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聖火リレー 沿道人数は公表せず 組織委、初日終えて「問題なかった」3/25(木) 20:13配信 東京五輪・パラリンピック組織委員会は25日、この日、福島県からスタートした聖火リレー初日を終えて、都内で記者会見を行った。 一部で沿道で観覧する人の姿が目立つ地点もあったが、武藤敏郎事務総長は「特に問題はなかった。ほとんど人が重なる状況はみられなかった。密回避にご協力いただいた」と総括。沿道の人数は公表しない方針で、組織委は「マラソンでは主催者発表があるが、聖火リレーについて何人という絶対値は公表しても、走る距離も毎日違うので」と説明した。 聖火リレーは47都道府県859市区町村を121日間を掛けて約1万人が走り、7月23日に東京の国立競技場で行われる東京五輪開会式へとつなぐ。問題はなかったはずなのに…聖火リレー初日 2度火が消えるトラブル 組織委「原因究明中。理由は明確でない」3/25(木) この聖火リレーが、「終わりの始まり」にならなければいいけど。いや、今の感染状況を考えると「火に油」にならなけれどいいけど。
2021年03月26日
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「渡辺直美をブタ=オリンピッグに」東京五輪開会式「責任者」が差別的演出プラン3/17(水)これはひどい! 許せない! と、私も最初は思ったし、辞めるのは当然と思っていた。しかし、あらためて記事を見てみると、一年前の仲間内のラインの内容だった。(その部分を抜粋) もともと東京五輪・パラリンピックの開閉会式の演出は、能楽師の野村萬斎氏を総合統括とし、佐々木氏や映画監督の山崎貴氏ら8人の演出企画チームが担う予定だった。ところが、大会組織委員会は昨年12月23日、大会運営の見直しに伴って演出チームを解散し、佐々木氏を新たな総合統括に起用することを発表している。 その佐々木氏は昨年3月5日、五輪開会式の演出を担うメンバーのグループLINEに以下のようなメッセージを送っていた。なんだか嫌なものを感じる。彼を辞めさせたい理由が他にもあるのかもしけないけれど。《独自》河井克行氏、議員辞職の意向 周囲に伝える3/18(木) 22:36 産経やっとですか。問題が明らかになってからの議員報酬を返してと言いたい。“お飾り”横審はどこまで本気? 白鵬・鶴竜に今度こそ「クビ」と言えるのか3/18(木) 11:15 日刊ゲンダイ白鵬も鶴竜も、いさぎよく辞めてほしい。ずるずると休業して給料は満額?一般企業ではこんなことありえない。横綱審議会もちゃんと仕事してください。追記佐々木宏問題の本質は森喜朗や電通と結託したMIKIKO先生の排除! でも電通に弱いワイドショーは完全スルー、かわりにLINE流出批判2021.03.19 リテラこの国は、どうなってるんだ。
2021年03月19日
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総務省幹部、NTT社長とも会食3/4(木) 0:41配信 TBS 総務省の接待問題で、山田前内閣広報官や谷脇総務審議官などの幹部がNTTの澤田社長とも会食を行っていたことが明らかになりました。 「週刊文春」の電子版は、「NTTの澤田純社長が内閣広報官を辞任した山田真貴子氏や懲戒処分を受けた谷脇康彦総務審議官など数人の幹部を接待していた」と報じています。 JNNの取材に対し、NTTは「会食を行ったことは事実」と認めた上で、「詳細については確認中」としています。また、総務省は「現時点では事実関係を承知していないため、コメントは差し控えさせて頂く」としています。(03日21:35)菅首相長男「接待事件」がこのまま終わらないと言える「シンプルな理由」3/4(木) 7:02配信 現代ビジネス
2021年03月04日
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山田真貴子内閣広報官の辞職を決定 政府 3/1(月) 9:08結局、山田さんが入院して辞意を伝えたから辞職を決めたことになるのでしょう。自分の責任で判断できないのは、菅氏も山田氏もどっちもどっちだけと、とにかく情けないの一言だ。山田真貴子内閣広報官が入院、国会を欠席へ 時事通信 2021年3月1日 10時1分 山田真貴子内閣広報官(60)が1日、辞任した。山田氏は東京都内の病院に入院しており、辞意を伝え、政府は同日午前の持ち回り閣議で辞任を決定した。菅義偉首相の長男正剛氏が勤める放送関連会社「東北新社」から高額接待を受けており、事実上の引責とみられる。 山田氏は1日の衆院予算委員会で野党の質問に答える予定だったが欠席。自民党の森山裕国対委員長が立憲民主党の安住淳国対委員長と国会内で会談し、山田氏が2月28日に入院して、辞任すると説明した。安住氏は記者団に「野党は早期に辞任した方がいいと言っていた。もう少し早い首相側からの決断をしてもらいたかった」と述べた。 首相は当初、給与の一部返納にとどめ続投させたが、与野党の批判が強く、方針転換を余儀なくされた。新型コロナウイルス対応に続き、接待問題の処理でも「後手」を踏んだ形で、痛手となるのは確実だ。 最初から、きっぱりと辞職した方が傷は深まらなかったのに。男性に負けないように、男性同様の価値観に加え、時には女性であることを利用していたような気がするので、とても残念である。「別姓反対」丸川五輪相に反発 地方議員へ阻止要請3/1(月) 7:39 時事 丸川珠代五輪担当相が自民党の保守系国会議員有志とともに、選択的夫婦別姓の実現を求める意見書採択を阻止するよう文書で地方議員に呼び掛けたことが分かり、反発を招いている。 ジェンダー平等は五輪の理念の一つで、丸川氏は男女共同参画担当相も務める。適格性を問う声は党派を超えて広がりを見せる。 文書は1月30日付で、丸川氏のほか高市早苗前総務相や古屋圭司元国家公安委員長ら衆参50人の連名。別姓導入により「家族単位の社会制度の崩壊を招く」などと指摘している。関係者によると、都道府県議会議長のうち自民党系の約40人に送られた。 丸川氏の2月18日の担当相就任前の出来事だが、同氏は24日の記者会見で「(署名は)個人の信念だ」と発言。同日の衆院内閣委員会で野党議員から別姓実現を求められたが、「国民が深い議論をできる環境を後押ししていくことが私の役目だ」と述べるにとどめた。 今回の担当相起用は東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗前会長が女性蔑視発言で引責辞任したのが始まり。後任に橋本聖子氏が就き、同氏が務めていた担当相ポストが丸川氏に回ってきた。 こうした経緯もあり、立憲民主党の枝野幸男代表は26日の会見で「(菅義偉首相の)任命責任が問われる。自民党では選択的夫婦別姓は不可能だと裏付けられた」と強調。各党女性議員が男女格差をめぐり討論した28日のNHK番組でも、共産党の田村智子政策委員長らから「足を引っ張ることはやめるべきだ。(丸川氏の)責任は極めて重い」などの声が上がった。 選択的夫婦別姓論者である自民党の野田聖子幹事長代行は25日のインターネット番組で「私たちは個人の思いで国会議員になっているわけではなく代弁者だ」と丸川氏にクギを刺し、同党幹部も「保守層に良い顔をしたいのだろうが、失うものの方が大きい」と不快感を示した。 当の地方議員にも「不当な圧力」として反発が出ている。文書を受け取った一人の田村琢実埼玉県議会議長は自身のブログで「不愉快だ。選択的夫婦別姓に対する理解不足にへきえきする」とコメントした。 この人は、自民党のおじさんたちに取り入ろうとしている感じがして、不快だ。その意味では、辞職した山田氏も同じ。もちろん、いつも男性と闘うばかりじゃどうしようもない。どうでもいいようなことには、多少意に反しても迎合することまでは責めない。飲み会に付き合って、時にはコンパニオン的扱いを引き受けることも仕方がない。しかし、ここぞという時にはしっかりと自分の誇りや信念を貫いてほしい。このようなタイプの人の信念はどこにあるのか。鈴木健吾、日本新は「自分が一番びっくり」 初の2時間4分台2/28(日) 毎日こんな記録を出したのだから、オリンピックに出せばいいのに。それに、日本新を出しても報奨金なし?あまりにも気の毒だと思うのは、私だけではないだろう。日本のお金持ちの皆さん、出番ですよ!と思っていたら、みんなそう思ってるみたいだ。【マラソン】日本人初の2時間4分台なのに…鈴木健吾に報奨金1億円なし ネットに同情の声「前澤社長出番ですよ」
2021年03月01日
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全豪V大坂なおみに絶賛の嵐 盤石の強さに海外識者「正真正銘のエリートの仲間入り」全豪OP制覇の大坂なおみに海外識者が反応全豪オープンで2年ぶり2度目の優勝を果たした大坂なおみ テニスの全豪オープンは20日、女子シングルス決勝で世界ランク3位・大坂なおみ(日清食品)が同24位ジェニファー・ブレイディ(米国)を2-0(6-4、6-3)で破り、2年ぶり2度目の優勝を果たした。4大大会は昨年の全米オープンに続く連勝&通算4度目V。強さを見せつけた23歳に対し、海外識者から絶賛の嵐が巻き起こっている。(後略)昨日の全豪オープンでの試合も、とても素晴らしかった。彼女はどんどん成長している。どこまで成長してくれるのか本当に楽しみだ。今、下記の記事を見つけたのでコピーしておこう。彼女が国籍を日本に選んでくれたことに、心から感謝するばかりだ。大坂なおみが全豪優勝後に語った最大の目標。「とても変に聞こえるかもしれませんが」2/21(日) 11:00配信 テニスデイリー「全豪オープン」で2年ぶり2度目の優勝を飾った大坂なおみ(日本/日清食品)。次なる目標として「全仏オープン」や「ウィンブルドン」の制覇も期待される彼女だが、本人が記者会見の中で自身最大の目標について答えた。記者から、まだ達成していない最も大きな目標は何かと聞かれた大坂。すると「とても変に聞こえるかもしれませんが」と前置きした上で、「私のことを"昔好きな選手だった"と言ってくれる子と対戦できるぐらい、長くプレーを続けること。それが私が最も達成したいことです」と話した。「私にとってはそれが、実現したら一番素敵なことだと思います。自分の大好きな選手たちを観ていて、そういう気持ちがあるんだと思います」そう話す大坂は、今大会準決勝で幼い頃からの憧れであるセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)との再戦を果たした。対戦前や勝利後にもセレナへの尊敬の言葉を語り、準決勝後の記者会見でセレナがいつまでプレーを続けるか分からないがと聞かれると「そんな風に言われると何だか悲しくなります。だって私は彼女にずっと現役でいて欲しいから。私の中にいる小さな子どもはそう思っています」と答えている。大坂が「女子テニスの顔」と言い続けるセレナへの圧巻の勝利。そしてメンタル的にも安定したプレーで手にした、グランドスラム4個目のタイトル。大坂の時代が到来することを期待させるなか、たくさんの若いファンのロールモデルになることについて聞かれると本人は「そうですね、以前はとても強い責任を感じていました。とても怖かったし、緊張もしていました」と明かした。「でも何年もかけて、自分らしくいることしかできないと気付いたんです。お手本にできるテニス選手たちは、他にも500人もいます。だから私みたいに、小さな子供たちに試合に来てもらって応援してもらえることは本当に光栄なことだと思います」その上で大坂は「でも同時に、今はそれが重くのしかかってくるわけではありません。私はいつも人と一緒に成長しているからだと思いますし、願わくば彼らも私と一緒に成長してくれたらうれしいですね」と笑顔を見せた。人としても大きな成長を見せる大坂の、これからの更なる活躍にも期待がかかる。
2021年02月21日
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東京五輪「数々の嘘」にまた一つ…新会長選びも透明性どころか“完全密室”で2/19(金) 日刊ゲンダイ 森前会長の「川淵指名」が白紙となった新会長選び。「透明性の高いプロセス」が求められたが、16日からの候補者検討委員会は「完全密室」で行われ、18日の理事会は検討委員会が決めた「橋本聖子」にお墨付きを与えただけ。「透明性」が聞いて呆れる、出来レースのにおいがプンプンである。■「東京は理想的な天候」 そもそも今回の東京五輪は、招致段階からインチキの積み重ねだった。立候補ファイルには、「(東京は)晴れる日が多く、かつ温暖であるため、アスリートが最高の状態でパフォーマンスを発揮できる理想的な気候である」と明記されているが、昨今の東京は「災害的」「殺人的」な酷暑である。■「福島の状況はコントロール下にある」 招致の最終プレゼンでは当時の安倍首相が、「福島の状況はコントロール下にある」とも述べた。実際には、汚染水は港湾外にダダ漏れで「汚染水の影響は港湾内0.3平方キロメートルの範囲内で完全にブロックされている」というのも大嘘だった。そして安倍、菅の両首相に組織委員会も、「復興五輪」を世界にアピールし続けてきた。 東日本大震災の津波で大被害を受けた岩手県陸前高田市出身の菅野徳雄氏(評論家)が「冗談じゃありませんよ」とこう語る。「安倍総理の言葉もそうだが、大震災や原発事故からの復興を五輪に利用することにも、多くの被災者は怒っています。私の故郷は生まれ育った頃の面影はまったくない。たまに田舎に帰っても、どこがどうだったか見当もつきません。あれから10年です。復興が遅れ、地元民の多くは花巻や盛岡に引っ越した。福島には原発事故で故郷を失った人も多い。そんな人たちにとって復興五輪なんてとんでもない話です」■「コンパクト五輪」 嘘っぱちといえば、選手村から半径8キロ圏内に競技場の85%を配置する「コンパクト五輪」は早々に消えてしまい、当初は約7340億円だった大会経費も、2019年12月に会計検査院が公表した調査報告書と試算によれば、3兆円超になることがわかった。コロナ禍がなくてもコレである。■コロナで全世界から不信感 昨年3月24日、コロナで五輪の1年延期が決定すると、東京都の感染者が急増。ネット上では国や東京都への「不信感」が飛び交った。日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和前会長は、招致に絡む贈賄容疑でフランス当局の捜査の対象になった。 ◇ ◇ ◇ そして、密室で誕生した橋本新会長は、森前会長の秘蔵っ子で、彼女を強く推したのは菅首相と森前会長と昵懇の御手洗冨士夫組織委名誉会長(85)といわれている。 今回の人事は「嘘まみれ五輪」の極め付きではないか。そんな後始末を引き受けざるを得なかった橋本聖子さんには同情してしまうけど、せめてこのことがきっかけで女性への差別構造の変化につながることを願っている。道産子女性の底力を発揮してください。もう後には引けません。そもそも、スピードスケートは前進あるのみですし、道産子は力も根性もあるんですから。道産子とは、今では北海道生まれの人を言うことが多いですが、本来は北海道で古くから人と共に働いてきた北海道和種の馬のことです。
2021年02月19日
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時間の問題だとは思っていたけど、森氏が辞任し川渕氏が後任になるらしい。川渕氏個人には嫌な印象はないし、立派な人だろうとは思うけど、森さん同様ご高齢。さらに、森氏を気遣ってだろうけど「相談役に…」なんて言っているようじゃ、体質はそのままだろう。それについては、有森さんが言っている通りだと思う。男尊女卑の感覚や刷り込まれたジェンダー意識は、根深いものなので一気に変えられるとは思わないが、せめて組織や制度での男女差別がなくなるきっかけになってほしいと願っている。つまり、オリンピック委員会は勿論だが、各種の組織や委員会での男女の数を平等にしてほしい。「女性の発言に時間制限を」のような発言がまかり通るなんて、論外である。私の体験では、発言時間が長いのは概して男性だし、現状で女性が発言する時は「意義あり」のことが多いので、必死に男性の方々を説得しようとするから簡単ではない。ほとんどが根回しで終わっているような会議では、根回し対象は男性であることがほとんどで、女性が根回し対象になっているとは思えない。まあ、根回しが良いとは思っていないし、必要なことは会議でしなくてはならないと思うので、万一にでも私が根回しされそうになったら「それは会議で話しましょう」というだろうけど。 医大入試で女性の試験結果が底下げ(?)なんて、話にならない。とにかく、男性も危機感を持って男女平等を考えるきっかけになったとしたら、森氏の功績と認めよう。有森裕子さん警告 森氏辞意「会長交代だけでは同じこと起きる」毎日新聞2021年2月11日森喜朗氏辞任へ 「許容できぬ」「批判に違和感」アスリート反応2/11(木) 毎日新聞森組織委会長辞任…泣きのお願い、川淵氏が後任決定的「人生最後の大役」2/12(金)スポニチ菅首相、混乱収拾に動かず 政権運営に打撃 森会長辞意2/12(金) 時事通信女性が輝くことのできる環境づくりに真摯に取り組む-室伏長官2/6(土)
2021年02月12日
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この数日、旭川医大の病院長解任ニュースが気になっている。学長の名前が「吉田」で、病院長が「古川」、問題の発端が「吉田病院」なので、ちょっと混乱してしまった。つまり、この記事を最初に見た時、解任されたのは吉田学長かと勘違いしてしまったが、何とまっとうに見える古川病院長があっという間に解任されてしまっていた。これそのものが学長のパワハラと言わずに何というのだろうかと唖然とする。旭医大病院長解任 コロナ下「団結に水差す」 道北医療に影響懸念1/26(火) 北海道新聞 【旭川】新型コロナウイルス対応を巡って学長と病院長の対立が表面化していた旭川医科大学は25日、病院長の解任を決定し、職員対象の説明会を開いた。基幹病院の突然のトップ解任に、学内には戸惑いが広がった。コロナ禍の中、市内の医療関係者は道北の医療体制への悪影響を懸念する。 吉田晃敏学長と旭医大病院の古川博之病院長の対立が表面化したのは昨年12月。古川病院長は北海道新聞などの取材に対し、同大病院が11月上旬から中旬にかけ、クラスター(感染者集団)が発生した慶友会吉田病院(旭川)の感染者の受け入れを緊急に検討した際に吉田学長が拒否したことや、学長が病院長に対し「受け入れるならおまえが辞めろ」と言ったと証言した。 また吉田学長は、昨年11月の非公開の学内会議で吉田病院について「コロナを完全になくすためには、あの病院が完全になくなるしかない」などと発言したことが同12月に週刊文春で報じられ、会議の録音データも公開されて謝罪に追い込まれた。大学側は情報提供したのは病院長だとしているが、病院長は否定している。学内説明は口止め この日の病院長解任の説明会は、午後5時半から1時間にわたり学内で開かれ、同大役員会のメンバーが解任理由などを説明。吉田学長も出席した。説明を聞いた職員によると、質疑応答も行われて混乱はなかったが、会の内容は口止めされたという。会場から出てきた職員は「解任のうわさは1週間前からあった」と明かし「とにかく残念」と話した。別の職員は「新型コロナ対策で足並みをそろえなければいけないのに、こんな事態になるとはショックだ」とうつむいた。 旭医大病院は、急性期医療を提供する旭川市内の5基幹病院の一つで、道北全体の高度医療を担う。新型コロナ治療では現在、重症者を中心に患者を受け入れている。関係者によると、古川病院長は5基幹病院や市保健所の受け入れ計画立案の中心的存在という。 他の基幹病院の関係者は古川病院長の解任に驚く。旭川赤十字病院の牧野憲一院長は「旭川医大が道北の新型コロナ対応で果たす役割は大きい。内部のごたごたは避けてほしい」と話した。旭川医療センターの西村英夫院長は「基幹病院の一致団結に水を差す。あまりに急で、学内でも議論を尽くしていないのでは」と指摘した。旭川医大の混乱 一方的な解任は疑問だ01/27 05:05 北海道新聞社説「病院長に適さない」コロナ対応めぐり解任…旭川医大 3つの理由を会見で説明「学長と院長、明確な上下関係」旭川医大学長が経緯説明1/27(水) 朝日パワハラ調査に揺れる旭川医大「病院長電撃解任」の深層1/26(火) フライデー「受け入れ拒否許されない」 旭川医大学長解任求め署名 旭川医科大学(北海道旭川市)での新型コロナウイルス患者の受け入れをめぐり、吉田晃敏学長が不適切な発言をしたなどとされる問題で、同大の元助教授らが吉田学長の解任を求める署名活動を始めた。ネットを通じて署名を募り、文部科学相や同大の学長選考会議などに提出するとしている。 署名活動を始めたのは、同大元助教授の水元俊裕さん(81)や道内外の医師ら。「吉田晃敏旭川医科大学学長のリコールを求める全国有志の会」を発足させ、ホームページを開いた。請願書をダウンロードし、署名は郵送かファクスで送る。3月末まで呼びかけるという。 問題をめぐっては、同大学病院の古川博之院長が朝日新聞の取材に対し、昨年11月にクラスター(感染者集団)が発生した同市内の吉田病院から新型コロナ患者を受け入れる許可を吉田学長に求めた際、「学長から『受け入れてもいいが、その代わりにお前がやめろ』と言われた」などと証言した。文科省がこれらの発言などについて事実確認をしている。 水元さんは「患者の受け入れを拒否するなんて医者として許されない。長期にわたって学長の座に居座り、独断専行の人事をするなど大学を私物化しており、大学がガバナンス不全に陥っている」と話した。(井上潜)【追記】旭川医科大学吉田晃敏学長のリコール請願活動を呼びかけるために立ち上げたサイト私も協力しようと思います。
2021年01月28日
