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2005年もあと30分ほどで終わりです。ご来訪いただいた皆さん、ありがとうございました。来年もよろしくお願いします。 ということで、今年聞いた面白い話を一つ。 私の知人で人材派遣会社の方がいるんですが、その方がテレビ○日に派遣されていた時の事です。見るからに目がイっちゃってる人が押しかけてきて、責任者を出せの出さないの大騒ぎ。ついに根負けしたのか、苦情対策係の人が出てきて、そのイっちゃってる人と話をすることになりました。朝○の人「それで、一体何の御用でしょうか?」押しかけ人「勘弁してくれよ! お前のところの電波が強すぎて眠れないんだよ!!」 結局、その押しかけ人は通報されて、警察に連れて行かれたそうです。本人にとっては切実な話だったんでしょうが、あのテレビ局の報道姿勢を知っている私としては、爆笑する他ない話でした(笑)。 それでは皆様、良いお年を。
2005.12.31
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自民党から防衛庁を「防衛省」に改編しようという運動が出ています。ちなみに、民主党も「国防省」への改編を訴えています。こうした運動は少し前まではヒステリックな反対の声に押し潰されるのがオチでしたが、冷静にこの問題を論じる事ができるようになったのは、まず良いことではないでしょうか。 さて、防衛「庁」と防衛「省」。たった一文字違うだけですが、庁から省になる事には、どのような意味があるのでしょうか? まず定義的に言うと、「省」は内閣直属の中央行政機関のうちの最上位のものを指しますが、「庁」は内閣府の「外局」にあたります。 内閣府自体は省よりもさらに上位の存在として位置付けられてはいますが、その下にある省と庁は同格の存在ではありません。省は独立した存在であるのに対し、外局である庁はあくまでも内閣府に付属する組織だからです。 この両者の権限の違いを見ると、省は省令(法律・政令の施行のために省が出せる命令)の制定・改廃を比較的速やかに行えるのに対し、庁は「庁令」のようなものを定める権限は無く(例外的に海上保安庁だけはこの権限があります。法執行機関だからでしょう)、「内閣府令」として制定・改廃しなければならないため、いちいち内閣府の大臣官房に上申しなければなりません。これでは業務が煩雑になり、何かあったときに対応が後手後手に回りかねない事もありあえます。 また、諸外国では防衛庁と同等の仕事をする軍政(軍隊の行政的業務)を行う組織が省に相当する存在であるのに対し、防衛庁のみが格下の存在となってしまうため、均衡が取れないと言う問題もあります。諸外国の国防大臣・国防長官と比較すると、日本の防衛庁長官は一個下のランク付けをされてしまうわけですね。 一応、防衛省への改編については、次のようなメリットがあると指摘されています。・内閣府から独立する事で事務が簡素化され、行政改革の趣旨である効率的な行政の実施に寄与する。・使命の重要性について自衛隊員・防衛庁職員の一層の自覚をもたらし、その士気が高まることになる。 ・省になることで、諸外国との折衝時に同格の組織同士の関係を結ぶ事ができる。 士気云々は計数的に調べるのは難しいでしょうから特にコメントはしませんが、事務の簡素化による経費削減効果などは間違いなくあるでしょう。諸外国の軍政組織との折衝を行う上で、同格の存在となる事も、けっしてデメリットのある話ではありません。外交と言うのはこれで儀礼的な側面も多いですから、同格でない者による折衝というのはいろいろ難しい面があります。 一方で、省への昇格はデメリットが大きいとする声もあります。代表的なものを上げると……・アジア諸国を刺激する。・省への改編に伴うコストが大きく、メリットと比べて引き合わない。・防衛省の権限が大きくなりすぎ、文民統制(シビリアン・コントロール)上問題がある。 まずコスト面の問題は? というと、良く上げられるのが改名に伴うコストの話です。防衛庁を防衛省にすると、今「防衛庁」と書かれているものを全て「防衛省」に直さなくてはならず、そのコストがかなりの額に上るというものです。 一見「なるほど」と頷いてしまいそうな話ですが、以前の中央省庁再編では、大蔵省が財務省になり、国土庁と運輸省が国土交通省になり、文部省と科学技術庁が文部科学省になり……と一文字変えるどころの騒ぎではないほどの組織の改編がありました。 