを仕切り直そうと考えている今日この頃なのだ。
2025.10.30
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デモンストレーターとしてのキャリア育成プランとは、私が考えるところ、望む者には、お客様の反応をダイレクトに受け止める宣伝販売の最先端にいた経験を活かしてゆくゆくは商品開発や販売促進職(SP)への道を開くことである。決して、デモンストレーターのリーダー(それも現状では非正規)止まりではない。日々消費者の声を聞いている私たち。「こんなところを改善したらもっとお客さんに喜んでもらえるのに」とか「こういう仕かけをしたら、商品の認知度が高まるのに」とか、いろいろ思うことは多い。そのことは、報告書に書くことで、ある程度までクライアントに伝わるのだけれど、しょせんは「販売のおばさんの意見」で終わっている。今後は、「努力と工夫次第では商品を企画したり販売戦略を練ることが出来るポジションへ進めるかも知れない」という「キャリアにつながる道」も用意してあげよう。デモンストレーターたちのモチベーションは必ず上がり、目的意識を持つ若い人も集まってくるはずだ。現在では、女性もキャリア志向だからねえ。もちろん、あくまで販売のおばさんを全うする道も、それはそれで潔いものである。
2025.10.18
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昨日から3日連続で現場に入っている。3日連続。恐らくは今回が最後。年毎に体力の衰えを痛感する今日、もう仕事も「量より質」にシフトしなければいけない時期が来ているわ、、、毎日のように仕事打診のメールは受け取るんだけれどね。私ばかりではない。同年の同業者も昨日、電話で嘆いていた。「断っても断っても、仕事の依頼が来る。現場の人が足りへんから、1日だけでもどうかと。こちらはまた孫が増えて忙しいのに」。なぜ、70歳近いバアさんたちにも懇願するほど、この業界は人が足りないのか。1つには、若い世代が育たないことがある。募集をかけると、労働待遇は改善されているし、店舗やメーカー側からのパワハラも現在では厳しく禁止されているので、昔に比べるとずっと働きやすくなっており、そこそこの応募はあるそうなんだけれど、、、なかなか続かないんだな、採用しても。若い人が居付かない原因は、まあ、遠くは小泉政権下で断行された「構造改革」のひずみに起因しており、これは一介の販売のおばさんがどうなるものでもないから、ここでは詳細は避けるものの、とばっちりは人材派遣の本社自体も受けているんだよ。かといって、外国人労働者では、中華や韓国料理などの一部をのぞけば難しいと思うし(言葉の壁以上に、食習慣やその背後に横たわる食文化の理解の問題)、アメリカでは一部で稼働しているAI搭載の試食ロボットも、実際の起用は、特に細かい部分までこだわる日本では非常に抵抗感を持って迎えられるのではないか。なので、どうしても、以前からデモンストレーをしていた人(=比較的に年齢が高い)に頼らざるを得ないんですよ。で、これでは尻すぼみになるんですよ。この業界で若いデモンストレーが育つプランとして、デモンストレーターのキャリア育成の見える化を提案したいね、、、と言っても、こんなの、ただの販売のおばさんのぼやきとされてしまう悲しさ。小泉政権は、罪なことをしたと、つくづく感じる。
2025.10.18
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さて、今日と明日は仕事。昨日、夫の仕事上のホームページの件で、金銭以外にもいろいろと問題が出てきたので、HP管理会社の電話対応可能なサイトを見つけ、夫がそこへ電話をかけた。夫とオペレーターとの応対を聞いていて、オペレーターの見事な対応ぶりに頭が下がった。ああ!プロの仕事やわ!まあ、オペレーターを長年やっていて相応の場数を踏んでいるんだろうけれど。おおむね、トラブル電話口に電話をしてくる人はいま抱えているトラブルでイライラしていることが多いもの。そこに加えて、こういう電話はなかなか繋がらないものだからシビレを切らしてますますイライラがつのる。しかも、電話だと顔が見えない。そんな人を相手にするのだからね!トラブルやクレームに対して、落ち着いてまずは話を聞く。早口でまくしたてられたり、「はよ、何とかしてくれ。こんなことになるなんて、どういうことや?」と攻撃されたり、反対に「どうしていいかわからないんです。助けてヨォ」と哀願調的な言葉をかけられ続けても、相手方の感情に飲み込まれず、冷静に、かつ的確に対応。そして、相手に最適な処理を提案する。これはとても大切な仕事だよ。それに、おそらくはメインとされる商品を販売するのとは別の次元で難しい仕事だよ。同じ意味で、犯罪の容疑者とされた人を弁護する弁護士もそうだね。容疑者は、長い拘束と繰り返しの尋問と世間からの厳しい目線で、心身共に弱っていることが多い。うつ的な症状を示しているケースも少なくないことだろう。結果、正常な判断力をうしなっていることも。こんな人には、弁護の前に、心のケアというか寄り添いが必要だね。いろいろと考えさせられた今回のアクシデントではあった。
2025.10.11