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「桜」、安倍前首相は不起訴へ 第1秘書、略式起訴方針 安倍晋三前首相の後援会が「桜を見る会」前日に主催した夕食会の費用補填問題で、東京地検特捜部の事情聴取に対し、安倍氏が補填の事実を「知らなかった」と説明していたことが22日、関係者への取材で分かった。特捜部は、近く不起訴処分にする方向で上級庁と調整に入った。後援会の政治資金収支報告書に夕食会の収支が記載されておらず、特捜部は政治資金規正法違反(不記載)の罪で後援会代表の公設第1秘書を略式起訴し、年内に捜査を終結させる見通し。こんなところで決着にするのでは納得できません。責任とって罰せられるのは秘書だけですか?菅総理は「空気が読めない」「能力に疑問」「闇内閣だ」…海外メディアからの“痛烈バッシング”が始まった!12/23(水) 6:31 現代ビジネスとうとう海外からもですか。私たちの多くもそう思っています。海外からの自国の首相がバッシングされても、「仕方ないね」と腹も立たない私。「勝負の3週間」敗北の今、菅首相がコロナ対策でやるべき「たった一つのこと」12/23(水) 6:02配信 現代ビジネス誰が勝負してたのかわからない三週間でしたね。この状況、まったく状況は違うけど、戦時中の感覚に近いんじゃないか?「みんなで一致団結したら乗り越えられる。日本人は優秀な民族だから」なんて。権力者の力が増大し、官僚が忖度して骨抜きになり、それでもついていく民衆。歴史は繰り返す…。日本看護協会 15%の病院で看護師が離職 2割は「差別や偏見あった」 2020年12月23日 07時06分 東京新聞日本の悪しき伝統には、女性に重荷を負わせて、老人は姥捨て山があった。雪に埋もれ親子死亡 北海道岩見沢市12/23(水) 6:24 今年の岩見沢を中心とする空知地方の大雪はこのすごい。息子たちの家や畑が心配でならない日々。
2020年12月23日
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「勝負の3週間」事実上の敗北 新規感染も重症者も増加12/16(水) 17:59 朝日新聞 新型コロナウイルスの感染拡大防止に向けて政府が短期間の集中した取り組みを呼びかけた「勝負の3週間」が16日、最終日を迎えた。しかし、新規感染者数や重症者数は開始前よりも増加。コロナ担当の西村康稔経済再生相は同日、「残念ながら減少傾向になっていない」と事実上の「敗北」を認めた。厚生労働省に助言する専門家組織が同日夜、詳しい評価結果を出す。(後略)誰が勝負していたんだろう?頑張っているのは、いつもギリギリの庶民だ。国民に色々と注文つけながら、まったく生活スタイルを変えていないような為政者の国だ。首相「真摯に反省」 5人以上の会食「距離は十分」説明2020年12月16日 朝日 菅義偉首相は16日夜、政府が新型コロナウイルスの感染防止策として会食は少人数で行うよう呼びかけるなか、14日に5人以上で会食したことについて「国民の誤解を招くという意味においては真摯(しんし)に反省している」と陳謝した。「他の方との距離は十分にあった」と説明した。首相官邸で記者団の質問に答えた。 首相は東京都内で14日夜、自民党の二階俊博幹事長やプロ野球ソフトバンクの王貞治球団会長らと5人以上で会食。政府の分科会が感染リスクが高まる場面の一つとして挙げていた「大人数、例えば5人以上の飲食」に当てはまるため、公明党の山口那津男代表が「国民に対するメッセージ性もある。今後、検討していただきたい」と述べるなど、与党内からも厳しい指摘が出ていた。こんな時、思い浮かぶ言葉は「反省だけなら猿でもできる」。女性の自殺8割増──『自殺』の末井昭が考える日本の「女性差別」と「自己責任論」12/17(木) このことについては、ずっと考えている。この国は、少なくても明治維新後は女子供は男の道具として扱われていた側面が強い。その男性主導&優位の伝統は未だに続いている。一時期、「男女平等」に向かっているかと期待していたのだが、「美しい日本精神を取り戻そう」なんて美しい言葉を使って、以前以上に女性を利用するような動きになっているような気がしている。桜を見る会、学術会議…共産党機関紙『赤旗』スクープ連発の裏側12/17(木) 私は共産主義を支持しているわけではないが、赤旗には頑張ってほしいと思っている。街を覆う「1メートル超の雪」平年の3倍 恐怖感じる大雪とは12/16(水) STV北海道上空には真冬並みの寒気が入りこんでいて日本海側を中心に16日も大雪となりました。積雪が1メートルを超えた岩見沢市ではバスやJRが運休になるなど、市民生活に影響が出ています(山﨑記者)「午前9時過ぎのJR岩見沢駅前の通りに来ています。現在も雪が降り続いていて、路肩の雪山は私の身長より高い」2メートル近くまで積み上げられた雪。大量の雪に覆われた車も。道内では、強い冬型の気圧配置が続いていて、16日午後3時現在の積雪は岩見沢で100センチ、幌加内で129センチを記録するなど、道内3か所の観測地点で1メートル超えています。(後略)息子たちの住む空知地方は、10年ぶりの大雪だという。私の住む場所は、大雪の世界が嘘のように積雪ゼロだ。本州の日本海側も大雪で大変のようだ。以前の大雪被害について書いたブログガあるはずだと探した、ありました。「もう雪はいりません」2012年02月21日これ以上の大雪被害がないことを願っている。
2020年12月17日
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ブログには書いてこなかったが、道内のコロナ感染者数やクラスター、特に旭川の状況については毎日とても気になっている。(道民としては当たり前だが)感染は都市部から地方へと広がっている。今日のニュースから、記録として道新記事を残しておこう。コメントは(書けばきりがないので)差し控えます。←どなたかのお得意フレーズ。旭川に陸自の看護師10人派遣決定 9日から従事12/08 23:06 更新 北海道新聞 岸信夫防衛相は8日、新型コロナウイルスによる医療機関のクラスター(感染者集団)が相次ぐ旭川市に、陸上自衛隊の看護師と准看護師計10人を派遣すると発表した。鈴木直道知事が8日夕に自衛隊法に基づく「災害派遣」を要請し、陸上自衛隊北部方面総監が派遣命令を出した。日程は8日から2週間以内としており、9日から本格的な医療支援に従事する。 防衛省によると、看護師らは陸自第2師団(司令部・旭川)など道内の部隊から集めた。5人ずつ2チームに分かれ、旭川市内で、特に医療状態が逼迫(ひっぱく)する慶友会吉田病院や重症心身障害児(者)施設の北海道療育園で、医師の診察補助や入院患者の体調管理などを行う予定。岸氏は派遣について、記者団に「道内の医療の状況などを踏まえ、応急的な医療支援が必要との判断に至った」と述べた。 派遣命令を受け8日夜、第2師団の隊員らが旭川市の吉田病院や旭川市役所を訪問。9日以降の看護師派遣に向け、支援内容などについて事前調整を行った。 派遣を巡っては、旭川市からの要請を受け、道が7日から自衛隊と調整を進めていた。派遣決定を受け、鈴木知事は「道と旭川市、自衛隊と力を結集して集団感染の収束に向けて全力を尽くす」とコメントを発表。西川将人旭川市長は「本当にありがたい。収束を目指して頑張るので力を貸していただきたい」と述べた。 新型コロナ対応での、自衛隊の看護師派遣は8月の沖縄県向け以来。大阪府の吉村洋文知事も看護師派遣を要望しており、防衛省は早ければ週内にも派遣を決める方向で検討している。(立野理彦、高橋澄恵、星野真)道、集中対策25日まで延長へ 札幌 休業・時短要請継続12/09 05:00(社説)旭川の医療体制 道と市で立て直し急げ 12/09 05:00 政府はきのう、新型コロナウイルスの感染拡大で医療体制が逼迫(ひっぱく)する旭川市への自衛隊の災害派遣を決め、一部が現場に入った。 まずは医療従事者が不足し、危機的な状況にある医療現場の立て直しを急がなければならない。 憂慮するのは道と市のちぐはぐで混乱した対応だ。 自衛隊派遣を巡り、市は要請をいったん見送った後に方針転換した。道も医療現場からの声を把握し切れていなかった。この間に感染者は拡大した。 適切とは言えない動きが重なり自衛隊の派遣要請に至ったのであれば、医療逼迫は人災の側面を否定できまい。 道と市は経緯を十分に検証し、その教訓を道内での感染防止に生かしてほしい。 旭川市内では国内最大級の集団感染となった旭川厚生病院と吉田病院で感染者が計400人を超えた。他の施設でもクラスター(感染者集団)が相次ぎ、市内全体の医療体制を圧迫している。 西川将人市長は会見で派遣要請をもっと早くできなかったかと問われ、「(派遣要請に必要とされる3要件の)案件に当たらないと判断した」と述べた。 だが、限界を迎えつつある医療体制を直視すれば、判断が適切だったのか疑問符が付く。 道も感染拡大の芽を早期につむために、どのような支援体制を構築したのか、はっきり見えない。 旭川市は道北の医療拠点としての役割があり、道にはそれを支える責務があるにもかかわらずだ。 自衛隊の支援にも限度がある。全国でクラスターが頻発し、要請が相次げば対応しきれなくなる。道内で応援体制を整えられる仕組み作りを急ぎたい。 そのためには道が現場を知る専門家の意見を取り入れ、対策を構築する必要がある。国や市町村、医療機関との調整役を果たし、道民が安心して医療を受けられる体制の整備が求められる。 札幌市はクラスターが発生した介護老人保健施設の検証報告書をまとめた。陽性者1人を確認した時点で入所者全体に広がっていたことなどを指摘し、速やかな現地対策本部の設置を説く。 こうした教訓を道内の自治体で共有することが重要だ。 感染拡大の防止には、人の動きの抑制が欠かせない。にもかかわらず、道内は札幌市を除き国の観光支援事業「Go To トラベル」の対象のままだ。見直しが必要なのは言うまでもない。苫小牧の保育所クラスター 胆振で最多16人感染12/09 05:00
2020年12月09日
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国内重症者、最多の462人 感染2066人、医療現場逼迫11/29(日) 20:09 共同 国内では29日、新たに2066人の新型コロナウイルスの感染者が確認された。厚生労働省によると、重症者は462人で28日から22人増加し、7日連続で最多を更新した。重症患者の治療に必要な集中治療室(ICU)などが逼迫しており、医療現場の危機感は高まっている。 感染者は東京が418人で日曜で初めて400人を超えた。そのほか大阪381人、北海道192人など。 重症患者の治療に使う人工心肺装置「ECMO(エクモ)」の普及や活用を支援する「ECMOネット」によると、人工呼吸器を着けた重症患者は11月1日の140人から28日には257人へとほぼ倍増した。コロナに感染しても軽い風邪くらいで終わるのなら良いけれど、重症患者が増えるのは本当に大変だ。医療関係者の疲弊度も限界に近いのではないだろうか。とにかく、医療・福祉関係への支援を手厚くしてほしいと願うばかり。と思って、下記の記事を見たら…五輪コロナ対策に1000億円、延期経費の3分の111/29(日) 18:46 日刊スポーツ来夏に延期された東京五輪・パラリンピックにかかる新型コロナウイルス対策費が約1000億円と試算されていることが29日、複数の関係者への取材で分かった。同対策費以外の純粋な延期による追加経費は大会組織委員会により約2000億円と試算されており、合計は約3000億円となる見通し。国、東京都、組織委の3者は今後、この額をもとに費用負担の割合を協議し、12月中に決定する。(後略)パッとタイトルを見て、コロナ対策への1000億円と勘違いしてしまった。これは、五輪コロナ対策なのね。医療関係が現在大変なことになっているんだけど、そちらにはどのくらいかけているんだろう。眞子さまの結婚「尊重するべき」 秋篠宮さま会見要旨2020年11月30日 0時00分 朝日会見では、下記のようにおっしゃっていたようだ。「それは結婚を認めるということ。憲法にも結婚は両性の合意のみに基づくというのがあり、親としては尊重するべきだと考えている。あくまで主観だが、決して多くの人が納得し喜んでくれる状況ではないと思っていて、娘も恐らく同じ気持ちだと考えている」皇族は、「憲法を守る」ということを当然ながらとても重要なこととされているようなので、こうなるのだろう。それは正しい見解だと思うし、結婚はしてみなければわからないことも多いから、どのようなことになってもそれはご本人たちの問題として良いと思う。普通の家庭なら、さっさと駆け落ちしたらよいだけなのだが、そうもいかないようでお気の毒。菅政権、国会軽視も継承 「桜」夕食会補填疑惑、事実と異なる安倍氏の答弁33回判明 首相は再調査を拒否11/29(日) 11:31 北海道新聞 安倍晋三前政権に続き、菅義偉政権の国会軽視の姿勢が際立っている。「桜を見る会」前日の夕食会の費用を安倍氏側が補填(ほてん)した疑惑を巡る過去の国会質疑で、安倍氏が事実と異なる答弁を少なくとも33回したことが判明した。だが首相は再調査を拒否し、与党は安倍氏の証人喚問に応じない。説明責任をないがしろにする両政権の負の継承に、専門家から国会の監視機能を問う声が上がっている。 衆院調査局の調べによると、安倍氏が2019年の臨時国会と20年の通常国会で、費用の補填を否定したり「(会場のホテル発行の)明細書はない」と説明したりした答弁は33回に上った。だが明細書は存在したとされ、野党は虚偽答弁との批判を強めている。 不正確な答弁で、国会論戦をやり過ごそうとする手法は、前政権で繰り返されてきた。学校法人「森友学園」への国有地売却問題では、17年2月に当時の安倍首相が国会で「私や妻が関係していれば、首相も国会議員も辞める」と発言。その発言の直後から財務省が公文書を改ざんし、安倍氏の妻昭恵氏に関わる記述を削除していたことが発覚した。衆院調査局によると、17~18年の森友問題を巡る国会質疑で、実際には存在する資料を「廃棄した」と主張するなど事実と異なる政府答弁が139回に上った。安倍政権以降急増 説明そのものを拒む対応も目立つ。20年の通常国会で批判が集まった東京高検検事長の定年延長問題では当時の森雅子法相が「個別の人事」を理由に答弁拒否を連発。菅首相も今月25日の衆参両院の予算委員会で、安倍氏の虚偽答弁が疑われた夕食会の問題について「捜査中」を理由に「答えを控える」と繰り返した。 立命館大の桜井啓太准教授が国会会議録検索システムで1970年からの国会で出た「お答えを差し控える」との答弁数を調べたところ、過去は年100件前後だったのが第2次安倍政権以降に急増し、17~19年は年500件を超えた。「トランプ氏と共通」 国会軽視の背景には官邸が人事権を通じて与党や国会運営への影響力を強め、野党の要求も無視されがちとなる「1強体制」がある。 北大大学院の吉田徹教授(比較政治)は、安倍氏や官房長官だった首相は疑惑が出ても与党の「数の力」によって、その場しのぎで国会を乗り切ってきたとした上で「その手法が『成功体験』になったのではないか」とみる。「説明を尽くすよりも真偽不明の情報を垂れ流して対立をあおるトランプ米大統領の姿勢とも共通する」と分析する。菅氏だっていわば共犯者だからこうなるのは当然なのだろうが、こんな態度が続くのは本当に困る。しっかり捜査して、何らかの司法判断と処罰をしてほしい。そうでないと、また成功体験を重ねることになる。と思ってまたニュース記事を見ていたら、こんなのがあった。菅首相にも「桜を見る会」と同じ疑惑が浮上 「政治資金規正法違反」専門家の指摘を菅事務所に直撃 2020/11/30 06:00多分、政治家の多くは似たようなことをしているんじゃないだろうか。
2020年11月30日
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【独自】GoTo、26日にも札幌除外へ…北海道方針11/23(月) 8:39 読売 北海道は22日、新型コロナウイルスの感染が拡大している札幌市について、観光支援事業「Go To トラベル」の対象から一時除外する方針を固めた。政府は道の意向を尊重して同市を対象から外す見通しで、この他の自治体でも事業停止が必要になるかどうかを慎重に見極める考えだ。■旅行停止 再生相「数日中に詳細」 西村経済再生相は22日のNHK番組で、事業の一時停止について、「この何日かで方向性を出し、感染が拡大している都道府県の知事と連携しながら対応していく」と述べ、数日中に対象地域などの詳細を決める考えを示した。停止によって生じたキャンセル料は国が負担する方向だ。 政府が21日に決めた一時停止の方針では、まずは都道府県知事が判断し、政府が最終決定することになっている。道は23日に同市と協議し、政府に意向を伝達する。道幹部らによると、早ければ26日にも停止し、期間は12月上旬までを想定しているという。 同市の1日あたりの新規感染者数は19日に過去最多の197人となり、22日も道全体の63%を占める154人と高止まりの状態が続いている。道は医療提供体制への懸念から事業停止が適当と判断した。 厚生労働省の助言機関は北海道のほか、東京都と大阪府、愛知県も急速な感染拡大に至る恐れがあると警鐘を鳴らしている。政府の新型コロナ対策分科会は事業停止の指標として、感染状況の四つのステージのうち、2番目に深刻な「ステージ3」相当かどうかが判断材料になるとしている。 政府は各知事の判断を尊重するものの、事業の中断が広がると再び経済に打撃となることから、地域は最小限度にとどめたい意向だ。停止期間は、分科会が提案している「3週間程度」を目安とする案がある。 全国知事会長の飯泉嘉門・徳島県知事は22日のNHK番組で「たとえば、北海道であれば札幌、愛知県であれば名古屋を外すという選択もあってもいいのではないか」と指摘した。 一方、西村氏は同日、都内で記者団に、「プロ野球などの観客席で感染が広がっているという報告は受けていないが、日本全国で感染が拡大してきた場合はイベントの開催についても一定の制約がかかってくる」と述べた。大規模イベントの人数制限は「収容人数の50%まで」となっているが、制限強化の可能性があるとの見方を示したものだ。遅くてもやらないよりはマシでしょうけど。でも、札幌を除外しても北海道ではすでに地方に感染が広がっています。現在感染者が多い地域をストップしても、感染者が少ない地域に人が集まっては感染拡大は自明の理だと思うのですが。政府が進めてきたGo toですから、キャンセル料もそれに準ずる損失も、国が補填して当然でしょう。クラスター対策に限界も=「今の流行、制御不能」―新型コロナ 時事通信やはり、人の動きを一時的にでも止める以外、方法はないような気がする。
2020年11月23日
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新型コロナウイルスは強いなー、当分感染拡大は続くだろう。コロナ感染者1694人確認 過去最多を更新11/13(金) 18:43配 毎日新聞北海道全体にコロナ拡大、累計5000人突破 新規感染235人、4割が札幌以外11/14(土) 毎日新聞菅政権、GoTo対応でジレンマ コロナ「第3波」、難しい判断11/14(土) 時事通信ジレンマでしょうねえ。コロナ感染増加を傍観するか、コロナ不況で自死者を増やすか、国民の命はどう守る?友人とGo To トラベルを利用して東北に行こうかと思っていたが、これじゃあ行く気になれずにキャンセル。実は、キャンセルはこれで二度目。手配してくれていた友人には申し訳ないが、落ち着いた時に安心して行けたらと思っている。今の状況では、うっかり風邪もひけません。親戚にがん手術で入院した人がいるのだが、家族も見舞いも出来ない様子。まあ、予定通り手術できたことは良かった。「必要な選択」眞子さま結婚への“お気持ち”公表11/13(金) 23:30 テレ朝眞子様も、一般家庭に生まれていたら、親が反対しても好きな人と結婚できるのにお気の毒。本音を言えば、私の娘がこのような人と結婚したいと言ったなら、絶対に反対するとは思う。反対はするけれど、自分たちの意志を貫いて二人だけの生活を始めることは目をつぶる。その代わり、援助もしないし、きちんと私達に理解できる責任ある行動をするまでは、寂しくても会わないというだろう。皇族に生まれるとは、ことほどさように人権も自由も制限されるのか。それでいいのかと思う。社民党、ついに国会議員1人に 14日に臨時党大会 立民に合流容認で岐路11/13(金) 産経あーあ、風前の灯火か…米大統領選、全州で勝者確定 バイデン氏が選挙人306人獲得11/14(土) 4:47まだ負けを認められないのか。ひょっとすると、とても臆病な人なのかも。学術会議が逆ギレ? 候補者リストの事前提示「今後は協議せず」 識者「もはや廃止しかない」11/13(金) 日本学術会議の梶田会長、あなたの信念はどこにある?私には、あっちとこっちに責められて、オタオタしているように見える。違っていたなら申し訳ございません。
2020年11月14日