それを考えると、いまさら防衛省に変えるのだけを躊躇するのもおかしな気がします。 では、権限拡大に伴う文民統制の揺らぎの話。これも、考えてみればすぐにおかしな事だと気づくはずです。 確かに、日本では文民統制が上手く機能せず、軍部の独走を許した苦い経験がありますが、これは文民側に軍を統制する権限が無いか、もしくは曖昧であった事が原因であり、軍部は常に独走すると考えるのは間違いです。 防衛省が誕生したとしても、その長である防衛大臣には、現在の防衛庁長官同様に文民(政治家)が就任しますし、自衛隊法でも変わらず最高指揮官を内閣総理大臣が務めることになります。この体勢を崩さない以上、防衛省になった途端にいわゆる「制服組」が暴走し始めて、省内の全てを仕切る、などと言う事は考えられません。問題があるとすれば、軍の独走を良しとする政治家がトップにつくことくらいであり、それは国民が監視して、選挙で落とせば済む事です。 省昇格=文民統制崩壊と言うのは、憲法九条改正=いきなり侵略戦争をはじめる、と言う論調と同じで、省昇格を阻止したいがために無理やりつけている理屈のように思えます。 いろいろメリットとデメリットを合わせて考えてみると、どうもメリットの方が大きいように思えます。 もともと、国防とは外交と並んで平和を保ち、国の安全を確保するための二本の大事な柱の片方です。それだけに防衛庁長官は国務大臣として閣僚に名を連ねているわけですが、肝心の組織は内閣府の下、と言うのは確かに変な気がします。 行革の一環としても、防衛省への格上げは国防上利点の大きい事なのではないでしょうか。 え? アジア諸国を刺激するから、と言う説についてはコメントしないのか、ですか? どうせ何時もの事なのでスルーします、と言うと簡単に終わってしまいますが、敢えて言うとすれば、刺激されるらしい諸国でも、軍政組織は省扱いです。自分たちが常識としてやっている事を、日本がやったら刺激を感じると言うのは、彼らに何か後ろめたい事があるか、刺激されると言い張る事で利益があるからでしょう。 というか、この説を唱えている人を探していたら、辻元清美が出てきました。 またあの国賊か……
2005.12.26
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先日22日、大津市議会において、「無防備地域宣言を目指す大津市民の会」が提案していた無防備条令が否決され、その席上で同市の園田寛市議が「無謀地域宣言をしたところがあれば攻撃してみたい」と発言したニュースが流れていました。 怒った同会が園田市議に発言の撤回と謝罪を求めたという続報もありましたが、これに対し、園田市議は謝罪をしなかっただけでなく「平和という言葉で思わず署名した人もいるのではないか」と、署名活動自体に疑問を投げかける発言をしたそうです。 いやはや、実に堂々としていますね、園田市議。前回の「攻撃してみたい」発言は、真意はどうあれ言葉自体にはちょっと軽率なところがあるかなと思いましたが、今回の発言はこの手の署名運動の問題点を一言でズバリと言い当てていると思います。 よく言われていることですが、最近流行の「無防備地域宣言運動」では、ジュネーブ条約(追加第一議定書)をその根拠としているにも関わらず、都合の良い部分だけを引っ張ってくる事で、実際には不可能な「平時における地方自治体の無防備地域宣言」が可能であるかのような印象を与える、という問題点がある事が指摘されています。 大津市のそれも例外ではなく、結成集会の案内でも既に幾つかの嘘を指摘する事ができます。 >その規定により無防備を宣言した地域への攻撃を禁止し、違反すれば戦争犯罪として裁かれます。 裁かれません。ジュネーブ条約に罰則規定はありません。 >国際法に基づく無防備地域宣言は国家単位ではなく地域(自治体)単位での宣言が可能。 一番指摘されている嘘ですね。無防備地域宣言を行うには国と軍当局との合意が必要です。 >戦争協力を拒否する手だてとなり得ます。 なり得ません。無防備地域が侵攻軍に占領された時点で無防備状態は終了し、その後は占領軍当局の命令に対する協力義務が生じます。 まぁ、このあたりは私などよりも遥かに詳しく解説しているHPやブログがたくさんありますから、そちらを見て頂ければ良いと思います。 