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ちょっと、どういうことよ?今日、夫に夫の治療院のHPを管理している会社の名前でメールが届いた。「今月の管理費のお支払いが完了していません。至急に、、、」何たらかんたら。夫は管理費はクレカで決済しているので、早速そのクレカの明細をチェックしたら、ちゃんと払えているじゃないの!詐欺だね。私のSNSアカウント乗っ取り騒動が一段落してまだ数日しか経っていないのに、またこんなハプニング。人を信じられない世の中になってきた。
2025.10.09
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オタキング(オタク王のこと)を自称する文筆家であり、東大や大阪芸大でも講義を持ったことのある岡田斗司夫氏のダイエット記。117キロあった体重を1年間かけて67キロにまで減量した(身長は171センチ)体験が、記録者のごとく理性的に、だが時には生物的欲望を剥き出しにした生々しい感情も交えて、綴られている。見た目主義社会の到来を感じた岡田氏は、太っている外見と、就いている職業から人々が受けるイメージとのギャップに悩み、ダイエットを決意する。まずは「ニンジン・りんごダイエット」。ついで「運動ダイエット」。この2つは早々に挫折。そこで岡田氏は、「運動は嫌いだが、考えたりメモをとったりすることは好き」という自身の個性を踏まえた「レコーディング・ダイエット」を独自に考案。これは、食べたものを記録することを基本とした方法。「えっ、そんなので痩せられるの?」と首を傾げるあなた。本書を読んでみて下さい。ペンとメモ帳さえあれば始められるし、お金もかからないシンプルそのもののダイエット法なのに、中身は実に理にかなっているのだ。プラス、「詳細に記録して、生の現実を知り、行動や思考のパターンを分析し、対策を立てる」という行為は、会社経営にも家計管理にも、すなわちダイエット以外のことにも応用できるのではないかな。
2025.10.09
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佐藤愛子「老い力」50代より「老い」に関心を持ち、60代70代80代と、折につけそのテーマを各方面で書き連ねてきた佐藤愛子氏の「老い記事」を、懇意の出版社社長のアイディアにより、セレクトして年代順に並べたエッセイ集。今年101歳となったご本人は3年前の98歳の時に筆を折った(=リタイア)が、現在ではある意味で毒舌ともとらえられかねない(特に男性諸氏に対しては。「愛子節」と称されたことも)シャープなツッコミ満載の記述は、良くも悪くも痛快。また、失われつつある、これまた良きにつけ悪しきにつけといった感じのかつての「日本」の残光の一部をも現していると言えよう。佐藤愛子氏の波乱に満ちた人生は、小説をはじめとする一連の著書でも知られているが、だからこそ、ラスト近くの「私の人生は失敗の連続だったが、とにもかくにもその都度、全力を出して失敗してきた。失敗も全力を尽くせば満足に変わるのである」の一文(佐藤氏言う「老い力」に通じる)に救われる人は多いのではないかと思うし、かくも気丈な彼女ですら、自宅の他に北海道にもある家への坂道を毎年登りながら、今はこうして歩けているけれど来年は? 再来年は? その先は? と想像する、などのくだりは大いに我々の共鳴を呼ぶのではないか。
2025.10.08
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SNSアカウント乗っ取られ騒動から一夜明けた日曜日は、大阪府中部のまちでギリシャ・ヨーグルトのデモ。高価格の商品だが、開店直後から自分にカツを入れたこととその日が5%引きセールをおこなっていたこと、この2つが販売の追い風となり、業務終了30分前の17時半で完売した。今どき5%引きなんて、その値下げ幅は食品消費税の8%にも及ばないことから、消費者の購買にそんなに影響はないと想像されるかもしれない。ふたを開けてみれば、どうしてどうして。まあ、これだけ物価があがったらねえ、、、。そりゃ、先日にギョーザのデモをおこなった店でのお客さんのセリフじゃないけれど、「同じものなら少しでも安く買いたい」のが、カネを出す側(=お客さん)の偽わざる願望だよ。特に、普段から高いものはそうだ。「〇〇が美味しいとは聞いているから食べてみたいけれど、お値段がなあ、、、」と、興味はあっても価格で引いていた商品ほど値下げ効果は大きい。「今日はちょっと安い。これを機会に一度試してみよう」と、カゴに入れていくお客さんが多くなるのだ。今回のギリシャ・ヨーグルトも同じパターンで売れた。ともあれ、担当商品ソールドアウトで、シアワセな気分で帰路につけた日ではあった。
2025.10.08