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下記の記事をみつけたので、とりあえずコピー。新型コロナ「7段階モデル」で今冬の流行を予測11/12(木) 5:11配信 東洋経済オンライン7~8月にかけて東洋経済オンラインで紹介した高橋泰・国際医療福祉大学教授の「新型コロナ感染7段階モデル」は大きな反響を呼び、他誌やテレビでも紹介された。その後の新型コロナの日本における経過はほぼ高橋教授の予測どおりだが、その後明らかになった知見を踏まえて、7段階モデルの部分的改修を行ったという。今回はその内容と「7段階モデル」で見た現状の解釈、今後の予測を紹介する。■新型コロナは98%の人は風邪様の症状で終わる ――前回のインタビュー後4カ月間で新たな知見が加わり、新型コロナについての見方が変わった部分があるとのことですね。 この間、新型コロナは風邪の亜種のような存在であり、98%の人にとっては風邪様の症状で終わるが、血管が傷んでいるとハイリスクの疾患であることが、ますます明確になってきた。 新型コロナにかかった身体の中で何が起きているかを、レゴで作成した細胞やウイルスも使って説明する動画をYouTubeで配信しているので、見ていただきたい。 インフルエンザは、感染するとはっきりした症状がすぐに現れ(発症)、抗体がすぐに対応し(抗体陽性)、周りの人に高い確率でうつす(伝染)。すなわちインフルエンザは「感染=発症=抗体陽性=伝染」がワンセットの、毒性が強い、伝染能力が強いウイルスといえる。 これに対して、新型コロナは感染しても無症状の人も多く、抗体もできない人がほとんどであり、周りの人にうつす可能性も低い。新型コロナは「感染≠発症≠抗体陽性≠伝染」という毒性が弱く、伝染能力も低いウイルスであることが、以前より明確になった。ただし7段階モデルで示すよう、(1)すでにある免疫(自然免疫、細胞性免疫、微量抗体など)で新型コロナを処理しきれなかったケースで、かつ、(2)血管が非常に傷んでいる人で、(3)サイトカインストームという現象が発生するという、3つの条件がすべて重なった場合、死に至る可能性がある。――GoTo以降の新型コロナの動向について解説をお願いします。 GoToキャンペーン直前に「日本でも10万人以上が亡くなる可能性がある」という予測が有名になった。一方、私は同時期に7段階モデルを用いて次のように予測した。「地方を中心に2000万人程度が新たに暴露、その中の100万~200万人が感染し、仮にPCR検査を行えば陽性という状況になる。暴露者の2%程度に実際に発熱や倦怠感などの症状が現われ、その一部が医療機関で受診してPCR陽性となる。これまでにない多くのPCR陽性者が現れたとして地方はパニック状態となるが、じつは氷山の一角であり、多くの感染者は無症状無自覚のまま終わる。2000万人の暴露者の中から600人の重症者、200~300人が亡くなる」(参考記事:東洋経済オンライン8月7日付「新型コロナ、『2週間後』予測はなぜハズレるのか」)■暴露力は強いが、発症は拡大しにくい ほぼ予測どおりに、PCR検査の一時的急増により石垣島などで小さなパニック状態が起きたが、これまた予想どおりに重症者や死亡者数が伸びず、比較的短期間で騒ぎが落ち着いた。新型コロナは暴露力が物凄く強く、広がり始めると、短期間で地域全体が暴露状態になるが、感染しても次の人にうつすようになる人は少なく、地域で発症者が拡大することの少ないウイルスであることがGoToキャンペーンではっきりしたと思われる。 最近でも弘前で大きなクラスターが発生したときにその後の予測を求められ、石垣と同じように短期間で収束するという見込みを述べたが、こちらも予想どおりとなっている。 ――感染7段階モデルのVersion2へ部分的改修を行ったそうですが、モデル自体に変更があるのですか。 基本は変わらない。風邪は、上気道の粘膜でウイルスの感染、増殖が始まると、人体の中で警察官にあたるマクロファージやCTLといった自然免疫や細胞性免疫、微量抗体が戦いを始める。この間、無症状の場合もあれば、発熱や炎症などの症状があらわれることもある。新型コロナウイルスも風邪同様の弱毒ウイルスであり、日本の場合、暴露した人のうち約98%は無症状かこのような自然免疫で対処でき、風邪様の症状で終わる(ステージ1~2)。 自然免疫の防御網をすり抜けた2%程度において、新型コロナウイルスが静かに増殖し、やや症状が重くなり、肺炎や消化器症状など全身症状が現われる人も出てくる。この段階で免疫系の細胞は「獲得免疫」の立ち上がりを促すサイトカインという物質を出して、ようやく抗体が出現する。抗体が出現すると、日本の場合98%以上で新型コロナが殲滅され、感染ストーリーが収束する(ステージ3~4)。 サイトカインの量が適切であれば回復に向かうが、1万件に対し4件以下という低い確率だが、過剰に反応してサイトカインを出しすぎる場合がある。これがサイトカインストームという現象であり、この現象が出現すると、重症化してしまう。ミサイルに例えると、6発、20発で敵を殲滅できるのに、100発出して自分の細胞まで傷つけるというイメージだ。■血管が傷んでいると重症化しやすい サイトカインストームを引き起こすステージ5では全身で微小血栓が発生する。特に、ヘビースモーカー、糖尿病、高血圧、抗がん剤治療後などで血管がひどく傷んでいる人にサイトカインストームが発生した場合、死に至る可能性が高い。高齢者の重症化率、死亡率が高いのは、血管が傷んでおり血栓ができやすい人が多いためだと考えられる。重症化するのは、59歳まででは暴露した人が100万人いたとして1~6人、60歳以上では100万人に31人、70歳以上では暴露100万人に対して59人だ。 さらに死に至る(ステージ6)ような重症例では血栓のみならず、かなりの出血が高頻度で観察される。死に至る例は29歳まではゼロで、30~59歳では暴露100万人に対して1人、60~69歳では10人、70歳以上では44人というシミュレーション結果だ。これらの数字は以前の推計と変わらない。■暴露力は5割を超え、集団免疫が成立も ――Ver.2の主な変更点を教えてください。 5月のシミュレーションでは国民・1億2600万人の約3割、4000万人が暴露経験を持つと推計された。現在は移動制限が解かれて4カ月が経ち、5割がすでに暴露経験を持っていると考えている。50%を大きく超えて集団免疫ができる値になっている可能性も低くない。 さらに、6月以降に報告が増えた後遺症の出現を、ステージ4~5に加えた。多くはないが、こうした早期合併症は新型コロナが血管を傷つけ、血管を修復するために血小板が集まり形成される血栓により発症すると考えられる。新型コロナ特有の手足の発赤や色の変化、臭覚・味覚障害の一部など初期の軽度から中度の後遺症の多くは、血栓に由来すると考えられる。専門的になるので詳細は省くが、血栓や血管炎によって、臓器障害や、肺梗塞、腎障害、心筋梗塞、脳梗塞などにつながると重篤な後遺症が残ることが報告されている。 ステージ4以降になると、新型コロナは呼吸器疾患というよりも、全身の血管の障害による重症化や種々の後遺症が発症する疾患という性格が強くなる。「新型コロナ自体の毒性」により亡くなる方は皆無に近い。死に至る原因はサイトカインにより全身に血栓が発生してしまうことだ。 ――欧米と日本との重症化率、死亡率の違いは第1に日本では老人ホームや介護施設などで高齢者の隔離が適切に行われていたこと、第2は自然免疫力の違い、第3は欧米人に比べて血栓ができにくいという体質の違いというご説明でした。この点も変わらないでしょうか。 基本的に変わらない。これまで日本の高齢者施設は、徹底した感染症対策と面会謝絶などによって、ハイリスクの高齢者を欧米の施設よりも厳格に感染から守ってきた。これが、日本の死亡率の低さに大きく関与したと思われる。また、日本人は欧米人よりコロナウイルスに接する機会が多く、自然免疫による感作も働く。この2つの違いで、欧米では10%あるいはもっと高い比率で風邪対応よりも先の段階に進んでしまう。 さらに、日本人は欧米人と比べて血液が固まりにくいことも、サイトカインストームに誘発される血栓が発生しにくいことにつながり、日本の低い死亡率の一因になっていると思われる。■欧州での流行にはウイルスの変異という見方も ――現在、欧州で感染が広がり、再び部分的なロックダウンを行っている状況について、どのように考えられますか。 基本的にはGoToキャンペーンと同じで、バカンスに行き若い人を中心に多くの人が感染し、職場復帰のために全員に課せられたPCR検査により大量に陽性者が発見された。この人たちのほとんどは無症状や軽症だが、大都市を中心に新型コロナの蔓延が発生し、血管に傷害がある高齢者が感染・発症・重症化し、医療現場がかなり厳しい状況になり、ロックダウンを行わざるをえない状況になった。 一つ注意すべき情報は、「今年6月にスペインで発生した新型コロナの変異株が、バカンス中の欧州で蔓延し、今回のロックダウンを引き起こしている」というものである。この情報に接する前は、「3~4月にヨーロッパの多くの人が獲得した抗体が、バカンス前に陰性になった」ことにより、バカンスでの感染が広がったのではないかと推測していた。 新型コロナは変異しやすく、これまでも非常に多くの変異の話が出ている。感染の広がりが変異ウイルスの出現によるものなのか、単に、抗体の効果がなくなったからなのかはわからないが、今後の欧州の動向は要注意だ。 今回の変異した新型コロナが日本に入ってきたとしても、上記の日本人の対コロナに対する強みは発揮されるので、今回も欧州ほどには重症者や死亡者は増えないだろう。日本は集団免疫の状態に近づきつつあるとみている。 ――集団免疫が成立しているとすれば心強いです。もう少し詳しくご説明ください。 今年の1月に季節性のインフルエンザの患者が突然来なくなり、かわりにインフルエンザ抗体は陰性だがしつこい風邪様症状の患者が増えたという現象を多くの臨床医が経験している。この現象は、ウイルス干渉とよばれるものだと説明される。ウイルス干渉とは、1つのウイルスに感染すると自然免疫が誘導されて、ほかのウイルスには感染しづらくなる現象だ。 また、GoToキャンペーン開始後に東京都以外の地域でもPCR陽性者が急増し、さらなる拡大が懸念されたところ、PCR陽性者が急減に転じた。この現象が起きるにも、先に述べたウイルス干渉の現象が起きるにも、風邪と同様に極めて短期間に数千万人が暴露し、自然免疫、細胞性免疫、微量抗体などの種々の免疫の新型コロナに対する処理能力の強化が起きていることが必要になる。 データの推移から、ウイルス干渉や集団免疫が実際に発生していると私はみており、新型コロナに対する免疫の強化がなされた人が国民の過半数を超えて集団免疫的な状況ができあがりつつあり、日本で重症者数や死亡者数は2020年の春よりも少なくなると考えている。 一方、今回の欧州で猛威を振るっているのが、変異を起こした新型コロナウイルスであって、これにうまく対処できない場合、日本でもある程度蔓延し、若い人の重症者・死亡者は少ないが、血管にリスクを抱える高齢者の重症者・死亡者は増加するリスクがある。ただし、先ほど述べたように欧州の水準よりは低いはずだ。 ――巷間懸念されているインフルエンザと新型コロナの同時流行は起きますか。 私は今年の1月に起きたようなウイルス干渉が起きて、両方が爆発的に広がるようなことにはならないと予想している。具体的には、冬に例年どおりにインフルエンザが流行すれば、一時期は新型コロナと併存しても、まもなく新型コロナは姿を消していく。逆に新型コロナのほうが強く出ると、インフルエンザのほうがまったく現われない可能性がある。■新型コロナよりもワクチンのほうがリスクが高い ――最後に、ワクチンについて、どう考えていますか。世界中で開発競争が行われ、日本政府も有効性・安全性が確認できれば全員に配ると意気込んでいます。 私は否定的だ。まず、ほとんどの人が無症状、軽症の感染症でワクチン接種をする価値があるかということ。次に、新型コロナは抗体陽性となっても、3カ月ほどで陰性になるということが報告されている。これも、新型コロナが弱毒で生体の細胞を刺激しないため、抗体の産生が続かないからだと考えられる。かからないためには何度も接種する必要が出てしまう。 一方、副作用は怖い。弱毒のウイルスに罹患した後に、強毒のウイルスに罹患するとADE(抗体依存性感染増強)という強毒のウイルスの爆発的増殖によりサイトカインを逆に誘発しやすいことが知られている。つまり、ワクチン接種にADE誘発の危険性がある。リスクが非常に高いと考えたほうがよい。
2020年11月12日
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北海道で最多200人感染。 知事、首相に支援要請へ2020/11/9 21:39 (JST) 北海道と札幌、旭川両市は9日、新型コロナウイルスの新規感染者が過去最多の200人となり、1人が死亡したと発表した。道内の感染者は計4198人、死者は計115人となった。鈴木直道道知事は10日に官邸を訪れ、菅義偉首相にさらなる専門家の派遣や医療面での支援を要請する方針。 新規感染者の発表は、札幌市が過去最多の158人、道が41人、旭川市が1人。9日時点で直近1週間の感染者の47.6%が感染経路不明で、9日発表の200人のうち、70人の感染経路が分からなかった。 道は感染者の急増を受けて7日に道独自で定める警戒度を「2」から「3」に引き上げたばかり。北海道の感染拡大が止まらない。私の知人の息子さんが勤務する病院でも感染者が出たということだし、居住する市でも感染者が出始めている。いよいよコロナが私の周りにも近づいてきたような感じがする。かといって、今まで以上に何を予防したらよいのかもわからない。せいぜい、増加している札幌には行かない程度だが、今までだって月に一度くらい映画を観に行く程度だった。ともあれ、自分の身は自分で守るという、菅さんのいうところの「自助」を続けることしかない。
2020年11月10日
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アメリカの大統領選挙は、トランプ氏が敗北を認めようとしていないのでしばらくごたごたするのだろうが、バイデン氏の勝利宣言の演説と、副大統領候補となっているハリス氏の演説を聞き、久しぶりに良きアメリカを見るような気がした。「アメリカの魂を取り戻す」バイデン氏が勝利宣言<演説詳報・アメリカ大統領選>東京新聞 2020年11月8日 14時40分初の女性副大統領へ「私が最後ではない」カマラ・ハリス氏の演説全文<アメリカ大統領選>東京新聞 2020年11月8日 17時06分トランプ氏はこれからどうするのだろうか。最後まであがき続けるつもりなのだろうか。彼をこれ以上恥さらしにしないために説得できるのは、メラニア夫人だけ? メラニア夫人、何度も“敗北”促したか 11/9(月) 5:44配信
2020年11月09日
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このところ忙しくてブログを書けなかったが、下記の記事につてはどうしても記録しておかなくてはならない。とにかく、なぜ任命できないのかという理由だけははっきりさせてほしい。ハッキリさせないとするなら、それはとても危険なことがジワジワと進行していることだと思う。菅首相、推薦者6人任命せず 現行制度で初―学術会議会員 時事通信 2020年10月01日 共産党の志位和夫委員長は1日の記者会見で、日本学術会議が新会員として推薦した105人のうち、任命権者の菅義偉首相が6人の任命を拒否したと指摘した。同党の機関紙「しんぶん赤旗」が報じたもので、現行制度ができた2004年以降、日本学術会議が推薦した候補が任命されなかったのは初めて。日本学術会議法は、会議が候補者を推薦して、首相が任命すると定めている。志位氏は会見で「今回の任命拒否は日本学術会議法に反する違法なもので、憲法23条の学問の自由を脅かす違憲行為だ」と撤回を要求。立憲民主党の安住淳国対委員長も記者団に「法案に対する賛否を(任命の)参考にするような、政治的意図を持っていたとすれば看過できない」と批判した。 任命を拒否された6人のうち、小沢隆一東京慈恵会医科大教授、岡田正則早大院教授、松宮孝明立命大院教授の3氏は連名で「任命拒否の撤回に向けて、学術会議の総力を挙げてあたることを求める」との共同声明を発表した。学術法解釈、内閣府が法制局に2度照会 野党、国会で菅首相追及へ菅首相に要望書提出へ 「極めて遺憾」6人任命求める―会員候補拒否で学術会議また、日本学術会議にも問題があるとするなら、それもちゃんとまな板に乗せて検討してほしい。自民 杉田https://news.yahoo.co.jp/articles/5f4e57e47b7713251bc6af3d253f1cf55643bd6f衆院議員 「女性はうそをつける」発言認め陳謝2020年10月1日 NHKこの人のひどい発言は今に始まったものではないのに、何も反省がないのはなぜか。それは、自民党のおじさん(おじいちゃん)議員に成り代わって発言しているからだろう。男性がこんなこと言ったら一発アウトだろうが、女性だからこそ言えて許されるのだろう。つまり、この感覚が多くの自民党議員の感覚なのだと思う。しかし、それにはっきりと異議申し立てする人だっていてほしい。と思っていたら自民・杉田氏は「説明尽くせ」 批判と苦言、与野党から 10/2(金) 自民党にも女性議員はまだまだいるだろうに、私が目にしたのは橋本聖子さんの発言だけ。なのに、今確認したらこんな記事。この国の人々はどんなことになっているんだ。蛇足だけれど、この記事に出ている杉田議員の顔の画僧は、NHK女性アナの顔画像かと思った。ビックリです。この人は、嘘や誤魔化しは平気なんでしょうね。同じ女性の仲間に入れたくない人です。コロナ感染のトランプ氏、ヘリで軍医療センターに入院10/3(土) 7:56 産経このニュースには驚いたけど、あまり同情できない私がいる。感想はそれだけだ。
2020年10月03日
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記録として残しておこう。これから藤井二冠はどのような歴史を残していくのか楽しみだ。藤井2冠!“人間超えた”封じ手で無傷4連勝で王位に 最年少八段昇段も決める8/21(金) 5:30配 スポニチ とどまることを知らない、またも偉業達成だ。木村一基王位(47)に藤井聡太棋聖(18)が挑んだ第61期王位戦7番勝負第4局2日目が20日、福岡市の大濠公園能楽堂で指し継がれ、藤井が80手で勝利。1日目の封じ手が飛車を切り捨てる妙手で、この一手をきっかけに守りに定評のある木村を攻略。無傷の4連勝で最年少で2冠を獲得するとともに、最年少八段昇段を決めた。 棋聖奪取からわずか35日。2冠ホルダーになっても、終局後はいつもと変わらぬ控えめな藤井がいた。「4連勝という結果は、望外というか実力以上の結果が出たのかなと思います」。 2017年4月、デビュー11連勝の新記録達成時の会見で使った難解熟語で再び報道陣をざわつかせたが、さらに驚かせたのは過去にも数々の伝説を残してきた神の一手だ。今局でさく裂したのは、前日に36分長考の末にひねり出した封じ手だった。 飛車切りを迫られた難しい局面。中継の解説を務める棋士らの間でも、飛車を取られることを嫌って横に逃げる見方が大半だったが、実際に決断したのは銀を取っての[後]8七同飛成。大方の予想を覆す一手で、結果として大駒を手放す勇気ある選択だった。 「自信のない局面。強く踏み込んで勝負しようと思った。結果的によかった」。リスクが高く、プロなら指さない常識外れの一手だが、実はこれがAIの示す最適解だった。封じ手が明らかになった瞬間、五分五分だったAI診断の数字が藤井有利に傾いた。 さらにこの飛車を金で取ったことで守りが手薄になった木村の王をロックオン。攻めをつないで着実にリードを広げ、そのまま押し切った。棋聖戦と並行で進んだ過密日程の中で、さらに磨きがかかった勝負勘が発揮された結果だった。 今回の偉業は“無敗14連勝”で獲得したものでもあった。王位戦の予選2回戦から登場し挑戦者決定リーグまでまず9連勝、挑戦者決定戦では永瀬拓矢2冠を寄せ付けず、7番勝負でも木村に1勝も許さなかった。挑戦者として予選から王位戦無敗で冠奪取したのは史上初の快挙だった。 新型コロナウイルス感染拡大の影響がある中、棋聖に続くタイトル奪取は信じられないほどの衝撃だ。4月から6月2日に公式戦が再開されるまで1カ月半以上も実戦経験を積めない状況で、パソコンなどを使って序盤の定跡などを整理して研究。「じっくりと自分の将棋と向き合えた」と前向きに捉え、さらなる棋力向上につなげた。この日「将棋界を代表する立場として自覚は必要だと思う」と話したように精神面の成長も見逃せない。 羽生(21歳11カ月)を超える最年少2冠、加藤一二三・九段(18歳3カ月)を上回る最年少八段昇段、史上初の10代での番勝負無敗戴冠およびタイトル戦出場2期で2冠獲得…。新記録尽くしで福岡の地に歴史を刻んだ次の目標は、高校生で3冠獲得の可能性を唯一残す王将戦だ。 冠を獲得すれば、その時は唯一の3冠ホルダー。そうなれば将棋界は一気に藤井時代到来を告げることになる。憧れる地元・愛知出身の戦国武将・織田信長が目指した天下統一の道を、没後約440年を経て将棋界の若武者が突き進んでいく。(窪田 信) 八段昇段規定の一部改定 八段昇段条件に関して日本将棋連盟は(1)竜王位1期獲得(2)順位戦A級昇級(3)七段昇段後公式戦190勝だった条件を2018年6月1日に改定。(1)竜王位1期獲得(2)順位戦A級昇級(3)タイトル2期獲得(4)七段昇段後公式戦190勝とした。棋聖、王位の2タイトルを獲得した藤井は(3)に該当ととなり、八段昇段が決まった。新ルール適用での昇段は、同じ2冠の永瀬に次いで2例目。八段は最高位の九段に次ぐ段位。藤井の師匠の杉本ら、藤井を含めて現役プロ棋士169人中30人がいる(九段は31人)。 ▽王位戦 1960年に創設された将棋8タイトルの一つ。シードと予選通過者計12人が6人ずつ紅・白組に分かれてリーグ戦を戦い、各組1位が挑戦者決定戦を戦う。勝者が7~9月に保持者と2日制、持ち時間各8時間の7番勝負に臨む。永世保持者は故大山康晴15世名人と中原誠16世名人、有資格者は18期の最多記録を持つ羽生善治九段。 ◆藤井 聡太(ふじい・そうた)2002年(平14)7月19日生まれ、愛知県瀬戸市出身の18歳。杉本昌隆八段門下。5歳で将棋を始め、小4で奨励会入会。16年10月に史上5人目の中学生、最年少14歳2カ月でプロ入り。先月16日、棋聖戦を制し初のタイトルを獲得。名古屋大付高3年。18年に瀬戸市民栄誉賞を第1号として受賞。
2020年08月21日