さて、問題はこうした嘘を、HPを含む会の宣伝で堂々と掲載し、署名を求める際にも同じように嘘を並べたであろう同会の姿勢です。 金品を略取したわけではありませんが、これはほとんど詐欺行為も同然です。実際には効力のないものをあたかも効力があるように宣伝し、人に信じさせているわけですから。 特に謳い文句が「平和」という、普通の人なら誰一人疑う事無く希求すべきものであれば、尚更の事です。ジュネーブ条約の事を良く知らない人であれば、同会の並べ立てた嘘に惑わされて、それを信じて署名してしまう事は、容易に予想がつきます。 園田市議の発言はこうした予想について端的に述べたものであり、非常に的確な発言だと思います。 これに対し、同会は「直接請求署名そのものを侮辱するような発言」として園田市議に合わせて発言の撤回を迫る模様ですが、これも多くの人に突っ込まれているとおり、無防備万歳を叫びながら、実際には脅威となる存在(園田市議)に対して防備しようという自己矛盾を抱えた行動であり、実に素晴らしい自爆です。 まぁ、同会を含め、日本の無防備地域宣言運動というのは「自分たちの信じる平和のためには自衛隊が邪魔だから、自衛隊を追い出してしまおう。そのための武器として有効そうだから、無防備地域宣言を使おう」 という動機に端を発しているようですから、最初から平和という言葉とは相容れない、偏狭で短絡的な他者排撃の思想に基づいているものなんですけどね。 とりあえず、「無防備地域宣言を目指す大津市民の会」は虚偽を並べて署名させた12,312人の大津市民の皆さんに、自らの不明を詫びて、会を解散して頂きたいと思います。 同会のブログの炎上ぶりを見れば、無防備地域宣言=平和なんて幻想が、いかに誤ったものかは一目瞭然ですから。
2005.12.24
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昨日の日記は怒りのあまりちょっと冷静さを欠いていますねー。ちょっと反省。マトモに論争する価値もない相手は嘲笑い飛ばすのが一番でしょう。という事で、今日はライトなネタで行きたいと思います。ちょうど忘年会やオフ会も頻繁に開かれる時期ですし、カラオケで使ってくだされば嬉しいです。ただし、シャレのわかる場でだけでお願いしますね(笑)。涙のコメントラッシュ(本歌:涙のリクエスト)涙のコメントラッシュ 最後のコメントラッシュブログのメニュー開いて日記に ミッドナイト書き込みネットを見ているみんなに伝えて 日米の悪を九条改悪 イラクの虐殺 ウランに白燐踊ったレスが 反論ばかり 冷たすぎるね 酷い仕打ちさ北の作った銀のロケット 今では対日ミサイル兵器いいさそいつを信じていれば 捨て台詞はいてコメント閉鎖※涙のコメントラッシュ 非難のコメントラッシュ涙のコメントラッシュ 非難のコメントラッシュFor me反論に消える 空しいレスさ 引き際悪くカッコつかない 袋叩きに 涙目になってブログのメニューを開いて 反論を削除コメント閉じて 夜中の部屋で 勝利宣言 書き逃げしてる平和を騙ったメモリーエリア 無知を晒して燃えあがるよサヨナラ代わり ヲチャーに送る悲しいサヨの 断末魔だよ※繰り返しコスタリカ(本歌:ガンダーラ)そこに行けば 非武装平和ができるというよ誰も皆行きたがるが 遥かな世界その国の名はコスタリカ プロ市民のユートピア本当はどうなんだろう 教えてほしいIn Costarica Costarica They say it was in Central AmericaCostarica Costarica 謎の国コスタリカ現実の厳しささえ 消えると言うよ軍隊は確かに無いが 武装はしてる自由なそのコスタリカ 中米のユートピアプロ市民の脳内にある 幻なのかIn Costarica Costarica They say it was in Central AmericaCostarica Costarica 謎の国コスタリカプロ市民(本歌:小市民2)反日反米運動を紛争地帯でする あぁプロ市民自衛隊活動を端から罵倒して成功するとクヤシイ あぁプロ市民朝日の社説で同じ意見が並ぶと嬉しい あぁプロ市民日の丸小旗踏みつけ終わるとメラメラ燃してしまう あぁプロ市民国民の誰もが気にしていない“君が代”を罵倒して得意がる国民集会セットしたのに人が来なくて右傾化だと途中でキレるネットの隅でイタいポエム書きひとり悦に入ってるプロ市民わかっちゃいないからウザがられるあぁウザがられる軍用機を呼ぶ時に“戦闘機”と言う