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コンビニで買った本から、 感銘を受けることもある。仕事帰りなど、ちょっとしたスキマ時間にふらっと立ち寄るコンビニ。本が好きなので、本のコーナーはまずまちがいなく、のぞきます。そこで見つけたのが この本。ソフトバンク創業者、孫正義の伝記マンガ。(コンビニ本は下の画像と装丁が違いますが、中身は一緒だと思います。) 『ソフトバンク まんがで学ぶ成功企業の仕事術』(バラエティ・アートワークス、朝日新聞出版、全3巻、各巻600縁+税)孫正義の発想、バイタリティ、先進性に、刺激を受けました。壁にぶつかっているときに読むと、いいと思います。 2点だけ、引用します。「高次元の批判は成果を高め 低次元の批判は忍耐力を高めてくれる」(2巻、p89より)さすが孫正義、考え方がポジティブですし、問題が起こっても、全く動じません。 もうひとつは、3巻目の最後、「エピローグ」から。「全国の休耕地の20%に太陽光パネルを展開しただけでも 約5000万キロワット発電でき・・・ その発電力は 原発50基分に相当します。 さらに屋根への展開や その他自然エネルギーを加えることで 約1億キロワットもの電力供給をめざすことができる」「このビジョンを 国家としてもつべきなのです!」 (3巻、p175より)孫正義は未来を見据えた具体的なビジョンを持っていた人。そして、掲げたビジョンを具体的に実現してきた。その孫さんが今の日本に必要なビジョンを語っているところは、大いに参考になると思いました。ビジョンが具体的で明確であることから、非常に説得力があります。 いつも見に来てくださってありがとうございます。励みになります。 ブログ王ランキング ▼にかとまの読書メモリスト ▼にかとま日記全件リスト
2015.02.25
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これは紹介しないといけないと痛烈に思ったので、紹介します。『聲(こえ)の形』(多今良時、週刊少年マガジンコミックス、全7巻) 「このマンガがすごい!2015」オトコ編第1位を獲得したということで、読んでみました。 読んでみて初めて、「障害」や「いじめ」といった重いテーマに向き合おうとしている作品だと気づきました。ヒロインは聴覚障害の少女。主人公は小学生時代、その少女が転校してきたクラスの、ガキ大将でした。それぞれの人物像が非常にリアルに描かれ、1巻と2巻を読み終えただけで、自分の脳天をぶち割られるような衝撃を受けました。そしてその質感は7巻まで見事に貫かれていました。音楽を聴きながらなどの「ながら」で読むことができない、きちんと時間を取って、集中して読みたい本でした。こういう漫画は、久しぶりです。この本を読んでいる間は、自分も同じ立場に立って、作品世界を疑似体験していました。 この作品によって、「友達」観が、変わりました。この本を読んだ翌日、苦手な人と向き合おうとする自分がいました。実際に、自分の、対人関係における、行動が、変わりました。 少年漫画ですが少年だけを対象にしていない漫画です。中学生~大人までの、幅広い男女に、読んでほしいマンガです。いちおう、場面設定は、「学校」であり、主人公は「少年」ですが、少年は成長していきます。そして周りの「友達」も・・・。 あなたが成長するために、まちがいなく、この作品は、ひとつの経験となります。 ▼『聲の形』1巻 プロモーションビデオ(講談社) 情報リンク>一時は掲載見送り!?マンガ『聲の形』がついにアニメ化 - NAVER
2015.02.22