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W王手藤井棋聖「寄せで誤算」大逆転負け危機を反省将棋の最年少タイトルホルダー、藤井聡太棋聖(18)が最年長タイトルホルダー、木村一基王位(47)に挑む第61期王位戦7番勝負の第3局が4、5の両日、有馬温泉(神戸市北区)の老舗旅館「中の坊瑞苑(ずいえん)」で行われ、先手の藤井が木村を破り、3連勝で史上最年少2冠にあと1勝とした。王位を獲得すると、史上最年少での八段昇段の記録を同時に達成する。第4局は19、20の両日、福岡市の「大濠公園能楽堂」で行われる。(後略)王位戦7番勝負に三連勝した藤井棋聖。やはり強いんだなと思う。彼は、快進撃を続けているけれど、その若さに似合わず常に冷静で穏やかで謙虚で、その人柄にも魅了されている。だから、彼が勝ったことは嬉しいのだが、追い込まれた木村王位の気持ちを考えるとやはり複雑。できれば一勝はしてほしいと願う気持ちがある。「寄せにいったところで誤算があり、その後、負けにしてしまったかもしれない。厳しかった」。藤井棋聖のその言葉を聞いた時の、木村王位の心中はいかばかりか。それでも「ジリジリとし展開に持って行きたかったが、一方的に攻められてつまらない展開にした」と語る木村王位の言葉に、胸がジーンとする。やはり彼も、一流の棋士だと思う。将棋には「感想戦」があり、勝敗が決した後ですべての手を再現しながらその良し悪しを検討する。これを毎回続けることで強くもなるのだろうが、それよりも人格の陶冶につながるのだう。だから、強い棋士には品格が備わってくるのかもしれない。(人によるし、必ずしもそうなるとは限らないだろうけれど)将棋に限らず、何か失敗した時やうまくいかなかったときに、自分の弱点や間違っていることを正面から受け止めて、次への糧にできる人は必ず成長する。負けや失敗を他人のせいにしたり、その現実を認めない人は、悪循環にはまりやすい。そんなことも考えさせられている。お盆の帰省、西村担当相「国民それぞれ判断を」 分科会は感染防止徹底提言8/5(水) 20:08配信新型コロナウィルスがどのような性格なのか次第に明らかになってきた今、帰省や旅行、外出や外食などもそれぞれが判断するのが当然だろう。うがいが感染防止に効果があるとの大阪府知事の発言で、うがい薬の買い占めなんてニュースを見るとがっくりする。エライ人の言葉に右往左往するのはやめた方がいい。それにしても、コロナ騒動が始まった頃にどうして「手洗いとうがい」をセットで推奨しないのかと不思議だった。その時にうがい効果について調べたら、うがいは予防にあまり意味がないという記事を読んだ記憶がある。その時、「うーん、それでは今まで風邪やインフルエンザ予防に『外出後のうがい、手洗い推奨』は何だったのだ?」と思ったものだ。だから、今回の話もちょっと斜めに見てしまう。エライ人から言われることを鵜呑みにするのではなく、自分の生活や体調を考え、自分で判断することが当たり前だろうと思う。これからは、感染者はどんどん増えるはずだ。重症化していない、あるいは症状が出ていない感染者は、私の身近にもいるのだろうと思った方がいい。政府にやってほしいことは、「検査をしたい」と思った時にすぐに可能な検査体制だ。感染が確認された時に、安心して隔離施設(病院やホテル)に入れる体制だ。重症化した時に適切に治療を受けることが出来る医療体制だ。どうかよろしくお願いします。レバノン非常事態宣言、ベイルート爆発受け 死者135人に8/6(木) 0:46配信「脱法体質」も背景か 化学物質保管の経緯不明 レバノンの大規模爆発8/6(木) 7:24配信昨日のレバノンの大爆発の映像を見た時は、本当に驚いた。どうしてこんな爆発を起こすようなものが大量にかつ杜撰に保有されていたのか。「レバノン特有の脱法体質」って、何なのだ。よくわからないだけにとても怖ろしい。
2020年08月06日
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照ノ富士の見事な復活優勝には、私も感動した。これから彼がどのような相撲人生を歩むのかわからないが、彼のことを忘れないように記事を残しておこう。照ノ富士 復活V~元大関が味わった序二段での屈辱8/4(火) 11:30配信 話題のアスリートの隠された物語を探る「スポーツアナザーストーリー」。今回は、8月2日に5年ぶりに幕内で復活優勝を遂げた、照ノ富士関にまつわるエピソードを取り上げる。「こうやって笑える日が来ると信じてやって来た。一所懸命やれば、いいことがあるんだと思った」(照ノ富士、優勝力士インタビューにて)8月2日に東京・両国国技館で千秋楽を迎えた、大相撲7月場所。初日から10連勝で快調にトップを走っていた横綱・白鵬が、11日目から連敗。ヒザを痛め途中休場というアクシデントがあり、ならば新大関・朝乃山の優勝か……と思われましたが、そこに待ったをかけたのが、東前頭17枚目の元大関・照ノ富士でした。13日目に朝乃山との1敗対決を制し、単独トップに立った照ノ富士。14日目に関脇・正代に敗れましたが、直後に朝乃山も敗れたため、単独トップを維持。千秋楽に敗れると3力士による決定戦でしたが、関脇・御嶽海を寄り切って、みごと13勝2敗で優勝を決めました。照ノ富士が賜杯を手にするのは2度目で、2015年の夏場所以来、実に5年ぶりのことです。初優勝の際、照ノ富士は関脇2場所目で「平成生まれ力士の初V」でもありました。この優勝で照ノ富士は大関に昇進。スピード出世を重ねていたこともあり、「綱を張るのも時間の問題」とみられていました。ところが……左ヒザに抱えていた古傷が悪化。ケガが完治しないまま強行出場を重ねたのも裏目に出て、2017年、名古屋場所・秋場所を連続で途中休場。14場所務めた大関から陥落してしまいました。その後も、満足に稽古ができないまま出場しては途中休場を繰り返し、番付はついに十両へ……。また、糖尿病・肝炎にも悩まされるようになりました。さすがに本人も心が折れ、何度も引退を申し出たそうですが、師匠・伊勢ヶ濱親方(元横綱・旭富士)は、「まずは体を治せ。やめるのは、やれることをすべてやってからだ」と慰留。弟子がケガに負けたまま終わるような力士でないことを信じていたからです。実は、照ノ富士がモンゴルから来日したとき、最初に入門したのは間垣部屋でした(当時のシコ名は「若三勝」)。しかし間垣親方(元横綱・2代目若乃花)が病に倒れ、部屋が閉鎖されたため、2013年に伊勢ヶ濱部屋に移籍。十両に昇進すると、伊勢ヶ濱親方は自分の現役時代のシコ名「旭富士」の「富士」を取って、「照ノ富士」という新しいシコ名を付けてくれました。以後も、直接取った弟子と変わらぬ愛情を注いでくれた伊勢ヶ濱親方。そんな師匠の言葉に、照ノ富士も決断します。2018年の夏場所を途中休場した時点で、幕下陥落は確実になっていましたが、引退届ではなく休場届を提出。「どうせケガや病気は治さないといけない。まずは体を万全の状態に戻そう」と、4場所連続で全休に踏み切りました。この場合、全敗と同じ扱いになるため、番付はどんどん下がります。昨年(2019年)春場所の時点で、幕下→三段目を通り越し、ついに西序二段48枚目まで落ちましたが、照ノ富士は再び土俵に戻って来ました。優勝経験のある元大関が、こんな低い地位で相撲を取ること自体、前代未聞のことで、序二段の力士には送迎のタクシーもなく、付き人もいません。部屋の車に同乗して会場に向かい、ほとんど観客がいないなかで相撲を取る……口にはしませんが、角界のトップクラスにいた照ノ富士にとっては、精神的にかなりキツい状況だったと思います。そんな照ノ富士を支えていたのは、「もう1回、自分がどこまで通用するのか試したい」という思いでした。体調が回復し、稽古を再開。落ちていた筋肉が再び戻って来るのを見ていると、モンゴルから来日して、何とか体を大きくしようと頑張っていた若いころを思い出したそうです。「そうか、番付を上げて行く楽しみを、もう一度味わえるじゃないか」……これぞ、究極のポジティブシンキングです。番付が下がったことで、大関時代にチヤホヤしてくれた一部のタニマチ(後援者)は離れて行きましたが、残ったタニマチは「どんなに番付が下がろうと応援するよ」と、変わらず支援を続けてくれました。人の優しさを知ったことで、本人が「イケイケだった」と言う大関時代とは違って、謙虚になれた照ノ富士。ドン底からのスピード復活は、故障が癒えたこともありますが、内面の成長も大きかったようです。生まれ変わろうと奮闘する照ノ富士を支えたのは、師匠だけではありません。伊勢ヶ濱部屋の仲間たちも日々、照ノ富士を励ましてくれました。兄弟子の安治川親方(元関脇・安美錦)もその1人。昨年引退した安治川親方は現役時代、長らく幕内の座を維持していましたが、十両に落ちても引退せず、故障と闘いながら、40歳まで相撲を取り続けました。「筋肉が落ちないように、体を動かせよ」と親身になってアドバイスしてくれた安治川親方。照ノ富士は「ケガをして、もう一度やろうと思ったのは、安美関(=安美錦)のおかげ」と感謝しています。そしてもう1人、今回の復活Vに貢献してくれたのが、同門の照強です。14日目、照ノ富士は正代に敗れ、朝乃山に2敗で並ばれてしまいましたが、続く結びの一番で、朝乃山に土を付けたのが照強でした。「前日の夜からずっと考えていた」という奇襲「足取り」で朝乃山に尻もちをつかせた照強。取組後のインタビューで、「照ノ富士関が負けたんで、もう一度単独首位に立たせてやろうと。実現できてよかった。自分の星どうこうより、援護射撃の気持ちが強かった」と興奮しながら語りました。かつて照ノ富士の付き人を務めていただけに、目の前で照ノ富士が負けて「絶対に勝つ!」と心に誓ったのでしょう。筆者もこの一番、国技館で観ていましたが、勝ち名乗りを受けるときの、照強の「やってやったぜ!」という顔が印象的でした。まさに「伊勢ヶ濱部屋ファミリー」の絆がつかんだV、と言えるでしょう。これで来場所、照ノ富士の番付は幕内上位になることが確実ですが、横綱・大関全員と対戦することになります。3日の会見で、「(今場所は)勢いに乗って勝った。もう少し鍛えないと来場所は厳しい」と語った照ノ富士。休む間もなく、5日からさっそく体を動かすと宣言しました。この復活Vは、照ノ富士にとってあくまで「通過点」。本来の地位は大関であり、師匠と同じく綱を張ったときこそが、本当の“恩返し”なのです。白鵬、朝乃山ら上位陣も黙っていないでしょうし、来場所がますます楽しみになりました。そして、観客を入れて15日間、無事に興行を終えた日本相撲協会、および関係各位に、深く感謝します。照ノ富士、“不死鳥”の優勝を支えたのは、白鵬から受けた12年前の仕打ち8/3(月) 11:25配信デイリー新潮こんなことがあったんだ…。とにかく、また怪我をしないように十分に気をつけながら頑張ってほしいと願っている。
2020年08月04日
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布マスク8千万枚配布へ 介護施設対象、厚労省共同通信 / 2020年7月28日 0時0分 新型コロナウイルスの感染拡大防止策として、政府が布マスク約8千万枚を7月下旬から介護施設などに配ることが27日、厚生労働省への取材で分かった。春から続く布マスク配布事業の一環で、9月までの配布完了を目指している。 厚労省によると、対象は介護施設や障害者施設、児童施設、幼稚園、保育所などで、職員や利用者が使うことを想定。4月から約2千万枚、6月から約4千万枚を配布しており、今回は第3弾に当たる。「アベノマスク」とやゆされた全世帯向けとは別の事業だが、素材や形状は同じだ。まだ配るって?!信じられないとしか言いようがない。ALS嘱託殺人で医師2人逮捕、「安楽死」の議論や法整備はなぜ進まないのか7/28(火) 6:01配信 年配の読者なら、故・手塚治虫氏の代表的作品「ブラック・ジャック」に登場するドクター・キリコを思い浮かべた方も多いのではないだろうか。京都府警捜査1課は23日、難病に指定されている筋萎縮性側索硬化症(ALS)の女性患者に薬物を投与して死亡させたとして、医師2人を嘱託殺人の疑いで逮捕した。この事件は、医師が依頼されて報酬を受け取り、苦痛を伴わずに患者を死に至らしめる「安楽死」だったとされる。過去にも終末期医療などを巡る同様の事件が明るみになり、そのたびに「治療か尊厳死か」が取り沙汰されるが、ほとんど議論されることはなく、法整備も進まないのが現状だ。(事件ジャーナリスト 戸田一法)● 安楽死の報酬は130万円 逮捕・送検されたのは、ともに医師でクリニックを経営する仙台市泉区の大久保愉一容疑者(42)と、東京都港区の山本直樹容疑者(43)。 逮捕容疑は共謀して昨年11月30日午後5時半ごろ、ALS患者の林優里さん(当時51)に依頼され、京都市中京区にある林さんの自宅マンションで致死量の薬物を投与して殺害した疑い。 全国紙社会部デスクによると、林さんは2011年、ALSを発症。18年4月にツイッターアカウントを開設し、同年12月ごろに大久保容疑者とやりとりが始まった。 19年1月に安楽死を希望する林さんのツイートに、大久保容疑者が「訴追されないならお手伝いしたい」と返信していた。 同年11月30日、両容疑者が別々の新幹線で京都市に到着し、市内のホテルで合流。午後5時20分ごろ、林さんのマンションを訪れてヘルパーと対面し、知人を名乗って訪問記録に偽名を記載したという。 両容疑者がマンションに滞在したのは約10分。別室にいたヘルパーが部屋に戻ると林さんは意識不明の状態で、午後8時19分、搬送先の病院で死亡が宣告された。 林さんの遺体からは司法解剖の結果、鎮静作用がある「バルビツール酸系」の薬物が検出された。この薬物は脳の興奮を抑える作用があり、睡眠薬や抗てんかん薬、麻酔薬などに使用される。 即効性が高く、大量に投与すれば呼吸を抑制し死に至る。欧米では合法的な安楽死や死刑執行に使われている。 林さんはチューブを通して胃に直接栄養を送る「胃ろう」で生命を維持。遺体に注射痕などはなかったことから、胃ろうから致死量の薬物を投与されたとみられる。 両容疑者は当日、そのまま京都市を離れた。安楽死の報酬は130万円。林さんから山本容疑者の口座に振り込まれていた。● 被害者と容疑者の接点 ALSは全身の筋肉が萎縮し徐々に衰える神経変性疾患の難病で、有効な治療法は確立されていない。日本では1974年に特定疾患に認定された。 れいわ新選組の舩後靖彦参院議員、元衆院議員で医療法人徳洲会を設立した徳田虎雄氏もALSで、国内の患者数は約1万人といわれる。 林さんは東京で建築関係の仕事をしていた11年にALSと告知され、京都市の実家に戻った。その後、マンションを借りて一人で暮らしていたが、発声できなくなり、食事も困難に。 障害福祉サービスの「重度訪問介護」を利用し、京都市から派遣されるヘルパーが24時間態勢で胃ろうでの栄養摂取や排せつなどのケアをしてきた。 一方で、事件当時も瞳の動きで操作できるパソコンでSNSに投稿するなど、コミュニケーションは可能だった。(後略)このニュースはとても気になっていたが、どうも自分の気持ちが整理できない状態が続いている。このような病と闘う人の気持ちは、その状況にない人には本当にはわかりようがない。また、病と向き合う人もそれぞれだから、安楽死を望む人もあるだろうが、そうではない人もいるだろう。私ならどう考えるのだろうかと思ってみるが、やはり実感のない想像力では無責任な意見になりそうな気がする。今は、同じ病の舩後靖彦参院議員の言葉を支持したいと思っている。「生きる権利」守る社会に ALSのれいわ舩後氏―医師嘱託殺人 筋萎縮性側索硬化症(ALS)を患うれいわ新選組の舩後靖彦参院議員は23日、ALS患者の女性が殺害された事件について「『死ぬ権利』よりも『生きる権利』を守る社会にしていくことが大切だ」と訴えるコメントを公表した。 舩後氏は、殺害を依頼したとされる女性の行動に理解を示す反応がインターネット上などに出ていることを指摘。「こうした考え方が、難病患者や重度障害者に『生きたい』と言いにくくさせる社会的圧力を形成していくことを危惧する」と強い懸念を示した。「Go To強行」の無残は、安倍政権のみならず全政治家に責任がある7/28(火) 6:01配信「Go To トラベル」が「Go To トラブル」にしか聞こえなくて困っている私である。これから日本での感染者がどのように広がっていくのか、素人の私にはよくわからないが、はっきりしているのは医療や福祉業界では限界に近い状況になっているというこだ。これから日本社会がどのように推移してゆくのか、私には明るい未来が見えなくて困っている。ところで、最近のニュースでコロナ関係では、西村経済再生担当大臣の顔しか見えないが、加藤厚生労働大臣は何をやっているんでしょうか。
2020年07月28日
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17歳の棋聖が誕生した。将棋のことはまったくわからない私も、藤井さんが話題になってから彼の動向には注目するようになった。北海道での二日間にわたる木村王位との対局を制し、一日明けただけでの昨日の対局。棋士って、こんなハードスケジュールをこなすのかとビックリしている。コロナのためにスケジュールが詰まってしまったのだが、そんな中を疲れも見せずに棋聖のタイトルを取った藤井君は、本当に大したものだと思う。もうすっかり和服にもなじみ、その落ち着きには風格さえ感じられる。彼は本当に17歳なのか?とにかく、あまり楽しい話題のない昨今、爽やかな風を感じるニュースだし、これからの長い棋士人生の大きなスタートといえるだろうし、将棋の歴史に残る人になるのだろうから、記録のために残しておこう。藤井聡太棋聖 一夜明け会見全文「将棋は難しいゲーム。まだ分からないばかりなので探究心を」7/17(金) 9:47配信 スポーツ報知 将棋の藤井聡太棋聖(17)が17日午前、史上最年少タイトル獲得から一夜が明け、大阪市の関西将棋会館で行われた会見に臨んだ。 以下、一問一答全文。 ―一夜明けて、あらためて棋聖獲得の感想を。 「まだ棋聖獲得について実感はないですけど、これから徐々に実感する場面が増えてくるのかなと思います。渡辺先生と5番勝負を戦えたことは自分にとって良い経験になったのかなと思います」 ―家族に連絡は。 「電話で家族に報告しまして、喜んでもらえました。まあ…でも結果は知っているのかなと思いますので、自分からは特に何も(笑)。母には『よかったね』と言ってもらいました」 ―師匠とも話を? 「昨日の会見に同席してもらいましたけど、喜んでもらいましたし、竜王戦で師弟戦(藤井棋聖の勝利)があったんですけど、竜王戦も頑張ってね、と言われました」 ―色紙に「探究」と揮毫した思いは。 「タイトルを獲得できましたけど、将棋は難しいゲームです。この立場になってもまだまだ分からないばかりだと思いますので、これからも探究心を持って盤上に臨みたいという思いを込めました」 ―棋聖と呼ばれて。 「慣れない感じはしますけど、これからタイトルホルダーとしての立ち居振る舞いなども勉強していけたらと思っています」 ―5人目の中学生棋士としてのタイトル獲得に得て 「そのことについてはあまり…自分としては意識していなかったですけど、過去に中学生棋士になられた先生は素晴らしい実績を残された方ばかりですので少しでも近づけたのはよかったなとは思います。これからも先輩方の姿勢を見て、自分としても成長できたらなと思います」 ―17歳でのタイトルは早かったか遅かったか。 「棋士になった段階で、タイトルを目指していたんですけど、なかなか遠いものでもあったので。棋士になってからの3年半で経験で成長できたことが今回の結果につながったのかなとは感じています」 ―王位戦(木村一基王位に挑戦中で2勝0敗とリード)では次局から棋聖として指すことになる。 「ここまで王位戦を2局指して、木村王位の力強い指してに苦しめられる場面も多かったので、そのあたりを反省して第3局以降、良い内容の将棋を指せたらと思います」 ―将棋を指す上で、相手は関係がないという印象も受ける。 「将棋は盤上を通したコミュニケーションという面があります。直接的ではないかもしれませんけど、相手の指し手を見て、対局者によってそれぞれいろいろな発見があるのかなと思います」 ―どこがいちばん成長した部分と思いますか? 「プロになってからトップ棋士の方と対戦することができて、自分の課題を見つけることができたと思います。中盤の指し回しなどはデビュー当時から比べると成長できたのかなと思います」 ―将棋をしている子供たちへのメッセージを。 「自分としては夢中に取り組んで来たのがここまでにつながったと感じているので。好きなことに全力で取り組むことを大切にしてほしいなと思います」 ―タイトル戦が続くが、大勝負に向けての思いは。 「棋聖戦でも王位戦でも。渡辺先生、木村先生に番勝負で教われるのは貴重な機会。シリーズを通して成長したい思いはありました」 ―今後の課題は。 「自分の将棋はまだまだ課題が多いかなと思っているので、どのような局面でも最善に近づけるような対応力を伸ばしていきたいなと思っています」 ―昨日の将棋について、△3八銀の局面のあたりが決め手に。 「中盤は渡辺先生に厳しく攻められました。(△3八銀の局面は)受けに回る手もあったと思いましたけど、うまく受かる手が見えなかったので、先手玉に嫌味をつけて勝負できればというふうに考えていました」彼の師匠の杉本八段との出会いは、藤井棋聖の才能を最大限に開花させることになったのではないかと思う。次の記事を読みながら、心がとても温かくなった。師匠の杉本昌隆八段、藤井新棋聖を祝福「指導はクリームソーダの飲み方ぐらい」特別メッセージ寄せる7/17(金) 7:00配信 聡太君、藤井七段、新棋聖おめでとう―。藤井聡太新棋聖(17)の史上最年少タイトル獲得を受け、師匠の杉本昌隆八段(51)がスポーツ報知に特別メッセージを寄せた。小学1年時に出会い、小4からは師匠として天才の成長を見守り、支えてきた。クリームソーダの思い出、師弟戦での感情、将来への期待まで思いを語った。 出会った日のことは今もよく覚えています。藤井新棋聖はまだ1年生で、4枚落ち(上位者が飛車角香なしで戦うハンデ戦)で指しました。でも、駒に躍動感があって派手な大技を狙ってくる。必ず一局に一手は私も気がつかない手を指す子でした。幼稚園時代の(同じ愛知県出身の)豊島(将之)さん(現竜王・名人)を見た時と似ていた。とにかく正確に指す豊島さんとタイプは違いますけど、衝撃は似ていました。 4年生の夏、奨励会を受験する前、お母さんと彼に呼ばれて「コメダ珈琲」に行ったんです。お母さんは藤井に「ホラ、自分で直接言いなさい」と…。何を頼まれるかは分かっていましたけど、藤井は「奨励会試験を受けたいので…弟子にしてください」と言ってくれました。緊張した様子で目も合わせられずに。 師匠になることが決まって、私とお母さんが頼んだアイスコーヒーと藤井のクリームソーダが運ばれてきた。すると、藤井はいきなりアイスをブクブク沈めようとするんです。お母さんが注意しようとしたので、私は「お母さん、もう私が師匠ですので」と制し「いいか藤井、いきなりアイスを沈めるとあふれちゃうだろう。アイスを食べるか、ソーダを飲むかしないとダメだ」と指導しました。思えば、私が彼に教えられた数少ないことのひとつです。 師匠になることは、出会った時からずっと意識していました。あまりに大きく、自分には理解のできない才能ですから、育て上げられるのかという心の葛藤はありました。藤井が憧れている谷川浩司九段にお願いしようかとも考えましたし、まだ10代の豊島さんにも冗談半分で「すごい子がいるんだけど、師匠に興味ない?」とも言いました。「いや、杉本先生が師匠になられるのがいいと思います」と言ってくれましたけど。 過去に2度、師弟戦に臨みました。2018年の最初の時は追憶の時間でした。一緒に東京まで武者修行に向かったこと、一緒にラーメンを食べに行ったこと…。 先月の2度目は竜王戦3組決勝という大舞台だったので、完全にライバルとして戦いました。でも途中、彼が広げた扇子に私の揮毫(きごう)「不撓(ふとう)不屈」の文字が見えた時、師匠としての感情が生まれました。彼は何も考えていなかっただけかもしれないですけど…。 藤井新棋聖がどんな棋士になっていくか。少なくとも複数タイトルを数十年にわたって保持する存在にはなると思います。 出会ってからの10年で全て変わったように、10年後には藤井も結婚していたりするかもしれないけど、今のマイペースなところは変わらないと思います。 羽生(善治)さんは第一人者になってから他業界の方々と対談したり、チェスなどいろんな文化に興味を持って、棋士の存在を世間に広めてくださいました。藤井は同じようなタイプ…にはならないと思います。今のまま、将棋一筋に生きていく姿を思い描いています。(将棋棋士八段)