あぁプロ市民日の丸の赤いところだけ血の色と言う あぁプロ市民日本の良い所に赤で×印をつける あぁプロ市民自民の候補者のポスターの目に画鋲押す あぁプロ市民街頭で空気を読まずに演説をしてしまいとにかく反日反戦言ってごまかしてるおまわりさんとすれ違う時後ろめたいからキンチョウしてしまう思想にバランスをとってないからバッタリ倒れるプロ市民自分の国から隣の国へ誤注進をかけて反日煽って満足してる掲示板に書いて反対投稿が来ると速攻で削除する都合のいい判例を出し途中までしか引用しないプロ市民靴音がすると軍靴の響きが聞こえてくるプロ市民わかっちゃいないからウザがられるあぁウザがられるあぁ プロ市民 お粗末さまでした。
2005.12.22
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年の瀬も押し迫り、なかなか日記を書いている時間がありません。まぁ、私は普段からあまり書いていませんが。そんな中で、ちょっと聞き過ごしには出来ない話があったので、紹介したいと思います。 私には防衛庁に勤めている(けど自衛官ではない)知人がいるのですが、その知人が怒りも露に報告してくれた話です。 防衛庁前に普天間飛行場の辺野古移設反対を訴える団体が押しかけてきて、デモを行っていた時、目の前の道路でバイクとトラックの衝突事故が起きたそうです。そこで、デモ対策にあたっていた警官が車道に飛び出し、負傷者の救助や交通整理、現場の保存をはじめました。 すると、警官の静止が無くなったデモ隊はやりたい放題。トラメガを使い大音量でシュプレヒコールを上げて警官の交通整理を妨害。挙句の果てにはこんな事まで言い出したそうです。「目の前で怪我人が出ているのに、どうして自衛隊は助けようとしないのですか!?それで国民を守るなんてよく言えますね?」 そして、大声で笑っていたそうです。 先に書いたように、知人は防衛庁に勤めてはいますが、自衛官ではありません。だから彼が直接嘲笑されたわけではないのですが、この発言には怒り心頭に発する思いがしたそうです。「あの時は本気で殺意を抱いた。仕事の事が無かったら、多分飛び出して行ってあいつらを殴りつけたと思う」 知人はそう言って憤慨していましたが、まったく同感です。 件の市民団体がどんなに自衛隊や米軍を嫌っていても、それは彼らの自由ですから、賛同はしませんが否定もしません。ですが、この時目の前で事故が起きているのは自衛官だけでなく、市民団体も同様です。そこに怪我人がいて、今まさに苦しんでいる事はすぐわかったでしょう。助けを呼ぶなり、救助に協力する事はそう難しくなかったはずです。 にもかかわらず、彼らは自分の嗜虐心を満足させるために、目の前の事故をダシにして自衛隊を罵倒する方を選択したのです。これは思想の自由とか以前に、人として最低最悪の行為です。少しでも良心があれば、このような事ができるとは思えません。自衛隊に、警察に、そして誰よりも苦しんでいる事故の被害者に対して、彼らは百万回でも頭を下げて謝罪すべきです。 また、彼らは自分たちの行為でその理念を踏み躙っている事にも気づかねばなりません。このような醜悪な行為を行う連中が平和運動に参加しているのでは、その運動に与えるマイナスイメージは極大でしょう。 早い話が、彼らの行動によって、まじめに反戦をしている人まで「あいつらはみんな人の痛みを理解できない、精神的サディストだ」と思われかねないわけですから。 もう一つ、新宿駅で件の団体かどうかはわからないのですが、辺野古移設反対派がビラを配っていたので、とりあえず受け取って目を通してみました。 その中で目を引いたのが、次の一節。 「危険な普天間基地の移設は9年前に決定されながら使用されつづけ、沖縄国際大学への米軍ヘリ墜落という大事故になりました」 普天間飛行場の移設には、代替施設……つまり、辺野古への移転という条件がついています。それに反対し続け、建設のための調査を妨害したのは、一体誰だと思っているのでしょう。 私はこう言う人の痛みを理解できない、自分たちのしたこともわからない、愚劣で身勝手な人たちが「平和」を口にする事自体がグロテスクだとさえ思います。
2005.12.21
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