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今日の一句 心に効く 薬を飲むより 本を読め「病は気から」「心身相関」と申します。心が上向きになれば、体も快調。そういうわけで、読むサプリの紹介本です。平たく言うと、読書案内。斎藤孝さんの軽妙なテンポの良い語り口で、いろいろな良書の紹介を受けることができます。 『読むサプリ―大人のための役立つ読書ガイド』 (斎藤孝、産経新聞社、2005、絶版(現在、amazon中古価格5円))==========================【内容情報】(「BOOK」データベースより) 自分を刺激し、アイデアを生む珠玉の68冊を徹底紹介。==========================この本を読む前に読んでいた本、この本を読んでから注文して読んだ本、さまざまです。斎藤孝さんのファンなら、読んでおきたい本。 教育に特化した本では全然ありませんが、斎藤孝さんが教育系の方なので、「授業」に関する記述も少しありました。1つだけ引用します。「私は4人ほどで、1文ずつ書いては回していくという一文作文授業を中学校などでやったことがある。」(p130)これ、僕も中学校の不登校の子とやったことがあります。4人でリレーではなく、1対1でリレーでしたが。 (リンク:どうぶつ一家と一味の平和な日々 不条理リレー小説 (2002/02/05)) 小学校で担任した子どもたちとも、、リレー作文、やったことがあったかな。けっこう楽しいんですよ。もうすっかり忘れていました。こうやっていろいろ具体的なことが書いてあると、「そういえば」と自分の中の引き出しと合致するものもある。忘れていた自分の中のリソースを思い出せるのが、いいですね。こうやって、本からエネルギーをいただきながら、今日も、明日も、明後日も、またまた顔晴っていきます。(^0^) いつも見に来てくださってありがとうございます。励みになります。 ブログ王ランキング ▼にかとまの読書メモリスト ▼にかとま日記全件リスト
2015.02.15
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「楽しかった」この一言で、報われる。 先日おこなった2年生のクラスでの授業で、多くの子どもたちが、「楽しかった」「わかりやすかった」と言ってくれました。もう、これだけで、帰りはゴキゲンです。また授業しようかな、と思っちゃいます。 僕は支援学級の担任ですが、特別支援教育コーディネーターもしています。漢字の苦手な子について、2学期から2年生の担任から相談を受けていました。その子への取り組みの一環として、先日、そのクラスで「漢字の苦手な子も含め、クラス全体を巻き込んで、漢字の定着を図る授業」を行いました。自分が前に出て進めるだけでなく、担任の先生とペアで進める場面も作り、自分としては、よかったと思っています。授業を貫く「子どもたちに期待する行動」として、「ペアで協力する」ということを訴えました。そのモデルを、担任の先生と僕の2人のかけあいで子どもたちに示しました。目標は、漢字が苦手な子が少しでも自分に合ったやり方をみつけられること。それから、クラスの友達から応援を受けられること。 授業の冒頭で、「学び合い」のセミナーで教えていただいた、「めあて」と「ごうかく」を示しました。その中に、「みんなが」という言葉を入れ、自分が漢字を覚えて終わりではなく、みんなができることをめざす、ということを全体に話しました。ゲーム形式やペア学習を取り入れ、漢字を覚えていなくても友達の助けを得て覚えなおせるようにしました。ペア学習ではミニホワイトボードを2人で共有するというやり方を取り入れ、2人で1つのホワイトボードに漢字を書く、ということをやりました。最後は漢字テスト。テストが終わった子から、前に出しに来てもらいました。その時に、一人ひとり、感想を聞いていきました。子どもの笑顔と、「おもしろかった」「楽しかった」「わかりやすかった」という感想が、「やってよかった」という自分の満足感につながります。担任の先生からも、「よかった」と言っていただきました。とてもうれしいです。やっぱり、人とのつながりが実感できること。これが、気持ちが上向きになるために、とっても重要。子どもにとっても、教師にとっても。そのためにも、子どもからの、いい感想は、どんどん引き出して、子どもも教師も、やる気を高めていきたいものです。教師の方々は、ちょっとでも自分が工夫したり、いい授業ができたかな、と思ったときは、子どもたちに授業の感想を聞きましょう。子どもたちはやさしいので、ほんとはそんなに思っていなくても(笑)、授業へのいい評価をしてくれますよ。(^0^)
2015.02.14
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