2020年07月17日
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東京都は日本の首都なのだから、一応結果を記録しておくことにする。小池百合子氏圧勝で再選 都知事選挙 任期満了に伴う都知事選挙は5日投開票され、無所属で現職の小池百合子氏(67)が有効投票の約6割を獲得し圧勝、再選を果たした。投票率は55%。前回より4.73ポイント低かった。 小池氏は366万票を獲得。一方、立憲、共産、社民の支援を受けて挑んだ無所属新人の宇都宮健児氏(73)は84万票にとどまり、れいわ新選組の新人で元参院議員の山本太郎氏(45)も65万票に、熊本県元副知事で日本維新の会から推薦を受けて挑んだ無所属新人の小野泰輔氏(46)も61万票にとどまった。今回の選挙には22人が立候補していた。 小池氏はコロナ対策へ医療機関への支援や第2波に備えた補正予算への取り組みを述べるとともに、東京オリンピック・パラリンピックについては規模を縮小・簡素化する方針を示している。 都知事を巡っては第18代都知事の猪瀬直樹氏が徳洲会グループからの不透明な借入金問題で辞任、次いで当選した19代都知事・舛添要一前都知事も政治と金を巡る公私混同疑惑で辞任に追い込まれるなどしていた。小池氏には政治と金を巡るスキャンダルもなく、コロナ対応、東京オリンピック・パラリンピックへの対応などを踏まえ、都民の間にトップを変えるより続投させるべきとの考えが働いたとみられる。 立憲民主党の長妻昭選対委員長は「力が及ばなかったことを深くお詫びいたします」と陳謝したうえで「敗因を分析した上で、今回の都知事選挙で培った、市民と野党各党との協力体制を財産とし『お互い様に支え合う社会実現のため』来るべき総選挙に備える」とする談話を発表した。(編集担当:森高龍二)22人も立候補した上に、高齢者の部類になる宇都宮氏が立憲、共産、社民が推していると知った時点で、もう小池さんだろうと思ってしまった。さらに山本太郎氏が立候補では、野党側は小池さんへの批判票にもならないだろうとは、部外者の多くは感じていたのではないか。小池さんは直前に出版された「女帝」での色々な批判ネタも、それこそ女帝には何の影響も与えなかったらしい。私はこの本は読んではいないし読む気もないが、「出る杭は打たれるが出すぎた杭は打たれない」という言葉を思い出してしまった。私はまともな女性政治家がもっと増えてほしいと願っているが、男社会の真似はしないでほしいとも願っている。その意味で、小池さんにはまっすぐに正直に頑張ってほしいと願うのみ。今までのことは仕方がないが、これからは自分の中の弱さやコンプレックスを認めつつ、それらを抱えて生きている人々への優しさを、もっと前面に出していって欲しいと願うばかりだ。7日の天気 全国的に雨や雷雨 九州は土砂災害などに最大級の警戒をまだまだ九州や西日本を中心に豪雨が続いているようだ。最終的にどれほどの被害になるのかと思うと、恐ろしい。これはもう、「梅雨前線」なんて生やさしいものではないし、このところ毎年のように各地で甚大な被害が起きている。本州は山間の集落や町が多い。これからの日本列島はどうなっていくのだろう。トランプ大統領の支持率低下、新型コロナ感染増加地域で顕著7/7(火) 10:16配信お願いだから、もっと下がってください。同時に、安倍内閣の支持率も下がって、仲良しのお二人そろって退陣してほしい。
2020年07月07日
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横田滋さん42年間の思い「娘に会いたい」かなわず[2020年6月5日20時33分]北朝鮮に拉致された横田めぐみさん=失踪当時(13)=の父で、拉致被害者家族会初代代表の横田滋(よこた・しげる)さんが5日午後2時57分、老衰のため死去した。87歳。徳島市出身。自宅は川崎市川崎区。葬儀・告別式は近親者のみで行う。 ◇ ◇ ◇13歳の姿のまま、心の中にいた最愛の娘。「めぐみちゃんに会いたい」。北朝鮮による拉致被害者横田めぐみさん=失踪当時(13)=の父滋さんは、妻早紀江さん(84)と共に救出運動の先頭に立ち続けた。2002年の日朝首脳会談、14年の「再調査」合意、18年6月の米朝首脳会談-。期待と焦燥感を繰り返し42年余り。再会はついにかなわなかった。「これからはおしゃれに気を付けてね」。滋さんが45歳となった誕生日、めぐみさんは小遣いで買ったくしをプレゼントした。失踪はその翌日だった。最初の19年間は事件か事故かも分からなかった。1997年、北朝鮮による拉致疑惑が浮上し、家族会を結成して代表に就いた。当時は懐疑的な人が多く、救出を呼び掛ける署名活動は冷たくあしらわれた。節目は02年、日朝首脳会談で北朝鮮が拉致を認め、一躍注目の的になった。このときの記者会見。普段は冷静で温和な滋さんが、めぐみさんを「死亡」とした北朝鮮の説明に対し、「信じることができない」と号泣した。全国各地を飛び回り、年に数十回の講演をこなした。しかし、進展がないまま時間だけが経過。拉致から30年となる07年11月「75歳となるのを機に代表を退任したい」と希望し、飯塚繁雄さん(81)に引き継いだ。14年1月に拉致被害者松木薫さん=同(26)=の母スナヨさんが92歳で亡くなると、自身の高齢を身に染みて感じたという。「われわれもそういう年齢になっている」。同年3月、めぐみさんの娘キム・ウンギョンさん(32)に会うため、モンゴルへ向かった。ひ孫を抱くこともできた。だが、最愛の娘とは会えないまま。足腰が弱り、14年末ごろから集会などに参加しなくなった。早紀江さんに腕を抱えられ、リハビリ施設に通う際も「めぐみちゃんに会いたい」と言い続けた。(共同)安倍首相、拉致進展なく「断腸の思い」 横田滋さん死去で6/5(金) 20:19配信私には、安倍首相にはこの件で本気にやる気があるように感じることが出来なかった。それでも安倍首相にお願いするしかない立場の被害者家族を見るたびに、やりきれない思いだけがあった。横田滋さんや先に逝ってしまわれた被害者のご家族は、あちらの世界から力を合わせて地上に働きかけてくださいという気持ちである。
2020年06月06日
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藤井聡太七段 最年少タイトル挑戦決め「前に進めたなと思っている」 将棋の渡辺明棋聖(36=棋王・王将)への挑戦権を懸けた第91期ヒューリック杯棋聖戦決勝トーナメントの挑戦者決定戦(決勝)が4日、東京・渋谷の将棋会館で開催され、藤井聡太七段(17)と永瀬拓矢二冠(27=叡王・王座)が対局した。 10時に始まった対局は19時46分に終局。結果は100手で藤井七段が勝利し渡辺棋聖への挑戦権を獲得した。 終局後の会見で藤井七段は「今日は集中しようと思って臨んだ。普段通りに指したつもりだったが、永瀬二冠に踏み込まれて激しい戦いになった」と振り返った。 8日に棋聖戦五番勝負が開幕する。その時、藤井七段は17歳10か月20日で、1989年に屋敷伸之四段(現九段)が棋聖戦に登場した時の17歳10か月24日を4日上回ることとなり、史上最年少記録の更新となる。 次の対局相手となる渡辺棋聖について聞かれた藤井七段は「攻めが鋭い将棋。最近特に充実されているなと感じている」と語った。 また、タイトル戦については「一つの最高の舞台かなという印象。まだタイトル戦に挑戦するという実感が湧かない」と話し、「これまでは、タイトル戦まで行けなかったので、それを今回達成できて前に進めたなと思っている。得た機会をしっかり生かしたい。5番勝負を通して自分も成長することができたら」と意気込んだ。私は将棋にさほどの興味はないし、将棋もまったくできない。それでも、藤井聡太さんの快進撃や師弟関係については、注目を浴び始めたころから知っているので応援せずにはいられない。随分前から知っている気がするけれど、彼はまだ17歳なのだ。そういえば、羽生善治さんが出てきたときも息子と同じような年頃なので応援していたっけ。藤井さんは孫と同じ年頃だ。まだまだ成長するのだろうと思うと、とても楽しみである。
2020年06月05日
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ここまでひどいとは…。道や札幌市の対応は遅すぎる。「陰性の父を助けられず」娘苦悩 85人感染の札幌・アカシアハイツ05/17 05:00 北海道新聞 新型コロナウイルスが集団感染した札幌市の介護老人保健施設「茨戸アカシアハイツ」。感染者は16日までに入所者64人、職員21人の計85人に上り、感染した入所者の多くは施設内にとどまる。行政が対応に苦慮する間にも、入所者の安否に苦悩する家族がおり、人員不足に追い詰められる職員たちがいる。今、何が起きているのか。 「助け出せなくて、本当に申し訳なくて…」。父親が施設で暮らす女性は絞り出すように言った。 施設によると、16日現在、施設内には入所者が71人おり、このうち40人が検査で陽性と判定されている。 女性は4月下旬、父親が検査で陰性だったと施設から連絡を受けた。陽性の入所者は2階に隔離され、父親は今も1階の4人部屋で暮らす。「なぜ、同じ施設に」との思いは消えない。 道のホームページ(HP)で、日々増え続ける施設の感染状況を確認。「いつ父の『陽性』連絡が来るか」とおびえながら暮らしてきたが、「泣き疲れ、苦しくて」、開けなくなった。 数日前、母はようやく、父と電話で話すことができた。口数の少ない父は「もう、しっちゃか、めっちゃかだ」と言い、心配する母には「大丈夫だ」とも。 女性は思う。「どんな対応が正解か、答えはないんだ」と。それでも「必死に頑張る職員の方や家族が、少しでも希望を持てるような、対策や言葉を聞かせてほしい」と願う。一人でも多くの命を救うために―。■患者移せずコロナ拡大 札幌市は最初の感染者が報告された先月下旬から、施設で療養させる方針をとり続けた。秋元克広市長は会見などで「介護が必要な方を入院させられる医療機関が非常に少ないのが現状」と強調。感染が拡大した4月下旬から5月上旬は市内の病床が逼迫(ひっぱく)していたことも挙げ、「施設で医療体制を維持し、介護サービスを受けてもらうことが良いと判断した」と釈明した。 市は医師を施設に派遣し、国のクラスター対策班も感染防止策を指導した。だが施設は4人部屋が大半で、防止策は「カーテンを閉めるくらいしかできない」(施設関係者)。その後も感染は広がり続け、市保健所は「結果的にうまくいかない部分があった」と認める。■人手不足 食事は2回 「まるで戦場のような状況だ」。施設を運営する社会福祉法人札幌恵友会の幹部は言う。これまで介護士40人、看護師10人ほどが勤務していたが、感染や退職で看護師は全員不在に。現在は、札幌市から派遣された看護師ら計4人で対応し、介護士も通常の3分の1だ。 人手不足から、入所者の食事は3回から昼夜2回に減らした。感染を広げないため、2週間以上風呂にも入れない状況が続く。感染を恐れ、車中で寝泊まりする介護士もいる。施設で亡くなった入所者は11人。幹部は「入所者が衰弱していくのに、できることは限られる。介護士の精神的負担も計り知れない」と嘆く。■必死に介護 「もう限界」 ある介護士は、感染が怖くて「逃げたい」と思ったことがあるという。だが、周囲で職員が次々感染する中、「自分まで抜けたら誰が入所者のお世話をするのか」と踏ん張ってきた。「みんな必死にやっているが、もう限界。感染者の入院が難しいなら、せめて医師や看護師を増やし、病院並みの態勢をとってほしい」 市は、陰性の入所者を別の施設に移す検討に入り、16日には施設内に対策本部を設置。法人もHPで全国に向け、介護士や寄付の募集を始める。助言のため、4日に施設に入った北海道医療大の塚本容子教授は「医師や看護師を施設に派遣する手法が最も現実的だが、対応を施設任せにしすぎてきた。市は派遣態勢を改めて検討し、介護士の確保も主導すべきだ」と話す。(五十嵐俊介、川崎学、斉藤千絵)
2020年05月17日
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もう「国難」なのだからいちいち政府のやることに文句を言いたくないが、こんな記事を読むとやっぱり文句を言いたくなる。安倍首相肝いり「布マスク2枚」の予算は報道の2倍「466億円」! 一方、30万円給付や中小企業支援は申請方法や窓口も未定 2020.04.09 07:24 リテラ「全世帯にマスク二枚」なんて馬鹿なことは中止になるのではと思っていたが、やっぱりやるんですね。安倍首相「108兆円経済対策」は詐欺だ! 30万円現金給付の説明も嘘だらけ、月収9万円に落ちても資格なし、支払いも夏以降の可能性 2020.04.08 09:46日本の「給付、補助金、助成金」は全て申請主義である。さらに、行政の方から「貴方は申請の資格がありますから、ぜひ申請してください」なんてお知らせは決して来ない。申請したい人や組織は、それらの情報を自分で調べて煩雑な申請書を書いて提出し、その申請書の細々したところをチェックされて時には書き直しをさせられて、何とか通った暁にやっとお金が届く。緊急事態なのだから、確定申告とかマイナンバーなどの情報を活用して、とっととお金が届くようにしてあげてください。今のままでは、コロナ失業、コロナ破産、ひいてはコロナ関連自殺が増えることでしょう。それに、どう考えたってお金は足りないはずだから、まずは国会議員の給料などをガッツリ削減してください。スピード感削ぐ国・都対立 休業要請で溝、野党は批判 緊急事態宣言4/10(金) 7:15配信 このような時こそ、政権の覚悟と勇気ある決断が必要だが、気の小さい安倍首相にはそれができない。類は友を呼ぶお友達ばかりの政治家たちもしかりだ。悲しくなる。今は感染者が急増している地域では、ひょっとすると医療崩壊に近い状態かもしれない。私達にできることがあれば教えてほしいと思う。まずは、自分が感染者とならないことが一番なのだけど。
2020年04月10日
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新型コロナウィルスは次第に日本中に感染を広げて、昨日は「緊急事態宣言」も出ました。それに伴い、まだ感染が拡大している地域では学校の休校が続くようです。今朝、ネットで下記の記事を見つけました。 休校長期化、見えづらいSOS 子どもの心のケア急務 コロナ疲れ深刻化の恐れも4/7(火) 18:52配信 毎日新聞 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で休校がさらに続く地域もあれば、再開する自治体もあり、対応が分かれているが、急務となっているのが子どもの心のケアだ。【新型コロナウイルス 国内感染の状況】 「東日本大震災の後、被災地で不登校の子が増えた。その状況と同じだと思う」。不登校の専門紙「不登校新聞」編集長、石井志昂さん(38)は今、こんな危機感を抱いている。 都市部を中心に感染拡大の収束が見えない。「大人も抱いている先行きへの不安が子どもに伝わるだけでなく、大人自身も子どものSOSが見えづらくなっている」と石井さんは言う。 SNS(ネット交流サービス)では、子どもに登校日と同じタイムスケジュールで過ごさせようと“奮闘”する親の姿もみられるが、「子どもが不登校になった場合にもありがちだが、お互い疲れてしまってうまくいかない。休校がさらに長期化すれば『コロナ疲れ』は一層深刻化する」と懸念を口にする。 学校を再開する地域でも注意が必要だ。長期休み明けは子どもの自殺が増える傾向にある。 政府がまとめた自殺対策白書によると、18歳以下の自殺者数は夏休み明けの9月1日が最も多く、春休みや大型連休(ゴールデンウイーク)など長期休業明け直後に増える。 長野県小諸市を拠点に活動する「小諸登校拒否・不登校・ひきこもりに学ぶ親の会『はじめのいっぽ』」世話人を務める元小学校教員の小山優子さん(66)は「年度替わりは進学やクラス替えなどで重圧がかかりやすい上、一斉休校でストレスなどを抱えている子もいるはず。そこに大きな負荷を課せば、心身が疲れ切ってしまう。少しずつ学校生活に慣らしていく工夫が必要だ」と気を配るよう訴える。 筑波大の太刀川弘和教授(災害・地域精神医学)は「子どもたちにとって先が見えない非常事態。感染リスクから再開に不安を感じる子どもも多いだろう。学校関係者や保護者はできる限り規則正しい生活が送れるように工夫し、『いつか収束する。一緒に頑張ろう』と伝え続けて不安を取り除く必要がある」と指摘する。【千脇康平、田中理知、大久保昂】 この新型コロナウィルス感染の長期化は、大変なことや危機的なことも沢山ありますが、ものごとには必ずプラスとマイナスがあるものです。このような時こそ、できるだけプラス面を大切にして、今後の私たちの意識や生活に役立てたいものだと思います。私は、今回の長期休校で大人たちが学ばなくてはいけないことは、「学校に行くことよりも命や健康の方が重要だ」ということです。「健康を損なわずにいれば、きっと何とかなるさ」と子どもに伝えることです。 今までも、日本では大変なことが数多くありました。現代の大人が体験しただけでも、阪神淡路大震災、東北大震災、各地の集中豪雨などの自然災害などなど、その地域の人には立ち直れないように思えるほどのことがありました。それでも生き残った多くの人たちは、辛いことを必死に乗り越えて今に至っているはずです。その途中で力尽きた人たちも多かったとは思いますが、生きるということはそのようなことだと思うのです。 人類の歴史の中では、感染症との戦いがどれほどあったことでしょう。それでも人間は、その都度見えないウィルスに立ち向かい、新しい薬の開発や衛生環境の改善で、次の世代への遺産を残してきたのです。 とにかく、生きること、命を大切にすることが、今の一番の仕事です。その後のことは、その時に必死に考えて行動しましょう。いつの時代も、弱い立場の老人や子供を守っていくのは元気な大人の役割です。そのためにも私たちは、自分の健康は自分で守らなくてはなりません。そして、弱い立場の人たちに心を寄せていきましょう。人を元気にするために一番必要なのは、周りの人に対する思いやりと親切です。そのことの大切さを実感できることも、今回のコロナ災害のプラス面かもしれませんよ。
2020年04月08日
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昨日一番びっくりしたニュースは、「マスクを各家庭に二枚配布する」という安倍首相の発言。布マスク2枚を全世帯配布 再来週から、品薄に対応04/01 22:27 更新 道新 安倍晋三首相は1日の新型コロナウイルス特措法に基づく政府対策本部で、再利用が可能な布マスクを全世帯に配布すると表明した。再来週以降、1住所当たり2枚ずつ、東京都など感染者の多い都道府県から順次届ける。新型コロナウイルスの影響で需要が急激に拡大し、店頭では依然として品薄で手に入りづらい状況が続いていることに対応する。 日本郵便が持つ全ての住所に配布するシステムを活用する。首相は布マスクは洗剤で洗うことで再利用できると指摘した。 政府関係者は感染が拡大している東京都から配布する方針だと明らかにした。今月中に都内での配布を終えたいとしている。先日の「お肉券」「お魚券」にも呆れたけれど、マスク二枚配布はもっと驚いた。と同時に、こんな発想しかできない政府は早々に見限らなくてはいけないとの思いを強くしている。退陣していただくのが一番いいのだが、そう簡単にはいかないのだろうから、ここからは政府が何といおうが自分たちの身を守るために自衛行動をするしかない。とりあえず、私はマスクなんかいらない。自分でハンカチを使った応急マスクがいくらでも作れる。マスク二枚を配布するというより、このことを積極的にPRしたらいいのに。それと、若者に注意喚起するなら、知事とか首相、感染症専門家の会見の時に、若者に絶大な人気のある人が同席したらいいのに。たとえば、若者に影響力のあるアーティストが「僕も今はコンサート自粛で耐えるから、みんなで一日も早くコロナをやっつけて、その時には盛大にコンサートをやりましょう!」と呼びかけたらいいんじゃないだろうか。誰がふさわしいのか私にはわからないが、そこは若い人たちの意見をちゃんと聞いてですが。どうしてそれができないのかと、私には不思議でならない。
2020年04月02日
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いよいよ東京周辺に火がついてしまった状態。オリンピックの一年程度の延期が決まり、やっと危機感を露わにしてきた小池都知事。一か月前に緊急事態宣言をした北海道は、それが功を奏したのかどうかはわからないが今のところ落ち着いている。北海道庁感染症のページ参照マスクは相変わらず不足状態ではあるが、色々な人やグループが手作りして対応している。今朝の新聞では、デイサービスの利用者の方たちが、新学期が始まる子どもたちのために、手作りマスクを作っているとの記事が出ていた。女性の利用者には、洋裁・和裁をしていた人たちがいるので、その人たちを中心に作っているのだそうだ。確かに、「昔取った杵柄」という言葉があるが、身についた技術は多少認知症があっても健在であることが多い。それに、「子どもたちの役に立てる」という喜びは、デイサービス利用をしている人たちの励みになるだろうし、ぼんやりしていた人もシャッキリとして、元気になるのではないか。本州はこれから大変なのだろうけれど、できればせっかく落ち着いている北海道に再度火がつかないことを祈る。北海道の観光業界も、インバウンドに依存していた面もあり、今はとても大変だ。小さな旅館や飲食店では、息の根を止められてしまうかもしれない。飲食店では、宅配&デリバリーサービスで何とかしのごうとしているお店も増えた。実際に、我が家でもまもなく東北方面の大学に帰る孫の送別会には、デリバリーのお寿司を使うことにしている。いつもなら、回転寿司が大好きな孫たちなのだけれど、今回は避けることにした。その回転寿司も、注文で握って回転テーブルで届く形が主になっているようだ。先日は息子一家は温泉に一泊したそうだが、やはり空いていてのんびりできたし、食事も部屋食だったのでとても良かったとか。「コロナ疲れ」といわれるようになっているらしいが、私達の生活は普段と変わらない。買い物も以前通りだし、その時だけはマスクをつけるけれど、歩くときは外している。帰宅してからの手洗い・うがいが習慣化したことは、とても良かったことでもある。経済対策のあれこれが言われているようだが、私はやはり、休業が即収入源につながる人たちの所得保障に集中してほしいと願っている。商品券などよりも、よほど安心感につながると思う。札幌新型コロナ経済対策掲示板『緊急在庫処分SOS!』 のようなサイトもある。それぞれが、自分が出来ることを頑張っている。このような時には、それしかない。「北海道の底力を見せましょう!」とは、緊急事態宣言の時に鈴木知事も発した言葉。昨日もテレビをつけていたら、そんなフレーズが聞こえた。道産子、それも三代くらい続く道産子はしぶとい。今は大変でも、きっといつかは何とかなる。何とかしのいで、命を失わないように辛抱しましょう。