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今週末から初めにかけては、SNSアカウント乗っ取り騒動で振り回された。ことの顛末。木曜日の朝、現在では懐かしき存在となったネット上のグループ、メーリング・リストの1つで知り合い、以後20年以上にもわたって交流があり、もちろん面識もある(夫とも会ったことがある)方から、自分が立候補したアンバサダーへの投票を依頼するメールが、我がメッセンジャーに届いた。で、この方を仮にA氏とすると、A氏は普段から仕事以外にも様々な地域活動やボランティアにも積極的にかかわっている人なので、「そりゃ、こういう交流が広い人なら、アンバサダー立候補もアリだわなあ」と信じ、投票を了承した上で指示された通りに行動したら、ありゃりゃ、ほどなくメッセンジャーはもちろん、それと連動してしてFacebookとInstagramのアカウントも乗っ取られてしまった。金曜日の夜にはInstagramが、さらに土曜日の朝にはFacebookとメッセンジャーのアプリも見ることが出来なくなり、「何がおこったの? どうして閲覧できないの?」と、困り果てた。うろたえているうちに、上のアプリとも合わせてLINEでもつながっていた人からLINE電話で、「私のメッセンジャーにおかしなメールがあなたの名前で届いている。アカウントを乗っ取られたのではないか?」と、連絡があって事実を知り、その方のアドバイスも受けて、Facebookのアカウント(Instagramやメッセンジャーのアカウントでもある)を変えることで、すみやかにすべてに復帰することが出来た。もっとも、もとから苦手なネットゆえ、操作的にも精神的にも大変だった。何より、我が浅はかさのせいで、多くの人に計り知れない迷惑をかけてしまった。唯一、幸いだったのは、騒ぎの渦中にあった土曜日の仕事が実は直前にキャンセルされ、時間が出来ていたことで、可能な限りその日のうちにアクシデントへの対応が出来たこと。なお、振り返ってみれば、今回のハプニング、一応終わってみれば、おかしな点がいくらでもあることに気付いた。投票した木曜日の午後から、やたら、「神奈川県藤沢市からログインしましたか?」「ケニアのナイロビからログインがありました」「ロシアのどこそこからログインされましたが、これはあなたですか?」などの警告メールが地図付きで流れてくるようになり、そこには「私はホンモノのMetaですよ。その証拠がこれです」と長々と説明した添付がついており、「あなたではない場合はこちらへ」と案内され、「iPhone〇〇に確認コードを送りましたので入力してください」と言ってきたそのiPhoneが、私が今つかっているiPhoneとは違う機種だったり、、、。そもそも、A氏が私に「あなたの携帯電話番号を教えてね」と尋ねてくること自体が、あとで考えたらオカシイ。この4月にも電話で話したA氏。私の携帯電話番号は知っているはずなのだ。今回の件では、アンバサダー投票の依頼メールを私に送ってきたA氏も、言うまでもなく被害者。あらためてネット検索したら、アンバサダー被害、今年になってたくさん報告されているね。自分の浅はかさを棚に上げるわけではないけれど、A氏みたいな関係長い付き合いがある方から投票を呼びかけられたら、信用してしまう人の方が多いのではないか。このような、人の善意や繋がりに乗じて金儲けをしようとする人たち、増えた?なかなか人を信じることが難しい世の中になったものだ。
2025.10.07
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最近、薬剤師を主人公にした推理小説を読んだ。降圧剤をはじめ、アレルギー薬やら吸引剤やら、いろいろな薬を飲んでいる私。薬は症状を緩和し、痛みも取り除く意味では素晴らしいものだが、同時に怖いものでもあるよなあ、、、。動悸がしたり、めまいがしたり、気分が悪くなったり、たまーに、そうワンシーズンに一度くらいの割だけれど、こういう副作用が出るのだ。ある時など、お客さんの呼び込みのために声を張り上げ続けていたら、胸が苦しくなり、くらくらしてきた。もっとも、薬効果は偉大。検査前に大好きなラーメンを汁まで飲んでいても(ラーメンの美味しさはスープも関係している)、降圧剤を服用している限り、診察室で測る血圧は正常。怖いねえ、ある意味。降圧剤は認知症に関連するとも言う見解もあるし、ホンマ、そのリスクは知っておかないと。
2025.10.03
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「時短」についての話題を続ける。私たちデモンストレーション業にも時短勤務があってよいのではないか。こう思うようになったのは、以前に赴いた先の担当責任者から「ウチの店は、はっきり言って昼からの店。午前中の来店客は少ない。だから、昼から、出来れば14時くらいから19時くらいまで売場に立ってくれる方が本当はありがたいんだ」と言われたこと。わかるよ!実際、こんな店は多いのだ。特に土曜日の午前は、日ごろ勤めや学業に励んでいるお客さんにしてみればゆっくり休んでいたい気持ちも強いのかな。おおむね、客足は鈍い。と思えば、逆に、休日だからこそ早くやるべきことをやってあとはノンビリ過ごそうと考えるお客さんもいて、来客数のピークが午前中に訪れる店もある。なのに、デモンストレーションの時間は画一的。原則、10時から18時。あるいは、11時から19時(たまに9時から17時)。これ、メーカー側にとってもデモンストレーションの場所を提供する店側にとっても、大いなる時間と経費の無駄だと思うよ。もっとフレキシブルに対応できたらと感じるのだが?
2025.10.01
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