2020年03月27日
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「蚊帳の外」回避 安倍首相からIOCに延期提案3/25(水) 7:00配信 日刊スポーツ 「完全な形」の東京オリンピック(五輪)が、1年後に延期された。安倍晋三首相は24日夜、延期検討に入った国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長と電話で会談。新型コロナウイルス感染拡大で年内開催を見送り、来年夏までの実施を目指すことを決めた。五輪が延期されるのは124年の歴史で初めて。26日にスタートを予定していた聖火リレーも中止となるが、大会名「TOKYO 2020」は変更せず、大会規模や参加人数、チケット、ボランティアなど大枠を変えないで開催を目指す。延期の提案は、日本側から行った。安倍首相が「おおむね1年程度を軸に検討していただきたい」とバッハ会長に要請、同会長から「100%同意する」と返答を得た。両者の間で「遅くとも21年夏までに開催する」ことを確認。会談を終えた同首相は「日本は開催国の責任をしっかりと果たしていきたい」と話した。急転だった。IOC、日本側ともに「予定通りの開催」を繰り返してきたが、ここ数日で状況は一変。各国オリンピック委員会や競技団体、選手から延期を求める声が噴出し、日本に対して「無責任だ」と非難もあがった。先手をとった延期提案は、開催国日本に対する各国や選手の信頼を取り戻す意味もあった。以下略とりあえず、開催国としての面目は保ったということでしょうか。とは言っても、その「東京」は感染者が急増。国内で新たに71人確認 東京が最多に 3/25(水) 5:50配信今まではオリンピック開催のことで頭が一杯だった小池都知事も、さすがにこれには危機感を抱いたのだろう。「このままだとロックダウンの可能性がある」とやらのたもうた。「ロックダウン」という単語は、小池知事には危機感を示す言葉なのだろうが、庶民にとってはどうなのだろう。どうして、私たち高齢者にも理解しやすい「都市感染爆発」「外出禁止」「移動禁止」なんて言葉に置き換えて説明しないんだろう。それとも、一番危機感が薄いと言われる若者たちには、ロックダウンは理解しやすい言葉なのだろうか。世情に疎い北海道のおばさんにはよくわかりません。それはともかく、このような状態の中で、一年後には新型コロナウィルスは制圧されて、世界の国の人たちが安心して日本に来ることが出来るようになっている保障はあるのだろうか。思えば、この東京オリンピックは誘致の時から嘘や誤魔化しが見え隠れしていた。「フクシマは完全にコントロールされています」という安倍首相の言葉にズッコケたことを、私は忘れることが出来ない。そんな誤魔化しに続いて、新国立競技場のデザイン変更(あれでどれだけの損失があったんだ?)ロゴマーク(エンブレム?)の変更、(あれは盗作疑惑だったっけ?)どんどん増え続ける予算や会場のトラブル、(トライアスロン水泳会場に大腸菌?)猛暑だからと競歩やマラソンを札幌に変更(猛暑なのは最初からわかっていただろうに)。私がパッと思い出すだけでもこんなケチというかトラブル続きなのだから、実際はまだまだ色々あるのではないだろうか。そして、直前になってのコロナウィルス騒動と一年程度の延期だそうだ。これまでに、どれだけの損失と犠牲が払われたのか、知りたいけど知るのも怖い。そんなオリンピックは、本当に一年の延期で無事成功ということになるのだろうか。これ以上の犠牲が出ないようにと祈るのみだ。(私は、最悪の連想までしてしまうけど、それは書くことも怖い)
2020年03月25日
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これから所要があるので、とりあえず記事だけメモ。近畿財務局職員を自殺に追い込んだ「森友公文書改ざん」は財務省・佐川局長だけの責任じゃない 事実上、安倍首相の指示だった2020.03.20 07:48 リテラ近畿財務局職員「遺書と手記」で麻生太郎財務相の答えが酷い! 財務省も赤木さんを“嘘つき”扱いの説明2020.03.21 12:18 リテラ
2020年03月22日
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もちろん、他の都府県もそれぞれ頑張っているはずですが、今回のコロナウィルス騒動で北海道でどのようにみんなが頑張ったかを忘れないように、覚書として書いておきます。感染リスク低い・ストレス発散…キャンプ場や動物園が活況読売新聞 / 2020年3月15日 12時9分 北海道内は14日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた鈴木知事の「緊急事態宣言」から3度目の週末を迎えた。 屋外活動の感染リスクの低さが周知されたことで、キャンプ場など外遊びの施設が活況を見せている。一方、外出を控えて「巣ごもり」する消費者をターゲットにした飲食店の持ち帰りサービスも人気だ。道民は、感染を防ぎつつ、ストレスをためない週末の過ごし方を模索しているようだ。 普段の土曜日は100組以上が訪れる北海道安平町のキャンプ場「ファミリーパーク追分」。緊急事態宣言直後の土曜日(2月29日)の来場者は60組に落ち込んだが、2度目の土曜日(3月7日)は181組と3倍に。14日は129組がテントを張ってアウトドアライフを楽しんだ。 鈴木知事は、緊急事態宣言後、最初の週末について一律の外出自粛を要請したが、2度目の週末に際しては、専門家の見解を踏まえ、「屋外や、人との接触が少ない活動は感染リスクが低い」と要請内容を緩和した。今週末に関してもこの方針を継続した。同キャンプ場の客足は、こうした対応を受けて回復傾向にあるとみられる。運営会社には最近、「営業しているか」という問い合わせが多数寄せられているという。 14日、長女(3)らを連れて家族4人で訪れた小樽市の男性会社員(28)は「緊急事態宣言後、週末は2度ともほとんど家に閉じこもっていて、子供がかわいそうだった。キャンプ場なら感染のリスクが低いと思って連れてきた」と笑顔だった。 札幌市の動物園「ノースサファリサッポロ」も、来園者数は公表していないが、緊急事態宣言後、初めての週末に比べて2度目の週末は来園者が倍近くに増えた。今週末は、さらに倍近くの人出が見込まれているという。担当者は「自宅に閉じこもるストレスに耐えかねて来園した人が多かったのかもしれない」と推測。ただ、「それでも例年の半分以下なので、厳しい状況には変わりはない」と語った。飲食持ち帰り 札幌で人気 「最近は感染を防ぐために外食を控えているが、ちょっとした外食気分を味わうことができるのでありがたい」。札幌・ススキノの居酒屋「博多うまかもん ぶあいそ 南3条店」で14日、持ち帰り用のもつ鍋の具材を購入した札幌市西区の30歳代の主婦は、そう顔をほころばせた。 同店では1月下旬以降、客足が徐々に遠のき、3月の売り上げは例年の半分に落ち込んでいるという。「外に出られなくてストレスをためている人が多いのでは」。もつやニラの真空パックに特製つゆを付けた2人分のセット(税込み2980円)を4日に発売したところ、容器が足りなくなるくらい売れた。家族向けに4人分買って行くお客が多いといい、佐藤竜太郎店長(36)は「予想をはるかに上回る売れ行き」と驚く。 9日から宅配を始めたのは、「スープカレー トレジャー」(札幌市)だ。客足の減少を受けて急きょ始めたため、バイクや自転車がなく、配達範囲は店舗の半径500メートル程度だが、担当者は「周辺の企業からも注文を受け、評判は上々」と喜んでいる。札幌商工会議所では下記のような取り組みが。新型コロナ経済対策掲示板『緊急在庫処分SOS!』 全国各地のデパート等で開催される予定だった物産展の中止で、在庫が大変なことになっているそうで、売り上げ回復のために開設したページです。もちろん、給食などができなくなってしまったので、そのための食品などもあるようです。また、コンビニや飲食店が、学童保育などの子ども達に格安でおにぎりやお弁当を提供する取り組みも各地でされているようです。会社などでは、子連れ出勤を認めて会社の一室を提供したりなどなど、様々なところで工夫や助け合いがされているニュースなどを見ると、ああ、まだ北海道は大丈夫かなあとホッとする気持ちになります。子ども達の体力向上のための活動をしている知人は、Facebookやツイッターなどで動画を使って、自宅でできるような運動を伝えたりしているとか。本来は教室でやっていることだけど、会場である体育館や会館が使用できないので、そんな工夫をしているようです。これは、私が聞いたことだけなので、きっと各地で色々な取り組みがされているのでしょう。ピンチを新しい取り組みへのきっかけにしているようで、とても嬉しいことです。子どもが外出していることに対して批判的なことをいう人もいるようですが、私のまわりの人たちはみんな、「今は核家族でじいちゃんばあちゃんと同居している家庭は少ないんだから、子どもは外で遊ばせたり、図書館だって利用させたらいいんだよ。高リスクの高齢者が行かなければいいだけなんだから」と言ってます。これには私も同感です。北海道の感染状況は、こちらで確認できます。これを見ると、検査数の約1割が感染者のようです。数字だけ見ると多いようですが、何とかふんばっているのかなと思いたいです。
2020年03月15日
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娘を性的虐待の男に逆転有罪 抵抗できない状態認定、名古屋03/12 16:46 更新 道新 2017年に愛知県で抵抗できない状態の19歳の実の娘に性的暴行を加えたとして、準強制性交罪に問われた被告の男(50)の控訴審判決で、名古屋高裁(堀内満裁判長)は12日、無罪とした一審名古屋地裁岡崎支部判決を破棄、娘が抵抗できない「抗拒不能」の状態だったと認め、懲役10年(求刑懲役10年)を言い渡した。 抗拒不能の状態だったかどうかが争点。昨年3月の一審判決は娘が中学2年ごろから性的虐待を受け続け、性交は意に反するものだったと認定する一方、抵抗し拒めた時期もあったなどとして、抗拒不能の状態だったとするには合理的な疑いが残ると判断していた。 支部判決を含め、昨年3月には女性の抵抗や男性の認識が争点になるなどした性被害を巡る事件で無罪判決が相次ぎ、性暴力をなくそうと訴える「フラワーデモ」が各地で開催されるきっかけとなった。 被告は17年8月に勤務先の会社で、9月にはホテルで抵抗できない状態に乗じ、娘に性的暴行をしたとして起訴された。被害女性のコメント全文 03/12 20:32 更新 道新 実の父親から性的暴行を受けた女性が逆転有罪判決を受けて出したコメントの全文は次の通り。 1、私は、実の父親からこのような被害を受けてとても悔しい気持ちでいっぱいです。「逃げようと思えば逃げられたんじゃないか。もっと早くに助けを求めたらこんな思いを長い間しなくて良かったんじゃないか」。そう周りに言われもしたし、そのように思われていたのは分かっています。 でも、どうしてもそれができなかった一番の理由は幼少期に暴力を振るわれたからです。 「誰かに相談したい」「やめてもらいたい」と考えるようになった時もありました。そのことを友達に相談して友達から嫌われるのも嫌だったし、警察に行くことで弟たちがこの先苦労するのではないかと思うと、とても怖くてじっと耐え続けるしかありませんでした。 次第に私の感情もなくなって、まるで人形のようでした。被害を受けるたび、私は決まって泣きました。「私にはまだ泣ける感情が残っている」ということ、それだけが唯一の救いでした。 私が一人っ子だったら何も迷わずにもっと早くに訴えられていたかもしれません。やっぱり大切な弟たちのことが心配だったのです。 そんな弟たちと離れなくてはいけなくなること、生活が大変になるかもしれないこと、ただそれだけを考えると、嫌でも仕方なくてじっと我慢するしかできませんでした。 今も弟たちに会いたい。話したい。その気持ちでいっぱいです。今も会えないのは苦しいです。 2、二度と会いたくないのは父親です。あの人が私の人生をぶち壊したんです。返してください。私のこの無意味に空費した時間を! 気に病んだ時間を! 全部返してください。やってみたかったこと、本当はいっぱいありました。でも全部諦めました。 今、すべてのことを振り返ってみると、ひたすら悔しい気持ちです。父との毎日は非常識であり、ただただ気持ち悪かったです。どうしたらあんなことができるのか、分かりません。 私たちはただ普通に暮らしたいのです。暴力も暴行も、無慈悲な言動のない普通の生活がしたいんです。もう二度とこんな思いはしたくありません。 これから私は無駄にしてしまった時間を精いっぱい埋めていきたいので、邪魔しないでもらいたいです。私は父を許すことは絶対にできません。 不安といら立ちに押しつぶされそうな苦しい毎日でした。そして今も同じです。私や弟たちの前に二度と姿を現さないでほしいです。 3、無罪判決が出た時には取り乱しました。荒れまくりました。仕事にも行けなくなりました。今日の判決が出て、やっと少しほっとできるような気持ちです。 昨年、性犯罪についての無罪判決が全国で相次ぎ、#MeToo(ミートゥー)運動やフラワーデモが広がりました。それらの活動を見聞きすると、今回の私の訴えは意味があったと思えています。なかなか性被害は言い出しにくいけど、言葉にできた人、それに続けて「私も」「私も」と言い出せる人が出てきました。私の訴え出た苦しみも意味のある行動となったと思えています。 4、私が訴え出て、行動に移すまでにいろいろな支援者につながりました。しかし「本当にこんなことがあるの?」と信じてくれる人は少なかったです。失望しました。疑わずに信じてほしかったです。 支援者の皆さん、どうか子どもの言うことをまず100パーセント信じて聞いてほしいのです。今日、ここにつながるまでに私は多くの傷つき体験を味わいました。信じてもらえないつらさです。子どもの訴えに静かに、真剣に耳を傾けてください。そうでないと、頑張って一歩踏み出しても、意味がなくなってしまいます。子どもの無力感をどうか救ってください。私の経験した、信じてもらえないつらさを、これから救いを求めてくる子どもたちにはどうか味わってほしくありません。 5、私は、幸いにも、やっと守ってくれる、寄り添ってくれる大人に出会えました。同じような経験をした多くの人は、道を踏み外してもおかしくないと思います。苦難を生きる子どもにどうか並走してくれる大人がいてほしいです。 最後に、あの時の自分と今なお被害で苦しんでいる子どもに声をかけるとしたら、「勇気を持って一歩踏み出してほしい」と伝えたいです。一人でもいいから、本当に信用できる友達を持つことも大切だと思います。どうして一審では無罪となったのか、まったく理解できない。私は今まで、親や身内からの性的被害について身近に聞いたことはない。しかし、児童福祉に詳しい知人と話すと、性的虐待とまではいかなくても、それにとても近いように感じることはあるようだった。このような被害者は、氷山の一角なのかもしれない。被害者のコメントを新聞で読んだ時、胸がつぶれるような思いがした。多分、この瞬間にも誰にも言えずに苦しんでいるこどもたちがいるのだろう。どうぞ身近な大人は、小さな子供からのSOSを見逃さずに、しっかりと受け止めてあげてほしい。
2020年03月13日
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新型コロナは「パンデミック」 WHOが表明3/12(木) 1:49配信 時事通信今までもパンデミック状態ではないかと感じていたので、やっと表明したかという感じ。しかし、このように表明したことで様々な影響はさらに強まるだろう。【関連記事】米でも増え続ける感染者、欧州各国でも急増3/11(水) 22:40配信 読売イタリアでどうしてこんなに急増するのかと思っていたら、この記事で財政健全化に向けて行われた医療費削減政策だ。仏紙レゼコーによると、イタリアでは過去5年間に約760の医療機関が閉鎖。医師5万6000人、看護師5万人が不足している。と書かれていた。岡田晴恵教授、WHOの「パンデミック」表明に「私が心配なのはアフリカに出だしたということです。医療があまりないので被害が大きくなります」3/12(木) 8:43配信 岡田晴恵教授は、常に先々のことを予想しながらはっきりと懸念を話し続けている。今、この記事を読んで、本当にどうなっていくんだろうと思う。それでも世界の状況を見ると、日本は頑張っているんだなとは思う。しかし、関西方面で感染者が増えているので仕方がないとは言え、これは可哀そうだ。選抜高校野球、初の中止 高野連「無観客」から一転 3/11(水) 17:34配信 (五輪)延期判断「5月では遅いのでは」3/12(木) 6:05配信これに対して森会長は「とんでもないことを仰った。予定どおりだ」と言ったらしい。まあ、延期が正式に決まるまでは準備を進めるしかないだろうが、「とんでもないこと」ではないだろう。もう、延期等が決まった時に向けて、ちゃんと対応策を考えるべきに来ているはずだ。すでにその方向で検討されているだろうとは思うけど…。ただ、日本人は最悪の事態や不都合な事実には目をつぶるような傾向性があるから、それは少し心配だ。
2020年03月12日
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新型コロナ7人感染確認、道内90人に03/07 00:04 更新 北海道新聞新型コロナ、全国最多なぜ 複合要因で感染拡大 緊急事態続く北海道〔深層探訪〕3/7(土) 8:31配信 時事通信鈴木知事が「緊急事態宣言」を発表して1週間が過ぎた。いわゆる「濃厚接触者」の感染が明らかになることは仕方がないことと思うし、つまりは芋づる式に増えてゆくことになる。北海道はどこに行っても閑散とした状態で、もちろん近くのドラッグストアやスーパーにはマスクも消毒液も消えたまま。マスクは「全戸配布」ではなく、病院や介護施設、保育所や留守家庭児童会など、本当に必要な場所に回すべきだと、多分ほとんどの人が思っていることだろう。様々な困難なことがあちこちで噴出しているけれど、今は何とか知恵を絞って、このピンチを乗り越えるしかない。その過程では当然ドタバタもあるし、後で反省すべきことも多いだろう。鈴木知事は頑張って陣頭指揮をとっているだろうとは思うが、夕張のような小さな市とは違って、道庁という大規模組織ではなかなか意思統一も難しく、どれほど大変なことだろうと想像する。同じように安倍首相だって大変なのだろうけれど、なぜか彼には同情の気持ちは湧かない。鈴木知事には多少失敗しても辞めないで頑張ってほしいと思うけど、安倍首相にはとっとと交代してほしいと思ってしまう。この気持ちの差は、当然のことだがそれまでのその人の言動に対する信頼の差だ。「北海道の底力を見せましょう」というようなことを、鈴木知事は会見で語った。私もそう思っている。大変でもパニックにならずに、冷静に踏ん張る時だと思う。そのために、一人一人が情報を冷静に見聞きして、少なくてもデマには乗らないようにしたいと思う。
2020年03月07日
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行事自粛や自宅療養を 新型ウイルスの感染拡大を受け、専門家会議が緊急会見2/24(月) 23:55配信 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、政府の専門家会議は24日、緊急記者会見を開いて行事の自粛や風邪の症状が出た場合の自宅療養など、社会の協力を強く呼び掛けた。 同会議の尾身茂・副座長は、現状は「一部の地域で感染の連鎖が起きているが、まだ急拡大には至っていない」との認識を示し、今後1、2週間が急拡大するか拡大を抑えられるかの分かれ道になると強調した。 今回のウイルスは、大半が軽症で済む半面、高齢者や持病のある人は重症化し死亡する恐れもあることが分かってきた。感染が急拡大すれば医療体制がパンクし、重症者が十分な治療を受けられない懸念も生じる。 同会議は、飲み会など「手を伸ばせば届く距離で、多くの人が会話などを交わす環境」を避けるよう要請。風邪や熱などの軽い症状が出た場合は外出せず、健康な人は症状が4日以上続く場合を除いて自宅療養するよう求めた。多分安倍首相は、「何としても感染者数を減らせ!」という指令を発しているんだろう。数字が増えなければ、日本は安全だと外国に言えるし、もしもこの渦中で亡くなる人が出ても、検査しなければ「新型コロナ肺炎」ではなくて、高齢者であれば「持病による死亡」「誤嚥性肺炎」などと言い逃れできるから。本気でそんなことを想像してしまう。高齢者は、もしも肺炎にかかったとしても熱が出ずに重症化することだってあるんです。熱が出た時は大変な状況なのかもしれません。ちなみに、私はもともと平熱が低いのだけれど、昨日思い立って体温計を出して計ってみたら、何と35.1℃でした。この状態なら、発熱しても37℃までいかないかもしれない。つまり私は、自分で「熱っぽいな」と思っても受診できないってことですね。私は37℃を超えたら、強い頭痛が始まるのが常ですし、37.5℃を越したらめまいなどが始まります。そう言っても、厚労省の今の指針ではまだ受診できないってことですね。
2020年02月25日
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天皇ご一家ファンの私としては、令和初の天皇誕生日のことは記録として残しておかなくちゃ。天皇陛下60歳 変化の時代「国民の話を直接聞く機会大切にしたい」2/23(日) 0:00配信 天皇陛下は23日、60歳の誕生日を迎えられた。それに先立って記者会見を行い、即位後の10か月を振り返り、即位行事で国民から寄せられた祝福の声が印象に残っていると語った。また、変化の著しい現代の時代に対応するのも皇室の役割であるとして、多くの国民の話を直接聞く機会を大切にしたいとの考えを示した。即位行事での国民からの祝福の声に感謝 約200年ぶりの天皇退位によって皇位を継承し、5月からの一連の即位関連儀式を終えた天皇陛下は、「平成の時代には、皇太子として上皇陛下のお近くでさまざまなことを学び、準備してきたが、これから先、わが身が担う重責に思いをいたし、身の引き締まる思いがし、厳粛な気持ちになった」と振り返られた。 即位後の10か月について、「天皇の一つひとつの公務の重みと、それらを行うことの大切さを感じている」と語るとともに、「常に私の傍らに寄り添い、相談に乗り、公務にともに取り組みながら支えてくれている」と皇后雅子さまを労われた。 もっとも心に残っていることとして、都内や各地での即位関連行事などの際、「多くの方々から温かい祝福の声を寄せていただいた」ことを挙げた。また海外王室など各国代表からお祝いの言葉をもらい、旧交を温められたと喜び、「そうした声に支えられ、今日を迎えることができている」と感謝の言葉を述べられた。 さらに「日本国及びおよび日本国民統合の象徴としての私の道は始まってまだ間もないが、上皇陛下のこれまでの歩みに深く思いをいたし、また歴代の天皇のなさりようを心にとどめ、研鑽を積み、常に国民を思い、国民に寄り添いながら象徴としての責務を果たすべく、なお一層努めていきたい」と決意を語られた。雅子さまへの感謝と愛子さまへのエール 皇后雅子さまが、一連の即位関連の儀式や行事にすべて出席されたことについて、「種々の工夫を凝らしつつ、一生懸命に努力を積み重ね」た結果だとして、「私も雅子もとてもうれしく思っている」と述べられた。 ただ皇后さまの体調は、まだ回復途上で波があり、大きい行事が続いた場合には疲れが残る傾向があるため、「決して無理をすることなく、これからもできることを一つひとつ着実に積み重ねていってほしい」と気遣われた。 長女愛子さまは、3月に学習院女子高等科を卒業し、希望していた学習院大学日本語日本文学科に春から進学する。愛子さまの大学生活に向けて「いろいろな方からたくさんのことを学び、自身での思索を深めていってほしい。その中で、自分のやりたいことを見つけ、成年皇族としての公務とのバランスを見出しながら、将来への希望を描いていってもらえれば」とエールを送られた。「もう還暦ではなく、まだ還暦」という思い 近年は各地で地震や豪雨などの自然災害が相次いだり、スマートフォンの普及やAI(人工知能)技術開発が予想以上に進んだり、「平成の初期と比べても人々の生活環境は異なってきている」と指摘した。その上で、「このような変化の激しい時代にあって、社会の変化や時代の移り変わりに応じた形で、それに対応した務めを考え、行動していくことは大切なことであり、その時代の皇室の役割でもある」との考えを示された。そのために「多くの人々と触れ合い、直接話を聞く機会を大切にしていきたい」と述べられた。 陛下は60歳となり、還暦を迎えられるが、「もう還暦ではなく、まだ還暦という思いでいる」と力強く語った。今年は東京五輪・パラリンピックの年だが、特に若い世代に向けて、「世界の人々への理解を深め、平和の尊さを感じてほ欲しい」「(世界の来日客らとの)交流を通じ、世界の多様性に対する理解を深め、国際的な視野を広げる機会になることを願う」と期待された。 いま日本でも感染が拡大している新型コロナウイルスについても言及し、「罹患した方々とご家族にお見舞いを申し上げる。感染の拡大ができるだけ早期に収まることを願っている」と述べられた。新型コロナウィルスの市中感染が広がり始め、一般参賀も中止となったとか。即位後は豪雨災害や安倍政権のドタバタ、そして今回の新型コロナウィルスの広がりと、天皇ご夫妻にとっては気がかりなことが続いている。そんな中でも、雅子皇后さまが以前よりはずっとお元気そうなご様子と、愛子さまがお元気に成長されて大学に進学されるご様子は、「この天皇陛下がいる日本はまだ大丈夫かな」という希望を感じさせていただいている。若い頃に、あの戦争の時代を潜り抜けてもなお、無条件で天皇陛下を敬愛しているようなお年寄りを見ていて不思議な気がしていたが、いつのまにか私もそれに近い敬愛感を抱いてしまっているようで、我ながらおかしい。ただ、私の敬愛や尊敬の気持ちは、決して無条件ではない。天皇陛下が成長されてゆき、結婚までの経緯、その後の雅子さまのご苦労と療養の時期、その中での愛子さまか小学生の頃の不登校などなど、決して平穏ではなかった時期も、天皇陛下はいつも変わらず穏やかに、しっかりと雅子さまや愛子さまを支えながら、しっかりとご公務に努められてきた。私はその姿に心から尊敬をしてきたし、今も変わらぬ穏やかな口調と笑顔、さりげない上品なユーモアを垣間見るとき、「この方が天皇である限り、私は象徴天皇を支持しよう」と心から思う。次の天皇のことが気がかりではあるし、誰よりも天皇陛下はそのことを案じていらっしゃるだろう。天皇陛下のお気持ちは私にはわからないが、陛下の内面の願いに添ったような流れになることを心から願っている。
2020年02月23日
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新型肺炎、日本縦断「感染爆発」警戒! 専門家「現時点で数千、数万人いてもおかしくない」 ウイルスをばらまく「スーパースプレッダー」出現も2/15(土) 16:56配信 夕刊フジ 新型コロナウイルスによる肺炎(=COVID19)が日本全土に蔓延(まんえん)している。北海道から沖縄、そして東京都心部に電車通勤するサラリーマンも発症、専門家は「現時点で数千~数万人の患者がいてもおかしくない」とみる。病院内での感染懸念もある一方、海外ではウイルスを大量にばらまく「スーパースプレッダー」も出現しており、どこでうつってもおかしくない。日本も「感染爆発」を覚悟すべき段階だ。(後略)いよいよ恐れていた段階に入ってしまったようだ。いつこの状態が収束するのか私には想像もつかないが、日本の対応の不手際等も含め、すでに日本に対する世界からの信頼感はかなり失墜しているだろう。福島の汚染水も海洋放出の話もあるし、様々な問題が露わになってきた日本で、夏に開催されるオリンピックはどうなるのか。そもそも、オリンピック誘致は安倍首相の世界への嘘で始まっている。「福島は完全にコントロールされている」とか、「この時期は温暖で良い季節」など、(正確な言葉や表現は別として、私にはそのように聞こえた)私にとっては「よくそんなこと臆面もなく言えるな!」ということから始まった。きっと日本の八百万の神々もあきれてしまっただろう。そんなことを今更責めてもしょうがないし、オリンピックが無事に安全に開催されることを私も願ってはいるが、このままでは「大成功」は私には想像がつかない。昨夜のテレビでも、感染症に詳しい医師が必死に訴えていた。「民間検査機関でもPCR検査ができるようにしてほしい」と。まず、今できることを必死にやってほしい。重要な法の解釈も口頭決済できる内閣なんだから。法務省、解釈変更 決裁「取っていない」 検事長定年延長めぐり
2020年02月22日
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日記リンクしているお二人が取り上げていたので、読んでみてビックリ!どうしてこんなことが起きていたのだろうか。やはり、政府や厚生省官僚の責任はとても重い。クルーズ船から次々に下船しているけれど、これからもっと怖いことが起きなければいいが。ひょっとしたら消されてしまうかもしれないので、コピーしておく。【14分6秒の告発動画全文】ダイヤモンド・プリンセス号は新型コロナ「製造機」 乗船した医師が混乱する船内を暴露、日本政府を批判 新型コロナウイルスの感染者が相次いでいる、横浜港に停泊中の「ダイヤモンド・プリンセス号」で、臨時検疫官として1日乗船した感染症の専門家が、日本政府の間違った対策で船内が「グチャグチャな状態」で、ウイルス感染拡大の温床になっていると動画サイト「YouTube」で告発した。 動画を投稿したのは、神戸大学医学部の岩田健太郎教授。最近のニュースでダイヤモンド・プリンセス号で感染が拡大していたことに疑問を感じていた岩田教授は、「厚労省の人」を通じて18日にDMAT(災害派遣医療チーム)の一員として乗船。そこで見たものは、岩田教授が過去に経験したアフリカのエボラ出血熱や中国のSARS(重症急性呼吸器症候群、コロナウイルスの一種)よりもひどい、日本の感染対策の“お粗末”な実情だった。 動画では、具体例を示しながら船内が患者数増加の温床になっていることを指摘。また、感染症の専門家の知見が感染防止策にいかされていないため、船内では、アフリカや中国での感染症対策ですら経験したことのない「心の底からの恐怖」を感じたという。 また、日本政府の情報公開の遅さも批判している。船内の流行を判断するデータも取っておらず、公開性も低いと批判している。現在の国会では、「桜を見る会」をめぐって安倍政権の情報公開に対する後ろ向きな姿勢が批判されているが、国民民主党の玉木雄一郎代表は岩田氏の動画投稿を受けて「国会で取り上げたい」と、追及の構えを見せている。 岩田教授は、14分6秒の動画で何を語り、日本のみならず世界の人に何を訴えたかったのか。その全文を掲載する。* * * 岩田健太郎です。 神戸大学病院感染症内科教授をしていますけれども、今からお話しする内容は、神戸大学など所属する機関とは一切関係なく、わたくし個人の見解です。あらかじめ申し上げておきます。 今日2月18日にダイヤモンド・プリンセスに入ったんですけど、1日で追い出されてしまいました。なぜ、そういうことが起きたのか、簡単にお話しようと思います。 もともと、ダイヤモンド・プリンセスはすごくCOVID-19(新型コロナウイルス)の感染症がどんどん増えていて、感染対策はうまくいってないんじゃないかとの懸念がありました。 環境感染学会が入り、FETP(Field Epidemiology Training Programme=実地疫学専門家養成コース)が入ったんですけど、あっという間に出て行ってしまって、中がどうなっているかよくわからないという状態でした。 中の方からいくつかメッセージをいただいて、「怖い」、「感染が広がっていくんじゃないか」ということで私に助けを求めてきたので、いろんな筋を通じて「何とか入れないか」と打診していたんですね。 そうしたら昨日2月17日に厚労省で働いている某氏から電話がきて、「入ってもいいよ」と。「やり方を考えましょう」ということでした。 最初、環境感染学会の人として入るという話だったんですけれども、環境感染学会は「もう中に人を入れない」という決まりを作ったので、「岩田一人を例外にできない」ということでお断りをされて。結局、DMAT(Disaster Medical Assistance Team=災害派遣医療チーム)、災害対策の「DMATのメンバーとして入ってはどうか」というご提案を厚労省の方からいただいたので、「わかりました」と。ということで、18日の朝に新神戸から新横浜に向かったわけです。 そうしたら途中で電話がかかってきて、「誰とは言えないけど、非常に反対している人がいる」と。「入ってもらっては困る」ということで、DMATのメンバーで入る話は立ち消えになりそうなりました。 すごく困ったんですけど、「何とか方法を考える」ということで、しばらく新横浜で待っていたら、もう1回電話がかかってきて、「DMATの職員の下で、感染対策の専門家ではなくて、DMATの一員として、DMATの仕事をただやるだけだったら入れてあげる」という、非常に奇妙な電話をいただきました。 なぜ、そういう結論に出たのかわからないですけど、「とにかく言うことを聞いて、DMATの中で仕事をしていって、だんだん顔が割れてきたら感染のこともできるかもしれないから、それでやってもらえないか」 と非常に奇妙な依頼を受けたんですけど、ほかに入る方法はないものですから、「分かりました」 と言って、現場に行きました。 そしてダイヤモンド・プリンセスに入ったわけです。 入ってご挨拶をして。最初は「この人の下につけ」と言われた方にずっと従っているのかな、と思ったら、DMATのチーフのドクターとお話をして、そうすると「お前にDMATの仕事は何も期待していない。どうせ専門じゃないし」ということで、「お前は感染の仕事だろう。だったら感染の仕事やるべきだ」という風に助言をいただきました。これDMATのトップの方です、現場のトップの方。「そうなんですか」と。私はとにかく「言うことをきく」というふうに約束していましたので、「感染のことをやれと言われた以上、やりましょう」ということで、現場の案内をしていただきながら、いろんな問題点を確認していったわけです。 それはもう、ひどいものでした。この仕事を20年以上やってですね、アフリカのエボラとか、中国のSARSとか、いろん感染症と立ち向かってきました。もちろん、身の危険を感じることは多々あったんですけど、「自分が感染症にかかる恐怖」はそんなに感じたことはないです。 どうしてかというと、僕はプロなので、自分がエボラにかからない、SARSにかからない方法は知っているわけです。あるいは、他の人をエボラにしない、ほかの人をSARSにしない方法とか、施設の中でどういうふうにすれば感染がさらに広がらないかということも熟知しているからです。それがわかっているから、ど真ん中にいても怖くない。 アフリカにいても中国にいても怖くなかったわけですが、ダイアモンド・プリンセスの中はものすごい悲惨な状態で、「心の底から怖い」と思いました。これはもう「COVID-19に感染してもしょうがないんじゃないか」と本気で思いました。 レッド・ゾーンとグリーン・ゾーンというんですけど、ウイルスがまったくない安全なゾーンと、ウイルスがいるかもしれない危ないゾーンというのをきちっと分けて、そしてレッド・ゾーンでは完全にPPE(個人用防護具)という防護服をつけ、グリーン・ゾーンでは何もしなくていいと。こういうふうにきちっと区別することによって、ウイルスから身を守るというのは、我々の世界の鉄則なんです。 ところが、ダイヤモンド・プリンセスの中は、グリーンもレッドもグチャグチャになっていて、どこが危なくて、どこが危なくないのかまったく区別かつかない。 どこにウイルスが、ウイルスって目に見えないですから、完全な「区分け」をすることで初めて、自分の身を守るんですけど。もう、どこの手すりと、どこのじゅうたん、どこにウイルスがいるのかさっぱり分からない状態で、いろんな人がアドホック(その場その場)にPPEをつけてみたり手袋をはめてみたり、マスクを着けてみたり、着けなかったりするわけです。 で、クルーの方も、N95(ウイルスの吸入を防ぐ医療用マスク)を着けてみたり、着けなかったり、あるいは熱のある方が、自分の部屋から歩いて行って医務室に行ったりするというのが、通常で行われているということです。 私が聞いた限りでは、DMATの職員、それから厚労省の方、検疫官の方がPCR(感染の有無を調べる遺伝子検査)陽性になったという話は聞いていたんですけど、それはもう「むべなるかな」と思いました。 中の方に聞いたら「いやあ、自分たちも感染するなと思ってますよ」というふうに言われてびっくりしたわけです。どうしてかというと、我々がこういう感染症のミッションに出る時は、必ず自分たち、医療従事者の身を守るというのが大前提で、自分たちの感染リスクをほったらかしにして、患者さんとかですね、一般の方々に立ち向かうってのは御法度、ルール違反なわけです。 環境感染学会やFETPが入って数日で出て行ったっていう話を聞いた時に、「どうしてだろう」と思ったんですけど、中の方は「自分たちに感染するのが怖かったんじゃない」というふうにおっしゃっていた人もいたんですが、それは気持ちはよく分かります。 なぜならば、感染症のプロだったら、あんな環境に行ったら、ものすごく怖くてしょうがないからです。 で、僕も怖かったです。これはもう感染、今これ“某ちょっと言えない部屋”にいますけど、自分自身も隔離して、診療も休んで、家族とも会わずにいないとヤバいんじゃないかと、個人的にはすごく思っています。 今、私がCOVID-19、ウイルスの感染を起こしてもまったく不思議ではない。 どんなにPPEとかですね、手袋とかあってもですね、「安全と安全じゃない所」っていうのをちゃんと区別できてないと、そんなものは何の役に立たないんですね。レッド・ゾーンでだけPPEをキチッとつけて、それを安全に脱ぐっていうことを遵守して初めて、自らの安全が守れる。自らの安全が保障できない時に、ほかの方の安全なんか守れない。 今日は藤田医科大学(岡崎医療センター)に人を送ったり、搬送したりするっていうのでみなさんすごく忙しくしてたんですけど、そうすると、検疫所の方と一緒に歩いていて、ヒュッと患者さんとすれ違ったりするわけです。「あ! 今、患者さんとすれ違っちゃう!」 と、笑顔で検疫所の職員が言っているわけですよね。 我々的には超非常識なこと平気でみなさんやっていて、みんなそれについて何も思っていないと。聞いたら、そもそも常駐してるプロの感染対策の専門家が一人もいない。時々いらっしゃる方はいるんですけど、彼らも結局「ヤバいな」と思ってるんだけど、何も進言できないし、進言しても聞いてもらえない。やっているのは厚労省の官僚たちで、私も厚労省のトップの人に相談しました。話しましたけど、ものすごくイヤな顔されて聞く耳持つ気ないと。 で、「なんでお前がこんなとこにいるんだ」、「何でお前がそんなこと言うんだ」みたいな感じで知らん顔するということです。非常に冷たい態度を取られました。 DMATの方にもそのようなことで、「夕方のカンファレンス(会議)で何か提言申し上げてもよろしいですか」と聞いて、「まあ、いいですよ」という話をしてたんですけど、突如として夕方5時ぐらいに電話がかかってきて、「お前は出て行きなさい」と。「検疫の許可は与えない」、まあ、臨時の検疫官として入ってたんですけど、「その許可を取り消す」ということで、資格を取られて検疫所の方に連れられて、当初電話をくれた厚労省にいる人に会って、「なんでDMATの下でDMATの仕事をしなかったの」と、「『感染管理の仕事をするな』と言ったじゃないか」と言われました。「DMATの方にそもそも、『感染管理してくれ』って言われたんですよ」 と話したんですけど、とにかく、「岩田に対してすごいムカついた人がいる。誰とは言えないけどムカついたと。だからもう、お前はもう出ていくしかないんだ」 と話をしました。でも、「僕がいなかったら、いなくなったら今度、感染対策するプロが一人もいなくなっちゃいますよ」 と話をしたんですけど、「それは構わないんですか」って聞いたんですけど。それからこのままだと、もっと何百人という感染者が起きてDMATの方も、DMATの方を責める気はさらさらなくて、あの方々はまったく感染のプロではないですから。どうも環境感染学会の方が入った時にいろいろ言われて、DMATの方は感染のプロ達にすごくイヤな思いをしてたらしいんですね。それはまあ、申し訳ないなと思うんですけれども、別に彼らが悪いって全然思わない。専門領域が違いますから。 しかしながら、「彼らが実は恐ろしいリスクの状態にいる」わけです。「自分たちが感染する」という。それを防ぐこともできるわけです。方法ちゃんとありますから。ところが、その方法が知らされずに自分たちをリスク下においていると。そして、そのチャンスを奪い取ってしまうという状態です。 それで、彼らは医療従事者ですから、帰ると自分たちの病院で仕事をするわけです。今度はまた、そこから院内感染が広がってしまいかねない。 もうこれは……、大変なことでアフリカや中国なんかに比べても全然ひどい感染対策をしているし、シエラレオネの方がよっぽどマシでした。 日本にCDC(疾病対策センター)がないとはいえ、まさか「ここまでひどい」とは思ってなくて、もうちょっと、ちゃんと専門家が入って、専門家が責任を取って、リーダーシップを取って、ちゃんと感染対策についてのルールを決めて、やってるんだろうと思ったんですけど、まったくそんなことはないわけです。もうとんでもないことなわけです。 これ英語でも収録、つたない英語で収録させていただきましたけど、とにかく多くの方にダイヤモンド・プリンセスで起きていることをちゃんと知っていただきたいと思います。 できるならば学術界とかですね、あるいは国際的な団体がですね、日本に変わるように促していただきたいと思います。彼らはまあ、残念ながら……(携帯電話の着信で中断) 編集が下手でちょっと変なつながりになったと思いますけれども、考えてみると、2003年のSARSの時に、僕も北京にいてすごい大変だったんですけど、特に大変だったのは、やっぱり「中国が情報公開を十分してくれなかった」というのがすごく辛くて、何が起きてるのかよくわからないと。北京にいて本当に怖かったです。 でも、その時ですら、もうちょっときちっと情報は入ってきたし、少なくとも対策の仕方は明確で、自分自身が感染するリスク、SARSは死亡率10%で怖かったですけれども、しかしながら今回のCOVID-19、少なくともダイヤモンド・プリンセスの中のそのカオスの状態よりは、はるかに楽でした。 で、思い出していただきたいのは、COVID-19が中国・武漢で流行り出した時に、警鐘を鳴らしたドクターが、ソーシャル・ネットワークを使って「これはヤバイ」ということを勇気を持って言ったわけです。 昔の中国だったら、ああいうメッセージが外に出るのは絶対許さなかったはずですけど、中国は英BBCのニュースなんかを聞くと、やっぱりopenness(公開性)とtransparency(透明性)を大事にしているとアピールしてます。 それがどこまで正しいのかどうか僕は知りませんけど、少なくとも透明性があること、情報公開をちゃんとやることが、国際的な信用を勝ち得るうえで大事なんだってことは理解しているらしい。中国は世界の大国になろうとしてますから、そこをしっかりやろうとしている。 ところが日本は、ダイヤモンド・プリンセスの中で起きていることは全然情報を出していない。 それから、院内感染が起きているかどうかは、発熱のオンセット(事象の起こる日時と温度)をちゃんと記録して、それからカーブを作っていくという統計手法「epi-curve(エピカーブ)」というのがあるんですけど、そのデータは全然取ってないということを、今日教えてもらいました。 検査をした、PCR検査をした日をカウントしても、感染の状態は分からないわけです。このことも実は厚労省の方にすでに申し上げてたんですけど。何日も前に。全然されていないということで、ようは院内の感染がどんどん起きてても、それにまったく気付かなければ、気付いてもいないわけで、対応すらできない。で、専門家もいないと。グチャグチャな状態になったままでいるわけです。 このことを日本のみなさん、あるいは世界の皆さんがを知らぬままになっていて。特に外国のみなさんはそうやって、かえって悪いマネジメントでずっとクルーズの中で感染のリスクに耐えなきゃいけなかったということですね。 やはり、これは日本の失敗なわけですけど、それを隠すともっと失敗なわけです。 たしかに「マズイ対応であるということがバレる」というのはそれは恥ずかしいことかもしれないですけど、これを隠蔽すると、もっと恥ずかしいわけです。やはり情報公開は大事なんですね。誰も情報公開しない以上は、ここでやるしかないわけです。 ぜひこの悲惨な現実を知っていただきたいということと、ダイヤモンド・プリンセスの中の方々、それからDMATやDPAT(災害派遣精神医療チーム)や厚労省の方々がですね、あるいは検疫所の方がもっとちゃんとプロフェッショナルなプロテクションを受けて、安全に仕事ができるように。彼ら、本当にお気の毒でした。 ということで、「まったく役に立てなくて非常に申しわけない」という思いと、この大きな問題意識をみなさんと共有したくて、この動画を上げさせていただきました。 岩田健太郎でした。(AERA dot.取材班)
2020年02月19日
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「桜」前夜祭 首相とホテル側説明に相違 衆院予算委02/18 05:00 北海道新聞 17日の衆院予算委員会は、「桜を見る会」の前日に安倍晋三首相の後援会が主催した「前夜祭」が論点となった。立憲民主党の辻元清美氏は、ホテル側から「代金を参加者一人一人から会費形式で受け取ったことはない」と、これまでの首相の主張を否定する回答を得たと指摘。首相は、その回答は「一般論」で「個別の案件は含まれていない」とホテルから説明を受けたと反論し、主張が食い違った。 辻元氏は2013、14、16年に前夜祭会場となった「ANAインターコンチネンタル東京」に対し、13年以降の数百人規模の宴席で、代金を参加者個々人から会費として受け取ったことがあったかを照会。「ホテル主催の宴席を除き、ない」と返答があったことを午前中の予算委で明らかにした。また、見積書や明細書を発行しなかったことや、宛名が空欄の領収書を発行したことがあったかも聞いたが、いずれも「ない」とのことだったと紹介した。こんな言い訳で強行突破するつもりの安倍氏は、やはり知性が健全に機能しないことを切り札にしているとしか思えない。【参考】桜を見る会再論、内田樹氏ブログそれにしても、「ANAインターコンチネンタル東京」もお気の毒ですね。嘘はつけないし、安倍事務所からは虚偽回答まがいのことを強要されるし、ギリギリの「一般論」ということでご勘弁願ったのだろう。【追記】ANAホテル「営業の秘密と言った事実はない」 安倍首相答弁を否定 毎日 2020年2月17日 22時49分 次はどう言い訳するんでしょう。新型肺炎 道の危機管理甘く 感染者情報、批判受け一転公表 道新どうして「石狩振興局」までしか公表しないのだ?石狩管内と言っても広くて、ひょっとすると本州の「県」くらいの範囲だろうに。市町村まで公表した方が、疑心暗鬼が生じないだろうと思うけど。「参加費返して」「やっと当たったのに…」 東京マラソン 一般参加者とりやめ、返金せず2/18(火) 5:31配信 一般参加者取りやめは理解するけれど、参加費が返還されないと聞いてビックリした。参加費の16,200円も驚いたのだが、それを全部返さないなんて「ぼったくり」に近いじゃないか。もしも私が当事者ならば、全額とは言わないけれど、返金手続きが楽な最低10,000万円は返してほしいな。クルーズ船、新たに99人感染 陰性の乗客、19日から下船 厚労省2/17(月) 17:49配信 時事通信 乗客乗員の感染者は、検査を受けた延べ1723人のうち計454人(うち日本人212人)、重症者は計20人になった。とのことだ。クルーズ船が新型コロナウィルス培養船になってしまったようだ。ニュースを読むたびにブツブツ言いたくなることばかりが続く日々である。
2020年02月18日
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昨日、北海道でも新たな感染者が出て、重篤な状態との報道があった。もう、コロナウィルス感染者はすぐそばにいると考えた方が良いだろう。いや、ひょっとするとこの私だって症状が出ていないだけという可能性だってある。マスク着用、外出から帰宅した時のうがい手洗いには気をつけなくちゃ。これからどれほど感染が広がってゆくのか、本当に心配である。国内の「市中感染」連鎖を警戒 経路不明、重症化対応が急務2/14(金) 22:15配信 新型コロナウイルスをめぐり、日本国内で感染経路が「不明」の感染者が相次いで見つかり、日常生活の中で広がる「市中感染」が現実味を帯びている。専門家は「新しい局面に入った」と警戒感を強め、重症者の早期発見と適切な治療の必要性を呼びかける。いまだに3千人超の乗客乗員を抱え、感染者が後を絶たないクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」への対応も続く中、国内の検査・医療態勢は十分といえるのか。 国内初の死亡例を含む13日に公表された4人は、湖北省・浙江省への渡航歴を含めた中国との明確な接点がなかった。肺炎患者との接触も見受けられず、人から人への感染が連鎖的に起きた末の市中感染が強く疑われるケースといえる。 神奈川県の80代女性の感染が確認されたのは13日の死亡後だった。ただ、1月22日から倦怠(けんたい)感などの初期症状を見せており、湖北省武漢市の空港が閉鎖される前の同月中旬ごろには感染していた可能性がある。 日本感染症学会の舘田一博理事長は「当時武漢市から来た人が無症状のままウイルスを持ち込んでいてもおかしくない。そこから感染した人がいても、初期なら風邪のような症状だから分からない」と感染拡大の経緯を推測。その上で「国内でも発見された症例以上に、水面下で感染が広がっている」と指摘する。 国内の感染者はチャーター機やクルーズ船関連を除き、11都道府県にまたがる。ただ、大半が感染経路をたどれ、厚労省は「流行が認められている状況ではない」と一貫して説明。同日の加藤勝信厚労相も「流行している状況ではないとの見解を変更する根拠はない」との姿勢を崩さなかった。一方で、感染拡大の流れを否定せず、検査・医療態勢の強化方針を示している。 クルーズ船の検査に追われる中、民間会社や大学などの協力も得て、1日の処理能力を約1100件に増強。最短15分でウイルスの有無を判定できる検出機器も3月末までに導入する。 医療面では同船の感染者の入院先が当初の神奈川、東京では収まらず、北関東や長野、山梨にも依頼。今後も感染が爆発的に広がった場合、患者を受け入れきれるのかの懸念が募る。 感染症患者向けの設備がが整った指定医療機関は全国約370カ所で約1800床あり、「重症者には十分対応できる」(同省)。これに加え、一般の医療機関でも入院可能だとの通知を自治体に出している。 舘田氏は「大事なのは、重症化しやすい高齢者や持病のある人の感染予防。多くの軽症者はインフルエンザと同じように自宅で療養し、感染を広げない。重症者に適切な治療を行うなどのすみ分けが必要な時期になってくる」と話した。
2020年02月15日
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国内で複数重症者 新型肺炎、容体深刻な人も2/12(水) 7:12配信 時事通信 日本国内で確認された新型コロナウイルス感染者のうち、複数の人が重症になっていることが11日、関係者への取材で分かった。 呼吸困難となるなど容体が非常に深刻な患者もいるといい、感染者の拡大が続く中、各地の医療機関で懸命の治療が続いている。 関係者によると、重症者は複数おり、高齢で深刻な基礎疾患を持つ人が含まれている。そのうちの1人は2月上旬、発熱の症状があり、インフルエンザの検査をしたが陰性だった。その後、新型ウイルスの検査で陽性と確認された。 受け入れ先の感染症指定医療機関で、抗エイズウイルス(HIV)薬の投与などが検討され、家族が同意したケースもある。患者は家族を含め、病院関係者以外との接触を認められていない。 新型ウイルスに感染した場合、軽い風邪のような症状で終わるケースが多いとされる一方、高齢者などは重症化する可能性が指摘される。流行の発生源とされる中国・武漢市で死亡した日本人は、60代男性だった。 厚生労働省によると、国内で確認された感染者は11日までに160人を超え、検査結果待ちの検体も残っている。感染者はさらに増える恐れがあり、ワクチンの開発や治療法の確立が急務となっている。新型コロナウイルス 日本の水際対策は無意味すぎる!日本国内感染はもっと広がっている〈dot.〉2/12(水) 7:00配信 とうとう、日本でも重症者が出始めてしまった。クルーズ船での感染者も毎日のように増加している。クルーズ船への国の対応については、ニュースを見ているだけでも穴だらけのような気がする。そんな船の中に長期間閉じ込められている人たち(乗員も含む)の精神的ストレスを考えると、あれでは頑健な人でも体調が悪くなるだろうと思う。もっと、今の状況を改善することに努力してほしい。
2020年02月12日
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記録として残しておこう。4年越しの「EU離脱」実現 英国が負った代償とは?2/1(土) 14:00配信 イギリスが1月31日(日本時間2月1日午前8時)、とうとうヨーロッパ連合(EU)から離脱しました。EUは前身組織となるECSC(欧州石炭鉄鋼共同体)が1952年に発足して以来拡大を続ける中、初めて加盟国が離脱する事態を迎えました。EU離脱の賛否を問う国民投票から4年近くに及ぶ混乱の経緯を振り返ることで、今後のEUとイギリスについて考えます。(国際政治学者・六辻彰二)潮目を変えたジョンソン首相の就任 2016年6月に行われた国民投票以来、イギリスではEU離脱をめぐって国論が二分し、政治が混乱しました。これが離脱に向けて急速に進み始めたきっかけは、2019年7月のボリス・ジョンソン首相の就任でした。 ジョンソン首相の前任者テレーザ・メイ首相(当時)は、国民投票後の2016年7月に就任し、EUとの間で離脱に向けた条件交渉を行いました。しかし、その結果として2018年11月に取りまとめた離脱協定案には、離脱そのものに反対する野党・労働党だけでなく、与党・保守党からも異論が噴出。合意条件が議会で3度にわたり否決されて承認されず、離脱期限も当初の2019年3月末から6月末、そして10月末へと2度延長されるなど、メイ政権は行き詰ったのです。 最大の問題は、北アイルランドとアイルランド共和国の間の国境の取り扱いでした。EU加盟時は両国間に国境管理はなくモノや人は自由に移動できました。メイ政権とEUは、離脱後の移行期間中に通商協定などがまとまらなかった場合に備え、双方の間に単一関税区域を設置する「バックストップ(防御策)」の導入で合意しました。しかし、これに関して離脱派は、共通の関税を域外に設置する「関税同盟」が一時的とはいえ存続し、EUの影響力が残ると主張して反対したのです。 結局、メイ首相は2019年5月に辞任を発表。7月に保守党党首に選出され、首相に就任したジョンソン氏の下で、イギリスは改めて離脱に向けて進み始めることになりました。(後略)
2020年02月02日
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新型肺炎、中国の死者258人に 感染者は1万1000人超2/1(土) 8:22配信 時事通信【北京時事】中国湖北省は1日、新型コロナウイルスによる肺炎の死者が前日より45人増え249人になったと発表した。 これで中国の死者は258人となった。同省の感染者も1347人増の7153人に達し、中国本土の感染者は1万1000人を超えた。 今後どのくらい増えていくのか…。↓これが本当なら、本当に怖い。新型肺炎、治癒後も再感染リスク 中国専門家1/31(金) 18:23配信 習政権「新型肺炎」感染者10万人超“隠蔽”か!? 外部の支援拒絶“保身政策”でパンデミック寸前 専門家は不吉警告「18カ月以内に世界で6500万人死亡も」2020.1.30 20:06オリンピックの時までに、収束するんだろうか…?
2020年02月01日
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徳勝龍、貴景勝破り初V 20年ぶりの幕尻優勝―大相撲初場所1/26(日) 19:17配信 時事通信 大相撲初場所千秋楽(26日、東京・両国国技館) 幕尻の徳勝龍が結びで大関貴景勝を寄り切って14勝1敗とし、初優勝を遂げた。幕尻力士の賜杯獲得は20年ぶり。貴景勝は11勝4敗。優勝の可能性があった正代は御嶽海を破って13勝2敗。関脇朝乃山は竜電を下して10勝とし、来場所に大関昇進を懸ける。東前頭筆頭の遠藤は9勝目を挙げた。 徳勝龍夫人の千恵さんが初優勝決めた大一番の前夜を語る「いびきをして熟睡してた」1/26(日) 20:59配信 中日スポーツ(記事の一部コピー) 「本当に信じられない…」。支度部屋へ戻ってきてもまだあふれ出す涙をぬぐいながら、声を振り絞った。20年ぶりの幕尻V。98年ぶりに相撲発祥の地へもたらした天皇賜杯。悠久の都・奈良県出身にふさわしい、歴史的な下克上をやってのけた。 18日に急死した近大相撲部の恩師、伊東勝人監督へ手向けの優勝。「見ていてくれたんじゃなくて、一緒に土俵にいて闘ってくれてたような気がします。誘ってくれなかったら今の自分はなかった。プロにも行ってなかった」と泣きじゃくりながら感謝した。 涙だけじゃない。関西人らしく笑いも。そんな素朴人柄に、満員の国技館はほんわか暖かい空気に包まれた。国技館に足を運んだが「怖くて見られなかった」という千恵夫人(33)から見た徳勝龍は「穏やかで優しくて全然怒らない」。土俵下の優勝インタビューでは第一声が「自分なんかが優勝していいんでしょうか?」だった。 「自分が一番下なんで怖いもんないと、思い切っていけました」とクールな一面をのぞかせつつも、「意識することなく…。うそです。メッチャ意識してました。バリバリ、インタビューの練習してました」と笑顔を見せる。 千恵夫人によると「いびきをして熟睡してた」という大一番の前夜に、実はこっそりふろ場で練習していたという。初場所スタート早々に横綱二人が休場、大関陣もパットせずというところでの優勝だけど、その分このようなドラマが生まれることがある。夫が相撲好きなので私も見ていることが多いのだが、大相撲ファンというほどでもない。そんな私でも、この千秋楽の結びの一番は、台所仕事の手をとめて見てしまった。場所中に大学時代の恩師が亡くなったということで、「一緒に土俵で戦ってくれた」というのは本音の実感だろう。今場所は、炎鵬と正代とこの徳勝龍が大相撲を楽しませてくれた。来場所はどんなドラマがあるのかな。
2020年01月27日
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このことについては、とりあえず現状のニュースを載せておこう。多分これから、毎日患者数が増えていくのだろうと思う。北海道もこれから「雪まつり」で観光に来るアジアの人たちが多くなるだろう。外出の時には気をつけなければ。感染規模「SARSの10倍以上」…「すでに制御不能」との見解も1/25(土) 7:10配信 読売 【上海=南部さやか】新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大を阻止するため、中国湖北省武漢市が発動した事実上の封鎖措置は24日、2日目を迎えた。一部メディアやSNSなどから伝わってくる情報は、市内での肺炎の拡散が深刻な状況にあることを示唆している。 2002~03年に大流行した重症急性呼吸器症候群(SARS)に対応したことで知られる香港大の管軼(グァンイー)教授は21~22日に武漢市で現地調査した後、中国のネットメディア「財新」の取材に対し、今回の肺炎の感染規模について「慎重に見積もってもSARSの10倍以上となる」との見解を示した。SARSでは中国で349人が死亡した。 管氏は、市内の市場の衛生状態の劣悪さやマスクの着用を怠っている実態など、住民や政府の防疫意識の低さに驚き、「すでに制御不能だ」と判断して武漢を離れたという。また、封鎖措置を前に市を離れた多くの若者らが「ウイルスを全国各地に運んでいる」と警告し、14日間とされる潜伏期も踏まえ、今月25~26日の発症者増加に「注意すべきだ」と述べた。 また、武漢大人民医院は24日、発熱やせきなど肺炎に典型的な症状を示さず、下痢などを訴えるだけだった45歳男性の感染が確認されたとの研究報告を公表した。報告は今回の肺炎の特異性を指摘しており、人民医院は「容易に誤診を起こし、さらに伝染を広げかねない」と警鐘を鳴らした。 中国中央テレビによると、武漢市政府は2月3日までの完成を目指し、肺炎患者用にベッド数1000床の病院建設を始めた。 中国のSNS「微信(ウィーチャット)」などでは武漢発として、病院で男性が突然倒れ伏したり、街中をおびただしい数の救急車が走ったりする場面を伝える動画が拡散している。 ただ、単身赴任で市内に住む邦人男性の一人は24日、自宅で本紙の電話取材に応じ、「デマ情報が無数にある。実際に市内で何が起きているのか知るのは難しい」と語った。男性は市内の邦人仲間とSNSで情報交換しているが、情報が不足しているという。 武漢市では、約500人の邦人の多くが足止めされているとみられ、この男性も24日に予定していた一時帰国を諦めた。新型肺炎 “初期症状 発熱・せきとは限らない”現地病院が見解 新型肺炎で無症状感染者も、中国 7人一家のうち6人が武漢旅行1/25(土) 10:43配信 この新型コロナウィルスによる感染者には、無症状の人や感染してもはっきりわかるまでに時間がかかるようだ。しかし、このニュースに関連して、インフルエンザの日本での死者数は年間2000人近いとテレビで聞いた。それに比べると今回の新型ウィルスの死亡率は高くないので、過剰に恐れることはないのだと。しかし、それもわからないことではないか。何せ「新型」なのだから。いずれにせよ、高齢者や持病のある人、何らかの原因で免疫力が低下している人は要注意。私も気をつけよう。
2020年01月25日
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桃田賢斗選手「順調に回復」 現地バド協会が発表1/14(火) 6:17配信 フジテレビマレーシアで13日、バドミントン世界ランキング1位の桃田賢斗選手らが乗った車がトラックに追突した事故で、現地のバドミントン協会は13日夜、負傷した桃田選手らについて、「順調に回復している」と発表した。この事故は13日、クアラルンプール郊外で、桃田選手らが乗ったバンがトラックに追突し、マレーシア人運転手が死亡したほか、桃田選手ら4人が重軽傷を負ったもの。マレーシアのバドミントン協会は13日夜、4人について、「順調に回復しているが、医師の助言から今夜は退院はせず経過観察をする」と発表した。病院では、マハティール首相の夫人や、かつて桃田選手のライバルだった元選手が見舞いに訪れるなどし、現地でも大きなニュースとして取り上げられている。昨日このニュースを聞いたときには本当に驚いた。「また、オリンピック前のこの時期に!」と思ったのは、私だけではないだろう。運転手が亡くなったことや、事故の衝撃などで目に見えない傷が彼に痛手を与えているだろう。それでも、オリンピックに間に合う可能性があるのは救いである。この困難を、何とか乗り越えてほしいと祈るばかりである。
2020年01月14日
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メモしておかなければ、この年末年始に何があったかも忘れてしまいそう。とりあえず、今日のYahoo!ニュースから、今後の成り行きが気になるニュースいくつかをメモ。トランプ米大統領、対イラン攻撃に否定的 全面衝突回避、制裁で幕引き1/9(木) 5:27配信 【ワシントン時事】トランプ米大統領は8日、イランによる駐留米軍基地に対する弾道ミサイル攻撃を受けてホワイトハウスで国民向けに演説し、「軍事力を行使したくはない」とイランへの報復攻撃に否定的な考えを示した。 革命防衛隊コッズ部隊のソレイマニ司令官殺害で一気に緊張が高まった米イラン関係は、イランによるミサイル攻撃に発展した。だが、イランは米側に人的被害が出ないように配慮したとみられ、ザリフ外相も「緊張激化や戦争は望んでいない」と明言。米国としても全面衝突を回避するため、制裁で幕引きを図った形だ。 トランプ氏は「米国人に犠牲者はおらず、基地の損傷も最小限だった」と強調した。さらに「イランは攻撃を終えたようだ。全ての関係者や世界にとって良いことだ」と述べ、弾道ミサイルを使った今回の攻撃について直接的な非難を避けた。海自中東派遣の方針「変更ない」 菅官房長官1/8(水) 12:42配信 ゴーン被告、自分を追い出したのは5人 西川、豊田両氏ら1/8(水) 22:50配信 【ベイルート時事】日産自動車の前会長カルロス・ゴーン被告(65)は8日午後(日本時間同日夜)の記者会見で、日産から自分を追放するのに関わった人物として西川広人前社長、ハリ・ナダ専務執行役員、経済産業省出身の豊田正和社外取締役、川口均前副社長、今津英敏元監査役の5人の名前を挙げた。 また、日本政府の関与者については「沈黙を守る」と述べた。 また「ソレイマニを排除することでテロリストに強力なメッセージを送った」と米軍の作戦を正当化。イラン指導部と国民に対しては「自国の繁栄と他国との協調に基づく素晴らしい未来をつくってほしい」と呼び掛け、対話の意思を示した。秋元容疑者を再逮捕へ IR汚職で特捜部、賄賂総額1000万円前後1/8(水) 5:00配信
2020年01月09日
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